The Green Hills of Earth
車に乗っているときは、地図帳代わりにカーナビを利用することが良くあります。 テレビやラジオ、インターネットで仕入れた地域情報をカーナビにかけて場所の見当をつけたりする訳です。 今日は福島県会津若松市平安町(ふくしまけんあいづわかまつしへいあんまち)の施設を検索することになったんですよ。 で、うちのカーナビはCarrozzeriaのHDDな美男ですけれどね、事あるごとにここで愚痴っていますが、操作性は他のメーカーさんより秀でているとは思いますが、このカーナビの一番の苦手は道案内で、二番目が住所検索なんですよ。本当に変なカーナビです。 で、住所検索の何が悪いかって、例えばPanasonicなどなら、メニュー一覧から兵庫県を指定して、その次は「か」行を選択すれば「香住町」って選択できるんですけれど、Carrozzeriaの場合はここが兵庫県である事は判るから兵庫県を指定しても、その後すぐに香住町は出てきません。ここが城崎郡とわからなければリストの最初から最後まで舐めるしかないのです。そう、他社は郡は知らなくても市町村名さえわかればその場所を特定できるのに、Carrozzeriaは正確に都道府県名+郡名+市町村名を指定しないと検索ができないし、リストも正確に郡+市町村名で表示されているのです。これは本当にわずらわしいんですよ。だって道を走っている時に、都道府県は大抵わかりますし、市町村名もわかりますけど、市町村標識もいちいち郡の名前まで書いていたりしませんからね。「知るか!このヴォケ!!」と叫んでしまうんですよ。カーナビを使う人は如何に少ない情報で正しい答えを出してくれるかに期待しているんですけれどね、その辺りCarrozzeriaはわかっていないみたいですね。判っていないくせに他社との競合からかAV方面には力を入れていて、その為か一世代前のカーナビの明らかな不具合もまだ治っていないまま同じ失敗をするんですよ。どうなっているんでしょうねぇ。 で、今回は会津若松市。まぁ詳しい方ならここで含み笑いをするところですね。ご存じない方はもう少し我慢して呼んでくださいね。 私が探したいのは「へいわまち」の「へ」ですから「あかさたなはまやらわ」の順で行けば若干後ろですから逆順に探し始めたんですよ。そしたらですね、でるわでるわ…門田町大字▽■、門田町大字■○…永遠と言えるんじゃないかって言うくらいの長いリストです。カーナビほどじゃないですけれど、参考までにYahoo!Mapsで調べた合図若松市をリンクしておきますからごらんになってください。(link ) 会津若松といえば白虎隊で有名なように、まぁ古い町なんでしょうけれど、この大字、字の多さはなんなんでしょうね。結局(目分量ですが)、平安町の「へ」はリストの中ほどにあり、数分リストをスクロールさせて漸く辿り着いた次第でした。 Carrozzeriaのカーナビユーザーの皆さんは、会津若松市を「住所で検索」だけはしないほうが良いですよ。と言うお話でした。
2004年10月29日(金)
想像するのも恐ろしいのですが…
先日、郵便配送事故がありまして、それに対して郵便局の集配課の課長さんが謝りに来ると言うので、部屋の中を片付けたんです。結局玄関で対応して家の中には入れなかったので無駄骨だったんですが… その後気付いたんですが、ないんですよ。 どこを探してもない。 何がって、腕時計がです。私のお気に入りのゼンマイ時計。 ゼンマイ時計って言っていますけどね。あんまり大きな声では言いませんけれどこんなものです。(link ) もし、間違えてゴミに混じって捨てていたら…立ち直れません 明日から2泊3日で旅行に行きます。雨男らしく天気はよくなさそうです。そして紅葉を見るには時期が遅すぎるみたいで…良いです。のんびりしてきます。山の中に泊まるので更新ができないかもしれません。
新潟の地震報道等を見ていて「車にテントとか常備しておこう」なんて思ったんですけれどね… 昨日会社の後輩からプログラムを教えてくれと電話がありまして、判りやすいサンプルプログラムになるものはないかとファイルを探していたら、突然HDにアクセスしっぱなしになっちゃったんですよ。5分ほど待ってみましたがアクセスは止まりそうもありませんので、暴走と判断し仕方なく電源ボタンを押しっぱなしで強制的に電源を切ったんですけれど、その後暫く起動しなかったり、起動してもまたアクセスランプがつきっぱなしだったりしていたんです。 数時間格闘してあれこれやって、漸く無事起動したんですよ。でも、今日漸く気付いたんですけれど、なぜかWindows Media Playerが壊れてしまっているんですね。動かしていたつもりはないんですけれどどうしちゃったんでしょう。他にも壊れたものがあるかもしれませんが、今のところ気付いていません。Media Playerはインストールしなおしましたので見た目は元に戻ったんですけれどね…まずは自分のパソコンのバックアップしっかりしておいた方が良いんじゃないのか?激しくそう思いました。仕事のプログラムも今まで撮った写真も、あれもこれもここに納まっているんですからねぇ。 よその事をあれこれ言っているより、まずは自分の足元をしっかりするのが先と実感いたしました。
2004年10月27日(水)
優勝セール / ニュースから
西武が日本シリーズを制して、昨日は西武、西友などで優勝セールがあったようです。 行こうかな?とは思ったのですが、結局行きませんでした。 あれは何年前の事でしょう。私が西武池袋線の練馬駅近辺に住んでいた頃、やはり西武が日本一になった事があるんです。ニュースなどで西武池袋店がバーゲンをするって言うのは知っていましたし、家から西武デパートまでは歩きも含めて20分位で行けるところでしたので、優勝しそうだと思った時点で行ってみた事があるんですよ。結果、後悔だけでした。いや、ブランド物とかそういうものが安くなっていたとか、ものすごくお買い得があったと感じた人がいるかもしれません。しかし、私には何の魅力もなかったんです。ワゴンに乗っているのはバーゲンのために仕入れた商品で、こんなものなら別に西武「デパート」に来て買う必要なんかどこにもない。そんなものしかなかったんです。それがトラウマのように私にこびりついているので、どうしても優勝セールとお買い得と言う言葉がイコールでつながらないのです。 新聞を取りに外に出たら隣のおばあさんが西友の袋を持って帰ってきました。挨拶のついでに「何かお買い得ありました?」って聞いてみたら、案の定「バーゲン品はどこから持って来たか判らない物ばかりで、欲しいものはなかった」のだそうです。食料品も折角優勝したなら、普段398円で出しているレタスを50円にするとかしてもよさそうなものですけれど、そんなものは殆どなかったようで、行かなくて正解と思いました。いや、もう一度言っておきますけれど、私にとって価値がなかったと言うだけの話で、他の人にも当てはまるだろうなんて口が裂けても言いませんからね。あくまでも私にとってです。asahi.com の記事を見ると西武池袋店には「西武百貨店の優勝セールにはマスコットのレオも登場。買い物客と記念写真におさまっていた=豊島区池袋で」なんて写真も掲載されていましたが、その写真でレオと一緒におさまっている子供、泣いてます。明らかにレオを怖がって泣いています。何か意図(悪意)があってこの写真使っているんですかね。
中越地方で地震発生直後から行方不明だった親子3人の救出が始まったと思ったら、海外ではまた一人イラクで人質になる日本人が現れました。 福岡の24歳男性だという事ですが、もう「お国のために死んでください」としか言えないです。何の目的でイラクに行ったの?自分は民間人だから関係ない、安全だとでも思ったのでしょうか。危険な地域に行く時には自分のみは自分で守るものです。同情の余地もない。似非平和主義者は「政府のせいで殺された」なんて騒ぐでしょうけれど、自分で自分の尻もふけない阿呆は自分の命で責任をあがなうものだという事の教訓になったらいいと思います。 戦争をしているところ、危険地域というところで民間人だから安全なんてことはないんです。弾は国籍や所属を区別してくれませんし、テロリストも相手が民間人なら抵抗されないし、要求相手に与えるプレッシャーも軍属の比じゃないでしょう。良いカモですよ。これ以上いう事なし。今は新潟や兵庫の復興で忙しいから、どうぞ一人寂しく首をはねられてください。「僕は日本に戻りたい」なんていうんじゃない。自分の責任は自分で取りますから、どうか日本の人たちは僕に構わないで下さい」といいなさい。親も「うちの息子は軍属じゃなく民間人だ」とかバカな事を言わずに、「うちの息子だとしたら、もういないものだと思ってください」位いえないものか。本当腹立たしい無責任さだ。 と吼えた後で、確かアメリカはイラクでの戦争終結を宣言していましたっけ?もう戦争状態ではないと。それなら危険は過ぎ去っているはずですよね。結局米軍が嘘を流しているってことなのか?←わざとらしいですね。 地震発生当初から行方不明だった母子3人が乗った車が崩落した岩の中から見つかり、男の子が無事救出されました。その時点までは母親の声も確認できていたそうですが、体を挟まれていて、2時間半ほどかけて救出された時には心配停止状態だったそうです。蘇生できれば良いんですが…それにしても体を挟まれて身動きがとれず、閉じ込められた状態でこの何百回もの余震はとても怖かったでしょうね。救出作業の中継中にも強い地震がありましたが、また崩落するんじゃないかとドキドキしました。普通にいるだけでも結構怖いものなのに、身動きできないし、いつ上から岩が落ちてくるかもわからないわけですからね。その中で少なくとも一人の子供が助かったのは幸いでした。 不謹慎ですが、この中継はマラソンと似ていますね。自分では何もすることができないというか何もないのに、手に力を込めてみている。殆ど状況は変わらないのに目を話すことができない…
2004年10月26日(火)
防災について考えてみました。 / それにしても…
新潟の地震がもし私の住むところで発生したら、生き延びる事はできるんだろうか… そう考えてみました。今の家に引っ越してくる前は「とても心配」でした。どんな装備を持っていたとしても、住んでいる家自体が、普通に住んでいる状態でさえ床が抜けそうで、壁がゆらゆらして、ちょっと大きな地震が来たら絶対に倒壊すると自信を持っていえる家でしたから。その地震で家とともに押しつぶされなかったら、そして、その後で火災などに巻き込まれさえしなければ、その後は何とか生き延びる自信はありました。それは、私の趣味の一つでキャンプ用品が充実しているからで、シュラフが8個、そのうちの二つは零下20度付近で使用する厳冬期用シュラフですし、2つは夏用の薄手のものですからどんな気候にも対応できるでしょう。そして、床に敷くThermARestは下が砂利敷きだろうと何だろうと快眠をもたらしてくれます。ランタンやストーブも十分な燃料とともにストックされていますし、テントも3シーズンのライペンと4シーズンのEureka!がありますので真冬の北海道に放り出されてもとりあえず数日なら生き延びられるでしょう。ただ、その時に問題だったのが「水」でした。ペットボトルで水を確保していても、それを持ち出すのは大変です。ペットボトルは「家が倒壊しない」事を前提にしなければなりません。それをどうするか考えてはいたのですが、先送りされて今に至っています。 そして今、今はどうかというと、鉄筋建ての集合住宅に移ったので多分大きな地震があっても倒壊はしないと思われます。マンションに各世帯用の水が確保されています。自衛隊も近くにあるし、市の広報では水源はかなりあるので水の心配は要らないのだそうです。 ただ、今回の地震を期に装備を確認してみたら、テント類は全て近くの賃貸倉庫にストックしていました。いざと言う時すぐそばにないのです。これじゃあ意味ないですよね。 車の中には常に封筒型シュラフがおいてあります。仕事で車中泊をすることが多いからです。一昨日倉庫へ行って小さい方のテントを一つとキャンプの調理用装備が入っているカバンを持ち出してきました。今後はこれを車の中に装備しておく予定です。 あと、引越し前から考えている携帯用浄水器をどうするか、それを考えています。他の人まで助けようというと大掛かりになってしまいますので、まず自分の安全を確保する。そう考えれば「スーパーデリオス」と言うマヨネーズの容器みたいな浄水器で十分かもしれません。値段も3千円台だし、コンパクトに収納できますから。数日なら風呂に入ることも我慢できるでしょう。飲み水と料理に使う水を確保できればいいと思えばこれを選択するのが正解かもしれません。 「シーガルフォー携帯浄水器ファーストニード(FirstNeed) DELUXE」と言うのも注目しています。シーガルフォーって言うのは台所用浄水器では結構有名になりましたよね。これは川でも風呂でも、兎に角水があるところにホースを突っ込んでポンピングすると浄水が出てくるという事で、大量の水を確保できます。また「MSR WATER-FILTER」というものもあります。MSRと言うのはキャンプ用品では結構有名なメーカーさんですし検討の余地あり。しかし、二つとも2万円前後と高いので躊躇しちゃうんですよ。果たしてどうするべきなんでしょうねぇ。 多分に、過剰な装備はいらないんです。そして必要になれば家の前の用水路の水や風呂の残り湯でご飯を炊いたりしてしまうものです。普段は「汚い」なんて思っていて、絶対にできないと思うことでも非常時にはできてしまいます。だからあんまり心配する事はないのかもしれませんが、でも、ちょっと用意をしておくだけでその心配がなくなるのであれば、できれば納得できるものを手に入れたいものですね。皆様におかれましても、一度考慮なされては如何でしょうか。なにはなくても水。水さえあれば生き延びる確率はとても高いんですよ。
