The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年12月31日(土) ブラックバス駆除へ

例え個人としてはとても素晴らしい人と太鼓判を押される人だけを集めても、集団になると他の人の迷惑になることがあります。一人一人のひそひそ話が大きく響いたり、はぐれないために他の人を押しのけてしまったことに気付かなかったり、自分たちの楽しい思いを優先する余り他への気配りが疎かになったりするのですね。そして得てして集団というものは全て人格者だけが集まるなんて事はなく、どんな集団にも様々なレベルの人が混ざり合っているのが実情です。

今年の6月に施工された外来生物法で特定外来生物に指定されたブラックバスに対し、全国18団体が駆除に乗り出しました。
ブラックバスは外来種で本来日本には居なかった魚なのですが、その強い引きの醍醐味が快感と自分のことしか考えられない釣りを趣味とする(一部の)阿呆があちこちにブラックバスを放流した結果、雑食のブラックバスはその辺の生態系をめちゃくちゃに破壊し繁殖を続けています。
「自分が楽しむためなら何をやっても構わない」などと放流した犯人は考えなかったでしょう。多分「ちょっとくらい」というきもちだったのでしょう。イヤミたっぷりに「釣り師とは、魚と知恵比べをするような容積の脳しか持ち合わせていない人」だと私は表現をしますが、当然ながら釣りを趣味とする全ての人がそんなレベルなのではなく、ごく一部の阿呆のやった事が全ての印象を悪くしているのだと言う事は重々承知をしています。それでも、その自分の快楽を求める事しか考えなかった阿呆の軽率な行動が、法律を作らなければならなくなるほどのもの凄い環境破壊をしたのだという自覚があるのか私には疑問です。この阿呆達も根っからの極悪人なんて事はなく、他の面ではとても良い人だったりするのだと思います。しかし、釣り趣味という1つの塊(集団)の中で善悪の見境がつかなくなっていた(る)と言う事なのだと思います。自分1人では怖くてできない事も、「他の人もたくさんいるから」と言う理由で、いわれのない勇気が湧くって事です。子供が「『みんなが』もっているから僕にも買って」と言うのと同じ理屈でしょう。子供じみていますよね。
指定されたものはブラックバスだけではありませんし、釣り師だけがやり玉に挙がるものでもありません。駆除をする事も大切ですが、何よりも「自分の快楽のために他の人や環境がどうなろうと知った事か」と言う子供じみた発想を恥ずかしいと思う気持ち、そして、自分を常に第三者として見つめ、自分のやっている事は間違っていないのか確認する気持ちはもっていたいと思う次第です。

2005年12月30日(金) セクハラ / 師走

セクハラについて「lunatic's…むにゃむにゃ」で書きました。
ご笑覧いただければ幸いです。


師走

年の瀬も押し詰まった今日になって「白のワイシャツ買っておこう。あ、普段履きの靴も、ついでにズボンもひとつ」なんて思ったのが大間違いでした…年の瀬も押し詰まった今日になってようやく「師走なんだなぁ」と実感しましたよ。

靴は気軽に履きつぶせるもので、1000円以下を狙っています。ワイシャツは先日掃除をした時に見つけた12年以上前の大手紳士服チェーン店のポイントカード、これが使えるならこのお店で買ってしまおう。ズボンもできるだけ安いもの。でもデザインは一応こだわりあるよ…そんな感じで探し始めました。ここは田舎ですから、大都会みたいに1つのお店で気に入らなかったら次の店ってとっかえひっかえある訳じゃありません。いや、あるにはあるのですが、次のお店は車でそれなりの距離を走った先にある訳です。そんな環境でも今日は気に入ったズボンを見つけるまでに4軒ほどハシゴしたでしょうか。その間に靴やシャツなどの店も立ち寄っていましたのでズボンを買った時にはもう夕方に近い時間になっていました。本来今日の予定では午前中に買い物を終えて、午後は家でのんびりするはずだったんですけれどねぇ。
まぁ兎に角、ズボンを買って、次はワイシャツ。ポイントカードの発行元である紳士服の店に行き「このポイントカードは使える?」と聞いたら「使えますよ〜」と明るく答えたのですよ。でも、いざレジに持って行くと「このポイントカードは古いので、直接値引きする訳にはいかないですね。ポイント交換券を発行しますので、次回ご来店の際二位間のポイントカードとこの件を提出いただければ、ポイントを新しいカードの方に加算いたします」と言うじゃありませんか。つまりは、今回はポイントを使えないって事。つい「それって詐欺って言うんじゃねーの?」と言っちゃいましたよ。こちらは今度いつ利用するか判らないその時のためにポイントをためたってなんにも嬉しくないんですよ。貧乏をしている今こそお金を使いたくないの。だから、ここでポイントを使えないなら、他の店にこれより質は悪いかも知れないけれど安いものは幾らでもあったのです。そっちで買った方がナンボかマシでしたわ。まぁ自分が失敗したんですね。最初にこの店に来て確認をしておいたなら「じゃあ結構です」と断って他の店で買えたのですが、買い物が終わってヘトヘトの状態でこの店に回ってきたので、ここで購入を断ってまた別のお店に行く気力がありません。そんな訳で敗北感一杯に「良いです。これください」と言わざるを得なかった訳です。その代わりと言ってはなんですが、靴屋では、普段履きのデッキシューズ(もどき)は予想価格を遙かに下回って\472で手に入れました。でも、野球で言うなら20対0で負けている時にソロホームランが出たような感じですかね。「焼け石に水」って事ですね。喜んで良いはずなのに、その周囲の不幸に圧倒されて喜ぶ気になれませんでした。勿体ない話です。

買い物が終わったのが16時半かな。17時半からは友達とお好み焼きを食べに行く約束をしていたのです。よく行くお好み焼きのお店から割引券が送られてきたので、それで盛り上がろうって訳です。私も友人もアルコールはほとんど飲みませんので、お好み焼きともんじゃ焼きと焼きめしをこれでもかと食べて帰ってきました。やっぱりお好み焼きおいしいですね。
広島のお好み焼きも久し振りに食べたいって思うのですけれど、(多くの)お店のそれは本当に「広島『風(もどき)』」で少なくとも私は一度も広島で見たことのない「得体の知れない何か」なんですよね。ですからその「食べたい」という気持ちを貯金し今回も注文しませんでした。この気持ちが貯まったら家で広島風お好み焼きパーティをやろうと思います。
それにしても今日行ったお店、かなりお好み焼きのメニューが豊富で、中には「ぜってーミスマッチ」という取り合わせも多いのですが、「だまされたと思って食べるとおいしいですよ」と言う店員の薦めで食べてみると本当においしいんですよ。この店は「だまされる価値がある」メニューが多いので、行くと頼んだことのないものを注文するようにしているのです。今日頼んだものも全部「えー!だまされたー!こんな組み合わせがおいしいなんてぇぇぇぇ…」ってなものでした。これって小さな幸せですね。ひしひしと感じます。

2005年12月29日(木) 年賀状 / CD蓋

早い人はとっくに出しているのでしょうけれど、「できることはできなくなる直前まで放っておけ」がモットーの私は、当然ながらまだ出していません。
もう印刷は済ませてあるのですよ。筆まめと言うソフトを使ってね。本当はこういうソフトは買いたくなかったのです。別に敵意を持っているわけではなく、年賀状は自分で撮った写真を印刷して、あいさつ文も別に他のソフトでいくらでもレイアウトできますし、イラストなども必要とあらばいくらでもフリーの素材があるでしょう。なのにわざわざお金を払ってまで買う必要はないだろうと言うのが貧乏人の知恵と言うものではないでしょうか←微妙に違っている気もしますが…
ところが、ボケ防止とパソコンを使っている父親においては、「そんなの適当なソフトと適当な素材見繕って適当に作ればいいじゃん」とは言えません。そんな訳でこれなら良かろうと父親に選んだソフトがこの「筆まめ」だったのです。それと同じものを自分にも買って、それをこちらにもインストールしておけば、一緒に捜査しながら教えることができますからね。まぁ折角あるのですから使わなきゃ損と使っては居ますが、このソフト正直素人には優しくないですね。分かりやすそうなんですし、新たにデザインをお任せで作るのにはとても便利でデザインも豊富なんですが、既存のデザインを少しだけ変更したいって思ったとき、昨年のレイアウトを使いまわしたいと思ったときは、素人には難しいインターフェースで、「こんなの何をどうやればいいか分からん。もう使わない」…これがWindows初心者の父親の本音です。住所録に登録した人の中から「この人とこの人に送りたい」というだけでも半日悪戦苦闘したらしいですからね。私も自分でやってみてちょっと悩みましたよ。これじゃ素人はどうかなと思いました。どうか筆まめのメーカーさんはこの意見を真摯に受け止めて改善に努めて欲しいものです。ちなみに私の使っているのはVer.14ね。
それとうまいなぁと思うのは、売価より1000円ほど安い値段で会員になると毎年、新しい干支のデザインがダウンロードできるのですが、そうでなければ中に入っているものを工夫して作らなければなりません。私のは申年用だったので、申年のレイアウトはたくさん入っていたのですけれど、他の干支は干支のイラストがあるだけで、自分でレイアウト画面を駆使して作らなければならないのですよ。要は毎年買い換えるのに近い出費をしなければならない仕組みになっているわけで、まぁメーカーの商売なんだからと思えば、そういうものかなとも思いますが、ちょっと姑息過ぎるように思いますねぇ。

そんな中でも自分の年賀状は作って裏表とも印刷は終わっているのですが、印刷した文面だけってすごく味気ないので、一言手書きをしたいと思ったのが運のつき。もともと文才なんて乏しいので、お世話になったかたがたにどんな文章を書けばいいのか悩んでしまっていると言う次第…もう少し悩みます。郵便屋さんごめんなさい。


CD蓋

先日修理から戻ってきたばかりのCF-W2を落としてしまい、CD蓋がスムースに開かなくなったと泣きを入れました。今日松下のサービスに電話をしたら、部品がなかったら修理は無理だけど見るだけならというお話をいただきました。本当うれしい話ですね。出かける前に念のためにともう一度確認をしてみたら、普通に動くじゃありませんか。一昨日は「開かない」「閉まらない」だったのに。その違いは操作方法にありました。既存のCF-W2はOPENスイッチをさっとスライドしたら開いていたし、蓋の左側を押し込んで閉じていたのですが、過去の経験にとらわれず、1秒くらいOPENスイッチを押しておけば蓋は開くし、蓋の左側ではなく右側を押せば何事もなく閉じます。
スイッチを押して蓋が開いた後、手で大きく開ける時の抵抗感は初代と違っているという話は聞いていましたが、この開け閉めの違いは聞いていませんでしたので、改めて修理センタに電話して修理担当に確認したところ、壊れているかどうかのチェックポイントや世代が変わっての操作感の違いなどを教えて貰い「壊れておらず、単なる世代の違い、操作感の違い」と判断できました。
結局は、「使い勝手が違った」と言うことで片づきそうです。でも、確か一昨日はスイッチをどんなに押しても開かなかったんですけれどねぇ…多分ぶつけた衝撃で何かが歪んでいたのでしょうけれど、2日放っておいたら元の形に復元したとかそんな事なんでしょうね。
修理センタまでは片道1時間半から2時間は掛かる小旅行になるところだったので、行かなくて済んで本当に良かった。いや、何より壊れていなかったのが良かった。これで、折角新品になった天板の落として付けた傷も気のせいだったらもっと良いのに…

2005年12月28日(水) 災難の日は続く

今、仕事が閑散期なので、ちょっとアルバイトでもしてみようかと思い立ったのです。
いい歳なので、女の子が一杯居て楽して高給なんてバイトはなく(若くてもないだろうけど)、肉体労働的な物しかないんですよね。ま、辛かったらやめたら良いやと気軽な気持ちでやってみたのですが…

行ってすぐに後日仕事納めの日は午前中だけで結構高いバイトになるけど来ることができるかと聞かれたので、元気良く「はいっ!」と答えたのですが、その後で仕事の説明を受けているときに別の場所に連れて行かれ「ここは体力勝負だから」と釘を刺されました。確かに体力勝負…そして残業を含め約12時間立ちっぱなしでした。ちょっと重いものを上げ下ろしし、短い距離を往復する仕事。今日一日で結構歩いたと思います。良い運動でした。それにしても、今日は暫く前までスポーツジムで使っていた運動靴を履いていったのが大失敗でした。これはジョギング用だったかな。兎に角私の足の大きさに対して設置面積がとても狭くて窮屈なんですよ。数時間程度の運動なら問題なかったし、走るためにもこういう方がいいのかもしれませんが、作業には全く向いていませんでした。只でさえ5Eサイズの私の足はこの靴では小指が窮屈でしびれてしまいますし、足の裏全体がとっても痛くなってしまいました。それが本当に辛かった。本当はもっと楽な仕事のはずだったのに、一番過酷な場所に連れて行かれ、更に先の「おいしい話」も本来やるはずだった場所での募集だったので私の分は却下されていました。帰り際に「今度もよろしく」って言われたんですけれど、ちょっと複雑…最初は大変だったんですが、こつを飲み込めば結構楽な作業です。問題は立ったままでの作業と言うことですが、これはどこでも大差ないでしょ。靴を安定感のあるものに変えればもっと楽になると思います。けど、そんなに長くバイトをするつもりもないので「次回」と言う約束はちょっとしたくないなと思った次第でした。

明日は、Panasonicになきついてパソコンの修理をしてもらいたい…無理かなぁ…

2005年12月27日(火) 修理完了らしい / ニュースから(ETC/脱線/値上げ/災害) / 災難の日

昨日、Panasonicの修理センタから電話があり、CF-W2の修理が完了したそうです。
こちらの予想とは違ってかなりあちこちが修理の対象となったようで、見た目はかなり新品みたいになって戻ってくるようです。修理に出して1週間とちょっとですが、なくなって改めてノートパソコンの便利さに気付きました。引き取ってきて、デスクトップに移していた環境をノートパソコンに再構築するのですが、まぁ今日中に終わるとは思います。早く引き取りに行きたいものです。もうワクワク…


ニュースから

ETC
家では「えてこー」と呼ばれるETCですが、取り付けた自動車の累計台数が漸く1千万台を超えたそうです。

私がETCをつけたのはこの雑記を書き始めたのと同じ2002年の1月頃です。当時は私がETCレーンを通過する時、他の車がETCレーンを通過するのを見ることは稀でした。ここでも何度か書いたと思いますが、中には例えば5つあるレーンの3つが旧来の料金支払いレーンで残り2つはETCとの併用レーン等と言う、ETCを持っているメリットが全くない料金所も結構あって、「本当にETCを普及させるつもりはあるのか!本来なら5レーンのうち4レーンをETC専用にして、ETCがなければ不便としてしまうべきなのだ!!」とここにその鬱憤を書いた事もありました。最近はそういう料金所を利用しなくなったので改善されたのかどうかは分からないのですが、それでも時とともに着実に利用者は増えてきていると実感はしていました。
2001年3月サービス開始、2005年1月累計500万台突破、そして12月25日累計1千万台突破…1千万台と言う台数は思ったより少ないと言う印象は受けますが、最近のETC利用率が平均で50%を超えたそうですので、自動車を保有していて「ETCをつけると便利」と思うほど高速道路を頻繁に利用する人の数は思ったより少ないと言う見方の方が正解なのかもしれませんね。確かに私の田舎でも高速道路とほぼ同じ速度で一般道を移動することができますし、規制する人以外に高速道路は不要だと言っても過言じゃないですし、都会に住んでいたとしても年に数回後楽でしか使わないなら、わざわざお金を出してつけることもない装備と言えますからねぇ。将来的には渋滞や事故の検出などにも利用できる技術だけに、早く普及して次の段階に進むところを見てみたいものですが、なかなかうまくいかないものです。

脱線
山形で起きた脱線事故…特急「いなほ」は私も昔は良く利用していた列車でした。もともとそれなりに雪の降る地域ですから、東京に雪が降ったみたいなパニックがある訳じゃないでしょうし、なぜこんな事故が起きてしまったんでしょうね。強い突風が瞬間的に吹いたということなのでしょうか。
今現在分かっている限りでは、遅れを取り戻そうと躍起になっていたというわけでもなく、速度規制を無視していたわけでもなく、普通に運転していて起きてしまった事故…事故原因はどんな形に結論付けられるのでしょうね。それにしても、脱線して突っ込んだところがマンションとか民家じゃなくて本当に良かったです。

亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

値上げ
雪印乳業は2006年2月出荷分から家庭用チーズを平均9.6%値上げすると発表しました。

これは結構痛い。私もチーズは結構好きで、家の冷蔵庫の中にはチーズが必ず入っています。ラクレット(ラクレットと言うチーズを溶かしてじゃが芋などにつけて食べる。この食べ方(?)もラクレットという)が結構気に入っているのですが、ラクレットチーズは結構高いため、普段は雪印の6Pチーズを好んで食べているんですよ。一時期賞味期限切れの牛乳を使ったとかで壊滅的に信用を失墜させた雪印乳業ですが、ことこの手のチーズに関しては私は雪印のチーズが一番おいしいと思うんです。まぁ各社様々な工夫を凝らしていますので、値段が安い時に安いチーズを纏め買いしているのですけれど、兎に角値上げは痛いなぁ…実は今も朝飯代わりにチーズをかじりながらこれを書いて居たりします。値上げとなってしまうとこれも贅沢になってしまうのかな…

災害
国税庁が耐震偽装したマンションの住民が受けた被害は「税制上の災害にあたる」という判断を下したそうで、天才の被災者と同じく所得税の軽減措置を適用することに決定したそうです。

先日、「素朴な疑問(姉歯が悪い?)」というものを書きました。
なぜ、そんな高い金を払って「安かろう悪かろう」商品を買うのかと言う素朴な疑問だったのですが、その後週刊アスキーと言う雑誌で、自分もまさにその物件を買うところだったと言う記事をみました。要約すると様々な要因が重なって「安いことにもうなずける理由があり、疑うにはいたらなかった」と言うことで、それはそれで「なるほど」と納得できる内容でした。そんな訳で、無碍に「騙された奴が悪い。自業自得だ」とはいえないとも理解いたしました。
今回の件、住民の方には朗報だと思います。しかし、これは絶対に「天災」ではありません。何処かの誰かが引き起こした「人災」です。単に姉歯さんが手抜きをしたからではなく、検査機関が検査を仕切れなかったこと、そして最近では実際の建物は図面上の指示から更に手抜きをしている事が伝えられています。理屈で言えば、その根本的原因、諸悪の根源から金を吸い取ってその「所得税の軽減した分」の補充に充てるべきなのではないでしょうか。天災なら「仕方ない」と諦めて税金を出すことにためらいはないですが、人災の結果に税金が使われることはやはりおかしいと私は思います。



災難の日

パソコンは無事戻ってきました。修理が中途半端だったので少し待たされるというハプニングはありましたが、思ったより早く返ってきてうれしい…しかし、帰宅して車から出そうとしたら手を滑らせて砂利敷きの駐車場に落としてしまい、折角新品になった天板に傷を付けてしまい、さらにはちゃぶ台の上からも落下させ、折角新品になったCDの蓋もスムースに開かなくしてしまいました。新年早々修理に出さねばならないようです…安売りの店でズボンを買えばサイズは小さい(ぎりぎりはけるけど)し、今日はもう余計なことはしないで寝る方が良いみたいです…そんな訳で今日はお休みなさい。一応これは復旧したCF-W2から書いています。

2005年12月26日(月) 掃除 / 花壇

大掃除を早めにするなんて昔書いた記憶がありますが、案の定それ以来まともな掃除もしていなくて、部屋はきたないまま片付かず…

そんなのを信じちゃあいけねぇやと分かってはいるのですが、トイレの水洗タンクに洗浄剤を入れて、水に色がついているからって安心しちゃあいけねぇですね。ずっとまだ色もついているしと思って油断していたのですが、最近トイレが少しにおうと思ったので、昨夜ドメストを片手にトイレを覗いてみたのです…何処かのCMじゃないですが「見なきゃ良かった」…いや、もっと早く掃除をしていればよかった。目立たない部分に汚れがこびりついてドメストを一回かけたくらいじゃきれいになりませんよ。

一昨日の夜、串揚げを作ったんです。台所で揚げてから食卓に持って行って食べると冷めておいしくないですから、カセットコンロを出してきて、普通の揚げ物用鍋だと取りにくいのでル・クルーゼのビュッフェ・キャセロールをおいて油を入れて揚げ物鍋に仕立てました。

ビュッフェ・キャセロール

とてもおいしく、揚げながら食べることができたのですが、フィルタつきのオイル缶に戻すため、油が100度前後まで冷めるまで待ってからオイルを空けたら汚れが鍋にこびりついてしまいました。この汚れ、爪でこそぎ落とせば落ちるのですが、かなり頑固で邯鄲には落ちてくれません。一瞬途方にくれかけたのですが、こういうときは昔読んだドイツのお母ちゃんの知恵(正確な題名は忘れてしまいました)にかいてあった重曹にチャレンジですわ。重曹を少しだけ振りかけて、湿ったキッチンペーパーで磨くと面白いように汚れが取れました。決めの細かいコンパウンドなんですね。いざとなったらトイレもこれで磨いたろかいな。


花壇

花壇に来年のための球根を植えて半月程が経ちました。
当然ながらどこにも変化はありません。いや、あるとすれば「素人に越冬は無理」といわれたけれど、枯れるまで育ててみようと思ったサフィニアが次第に枯れてきているというくらいでしょうか。
目に見えないものを信じて水をやり続けるのは結構根気が要ると言うか、勇気が居ると言うか、兎に角難しいですね。水をやるにしても「ばっけやらー おぼれるじゃねーか」と言っているのか「のどが渇きすぎて死ぬところだったよー」と言うのか分かりません。今までも乾いて居たらまずいよと寝腐れをさせ、その経験を生かしてと思ったら枯らしてしまったりしていましたからね。難しいですよね。特にポピーは「拭けば飛ぶよな」小さな種を浅く蒔いただけに、水をやると「流れてしまうんじゃないか?」と心配です。多分土に混ざった今、種を見つけるのは困難だと思うので、流れてしまっているのか、元気で居るのか分からない…これが一番不安です。
つぼみをつけたまま成長を止めたミニバラを最後まで咲かせてやろうと暫く室内においていたのですが、無事花も咲き終わったので、そろそろ外に出して冬眠の用意をしてやろうかと思います。そうすると暫くさびしくなりますねぇ…