新潟中越地震の被害地に群がるマスコミのひどさには参ります。 この地震で友達が亡くなったという幼児を捕まえて、「ねえ、お友達がいなくなっちゃった。どう?寂しい?」なんて聞くのは無神経この上ないんじゃないかなぁ。 何でこの親は驚いた顔をして愛想笑いをしているだけで、何でそのインタビュアというか無法者を殴り倒さないんだろうと歯がゆい思いを勝手にしていたんですけれどねぇ。 家が倒壊した人に「どんな気持ちですか?」って聞いて、どういう答えを期待しているんでしょう。「いやー、ぼろぼろになっていたからね。これで政府から援助があるだろうから、新築できるし、豪邸になるんじゃないの? うれしいよ。あー良かった」なんて答えですかね。多分そんなのは放送されないでしょ。「悲しかった」「なんだか判らない」そんな答えなら聞かなくても判るじゃないですか。 結果的に古い家が新築になるかもしれないけど、それを「なんだ、あいつら得してるじゃん」なんて思うのは、災害にあったこともなく、そういう人の気持ちを思いやれない想像力のない人だろうなと私は思う訳です。まぁ中にはそんなもの必要ないという人もいるでしょうけれど、自分が育った思い出や子供や祖先の思い出なんかも全部消えちゃうんですよ。金銭的には援助があって元に戻るのかもしれませんが、精神的にも全て元に戻るなんてありえない訳です。そんな未来の事でなくても、今まだ余震が続いて避難をしているこの時に「どうでしたか?」なんて聞けるその神経がねぇ… 更に、救援物資が不足して孤立している部落へヘリコプターを飛ばして、「○○の上空へ来ています。道路にはSOS 食料 オムツ 水 と書かれています」なんて報道をしているのもなんでしょうね。その音を聞いてそこに避難している人たちが期待を持って外に出てくると、「あ、今人が出てきました」なんてうれしそうに報道しているのを見ると本当腹立たしいです。ヘリなんだからローターの風を切る音等がかなり遠くまで聞こえるのは誰にでもわかるでしょうし、下の孤立して救援を待っている人が救援物資を待っているのはわかるはずですよ。そこにヘリで行ってその音に集まってくる人を撮影だけするなんて…動物園などで動物が動かないと音を立てたり物を投げたりして動かそうとする不届き物がたまにいますけれど、まさにそんな感じです。確かに自衛隊などが見落としていて報道関係者が見つけることもあるかもしれませんが、そんなのは屁理屈だなと思うのですよ。災害に見舞われている被害者を食い物にしないで欲しいと思います。 報道をするなら自分の目で見たことを報道して、被害者に迷惑をかけるのはやめなさいよ。 確かに現地に知人がいるわけでもない人には対岸の火だし、ある意味関係のないことなんですけれどね、でも、災害でも殺人や放火などの犯罪でもそうですが、被害者に迷惑のかかる報道は絶対にすかんです。何かの強制力がある訳でもない私としては、この場で「君たちを絶対に許さないぞ」と叫ぶだけで何にもできないのが寂しい限りですけれどね。 義援金の寄付と装って、金を騙し取ろうとする輩が出没しているそうです。どうしようもねー奴らだなと思うのですが、援助物資と称して穴の開いた服や首の取れた人形などゴミにしかならないものを送りつけてくる奴とどちらが悪質だろうと考えると、私は後者の方により悪質さを感じます。義援金詐欺の奴らは最初から悪い事をしようと思ってやっているのでしょうけれど、多分援助物資にゴミを送っている奴らは「うちではごみだけど、被災者にしたらこれでも宝物に違いない。自分達もこれでいい事をしたんだ」と思いつつやっていることなんじゃないかと思うのです。罪の意識がない分質が悪いんですよ。そこには本当に援助を待っている人がいます。全国から届く援助物資を振り分けるためにボランティアで働く人もいます。その人たちに余計な処理をさせているのに気付かない。ゴミの分別でも「自分ひとりたったこれくらいだから」と不燃物を可燃物に混ぜて捨ててしまうのと一緒で、皆が「自分ひとりこれくらい」をやっちゃうと全体ではとても一杯になること、「ちりも積もれば山」という事を理解しないのが罪悪感が薄くて質が悪い事だと思うのです。やはりね、ゴミの最終処理場での作業を全国民に義務付けるべきですよ。「自分ひとりのわがまま」がどれだけ迷惑かを身を持って知るべきなんです。
2004年10月25日(月)
頑固は治るのか / 被災地にはこんな悲劇も / EXILIM S100の事 / 山手線
自宅で仕事をしているのですが、まぁそれがよくないのは重々承知していますけれど、ついテレビなどをつけっぱなしにして仕事をしていて、興味がある番組などはつい仕事を後回しにしてテレビを見てしまったりします。 私自身芸能オンチですし、基礎もないジャリタレタレントの出る「ドラマ」、判りやすくするために大げさな起承転結を用意してありえないストーリーにする「ドラマ」を見るのがとてもいやで、かなりメジャーなドラマも見たことが殆どなかったりする訳です。っていうか、若かりし頃は仕事が滅茶苦茶に忙しくて(当時は残業して家に帰ったらもう深夜の2時とか、そういうのが普通だったんです)、テレビを見ようにも深夜番組しかなく、皿にその当時は電力不足で深夜番組まで中止になっていた時代だったりもした訳です。他の会社の人たちや友達が「あのドラマ見た?」なんて話はまるで海外の話のように現実味のない話に感じたのも事実です。ただ、自分の仕事が忙しくなくても、ドラマを見たりはしなかった事でしょう。同様に音楽も音程すらまともに取れない歌手の歌う歌、歌詞を聞かせようとする歌は苦手でしたので、日本の歌は殆ど聴きませんでした。ところがある時からそういう歌もありで良いじゃんと思うようになったんですよね。そう心を入れ替えて聞くと日本にもいい歌がたくさんあったことがわかりました。というか、まぁ当時の流行の歌はその当時あちこちで耳にしていたんですよね。でも、自分が意固地になって否定していただけなのかな。何年も何十年も経ってからそのCDを借りて音楽を聴いてみると「懐かしい」と言う気持ちになった訳ですよ。まぁそんな事で目からうろこ。生理的に受け付けない歌手(マツダセイコとか)はいますけれど、まぁ下手でも何でも懐かしくて良いんじゃない?と思うこの頃な訳です。 そして、最近テレビの方でもそういう現象がありまして、まぁ数年前に「渡る世間は鬼ばかり」なんていうのを見て、無理やり見て、やっぱりこれは私にはダメだと認識した。そういうものはありますが(何度も言いますけど、あんなに店先で醜いいい争いをしている店が、そんなに流行るかね。いや、豊島園にそういう店がありましてね。行く度に楽しくない気分になるんですよ。でもおいしいから、そして周りに他に店が少ないから、仕方なく行くって店はあります。だから「絶対ありえない」とは言いませんけれど、余りにも「信じられない(信じたくない)」ことが多すぎです)、例えば最近はCXの「ナースのお仕事4」とか、結構惰性で見ているんですよね。「くだらねー」と思いつつ、まぁまぁ気軽に見る娯楽だったらこれで良いじゃないの。肩も凝らないし。そんな感じですよね。 自分自身を見つめると、多分に「頑固」なんですよ。視野が狭くて、自分が思い込んだことを容易に変えない。一番「質の悪い」頑固のタイプだと思います。で、このまま歳をとるとね、もう嫌な爺さんになっちゃう訳ですね。それは嫌だなと、多少は人の話も聞く耳を持つ爺さんになりたいと思うんです。って考えながらすることが間違えているようにも思いますけれどね。 でもね、「西部警察」?あれはだめ。絶対にまともに見られない。「ありえねー」の連発で楽しむに至りません。「石原軍団?いい年して軍団? ぷぷっ」ってなっちゃうだけですよ。プロレスと一緒で、その「ありえねー」を楽しめるように慣れないとダメなのかな。これはものすごい高い障壁です。越えられる日が来るんでしょうかねぇ…
豊岡や出石の台風被害もかなり大きかったのに、その後の新潟中越地震ですっかり話題に上らなくなってきました。新潟の被害も大変ですが、出石はまだ水がひかないところもあるそうですし、出石や豊岡の方も含め早く何かしらの対策を講じて欲しいと願っているのですが、小泉さんはのんびり東京映画祭に出席だったそうで…トップに立つものは瑣末な小さなことにうろたえず全体を把握して動かす。と言う意味ではそれはそれで良いんですけれどね、でも手前が被災地に降り立つ事はしなくても、早急に災害対策本部を作るなり、指示をするなりポーズは撮ってほしいものですね。「優秀な部下が全てお膳立てをしてくれる。それが政府と言うものだ」というのも格好良いけど、優秀とは思われていませんから。残念! とまぁ一吼えした後で、不謹慎な話で申し訳ございませんが、最近オークションであれこれ細々したものを売買しております。で、良くオークションの終了間際に値段を入れて、できるだけ値段が釣りあがらないようにして品物を落札しようとする人たちがいる訳ですが(自動延長を設定しているオークションにまで間際に入力するのはやめてほしいものです)、今回の被災地には、そうやって落札する事を狙っていたのに、この災害の間に入札できないまま終っちゃった人もいるんでしょうねぇ。逆に出品していたのに、そのもの自体壊れたりなくなったりしたなんて人もいらっしゃる訳で、まぁ当事者にとっては「剃れどころじゃない」ってことでしょうけれど、自分の出品したものについての入札履歴を見て、その人たちの心理を想像していたら、ついついそちらにまで妄想が広がってしまった次第です。読み流してください。 CASIOのEX-S100を手に入れて一ヶ月が経過しました。 ほぼ毎日、計約700枚の何かしらの写真を撮っています。 某巨大掲示板では、このS100は人気がないようです。 少し前に発売されたZ55と言うEXILIM ZOOMの新型の方に人気がシフトしていて、それよりその一世代前のZ40などが値段もこなれて一番良いという感じみたいですね。 そして、大きな川の流れとして「S100は暗い(F4かF8しかない)のは致命的」として使えない。価値がない。と言う評価がされています。 でもねぇ、私はそうは思いません。乱暴に切り捨てれば、「たかだかコンパクトカメラになにをどこまで求めるのか?」という事です。そりゃ、理想はコンパクトで、画像がきれいで、使いやすくて…と何でもありだったら良いですよ。でも、コンパクトカメラとは何かを割り切って小ささを追求するものじゃないんですかね。あれもこれもが欲しければ一眼レフタイプにでもしたらいいのです。 私がZ55ではなくS100を躊躇なく買ったのは、それがEXILIM 「CARD」だからなんですよ。多少の画質の悪さや暗さなどより、EXILIM ZOOMにはないこの薄さ。これだけで十分買う価値があるんです。理想を言えば、これで沈胴式ではないズームだったら最高でした。いや、本当EX-S2のようにズームのない短焦点だって良かったんです。Z55は折りたたみ式携帯電話と同じ程度の厚さです。十分薄いというかもしれませんが、私にはこれは「分厚すぎて使い物にならない」厚さです。「胸ポケットに携帯電話二つとデジカメが収まること」その条件を満たすカメラを探していて出会ったのが初代のEXILIM EX-S1でした。そしてEXILIMに求める条件は今でも変わっていないのです。計帯電話ほどもある分厚いEXILIM ZOOMは私の選択肢にはありません。 もう一度書きますけれどね、コンパクトデジカメですから、どこかに何かの割りきりが必要なんです。多分大多数の意見として「画質がいい事」が第一条件になることでしょう。でも、私はそうじゃないです。マニュアル撮影もできないし、レンズも暗い。でも、ベストショット機能をうまく利用すればそれなりの、いや、期待以上の画像を撮る事ができます。画像はそれで十分です。「画質が良ければうれしい」ですが、それよりなにより優先するのは、「毎日どこへでも持って行くことが苦にならない」と言うことです。どんなに画質が良くても、その時そこにカメラがなければ何にもなりません。そして、このZ55とS100の数mmの厚さの違いが、毎日持って歩きやすいかどうかに重大な差をもたらしているのです。毎日持ち歩く気にさせてくれて(一ヶ月殆ど毎日何かを撮影しているという事がその持ち歩きやすさを証明しています)それなりの画像が撮れるS100は本当にすごく良く出来たカメラだと私は思いますよ。 少なくとも今から15年前、東京山手線のラッシュ時の電力供給は新潟県の山本山ダムと言うところで発電して供給していました。ええ、今回の被災地小千谷にあるダムです。 まだ変わっていないとしたら、電力供給は大丈夫なのかな?と思っていたのですが、特別な報道はなかったので大丈夫だったんですね。そちらの送電関係は壊れていなかったのか、他から電力を供給できたのかわからないですが、混乱がなくて何よりでした。