2005年12月25日(日) SAやPAのこと

昨夜、テレビ東京の「出没!アド街ック天国」と言う番組で「年末帰省に行きたいおススメ高速サービスエリアBEST30」なんて特集をしていました。途中から見ていたのですが、特集していたSAやPA殆ど全て立ち寄ったことがありました。ただ、中にはそんなお店があるなんて知らなかったというのもありましたが…というのもそのSAは真夜中に車中泊をする場所で、その場所と建物の概観、トイレ等の設備は知っていますが、店が開いている時間帯に行ったことがなかったからだったりするのですが…諏訪湖SAの温泉もそのひとつで、日中行くときは岡谷に住む友人の家に行くか、その数百キロ先の目的地(仕事場)へ向かう途中なので温泉に入る暇はないというか、このSAには寄りません。家を夕方にでて途中で車中泊をするというときのみ、甲府から諏訪の何処かで睡魔が襲ってくるので、限界を感じたところで休むのですが、温泉は22:00で閉まるので入ること能ずなのです。

阿智の柿酢も良いけど、柿酢飴も美味しいんですよ。私はそれをわざわざ買いに行ったことはありますし、伊那のローメンなど世界の常識でしょうってなものです(と言いつつ、わたしは焼きそばタイプの方は食べたことはなかったですが)。談合坂には別の思い出があります。その昔550ccのジムニーに乗っていたとき、談合坂は5速、4速では速度を維持できない急坂だったんです。アクセルをベタ踏みにしてもどんどん速度が落ちてきて、3速に落とすとエンジンが悲鳴を上げる。大体50〜80km/hで苦労しながら登る場所だったのです。が、軽自動車枠が660ccに拡大されて出たジムニーに乗り換えたとき、慣らし運転が終わって最初に性能を試しに行ったのがこの談合坂でした。結果、5速ホールドのまま走って「談合坂はどこだ?」とその坂道を探していたのですが、気付いたら談合坂SA(下り斜線の上り坂の天辺)を過ぎかけて慌てて入って新型ジムニーのすごさを実感したという思い出の場所なのです。もっともこの数ヵ月後に青森〜室蘭を連絡線で抜ける殆ど自走の北海道旅行に出かけ、往路はエアコンのチューブが吹っ飛び、復路は変速機のギアが欠けて殆ど変速できなくなるというトラブルに見舞われたのですがね。今はそれも楽しい思い出ですけれど…

仕事で精密機械を700kmほど離れた仕事場に運ぶ事もしていましたし、旅行も基本は自分の車で車中泊またはテント泊をしながらと言うのが基本ですから、必然的にSA,PAの利用は多くなりますね。できれば高速道路より一般道を利用したいのですが、時間の制約もあるので時間を金で買わざるを得ないというときには重宝しているのです。でも、今回この番組を見て那須高原SAの「ガーンジィ牛乳」と談合坂のカレー店「タンドール」等にはちょっと興味がわきました。やはり牛乳星人としてはこの牛乳見逃すわけには行かないですよねぇ。本当は番組が終わってすぐに買いに行こう(今から行けばちょっと車中泊して待てば朝一番で買えて、その後十分帰ってこられるだろう)と思ったのですが、財布の中身と相談して「今は許してやらぁ」って事にしました。

美味しい食べ物の特集も参考になりましたが、トラックの少ない車中泊のしやすいSA,PAの特集もやって欲しかった。一部マナーの悪いトラックはトラックヤードが一杯だと普通車の近くでエンジンをかけっぱなしにして寝るのでうるさいんですよね。本当隣に並ばれるとナイフでタイヤを切り裂いてやろうかなんて思うこともありますからね。思うだけでやる度胸はないんですけれどね。

2005年12月24日(土) サンタ / クリスマス / スタッドレス

さぁ、今年もNORAD(North American Aerospace Defense Command:北アメリカ航空宇宙防衛司令部)によるサンタクロース追跡の日がやってきました。
短時間で世界をまわらなければならないサンタクロースはとてつもない速度で駆け抜けてしまうので、どうか皆様におかれましても、こちらのサイトでサンタさんの動向を見守ってプレゼントを楽しみにしましょうね。

それにしても、アメリカはユタ州の一都市などでは条例で小型飛行機の最低高度は2000ft.と決められているのですが、そこには「サンタは除外する」と言う一文があるそうです。
ふざけているという意見もあるのですが、サンタを信じている子供が「サンタさんは規則違反しているの?」と疑うのは宜しくないと言うことでこの一文が載っているそうです。日本でアザラシに住民票を発行することと似たようなものと映るかもしれませんが、私は似て非なるものと思います。つまり、サンタは夢ですし、アザラシは見世物と言うことですね。ありもしないことを真剣に討議することはユーモアだと思いますが、そこに実在するものを利用して人気取りをすることはユーモアとしては最低でしょう。というのが私の持論です。

戦略ミサイルなどを監視する施設が総力を挙げてサンタを追跡するなんて楽しいじゃないですか。みんなで楽しみましょうよ。なぜ、NORADがサンタを追跡するようになったのかは、リンク先に説明がありますから読んでみて下さいね。

NORAD Tracks Santa:http://www.noradsanta.org/jp/default.php


クリスマス

東京ミレナリオが本日から開催だそうですね。
神戸ルミナリエ東京ミレナリオ…似ていていつも間違えてしまうんですが、どちらも一度くらいは見てみたいものだなぁと思いつつ、人ごみがすごそうなので尻込みをしているイベントです。
ニュースでは「東京駅が改修に入るため、ミレナリオ自体が今年で最後」と言っていたように聞こえたのですが、東京駅内の装飾だけが中止になるのでしょうか?その辺りちょっと分からなかったのですが、できれば最悪を考えて今年は見に行ってみたいものです。

さて、朝お伝えしたNORADのサンタ追跡プログラムですが、サンタを北極で発見された模様です。トナカイ11頭だてのそりに乗って、ロシアとアメリカの国境沿いを南下して行くみたいですね。

家にはサンタさんは来てくれそうにありませんが、たまにはフライドチキンも良いかなとも思うのですが、多分今日は結構待ち時間がありそうで、ものぐさな私はそれもパスです。せめてミスド・ノエルでも買ってきて侘しく食べようかと考えています。貧乏だからCMのように「ミスドのMかS」が欲しいと本気で思って居るくらいですからね…はぁ、来年はもう少し人間らしい生活をしたいものですねぇ…


スタッドレス

10年前までは内地と北海道ではスタッドレスの種類が違っていました。内地では「圧雪路」用で北海道だけは「凍結路」用と言うよりコンパウンドのやわらかいタイヤだったんです。当時北海道に転勤していた私が内地に戻るその日、北海道に雪が降り、私は本来は予約していたけれど帰ることになったのでキャンセルしたスタッドレスタイヤを買う羽目になったのです。その「凍結路」用スタッドレスは内地の雪のない道を2,000kmほど走ったらもうボロボロで1シーズンで使い物にならなくなりました。確かに北海道の冬でしか使えないタイヤだったと思います。しかし、ちょうどその翌年から1つのカテゴリになるくらいタイヤの性能が上がったということみたいです。それからも年々様々な工夫が凝らされ、胡桃の粒が混ざったり、水を吸い上げたりとか各社趣向を凝らしていますが、今年は新素材のスパイクが流行のようです。
昔のスパイクタイヤのように道路をいためないような工夫がされているのでしょうけれど、各社の宣伝を見るたびに「道路を削らないか?はたまた雪のない道でそのスパイクは駄目にならないのか?」と心配をしてしまいます。そんなことはきちんと対応しているからこそ製品化されたのでしょうけれど、新しい技術って余計な心配は付き物なんですよねぇ…ま、私は今使っているスタッドレスが2シーズン目ですから、あと2年はこれを使うつもり(雪の降らない地域ですから)です。
タイヤ市場はブリヂストンがかなりのシェアを握っていると聞きます。少なくとも夏タイヤの感触で言えば、それも当然だなぁと以前履いていたREGNOと今のTRAMPIOを比べたら思います。スタッドレスの方はどんなものなんでしょうね。

2005年12月23日(金) 停電 / シャブコン / ニュース配信

新潟県で大規模な停電があったようですね。
最近の暖房器具はファンヒーターやセラミックヒーターやハロゲンヒーターなど、電気がなければ暖を取れないものが多いだけに、寒さに震えた方も多かったのではないかと心配しています。
ライフライン(生命線)と呼ばれる部分については、ひとつの方法にのみ頼るのではなく、複数の方法を用意しておくのが理想的でしょう。しかし、メンテナンスや維持費の観点から複数台を持っていることが困難だったり、同じ種類で統一してしまっていたりすることも多いと思います。普段の生活を優先するか、いつ発生するかわからない非常時を優先するか…悩む選択ですね。

ちなみに私は、キャンプ装備一式を車の中に用意しています。内訳は羽毛シュラフ(夏用マミー型と3シーズン用封筒型)、ホワイトガス用ストーブとランタン(コールマン)、ガス用ストーブとランタン(岩谷)、マット(Therm a Rest)、ライペンのテント、簡単な調理器具一式…こんな感じですかね。近々加えようとしているもの(思っていて忘れているので、ここでメモしておきます)として、自家発電式ラジオ(携帯電話充電機能、ライトつき)、Eurekaの3シーズンドームテント、携帯浄水器…こんなものですかねぇ。
また、もし停電したら暖をどうするかと言うと…今でもTシャツ1枚で暖房は殆ど使っていませんので、寒かったら上着を着る程度で済むと思いますし、それ以上は布団をかぶっていることにするでしょう。あれこれ書きましたが、家には暖房器具は電気製品(エアコンとリビングのガス式だけど電気がなければ動かない床暖房)しかありません。冬でも18度より下がることは稀なので問題ないと思っています。


シャブコン

テレビ朝日のニュース番組を見ていたら、マンションの強度偽造事件を調べていたら、強度偽造以外に、コンクリートを規定以上に水を多くして流し込みやすくしていた疑いがあることが発覚したと言っていました。そういう事を業界では「シャブコン」と言うのだそうです。

私はあくまでもソフトウェアの開発として携わっていたので専門的な建築の知識があるわけではありませんが、数年ダム建設に携わっていた事があります。
ダム湖というものはダムを作って水をせき止めたらできるというものではありません。ダム湖の湖底にセメントを流し込んで水が染み出ていくのを防いでいるのです(だから環境破壊が叫ばれるのです)。このセメントを流し込む作業は殆ど水のような濃度から水とセメントを等比率で混ぜた濃いものまで数段階に分けて注入を行っていき、それぞれの工程で施工主(国や県のお役人)のチェックが入ります。まぁ、チェックは原始的なもので、今ミキサーで混ぜているセメントをすくって比重を見るというものなのですが、水とセメントは溶け合わないって知ってますか?ミキサーが動いているときは危険だから手を出せません。ミキサーを止めたら比重の重いセメントはすぐにそこに沈んでしまうので水をすくっても正しく攪拌された状態よりかなり薄い水っぽい状態になってしまいます。つまり正しく量るなんてできないんですよ。お役人の方も専門知識を持った人が来るわけではなく、単にそこに配属されただけと言う人が来るので、説明も捗らなくて苦労した記憶があります。
決壊したら下流に甚大な被害を及ぼす、マンションとは比較にならない巨額の費用をかけるダムですらこんなチェックでした。まぁ、そんなチェック以外にもきちんと計量したセメント量や水量を記録をしているので簡単には偽造ができないはずなのですが、20年ほど前にその記録を改ざんしていた現場が摘発されて新聞の一面を飾ったことがありました。どこでもそうやって手抜きをして儲けようと言う企業は後を絶たないということですね。まぁ建設業としてみれば、自分たちが手抜きをして儲かる。そしてその結果壊れたらそれの補修などでまた儲かるんですから手抜きはおいしいですよね。それで迷惑が掛かる人のことなんか知ったことかってなもんじゃないですかね。今回のことでもそうですが、ちまちま苦情が来るくらいだと面倒ですが、大きな地震でもきて一気に大きな被害が出てくれたら国が面倒を見てくれるし、罰金などはたかが知れていますからちょっと神妙な顔をして謝るふりをして、責任を他に擦り付けてしまえば勝ちってなものですよねぇ。

果たしてマンションの建設などで、そんなセメントの濃度チェックが行われているのか私には分かりませんが、なにもこの人たちだけがそんなことをしていると言う訳ではないのです。ですから「シャブコン」の建築物はかなり多くの現場であるんじゃないかなと思います。できてしまえば外から見分けるのは難しいといいます。ダム建設ではミキサーに入れたセメント量や水を量って記録し、それぞれの工区に注入したセメント量も記録されているはずですから、事後に確認が必要となればそれらの記録を利用して調べられますが、マンション建設では多分そんなシステムはないでしょう。これをどうチェックするのか頭を絞らなければなりませんが、少なくともこのような事件がおきてしまったからには、今後マンション建設でもセメントの注入に関しては記録計が必須という条件をつけるように変わっていって欲しいものです。

マンションの強度についてですが、私の住むマンションでは、管理会社から「うちはあの企業とは関係がないから大丈夫」と言うコメントが出ましたが、そんなことに関係なくもう一度きちんと計算をして確認をして欲しいという要望がなされたみたいです。多分、この現象は全国の多くのマンション管理組合が管理会社に向けて要望することだと思います。この手抜き工事は建設業全体の風土病として蔓延しているものだと私は思いますから、このニュースを対岸の火と見ることなく自分のところも疑って掛かることはとても大切なことだと思います。その構造を確認する作業も無料でできることではないので管理会社やその親会社などは悲鳴を上げることになるでしょうけれど、今現在ではそうせざるを得ない状況だと思います。


ニュース配信

英国のニュース通信会社Reuters(ロイター)は、12月19日より企業、個人を問わず自由に自分のWebサイトでニュースを配信できる「Affiliate Network」を開始しました。
私が見た時には南極の摂氏0度の海を泳ぐ男の動画が掲載されていたのですが、まさにテレビのニュース番組でもその画像を流して「この男性は弁護士で、初めて北極と南極の海で遠泳をした男となった」と紹介していました。
これはいいなぁと思うのですが、残念ながらニュースソースは英語…早く日本語化対応されないかと期待します。

それにしても、自分のところの著作権ばかり偉そうに主張する新聞社もこういうところは見習ったら如何でしょう。ネットでのニュースと新聞でのニュースは性格も違いますし、ネット上では新聞社だけがニュースを提供するなどと従来のやり方に拘っていては、結局は時流に取り残されることになってしまうと思うのですよ。まぁ乗り遅れるかどうかを判断するのも新聞社自体ですけれどね。製作元を明記した上で配布を自由にして宣伝に生かすとした方が良いように思うのは素人の考えなんでしょうかねぇ…

2005年12月22日(木) NHKは国営であるべきです / 黒ひゲイ危機一発

フジテレビで「NHK民営化を問う」と言うニュースをやっています。

街頭インタビューでは「受信料がなくなるならその方がいい」と言う人もいるようです。まぁ単純にどうかと聞かれたらそういう答えが返ってくるのは当然と言えば当然ですね。
その番組でも言っていますが、民放では採算が合わない(スポンサーがつかない)番組はどうするんでしょう。くだらないドラマなどであれば「視聴率がとれなければ中止」で構わないのですが、では教育番組はどうするんでしょう。自分の趣味ではないとしても、囲碁や盆栽などの趣味の講座や小中学校向け教育番組、語学講座など、視聴率を競うものではないけれど、NHKだからこそできるものがあるのですよ。
NHKの体質は問題です。しかし、交通費をごまかしたり、賄賂を求めたり、制作費をごまかすなんてことは民間企業でもどこでもやっていることで、それが税金を盗んだと言うことで面白おかしく取り立てられているに過ぎません。その辺りはマスコミの煽りにごまかされないようにしなければなりません。兎に角、今のNHKの体質は改善されなければなりませんが、それがNHKを民営化するということに直結する問題とは思えません。全く的外れな意見であると思わざるを得ません。

また、NHKのデジタル放送でスクランブル化を検討しているそうですが、私はそれも反対です。スクランブル化をするということは「見なければ払わなくて良い」と言う事になります。そうではなく、日本国民なら支払う義務があると言う方向で強制徴収を考えるべきだと私は思います。毎年納める税金の中にNHK視聴税も組み込むべきなんです。「うちには老人が居ないから」「家には幼児が居ないから」とそれらに当てられる福祉等に関する税を支払い拒否できないのと一緒で「NHKを見ていないのに!」と言う理由で支払い拒否はできないものと考えるべきなのです。

国民、特に主婦(夫)感覚の人に「NHK受信料は支払うべきか?」と問われたら「払いたくない」というのは当然のことでしょう。しかし、NHKを国営として存続させるかどうかの是非は主婦(夫)感覚で決めるべきことではありません。郵便局は別に国営でなくても同じサービスが既に民間で実現しているのですから民営化することに何の問題もありません。しかし、くどいですが、NHKと民放は似ていますが、民放はNHKを確実にカバーしては居ないのです。
NHKは自分には必要がないという人もそれなりに多く居るのかもしれませんが、自分にではなく、日本に不要と言えるかどうかよく考えてみて欲しいものです。


黒ひゲイ危機一発

玩具メーカーのトミーが「黒ひげ危機一髪」ゲームのキャラクタをレイザーラモンHGさんに見立てた鋲打ちの帽子、黒衣装、サングラスの人形にした「黒ひゲイ危機一発」を発売すると発表しましたが、同性愛や性同一性障害の教職員たちがつくる団体「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」が同性愛者やそれを連想させる人物を樽にいれ、剣を突き刺すゲームは同性愛者に対する差別で偏見を植え込む恐れがある」と発売中止を求めているそうです。

ここまで過剰に反応する必要があるのかなとあきれてニュースを見ています。
これの発売中止を求めるなら、なぜ普通の「黒ひげ危機一髪」は問題視しないんでしょ。それこそ片方の目にアイパッチをつけて、特徴あるひげ面で、更に見事なだんごっ鼻。こんな容姿のどれかに該当する人は、ハードゲイキャラと同様に偏見でいじめられる可能性があるわけですよね。でも、そんな文句誰も言ってこないでしょ。それはこのゲームがおもちゃだと分かっているからじゃないのでしょうかね。いや、多分広い世の中の何処かでは容姿が似ているからとか様々な理由でこのゲームに見立てたいじめを受ける人もいることでしょう。でもそういう事をさせないのは、その何とかってネットワークを形成する教職員の仕事の仕方次第なんじゃないのかな。
たかだかゲームのキャラクタで目くじらを立てるなんてアホちゃうかと私は思います。

2005年12月21日(水) 素朴な疑問(裁判) / ちず窓 / 金曜って何曜日?

すっげー素朴な疑問なんですが…なぜ、裁判はころころ判決が覆るんでしょ。

「第一審で敗訴して上告して判決が翻って最高裁に上告して最終的に判決が決まる」…途中の経過は兎も角、地方裁判所などで出された判決を不服として上告して、長い年月をかけて上級裁判所でまた同じ事を繰り返し、長い長い年月をかけて最高裁に辿り着いて漸くそこで止めが刺されることがあるわけですけれど、まず疑問なのは、なぜ裁判所(裁判官)ごとにそんなに判断が違うんでしょ。同じ教育を受けて同じ理念の元で同じ資料を基にして裁判を行って同じ結論に至らないということは、少なくとも最高裁の下した判決と逆の判決を下した裁判官は「正しい判断ができず、税金を無駄にして、国民(企業)に多大な迷惑をかけた」訳でしょ。それはペナルティの対象になるべきではないのでしょうか。また、そんなに覆る判決なら、最初から最高裁だけで裁判をしたら無駄を省けるんじゃないですかね…まぁ、年間に起こされる裁判の数や、実際にはそこに行かなくとも収まる裁判も数多くある訳ですから、今の仕組みはそれなりに必要なのでしょうし、上告する方も判決が覆ることを祈っての事でしょうから、様々な判断を下す視点があって判決が違ってくることも結構ですが、どの裁判官に当たるかで判決が違うと言うのは、裁判を受ける側にしてみたら「勘弁してくれ」ってなものなんじゃないですかね。また、それは金のある国や企業が丸め込める裁判官が居るということを表しているのでしょうか。

兎に角、緊張がないとだらけるのは人間として当たり前のことですから、裁判にももっと緊張感を持ち込むべきじゃないですかね。相撲の行司が腰に短刀を携えているのは指し違えたら切腹をするという覚悟の表れ(まぁ既に只の慣習になっていますが)なんですよね。裁判官も常に担当を携えるべき…とは言いませんが、指し違えた場合は停職になる覚悟で望んでもらいたいものです。
ついでに裁判の所要時間を必要以上に長くする為、やたら精神鑑定を要求する阿呆な弁護士どもにも、精神鑑定の結果「責任をとるに値する」と診断をされた場合は停職6ヶ月などの制裁を加えると言う風にすれば、余計な時間つぶしがなくなって時間を短縮できると思うのですが如何なものでしょうね。


ちず窓

先日「ちず窓」と言うサイトを知りました。
簡単に自分の目的とする場所の地図を自分のページに貼り付けられるんですよ。
私が「ほおむぺえじ」なるものを作ろうと思ったのはもう8年位前になるのですが、自分の旅行した記録を写真や文章単体ではなく、それぞれを融合して残すのにHTMLが最適だと思ったからなんですよ。そういう割に写真が少ないページで殆ど非公開の自己満足ページを作っていたんです。もし、今がそのときだったら私の思いはもっと簡単に達成できていたんでしょうね。当時はMacintoshユーザだったのでBlackBird(PB550c)にFileMalerを買って、それで画面を作って走行記録とか当時出たばかりの10万画素C-MOSのデジカメで写真を取り込んだりしていました。給油や撮影をしたなどイベントのあった時、車の走行距離と時間は記録していても、それがどの場所かは地図にマークしていなければもう分からなくなってしまっているんですよね。今ならNikonのD70で撮影した写真と、カーナビに示された場所を参考にこの「ちず窓」で場所をページにアップしてしまえば、簡単に旅の記録ができてしまうんですよね。写真のExif情報を見れば日時が分かりますし、カーナビでほぼ正確な場所が特定できます(必要なら緯度経度情報も表示できますね)。それをリアルタイムでブログに貼り付けられたら本当に正確な記録になることでしょうね。今度そういうのを試してみようかなと思って会員登録はしたのですが、今のところ貧乏が最高潮に達しているので遠出をする予定がないのです。そんな訳で私のところではまだ出番がないのですが、これはいいものだなと思ったので、ちょっとここで紹介をさせてもらおうと思った次第です。