そうそう、昨日の新潟中越地方での地震情報を見ていて思ったんですけれど、長岡、小千谷の辺りが震度6、そこから周囲に向かって徐々に弱まっていくのですが、前橋や埼玉を経由して東京まで震度4の地域が続いていました。 今回の地震が発生した中越地方の少し東には(上越地方ですが)糸魚川(いといがわ)があります。ここと静岡を結ぶフォッサマグナで日本は地溝が分断されているんですよね。もしかして、これに沿って地震も伝わってきたのかな?なんて考えつつ、フォッサマグナについて少し検索をして見ました。フォッサマグナミュージアム によると、フォッサマグナで日本が二つに分断されているというより、東西の古い地層の間に新しい地層が乗った部分があり、それがフォッサマグナなんだそうです。その場所をボーリングしてみたら6000m掘っても古い地層が出て来ず、その地域には3000m級の山がそびえている事から、この新しい地層は9000m以上の高さを持っているという事らしいですよ。エベレストよりヒラヤマ…いや、ヒマラヤより深い溝があるという事らしいです。更に最初、フォッサマグナは西の糸魚川−静岡構造線と東の直江津(なおえつ)と平塚を結ぶ線の間と考えられていたのですが、最近の研究では、西の線は変わらないのですが、東側は広がって、柏崎から千葉を結ぶ構造線に新潟の新発田(しばた)と新潟の小千谷(おぢや)を結ぶ(新潟を南北に分ける)構造線の海側を加えた辺りがフォッサマグナになるらしいですよ。結構興味深く読ませていただきました。(link )
2004年10月23日(土)
吉野家の牛丼 / 地震
むにゃむにゃに詳細を書きました。ご照覧いただければ幸いです。(link )
先日、台風で兵庫県豊岡市の河川が氾濫し都市機能が麻痺したばかりなのに、今度は新潟県中越地方で強い地震でかなりの被害があったようです。 私の住むところにも地震が伝わってきて、テレビに注目をしていたら、テレビが報道に切り替わり「ただいま地震がありました」とアナウンスをはじめました。その最中にまた強い揺れがあってテレビの中では騒然としていました。そしてそれから遅れること数秒、こちらが揺れ始めました。そうか揺れはこの時差で伝わってくるのかと実感できました。 やってはいけないと思いつつ、新潟へ安否確認のために電話をかけました。話中の音が聞こえていたのですが、3度目くらいにダイアルした時「この地方はただいま災害により故障しているか…」と言うアナウンスが流れました。そうそう、いかんいかん。こう言う時は電話が集中するからできるだけ電話してはいけないのだ。そのアナウンスでそう思いなおすことができました。連絡がなければ心配ですが、私が心配している地域は地震の中心地帯から少しずれているところですから大丈夫、きっと大丈夫。そう思うことにしました。そう、私だって昼に食べた賞味期限を半年も過ぎた牛丼を食べて大丈夫なんだから、あっちも大丈夫。そうそう。 その後また大きな揺れが続きましたが、ある程度落ち着いたと思う頃、テレビでもあちこちに新潟県内の役所などと電話でつながり始めた頃に、もう良いでしょう助さん、角さん。って事で電話をしてみたらすんなりつながりました。「家は大丈夫。人も大丈夫。でもすごく揺れて、車酔い下みたいに気持ち悪いよ」冗談とも本気ともつかない言葉が返ってきました。うん、車酔いだったら死なないから大丈夫。安心しました。 その間にも、様々な被害情報が入ってきました。なんでも新幹線が脱線したとか。自信の予兆があった訳ではないでしょうから、新幹線は普通に走っていたわけでしょ。まぁ浦佐と長岡の間って40kmちょっとしかない区間ですから、そんなにスピードが出ていなかったのかもしれませんが、良く無事に済んだものだなと思います。これはたまたまスピードが出ていなかったからなのか、それともそういう安全設計がなされていたからなのか興味があるところです。 10年ほど前の釧路沖地震の時、私はそれまで1ヶ月ほどを千歳市のホテルに泊まっていたのを、不経済だからとアパートを借りてそちらに住みはじめた直後でした。まだ何の家財道具もない状態だったのが幸いして被害はなかったのですが、突然ドーン!という音とともに激しくゆれ、床に両手足をついて転がらないようにするだけで精一杯だったあの時の恐怖感は今でも覚えています。 どうか余震が速やかに収まって、早く通常の生活に戻る事ができるよう、復旧がスムースに進んで早く普通の生活に戻る事ができるよう祈っております。
先日もちょっとだけ話題にしましたが、今回の台風は「TOKAGE(トカゲ)」と言う名前がありました。 これは、2000年からアジアで発生する台風には、台風委員会加盟国があらかじめ登録した140余りの名前を順につけていっている訳です。そしてこの台風委員会とは、国連の中の国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)および世界気象機関(WMO)で組織しており、カンボジア/中国/北朝鮮/香港/日本/ラオス/マカオ/マレーシア/韓国/フィリピン/シンガポール/タイ/ベトナム/米国が加盟しているのだそうです…どなたか「あれ?」って思いませんでした? 私は思いましたよ。加盟している国(地域含む)の名前を見てくださいよ。最後です最後。米国ってなんですか? 米国ってアジアのどこにある国をさしているんでしょう。環太平洋とかそういうものならいざ知らず、なぜ「アジア」の中に米国があるのかさっぱりわかりません。気象衛星などの観測システムはアメリカに頼らざるを得ない部分があるので、米国が鼻を突っ込んでいるという事なのでしょうけれど、なんかね、招かざる客(Strange of Stranger)っていうか、本当どこででも中心でNo.1を叫んでいないと気がすまないのか?と思っちゃうんですけど…
デコードメールへ通りすがり様から「グアムやサイパンはアメリカ領だから」とご指摘をいただきました。確かにその通りですね。ついでに調べてみると、この西部北太平洋領域では気象庁が情報の作成・発信責任を負っているのだそうですが、この台風委員会で名前を決めるようになるまでは、グアムにあった米軍の合同台風警報センター(JTWC)が独自の解析をしつつ、命名もしてきたという歴史もあるようです。 どこが招かざる客ですか…全く認識不足も甚だしいですね。恥かしい。良く反省しておきます。(22.Oct.2004 03:13追記)
2004年10月21日(木)
強行の結果 / 携帯の落とし穴?
20日午後9時頃、京都府舞鶴市八田付近で冠水した国道178号線に、福井の温泉から豊岡に客を運ぶ観光バスが立ち往生して救援を求めてきました。午後11時の時点でも上客や運転手37人が閉じ込められているらしいのですが、携帯がつながらなくなり安否が分かっておらず、これまでの携帯での連絡では、車内は上客の肩まで水に浸かっている状態との事です。 舞鶴市の発表によると、乗客は兵庫県豊岡市の市職員OBらの「兵庫県市町村職員年金者連盟豊岡支部」の一行36人だそうです。舞鶴西署等が救助に向かっているのですが、他の場所でも道路が寸断されておりたどり着けない状況で、海上自衛隊舞鶴地方総監部に災害派遣を要請したそうです。 この場所、敦賀の方からR27を西に向かっていくと舞鶴を越えたところでR175と合流し、由良川を越えた先で道がT字路になります。右に行けば宮津、天橋立から丹後半島方面を経由して豊岡へ、左へ行けば福知山方面となり、但東町や出石町を経由して豊岡に出ることができます。実は私がとても好きな場所のひとつで、今年の春先にも、こちらの方へ遊びに来て、ビデオカメラでこの辺りの風景を撮りまくっていたんですよ。車のダッシュボードにビデオカメラをセットして車を走らせるんです。これでいつでもこの辺りの景色が堪能できるって訳です。この為にビデオカメラを買ったようなものです。 どちらに向かってもとてもきれいな場所なので、いつもこの交差点でどちらに行こうか悩むんですよね。今回の現場はその交差点の辺りのようで、由良川は警戒水位を超えていたそうです。 あのねぇ、いくらOB…引退した人たちとは言え、市の職員だったんでしょ。常識って紋がないんですかね。台風が来ているから旅行は中止すると言う選択肢はなかったんですか。これって、もしここで被害者が出たらバス会社や旅行社が悪いって事になってしまうんですかね。 ちょっと話はずれますが、今年の3月17日に「遭難は誰の責任か 」と言うものを書きました。1999年9月下旬に企画された羊蹄山登山ツアーで2人が迷子になって凍死した事件について、それは旅行社の責任なんだろうかと書いた訳ですが、10月19日付けの北海道新聞 によると、その裁判は結局旅行社が遺族に7000万円を支払う事で和解したそうです。 死亡された方の事は全く面識もなく分かりませんが、総論として都合の良い時は好き勝手やっておいて、不具合が出ると会社のせいにするって言うのはまかり通っているように思います。昨日も書いた犬を国立・国定公園に同伴禁止という事へ反対する愛犬家達も、都合が悪くなると安易に役所のせいにするようだと思えましたし、本当に自分の責任を果たした上で相手に責任を求めているのかと思える訳ですよ。この羊蹄山の件でも、「天候が心配だから私は行かない」という事はできた筈です。そう言っていたのに無理やり添乗員が連れ出したのなら兎も角、安易に考えていたのではないでしょうかねぇ。まぁ、自分の意志で登らなかった場合、そのお金は返ってこないだろうというのもあるから無理をするのかもしれませんが、でも命を捨てるよりましですよねぇ。その部分で「いい大人」である参加者が甘えていたという責任はきちんと追及するべきだと思うんですよ。 そして、今回の件も「超大型台風」だと言っているのに、そして、昨日の(旅行出発の)時点で台風が直撃に近い状態になる事は十分予想できたのに旅行を中止しないで強行したのは誰なんでしょう。どうしても断りにくい、中止しにくい場面はいくらでもあると思います。折角皆が都合をつけたんだし、何とか懐かしい話に華を咲かせたい。そういう気持ちもあるでしょう。でもねぇ、事故が起こっちゃうと「常識知らず」って事になっちゃうんですよね。強行する人も無責任だし、それを批判する人も結果論で批判するなんてバカだなぁ、無責任だなぁと重々承知してはいますけれどね、やはり言わずにはいられないんですよ。命を粗末にするなよって。 もうかなり夜は冷えるこの時期に肩まで水に浸かっちゃったらご老体にはかなりきつい事になっていそうですね。幸いな事に舞鶴は海上自衛隊の基地がありますから、自衛隊も活躍してくれるでしょうね。いたましい被害がなければ良いなと思います。
最初から話はずれますが、先の「強行の結果」で書いた37名は腰まで水に浸かりながらも、朝方無事救助されたようです。本当によかったです。 さて、その豊岡市ですが、市内を流れる円山川の堤防が決壊し、市街地の90%が水浸しとなり、多くの機能が麻痺した状態となっているようです。この近辺にいる友人、いつもは気軽にメールが来るのですが、昨日から音沙汰がないのです。まぁ台風だからそんな暇ないのかもしれないなぁと思っていたのですが、今朝(台風が関東の東に過ぎ去った後)も連絡がなく、一体どうしたんだろうと心配になりました。でも、まだわざわざ電話をしてまで安否を確認する時期でもないと思いましたので、携帯と私用及び会社のメールアドレスに「一応心配しているから、見たら連絡してください」と言う旨のメールをいれておいた訳です。 夕方近くになってから、「携帯は圏外。電話も不通。豊岡が大変な事になっているから、こっちにも影響が出ているみたいだ」と言うメールが来ました。家から歩いて5分ほどのところにある会社の電話は生きているのですが、自宅の電話や携帯電話は使用不能となっているとの事。先のバスの話でも由良川の堤防が決壊し道が分断されていましたし、豊岡市やその近くの出石も川の決壊などで道が分断されているようです。兎に角あの辺りの生命線である国道9号線も通行止めとなっているようですから、まずは道路の復旧が済まないと物資の搬入もできませんから、ゆっくりと復旧を待つしかないでしょうね。 今回「なるほど」と思ったのは、阪神の震災の後からだと思うのですが、災害時に携帯電話に特別な画面が現れて、それを利用して安否が確かめられる機能があるとか、家電話より携帯の方がつながりやすかったとか、いや逆だったとか、兎に角、連絡は携帯電話さえあればつくものだという認識がうっすらとあったのですが、今回のようにその電話自体が全く使い物にならなくなってしまう事もあるんですね。言われてみれば当然の事なんですが、ちょっと認識を新たにしておかないとまずくないかなと思った次第です。 これを書き終った時点で、家の電話は復旧したと友人から連絡がありました。携帯電話はまだみたいですが…良かった良かった
2004年10月20日(水)
年を感じたこと / 1万円札×100億枚=?