…本当は地図にもう少し落書きができると良いんですけれどね。

海岸線がきれいな場所
「私の好きな風景のある場所」

とりあえずこんな感じですって例。でも、本当この辺りの海岸線、私はとても好きなんです。


金曜って何曜日?
今日のお昼、フジテレビの「ごきげんよう」にさんまさんが出ていました。
そして冒頭でフリップで答える「心に残った言葉」と言うお題に、浅田美代子さんが言ったという「金曜って何曜日?」をあげていました。
さんまさんが「仲間で食事に行くけど金曜日の予定は?」と聞いたら「金曜日って何曜日?」と聞かれたので、唖然として「火曜日かな…」と答えたら「ふーん」と納得されたのだそうです。
確かに笑える話ですけれど、私も同じ答えをしたことがあるので「え、それってそんなに可笑しい?誰でも一度くらい間違えたことあるんじゃない?」って思ったんですけれど…
「ねえ、18日の予定あいている?」「18日って何曜日?」と言う会話は成り立ちますよね。日にちで言われても曜日が分からないとスケジュールが浮かんでこないってよくあると思います。だから曜日を確認するのですけれど、今回みたいに最初から「金曜日あいてる?」って聞かれると、頭の中では「金曜日って何日だっけ?」と考えているのですけれど、口では「金曜日って何曜日?」って癖のように聞いちゃうんですよ。それって、誘う方が失礼ですよね。最初から「○日はあいてる?」って聞いて、「何曜日?」って聞かれてから初めて「△曜日」って答えたら良いんですよ。そういう手順を省略してルールを守らない方が悪い。そう思いません?←負け惜しみ…かな。

2005年12月20日(火) ニュースから(石井/死者1名増/水増し/侵入)

メッツの石井が自由契約に
メッツの石井投手が19日、契約を正式に解除したと発表し、古巣ヤクルトが獲得の意思を示しているそうです。

他からのオファーがあるかも知れないとは書いてありますが、今年の成績が3勝9敗、防御率5.14では果たしてメジャーリーグからお声が掛かるものでしょうか。メジャー在籍4年でも39勝34敗、防御率4.44では億単位の金を出すのはもったいない気がします。
メジャーを自由契約になると古巣のチームが獲得に乗り出すことが多いように思います。確かに「元メジャーリーグの」と言う定冠詞もついて宣伝にはなるでしょうけれど、それだけで観客がそんなに増えるものとも思えません。結局はプロ野球の球団自体が、日本の野球はメジャーリーグより格下だと認めているから、メジャーでは通用しなくなった選手を獲得するんでしょうね。

阪神大震災の死者1名増
阪神大震災の兵庫県内の死者は、3人記載漏れと2人の二重計上があったためこれまでの発表より1名多い6402人だったことが分かったそうです。

6千人を超える死者が出たこの震災で、1名多かろうが少なかろうが大勢に影響あるのでしょうか。わざわざニュースの記事にする程の事ですかね?
原水爆投下から60年を経過して尚、現地でなくなった方を被災者名簿に加え続けることと同様全く意味のない「いつまでそんなことを続けるんだ?」と言う内容のように思われます。
どなたかこの死者を訂正する意味を教えていただけませんかね。

最大積載量水増し…三菱ふそうトラック・バスの子会社
約40年に渡り、4大メーカーのトラックの架装で不正を続けていた会社が近く刑事告発されることになるそうです。

最大積載量を少しでも多くするため、本来なら架装を施した状態での積載可能重量を申告するべきなのに、この会社では長距離用の燃料タンクなど架装部品をつけずに車検を受け、最大積載量を申告した後に架装を施すと言う手口で積載量を偽っていました。
国交省は「ごまかした重量はブレーキ性能に大きな影響を与えない」として安全性に問題はなかったとしていますが、確かに25tトラックで1t程度増えたところで殆ど影響はないのかもしれませんが、それでも満載時には確実にブレーキの性能は落ちていた訳で、それを問題ないと片付けて良いのか甚だ疑問です。
「車検を偽っても1年以下の懲役か50万円以下の罰金」…多分懲役になることも殆どないのでしょう。この程度なら見つかったらペロッと舌を出して「見つかっちゃった」と嘆けばすむと憂いことなんでしょうね。
過積載による事故は結構多いんですよね。もっと本気になって防止に取り組んで欲しいものです。

覚せい剤男が小学校に侵入
京都市左京区の小学校に「南門から金髪のな男が入っていった」と警察に通報があり、警察官が駆けつけたところ、学校から500mのところで不審な男を見つけ任意同行を求めて調べたところ覚せい剤を所持していたのだそうです。学校はプールの工事中で工事車両の出入りのために門が開放されていたそうです。

あちこちで小学生が被害にあっているのに、また怖い事件ですね。たまたま相手に殺意がなかったからこれで済んだのですけれど、もし殺意を持っていたとしたら、またここで悲惨な事故が起きたかもしれなかったんですよね。
工事を行って門を開放するなら、そこに警備員なり監視をする人を配置するべきですし、南門から進入した男が発見されたのは学校の北側500m。一体警察官が駆けつけるのにどれ位の時間を要したのでしょう。もっと警察は小学校と密接になるべきではないのでしょうか。警察が小学校の見張りばかりしているわけにもいかないことは重々承知していますが、大人はある程度自分の身は自分で守る術を知っている(逃げることも含めて)のに対し、子供は明らかにそういう能力に欠けているのですから、できるだけそういう部分を保護してやれる社会になって欲しいものです。

2005年12月19日(月) 惰眠 / フィギュアスケート / 雪国の苦労

平和ボケ…という言葉は当てはまらないだろうけれど、トヨタカップの3位決定戦をみながら料理を作って食べた。お腹が一杯になって幸せな気分で横になったらぐっすり眠ってしまって、「あ、トヨタカップの決勝が始まった」「あ、前半が終わった」と夢見心地の記憶がその次はなぜかダウンタウンのハマちゃんと口げんかをしている夢をみて気付いたら見事午前0時を回って今日になっていました。私のような小心者がハマちゃんと口げんかなんかしたって勝負になるはずがないのに、いい勝負になるのが夢の中。多分ついたままになっていたテレビでダウンタウンの番組の二人の掛け合いがゆめに入ってきたんでしょうね。
それにしてもトヨタカップ決勝が始まってから午前0時まで…5時間近くも寝てしまったのね。もうこれ以上寝たら頭痛がしてきそうで心配です。

この時期日の出の時間が遅くなるので、私のような朝が苦手な人種でも朝焼けの風景を楽しむことができるのが好きです。写真を撮りに行きたいと思いつつ、寒いから家の中から窓越しに見ているだけなのが残念なのですけれどね。今日も家の中から朝焼けウォッチングを楽しむことにしようかな…


フィギュアスケート

女子フィギュアスケートのグランプリファイナル大会で優勝した浅田選手ですが、年齢制限でオリンピックに出場はできないのだそうですね。開催年前年の6月30日までに15歳になっていなければならないとかで、浅田選手は80と数日足りなかったそうです。
健気にも「5年後のオリンピックをねらいます」と答えていたそうですが、5年間今の座を保つことができるとは限らないんですよね。いつがピークになるのかは下がるまでは分からない訳ですけれど、「次回があるさ」と言った事が後悔にならなければいいなと思います…というか「絶対出たいです。ルールを曲げてください」なんて言っても反感を買うだけだし(本人にそんな計算があるかどうかは別として)、本人のコメントとしてはそれ以上いえることはないですよね。
年齢制限のルールを破ることの是非は兎も角として、メダルをねらえる最短距離の選手を80数日の差で捨てることができるほど日本のスケート会って選手層が厚いのかな。「オリンピックのために育ててきた選手もいる」でしょうけれど、4年に1度のオリンピックはそのために育てられていなかった選手にも2度目があるかどうかわからない大会でもある訳です。確かに酷な選択かもしれませんが、強化選手でもないたかが15歳の選手に優勝をさらわれるような強化選手を思いやる必要があるのかな。強い人が天下をとるのが競技なんじゃないのかなぁ。点数を競う競技で情が入ってしまったら正しい選択はできないように思います。協会って言うのも「規則は規則」と言いつつ、自分たちの面目を守ることに専念しているようにも感じます。そういう意味では協会の人は今回の年齢規制があってよかったと思っているんでしょうかねぇ。
素朴な疑問ですが、15歳に満たないものは大会に出場できないと言う規定があるなら、なぜそれが他の大会にも採用されないんでしょう。また、オリンピックに出場しようとしなかろうと、浅田選手は学校が終わってから深夜まで練習漬けなんだそうで、想であるとしたら大会に出場することがどれだけ本人の育成に影響があると言うのでしょう。昔のロシアや東ドイツのように成長を抑える薬を使ったりしているなら兎も角、毎日練習で酷使している体をオリンピックで競技したからって何も変わらないと思うんですよ。どうせ規制するなら15歳未満は1日3時間以上練習しては駄目とか、そんな規定を作るべきだと思うんですけれどね。ま、そんな規則は守られはしないでしょうけれど…できるなら出場して優勝争いするところを見せて欲しいものです。


雪国の苦労

昨夜10時頃、只見線の会津若松発会津川口行き列車が大雪のため立ち往生したそうです。2時間後に乗客の2名は救出されたと言うことです。

20年位前は豪雪地帯での列車立ち往生は良く聞くニュースでした。地元の人も慣れているのか炊き出しを配ったりする姿が良く見られました。しかし、最近はそんなニュースも余り聞かなかったので、改めて今年の大雪を認識しました。そうは言ってもこの雪は「12月としては」と言う注釈がついていて、冬全体で見れば別に驚くほどのことでもないんですよね。ただ、例年の降雪状況から自治体は除雪費用や除雪対策などを計画していて、それが突然のどか雪なので体制が整わずに苦労していると言うのが正解だと思われます。

私も高校生の頃7時間ほど列車にとじこめられたことがあるんですよ。私の通っていた高校の最寄り駅で既に2時間ほど立ち往生していた列車が、私たちを乗せてから発車したんですが、駅を出て数百メートルで雪に乗り上げて動けなくなってしまったんです。保線区から別の動力車を持ってきて引っ張り出すのに7時間を要した訳で、その列車にもっと前から乗っていた人は9時間閉じ込められていた勘定になりますね。学校帰りですから友達と一緒で退屈することもなかったし、学校から帰ったら何か用事があると言う訳でもなかったので別段被害はなかったと言えますが、雪国はそんな苦労もあるんですよね。そういえば私が受験のために上京した時も、猛吹雪で列車が遅れて東京へ行く特急に乗り遅れるんじゃないかとなきたくなった記憶があります。幸い特急列車は遅れた列車を待っていたので無事乗ることができましたが、もしあの時列車が行ってしまっていたら今の私とは別の私が居たのかもしれませんね。

そうそう、雪国の苦労と言えばやはり昨日、山形県の鶴岡で踏切内に積もった雪で車が動けなくなり列車と衝突すると言う事故があったそうです。そんな話もありますが、あとはアスファルトが低温で割れて穴が開くとか、周囲が田畑の道路を走っている時吹雪いていると、一面が真っ白にホワイトアウトして、どこが道路だかどこが田んぼだかはたまたどこが雪の壁か分からず用水路に突っ込んだり、いつの間にか田んぼの上を走っていたり、除雪された後の雪の壁に突っ込んだりする車もいるんですよね。また、運転初心者は狭い道を通る時、除雪された壁をうまく避けることができず、車の側面がボコボコになってしまったりもします。融雪用に巻かれた塩でボディも傷みますし、雪の降らない地方の人に話しても「うっそー」と信じてもらえない話かもしれませんが、雪国の人はそんな話以外に雪下ろしをしたり、毎朝雪かきをしたり、本当苦労が絶えないんですよ。洗濯をして干したタオルがバリバリに凍っていたりね。ついついそんな話を思い出してしまいました。オチがなくてごめんなさい。

2005年12月18日(日) 平和な1日

最近の日曜日はとても平和です。
今日も朝は惰眠を貪って、それから一昨日鴨鍋をした出汁を使って昨日はとり団子鍋をしたのですが、その出汁で今朝は雑炊を作って朝食としました。これがうまいんだなぁ。鴨鍋は生協で頼んだもので、合鴨の肉と鴨鍋の出汁が着いてきたんです。私も自分で作るようになって(田舎を出て)からかなり薄味になったんですけれども、この出汁を味わうと私のはまだまだ濃いですねぇ。これから先楽しみができました。

映画評のページでも書いていますが、昨夜はキングコングを見てきました。3時間を越える映画でどれだけ時間をもてあますだろうと半ば諦め的な悲観的な思いで観にいったのですが、結構楽しかったです。その場その場のシーンはとても楽しめるのですが、映画全体の印象になるとやはり間延びしてまとまりがなくなってしまったなぁと言う感じで残念でした。でも、最近の特撮技術はすごいですねぇ。そんな映画を観てぐっすり眠って、朝はおいしい雑炊を作り、昼はトマト缶とたまねぎ、ひき肉、ニンジン、ピーマンで簡単なミートソースを作ってスパを茹でて食べました。夜のために今牛スネ肉を煮込んでいます。これでビーフシチューにします。サッカーの試合を見ながら、のんびり料理を作っているのですが、これを書く時だけは物置部屋にこなければならないのが唯一面倒です。早くノートパソコンが直って欲しい…

春先にスーパーに行ったらパイナップル成分の洗剤と言うものを売っていました。まぁ最近はそういう洗剤も数多くあるのですけれど、ためしに買ってみたその洗剤は結構汚れ落ちが良かったので、今日もう一度買おうと思ってそのお店に行ってきたのですが、残念ながらそのお店に定着はできなかったようでした。詳しくは知らないのですが、そんなに大きな会社じゃないだろうと思ったのですが、先ほどインターネットで検索をしてみたら一応引っかかりました。まだ販売はしているようですが、果たして自信を持ってお勧めできるところかいまいち自信がありませんのでリンクはしないでおきます。兎に角、その洗剤を求めて大混雑のお店に行ったのに洗剤はないし、他に買うものもなかったので何か損した気分。帰り道カー用品店に行って窓の霜取り用スクレーパ(\189)を買って帰りました。たった\189の買い物をするために使った時間とガソリン代と労力、ものすごい赤字を出した気分です。

今日はできれば毒づくことなく、のんびり平和な一日で終わりたいものです。

2005年12月17日(土) キングコング / CF-W2修理へ / HHKB Lite2

今夜、映画「キングコング」観てきます。正直なところ、そんなに期待していません。まぁその辺りの心境は「lunatic's 映画評」に書きましたので語笑覧いただければ幸いです。


CF-W2修理へ

先日CF-W2のLANケーブルに足を引っ掛けて落としてしまって筐体を破損してしまったのですが、今日、そのCF-W2を修理に出してきました。今から出したら果たして年末までに間に合うのか微妙なところみたいですけれど、筐体が欠けてしまって電源コネクタがブラブラしているものですから、家において使っているのもいつ切れるか神経が擦り減る思いなんです。ですから年末までに間に合ってくれと祈る思いでお願いしてきました。年末に間に合わないと来月の二週目まで約4週間ノートパソコンがない生活となってしまいます。何とかお願いしますよ松下さん…


HHKB Lite2 いー!

ノートパソコンが修理に出たため、これから暫くは私のメインパソコンは物置部屋に鎮座するサーバーもどきのデスクトップとなります。まぁ、こちらも17インチのCRTと15インチの液晶がついていて結構快適に作業ができるから良いんですけれどね。ただ、この部屋のすぐ外が集合住宅の外廊下で時々大きな音で駆け抜ける子供がいるのが気になる程度です。まぁ、それくらいは仕方ないですよね。

暫く前にPFUの「HHKB Lite2」と言うキーボードを買いました。家にあるデスクトップ用のキーボードはキータッチの感触が悪かったので、打ちやすさにこだわって買ったものなんです。先日までの仕事でかなりタイプする量が多かったのでデスクトップで利用していたこのキーボードをはずして会社に持っていってつかっていたりしていて、それからは暫く放置されていたのですが、今日改めてデスクトップに付け直しました。
Panasonicノートパソコンのホイールパッド、結構使いやすいって人気があるみたいです。事実使いやすいと思います。でも私はホイールパッドなんてどうでも良いからフルピッチのキーボードをつけてほしかったなぁ。ホイールパッドをつけるためにキーの高さ(上下幅)を圧縮するなんて本末転倒だよと思ってしまいます。ま、それでもタッチタイプができないわけじゃないですから、このノートはこのままで良いんでしょうね。必要があるならHHKBを接続すれば良いんですから。兎に角、今はその抑圧されたキーから開放されてとても恍惚とした気分でキーを打っていました。時計を見て「はっ!もう夕食を作る時間とっくに過ぎているじゃーん!!」と焦っているくらい時間を忘れていました。

さ、夕食作って来ます。本当は今日は牛すね肉を使ったシチューにするはずだったのですが、(夜はキングコングを観にいくので)時間がないからシチューは明日に変更して、今日は白菜と鶏団子で簡単手抜き鍋にします。ご飯炊かなきゃ…って事で炊事して来まーす。

2005年12月16日(金) 別画面… / 合掌 / 素朴な疑問(姉歯が悪い?)

昨日、田舎に帰るつもりで自動車のタイヤをスタッドレスに変えにカー用品店に行ったのですけれど、タイヤ交換を待つ間カーナビコーナーで新しいナビを眺めていました。売れ筋商品だけあって商品の入れ替わりが激しいんですよね。私が今使っているカーステレオなんてそんなに古くないつもりなんだけど、もうその後何世代くらい変わってしまったんでしょう…

最近テレビのCMも派手にやっていますが、富士通テンのECLIPSEブランドでは、運転席側と助手席側で別々の画像を見ることのできるモニタが売り文句になっています。(link)
運転席で運転する人だけカーナビを見て、助手席の人は別の画面を見ているってもの凄く悲しくないですか。「おれは運転手じゃないぞ」と叫びたくなっちゃう状況のような気がします。相手が恋人って言うなら別々の画面を見ているって虚しいし、子供が対象なら左右で別々よりリアモニタでもつけて前と後ろが別って言う方が気持ち的に割り切れますね。
それと、お店で見て確認したんですけれど、確かに運転席と助手席はきれいに別の画像が見えました。でも、後ろに乗っている人たちはどうするのでしょう。助手席側に座った人は助手席と同じ画像を楽しめるけれど、運転席側に座った人は運転手と一緒にナビを楽しむんですか? 5人乗車して真ん中になってしまった人は、どちらもうっすらと見える画面で満足するしかないんですか?
二人で使う人限定の機能じゃ売れる数も限られちゃいますね。少なくとも私は「すごいなぁ」とは思っても「欲しい」とは全然思わないですね。助手席に乗ってくれる女性が居るなら、一緒にカーナビを見て「一緒の時間」を楽しんで貰いたいと思います。だからこそ、「助手席側からなら走行中でも操作出来るカーナビ」とか「走行中でも音声で的確な指示が行えるカーナビ」というなら「すっげー欲しい」と思いますよ。そっちの方が実用的だと思います。

地上波デジタル放送のチューナーが10万円ちょっとだそうです。私の古いカーナビにはつかないんだろうなぁと思って買うのはあきらめることにしました。いや、確認はしていません。まかり間違って「つく」と言われたら欲しくなってしまいますもん…つかないんです。だから諦めるしかないんです。調べる必要なんかありません…良いんです…


合掌

15日午後4時10分、福岡の病院で、前オリックス監督の仰木彬さんが逝去されたそうです。
プロ野球の盟主などという大バカ者が闊歩しているおかげで、プロ野球自体が大嫌いな私ですが、その私をして、この人がプロ野球界の救世主と思っていた方でした。実際にお会いしたことはありませんが、テレビなどで報道される姿、試合の中の監督としての姿や話などを聞いて、その指導方法や型にとらわれない柔軟さなど、私にとっては人としての指針でもあった方です。あれだけの太っ腹になるからには若い頃はさぞかし…と思っていたらかなりの酒豪だったなんて話で思わず納得し、やっぱり人間らしいなぁなんて思ったこともありました。変革期を迎えたプロ野球界を引っ張っていく人だと思っていたのに本当に残念です。

余りにも突然で、余りにも若い…居なくなって欲しい人がしぶとく図々しく…いや、やめておきます。ごめんなさい。ご冥福を祈ります。合掌…


素朴な疑問(姉歯が悪い?)

誤解を招く書き方になるかも知れませんが、素朴な疑問を書いておきます。
姉歯が悪いのか?
  1. どこかの会社が強度偽装を施工会社に指南します
  2. 施工会社が姉歯さんへ強度計算を依頼します
  3. あがってきた(偽造された)設計書を今度は検査機関に渡します。
  4. 検査が承認され施工会社に設計書が戻ります。
  5. 設計書に基づいて建設に掛かります。
この流れで明らかなのは
  • どこかの会社が施工会社に偽造の指南をしたとしても
  • 施工会社がどんなに偽造を強要しようとも
  • 姉歯さんがどんなに偽造しようとも

検査機関が機能していれば
「そのマンションが認可されることはなかった」
と言うことです。
検査機関がきちんとチェックをして設計に間違いがないことをチェックしてていたなら、その何十もの偽造はチェックで引っかかって差し戻されていたはずです。検査機関とはその為にあるのではないでしょうか。「手口が巧妙で偽造に気付かなかった」なんて言い訳にならない事は明白です。

姉歯だのヒューザーだのに証人喚問をして責任のなすりつけあいで時間をつぶすより、なぜ検査機関がチェック出来なかったかに焦点を絞って追求をしないのでしょう。
結局は、そこに話が及ぶと、国土交通省のお役人、OB、強いては自民党と公明党にかなりの不利益があると言うことなんでしょうね。検査機関がチェック出来なかったシステムを認可したのが国交省ですから、国交省が叩かれるのは当然と言えば当然の筈ですからね。その矛先をかわすため、どうでもいい三下の姉歯やヒューザーを生け贄にしてこれで飢えた国民の目を楽しませて、肝心の検査機関はお茶を濁してめでたしめでたしと終わるのでしょう。姉歯もヒューザーも叩いた。だから国税である程度被害者を救う。いい話でしょ。だから検査機関を叩くのは忘れてね。と言うことなのかなぁ…

誰が被害者なの?
私も何年か前にマンションを購入しました。自分の予算を念頭にいくつかの条件を並べて最大限理想を求めて今のマンションにしました。もっと都会で交通の便、通勤が楽な場所に決め掛けたこともありました。が、総合的な条件を考え田舎に引っ込んでその分住環境が拡充されることを選んだのです。何を優先するかは十人十色だと思いますが、その土地の相場、その設備での相場などを考えることも重要だと思われます。

問題の強度が偽造されたマンションについて考えるため
  1. 強度が偽造されることなく作られた場合に分譲する正当な値段…A
  2. 強度が偽造されたマンションを実際に購入した値段(分譲価格)…B
  3. そのマンション周辺でその物件に類似する物件の相場値段…C
とします。
もし「A=B」だったとしたら、その偽造をして浮いた金額は施工会社の懐に入った訳ですから住民は「被害者」と言えるでしょう。しかし、「A>B」だったなら、その物件を買った人は被害者なのでしょうか。つまり、施工主は確かに偽造をした。しかし、その分値段を下げたとしたら(C>B)、施工会社はその差額で儲けていません。ただ(善悪は別にして)他所より安くて広い物件を造って提供しただけです。そして住民は、その物件の売り文句に飛びついて「安いお得なマンションを買った」と喜んだ訳です。

私がマンションを買った時は、様々な会社のマンションと比較しました。設備とかだけではなく、その分譲価格をもです。この価格が妥当なのかはやはり気になりました。しかし最近の偽造物件が、報道されているように、より広くより安く相場からかけ離れた物件となっていたのだとしたら、それは私に言わせれば
「マンションを100均ショップで購入したようなもの」
だと思います。100均ショップに何を求めているんですか。「安かろう悪かろう」が100均ショップじゃないんですか。品質を求める方が間違えているんじゃないですか。それを判って購入したんじゃないの?ってなもんです。
私にはそんな大金を払って100均ショップで買い物をする度胸はありませんでしたし、これからもそんな冒険をしたいとは思いません。

多少は偽造で浮いた金額から施工会社が利益をかすめ取ったとしても、それはどの会社でもどの物件でも多少はされていることでしょう。姉歯だけが注目されていますが、ダム建設でも使用したセメント量の偽装はかなり古くから問題になっていますし、どの建物でも程度の差はあれ偽造、手抜きは普通にあることだと思います。そうであれば、乱暴に言って施工会社は儲けていません。そして姉歯も儲けていない。だとしたら、少なくとも「広くて安い」マンションを買った住民は被害者ではなく「一番得をした」人たちなんですよね。ま、寓話「蟻とキリギリス」のキリギリスだったわけですけれども。だからこそ、私はその人達に今ひとつ同情する気にならないのです。

2005年12月15日(木) 免許制度 / 個人情報は保護されないの? / 加湿 / 親孝行(?)…

日本海側が「大雪」と言うことだったので実家に電話を掛けてみましたが、田舎の辺りは「雪は降るけど積もって居ない」そうで一安心したのですが、その後で「いやー、実は事故を起こしてさ」と続くのでびっくりしてしまいました。どうも車を駐車しようとバックしていた時、ブレーキを踏もうとしたのに体が動かなくて隣の家にぶつけてしまったらしいのです。車の後ろと隣家の一部が壊れてそれぞれ20万円位の修理代が掛かるそうですが、まぁ不幸中の幸いで人様を殺めたりもせず、自分も怪我はしていなかったとのこと。

高齢になると「いつまで運転出来るだろう」と考える人もいらっしゃるみたいですし、車が必需品の地域だから体が動く内は乗らざるを得ないと言うこともあるでしょう。「まだ大丈夫」と思っていたけれど、いざとなったら体が思うように動かなかったとなると、最悪の場合は事故を引き起こしてしまいます。今現時点では年齢によって免許を失効させられるという制度はありませんので、車を運転するかしないかは個人の判断に委ねられています。だからこそ、自分に運転の適正がまだあるのかを確認出来るような設備を設けて希望者は測定出来るような仕組みを作ってはくれないものかと思ってしまいます。客観的に自分を見つめることができれば「まだまだ大丈夫」なのか「そろそろあきらめた方がいいかな」なのか決断がつくと思うんですよね。

免許を持つと言うことは、車を運転する権利を有すると言うことです。その権利を行使するために「安全運転義務」という義務を負うのですが、権利だけを行使して義務を遂行することを放棄する人、義務があることすら判っていない人がいますよね。「義務を遂行出来ない人に行使出来る権利はない」というのが物事の本質ですから、免許更新時には常にきちんと道交法を理解しているのか試験をして、不合格なら免許を取り上げるくらいの気持ちでやらなければならないのではないかと思うことがあります。「免許を有することは国民の権利だ」と言う事だけが意識されてしまって、誰でもが気軽に無責任に権利だけを行使しているように思えます。「気軽に誰もが免許を持てる」それは良いことなのでしょうけれど、暴走族とは無縁の普通の人と思える人の無謀運転を見る度に「こんな阿呆に権利を与える必要があるのか」と身の危険を感じながら思ってしまうのです。

免許の更新は、免許を持つ人の多さから手続きの簡略化へ向かっているようですが、先の「まだ運転適正はあるのか」と悩む人への対応も含め、もう一度免許を持つことの「義務」に視点を切り替えて、免許更新のあり方を勘が手見ても良いのではないでしょうか。


個人情報は保護されないの?

昨日の証人喚問、テレビで見ていました。その冒頭で氏名、生年月日、住所などの「個人情報」を言うことを強要され、全国放送に流れていました。これって個人情報保護法に引っかからないものなのでしょうか。
証人喚問に呼ばれるような輩に個人情報を保護してやる必要は無いと言うことですかね。恨みがある人たちはどんどん生ゴミやカミソリなどを送りつけろと言う暗黙のメッセージでしょうか。どういうつもりでその部分を全国放送したのか疑問でした。


加湿

集合住宅に住んでいるので断熱がしっかりしていて、外はかなり寒いのですが室内では暖房もいらずぬくぬく過ごしています。この時期は風邪が心配ですので、室内が乾燥しすぎないよう加湿器を動かし始めました。
BONECO 1358
うちで愛用しているのはBONECOの1358と言う製品です。これを書くためにちょっと検索してみたら使用レポートを載せている所がありました。拝見すると「冷気があがってくるから×」とか「安っぽい」なんて意見があってびっくりしました。確かに構造がすごく単純です。下半分が水のタンクで、そこに発泡スチロールを浮きにしたフィルタが浮いていて水を適度に吸い上げるんです。蓋にモータとファンがついていてそれが回ることで側面の四方から上方へ空気の流れを作ります。その空気がフィルタを通過する時、不足した湿度を補っていくのです。一般的な加湿器は水を加熱して水蒸気を出したり、超音波で水を霧状にして吹き出すのですけれど、それは湿気をも与えますが、空気に混ざりきらなかった分は床を濡らしたり、家具などに吸着してしまうことが多いのです。しかし、この加湿器は空気が含むのに適している分だけを補うというのが特徴で、気化熱で温度は下がりますけれど、家具やフローリングを傷めない理想的な加湿器だと私は思っています(暑がりの私には、この周囲は涼しい空気が流れて逆に好きだったりします)。
「安っぽい」という意見に対しても私は「シンプルで理想的」だと思っています。「電子〜」なんて立派なご託を並べなくても十分機能を果たしていますし、蓋部分にモータとファンがついていることで、清掃も簡単ですしね。合理的で優れたデザインだと思いますよ。写真正面に見える出っ張り部分が吸水口でその上に水位を表す指針がついています。もの凄く単純な仕組みで笑えるんですけれど、十分実用出来です。ただ、水が密閉されていないのでつまずいたり、この加湿器を水が入った状態で持ち運ぼうと考えたら水がこぼれることを覚悟しなければならないでしょうね。シンプルな構造だけに壊れる部分も少なくて長く使えそうです。
残念に思うのは、買ってからフィルタは1シーズン(3〜4ヶ月)で交換が必要なことを知りました。無視してもう少し長く使っていますけれど、フィルタが\2,600位しますのでちょっと財布にいたいです。電気代が24時間で8円前後と安く、そのランニングコストも魅力として捉えていたのでこの費用はちょっと誤算でした。あと給水が大変かな。付けっぱなしにしておくと1〜2日で大体4リットルくらい水が減るのです。うちにはヤカンがありませんので、2リットルのペットボトルを用意してあるのですがそれが邪魔なんですよね。そして何よりもショック!だったのは、私は数年前にほぼ定価で購入したのですけれど、今はネット通販でほぼ半額で購入出来ること…


親孝行(?)…

私の父親は呆け防止にとパソコンをいじっています。ただ、ワープロとしては今でもMS-DOS上で動くJ'sWordと言うソフトを使っていますので、この時期年賀状を印刷する頃になると「XPは良く分からん」と電話が掛かってくるのです。
その電話が今年は今日来ました。しかし、電話で話をしても本当意思の疎通は難しいですよね。早々にあきらめて今度はリモートアシスタンスを使ってみようと思って結局2時間くらい悪戦苦闘して埒があかず、こんな時くらい親孝行するかと田舎に帰ることにしました。実は今朝思い立って土曜のレイトショーで「キングコング」を観ることにしてチケットをオンライン予約してしまいましたので、どうしてもそれまでに帰ってこなければなりません。しかしここと田舎の間には豪雪地帯が待っています。さて、帰るまでに何時間かかることでしょう。そんな心配もありましたので、今日これから出るからと電話を切ったのですが、誤ってパソコンを落としてしまいました。もう真っ青! 幸いエラーは出ていないと喜んだのも束の間、電源ケーブルが変な角度で出ています。よく見ると、ノートパソコンの左後ろの下半分が欠けています。本体の電源コネクタは筐体に押さえられているだけなので、それが欠けてしまったら抑えが効かないんですよ。まずいかも…

壊れた…

でも、今はタイヤ交換が先。そんな思いで近くのカー用品屋さんでタイヤを交換してきました。
帰宅して念のためにとパソコンを開いてメールをチェックしてみたら、父からのメール(リモートアシスタンスの招待)が届いていました。父親に電話をして操作をしてみたら簡単にリモートアシスタンスで繋がってしまいました。その後は電話ではなしをしながらこちらから父のパソコンを操作し、簡単に作業が終わってしまったんです。父曰く「じゃあ、帰ってこなくて良いから」だそうです。
まぁ何時間も掛けて帰らなくて良かったと言えば良かったのですが、スタッドレスに変えた費用、壊れたパソコンがを直す費用…それを考えるとずいぶん高い親孝行になったなぁと思うのですが、多分…いや、絶対父親には伝わらないだろうなぁ…

2005年12月14日(水) 液晶テレビ / お薦めの本 / サッカー中継のこと / 免許

うちのテレビ(SONY KW-3220HD)も買ってからいつの間にか10年を経過したようです。当時は最新でも、既に10年のロートル選手…でも、負け惜しみのように聞こえますが、忙しかったからテレビなんて観ている暇はあんまり無いし、チャンネルがいっぱいあったって迷うだけですから私には今のテレビで十分。前にも書きましたが、新しいテレビは他の人がどんどん買って安くなった頃に買おうと思う訳ですよ。

実は、「後から買おう」というのにはもう一つの思惑があります。
それは、液晶・プラズマ(以降、代表して「液晶」と記します)テレビが主流となった今、画面サイズの主流が60インチくらいにならないかと期待しているのです。

今までのブラウン管式テレビは21〜28インチくらいが手頃な値段になっていましたね。中には45インチとかそんな巨大なサイズのテレビもありましたが、その巨大サイズのテレビは奥行きが1m近くにもなり、入れることのできる家は限られていたことでしょう。ところがいざ液晶テレビの場合は46インチの画面でも10cm前後です。乱暴な話、46インチのブラウン管式テレビを6畳間に納めようとすると、ほぼ1.5畳を占有してしまい結果的に6畳の部屋が4.5畳になってしまっていたのですが、これが液晶テレビなら6畳間の短辺一杯にテレビが陣取ったとしても奥行きは15cm程度。つまり6畳間の短辺1辺は占有しますが、部屋の広さ自体はほぼ6畳がそのまま残るのです。つまり大きな画面のテレビを置いても邪魔にならないのです。また、ハイビジョンは高詳細画面が自慢ですから、既存のテレビと違って画面が視野を占めるくらい(大体画面の高さの倍くらいの距離←間違っていたらごめんなさい)で見ることを勧めています。つまり、今までのテレビのように小さな画面ではせっかくのハイビジョンの性能が発揮できないとも言える訳で、出来るだけ大きな画面のテレビを持つ理由になるのです。まぁ実際には様々な理由から皆が皆大画面のテレビを求めるはずもありませんが、その奥行きのコンパクトさから大画面テレビが家庭に入る土壌はできているのです。後残った問題は値段と巨大な液晶を作る技術の問題。そしてその2つのコストとパフォーマンスのバランスの問題です。60インチものサイズのテレビをどうやって6畳間に押し込むかと言う問題は別にして、生産技術も量産効果(低価格化)も時間と新しもの好きの財布が解決してくれます。

液晶テレビが普及を始めたのがいつ頃からか確かな記憶はありませんが、こういう物はたいていオリンピックとかワールドカップのようなお祭りと共に広まったと思います。そろそろ第一世代のテレビを買った人は、テレビの生産完了から7年目(部品保管期限)という節目を迎え、買い換え需要が起きるのではないでしょうか。また、来年早々のトリノオリンピック、ワールドカップなどもどんどんテレビの買い換え需要を伸ばす要因となるでしょう。それがまずコストを下げる起爆剤になると思います。どこまで待っても次の技術への期待がありますから買うタイミングは常に「もう少し後」となりかねませんが、私の中での1つの区切りは、「時代がテレビの主流を60インチ前後にしてくれた時」と思っているのです。そして液晶テレビが大体「1インチ1万円」となった時でしょうかね(理想はその半額と言いたいですが、そんな簡単に値段は下がらないでしょうからね)。

私は先駆者がどんどん買ってくれて、より安価により大型画面のテレビが買えるようになってくれることを祈っています。若かりし頃は人より先に、人より良い物を持つことが楽しかった。でも今は人様が敷いてくれたレールの行き先を読んで、少し後ろを落ち穂拾いしながら歩くのが楽しいと思っているのです。
まぁ、60インチが主流になると言う読みは大博打です。多分そうはならないだろうなぁ…というかなるにしてももっと時間が掛かるでしょう。まぁその場合は兎に角値段だけでももっと下がってから買うよと言う事でお茶を濁す事になるのでしょう。兎に角今無理して小さな画面の物を買うならぎりぎりまで待って予算で買えるだけの大きな画面のテレビが欲しいと思う次第と言うことです。

床屋にいって空振りした後、馴染みの電気屋さんで最新のテレビを視聴させて貰っていました。そんなことを数時間していたので帰りが遅くなってしまったんですよねぇ…
「SONYと言えばトリニトロン」…ブラウン管では不動の地位を築いていたSONYですが、NHKと共同開発したアナログハイビジョンの没落と共にSONYも…
時代が液晶・プラズマに切り替わるのについて行けず、Walkmanに傲ってiPodに席巻されたようにSONYブランドは地に落ちました。液晶テレビに至ってはサムスンから液晶の提供を受ける体たらく。その中で発売された「BRAVIA」ブランドも友達との間では「名前だけ先行させたってねぇ」という感じでした。しかし、まぁさすがSONYと言う感じですね。かなりきれいで、今までの液晶が苦手としていた高速な動きにも残像が残らない高速応答性を備えています。私が見た限りでは全体的には他社テレビより良い感じと思えました。最初に見た時、アナログ地上波は寿命の尽き掛けたブラウン管の画像という感じでしたが、調整をしたらきれいになったので一安心でした。そのお店はSONYショップなので、今BRAVIAを買うとかなり低金利のローンが組めるそうで、かなりリーズナブルな支払金額で買えるんですよ。見ていじっている内にローンを組んでしまいそうになっている自分が居たのです。しかし、何とか誘惑に勝ちましたよ。「自転車に積んで買えることができないから」と断りましたとも。少なくとも今のテレビが壊れて駄目になるまで、または宝くじでも当たって金が余って仕方ないと言える日が来るまでは我慢です。

長々書いてきましたが、Trinitronに判るBRAVIAブランド。SONYの命運をかけて登場という感じですが、それだけの技術が詰まっていると感じました。自分がそんなに期待していなかっただけにSONYの復活の狼煙がうれしく思いました。だから早く60インチのテレビを安く出してね…(因みにシャープの65インチ液晶は現在\1,680,000だそうです。簡単ですよ。一番左の「1」が無くなれば良いんですから…あ、あと見てきたBRAVIA(KDL-46X1000)はyodobashi.comで\628,000…高っ!)

…それにしてもBRAVIAの46インチ液晶テレビを載せるフロアスタンド(SU-FL51)。定価が\115,500ですって…それでも買う人がいるって言うんだから驚きです。


お薦めの本

自分が読んでちょっとお勧めの本を紹介します。

世界一わかりやすいCプログラミング授業

世界一わかりやすいCプログラミング授業




Lepton先生の書籍一覧


毎回笑わせてくれるタイトルですが、本人曰く「出版社の意向」なんだそうです。(Lepton先生のHP「No.415 世界一わかりやすい??? (2005.12.12)」参照)
「ホンマに大丈夫かいな?」と思えるタイトルですが、それぞれの本、それなりに頼りになります。事実、今年の7月16日に「Lepton「先生」ありがとう(CF-W2 リカバリ奮闘記)」でも書きましたが「Lepton先生のネットワーク技術勉強会」なんて本を読んで居たため、家庭内のネットワークの問題をたまたま解決することができました。

この手の本を書く時は「どんなレベルをターゲットにするか」で書き方、内容がかなり違ってきます。素人がターゲットなら玄人には鼻も引っかからないくだらない本になりますし、玄人がターゲットだと素人には「はにはに?」の本になってしまいます。この本は本人のページでも書いていますが、専門技術を既に持っている人には余り必要のない本で、これから勉強をしようと言う人を対象に、できるだけ判りやすく解説をしています。少なくともその努力の跡は見受けられます。
私は既にこの本を2回読み返してしまったのですが、この本だけでC言語を全て理解することはできないけれど、C言語の基礎中の基礎は判るでしょう。また、他の参考書を見て理解出来なかったこと、疑問だったことがかなりすっきりするんじゃないかなと思います。日記才人には「コンピュータ技術者」として登録していながら、ほとんどそう言う話を書かない私ですが、そんな私でも一応理解出来ました。

C言語、ネットワークなどに興味を持っている方は是非参考にしてみてください。多分12日発売の筈です…


サッカー中継のこと

一昨日のオーストラリアFC対デポルティボ・サプリサを見ていて、もう本当いい加減にして欲しいと思うこと…古館一郎と福留某って言うのはどういう関係なのか判らないですけれど、本当似たような五月蠅さで参ります。また、この試合のアナウンスは誰がしていたのか判りませんが、兎に角間を持たせるためかあること無いことしゃべり続ける野には本当うんざりします。しゃべらない時間が続くと「放送事故」と言うことになるのでしょうか。でも、バックには歓声が上がっていたりする訳ですから、必要のない時は黙っていて欲しい物ですよ。
それも、コスタリカを紹介すると言うほどでもないだろうに「南米のスイスと言われています。スイスが永世中立国で軍隊を持たないのと一緒で…」なんていっていましたが、「バカかおまえは」ってなもんですよ。スイスは永世中立国ではありますが、侵攻してきた敵には実力行使で撃退すると国民皆兵隊で兵役もありますし、かなりの予算を取って強力な軍隊も持っているし、スイスに「アルプスの少女ハイジ」をイメージして行くとそこここに戦闘機や戦車を見ることになって幻滅すること請け合いですぜ。牛が道路を横断しているのかと思ったら戦車だったり、戦闘機だったり…高速道路は戦闘機の滑走路になりますから道路のそこここにハンガー(格納庫)がありますからね。
どうせ喋るなら本当のことをいって欲しい物です。勢いに乗って嘘八百を並べ立てるのは勘弁して欲しい。
ついでに、アナウンスしているのは試合についてじゃないの? 数秒おきに「カズ」「カズ」「カズ」「カズ」…うるさいって言うの。日本人だからと応援するのは視聴者に任せて、あなたは試合を実況しなさいって言うの。あんまり連呼するからもううるさくて、最後の方はもうカズなんて早く引っ込めばいいのにと思っちゃいましたよ。冷静な目で見て事実を的確に放送するのがアナウンサーの指名でしょ。その意味ではあなたは失格です。よく自分の仕事は何なのか見極めてくださいな。プロレス中継じゃないんだからさ。

オーストラリアとコスタリカ、FIFAのランキングではどれくらいなのか判りませんが、日本より下位なんですよね。でも、私の目にはかなり上に見えました。まぁJ1同士でも差のあるチームの試合より、J2や高校サッカーでも実力が伯仲している試合の方が上手に見えることもありますから一概には言えないのですが、ボールをきちんとトラップしてコントロールしているし、ドリブルしている時に足元ばかり見ていたのはカズ位のものでしたね。ワールドカップの第一戦、かなり苦戦するんじゃないかなぁ…そんな風に思いました。


免許

三重県の男性が、運転免許の条件を超える排気量の自動車を運転したのですが、本来なら「免許条件違反」として\7,000の反則金で済むところを「無免許運転」とされ\200,000もの罰金を支払わされていた事が判明し、検察側は非常上告し最高裁小法廷は控訴を棄却する命令を下したとのことです。

「排気量条件をを超える車を運転」と言うと「バイクかな?」と思ったのですが、この男性、今は珍しい「軽自動車免許」だったようです。当時の軽自動車の排気量である360ccまで限定の免許。私は1回しか見たことがありません。
今、この免許を持っている人って何人くらいいるんでしょうね。この免許は昭和27年(1952)から昭和43年(1968)までの間発行されていた物ですから、持っている人は一番若い人でも55歳になると言うことで、今更免許条件を書き換えるために新たに試験を受ける時間をとることも大変だし、実技もおぼつかないのではないでしょうか。←運転がヘタというのではなく、試験場特有の運転をすることが難しいと言う意味。
軽自動車免許は、普通免許に比べてかなり簡単にとれたとは聞いていますが、兎にも角にも自動車を運転できる免許を与えたのですから、本人たちの権利は尊重されるべきですよね。軽自動車の排気量が360ccから550cc、660ccとあがっているのですから、軽自動車免許で運転出来る排気量制限も引き上げるべきだと思うんですけれど、そう言うマイノリティ(少数民族)は相手にされないのでしょうか。

警察の方もどんな理由でこの男性を捕まえたのか判りませんけれど、今時の人だと警察官とはいっても軽自動車免許なんてあることすら知らなかったのかもしれないですね。とんだ災難といえなくもありません。でも、やはり本来なら7,000円の「反則金」で済むところが、20万円の「罰金」になったというのはとんでもない間違いです。ただ単に謝ってお金を返しますってだけで済ませられるのかな。本人の名誉が傷つけられたと訴えたらいいのにと思いますが、その辺りおとなしいのが日本の良い所なんでしょうねぇ。