今朝、日本テレビの番組に木村拓哉が映画「2046」の宣伝のためか出演していました。 もともと芸能界に殆ど興味がない私がSMAPを知ったのはいつだったか覚えていませんが、兎に角アイドル歌手としてではなく、バラエティ部門のタレントとして認識したように覚えています。歌の下手さはどうしようもありませんが(ファンの方ごめんなさい)、それでも、アイドルって言うのは本当きれいな顔をしているもんだねぇと感心していたんですよ。特にその中でもこの木村拓哉って言うのはすごくいい顔をしているよなぁと思っていた訳です。 でもねぇ、今日椅子に座ってアップになったその顔を見ると、本当年月の流れを感じましたね。確かにそこにいるのは木村拓哉だと思われますが、加齢のためか頬に肉がついて、いつの間にか中年の顔になっているように感じました(ファンの方ごめんなさい)。あの若くてきれいな肌をしていた木村拓哉がこんなおっさんに…(ファンの方 以下同文) まぁ、考えてみれば結婚もしているみたいだし、子供もいるんですよね。おっさんといわれる年代でまだカッコいいといわれているのはすごいって事なんでしょうねぇ。 かなり昔、テレビで最年長の中井と最年少の香取の年齢が5歳ほど離れていて、中井達が高校生の時に、事務所に香取がランドセル背負って入ってきた事に年代の差を感じたと言っていたのをなんとなく覚えているのですが、その年齢は今32歳と27歳ですか? 当然差は詰まってないけど、高校生と小学生と言う比較より、32歳と27歳と言う比較の方が年齢差を感じないように思うのは私だけではないと思います。子供の時の一歳、一学年という壁はとても大きいのですけれど、大人になるとそれくらいの差はそんなに大きく感じられないという事なんですよね。先日も私の通うジムの更衣室でご高齢の方が「失礼ですがあなたはおいくつですか?」と別のご高齢の方に聞いていました。「私は75歳ですよ」と応えると、聞いた人が「私は62歳です。なんだ、年も近いですね」なんて応えていましたっけ。そか、あの年になると一回りの差は些細に感じられるのか…そう感心したんですよ。 そのテレビの番組の中で映画の記者会見の模様が放送されていました。その中での質問に「2046年にSMAPはまだあるでしょうか」というのがあったんです。木村拓哉は「事務所に聞いてください」と笑いながら答えていましたが、そうですね。2046年ってまだ生きている可能性の高い年なんですね。たった42年後。中井が74歳で香取が69歳。その時は先のご老体のように、「たった五つなんてゴミと一緒」と感じているんでしょうか。是非その頃までSMAPのまま続けて欲しいと思いました。頑張ってくださいね。
こじかかじこさんの「*不敗* 」に最近はまっています。特に10月19日の「おまえのせいじゃああああ 」…「1万円札100枚で100万円だから、100億円は1万円札100億枚」の話には、思わず「なるほど、そうか」と納得しかけてしまいました。勢いって大切ですね。うん、仕事に役立つお話に分類しておこう…
2004年10月19日(火)
ペット立ち入り禁止法案に反対の意見はないのか…(09:23半分書き直しました) / それにしても / KOSS The Plug
9月25日に「国立・国定公園にペット同伴は正しいか? 」を書きました。それ以来その手の記事を結構あちこちで眺めているのですが、この法案に反対される人の意見で「なるほど」と思われる意見が少ないように思います。それが即「国立・国定公園に犬猫などペットを入れる事が間違っているのだから、反論できるはずがないのだ」と短絡されるものではないとは重々承知しておりますし、私自身が「早く規制されるべきだ」との意見を持っていますので、反対意見を色眼鏡で見ているのかもしれませんが、どちらかと言うと感情論が多いように思います。 例えを思いつくままに揚げてみれば次の通りです。(字下げ下部分はその意見に対する私の意見です)
犬ははるか昔から人間と一緒にいる。なんで今更拒否するのか。 昔から一緒にいても、ここ10年でペットを外に連れ出す件数が急増しているのです。もともと国定公園にはペットはいません。そして、ペットの出入りが急増して生態系が壊れたモデルもあります。だからペットを連れて行ってはいけないのです。 公園に犬と一緒に行けないと出かけられない。人権蹂躙だ。 ペットを連れてこなければ規制はされません。人権蹂躙とか自由を侵しているなんて事には全然ならないでしょう。25日にも書きましたが、遊園地のアトラクションで子供の身長や年齢で制限されているのと一緒です。主役である、公園内の動植物の安全のため禁止にしている事を守ってくださいというだけです。 犬だって運動する場所が必要だ。 それを国立・国定公園に求める必要はないでしょう。ほかの迷惑にならない場所を探していただければ良いのではないでしょうか。 それは犬を飼う人の問題で犬に罪はない。 犬を飼う人のモラルの問題です。それが問題だから犬を連れてこないでくれと言っているのです。犬さえいなければ人は来ても構わないでしょう。でも、ゴミを平気で投げ散らかせる人を禁止する法案も早く作って欲しいものだと思いますよ。高山植物を勝手に採取したり、写真をとるんだとその辺りを踏み潰していく人もね。 国立・国定公園は、本来は人間だって出入りすべき場所じゃないと思うべきでしょう。主役は保護されるべき動植物であって、人間ではないのです。どうしても来るならせめて規則は守ってねというのが公園法だと思います。 なぜ、犬を禁止するのか理解できない。 それは勉強不足。勉強してから意見しましょう。 大きな犬は分かる。でも私の犬は小型で迷惑をかけない筈だ。 自分の犬だけは…ペットを飼う人が陥る一種の病気かと思います。自分の犬は誰の迷惑にもならない。自分のペットは他の人より人間らしい。家族と一緒だ。それが通じるのは自分の身内だけです。身内以外にその法則が通用するなんて考えてはいけませんよ。小型だろうが言葉の通じないペットは人間ではありません。ペットはペット。自分のだけはと思うのは間違いの元です。 家の犬はかわいい。周囲の人にも安らぎを与えるのになんで? 犬が嫌いな人もたくさんいらっしゃいますし、アレルギーをもつ人もいます。安らぎを与えるとしても、それが国立・国定公園にペットを持ち込む理由にはならないですね。国立・国定公園はペットで安らぐ場所ではないですから。 犬が嫌いな人とはエリアを区切って共存すればいい 意味のない話ですね。犬を連れて行くという行為自体に必然性がないというか、犬が環境を破壊する事への対応になっていません。 今回の規制の趣旨が公園の保護を目的としている事を全く理解していない意見だと思われます。 役所はいつもいい加減な事をしている(お役所仕事だね〜) そういう言葉に安易に逃げているようでは、まともな議論はできないでしょうね。(主に)犬を連れ込んだら生態系を壊される可能性が高い。だからまずは規制してしまおうというのは、生態系を早急に保護するという意味で、一番効果的な方法です。緩和するのは後からゆっくり吟味してやればいいのです。まずは臭い匂いの元を断つ。それは正しい行動なんじゃないですかね。その結果自分に不利があるからそういうだけでしょう。ちょっと見苦しいと思いますよ。 まぁこんな感じでしょうか。 犬を飼っておられる方の中でも、一部心ない飼い主達の横暴をみて「これは禁止になっても仕方ない」と言う意見を述べられる方もいらっしゃいます。それに対して、横暴だ。反対だと叫ぶ方の意見の多くは上に挙げたようなものです。上の意見でペットを国立・国定公園に連れて行く必然性の説明になっている意見があるでしょうか。残念ながらそうは思えませんでした。 ペットを飼っていてこの法案に反対している方は、ペットは家族同然だからと言うのが話の前提にあるようです。翻って賛成している人はペットはペット、人間じゃないという前提で話をしようとしています。接点がないですね。ですから多分ペットを連れて行きたいと思う人と、それはだめだと思う人の意見は常に平行線でしかないのだろうなと思います。 国立・国定公園のペット禁止だけではなく、多くの公園が「ペット禁止」を謳っています。それについて反対を声高に叫んでいる人たちもいらっしゃいます。でも、公園はペットのためにあるのではなく、赤ちゃんから老人まで人が安心して過ごせる場所であるべきで、やはり犬がいるべき場所ではないと思います。本当にきちんとリードをつけて、糞の始末もしますという方は多いのですが、一部のそういうモラルの欠如した人のために多くの(マナーを守る)人が迷惑をしているのかもしれません。そうだとしても、糞を始末しなかったり、リードを外して迷惑をかける人が目立つ限り、そしてそれを簡単に排除できる仕組みができない限り公園に犬は連れ入るべきじゃないと思います。犬を飼う人には厳しい環境でしょうね。環境が厳しくなる→「私だけは」と思う人が出てくる→ペットを飼う人のモラルが問題になる→(最初へ戻る) と悪循環をしていく気がします。どこかで断ち切って良い方へ向かう日が来るのでしょうか。私は都市部には犬を放し飼いにできる場所を作るべきだと思うんですよ。放し飼いのできる場所を提供してもなお、禁止される場所で禁止された事をする人を罰するのが正しい規制でしょう。禁止だけして、その逃げ道を用意しないというのは正しくないですよねぇ。でも、ペットを飼うのは義務でもなんでもないですから税金を投入することではないのも事実。ペットを飼う人から一定額の料金を徴収して土地を購入して運用するのが良いと思いますけれどね。料金の徴収は予防接種の金額にでも上乗せすれば取りはぐれも少ないのではないでしょうか。ナイスアイデアだと思うんですけれど如何ですか?まぁ、これもペットを連れて旅行に出かけられないと言う事の解決にはなっていないんですけれどね。 最初に書いたのは夜明け前だったのですが、ちょっと寝ぼけていたのかもしれません。恥かしいので書き直しました。ごめんなさい。 途中でちょっと(多分柔らかめに)性的表現が出てきますから、嫌いな人は読み飛ばしてくださいね。 超大型の台風23号が沖縄本島を暴風圏に巻き込みつつ、明日には九州へ上陸の模様なんだそうです。今年は本島に台風が多いですね。 「それにしても」が二つ。一つ目の「それにしても」 それにしても、毎回の如く「超大型の台風が…」といわれると、その感覚が麻痺してきたように思います。確かに今年の台風は大型が多かったし、各地で大きな被害をもたらしているので、「超」がつくのも納得は納得なんですけれどね。でも、その昔最高難度を表す言葉だった「ウルトラC」が、今では誰でもが出来る入門みたいな立場になっているように、その昔は大きければ皆「Dカップ」だった乳房の表現が(はるか昔、印刷会社でバイトをしていたのですが、そこである日「Dカップ」と言う非芸術的な海外女性の裸を掲載した雑誌を印刷していたのです。両の乳房を交差して肩に掛けるような巨乳が所狭しと写っていました。が…これでもタイトルは「Dカップ」だったんです)、今ではEだのFだの、果てはHカップだのIカップだのと競うようになったように、今の台風の規模を表す表現はもう古臭いのかもしれません。 毎回毎回「ちょー大型の」なんていわれても、もう「またかよ」という感じですよね。「また、狼少年が叫んでいるぞー」そう思われたくなければ、「超」はとっておきの特別のために取って置くのが宜しかろうと思います。 二つ目の「それにしても」 それにしても、この台風の名前は「トカゲ」なんだそうです。2000年から、船舶情報などに各国が登録した140個余りの名前を順に使うようにしたそうですが、日本は星座にちなんで、順にテンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ワシと登録しました。今回はその中の「トカゲ」が使われたと言う事です。どれを見てもなんか台風らしい名前じゃないですよね (関係ないけど)オリンピック(シンクロ等)であれだけ「日本」にこだわったのですから、ここも「エビス、ベンザイテン、ビシャモンテン、フクロクジュ、ホテイ、ジュロウジン」とか「家康、秀忠、家光、家綱、綱吉、家宣…」とか「伊藤、黒田、山県、松方、大隈、桂、西園寺、山本…」(歴代総理大臣の名前)なんてつけたらよかったのに。まぁ総理大臣の名前なんか付けたら海外から苦情が来るかもしれませんけどね。 そのうちクイズで「台風『トカゲ』と台風『ウサギ』はどっちが先に来たか?」なんて問題が出てきそうですね。やはり、私は「台風23号」とか数字で言う方が良いです。 iPodを持ち歩く時に、純正のヘッドフォンではなくKOSSのThe Plug を使っています。普通のインナー・イヤー型ヘッドフォンと違うのは、耳に入れる部分が柔らかい耳栓のようになっていて耳道を塞いでしまうので、外からの音も入ってこないし中の音も漏らさないため、小さな音でも効率よく聞くことができることと、多少大きな音で聞いても周囲の人に迷惑をかけないことですかね。自分が気持ちよく音楽を聞く周囲でその騒音に迷惑をしている人がいるというのは、私のような小心者には一番怖い状況なので、周囲を気にしなくて済むというのはとても大切な条件である訳ですよ。しかし、今までそれを実現しようとすれば密閉型という耳を覆う大きなものを持ち歩くしかなく、現実的ではありませんでした。それがこんな小さな物で実現できるのですから、飛びつかないはずがありません。値段も2,000円を切る値段ですからね。音は賛否両論あるようですが、私はヘッドフォンに音を求めません。普段家で聞いている音は、LUXのL500と言うプリメインアンプでTANNOYのArdenという38cmウーハーを持つスピーカーを駆動しているので、ヘッドフォンがどんなに頑張っても、このArdenの出す重低音や艶やかな中音域を再生できるとは思えないからです。低音だけぼこぼこバランスを崩して出したって良い音になるはずがありません。それなりの音で鳴ってくれたら満足です。そして満足していました。 ただ、使用頻度はそんなに多くないので今までもっていたのですが、この耳栓にあたる部分が毎回指でつまんで縮めて耳に押し込む事になるので傷みが激しいんですよ。この部品だけ別に購入できるという事なのですが、某所で有名になったSONYのNUDEというヘッドフォンのイアーパッドをつける改造をしてみようかなとも考えていたのです。そうしましたところ、先日、オークションでそのギボシを使って改造しなければならない部分をプラスチックで加工して作って販売されているのを発見して、まぁ値段も安かったのでついつい購入してしまったんですよ。それが今日届いたので、早速つけてみました。 これで耳にはめる時間はかなり節約できるようになりました。そして音の方も低音がきっちり出てきて、中音域の定位もしっかりしたように思います。しかし、問題がありました。今回落札したものはイヤーピースにSONYのEP-EX1がセットになっていました。そして、心配していた通りなんですが、三種類(大・中・小)あるイヤーピースのどれもが私の耳の大きさに合いませんでした。小は小さすぎ、中は大きすぎです。小だと音が逃げるのか低音が殆どでなくなってしまい、音の状態としては中が一番いいのですが、耳が痛くなってしまってはねぇ…更に一番の問題は、一応耳が痛くなることを我慢して使うとしても、ノーマルの時よりかなり音が漏れ出してきているようなのです。音が外に漏れ出さないから買ったはずなのに漏れてしまうのでは意味がなくなってしまいます。まぁ、いろいろ組み合わせたりして調整をしてみようとは思いますが、果たしてどうなる事でしょうね。