2005年12月13日(火) 今日こそ散髪に行きます / 京都の事件で思うこと / 床屋に行ったはずなのに…

日本海側の方では大雪の降る可能性ありなんて言っていますけれど、私の住むところは見事な晴れ。日本海側にある実家に住んでいた頃は、それがとても理不尽に感じたものです。「なぜ自分たちは毎日暗いどんよりした低い雲や吹雪の中で生活しているのに、太平洋側(の雪の降らない地方)の人は毎日晴れを享受して居るんだろう」とね。でも、その雪の降らない地方に移り住んで「やったー」と思ったのは最初の数年でした。無い物ねだりなのかも知れませんが、寒い時には寒い、雪に閉じこめられて不便な思いをするからこそ春が待ち遠しい気持ちも一層高まるんですよね。ま、またそっちに住むようになったら「雪の降らないところが懐かしい。戻りたい」って言うのでしょうけれどね…

そんなことを思いつつ、今日は良い天気ですので散髪に行ってこようと思います。
私の場合、車で高速道路を使って1時間位かかる、昔住んでいた町の散髪屋さんに今でも通っているのですが、うちから散髪屋までは列車を使うと3回乗り継ぎで大きな「コ」の字を書いて遠回りして近づき徒歩10分の所に尽きます。でも、列車代がすごいことに。また、うちから列車に20分程揺られてバスに乗り継いだら徒歩1分の所まで連れて行ってくれるし、先の列車乗り継ぎに比べたら安くはつくようですが、田舎なのでバスの運行本数がすごく少ないんですよ(都会という割には)。20分30分待つのは当たり前という感じ。この季節にそれはつらいですよね。そんな訳で今までは車で通っていたのですが、車でも高速代金とかガソリン代を掛けたらもの凄い金額ですよ。貧乏な今、その無駄なお金がとても勿体ないので、人力で出来る部分は人力で頑張りましょうと言うことでバスの部分を自転車にしてみます。まぁ何時までに行かなければならないと言うこともありませんし、のんびり写真でも撮りながら散歩のつもりで行ってみるつもりです。こういう事をしたいがために買ったBROMPTONですからね。楽しまなきゃ損ですよ。←自分に言い聞かせている。


京都の事件で思うこと

京都府宇治市の学習塾で小学6年の女児がアルバイト講師に刺殺された事件では、まだまだ「新たな事実発覚」みたいなのがあって、ワイドショーを騒がせていますが、簡単にまとめると
  • 女児は東京から戻ってきてこの塾に入塾した
  • 女児とこのアルバイト講師はウマが合わず、女児が反抗的だった
  • アルバイト講師はまじめな性格で、女児の指導方法に悩んでいた
  • 三者面談で親の前で叱られたことで(?)女児は国語の授業を受けなくなった
  • 女児の親が塾にアルバイト講師の件で苦情を言った
  • 女児の親の注文でアルバイト講師は試験の監督からはずされた
と言う事のようです。
あくまでも「殺したことは許されることではない」と言うのは当然の前提ではありますが、それでも、まとめたことを見る限り、このアルバイト講師も被害者だったんじゃないのかなと思ってしまいます。

いつの時代でも子供とは「生意気」です。大人と言うことを意識し始める時でもありますし、中学受験などで競争を強いられて既に人生擦れ始めているなんて事もあるでしょうし、何より(人生経験のない分)遠慮がないのが子供の子供たるところでしょう。
アルバイト講師は多くの生徒やその親から教え方がうまいと思われていたようですし、まじめで「そんなことをする人には思えなかった」とも思われているようです。つまり嫌っていたのはこの女児一人と言う事みたいですね。
プロとして仕事をして居るんだから、嫌われないようにするべきだ(どうやって?)とか、嫌われたなら切り捨てて他の人に任せるなど、気にしないようにしてすれば良かったとか言えることは幾らでもあるでしょうけれど、このアルバイト講師はそれを真剣に受け止めて傷ついていたようです。
講師が1人の生徒に嫌われて授業を受けたくないと言われただけでそんなにも悩むものでしょうか。あり得ることかも知れませんが、それより子供の遠慮のない言動が講師を傷つけていたのではないでしょうか。勝手な憶測を書いて申し訳ないと思うのですが、私にはそんな風に思えてなりません。
そんな中で講師は試験監督からはずされてしまいます。どんな人でも「あの人があなたを嫌っているから、このグループから外れて」とは言いにくいでしょう。言いにくいのは言われたら傷つくと判っているからです。言われたとしたらすごいショックですよね。今まで友達だと思ってきたのに、実はそんなに嫌われていたのかとか、自分は不要だったんだなんて思ったりして落ち込んでしまうと思います。塾としては親の要望だからと受け入れたことでしょうけれど、それでこの講師が傷つくとは思わなかったのでしょう。仕事だから気持ちの整理くらいつけられるだろうと思うでしょうからね。でも、この講師は傷ついてしまったようです。キミには適正がないと切り捨てられたようなものです。たかが一人の女児のわがままのために自分の全部が否定されてしまったと思ったのではないでしょうか。
一方この女児だって、みんなに負けないように頑張って勉強をしたい。だからこの先生じゃ駄目と思ったのかも知れませんし、単に生理的に嫌と思っただけかも知れません。親にしても、折角塾に行っているんだから、少しでも身になって欲しいし、先生のおかげで授業に出ないなんて冗談じゃないと言う気持ちもあるでしょう。どれももっともな意見だと思います。特に受験戦争なんて言葉がある世界ですからね。少しでも勉強しやすい環境を求めて意見をするのは当然のことだと思います。
先にも書きましたように、何が悪いって「殺した事」が一番悪いんです。でも、この事件での被害者って本当は誰なんだろうと考えてしまいます。アルバイト講師の弱さもありますけれど、このアルバイト講師も受験戦争の戦渦に巻き込まれて誤爆してしまった被害者なのではないかと思う次第です。

また、「アルバイト講師が1年半前にこんな事件を起こしていました」などと得意気にマスコミははやし立てています。これって正しいことなのかな。要は「この男にはこんな前科があった。やはりな」と言う世論をかき立てようとしている訳でしょ。全く今回の事件と関係のない事で前科などをほじくり返すのは人権侵害とは言えないのでしょうか。犯罪を犯したらプライバシーも人権もありませんと言う感じでとても嫌な気持ちがします。


床屋に行ったはずなのに…

床屋には行ってきましたが…これは「lunatic's photo」で書いています。ご笑覧いただければ幸いです。

さ、体を温めるのに風呂に入ってきますかね…

2005年12月12日(月) 弁護のあり方 / お酒について / 空振り / 皮算用

今年の5月、宮城県多賀城市で、酒を飲んで車を運転し高校生18人を死傷させた男の公判があり、検察側は「(酒を飲んだことで)事故を起こすかもしれないと知りつつ運転したことは無差別殺人に当たる」と危険運転致死傷罪での最大である懲役20年を求刑しました。

弁護側は「飲酒後、足もふらついていないので注意して運転すれば無事に家に帰ることが出来ると考えていたため、故意ではなく、危険運転致死傷罪(泥酔運転などに適用)にはあたらないと無罪を主張しました。検察側は「被告は青信号でも動かなかったり、蛇行運転をするなど、十分自分が酔っていることを自覚していた」「飲酒の影響で車を制御できず、車は凶器となっていた」と論告で述べ、上記のように懲役20年の求刑を行ったと言うことです。

今までにも何度も書いてきました。弁護士の仕事とは何でしょうか。アメリカでは弁護も金次第で肌の色に有利な裁判所、自分に有利な判定をしてくれる陪審員を選ぶなど、手を尽くして被告を無罪にすることが仕事なのかも知れません。しかし、少なくとも今のところ日本では陪審員制度もありませんし、ほぼ単一民族ですから民族の違いという格差も無いでしょう(アイヌの人などには不満のある表現かも知れませんが)。少なくとも建前としての弁護とは、闇雲に被告を無罪にすると言うことではなく、被告の罪を正しい形で償わせると言うことではないのでしょうか。

この事故で、弁護士は「酒に酔って運転していたのだから人を殺してしまっても仕方ない」と言うのでしょうか。そこまでは言わないとしても、「酒を飲んだけれど、自分の判断で注意深く運転したら大丈夫と思ったなら運転しても構わない。そしてその結果事故を起こしても、悪いのは酒で飲んだ本人ではない」とでも言うつもりでしょうか。
酒気帯び運転、飲酒運転はそれだけで免許停止や免許取り消しの対象になるほど質の悪い「罪」です。それを自覚して尚運転していた被告を無罪だと主張するというのは、この弁護士は弁護の意味をはき違えているのではないかと思えてなりません。もし、この弁護が通って被告は無罪になったとしたら、それは「無罪だからお酒を飲んで運転しても問題ない」と言うことになるのですよね。それはおかしいでしょ。また、もし無罪になったとしたら、この被告は「じゃあ、あの事故で3人死んじゃったけど、俺は悔やむ必要ないんだ」と思えるでしょうか。遺族の元へ行って「俺や俺の親がさんざん今までおまえらに謝ってきた。その分を弁償しろ」と言えるでしょうか。無罪か有罪かにかかわらず、死傷事故を起こしたと言うことで被告も苦しむのでしょう。だったらそれを(本当は償いきれるものではないのですが)償う事をさせることこそがその被告のためになることではないのでしょうか。何でもバカの一つ覚えのように「無罪」だの「心神喪失」だの「精神鑑定」なんて言葉を繰り返すより、適切と思われる罪を認めて、早く償いが出来るようにしてやることが弁護士の務めなんじゃないのかな…


お酒について

先日「タバコについて」の中でもふれましたが、私は有害と言うには余りにも影響の曖昧なタバコへの「嫌煙権」より「嫌酒権」「禁酒権」を広めるべきだと思います。タバコを幾ら吸っても、その影響で人を轢いたりはしませんよ。どちらが凶悪になれるかと言ったらお酒の方が禁止されてしかるべきなんです。ところがどこの世界にも多くいるのが「自分のやっていないことを規制したがる」人なんですよ。「私はタバコを吸いません。タバコは体に有毒です。だからタバコを禁止してください。迷惑です。」ええ、言うのは簡単です。自分は吸っていないんですからね。タバコを嫌う人の中にもお酒は嗜む人は数多くいるのではないでしょうか。なぜ、その「嫌煙」には声を大きく「反対。迷惑」「タバコはやめろ」と叫ぶ人たちは、世間を騒がせているニュースを見て「私はお酒が好きですが、お酒は禁止されるべきです」と言わないのでしょう。「お酒は百薬の長と言って、適量飲めば薬です」なんて言い訳を言うのでしょう。冗談じゃない。そんな程度で嗜む人ばかりならあんな事故が起こるはずがないでしょう。まぁ、酒を飲む人全員が泥酔するって訳じゃありませんから、私の言っている方が屁理屈っぽいというのは重々判っています。でもね、アメリカでは運転手の呼気を検査してアルコールが含まれていたらエンジンが始動しないシステムなどが取り入れられ始めています。全員が嗜む程度の量で我慢できるなら何の問題もない。それはタバコだって一緒で、みんなタバコを吸わない人のことも考えて吸えるなら、何のいざこざも起きないんです。どんなことだってどんな言い訳だって出来るんですよね。

私はタバコを吸っていてやめました。お酒は今は缶チューハイを週2〜3本位飲むでしょうか。酒飲みとは言えない部類ですから、「飲みもしないのに、反対するなんて『タバコも吸っていないくせに、タバコは有害だから』と反対するやつと一緒じゃないか」と言われるかも知れません。そう言われたらそう甘んじて受けるしかないですね。でも、酒とタバコ、果たしてどっちが人に迷惑を掛けて居るんでしょう。タバコの煙を1回吸ったらあなたはどれだけ寿命が縮むんですか?影響があるかも知れない、無いかも知れないそんなあやふやなものにヒステリーを起こしているより、どこかのモラルのない阿呆が深酒をして人を轢く事の方が危険だとは思わないですか。「阿呆」と書きましたが、程度にかかわらず飲酒運転を平気でする人と言われたら、数人の友人、多くの田舎の親戚…結構な人数が頭に浮かびます。その「阿呆」に名前を連ねるのは自分の知り合いだって全然不思議じゃないのですよ。「次はあなたの番かも知れません…」と言われて否定できますか?

「禁酒権」「嫌酒権」…少しでも広まっていって欲しいものだと私は思います。


空振り

今週から本格的に営業活動をするつもりでいまして、ちょっとのびすぎた頭をすっきり散髪してこようと思ったんですよ。
天気も良いし、いつもは車で行くのですが、今日は列車で途中まで行って、バスで30分くらいの道のりを折りたたみ自転車(BROMPTON)で散歩しながら行ってこようと思っていた訳ですよ。
…それなのに、今日は月曜なんですね。床屋さんお休みの日じゃないですか。一気にしょぼーん。萎えちゃいました。明日も天気が良い事を祈ります。


皮算用

週末にワールドカップ予選の抽選があってから、テレビのスポーツニュースなどでは早くも「日本、予選突破なるか」なんて事を話題にしているようです。
「ブラジルの1位は揺るがないとして、3チームで2位を争うんですからやりやすいですね」
どこが? 他のグループは2枠を4チームで争うのに、こっちは1枠を3チームで争うんだよ。どっちの確率が高いって言うの?
「ブラジルと対戦する時までにブラジルは既に2勝して予選突破を決めているから、日本とやる時は多少手を抜くかも知れません。だから初戦のオーストラリア戦で勝てばすごく有利になる」
もし、ブラジルが負けたり、引き分けがあったとしたら計算通りに行かないでしょ
「クロアチアとは以前善戦している」
たまたま得点差が1点だっただけで、力の差は歴然としていたと思う。また、何年も前のデータを今に当て嵌めても無意味
ホント、テレビっていい加減。いやいや、確かにどのチームにもチャンスはあるでしょう。ブラジルが有利って言うだけで、絶対にブラジルが勝つと決まった訳でもないですし、どこがどんな風に勝ったっておかしくないですね。しかし、日本が勝つためのシナリオをあれこれ適当なデータと適当な予定を組み入れて話したって虚しいだけでしょ。諸「皮算用」ですよね。
今までにも「オリンピックで日本メダル○個の期待」とか「ワールドカップ 予選突破の期待大」とか様々な皮算用をして煽るだけ煽って、結局は期待外れで終わってきて居たんじゃないのかな。日本には是非予選を突破して欲しいですよ。その時が来れば私も一生懸命応援すると思いますよ(家のテレビの前で)。だからといって、何の根拠もない皮算用の「バカ話」を聞いて一喜一憂出来るほどおめでたくはないんですよ。聞いていてしらけちゃうんです。やめて欲しいんだけど、そう言う特集を喜ぶ人もいるからやっているって事なんでしょうね。誰がそんな皮算用を聞いて喜ぶんだろう…不思議です。

2005年12月11日(日) 証券とエリザベスタウン / 呼びかけ? / トヨタカップ / 松下のCM

みずほ証券が「61万円で1株」を1円で61万株」と間違えて数日が経ちました。
株には(も)疎くて、「61万円の株が1円で買えたなら株式は活気づくのでは?」なんて思っていたのですが、確かにその株を買った人(企業)は、1円ではなくストップ安の572千円でしたが、「棚からぼた餅」「ウハウハ(死語)」ってなものだったでしょう。それも市場に14千株程度しか出回っていないものが61万株も売りに出されたのですから、買った人はボロ儲けですよね。でも、このミスによってみずほ証券はありもしない60万某かの株を買い取っては売り主に渡し、また買い取っては渡しを繰り返さなければならなくなりました。売った時はストップ安の572千円。でも、そんなにお得な値段で買った人(企業)は当然、みずほ証券がどんな値段でも買罠蹴ればならないことを知っていて手放しませんから、今度は買い注文が入っても買うことの出来る株が無くストップ高になるのですね。今日の限度が明日のスタート位置。数日、数十日と待てばどんどん値段は上がっていきます。610千円で1株売りたかった株を572千円で61万株売ってしまったのですから、既に231億8千万円の損失が出ているのに、更に株がストップ高を繰り返して100万円にでもなったらその差額2568億円(+231.8億)です。株価が200万円になったら差額は8568億円(+231.8億)!!…そりゃ私のように株式に(も)疎い人は「儲かって良いんじゃないの?」なんてのんきなことを言っているけれど、株式に詳しい人は「そんなバカをした証券会社はどこだ!」と躍起になって、その証券会社の保有する株を売りに出すでしょうね。特にそのことが発覚した時はどこの証券会社のミスか判っていなかったのですから、その騒動が更に大きくなって当然なんですね。ええ、とっても勉強になりました。

この騒動でみずほグループの中核という位置づけのみずほ証券はもう倒産したも同じですよね。この負債もみずほグループがつぶれては国が立ち行かないと、国が損失を補填するなんて言うことになるのでしょうか。
証券の売買注文をするための仕組みには、それなりの警告があったはずなのに、それを無視してこういう注文を強行すると言うことが、「ソフトでできるのが問題」と言う人が居るかも知れませんが、私はそうは思いません。私たちも時々そんな冗談を言うのですが、例えばワープロで作成した文章を削除する時、「削除します。よろしいですか?」と確認が現れるのは良いのですが、「はい」を押したら「本当に良いですか?」「本当に間違いないですね」「最後の確認ですよ。本当ですか?」なんてメッセージが次々と出てきたらイライラしちゃいますよね。何千回かに1度は「あぁ、こんなにしつこく聞いてくれて良かった」と思う時があるかも知れませんが、逆に大半の人、大半の場合は、何回かこのしつこさにつきあって「もうしつこいのは良いよ」とろくに確認もせずボタンを連打して終わらせると言う行為に至るんですよ。今回の事故もそんな慢心が招いた人災だと思うのです。人災の部分は、多少の(例えばストップ安(高)を超える金額の時はもっと違う警告をするとか)改善は出来ると思います。が、売買の判断が人の判断で行われる以上、改善はあくまでも警告の方法であって「再発防止」にはならないのです。そんな人災をいちいち助けていたら、「一か八かの勝負!駄目だったら国が補填してくれるさー」なんて輩が出てこないとも限りません。今回の後始末はグループの中で対処したら良いんじゃないのかなと思います。

映画に興味のない人には全く「はにはに?」の世界の話ですが…

「証券会社に勤める主人公は(無謀な警告を無視した株の取引で)会社に2500億円の損失を与えた…」
「シューズメーカーに務める主人公は(デザインした靴の失敗で)会社に10億ドルの損失を与えた…」
今回の話って「エリザベスタウン」の出だしそっくりですね。
果たして証券会社の「主人公」はどんな人生を送るのでしょうか…

エリザベスタウンへのリンク:「lunatic's映画評」「公式HP


呼びかけ?

2000年12月に発生した世田谷の一家殺人事件が解決しないまま5年を迎え、警察が現場付近で追悼集会を開いて、犯人に向けて異例の呼びかけを行ったそうです。

テレビで見ていましたが、成城署刑事組織犯罪対策課の女性巡査部長が情緒たっぷりに訴えかけていましたけれど、それって、5年経っても犯人を特定できない「敗北宣言」って事なのかなと受け取ったのですけれど、果たしてどういうつもりだったのでしょう。
海外では見知らぬ人の命なんて、何の価値もない(油断しているヤツが悪い)所もありますし、最近の日本の若者にもそんな風潮が見えています。今回の事件もそんな人の犯行なら、犯人に罪悪感なんて無いでしょう。警察はそんな訴えかけをして「行き詰まっている」と手の内を晒すより、兎に角地道に情報をかき集めて解決して欲しいものです。もし私がその被害者の身内だったらそんな追悼式にかなり怒ると思うんだけど、それって変でしょうか…


トヨタカップ

久し振りに「球蹴り」じゃない「サッカー」を見せていただきました。

でも、アナウンサーと変な女うるさすぎ。
ワールドカップ予選の時は「絶対に負けられない試合が…」なんてダサダサなキャッチコピーを連呼していたけれど、こっちは「地球一の…」ってんですね。あーうるさい。音声消して見るのが正解かも。ホントテレビ業界の質悪すぎ。折角試合自体の質が高くて楽しい思いをしているのに、アナウンスなどで気分ぶちこわしですよ。どうにかならないものでしょうかね。


松下のCM

松下は、自社のCM枠を全て問題のファンヒータ回収のお知らせに回しているようですね。松下の下した判断は素早かったですね。

果たして明日の水戸黄門がどんなCMで構成されるのでしょう。不謹慎かも知れないけどちょっと楽しみです。

2005年12月10日(土) タイムスリップ / 年賀状の季節 / デザイン変更 / キリ番 / 入れ替え戦

「ALWAYS 三丁目の夕日」とまではいきませんが、最近江口寿史の「すすめ!!パイレーツ」を読み返しています。25年くらい前の漫画です。

数あるギャグマンガの中でも、今の流れの根底を作った歴史的ギャグマンガとも言えるでしょうし、今で言う「萌え」系キャラクタ路線の生みの親であるとも言えるでしょうか。まぁ、難しい屁理屈は別にして、久し振りに見るこれは本当今でも十分笑えました。そして、女性キャラがかわいい…そして何より、巻末に「B & B」とか「ツービート」とか懐かしい名前のコント屋さんが写真入りで出ているのが良いです。北野武が若いです。それが一番笑えるんだなぁ。


年賀状の季節

はぁ、今年も年賀状の季節がやってきましたね。
テレビを見ていてプリンタの宣伝が多くなってきたと言うことで、その季節がやってきはったなぁと感じます。去年は忌中だったので年賀状も辞退したのですが、ついさぼり癖がついて、事前の挨拶を忘れた方に寒中見舞いを出すのも忘れるという失礼をしてしまったのです。だからといって今年の年賀状に「昨年は忌中で」などと縁起の悪いことを書くのも憚られますし、果たしてどうしたものかと頭を悩ませています。

まぁ、そんなにつきあいが多くはないので年賀状の枚数もたかが知れていますが、今年は少しまじめに作ろうかなと思っています。と言うのも、本来は宛先は印刷でも、裏面は手書きと言うことにこだわっていたのですが、先にも書きましたように昨年は忌中で辞退いたしましたし、実はその前数年も仕事の忙しさを言い訳に裏面まで印刷で済ませてしまっていたのです。ただでさえ少ない交流の輪をこういう失礼をしたことで失うのは本当につらいものです。ほんの数時間、年賀状に一言書き添えるだけの時間をも「ない」と言わざるを得ないほど、本当に余裕がなかったのかと言うと、本当になかったのですが、できれば、今年はその余裕を取り戻したいし、今後もそれくらいの余裕は持っていたいものだと思います。