AF Nikkor 50mm f:1.4D …Nikonの35mm一眼レフ用標準系短焦点レンズです。定価は税込みで\39,000。これをyodobashi.com で見ると、新品が\29,900の10%ポイント還元。ポイント分を現金に換算すれば\26,910で買える計算になります。この値段ですから送料は無料で、純粋にこの値段で手に入ることになります。ネットをあちこち調べればもっと安いところもあるかもしれませんね。でも、まぁ今はこれをリファレンスとしましょう。 このレンズをYahoo!Auctionで捜し求めると、新品で\28,400などと言う値段はまだ理解できますが、「元箱なし、レンズとレンズキャップのみで多少埃の混入あり」という中古が\20,000とか、「買ったばかりで殆ど未使用。保管は防湿庫」と言う中古が\23,500とかそんな値段で取引されているのにびっくりします。 何か異常じゃないですか。これが今は手に入らないレンズと言うのなら希少価値がついたという話として頷けます。でもこれは、どこでも普通に買えるものなんですよ。もし、先の「防湿庫保管でほとんど未使用」と言う奴を私が落札していたとしたら、\23,500に送料がかかりますから、まぁ\800としましょう。合計24,300を支払って中古を買うことになります。 需要があるから供給されると言う事ですから、その値段設定には「阿漕やなー」と思いはしても、誰もが価値を認めなければ入札されないだけなんですから、落札されている以上その設定は間違いではないと言う事でしょう。けれど、私ならそんな中古品は買いません。しかし先日、NikonのAi Nikkor 45mm/f:2.8 をyodobashi.comで買ったのですけれど、注文をした翌日、Yahoo!Auctionにおなじレンズが出品され、私が買った値段の1/3程度で落札されていきました。これはとても悔しかったですね。 ある時、欲しいものがあってオークションに出品されているものをピックアップしてウォッチしていたんですよ。そしたら、まぁ、それを落札した人はその人なりの目論見があるのかもしれませんが、yodobashi.comで新品を買うより高い値段で中古を落札していたんです。何ででしょう。何のメリットがあるんでしょう。 私の頭で中古が新品より高くなる時とは、先にも少し書きましたが希少価値がつくような時でしょうか。たとえばCONTAXのPlanar 85mm f:1.2と言うレンズがあります。
現在も販売されているのかどうか知りませんし(これ自体が限定品だったような気も)、今でもドイツ製のレンズの人気が高いのかはわからないのですけれど、そうだと仮定すれば、現行品(made in Japan)より中古品(made in West Germany)を望むファンが中古に新品より高い価格を払っても手に入れようとするような時でしょう。 そういうものじゃなければ中古の方がいいなんてありえないんじゃないかなと思うんですけれど如何でしょう。私なら躊躇なくyodobashi.comで新品を買いますね。たったそれだけの値段差しかないのなら、新品より中古を選ぶ理由が私には見つかりません。だから、声を大にして問いたいのです。「新品と変わらない値段で中古を買う意味がどこにあるの〜?」と。 どうしても欲しいから、どんなに高くても手に入れるというなら、もうその値段になるなら新品を買ったら良いんじゃないですかね。中古って新品価格の半値程度が妥当じゃないですか。先に書きましたように、需要があるから供給があるとはわかっているのですが、なにかこんな異常な値段がまかり通るってどこか間違っているような気がしてなりません。
最近昼間の息抜きに「ナースのお仕事4」の再放送を見ていたために、今日は「ナースのお仕事ザ・ムービー」なんてものを見てしまいました。 単純に流し見るならこんな映画も良いですかね。何よりもいいと思ったのは、俳優と声が一致していると言う安心感でしょうか。外国物の映画を見るにあたって私が一番嫌なのは日本語吹き替え版を見る事です。吹き替え版にも賛否両論あって、家事をしながら、他の事をしながら流しておいても音だけでストーリーを追えるから良いんだという意見もありますし、更に字幕では字数の都合で表現しきれない言葉も吹き替えでは表現が出来ると言う意見もあるのですけれど、私はだめです。本来の役者の声と声優の声がおなじ訳でもないし、本来の役者が演じている感情なりを正確に表現している訳でもないので、どうしても違和感を感じてしまうんです。それが日本の映画なら、その演技がどんなにうまくとも、逆にどんなタコでもその人が演じているすべてを見ることができるので、ある意味安心できるんですよね。まぁ余りにもイタイ演技に目を覆う事も多いですがね。 今回の映画でも、絶対にありえない!と思うことが何箇所もありました。分かりやすくするために大げさに表現をして、その結果ありえないものになっていると言う感じですね。まぁもともとそんな大仰に構える映画じゃないでしょうから、そんな事に目くじらを立てる必要もないのでしょうけれど。言い方が悪くて申し訳ないですけれど、こんな映画で「興行収入が…」とか言うんですかね。これは単に「ストーリーの必然性もなく、こっちも適当に作るからそっちも適当に見てくれや」的映画ですよね。その程度のものが一流の映画と同列に扱われるんですか?本当にそれで日本の映画は大丈夫なの?と私は言いたいんですけれど… なんかね、小学生か幼稚園の野球チームが、おなじ野球なんだからプロ野球と同列で語ってくれって言っているようなものじゃないんですかねと思うってことです。 いわゆるハリウッド映画は、制作費も膨大で、豪華なセットを使ったり、高級車や飛行機を惜しげもなく壊したりしていますけれど、そう言う事だけに金を使ったらおなじ映画が出来るかと言うと、そうじゃないと思います。結局はね、破綻のないストーリーと言うものが大事なんですよね。行動には必然がある。その重なりがストーリーなんですよ。「何でそこでそんな事をしなければならないの?」と疑問に思われるような事があったらそのストーリーは失敗なんです。制作費のもっと多くをもっとまともな脚本を書くために使ってほしいと切望しているんですよ。わざわざ字幕を読まなくても、日本語で楽しい映画を見たいなぁと私は思うんですけれどねぇ。まだまだあと100年くらい待たないと、明るくて楽しい日本映画はできないんでしょうかねぇ。 この映画を見て、B級映画としては楽しめた。後はしっかりしたストーリーを携えてA級の楽しい映画を作ってほしい。そう感じたんですよ。応援しているんですからね。
(中古とは言え)新しいDVDプレイヤが内に来て(link )早一ヶ月。 最初の数日はDVDソフトを見たりもしましたが、20日間ほどは電源を入れてもいません。今までのプレイステーション2だと、再生している途中でノイズが入ってしまったりして見られなくなった部分があって、それが解決したであろう事はうれしい事なのですけれど、結局この稼働率だもんなぁ…やはり\4,500での中古購入は正解だったようです。
2004年10月16日(土)
raison d'etre
その辺をティラノサウルスレックスが闊歩していた頃から疑問に思っていたことがあるのですが…
なぜ、ウィンナーの袋は上部をテープで結わえてあるのでしょうか? 上が空いていてこのテープで固定している。又は、袋を開けた後このテープで密閉できます。と言うのならこのテープの存在意義もあるでしょうけれど、テープは剥がしたら再利用はできないしこのテープがなくても体制に何の影響もありません。逆に、袋を畳んで仕舞おうとしても、このテープが邪魔でうまく畳めませんので、私はいつも最初にこのテープを剥がしてしまいます。 些細な事なのですが、どこでも1工程でも効率をよくして節約に努めようとしている中、ウィンナー業界だけはこの無駄遣い。これは何なんでしょうね。そして、このテープのレゾンデートル(raison d'etre)はどこにあるのでしょう。
2004年10月15日(金)
「売り尽くし」とは何を処分したいのか
家の近所の大手スーパーが一つ閉店売り尽くしセールをしています。 売り尽くしセールと言えば、その店の抱える在庫を他店に横持ちするよりは、セールを打って客を呼び寄せ、他の余計なものも一杯売りつけましょうと言う企画だと思うのですけれど、このお店の、売り尽くしセールのチラシを見ても、お店に行ってみても、売りつくしたいと感じたのは家電売場で店頭展示していた(お年寄りがよく寛いでいた)くたびれた感じのマッサージチェアが3割引きという値段をつけていたくらいで、他のものはその意図をあまり感じられませんでした。衣類にせよ瀬戸物にせよセールのための在庫補充をしている感じがありありでしたし、生鮮食品などはもともと足が早く在庫ができる物ではないので「売りつくしセール」の対象であるはずがありません。 最初は閉店すると言う事をネタに、西武系の「日本シリーズ出場おめでとう」ダイエー系の「応援ありがとう」に対抗するセールの口実か、はたまたこの大手スーパーも「毎日が閉店セール」という仕組みを取り入れたのかと思ったのですが、お店の特設コーナーの出店や、処分したがる商品の傾向から、どうも「閉店セール」と言う名前にかこつけた、(他のバーゲンなどで無理を聞いてもらっている卸屋さんへの還元としての)滞留在庫処分セール、卸業者不良在庫一掃セールという感じがしました。 ええ、私は売り尽くしとは全く関係のない生鮮食品などを必要な分だけ買わせていただきましたとも。ありがとうございました。だって、これだったら日本シリーズが終った時のバーゲンの方が絶対にお買い得って感じがしますもん。
2004年10月14日(木)
子供が強盗殺人を犯すのは正しいのか
明るい話題に目を向けたいものですが、どうしても暗い話題に目が行ってしまいます。 7月に埼玉県熊谷市の市道で65歳の男性が死亡していた事件で、別件で児童相談所に通告を受けた14歳少年と共謀して強盗殺人を働いた容疑で21歳、18歳、15歳2人の計四人を再逮捕したそうです。 子供だから、まだ何も分からないからと罪を償わせない。でも、それで子供は何をしても対して怒られないと調子に乗って輪をかけて共謀になる。われわれはどこまで我慢をすればいいのでしょうか。 21歳といえば大人ですが、多分にまともな環境で育てなかったため、この青年の精神年齢は普通に育ったなら小学校低学年レベルのモラルしか持っていないのだと思われます。ですから、ここでは青年ではなく少年として論じさせていただきますけど、少年とは大人になる準備をしている不完全なものなのです。だからショックを与えないように大切に育てましょうという話が今大手を振っている訳ですけれど、そうやって、大切に育てるというより、悪い事を悪いと教えずに育てたところで、その子供のためには全くならない訳です。今回つかまった少年たちは殆どが再犯で、悪い事をなぜしてはいけないのかがわかっていない訳です。若いうちはやんちゃでいいというのが、全く関係ない人を殺して金を巻き上げることを含んでいるとは到底思えません。 彼ら少年に権利を主張し、彼ら少年を甘やかし、彼ら少年を大人扱いしてやる。何の責任ももてないし、まだ視野が狭く正しい判断もできないにも拘らずです。なぜそんな必要があるのでしょう。責任を果たして初めて一人前であるべきなのではないですか。 少年の心に訴えて、暴力のない世界を作るという理想のために、何人の全く罪のない善良な市民が彼らの犠牲になればいいのでしょうか。 彼らが「少年だから」責任を問われないとするなら、彼らの親が責任を取るべきです。少年犯罪については、その親が目には目をと同じだけの被害を受け入れるべきです。それくらいの覚悟で子供の自由を主張してほしいものです。 少年犯罪が起きるたび、少年に鞭打ちの刑を新設するべきなんじゃないか、少年の罪を親が償うシステムを作るべきなんじゃないかと思ってしまうこの頃。司法はもっと被害者の側の立場に立って判断をするべきじゃないかと思います。
2004年10月13日(水)
漢字 / フォーム変更 / 車のトラブル
日本語は難しいと思うことが多々あります。 「重複」は「ちょうふく」が正しいと思うのですが、「じゅうふく」でもいいみたい。 「代替」も「だいたい」が正しいと思うのですが、「だいがえ」でも通じます。というか、「じゅうふく」「だいがえ」と読む人の方が多いように思われる。 よくある間違いだなと感じるのは「廉価」。安い値段と言う意味で「れんか」と読むのですが、私の知っているだけでも数名の方が「けんか」と読んでおられました。廉価の「廉」と「兼用」などの「兼」の区別がついていないのでははないかと思われます。真顔で見つめられながら「けんかばん」とか言われた日には、ポッと頬を赤らめて恥じ入ってしまいます。気があると思われたらどうしましょう。 無性に腹が立ったのは「東海林さん」という名前を見たときでした。「あぁ、『しょうじ』さんですね」と言ったら「いえ、『とうかいばやし』です」といわれた時。暴れてやろうと思いました。