それにしても、年々プリンタは進化して居るんですね。EPSONは写真をスキャンして印刷した紙に手書きをすれば、それを合成して印刷するなんて機能をつけましたし、キャノンは両面印刷で勝負ですよね。でも、わたしゃどっちもいりません。合成したかったらPhotoshopでするし、両面なんか出来無くったって困りませんって。新しいものを買えないひがみと言われるかも知れませんけれどそうではなくて、どうあがいても出来ないことが出来るようになったなら「いいなぁ」と指をくわえますけれど、ちょっと努力すれば出来ることが簡単に出来るようになっただけですから、別にちょっと努力すればいいじゃんと思うって事なんですよ。

さて、どんな図柄にしましょうかねぇ…


デザイン変更

また、少しですがデザインを変えました。
  • タイトル右下にCF-W2分解などへのリンク挿入
  • 映画評などへ飛ぶタグの削除
  • エンピツ投票の削除
というところでしょうか。

兎に角、ごちゃごちゃしないようにということが一番でした。映画評などへはHPへ戻れば飛べますし、必要があれば文中でリンクしますから、それ以上の案内は無駄でしょう。また、投票ボタンについては、「投票ボタンを押してくれたら励みになります」という気持ちはありますが、正直に言ってエンピツの方は私もほとんど見ていませんでした。あるからつけてみようって思っただけ…で、エンピツと日記才人と投票ボタンが2つもあるのはどうも不自然と自分では感じていましたので、エンピツの方を削ることにしました。
小心者の自分としては、日記才人の投票ボタンも削ってしまえば良いのかもしれませんが、こちらは昔からつけていたのでまだ悩んでいます…でも、ここ数日の日記才人のトラブルで、多少は訪れる人の数に変化があるのかと思ったのですが、ほとんど変わらないんですよねぇ。それって、私の文章は日記才人では無視されているのか、それともほかのところから辿ってきてくれているのか…


キリ番

ここでは特別キリ番で何かをすると言う事は意識していませんが、たまたまデザイン変更のために開いたら下画像のような番号でした。
キリ番

いつの間にかここも結構な数になっていてびっくりです。気付いた時じゃないと言えないので、改めて「ここまで書いてこられたのも皆様のおかげです。ありがとうございました」と言わせていただきます。


入れ替え戦

今日はワールドカップ予選の組み合わせも決まりましたが、Jリーグの入れ替え戦の日でもあります。水曜に行われた第一戦ではJ2の山梨が2対1でJ1の柏に逆転勝ち。今日の柏はJ1の意地に掛けても勝ちに行かなければならないでしょうけれど、相手の山梨はカウンターが信条のチームですから果たしてどうなるんでしょうね。日頃「日本のはサッカーではなく球蹴りだ」と揶揄している私ですが、別にサッカーが嫌いなのではないですよ。プロ野球というところに「エリート」なんてバカな考えを持ち込んで堕落させたどこかの三流球団のような轍を踏まないで欲しいと思っているだけです。自分の足下にトラップも出来ない、チャンスに球を蹴っても枠に飛ばない、そんな選手が一流であるはずもなく、戦略もなくただ球を蹴って運良く球が入ることを祈るゲームがサッカーであるはずがありません。もっともっと技術を磨いておもしろい試合をするように精進して欲しいと言う気持ちを込めて「球蹴り」と言っている訳ですが、それにしても、入れ替え戦はJ1の下から3番目とJ2の上から3番目ですから、単純につなげてしまったとしても、順位で5つ差がある訳ですよね。まぁ首位と最下位の試合だって最下位が勝つ試合もあって不思議ではないのですからこのくらいの順位差ならどっちが勝ってもおかしくはないのでしょうけれど、それでも、日立が負けるとなると、本当J1とJ2の差は少なくなってきたのだなと実感するんでしょうね。

私は実家に出入りする家電屋が日立だったことや、なぜか(行っていませんが)大阪万博で日立パビリオンがすごく好きだったこと、マイナーな存在でしたがLo-Dと言う日立のオーディオブランドの製品がマニア受けする名器揃いだった事もあって、結構昔から日立って言うのは好きだったんですよ。単なるイメージですけれどね。片や山梨は最近はとんとご無沙汰していますけれど、気に入りのペンションがある所でもありますし、良く行く所として、第二とは言わなくても第四の故郷くらいに感じる場所でありますから、どっちもがんばれと応援して居るんですよ。
でも、今回はどちらかというと山梨よりかなぁ…やはり巨大資本のスポンサーが無い方にがんばって欲しいですよ。そうしないと、山梨に次のチャンスはいつ来るか判らないですからねぇ…

2005年12月09日(金) ブログパソコン / 空港のパスワード流出 / 牛肉輸入再開 / コスプレ / 呼び方 / 取りこぼし / ニュース(コンドーム/ヒーター/諏訪)

ソフマップ、goo、MCJの3社が共同で企画する「ブログパソコン」が発表されました。コンセプトは「初心者でも簡単にブログが出来る」と言うことらしいです。

CPU:Celeron M 350/Mem:256MB/HDD:40GB/CD-RW-DVDコンボドライブ/12.1inchWXGA液晶のノートパソコンで11.98万円。特典はgooのブログに素早くアクセスできるショートカットと、gooのアドバンスドパッケージを最大3ヶ月無料で使用することが出来る事らしいです。そのほかにも何個かの特典はあるみたいですが、私には「ぼったくり」と言っては失礼ですが、どこかのやくざな会社が「な〜んもしらんけどやってみよ」と中老年層を無責任に煽って以来の「兎に角、何でも良いから素人かっ込んで来いや」的な戦略に思えてなりません。

もし、今使っている回線がナローバンドで、これからブロードバンドに変えるよというのであれば、その時のサービスに「○ヶ月無料」というのがあれば、それは魅力的な宣伝だと思います。今使っているプロバイダに未練がなければ乗り換えたらいい訳ですしね。でも、今回販売するのはハードウェアで、ブログエリアが恒久的に低価格でとかただでと言うなら魅力もありますけれど、最初の数ヶ月だけただで、後は普通通り有料ねって言われたら「結局は何の特典も付いていなかったんじゃないの?」と言う感じに思えるんですよね。
あ、でも継続していけるかどうか判らないとか、全く何がなんだか判らない初心者の人にとっては、兎に角数ヶ月お試しが出来ると言うことは大きなメリットなのでしょうか…うーん、視点を変えると、一方では「素人をカモにしている」と見えることが、他方では「素人に優しい」になるのかもしれません。ちょっと今回の雑記を書いて目から鱗が一枚取れた気がします。

しかし、お年寄りや初心者にパソコンを教える機会が多い私としては、もっと初心者にわかりやすい、取っ付きやすいサポートサービスを展開してくださいよとお願いしたいものです。まぁ、初心者が安心して掛けられるくらい取っ付きやすくすると言うことは、一人の人にかなりの時間を割かなければならない事を意味しますから、商売としては成り立ちにくいのかもしれませんが、これからはそう言う需要も増えるんじゃないでしょうかね。


空港のパスワード流出

日本航空のコ・パイロットが個人用のパソコンにWinnyと17空港の立ち入り制限区域の電子ロックの暗証番号やボーイング767の操縦マニュアルを入れ、ウィルス感染した結果それらの情報が全て流出してしまいました。

極端なことを言えば9.11事件を再現しようとしている犯人に情報を与えました。みたいなものですよね。被害は出なかったようですが、出ていたら大惨事になっていたものでしょう。
いや、私にはこの制限区域への暗証番号が漏れたと言うことと操縦マニュアルが流出したことがどれだけ重大なことなのか、はたまた全然たいしたこと無いよと言うことなのか判断がつきません。マニュアルなんて読んだって実物がなければ意味がありませんしね。先に書いたようにハイジャックして自分が操縦してどこかにつっこむつもりがあるような人でなければ意味はないのかもしれません。
でも、そろそろ、大事なデータを個人のパソコンに入れるとか、あまつさえそのパソコンにWinnyが入っていたなんて言う事件は終わりにして欲しいものだと思います。「会社で仕事が終わらないから家に持ち帰るしかない」と言う言い分は通用しないんですよ。家に持ち帰らずに会社ですれば良いんです…まぁ、これは建前なんですけれどね。仕事の都合上、どうしても持ち帰らざるを得ない時もあるでしょう。でも、そんな時に酒を飲んで泥酔するとか、パソコンにWinnyが入っているって言うのは言語道断だと思いますけれど。

Winnyの是非について、私は特に意見はないのです。違法と判断されたらそうなんだろうなと思うし、合法だと判断されたらそうなんだろうなと思います。ただ、私自身は利用するつもりはないですがね。そう言う意味では違法だと思っているのでしょうね。そして、個人が勝手に使う分には好きにしたらいいと思いますが、その結果として個人の情報ではない会社の情報などを流出させた場合はそれ相応の覚悟をして責任をとるべきだと思ってもいます。うまい汁を吸ってきた分のツケは払って貰いましょうかってなもんです。
個人用パソコンにデータを入れて流出させた場合は原点1、もし酒を飲んでいたら更に減点5、Winnyが入っていたら更に減点5で減点6で停職3ヶ月、減点10で懲戒免職…などという社則があっても良いと私は思いますよ。


牛肉輸入再開

内閣府食品安全委員会で、アメリカ・カナダ産の牛肉について、危険部位を取り除いた若い牛に限って安全を認めると言う答申を出しました。これにより12日にも解禁が正式決定され、今月下旬には輸入が再開される見通しとなりました。

牛丼屋さんなどは喜んでいるでしょうね。でも、これは本当に安全性が確認できたのでしょうか。以前血液製剤で欧米では「危険」とされて使用禁止になっていたものを日本だけが「安全」として輸入した結果、大問題となったことがありますよね。その時の言い訳は、「こんな事になるとは思わなかった」というものでしたが、今回はそんな言い訳は通用しないんですよ。でも、危険とされる肉骨粉をアメリカは牛に使用する以外は禁止にしていません。鶏や豚の餌に使用され、その同じミルで牛の飼料も作られています。アメリカという国は、劣化ウラン弾のように自国で過剰に生産して在庫調整が必要になった場合、他国に捨ててしまえと言う国です。自国の安全さえ守られたら、他の国がどうなろうと知らないよと言う国ですよ。劣化ウラン弾を引き合いに出さなくても、暫く前のオレンジ輸出での防カビ剤散布とか、怖い話は幾らでもあります。私はそう言うのが怖くて、アメリカ産の食物は極力食べないように意識しているのですけれど、これでまた外食が怖い時代になってしまうんですね。まぁ、自炊をしろと言う神の啓示なのでしょう。

今回の安全確認、果たして本当に安全が確認されたのか、それとも政治的圧力に屈したのか、どちらなんでしょう。興味深いことです。


コスプレ

昨日テレビのチャンネルを回していたら「コスプレ選手権」なんてものをやっていましたね。
ちょうど優勝者が決まる頃だったのでほとんど見ては居ないのですけれど、なんて言うか気が重いです。
うーん、私が若かりし頃(余り若いとも言えなかったかもしれませんが)は、コスプレって言えば、コミケ会場の川崎とか晴海の出入り口付近でお祭り的にやっている人がほとんどだったんですよね。それがいつの間にかこんな番組が出来るようになってしまったんですね。
でも、コスプレが市民権を得たという訳ではなく、どちらかと言えば、無理矢理居座った感じがしないでもありません。
下妻物語とかって映画や電車男のドラマや映画などでそのような人たちが認められたかのような勢いになっていますけれど、個人的にはそう言うものは地下に潜ってひっそり同好の士の集まり的なお祭りだからおもしろいのであって、それが市民権を得ようとするのは大間違いだと思うんですよねぇ。なにか舞い上がって本来の楽しみの部分を忘れ去っているというか、表に出てくる奴らは本当のマニア何じゃなくて、ただの中途半端納屋ロウなんじゃないかと思ってしまいます…あ、私にはコスプレの趣味はありませんから、お間違えなきように…


呼び方

今、日本テレビで「ヨネスケのとなりの晩ご飯」ってやっています。ある人がある家にヨネスケを連れて行ったところ、それを見た家の人が「ヨネスケよ」と言ったことに対して、司会の海老名みどりの夫(名前知らず)は「ヨネスケ『さん』だろ」と言っていました。
確かにそれはそれで正解だと思いますけれど、私は「ヨネスケ」で良いと思うんですよ。

その司会は「ヨネスケ」と顔を合わせて居る訳ですから、敬意を持って接っするのが当然と思っているでしょう。しかし、私たち視聴者は、本当の知り合いでもない限り、そのテレビに出てくる人たちを一方的に知っているだけなんですよ。私も知っているし相手も私を知っているなら敬意も持てましょうが、こちらが知っているだけの存在なんて、知り合いでも何でもないですよね。ただの記号なんです。「ドラム缶」とか「こたつ」って名前と一緒で、「ヨネスケ」という物体を識別するだけの名前なんですよ。だって生身を感じていないんですもん。それが現実の人になって目の前に現れたからすぐに敬意を表しなさいという方がおかしいんじゃないのかな。
私は、彼ら芸能人などは有名になった代償として呼び捨てにされる(記号として名前を呼ばれる)事に対して寛容にならなければならないと思っています。少なくとも私はここで芸能人の名前を出す時は意識して記号として扱うので呼び捨てにする事が多いです。


取りこぼし

ショック!…って言うのはこういう事なんでしょう。
先週末、今まで買いためた球根や種を果断とプランタに植えたのです。来年の春分と言うことで夏から先はどうするかまだ何にも決まっていませんけれど、そして、植えたものが全て咲くかどうかも判りませんけれど、兎に角「全て植えた」と言う満足感は持っていた訳ですよ。ところが…ところがですよ。木曜日、生協の配達で届いた箱を開けてみたら、私はてっきり注文していた車載用スクレーパーだと思っていたのですが、ラベルには「ホスタ パトリオット」と書いてあります。幾ら何でもミサイルは頼んでいないんだけど…と蓋を開けてみるとそこには…
パトリオット


こんなのが入っていた訳ですよ。
注文したことをすっかり忘れていました。半日陰を好み、7月から8月に草丈40〜60cmほどに育つそうです。株は50cm程度の間隔を開けて植え…もうそんな余裕ありませんよ。12月4日「花壇作り(昨日のこと)」に花壇の見取り図を書きましたが、それを見れば余裕のないことが一目瞭然でしょ。かくなる上は、サフィニアを引っこ抜いて(どうせ素人には越冬できないらしいですし)その代わりに植えてしまうか、それとも鉢植えにするか、それとも他の球根と食い合いになるかもしれないことを覚悟して隙間に植えるかを考えなければなりません。植えるなら明日か明後日です。さぁ、どうしよう。悩みどころです。


ニュースから

コンドーム論争…
ユニセフと国連エイズ合同計画の親善大使を務めている、ブラジルの人気歌手ダニエラ・マーキュリーさんは予定されていたバチカンのクリスマスコンサートへの出演を取り消されました。その理由は、「コンドームの使用をコンサートで提唱すると述べたから」と言うことで、当のマーキュリーさんは「バチカンのコンサートで呼びかけるといった覚えはない」と反論しているそうです。

カトリックの総本山であるバチカンは「避妊反対」の立場をとっており、その結果としてコンドームの使用にも「非道徳的で快楽的な生き方を増長する」と反対の立場をとっています。

エイズ関連の親善大使を務めているのであれば、コンドーム使用を提唱するのは当然ですね。でも、さすがにバチカンの元で提唱するつもりはなかったんじゃないでしょうか。結局は、常にそう言う提唱をしていることが問題になったんじゃないのかなぁと勝手に推測をしていますけれど、こう言うところではバチカンは癌ですねぇ…というのが私の素直な感想です。その昔レーガン大統領(だったかな?)も、「学校で進化論だけ教えるのはおかしい。聖書に沿った内容もきちんと教えるべきだ」なんて話をして話題になりましたけれど、宗教の世界を今の世界にも当て嵌めようとするので矛盾があることも頑固に貫き通すんですよね。また、それだけの力があるから怖いんですけれどね。
確かに神様が「光あれ」と言って光が出来てとか、そうやって6日間で世界を創造して7日目を休みにしたんですから(だからカレンダは月曜で始まって日曜で終わるのが正解なんですよね)、神様の都合に関係なく人間が猿から進化したなんて認められないですもんねぇ。
ついでに私的な偏見ですけれど、カトリックの国の女性、当てはまらない人も多いですけれど、私があったことのある数十人、結婚するまではすごいプロポーションなんですよ。それこそブラジルのバレー選手とか、リオのカーニバルとか見ていれば想像できますよね。でも、結婚したらすごい貫禄になるんです。諸説ありますけれど、カトリックでは離婚が認められていないので、結婚してしまったらそれこそ「釣った魚に餌はいらない」とそれまでの努力を全て放棄するからだそうで…人間緊張しなくなったらおしまいよ。そんな意味でも私はカトリック反対なんですがね。お粗末。

因みに、世界で一番カトリック教徒の多いブラジルでは、エイズ予防のため、来年10億個のコンドームを無料で配布すると言う発表があり、バチカンの意志がそのまま全て受け継がれるという訳ではないようです。

松下製温風ヒーター
ホースの劣化から死亡事故が起きた松下製温風ヒーターを、リコールに従って修理に出した後で、修理ホースが外れまた一酸化炭素中毒の死亡者を出してしまいました。その修理ミスは1台にとどまらず、新たに12台の修理ミスが判明しました。

こりゃまずいですよねぇ。リコールがあることは、建前としてはあってはならないことでも、兎に角仕方ないことと受け止めるしかないのですが、その修理でこういう事態を招いてしまってはねぇ。まるで三菱自動車みたいなものですよねぇ。信用がた落ち。
それにしても、リコールって難しいですね。テレビや新聞など様々な媒体でアナウンスしても、それを見るとは限りません。まぁ新聞に出されるリコールのお知らせなどは、余程興味を持ってみている人でなければ気付く方が珍しいと言っても良いくらい小さな記事ですし、13〜20年も前に販売していた商品でしたら、リコールされていると気付くのも難しいでしょう。どこに出荷したか販売店は特定できたとしても、誰が買ったか消費者を特定するのは難しいですし、今までに何台が廃棄されたかすら判らない訳ですから、どうやって周知させたらいいのか本当頭を悩ませる問題ですね。
修理ミスという大きなミスを犯した松下が、この件についてしっかり責任をとらなければならないのは当然ですが、命に関わる問題ですから、リコールをいかに周知させるかのシステム作りはこれからの課題と言うことになるのではないでしょうか。

諏訪の男児行方不明…
行方不明になった男児に食事を与えたと言っていた女性の言っていたことは嘘だったことが判明しました。

おかしいと思っていたんですよね。
その女性がそれなりの年代の女性なら、今上映している「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界で育ったような人であれば見知らぬ人に「この子を送ってあげて」と頼んだというのは頷けますけれど、二十歳そこそこの女性が見知らぬ人に頼んだって言うのはどう考えても無理があるでしょ。「そ〜んな話あらへんあらへん」そんな話をしていたんですよ。
何でこんな嘘をついたんでしょうねぇ…不思議です。

2005年12月08日(木) SFPのストラップ / 結婚 / 駐車違反取り締まりの民間委託 / 強度偽装の不思議…

11月23日に書いたのですが、ユカデザインがプロデュースする通販サイト「SOMETHING FUN PRODUCTS」のストラップが届きましたので紹介したいと思います。

缶外観

まずは缶の外観です。φ70(直径7cm)弱くらいですからかなり小さな缶ですが、何か他に利用したくなるしゃれたデザインです。

缶を開けたところ


缶を開けるとこんな感じ。丁寧に梱包されています。真ん中に着いている番号はシリアル番号です。

缶の中身


箱の中身を取り出すとこんな感じ。左上から右に、組み立て説明書/缶/缶蓋 左下から右に
取扱説明書/部品(革ストラップ、リング大、中、ひも付き金具)、ミンクオイル付きスポンジとなります。

このストラップは買ってすぐに使えるのではなく、自分で好きな長さに調整して組み立てる必要があります。まぁ携帯電話のストラップなどを参考に長さを決めて挟みでストラップを切って、両端の端から3mmの所にキリで穴を開けます。そしてリングを1つ通してから開けた穴にリングを通し、そのリングにひも付き金具を通してリングを締めておしまい。言葉で書くと良く分からないですね。

携帯電話に取り付けたところ(S)


これが、完成したストラップを携帯電話に取り付けたところです(写真はクリックすると多少大きく表示されます)。ストラップをくくっているリングは結構きつくて、ストラップがむやみに広がって取り付け金具をつけたリングに負担が掛かるのを防いでいる感じです。説明書ではキリで穴を開けると書いていましたが、私の場合は電動ドリルに1.5mmのビットをつけて穴を開けました。そして、両側の穴をそれぞれ開けるのではなく、一つ目の穴が開いたら皮を重ねて、上に先に開けた穴の側をおいて位置合わせをして、そのままドリルで貫通させました。その方がずれなくて良いです。また、皮は丈夫ですが、いつか穴が切れてしまう可能性もあるので、心持ち長めにストラップを切ってみました。穴を開けるのが3mmの所ですので、実際の自分の希望から10mmほど長めにしてみたんです。できあがったら、付属のミンクオイル付きスポンジで軽く拭いてやります。まぁミンクオイルは、私の場合、RedWingのアイリッシュセッターを手入れするミンクオイルがたっぷりあるので、今後はそれを使ってやろうと思います。

デジカメに取り付けたところ(L)

上のストラップはサイズ(S)だったのですが、これはもう一つ買った(L)サイズのストラップ。クビに掛けて胸ポケットに入れてちょうど良い長さです。

本当はこのストラップに「SOMETHING FUN PRODUCTS」という焼き印が入るのですが、今回はお願いして、その焼き印の入っていないものを頼んでみたのです。焼き印がワンポイントになって結構良いと言う話も聞きましたが、私は「極端」が好きなので無いなら徹底的に何もないのが良いです。
まだ皮がなじんでいないので少し固いし、裏側はごわごわした感じがします。でも、これが使っている内にきれいに染まってくるし、柔らかくなるし、馴染んでくるんですよね。皮の魅力は長年使わないと出てきませんから、これからが楽しみです。

改めて、お店と商品を紹介しておきます。

ユカデザイン:「http://www.yuka-design.com/
SFP(SOMETHING FUN PRODUCTS):「http://www.yuka-design.com/shop/shop.html

ストラップキット(S) \880:「http://www.sfp-tokyo.com/products/strap_s/strap_s.html
ストラップキット(L) \1,000:「http://www.sfp-tokyo.com/products/strap_l/strap_l.html