ブラウザごとに様々なレイアウトに見えるようなので、どれでも見苦しくないようにレイアウトを変更いたしました。主な変更は次の通りです。日記才人のメッセージ送信ボタン追加 HPにある匿名用デコードメールへのリンク追加(Mail(匿名)と表示) 本文ページのフッター部分最適化 一応確認したブラウザは次の通りです。Netscape7.1 Opera7.53 Internet Explorer Ver.6.0.2900.2180.xpsp_sp2_rtm.040803-2158(なげーよ!) 日記才人には、「投票」「メッセージ送信」以外にも「マイ日記才人へ登録」も自分のページ上から行える機能があるようです。 メッセージ送信につきましては、今現在、ご意見をいただく方の多くがこちらを利用されていますので、この機能は追加した方がより便利だろうと思い今回追加することにしたのですが、「マイ日記才人への登録」機能は今現在追加する予定はございません。 間違えて「登録」を押してしまった場合「押すつもりなかったのに」と気まずい気持ちになってしまいますし(経験あり)、本当にお気に入りに登録するつもりなら、間違いのないよう、明示的に行動して登録してくださいねと思うのです。まぁ私は何度も言いますように超ウルトラスーパー小心者DXですから、お気に入りに登録してくれる人なんているはずないじゃんと思っている方が気が楽だと思っていただければ幸いです。 レイアウトなどで不具合がありましたら、こっそり教えていただければ幸いと存じます。 歩いても5分そこそこ10分は掛からない場所だというのに、車で出かけてしまうのはダイエットをしようとしてる人にあるまじき行為かと思います。しかし、今日はそれが災い転じて福となったと思います。ええ、来週から仕事であちこちに車に乗って出張に行くのですが、その前に不具合が出て対策出来たんですからね。 出先の駐車場に止めた車をキーについたリモコンでロックしようとしたら全く反応がないことに気付きました。調べてみると室内灯もつかないし、ホーンもならないし、ライトもつかない。更にエンジンも掛かりません。セルモーターが回らないのです。これはバッテリーが上がったか、ヒューズが溶けたかどちらかなんですけれど、バッテリーの予備はありませんし、ヒューズにしても部分が動かないなら、予備のヒューズで対応できるでしょうけれど、これだけ完全に電気が遮断されているって事は、予備ヒューズのないメインヒューズが飛んでいるってことかなと思ったのです。エンジンルームを空けてヒューズボックスを見たのですけれど、メインヒューズは健在です。そうなると電気が来ない原因はバッテリーでしょうか。一人で悩んでいても仕方ないので、ディーラーに連絡をして修理を依頼しました。 ディーラーは最悪を考えてセーフティローダー(車を運ぶトラック)で来てくれたのですけれど、原因は意外なものでした。 去年の10月に車検を受けたのですが、その時にアーシングシステムと言うものを導入したんです。車の電源はオルタネータというエンジンが回す発電機で発電し、それを一定条件の時にバッテリーに蓄電します。電気製品はまぁ一般的には12Vの直流電流で動く訳ですが、そのマイナス側はボディの鉄板にアースされています。つまり配線はプラス側だけを取り回して、マイナス側はどこか鉄の部分にくっつけてやればそれでいいよという形なのです。しかし、それでは電圧が安定しなかったり、弱かったりする場合もあるので、バッテリーに直結した太い電線を車の要所要所に配線しておいて、電気製品のアースをそこへつなげば電圧が安定して使えるというものなんです。普通の車なら、バッテリーにはプラスとマイナスの端子があって、それぞれに一本太い線がつながっています。しかし、この車はアーシングシステムを導入したので、マイナス側に更に4本の線がつながることになるのです。元々はバッテリーの端子にかぶせる形のコネクタがついています。それにあと4本つけるのは難しいので、アーシングシステムには、システムの4本の線をねじ止めして、更に本来のコネクタも接続できる端子の延長コネクタみたいなものが付属しています。 上下の黒い線の間にある丸いところが本来のバッテリーの端子で、それにかぶっている口をあけたゴジラみたいな部分から右の○部分が延長コネクタです。本来のアース線はこの右側の○についているんです。 今回はこのアルミ製延長コネクタが問題を引き起こしていました。バッテリーの何と反応したのかは分かりませんが、バッテリの端子と延長コネクタはきっちりねじで締め付けられて、電気を流す事になっているのですが、その間に白い皮膜が形成され、それが絶縁材になって電気が流れなくなっていたんです。その皮膜は厚いところでは数mmにも成長していました。 なぜついさっきまで動いていたのに、突然電気が遮断されたのかは今もって謎です。しかし、端子を外して皮膜をこすり落として再接続したら何事もなく正常に戻りました。 このディーラーでは初めての現象だそうです。お金をかけて、良くなるはずの物でトラブルが発生…これは問題ですよ うひひひひ と担当メカニックを脅し、今回は\0確定。ま、当然ですが。そして、これは初めてのケースでそちらも勉強できたのだから、その授業料としていくらか払ってもらおうかなと(笑いながら)詰め寄り、一応工場責任者には「貸しにしておく」と伝えるようお願いをして今回のトラブルは幕を閉じました。 もし、これが来週客先に向かっている時や、客先の敷地内でおきたら大問題だったでしょうね。客先の一部は車の出入りにとても厳しいですから。故障したからおいておきますなんて認められそうにないですし、始末書何枚書かなければならないか…本当今日でよかったと思います。
2004年10月12日(火)
割り切れない思い / ジョン・カーター / ご飯
私はへそ曲がりなので、今でも「プロ野球どこが好き?」って聞かれると「大洋ホエールズと南海ホークス」って応えることが多いんです。 何で大洋かというと、その昔大洋と巨人と阪神が三つ巴と言うか、大洋は巨人によく勝つけれど、阪神に負け、阪神は大洋には強いけど巨人に弱く、巨人は阪神には強いけど大洋に弱い。そんな構図(私のイメージ)があったんです。田舎に住んでいて娯楽と言えばプロ野球かプロレスくらいしかないこの田舎で、皆が巨人巨人と騒ぐ中、へそ曲がりの私は巨人に強いイメージの大洋のファンを自称した次第。当然大洋の選手なんか殆ど知りません。選手が誰でもいい。「巨人に強い」と言うブランドイメージが好きだっただけ。南海も何が好きだったんでしょうねぇ。私の田舎の市の色である緑がイメージカラーだったからとは思えないし、何がなんだか良くわからないんですけれど、なんとなく好きだったんです。先にも書きましたように田舎育ちですから、ほぼ100%間違いなく南海ホークスを生で見たことなんかありません。いつもスポーツニュースか新聞で見る程度ですから、それこそどのチームでも大差ないんだけど、ほんの些細などうでも良いようなことが理由でそのチームが好きと、聞かれたら「敢えて言えば」と但し書きをつけて言う程度のファンと言う事です。本来のファンには申し訳ないけど、その程度の興味だったんです。でも、そういう私でも一応ファンと自称しているんですから、一応は応援もしていましたし、勝ち負けに一喜一憂はしていたんですよ。 今のダイエーと西武って複雑ですよね。福岡の人にとって見れば、元々地元にあったのは西鉄「ライオンズ」ですし、今はどうか知りませんが、ホークスが福岡を本拠地にしたときも「俺らの本当の地元チームはダイエーじゃない」と拒否していた頑固なライオンズファンも多かったと聞きます。 今回のプレイオフ、私は一応ホークスファンとして応援していました。ダイエーと西武、どちらが日本シリーズに出ることになっても、どちらの系列のお店も近くにありますし、どちらのお店の優勝セール、残念セールともに期待できるものなんかありません。店にあるもの全て○割り引きとかするならまだしも、バーゲンのために商品を用意させてのバーゲンですから、どちらかといえば滞留在庫処分市みたいなものの様相を呈しているように思います。結局食料品程度しか期待できないので、どっちが日本シリーズに出ても良いんです。でも、一応自称ホークスファンですからね。身だしなみとしてホークスを応援した訳です。 見たい番組もなかったので、テレビで垂れ流していました。 結果として9回の裏にホークスが同点に追いついたのに、10回に勝ち越されて負けてしまいましたね。 西武のファンは「日本シリーズ」と大喜びでしょう。 でも、そのほかのファンはどうだったでしょうか。シーズンを通して戦ってきて、それで2位だったチームが日本シリーズに行くってなにか不自然じゃないですか。先日も書いたことですけれど、これが10球団20球団ある内の上位何チームかのプレイオフなら、シーズン終了後の、選りすぐった戦力での勝ち抜き戦というイメージはあるのですけれど、たった6チームでの上位3チームの勝ち抜き戦。確かに西武は日ハムと戦った後でダイエーにも勝った訳ですから、戦力の使い方、選手の士気などもダイエーを上回っていたのでしょうね。それはそれですごいとは思いますけれど、なんとなく私にはセ・リーグの一位チームとパ・リーグの二位チームの戦いとしか見えなくて、これで中日が負けた日には、セ・リーグはパ・リーグの二位より弱かったのかと言うマイナスイメージが増大してしまいそうです。 うーん、感情に理屈をつけるのは難しいです。兎に角、西武が日本シリーズ出場ってことにものすごい違和感を感じてしまったと言う事でした。
以前、復刊ドットコムで復刊希望の投票をした「少年少女世界SF文学全集」が名前を変えて「冒険ファンタジー名作選(全10冊) 」「冒険ファンタジー名作選 2期(全10冊) 」として復刊しています。イラストが変わってしまったのはとても残念ですが、何十年ぶりかに読みたいという気持ちが抑えられません。できるだけ早めに手に入れる予定です。冒険ファンタジー名作選 1期作品 ロスト・ワールド 火星のプリンセス 27世紀の発明 いきている首 ぬすまれたタイムマシン ついらくした月 黒い宇宙船 キャプテン・フューチャーの冒険 次元パトロール うそつきロボット 冒険ファンタジー名作選 2期作品 地底探検 月世界最初の人間 宇宙のスカイラーク号 超能力部隊 逃げたロボット 栄光の宇宙パイロット 合成怪物の逆しゅう 星からきた探偵 光る雪の恐怖 恐竜1億年 特に1期の「ロストワールド」「27世紀の発明王」「生きている首」2期の「地底探検」「超能力部隊」「星から来た探偵」「光る雪の恐怖」がぜひとも読みたいのです。小学3〜5年生くらいの頃に夢中になって読んだ記憶があるんですよね。中には大人向けの本で読み直したものもありますが、やはり初めて読んだこれらの作品を懐かしみたい気持ちで一杯なんですよね。早く読みたいなぁ… この作品群を見ていて、ふと「火星のプリンセス」に目がとまりました。私をはじめ、SFが好きって言う人には「ジョン・カーター」といえば一にも二にもなくこのエドガー・ライス・バローズの「火星の大元帥カーターシリーズ」を思い起こすと思うのですが… 「ジョン・カーター」で検索すると「ERのジョン・カーターが番組を降板」なんてものがヒットしました。ERってエドガー・ライス・バローズの事かと思ったら、アメリカのドラマ「ER(EmergencyRoom)」の話だったんですね。大変申し訳ない。ERは時々見ていましたけど、ジョン・カーターなんて俳優さんがいたとは思わなかった。折角そういう名前に生まれたんですから、ぜひデジャー・ソリスって名前の人を探して奥様にして欲しいものです。←既婚か未婚かも存じませんので悪しからず。 更にYahoo!Auctionで検索をして見つけた「ジョン・カーター」がこれ(link )。株式会社コーソの標準型学生服だそうです。その後「ジョン・カーター」「学生服」で検索をして見つけたのですけれど、検索結果の掲示板などを眺めると、結構学ランに請っていた人たちにはこの「ジョンカーター」って言うのは知られたものであるような感じを受けました。「ブランド名:ジョンカーター」ですよ。なんかすごくないですか。でも、なぜこの学生服が「ジョンカーター」なんでしょうね。 電気炊飯器にご飯を炊くだけではなく、煮物を作ったり、ケーキや蒸しものや豆腐を作るメニューを搭載したものが相次いで発売されているようです。 電気炊飯器は密閉されて、細かな温度調節ができるし、超音波を利用している機種の場合、その振動で味がしみこみやすいなどの特徴も持つそうです。確かにテレビの裏技特集などの番組で、炊飯器を使ってケーキを焼くときれいにできるとか、ホットケーキを焼くとふわふわで嵩を高く作ることができるとかやっていますよね。既婚女性5000人ほどにアンケートをした結果では、40%を越える人がご飯はまとめ焚きして冷凍保存するそうです。冷凍保存してしまうなら、ご飯を炊いてしまえば、後の時間炊飯器は空いている訳ですから他の料理に使うのも合理的なことなんでしょうね。 世の中はそんな方向に進んでいるようですが、私は今日、朝タイマーで炊飯をしたんですけれどね、どこで何を間違えたのか、起きてみたら炊飯器の蓋が開いていました。そのまま炊飯が続き、水は全部水蒸気になって逃げてしまって、生煮えのご飯せんべいができてしまいました。煮物なんかできなくてもいいから、こういう失敗が絶対に起きない炊飯器を作ってほしいものだなぁと思うんですよ。だってね、米粒には7人の神様が住んでいるんですよ。今日は何人の神様を蔑ろにしちゃったんだろう。更に言えばこの米は、去年のものですが、一昨日精米してきたばかりの新潟産コシヒカリなんですよ。もったいなくて罰があたりますよね。精米したての米の炊き立てご飯。そのままかみ締めて味わって、醤油をちょろりとたらして味わって…至福のときなんだよねぇ。残念。
2004年10月11日(月)
ドキッとしたこと / クマ / ダイエー
F1はスカパーで生中継見ちゃったし、今日は何も見る物がないなぁ…といつものように適当にテレビをつけ流してパソコンで遊んだり料理をしたりしていたんです。 何か変 そう、何かが変なんですよ。なんだろうって考えを凝らしてみると、テレビが変なんです。 とても強力な台風が東京を直撃しそうだとか、サッカーのジュニアユース(?)で日本と韓国が壮絶な試合をしましたとか、既に結果の分かっているニュースをしているんです。まぁ日曜日だから一週間のまとめのニュースをしているのかなとも思えなくもないのですが、どうもそうじゃないようです。でも、今日はエイプリル・フールじゃないし、って事は放送事故?それとももしかして私が数日前にタイムスリップでもしたの? タイムスリップと言えば「時をかける少女」…って事は私は原田知世になったの?…などと取り乱したりしてみました。 マジに数分間悩みました。でも、思い出したんです。 その日の番組を録画していたって事を。そう、タイマー録画じゃ間に合わなかったので、新しいテープを入れて録画して、止め忘れていたのでテープ一杯その日の番組が録画されていたんですね。そして今日見たいテレビ番組がないので、そのテープを流していたんです。目的の番組が終って、ちょっと目を放した隙に、(当然ですが)自然に切れ目なくニュースだのが始まったのでそのまま今日のものと思いこんで受け入れてしまったんですね。病気で記憶が飛んだとか、頭が変になったとかじゃなくて本当に良かったです。
北陸などで、クマによる被害が急増しているんだって。 襲われた人は怖い思いをしたよね。 小さな子供を持つ親は気が気ではないよね。 ここで登場するのが「猟友会」。 あなたたちは正義の味方なの? 本当にクマを殺す必要があるの? クマを餌とともに山へ戻してやれば済む話なんじゃないの? 誰のために鉄砲を撃っているの? 皆の安全を守るため? 自分の狩猟欲を満たすため? 本当に殺さなければならないの? クマも含めて自然環境だよ。 動物園やペットみたいに餌を手渡しするだけが愛護じゃない。 クマや動物達の生活圏をきちんと確保しようよ。 人間には必要ないクマや動物達の食べ物を供給しようよ。 生活圏を破壊して奪っておいて、でてきたからと殺すのは正しくないよ。 産業再生機構を活用せず、民間ベースで再建をする意志を固めたらしいです。 これは球団を手放す事になるのかならないのか面白いなぁとおもいますよ。 私が心配していた通り、審査委員会は楽天もライブドアも蹴る可能性があるようですね。これらの会社が用意する準備資金では数年の内に資金が底をついてしまうからと言う理由で。 そして、産業再生機構の活用を蹴ったダイエーはUFJの支援を打ち切られ、ダイエーホークス消滅となり1リーグへ移行せざるを得なくなる。そんなシナリオになっているのではないかと思えてなりません。果たしてどうなるんでしょうね。楽しみですねぇ。