結婚

篠原涼子さんと市村正親さん、渡辺謙さんと南果歩さんが入籍されたそうですね。
などと書いても、私は篠原涼子さんと渡辺謙さんの顔が思い浮かぶだけで、ファンの方にも本人にも申し訳ないですが、残りのお二方はただの記号になっています(顔も何のイメージも思い浮かびません)。

まぁ、ご本人同士は幸せのまっただ中なのでしょうけれど、「恋愛適齢期」と言うDVDを昨日まで借りて見ていただけに、ちょっとその台詞が思いおこされました。「男は年をとって独身で居てもステータスみたいに言われるし、若い女性と結婚をする。でも、女性は行き遅れと言われたり、相手が現れず、生きるのに必死になるしかない。もの凄く不公平だ」って感じの台詞だったんですけれどね。まぁ、それが全ての人に当てはまるとは思いませんけれど、今日のニュースを見るとほんとその通りだわと思いますね。
まぁ、どんな人と結婚するか、出来るかは本人の努力次第という部分もありますから、一度も結婚できない人もいるのに二度も三度もするのは不公平だなんて言うのはばかげていますが、ついつい言ってしまいそうになりますね。でも、素直におめでとうございますと言うべきなんでしょうね。因みに、私、篠原涼子の鼻が印象的で好きでした…


駐車違反取り締まりの民間委託

道交法の改正によって、駐車違反取り締まりを民間に委託することを考えている警察署は270に上るそうです。

警察官だけの取り締まりでは限度がありますから、民間に委託すると言う事は流れとしてはありなんだろうと思います。しかし、今のマンション強度計算偽装事件で示されているように、官から民へ業務を委託されたのに、その機能が果たされていないと言うことでは単に穀潰しの存在になってしまいます。民間に委託はされたけれど、個人的な感情で取り締まりされたり、逆に許されたりするようではどこからか不満が噴き出すでしょうし、いざ、難癖をつけてくる人が居た場合、駐車違反を取り締まるだけの権限しか監視員にない場合は身の危険という事にも繋がりかねません。また、確かに駐車違反も(今より)厳しく取り締まるべき問題ではありますが、同時に飲酒運転などの取り締まりなども出来ないものなのか、いろいろ考えてしまうこともあります。まぁ、郵政民営化の時にも書きましたが、あれもこれもと欲張ってしまうと、何一つ解決できなくなりますから、まずは駐車違反という第一歩。そして様子を見てどんどん民間に委託という形をとるなど、調整をしていけばいいと思います。なによりも失敗しても良いからまずは前進を試みると言うことが大切です。ただ、Go For Brokenにはならないように…


強度偽装の不思議…

東京都下のマンションで姉歯設計事務所が設計に加わって強度偽装が行われたマンションが見つかりました。このマンションは1998年頃に偽装したものと見られ、今までで発覚した中で一番古い建物となりました。尚、偽装した結果、強度は基準の半分強だそうです。

そこで、疑問なんですけれど、1998年から7年間の間に東京には大きな地震はなかったんでしょうか? ちらりとインターネットで調べてみると今年7月の地震は足立区では震度5でしたが、その他では震度1〜4だったようですし、その前というと1992年に遡るそうです。と言うことは、半分以下の強度でも耐えられる地震しか来ていなかったんですね。千葉県でもここ9年(震度階級が10段階になってから)、震度5を観測したのは今年4月の地震くらいだったみたいで、それで倒壊しなかったのは幸運だったと思いますが、誰も被害が出ていないと言う意味では本当に良かったです。そうか、いや、最初はそんなに前から偽装をしていて倒壊したマンションがないってどういう事なんだろうって疑問だったのですが、倒壊に値するような強い地震がなかったんですね。

善悪を考えず会社の経営という立場で言えば、偽装が発覚した時点で公表してしまえば、非難囂々、損害賠償も大変ですが、それは中途半端な被害だからなんですよね。地震でビルが倒壊してしまったり被害がちっぽけな会社1つの責任ではどうにもならない状況になったならその責任は嫌でも国がとらざるを得なくなる訳で、そう言う意味では知能犯というか確信犯的に、国も巻き込んで自分たちの被害を最小限に抑えようとしたんでしょうかね。そこには自分たちが助かるためなら住民の数十人いや数百人くらい死んでくれた方が大事件になって好都合という考え方もあったのかもしれません。そう言う人が会社を経営して居られる社会というのがとても怖いですね。

2005年12月07日(水) 字幕と吹き替え(映画三昧)

毎週水曜が安いので、水曜にDVDを数本レンタルしてきて見ているのですが、先週借りた映画は結構当たりでした。

借りたのは「Mr.インクレディブル」と「恋愛適齢期」そして「ホット・ショット」。残念ながら「ホット・ショット」はちょっと楽しみ切れませんでしたが、他の2作品は今年見た映画の中でも結構上位に入るんじゃないかなぁ。

最近、映画では吹き替えの需要がかなりあがってきているそうです。海外の映画を字幕で見るっていうのは日本特有の現象で、他国では吹き替えが当たり前と言う事みたいですけれど、私はどうしても字幕が好きなんですよね。字幕が好きと言うより、吹き替えにすると野太い声の子供も、吹き替えをする声優は甲高い子供らしい子供の声…と言うよりわざとらしい声に置き換わっていてイメージが損なわれたり、喜怒哀楽を表すシーンで声優さんが演じる感情が実際の俳優さんの演じる感情を的確に表していなかったりする事が多い(多かった)からなんですよ。折角俳優さんが良い演技をしているのに、声がその演技を表していなければ魅力は半減してしまいますよね。そんな理由で私は字幕派なんですよ。確かに字幕だと文字数が限られていますから、表現にも制限があることは重々承知していますが、少なくとも俳優の声の抑揚が判る方が大切と思えるのです。

今回「Mr.インクレディブル」を借りて先週見ておもしろかったので、今日もう一度見直したんですよ。うん、この映画、私にとっては買っても良いと思えるくらい良い映画です。で、2度目を見終わってから、折角DVD何だからと音声を日本語に、字幕を英語にしてもう一度流してみました。先の2回である程度の印象はありますので、英語の字幕も興味深いです。しかし、英語音声の日本語字幕とは勝手が違いますね。日本語字幕なら文字の意味がぱっとわかるので映像に集中していられますが、英語字幕だと英語を読んでいるのが精一杯で画面の映像を見る余裕がありません。そんな訳で英語字幕を見るのは時々にして日本語での吹き替えを堪能してみました。少なくとも、この映画の場合多少の違和感はありましたけれど、逆に文字制限が無くなった分、それなりに表現も豊かになっていて字幕版とはイメージが異なっていて、これはこれで楽しめました。でも、やっぱり私は字幕版を選んでしまうと思いますけれど、吹き替え版も人気が出てきたと言うことに少なからず納得した次第でした。果たして皆さんは字幕派でしょうか、それとも吹き替え派でしょうか…

それを見た後、「恋愛小説家」をも見直したので、今日は映画を見て一日が終わってしまった…そんな一日でした。

2005年12月06日(火) ル・クルーゼ / キスをする時は…

最初からきちんとした思想を持って買い集めていればもっときちんと整理が出来ていたのでしょうけれど、私の家の台所には所狭しと雑多なものが乱雑に置かれています。
鍋も貧乏学生時代から使っている安いアルミ鍋もあれば、友達が結婚する時「かわいい妻が用意してくれるからこれいらないもんね」と顔を崩して押しつけてきた片手鍋や、自分の自炊全盛期の頃から愛用している中華鍋とか、最近ではスタック(積み重ね)できるのが良いかと買ったT-FALなどがあるのですけれど、一番新しいシリーズはル・クルーゼの鍋です。うちには「ココット・ロンド(26cm)」「マルチ・ファンクション」「ビュッフェ・キャセロール」があるのですが、それぞれ、黄色、赤、オレンジと見事色もばらばらです。琺瑯だから取り扱いも優しくしないと駄目だし、重いから下手なところにしまえないし、管理は大変ですけれど、その保温性の良さなどから、これで煮た煮物は普通の鍋で煮たものよりおいしくなります。気のせいかもしれませんが、そう思っておいしく食べられるだけでも十分価値はあります。先日のカレー、この「ココット・ロンド」で作ったのです。味がしみて最高においしいカレーができたのはこの鍋のおかげもあると思います。

そして昨日、やっちゃったんですよ。何がって…ついね、温めるつもりが、火をつけていたことを忘れて放置しちゃって、30分くらい火に掛けっぱなしにしてしまったのです。でも、さすがはル・クルーゼです。そのHPの「商品の特徴」というページで、さまざまな特徴をあげている中の1つに

平らで厚い底なので、材料が焦げつきにくく、きれいに仕上がります。
というのがあるのですが、まったくその通り。確かに下の方は水分が少なく塊の状態になっていましたが、焦げることもなくお玉でかき混ぜたら元に戻りました。もしこれが普通の鍋だったら、もうカレーは焦げだらけで食べられたものではなかったでしょうね。
しかし、私は間違いを犯したんですよ。琺瑯の鍋を金属のお玉でこすっちゃったんです。問題なければいいんですが、下手をしたらこれで琺瑯が削れて傷になってしまっているかもしれません。心配で仕方ないのですが、まだカレーがベールのように覆いかぶさって底を見ることができなかったんです。今日、これから食べるご飯でそろそろ底が見えてきそうです。果たして鍋は無事か。心臓がバクバクドキドキしています。一生(多分、この場合の一生は20年くらいかな)使おうと思って、福岡タワーの鉄片から飛び降りたつもりで買った鍋ですから、こんなところで挫折されては困るんです。皆さんも無事を祈っていてくださいね。お願いします。


キスをする時は…

うーん、如何にも私には似つかわしくないタイトルです…似つかわしくないので「lunatic's…むにゃむにゃ」の方に書きました。ご笑覧いただければ幸いです。

2005年12月05日(月) カレー / あいちゃんが好きだ〜 / 黄門様

カレー
昨日作ったカレーです。
玉葱は小振りのものを選んでまるのまま入れました。にんじんも小振りのものを選んで、皮を剥いて3等分くらい(一口大)にして、鶏胸肉も表面を焦げ目が付くまで焼いてから、大きめの一口大にして投入。ジャガイモも本当は皮を剥いた状態で放り込みたかったのですけれど、保存状態が悪かったのかちょっとあちこち剥いたり彫ったりしなければならなかったのが残念。ルーはハウスのジャワカレー中辛。うちの定番です。

昔はカレーで辛さを追求しました。辛さを和らげる野菜を入れるなんて言語道断。辛味スパイスをどんどん足して「はひー…ほへー…!」としながら食べることがカレーの王道だと思っていました。が、年をとると共に、辛さのみの追求から野菜などのうまみの調和を求めるようになりました。どうやったら玉葱の甘みを残したまま煮込めるかとか、ジャガイモのホクホク感を残したまま味を染みこませるにはどうしたらいいのかとか…残念ながら品種が違うと火加減も違うので日々これ精進と言うことで正解もゴールもないような禅問答ですけれど、それでも、決まった時はうれしいですね。今回はまるのままの鍋に入れる玉葱も1つ別に粗みじんにして加える玉葱や鶏肉と共に蒸し焼きにしてみました。甘さは結構強く出ました。後、付け合わせに今回はスイートコーンと、揚げ縮緬、それとモツを用意してみました。結果、スイートコーンはカレーと混ぜては駄目と言うことが改めて判りました。食べる時、ご飯とカレーを混ぜたその上にコーンを載せるような形で置くと、カレーの辛味とスイートコーンの甘みがうまく合う感じがします。今まで漠然とどうでもいいやと食べてきましたが、ほんの少しの違いで味は大きく変わるものだとびっくりです。揚げ縮緬はちょっとあわなかったですね。揚げてあるパリパリ感とカレーの柔らかさは相反する気がします。やはり縮緬はカレーなど掛けずとも、ご飯と一騎打ちで食べたいものです。柔らかな縮緬だと今度は味がカレーに飲み込まれてしまうでしょうし、まぁ縮緬はカレーには合わないと言う結論で良いでしょう。モツも、少なくとも私の作ったカレーには合いませんでした。モツの味が弱すぎるのかもしれません。


あいちゃんが好きだ〜

1日夜9時半頃、東京の地下鉄東西線で運転士が「あいちゃんが好きだー」と大きな声で叫びながら運転していることに乗客が恐怖を覚え、駅に停車した際、ホームの非常ベルを鳴らして通報しました。しかし、駅の助役が「問題なし」と判断し、その駅に交代できる運転士が居なかったことから5駅先の妙典駅まで1人で運転をさせ、そこで初めて運転手を交代させたそうです。

これってとんでもない事件ですよね。東京メトロのコメントでは「調べたけれど飲酒などはしていないから大丈夫だと思った」と言う事みたいです。しかし、その5駅+αの間、先頭車両にいた乗客はとても怖い思いをしていたことでしょうね。
私のあだ名は「熊」「戦車」って言うんですよ。どちらも社会人になってから就いたあだ名で、やせていた頃からのあだ名なので体格を表したものじゃないんです。体重が50kg前後のガリガリ君だった私ですが、仕事が煮詰まってくると、席を離れて1人であっちこっちをうろうろしながらアイデアを考えます。で、その時はものが見えていないので勢いよくまっすぐ歩いて私の歩く進路にあるゴミ箱を蹴飛ばし、踏みつぶし、机やドアにも勢いよくぶつかり、壁を蹴り…そんな姿があだ名の由来です。更に机に座って居ても「ここは○○で良かったんだっけ?」「そこはどうなっているの?」なんて独り言を繰り返して、周囲にいる部下たちは自分に質問が来ているのかとその都度緊張していたそうです。すぐにあれは独り言だって慣れてしまったようですがね。今でも仕事が忙しいと独り言を話しているようです。独り言を話す事が仕事として許されざる事だったら私も失格かな。と言うわけで自己弁護をするつもりではないですが、果たしてこの運転手の独り言って言うのはどの程度のものだったのでしょう。少なくとも私は仕事中に「セイラさ〜ん」とか「萌え〜はあと」なんて叫んだりしませんし、その「あいちゃん」が何者か知りませんがそんな私的な叫びを発する運転手は、私から見ても十分キケンな人だと思うんですけれど、独り言を言う癖、ストレスを発散させるために叫ぶと言うことは良くあることだとも思うんですよ。
ただ、この事件でまずいのは、まず、運転手が乗客にまで聞こえるような声で叫んでいたこと。ぶつぶつ言う程度なら誰にも悟られずニュースになることもなかったのですから。そして何より一番悪いのは、この駅の助役という人ですね。客がわざわざホームに降りて非常ボタンを押して「あの運転手は怖い」と訴えているのです。その運転手を飲酒の兆候が見られないから大丈夫と判断し1人で運行させたというのは如何なものでしょう。心神喪失状態で幼児を殺したりする人たちは別に酒なんか飲んでいなかったでしょ。上では独り言を言う癖はあるものじゃないかと弁護みたいな事を言いましたが、私だってもしその場に居合わせたら、そんなヤツの運転する列車になんか乗りたくないですし、そいつがまた運転するとなれば怖くて乗る気にならないでしょう。多分、騒いでかなり大事にすると思いますよ。その駅に交代する運転手が居なかったなら、運転手を呼び寄せるべきなんです。いや、どの駅にでも速やかに交代できる運転手くらい待機させておくべきなのでしょう。ところがそれが居なくて、更に運行に差し障るとその運転手を一人で運行させるなんてもってのほかですよ。少なくとも助役自ら運転席に同乗し監視をします。と言う態度くらい見せるべきだったのではないでしょうか。
先日の東武で起きた自分の子供を運転室に入れたまま運転した事件は、運転手のモラルを問うと書きました。でも、この事件は運転手ではなく、駅助役という管理をする側の判断の甘さ、いい加減さ、無責任さが問われる事件だなと思う次第です。

運転手が異常な行動をとって犠牲者が出る事故は無くなりません。人様の命を預かる職業について、あこがれや知識だけで出来ると言う今の体制は間違っているのではないでしょうか。人の命を預かる事への責任感や、精神的に破綻の兆候がないと判る人のみと言う厳しい資格、そして定期的な厳しい試験を行うべきじゃないのかなぁ…それが叶わない内は、少なくとも客を出来る限り安心させる方策くらいは講じて欲しいものですね。


黄門様

ちょっと仕事の営業をして来て、テレビをつけたら水戸黄門をやっていました。ろくに画面も見ずご飯の用意をしていたら、助さんが偉そうな物言いをしていました。「ん?今日は助さんが黄門様に変わって申し渡しをしているのかな?」と思って画面を見ると、助さんは黄門様になっていました。いや、里見浩太朗さんが黄門様になって久しいのは重々判って居るんですが、最近は毎日夕方4時からの再放送もよく見ているので、ついつい「里見浩太朗さん=助さん」と言う図式が脳内にできあがってしまっていたのでした。「夕方は助さんやったのに、夕方には黄門様になってはる」ってなんかすごい出世ですよね。

里見浩太朗さんのHPを拝見すると、助さんを演じ始めたのが昭和46(1971)年(大阪万博の翌年、札幌オリンピックの前の年)の第3部からなんですね。それから平成14(2002)年まで30年も助さんを演じてこられたわけですが、その間黄門様は東野英治郎さんから西村晃さん、佐野浅夫さん、石坂浩二さんと変遷した訳ですけれど、はたして、里見浩太郎さんはその間どう思っていたんでしょうね。あれだけの人気俳優さんですから、「いつかは自分が水戸黄門役に」と思っていたのでしょうか。自分より年下の石坂浩二さんが水戸黄門役に抜擢されたときはどんな心境だったのでしょう。
オチのある話ではないのですが、時代劇のエリートという感じの人だけに、こういう時の心境というのはどういうものだったのか、ものすごく興味のあるところではあります。帰ってきて、助さんが黄門様と思ったとき、そんな話が頭をよぎったのでした。

2005年12月04日(日) 花壇作り(昨日のこと) / 今日も平和な一日でした

昨日の事ですが、午前中に園芸店に行って土や肥料を買って、午後遅くから庭の花壇や鉢に、今まで買いためた球根を植えていました。
実験のために越冬させることにしたサフィニア2株と既存の斑入りヤブラン、クリスマスローズ、そして月桂樹はそのままに

  • チューリップ×20
  • ブルーチューリップ×3
  • 鉄砲ゆり×5
  • クロッカス×30
  • 水仙×6
  • チオノドクサ×15
  • ポピー×約50
を下図のような配置で植えたのです。



果たして、芽が出てくれるか心配ですが、兎に角春を待つしかないですね。あと、これらの花は春先までの花ですから(ユリを除いて)、初夏以降はどうするかこれから決めないと。しかし、今年ようやく判ったのは、今、春のことを考えるようでは遅いと言うことです。春に花が咲く植物の植え付けは10月くらいまでと言う感じですから。と言うことは夏の事を今考えないと手遅れになると言うことですね。その時になってから、園芸店からその時期にちょうど良いポット栽培された植物買って来るという手もありますが、もし、種から挑戦してみたいと思うなら、ちょっと焦って計画を考えてみなければなりません。まずどうするかを考えないとね。来年の自分が参考にできるように、メモ的な内容ですがここに残させていただきます。


今日も平和な一日でした

昨日は上記のような事で結構忙しく動いていました。
今日は午前中はのんびり寝て、昼近くになってから、いつもは普通の鍋で作る煮豚を今日は圧力鍋を使って作ってみました。折角圧力鍋があるのに多分ここ2年くらい使っていないんじゃないだろうか…そんな感じでしたのですごく勿体なく思っていたんですよ。ですから、無理にでも使わないとね。ま、半分は冗談ですが半分は本気です。で、今回煮豚を圧力鍋で作るのは初めてなので、まずはレシピ通りに作ってみたのです。結果として言えることは、それぞれの味付けは異なっているのですけれど、圧力鍋で炊いた煮豚は普通鍋で作った煮豚より堅くてまずかったです。確かに所要時間は短縮できる。でも、味は普通鍋で作った方が格段に良いですね。

煮豚が出来て試食をしたらすぐに、煮豚を1つ細かく刻んで、卵と長ネギのみじんを入れたチャーハンを作りました。煮豚のたれをチャーハンの調味料にしたのですが、残念ながらちょっと味が薄かったみたいです。

一昨日が「Mr.インクレディブル」(DVD))、昨日が「Mr. & Mrs.Smith」を見ました。今日も映画が一本控えています。今日のは「恋愛適齢期」ってヤツです。先日ちょっと印象に残った映画があって、それに主演していた俳優さんが出ている映画なんです。私は映画を見る時はその前評判などを頭に入れないようにしているので、この映画は果たしておもしろいかどうか、よそ様の評判は全く判りません。期待はあんまりしていなかったのですけれど、このDVDはとっても楽しかったですよ。映画評の方は先ほどようやく「Mr. & Mrs.Smith」を書き終わったところです。この映画の表は明日かな…明日も一本見る予定なんだけど…

兎に角料理をのんびりやって、楽しい映画を見て、その評を書いて、あ、後は食料の買い出しも行ったなぁ。買ってきたミカンがとても甘くてうれしい…なんで平和なんでしょう。良いことですね。

2005年12月03日(土) 今日はあれこれ忙しい / ニュースから(ハリーポッター商品回収/緊急着陸) / 強度偽装のこと / 掛布43号 ゲームは大敗…

冷え込みはかなり来ているようですが、私の住む地域はポカポカ陽気で過ごしやすい陽気です。あ、これは部屋の中で窓越しの日差しの中にいる感想ね。外に出たらやっぱり寒いのだと思います…

昨夜はレンタルしてきたDVD「Mr.インクレディブル」を見ていました。このところずっと連敗(見る映画がつまんな〜い)が続いていたので、多分これなら連敗ストッパーになるだろうと根拠なしの自信を持って投入したのですけれど、これが大当たりでした。今日中くらいには映画評の方も書こうと思いますが、今日はやらなければならないことがたくさんあるので映画評を書くのはそれらが終わってからと言うことになりそうです。まぁ、大満足でしたとだけ書き記しておきましょう。

で、今日は何をするか…

  1. 昨日整理した漫画を叩き売る。
  2. 花壇やプランタに球根を植え付ける
…あれ?後は何だろう?