2004年10月10日(日)
Ai Nikkor 45mm f:2.8 / F1とハッピーマンデー / Ai Nikkor45mm f:2.8がやってきました
先日「むにゃむにゃ」に「もしかしてパンケーキを買ってしまったのかもしれない 」と書いたのですけれど、昨日通販会社からメールが入っていて「出荷しました」だそうです。 はぁ、本当に買ってしまっていたのね。はぁ… どうせなら「FM3A 」でも買ってしまおうかなぁ。私がはじめて買った一眼レフはNikonのFEなんですよね。原体験だからと言う訳でもないでしょうけれど、未だF801やD70のようなコマンドダイアルのついたタイプより手にしっくり来るんですよね。実際に使い比べてみれば、特にD70でのマニュアルモードのように前後のコマンドダイアルでシャッタースピードと露出を変更できるのは便利で、いちいちシャッタースピードを変えるために手を上に伸ばしたりするのは面倒なんですけれど、それでも、それはとてもしっくり来る動作なんですよね。一台そんなカメラがあっても良いよなぁ…金さえあればね。
昨日の台風のおかげで、今日はF1三昧の日になりそうです。 本来、金曜にフリー走行、土曜に予備予選と予選、日曜が本線と言うスケジュールなのですが、土曜に台風の影響で大雨が降ったため、急遽土曜の予定が中止となり、日曜の午前中に予選、午後に本線と言う事になりました。その予選が先ほど始まりました(スカパーで見ています)。まだかなり水煙が上がっている感じですが、果たして本線になる頃にはどれだけ状況が変わるんでしょうねぇ。今日は今現在の環境での順位確保と(少なくとも)最初のタイヤ交換までの路面状況を予想してのタイヤ選択とウィングの角度調整でかなり明暗が分かれる感じがします。 それにしても、日本で祝日を月曜にして三連休を増やそうという、いかにも木っ端役人が考えそうな中途半端な「ハッピーマンデー」とやらが施行されましたが、「日本人にも長期休暇を」という観点で考えると「この木っ端役人の阿呆が、こんな程度で誰が喜ぶと思ってんんのじゃ!三連休なんてうれしくもなんともないんじゃ。週の半ばに休みがあるから一息つけるんじゃヴォケ!」という怒りの声が聞こえてきそうですが、この視点を変えて、その「木っ端役人」は多分「F1の熱烈なファン」だったのではないかと考えると納得がいきます。今回のように日本開催だったり、近場で開催されるものに対しては効果はないですけれど、欧米で開催される場合、殆どは時差の関係から深夜の放送となり普通のサラリーマンは翌日眠い目をこするか、録画して会社から帰ってから見るしかない訳です。ところが今は佐藤琢磨が参戦しているせいで、通勤途中のKIOSKやラジオやテレビなど予期せぬところでF1の結果を流していますし、列車で隣に座った人がその結果を自慢げに話しているなんて最悪の事もありうる訳ですよ。多分、その「木っ端役人」はそれに我慢がならなかったのでしょう。例え時間がたったとしても、結果が分からなければ「ワクワク」録画を楽しむ事ができます。それを楽しみにしていたのに、何度か邪魔されてしまったのでしょう。そして計画されたのが「ハッピーマンデー」です。「少しでも多くのF1を心行くまで見ることができたらそれでいい。それが国民のためなんだ」という気持ちで提案され、執念を持って施行されたに違いないと思います。うん、視点を変えてみると分かる事があるんですね←ホントか?Ai Nikkor45mm f:2.8がやってきました
昨日通販店からメールで連絡があった通り、本当に配達されてきてしまいました。買ってしまったのなら楽しむしかないと思いましたが、外はあいにくの天気ですので、今日はこのレンズをつけたカメラを撮影して楽しむ事にしました。 今回使ったカメラはRICOHのCaplioRXです。実はその性能(コストパフォーマンス)に惚れてはいたのですが、実際に手にすると思いがけないところで勝手に電源がオフになったり、マクロでピントが全然合わなかったり、結構期待はずれかなと思える動作が目立っていたので、今回改めて使ってみて好き嫌いをはっきりさせようと思った訳です。結論から言うと、かなり満足。気に入りました。 これは先日「Lunatic'sむにゃむにゃ」で書いた絵に構図を似せて撮ったものです。自分の絵心のなさがはっきり現れて撮らなければ良かったと後悔した一枚。 レンズには専用のフィルタとフードが付属しているのですが、この写真はそれらを付けずにレンズ単体で撮ってみました。全長が物凄く短いので本当コンパクトに収まります。しかし、私の無知が招いたことですが、私のイメージとしてはこのレンズならD70でも絞りはレンズの絞りリングで調整できるのかと思っていたのですが、実はそうではなくて、絞りリングは固定してカメラ本体側のコマンドダイアルでの調整となるようです。まぁそれは仕方ないですね。 レンズに付属のフィルタとフードを取り付けてみました。このフードはこれをつけたままでもレンズキャップができる優れものです。いや、そのままつけることができるキャップが優秀なんですね。 全長が短いため必然的に細くなったピントリングがレンズの最前部についているのですが、このフィルタやフードがつくと、ピントリングの前にもピントリングと一緒に動かない固定部分ができてしまいます。リング自体が細いのでファインダを覗きながらリングをまわそうとすると、指が間違えて固定部分を触っていて、それでピントリングが回らないと焦ることがしばしばありました。まぁそれらも慣れれば解決されるでしょう。 CaplioRXの話ですが、AFでマクロ撮影をしようとすると、どこにもピントが合わないという状態になってしまいました。そこでカメラを三脚に固定して、MFモードにして自分でピントを合わせるようにしてみました。ピントの山が掴みにくく最初はうまく行かなかったのですが、OKボタンを押せば拡大画像が表示される事を思い出して実行してみたらうまく行きました。それでもピント調整は微調は難しいですが、今回の写真はうまくあっているのではないでしょうか。そして呆けもきれいに出てくれているようですし、まぁまぁ良いんじゃないかなぁと思うんですけどね。問題はたくさんあるカメラだと思います。けれど、使い方を適切に考えてやれば十分楽しめるカメラだと思いました。CaplioRXは、もう一つのデジカメCASIO EXILIM EX-S100と補い合って良いコンビニなると思われます。
9月の初旬から、筋力トレーニングプログラムを組んでもらって計画的にトレーニングをしているのですが、その結果として、一ヶ月で胸、腰、尻周り及び太腿が3cmほど痩せました。まぁウェスト57cmの人が3cm減ったらすごくびっくりするくらい変化があるでしょうけれど、私くらいのサイズになりますと3cmとは良く目を凝らして違いがわかるかどうかの違いかと思われます。まぁ、東京都で一粒の砂を探すようなものでしょうか…んなバカな。 しかし、そのプログラムの最初と月末に撮った写真を見比べて初めて明らかに違うんだと実感する事ができました。 最近は体重も良く言って微減状態で悪く言えば殆ど平行線と言う感じでしたので、朗報と感じました。しかし、ここから更に先に進むためにはどうしたらいいのでしょう。先月くらいまではすぐに外食や手軽なものに逃げていたんですが、不経済すぎるのと、栄養の偏りが激しいので、久々に本格的な自炊を始めたのですけれど、自炊に慣れてくるといろいろなものを作ってみたりして逆に栄養価が高くなってしまうんでしょうかね。ダイエットと言う事で考えると「自炊」をするより、単に生野菜に塩をかけて食べている方が効果的なのでしょうね。でも、私はそれはいやです。生野菜はおいしいと思いますし、それ自体嫌いなわけではありませんが、ダイエットをするという目的のためだけに、生野菜「だけ」を食べる生活なんて面白くもなんともないじゃないですか。無理なこと、体に悪い事はできるだけ抑えつつも多少はおいしい料理も作って食べたいものです。でも、最初の頃は作るのが面倒だったのでインスタントラーメンや焼きそばを作るにしても、麺だけとか、肉と卵を入れるだけとか兎に角手抜きだったんですけれど、最近はキャベツとピーマンともやしとネギとひき肉が入ったラーメンとか普通に作っちゃうのがまずいんだろうなぁ…全然手間じゃなくなってきたのがまずいんだろうなぁ。ちょっと考えないとねぇ…なにか良いアイデアがある人、教えて下さい。
2004年10月08日(金)
エアゾール式消火具にご注意 / ウィルスが一杯
国民生活センター が国内外のエアゾール式簡易消化具のテストを行った結果、国内製品は使いやすさにばらつきはあるものの消化はできたのに対し、海外製品は「てんぷら油の火災に有効」と明記してあるにもかかわらず、使用すると炎を3mも吹き上げるほど煽るものもあり、テストした海外製4製品は全て消化できなかったそうです。また、海外製品の中には用意した18本のうち10本で加圧用ガスが抜けており、ボタンを押しても液が出ないと言う不具合を生じた製品もあったとの事です。(記者説明会資料へのlink ) この輸入製品は、500〜1000円でホームセンターなどで売られているのですが、「効果は半永久的に持続」等と謳っているものもあるようで、これらは「日本消防検定協会」の検定を受けておらず、紛らわしい言葉で効果があるように見せかけたものもあるので要注意と言う事です。 テレビでもこの話題を取り上げていましたが、実験でてんぷら油火災を発生させたところに問題の簡易消火具を放射したら3m以上も炎が吹き上がる画像を見ることができました。これ、実験施設だからいいようなものの、もし自分の家で、それも「これで消化できるんだ」と思いながら放射した結果、こんな火柱が上がったら物凄くびっくりすると言うか怖いでしょうね。3mの火柱って言ったら、うちは間違いなく天井まで達しますし、上のレンジフードも炎の中ってことになりますね。それがすぐ火事となって燃え広がるかといえばどうなるか分かりませんが、消火器など最後の生命線となるものが、「放射されない」「効果がない」「炎を煽る」なんて結果になるのは勘弁してほしいですね。 先にリンクした「記者説明会資料」でも実名が公表されていますが、普段は銘柄などを隠すテレビでも銘柄が明らかになっていました。それは危険性がそれだけ大きいということもあるのでしょうけれど、でも、ひねくれものの私、もし、その問題のある簡易消化具の中に国産品が一つでも入っていたら果たして商品名公表をしたでしょうか。メーカーの国内外を問わず、危険なものは積極的に名前を挙げて警告をして欲しいものです。 そんな不良品とも言えるものを販売している店には何の責任もないのかと憤りを感じますが、それを買うか買わないかは消費者側に選択の自由があると言われるのでしょうね。私は売る方に問題があると思いますけれどね。でも、買う側も、自分の命を守るものなんですからどうか値段の安さだけではなく、きちんとしたものを買うように心がけて欲しいものだと思います。 因みに我が家は初芝製作所のホームエースをコンロ奥に、ダスキンの強化液消火器をコンロ下に常備しております。 ホームエースの方は、先のリンクの実験でも実験対象になっていました。てんぷら油火災には有効だけど、灯油火災には効果がないそうです。ま、私の家に灯油を使うものはありませんのでそれで十分でしょう。しかし、ダスキンの方は日本消防検定協会の検定合格証は貼っていないみたいですね。「国家検定合格証」とだけ記されたシールは貼ってあるんですけれどねぇ…本当に大丈夫なのか確認してみる必要がありそうです。
ここで簡単にまとめておきます。 問題がある消化具は次の四つです。ファイヤーフェイド ファイヤーストッパー ファイヤーファーストエイド コールド ファイヤー 該当商品は使わずに廃棄の方向で考えたほうがよいかと思います。が、廃棄方法を調べるのがまた面倒ですね。 また、消化具の中には消化剤としてハロンや代替フロンを利用しているものがありますが、それらも次の問題がありますので買い換えるなどの対応をしたほうがいいかと思われます。ハロン(ハロン1211) ・国内では環境問題から生産が規制されているもの ・てんぷら油には有効ではない ・高温の炎と反応し人体に有害なフッ化水素を発生する可能性がある 代替フロン(HFC-227ea、FM200) ・環境的には規制対象外 ・てんぷら油火災では、消化後に再発火の危険がある ・高温の炎と反応し人体に有害なフッ化水素を発生する可能性がある 一日数百件のジャンクメールが届きます。迷惑な話ですが有効な防御手段がないので諦めるしかないでしょう。その中に一日数件ウィルスに感染したメールがあり、ノートンのアンチ・ウィルスが駆除をする訳ですけれど、なぜか今日は「いつもよりたくさん回っております」状態です。いつもの数倍届いていますし、中には駆除しきれないから削除するよなんてメッセージまで出る始末。ウィルスの世界にも年度末大決算でもあるんでしょうか。 そういえば、先日WindowsXPのSP2をインストールした時、勝手にセキュリティーセンターなるものが入れられて、さらには「これからウィルスチェックやファイアウォールはセキュリティセンタを使う」とか選択を迫られ、ファイアウォールを無効にするやり方は見つからず、どうしたら良いんだろう、ノートンの立場はどうなるんだろうと思っていたのですが、先日ノートンのライブアップデートを終えたら、「ウィルスのチェックは、セキュリティセンターではなく引き続きノートンを使う(意訳)」というメッセージが出てきたのにニヤリとしてしまいました。 個人的に、MicrosoftにはWindowsというOSを作ってもらえれば満足です。そこに力を注いで欲しい。他の事は他社に任せて欲しい。あっちにもこっちにも手を伸ばすからどこも中途半端なものしかできないのが現状のような気がします。ですから私は出来る限りノートンやウィルスバスターを使い続けるつもりです。抵抗できる限りセキュリティセンター以外を利用するつもりでいます。