いや、兎に角叩き売る漫画も数百冊になりますから運ぶのも用意ではありませんし、花の植え付けも、花壇の日陰部分はおおよその配置は決まっているのですが、多少日の当たるところとプランタにはどのように植えるかがまだ決まっていないのです。先日ホームセンタの園芸コーナーを見てきたのですが、ゴールドクレストのような大きめ(樹高1mほど)の樹を中心に植えて、その周囲を花で囲むと言うのも良いなぁと思っているのですが、それを実現するためには中心となる樹を買うことから始めなければなりません。それは自分として正しいことなのかなぁと少し疑問を持っているのですが、じゃあどうしたら良いんだろうと悩んでいます。兎に角、チューリップは大きめのプランタ一杯に植える。これが2つ。百合は花壇の日陰部分へ植える。クロッカスだのポピーだのを余ったチューリップとどう絡ませるか、日当たり良好とは言えない花壇に何を植えるか、その辺りが悩みの種で、それらを計画しているだけでも結構な時間が掛かるはずです。

そうそう、後1つ、今日の予定の一番大事な事を忘れていました。そう、今夜はレイトショーで「Mr. & Mrs.Smith」を見に行くんですよ。期待外れで終わらないことを祈っています。楽しみにしているはずなのに、ちゃっかりさっきまでそれが今日だって事を忘れていましたし、今も思い出すのに苦労しました。ここに書いておけば忘れないでしょう。忘れたら恥ずかしいですね…


ニュースから

ハリポタのキャンドルスタンド回収
映画「ハリーポッターと炎のゴブレット」でキャラクタ商品として販売されたキャンドルライトが防火加工が不十(ろうそくが燃え尽きると台座部分に火が燃え移る可能性がある)と言うことで松竹が回収するとアナウンスがありました。

全国で230個売れたらしいです。まぁ本当に火をつける人はそんなに多くはないと思いますが、一応こんなので火事になってしまったら悔やんでも悔やみきれないでしょうから、回収に応じるかコレクションにするかは別にして、火だけはつけないようにしましょうね。

旅客機がエンジン破損
鹿児島発羽田行きのスカイマーク(機種不明)機が離陸直後に緊急着陸をしました。原因はエンジンのブレード破損のようです。

ジェット機は大量の空気を無理矢理吸い込んで後ろに送り込むのですけれど、その為にタービンブレードというのが回っています。プロペラ機のプロペラの枚数をたくさんにしたようなものですね。それが前後に数列重なっているのですけれど、これが破損したって事なんですよね。試してみてとは簡単に言えないですけれど、扇風機の羽根をほんの少しでもカッターなどで削ってバランスを崩すとその扇風機の羽根は回転のバランスがとれなくなり大きな振動が発生して使えなくなります。扇風機でさえびっくりするような音を立てて揺れますから、これがジェット機のエンジンなどで起こったら一気に壊れてしまうのでしょうね。それだけ整備をきっちりやらなければならないものだと言うことです。果たしてブレードが破損した理由は何でしょう。どれくらい使ったものが壊れたのでしょう。(時事ネタですが)「アネハ航空機整備会社」なんてところが機器の交換寿命を偽って整備していたなんて事はないでしょうね。(あ、こう言う時は「アネハ」より「ユキジルシ」の方がぴったりかも)
兎に角原因が人災でないことを祈るのみです。

強度偽装のこと

それぞれの問題会社が責任をなすりつけあって、最終的にそれら民間では責任がとれないから国が責任をとると言う形で決着がつくことになりそうです。が、私はこれはすごく疑問です。いや、それら不良住居を買った人の救済としてはそう言う形で早く安心出来る材料が提供されることを祈っては居ますが、これって、ここで安易に国が援助をしてしまうと、「不良住居を造るなら大量に作ってしまって、問題が大きくなったら国に泣きつけばいい」という公式が出来てしまうんじゃないですかね。マンション1つ建てるのにいくらの金が必要か、幾ら儲けるのか私には判りません。ですが、本来まじめな施工をした時と手抜きをした時で数千万円の差額が生じるとしたら、それら問題の会社のどこかはその差額×手抜き件数だけボロ儲けをして居る訳です。もし公的資金を出すなら、これらの会社は取りつぶし、役員の指摘財産も没収すべきだと思うんですよ。

で、これらの問題会社の態度って何かに似ていると思っていたのですが、先ほどようやく判りました。そう、不良債権を抱えたって開き直った銀行にそっくりだったんですよね。バブルの頃は勝手に無謀な投資をしてうまい汁を吸って、それが破綻したら利息はほとんど0%にするし、その尻ぬぐいを税金に頼るくせに社員預金だけは高金利で運用していたり…

バブルで浮かれすぎた銀行もつぶしてしまえと思っていたんですが、今回の問題会社も同じです。
銀行の問題は、実際には無能役員もほとんど責任をとらされることなく責任のバランスはとれないままに終わってしまったように思います。しかし、本来、エネルギー保存の法則が必ずバランスがとれるように、「責任」もバランスがとれなければならないと信じています。このバランスがとれない現象があるとしたら、それは政治的に賄賂があった時なんでしょうね。透明な政治って言うのをどこかで見てみたいものですね。ま、無理でしょうけれどね。


掛布43号 ゲームは大敗…

今日は家にあるだけで読んでいない漫画(コミック)を某古書店に叩き売ってきました。200冊くらい持って行ったのですが、60冊位は値段が付かないと言うことでしたが、全部で2800円ほどになりました。しかし、1冊20円くらいなんですね。で、売る時の値段を考えると、けっこう荒稼ぎしているようにも感じますが、滞留在庫になる危険を考えたらやはりそれくらいの利益(在庫費用)を見ておかないと駄目なんでしょうねぇ。まぁ、ゴミとして捨てるつもりのものでしたから多少でもお金になって還元されたからよしとしましょう。

家中の押入などに捨てるものはないかとあれこれ探したのですが、おもしろいものが見つかりました。それがタイトルになったものです。
掛布43号
(画像をクリックすると多少大きく表示されます)


ついでにその上にはこんな見出しが…
マジック8
(画像をクリックすると多少大きく表示されます)


今から26年前、1979年9月24日の読売新聞でした。
なんと広島に投げていたのは江川ですよ。「先発江川また「一発」になく」だそうで、懐かしいフレーズですね。因みにこの日の時点でトップは広島、2位が阪神で、巨人が3位、以下中日ヤクルト大洋と続きます。また、パ・リーグは1位から阪急近鉄ロッテ日ハム西武南海ですね。阪急と南海…なんと懐かしい響きでしょう。
そして、同じ箱から更に懐かしいものが…
ジャイアンツ手帳
(画像をクリックすると多少大きく表示されます)

この時点では昨年(1970年)まで6連覇をしている時ですね。表紙は王と長嶋、何でこんなのがあるんでしょう。不思議です。まぁこれはその内オークションにでも出してみましょうかね。

また、こんな珍しいものだけではなくて、カーナビの保証書だとか、ETCの登録証明書だとか、高輝度LEDの自転車用ライトだとか探し続けていたものも出てきてくれました。
漫画を売ろうとしなければ多分ここは絶対に探さないだろうと言うところだっただけに、やはり部屋を片づけるっていうのは大事なことだよねと実感したのでした。

2005年12月02日(金) 師走…走り回らねば / プロレスについて / タイトルについて / タバコについて

もう師走なんですねぇ…
うちは集合住宅で外壁が厚いものですから、外気温の変化に対して室内の温度変化に乏しいのです。ですから今のように通勤もせず家でゴロゴロしていて、陽が高くなってから外にごそごそと出かけるような不精者には、最近の良い天気もあって「冬とは思えない暖かな毎日」が続いていた訳ですよ。今日はちょっと早朝(7時前)に近場ではありますが車で出かける用事が出来たので、「いつも暖かだから」「車からほとんど降りないから」とTシャツ一枚(当然下はズボンはいていますが)で家を出たんですよ。そしたら身を切るような冷たさ(大げさですね)。結構寒くなったなと思っては居たのですが、駐車場に行って更にびっくりです。なんと…車の窓ガラスに霜が付いているじゃありませんか。こりゃ寒い訳ですよ。雪国の人には常備品であろう霜をとるスクレーパー、やはりある方が便利だろうと先日生協で購入したのですが、それが届くまであと1〜2週間。発注タイミングを誤りました。それまではぞうきんで窓ガラスふき運動を一生懸命やらねば…いや、そんな時間に出かけなければ良いだけかな。霜が付く時期と言うことは、雪国ではないこちらではいつスタッドレスタイヤに換装するかを考える頃合いになってきたという事です。早すぎるとスタッドレスを無駄にすり減らすだけですし、遅いと「何のためにスタッドレスを持って居るんだ〜!」と嘆くことになります。(貧乏人には)判断の難しい時期です。

「大掃除をするんだぁ」と叫んで早半月、予想通り遅々として進んでいません。細かなところはやっているのですけれど、ぱっと見た目全然変わっていない感じがします。まぁ地道な努力がいつかは実を結ぶと信じて…その思いこみが怖いんですけれどね。
兎に角、今日はもう読まないであろう漫画本などを処分してしまおうかと思っています。多分、ミカン箱2〜3箱は出るはず。っていうか、すでにそれくらい外に出せずにストックしてあるし、本棚からも結構出せそうだし…持って行くのは面倒ですけれど、来て貰うのもすぐという訳にはいかなさそうですし、こちらは思った時がやる時と思っていますから、多少の運動は仕方ないですよね。直筆サイン入りなんてものもあるんだけど、ここは思い切って読まなくなったものは捨てます。そう宣言しておけばやらざるを得なくなるでしょう…

あと、不要品も利用できそうなものは早めにオークションなどに出さないとね。売れたらそれでよし、売れないものも早めに処分したいですから。そう考えるとやることはたっぷりありそうです。さ、仕事も営業してこなきゃならないし師走らしく走り回りますかね。もちろんBGMはPinkFloydの"On the Run"で…体格が体格なのでスタミナ無いのが心配ですが…


プロレス

昨日のTBS「うたばん」に和泉元彌さんが出ていました。
あまり…というかほとんど芸能界に興味がない私ですが、この方と母親の巻き起こした騒動などはそれなりに伝え聞いていましたし、先日プロレスにデビューしたらしいと言う話もネットで見かけてはいました。
最初は狂言師として出てきたのですが、突然(私には見たことがない人たちなので本当にそうなのかは知りませんが)、プロレスラーみたいな人たちが乱入してきて「元彌チョ〜ップ」なるものを披露していましたよ。

私はプロレスが好きじゃなかったんです。というのはトラウマ的なものなんでしょう。
子供の頃は私の住む田舎では民放は2局しかなく、まぁそれでもそれはそれなりに毎日楽しいテレビ番組もあったと思うのですが、両親(特に父親)が好んでみていたのはプロ野球中継とプロレスだったのです。多分、当時としては当然の流れのような気がします。家で絶対の権利を持つ父親が1台しかないテレビでプロレスを見ると言うのですから、こちらはそれを見るかそれとも見ないで他に行くか位しか選択肢はありません。そして余り疑問も持たずにプロレスを楽しんでいたんです。そう、最初はプロレスも好きだったんですよ。でも、少しずつ成長していくにつれ、親の熱狂ぶりと、プロレスのショー的部分の差が鼻につき始めたんです。あんな嘘(ショー)の世界を「真剣勝負」と思いこんで一生懸命応援する親の姿がいとをかしと言うことでしょうか。つまりプロレス自体が嫌いというより、どちらかと言えばそう言うものを真剣勝負と信じる親に失望したというか、そう言う姿が嫌いだったというか、兎に角そんなものなんです。
何十年もの間、「私はプロレスが大嫌いなんだ」と頑なに信じてきました。でも、会社で徹夜をするようになって、BGM代わりにつけているテレビの深夜番組でアメリカのプロレス中継が放送されているのを見た時、そこには試合そのものよりプロモーター(?)をも巻き込んだ壮大なショーが展開されているのを見て、そのバカバカしい中にもショーとしての楽しさを見いだした時、私の中で何かが変わったんですよ。まぁそれでプロレスファンになったかと言うとそんなことはないんですけれどね。ファンではないけど、ああいう世界もありかなという感じですかね。
そう言う見方の逆転というか意識下での納得があって、狂言の世界からはみ出してしまった和泉元彌さんがプロレスに参戦と聞けば、本来の私なら「狂言師がプロレスぅ? はぁ〜!?」ってなもんだったと思いますが、「まぁ、ショーだからそんなこともあり何じゃないの?」と涼しい顔をしてみている自分が居た訳ですよ。そう、プロレスを「ショー」としてみれば、それはそれでありなんだなと思えました。
今回の元彌さんのプロレス。直接見た訳ではないですが、どんな試合だったかはそれなりに想像がつきますし、その時に行われたもう一つの試合(?)インリン対レーザーラモンHG…もし、私が子供の頃、こういう試合が行われていたら「ほら、こういう試合があるんだから、真剣勝負じゃないでしょ。これはショーなんだよ。だからショーとして楽しめば良いんだよ」と親を諭して自分も納得し、それ以降も楽しくプロレスを観戦できるファンで居られたかもしれません。でも、「元彌チョップでフォール勝ち」はちょっとリアリティがないなぁと感じますよ。和泉元彌さんが勝つなら誰かが乱入してきて倒してくれたところをフォールするとか、そんな話の方が良かったんじゃないのかななんて思うんですけれどね。

如何にも真剣勝負に見えるけれど、実は詳細にストーリーが決められたドラマ。プロレスはそう言うものですよね。だとしたら、今の個々のレスラーが「これは真剣勝負で俺が一番なんだ」とケンカをしているストーリーよりもっと大がかりな全体を一体化した壮大なシナリオを用意したショーにしてくれたら更に楽しめるのにと私は思うのですけれど、真のプロレスファンの思いはどういうものなんでしょうね。


タイトル文字変更

今までタイトルの「The Green Hills of Eearth」はフォントを指定せず適当に表示していたのですが、先ほどTimes New RomanのItalic表示に指定してみました。特に根拠とか信念があってやった訳ではありません。単にそんな気分だっただけです。フォントサイズなんかも少し大きめに指定したので、このせいで読みにくくなったなどの苦情があればお申し付けください。


タバコについて思うこと

タバコについて思うことを、「lunatic'sむにゃむにゃ」に書きました。長文ですがご笑覧いただければ幸いです。

2005年12月01日(木) メイド… / ニュースから(HAL/電気バス/人工心肺/民間検査機関/宗男節) / 映画の日

メイド喫茶に始まって、何か様々な「メイド…」があるみたいですね。そう言えば部屋の掃除もメイドの格好をした女性がやってくれるサービスがありましたね(link)。こちらも「大そうじコース」以外は「メイドさんとの会話を楽しみながら」なんだそうで、同じお金を払うならここが良いっていう人はいるかもしれませんね。
でも、私の所は散らかっているとはいえ、まだ人様に金を払って掃除をして貰わなければと言う汚さでもありませんし、メイド喫茶などを楽しむには年をとりすぎているし、まぁ「メイド(姿の女性)」とは縁がないだろうと思っていたのですが、最近、私が良く行く漫画喫茶の女性がメイドの格好をし始めたんですよ。で、その格好で場内の掃除をしたり初めての人に案内や説明をして居るんですね。さすがに「ご主人様」とは言わないようですが、そう言う姿が新鮮でかわいいなぁって思うのは、やはりまだ煩悩がたくさんあるって証拠なんでしょうね。ある意味うれしい事です。人間煩悩が無くなったっら詰まらないですもんね。さ、今日もメイドさんを見に漫画喫茶行ってこようかな…


ニュースから

HAL
私は環境破壊の象徴である愛知万博には行きませんでしたので、ようやくこのニュースが耳に届いたのですが、筑波大学の山海研究室が開発した生体電位信号を増幅して機械が人間の動作をアシストするというロボットスーツ「HAL(link)」を装着した人が、20kgの米袋を3袋もって、その状態でにこやかにスクワットをしている姿がテレビで紹介されていました。

2足歩行ロボットもどんどん進化していて、昔のブリキのおもちゃみたいな物とはかけ離れ、本当にアニメのように人間のように歩き回るロボットの出現も近そうなことを予感させてくれますが、私にとってはそれよりもこの「HAL」のようなアシストロボットの出現が未来を感じさせてくれます。軍事に利用されるのではと言う心配もありますが、なにより今までは車いすに乗って人に頼るしかなかった人たちにもまた自立の道が開けると言うこと、運送業などの重い荷物を持って腰を痛めるような作業を軽減できることなどを意味する訳で、まだまだクリアしなければならないことも多いのでしょうけれど、早く実用化される日がこないかと思う次第です。

電気バス
栃木県の奥日光 戦場ヶ原で運行されてきた電気バスが引退しました。

12年前に環境を配慮して導入された電気バスですが、当時の技術としては仕方ないのですが、バスの多くの部分を動力であるバッテリーにとられ、バスと言っても最大定員17人、そのバッテリーも3年ごとに200万円近く掛けて交換するというのも負担になったとのことです。今から15年くらい前、ある企業で特殊機械の開発をしていたのですけれど、そこにある営業さんがやってきて「これを買ってください」と持ちかけてきました。それはプラズマディスプレイだったんですよ。当時は液晶が普及し始めた頃なんでしょうかね。私の所に持ってこられたプラズマはオレンジ色単色で値段はすごく高かったんです。「確かに視認性は良いけれど、この値段では買えないから、値段が下がった頃にまた来てね」と言ったら「皆さんそう言うんですよ。でも、誰かが買ってくれないと値段も下がらないんですよね」と言っていました。全くその通りですね。結局うちではそれを採用することはなかったのですが、あの当時はあの程度だったプラズマが、今は大画面テレビとして活躍をしていることを思うと本当時代の流れはすごいなぁと思います。そして、どこにでも「先駆を告げる者」が居なければ進歩はないのですね(なんだかんだと言いながらそう言う役割は役所が果たしているような気がします)。
電気自動車の進歩の一端をこの路線バスが担ったのだという事を意識して、拍手を持って引退を見送りたいと思います…温い自宅のリビングからで申し訳ないですがね。

人工心肺担当医 無罪
東京女子医大病院で心臓手術を実施した時、人工心肺装置の操作ミスで脱血不良が生じたため死亡したとして訴えられた担当医に対して東京地裁は無罪の判決を言い渡しました。

これは当然だと思います。医師は患者を救うことに全力を傾けています。それを信じられないのなら、なぜその病院を選んだのでしょうか。
今回の件については、それ以前に人工心肺装置に欠陥があり、当時の他の医師でもそれを予見できなかったと言うことから、業務上過失致死には当たらないと判断されたのですが、そうでなくても、明確に医師が業務を怠ったと信じる理由があるならともかく、結果論としてその医師が「○△していれば」などと言うことで訴えられるような土壌が出来ては誰も医者などやれなくなってしまいます。結果論はあくまでも評論として言えることでしょう。その場の判断が間違っていたとしても、それを処罰するのは如何なものかと思います。自分がその病院を選んだのに、結果論で相手を告訴するなんて人間として恥ずかしいと私は思います。

民間検査機関
マンションの強度偽装事件で、民間検査機関は「偽装が巧妙で見抜けなかった」と言っています。でも、それでは何のための検査機関なんでしょうか?

素人考えかもしれませんが、いわゆる「検算」と言うものには様々な形があります。第三者がもう一度同じ計算をすること。計算式を別の形に変えて同じ答えになるか確認すること等々…

例えば「4×2=8」「5+10=15」とあれば、同じ計算をしてチェックするもよし、「8÷2=4」「15-10=5」と置き換えて計算するもよしですね。これが何百ページにも及ぶ複雑な計算になっても基本は同じで、その基礎データを同じソフトに入力して同じ答えが出るか、または別の専用のチェックソフトを作って、それでも同じ結果が出るかをチェックすればいい訳ですよ。
少なくとも「検査機関」を名乗るなら、それを目で見て通過させるのではなく、それくらいはして「当たり前」ですよね。そうでなければその「検査機関」は何のために存在し、何に対して料金を請求するのでしょうか。「役所の承認印がついていたからノーチェックで良い」と言うことが間違えているのですよね。全ての構造計算をきちんと検算できる体制があって初めての「検査機関」なのではないでしょうか。
結局、一番根本的な原因は、計算自体はパソコンのソフトを使って行われるのに、そのチェックがパソコンを使って行われていなかったと言うことにあるのではないでしょうか。提出資料として紙以外の媒体はあったのでしょうか? 結成事務所が計算をするにあたって入力した基礎データなどを紙だけではなくCDなどの媒体で、そのままソフトに入力できる物を提出していたなら、検査機関はその数値をチェックしてソフトに掛けるだけでチェックは出来るはずです。そのチェックがすり抜けられていたと言うことは、そう言う小学生でも思いつくような「検算」をする体制がなかったと言うことでしょう。結局は、未だ「分厚い資料を作ることが仕事をした証拠」という古生代以前の古い考えに捉えられ、効率的な仕事=不正を防止できる体制を築けなかった役所の問題でもあるのではないかと私は思います。

宗男節炸裂
衆院沖縄北方特別委員会の閉会中審査で新党大地の鈴木宗男議員が在モスクワ日本大使館の裏金疑惑などについて質問にたったそうです。

恥知らずってこういう人のことを言うんだろうなぁ…それって、あんたが土台を作ったことなんじゃないの? 私にはそうとしか思えないんですけれどね。



映画の日

今日は「映画の日」ですね。
折角映画が1,000円になるのですから何か観てこようかと思ったのですけれど、今のこの時期に観たい映画がありません。ちょっと遠出して「親切なクムジャさん」を観てみたいという衝動もあったのですが、普段事前情報を全く入れずに映画を観ている私ですが、韓国映画はちょっと別なんですよ。巷では韓流とか流行ってもてはやされていますけれど、私は正直苦手なんです。ですから他の国の映画なら玉砕覚悟で事前情報なしに映画を見ることも楽しめるのですが、韓国映画だけは公式ページのあらすじや予告編を見ただけでは心配なんです。案の定、この映画も予告編などでは楽しそうな映画だったのですが、実際にはちょっと予告編のイメージとはかけ離れているようです。また、私には全く知識のない3部作の完結編という位置づけらしいことなどが分かり、これは見ない方が良かろう(見るとしたらDVDになってから、もっと安く見られるようになってから)と思うようになりました。そうだとしたら、前回良く分からなかった「エリザベスタウン」をもう一度見てみるか、それとも「イン・ハー・シューズ」か「ALWAYS 三丁目の夕日」をもう一度見直すかとも考えたのですが、どれも「DVDになってから見直したらええやん」と言う結論に(1,000円の価値無しと言うことかな)。そんな訳で結局、今日は映画を見ることなく、家でモツ煮を作りながら時間を過ごしています。その代わり土曜は「Mr. & Mrs.Smith」を見に行きますよ。レイトショーですけれど一番ど真ん中の席を確保しましたとも。楽しみです。



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