台風が次から次へと通り過ぎたと思ったら(まだ近付いているものもあるようですが)、あちこちで地震がおきているようですね。昨夜は関東地方にかなり大き目の揺れがありました。 その昔、ショートショート作家の、故星新一さんはエッセイの中で、大地震が来たら東京はどうなるのかという心配に対して、地震に対していつどんな被害があるかと怯えているよりは、都心の主だったところに爆弾を仕掛けて擬似地震を起こし、それで壊れてしまった場所を撤去して新しい街づくりをしたらいいのではないかと言うような大胆な提案をされていました。そうすれば、皆が安心して枕を高くして眠れる訳ですし、どうせ地震が来たら倒壊するような家に住んでいる人は今の内に対策が立てられるし、都市整備にも良いやり方かもしれないなぁと思ったものでした。まぁ実際にはその土地にしがみつく人がいるでしょうから実現できないことなんでしょうけどね。 阪神の震災以来、ビルへの免震、耐震対策が見直されてかなり安全な(筈の)建物が増えたのですけれど、自然災害は人の都合はお構いなしに、予想を上回る規模で襲ってきたりしますから、全く安全と言うわけにはいかないでしょう。阪神の震災は多分、幸いなことに早朝に発生しました。通勤ラッシュの混雑でなくて良かったというのもありますが、私はそれより何より、多くの家族が一緒のところにいることができてよかったのではないかと思ったのです。不幸があった方には良かったも何もないとは思いますけれど、ここでは、災害にはあったけど、幸いにも命は落とさなかった人についてと言う意味合いでお考え下さい。 もし、お昼に震災が発生したとしたらどうなるでしょう。小さな子供も保育園や学校へ行っています。お父さんは会社へ、お母さんは家事(一例としてあげているんですからね。男と女の仕事を決め付けるなんて。などという批判はやめてくださいね)でもしているでしょうか。 独身の人でも家族や恋人、友人の心配をするでしょうけれど、多分一番辛い思いをするのは「(小さな子供を持つ)お母さん」じゃないかなぁと思うのです。子供が自分のすぐ横にいたなら安否がすぐにわかるのですが、子供が学校に行っている間の事だと、子供の事が心配で仕方がないでしょう。特に遠足だとかそんな物でちょっと遠くに行っていますなんて事になったらその心配はどこまで続くのでしょう。 ビルや道路の倒壊や土砂崩れなどはどこにいても起こり得ることです。仕事場から、学校から家へ帰ることができなくなる事は十分考えられますし、避難する場所が違ってしまう可能性もある訳です。(家族が核家族でご両親と子供と言う構成だった場合、)お父さんは会社と言うグループがあるので気を張っていられます。子供も先生や友達がいるので気を張っていられるでしょう。しかし、専業主婦の場合、その気を鎮めてくれる人、相談に乗ってくれる人がいるでしょうか。隣近所の人とうまく助け合って冷静な行動ができるでしょうか。吾が子への心配と連絡がつかない孤独。そう言う事を考えると、万が一の防災対策には家族の安否を確認できる何かの手段が必要なではないかと思い、その何かはなんなんだろうと考えているのですが、震災の中でも有効なものが思い浮かびません。全員が携帯電話を持っていれば、災害時に有効となる掲示板機能が使えると言う事ですが、果たして機会に疎い人、ご高齢の人がそれを利用するでしょうか。また携帯を持っていても子供がそれを利用しようと思いつくでしょうか。今ひとつ心配なんですよね。そして一つ思い浮かんだのは、家族で無線の免許を取って開局しておくこと。そうすれば電話網が麻痺しても無線で交信ができるんじゃないでしょうか。そう、阪神の震災の時にも、無線が話題になっていたように思います。私も何年か前に一応免許はとって開局もしたんですけれど、殆ど遣うこともなく免許を失効してしまいました。もう一度取れるかどうかはかなり怪しいなぁ…後は花火(Smoke Discharger)でも用意しておくとか、狼煙を思った通りに上げる訓練をするとか…こっちは冗談にしかならないですね。 一番安心なのは在宅で仕事をして家族がばらばらにならないこと。私はそう思うのですが、それを実現できる人は少ないでしょう。何をどうしたらいいのか手遅れにならないように考えてみたいものですね。
2004年10月06日(水)
本土移転 / 想像力を膨らませて
首相は1日、在日米軍が集中する沖縄の問題に対し、他都道府県への移転も考える必要があると話した上で、「沖縄の負担を軽減するのには賛成だが、地元への移転は反対では何の解決にもならない。お互いに分かち合う努力が必要だ」という話をしたようです。 これは何も米軍についてだけではなくて、例えばゴミ処理場などでも同じことが言えますよね。ゴミ処理場は必要だけど、自分の家の近くは絶対反対。高速道路は必要だけど、うちは絶対に移転しない。先祖代々ここに住んでいるんだ。とかね。それが必要なのは十分にわかっている。しかし、自分はその犠牲者になりたくない。他の人が我慢すればいい。と言う論調なんですね。 これは仕方ない事だと思います。ゴミなら公害が、高速道路なら騒音や日照権や道路渋滞が、米軍なら騒(爆)音と騒動と事件がついてくるようなものですからね。更にこう言う事で得をするのは、大抵知事や市町村長をしている腹黒い奴とその取り巻きと相場が決まっているので、その手の人は自分の土地をべらぼうに高く売りつけて儲け、そのしわ寄せは善良な市民に押し付ける。そんな手口がまかり通っているから始末に終えないんですよね。 高速道路やゴミ処理施設などはどうしても避けて通ることができません。それこそ首相が言った「お互いに分かち合う努力」をするべきだし、しなければならないのです。どこかが損をしなければならない。しかし、今回の米軍については、「どこもが拒否する」というのも選択肢で良いんじゃないですかね。政府は日本をアメリカの52番目の州として貰いたがっているみたいで、そうなってしまったら、日本州はアメリカの群を受け入れるしかないのでしょうけれど、まだ独立国としているのであれば、それこそ自分の国じゃないどこかの国に軍事基地は負担してもらおうって事でもいいと思うんですよ。 矢臼別演習場、その周辺に私はよく行っています。別海町はとてものどかで牛の多い町です。今でも自衛隊の演習場がある訳ですけれど、これが米軍も参加なんて事になると、この町は人が少ないから劣化ウラン弾を撃ち捨てようなんて事になりかねないのが心配です。先のヘリコプター墜落事件を見ても分かるように、そこでどんな事故があっても、どんな演習をしたとしても、その内容をわれわれは知ることができないでしょう。そしていつの間にか牛も人も汚染されているのに、米軍は「われわれは無関係だ」と突っぱねられ、政府は何もしない。そんな図式が浮かんでしまうんですよ。本当にそれでいいのでしょうかねぇ。
後ろの窓に「赤ちゃんが乗っています」とか「BABY in Car」なんて表示をしている車を良く見かけます。 あれって、どんな意味なんでしょう。 私は「赤ちゃんが乗っています。(だから、ゆっくり加速して、ゆっくり走ります。イライラしないでね。ごめんね)」だと思うんですよ。実際小さな子供を車に乗せて急加速、急ブレーキ、急ハンドルは、いくら専用シートを用意していたとしても、とても勇気が要ることですからね。ですから、どんな車に乗っていたとしても子供にショックを与えないようゆっくり動作をするから、普通の車と同じように考えないで下さい。イライラしないで下さい。そう訴えているんですよね。多分多くの人はそう考えていると思います。が、中には「だからなんだってんだよ」と想像力を働かせない人もいらっしゃいます。 人と人の付き合い、それも友達でも知り合いでもない人との接点は、そういう想像力がとても大切なものになると思うんですよ。相手の事を全く知らないけど、そして今後二度と会わないかもしれないけど、兎に角今ここで知り合うというほどでもなく一緒の土俵に上った。そんな状況の中で相手とけんかをせず、イライラせずに済ませるには、相手が何をしたいのかを理解する事。想像する事です。しかし、それを自分の常識にのみ当てはめ、自分の都合のみ考えてしまうと相手は全て悪者になってしまいます。どうか、想像力を働かせて、相手の事も考えて、譲り合って、イライラしない生活を心がけてくださいね。 朝から、ほんの少し出かけただけなのに、見たくもないトラブルを目にしてしまいました。イライラすんなよ。自分の事だけ考えるなよ。そう思った一日のスタートでした。
2004年10月05日(火)
重傷だったみたいで…
今日は医者を二軒はしごしてきました。 8月に筋トレで無理をして背筋を痛めてしまったのですが、それが未だ痛みを伴うので、ジムの紹介で接骨医へ行ったのが昨日の事でした。そして、そこで私が6月に「痛い、熱を持っている」と騒いだ(link )足の脛の話が出て、「それはホニャラララ(小難しい名前なので忘れました)だ。間違いない」と言われ、すぐ近くの皮膚科に行くことを勧められたので、今日皮膚科へも行ってきた次第。 皮膚科の診察では多分間違いなくそのホニャラララで、傷口から菌が入って炎症を起こしたのでしょうと言う事でした。そして不思議そうに「これって自然治癒はしないんだよね。かなり痛かったんじゃないの?いつから?何でもっと早く来なかったの?」と聞かれたので「多分7月くらいからだと思います。とても痛かったです。とても痛かったんだけど、多分俺菌がばい菌を食ってしまったんじゃないでしょうか。それと、何科に行けばいいかわからなかったんです。」と答えたら、(ふ、オヤジギャグかよ)と哀れむ目を向けて笑ってくれました。虚しい… 兎に角、これ以外に足にもう一箇所懸念する場所があり、その治療には塗り薬と飲み薬がある。塗り薬は安全だけど飲み薬と比べ治癒期間が10倍。飲み薬は治るの早いけど、100人に5人くらいの割合で肝臓を悪くする人がいる。血液検査を毎月していれば、悪い兆候を見つける事ができ、そこで飲み薬をやめれば問題はない。と言う事でしたので、飲み薬に挑戦することとして、今日採血をして検査をしてもらう事になりました。この採血で、脛の腫れの原因がなんなのかも明らかになりますし、兎に角良い方へ変わって行ってくれそうです。しかし、皮膚科の今日の診察料\3,600、そして薬\1,600。物凄く高いです。それも、「あ、この薬も出しましょうね。お、これも出しますね」と嬉々とした顔で言われていたような気もします。 薬局に行ってもらった薬の内一つは、間違いなくニベアとか名前は何でも良いですが、とにかく普通のハンドクリームだと思います。こんなんなら家になんぼでもあるぞ。なんでわざわざ一本買い求めなならんねんやー! 因みに背筋は肉離れを起こしていたそうです。それもちょっと重症だったそうで、「動くとかなり痛かったんじゃないですか?」と聞かれたので、「ええ、痛かったんですけれど、無理したんだから痛いのは当然かなと思って我慢していました」と答えたら、「あんたねぇ。痛いから医者に来るんじゃないの?その脛もさ、何科に行けばいいか分からなかったって我慢できる痛さじゃなかったんじゃないのかな?」と言う訳です。「先生、それって私が鈍感だとか、そう言う事言っている?」「ほぉ気付くって事はそんなに鈍感でもないのか?」なんて話になっていたんですよね。確かにね、脛はすごい熱を持って痛くて夜眠れない時がありました。ええ、夜眠れないから昼眠っていましたけどね。背中も痛くて眠れないし、おきていても痛いし、どんな格好しても痛いし、泣きたくなりましたよ。でも、医者に行くという発想がなぜかなかったですねぇ。人には我慢せずにすぐに医者行きなさいよなんていうんですけれど、どうして自分の事になると医者に行くって事を考えないんでしょうね…あ、そうか、多分注射が苦手だからだな。「あ、先生、痛くしないでくださいね」なんてお願いしちゃうくらいですから。小学生みたいだなぁ。
2004年10月04日(月)
素朴な疑問(それは他社とどう違うのか)
KONICA MINOLTAのデジタル一眼レフカメラα-7DIGITALがPhotokina 2004で欧州でも発表されたそうです。(link ) その昔他社に先駆けてAFカメラを発売したメーカーでもあり、根強いファンがいますから、デジタル一眼レフカメラの登場を待っていたファンの方も多かろうと思います。 リンクしたページでは開発プロジェクトのリーダーにインタビューをしたと言う事でその話が載っています。曰く「全世界で1600万本のレンズが市場に出ている。この資産を生かせるカメラを作りたい」だそうです。 私の正直な感想…「だから何?」 私は全世界でどれだけ出ているか分からないNikonレンズユーザです。多分ミノルタの比ではない数のレンズが市場に溢れているでしょう。キャノンだってミノルタよりは多いんじゃないかな。そしてニコンのマウントは普通に考えればキャノンにもミノルタにもペンタックスにも取り付けられません。各社互換性はないのですから。ですから銀塩一眼レフを持っていて、デジタル一眼レフカメラも欲しい人は、そのメーカーがデジタル一眼を出してくれと望んでいるでしょうね。他社に乗り換えるのも悪くはありませんが、今までに持っているレンズと言う資産を無駄にはしたくないですから。私自身、広角用に12-24mmのレンズを一本買い足しはしましたが、それ以外は銀塩カメラ用に買っていた資産としてのレンズを使っていますからね。 この点はどのメーカーでも変わりない訳です。では、ミノルタはその資産のレンズだけで性能を発揮できるのかと問えば、やはりCCDはAPSサイズですから、私の持つNikon D70と同じで焦点距離は1.5倍となりますので、広角が不足してくるんですよね。1600万本も市場に出ていても、結局新しい資産を買うことを要求している訳です。 一体このインタビューでこの人は何を言いたいんでしょう。開発が遅くなってしまったことの言い訳にもなっていません。Anti-shake(あんち・しぇいく)と言う手ぶれ防止機能をカメラ本体に取り付けた言う事が自慢のようですが、果たしてそれにどれだけの需要があるんでしょうか。 コンパクトカメラなら、例えばPanasonicのFZ20とかFX7のようなカメラなら、手軽に持ち出して手軽に撮りたいから三脚を持っていかなくても手ブレを抑えられる機能は歓迎されるでしょう。しかし、一眼レフのボディと交換レンズをもって行く人って三脚くらい持っていくんじゃないですかね。ないよりはあったほうがいい機能だとは思いますけれど、私なら、そんなおもちゃ機能はどうでもいいから早くボディ出せよと叫んでいると思います。 まぁ、私にとってミノルタって言う会社は昔から、バーコードでプロカメラマンの写真もどきが撮れるとか変なギミックに凝る感じの会社と言うイメージですからこの機能はミノルタらしいと思いますが、初心者の方にはアピールできるとしても、他社デジタル一眼レフを押しのけてこのカメラと選択させる決定打になるのか注目してみたいですね。私にはこれよりPENTAXのistDやistDsの方が魅力的だなぁ…パンケーキレンズくっつけてさ…(記事へのlink )(パンケーキレンズへのlink )
2004年10月03日(日)
カメラレビュー(EXILIM S100/Caplio RX) / 素朴な疑問(ツッパリとお笑いは両立するのか)
先日私の手元に来た二つのカメラですが、多少なりとも使ってみた感想を書かせていただきます。
RICOH CaplioRX は300万画素で35mm換算で28-100mmのズームと言う性能ですが、後発の500万画素で半マニュアル撮影やオプションレンズを装着できるGX、28-135mmの4倍ズームを持ったR1の陰に隠れてしまったように思います。しかし、私達が普通に使う分には(A4用紙に印刷する程度なら)300万画素もあれば十分です(それ以上はファイルサイズだけが増大する)し、オプションのレンズなどは装着できなくても28mmという広角側は満足できますから、粘れば2万円を大幅に切る値段で買えるカメラとしてはコストパフォーマンスが優れていると思います。特に三脚でカメラを固定してマクロ撮影をする時、モニタに映った画像を見ながら画面の好きな位置にピンと野山を盛ってくることができる機能は秀逸です。1cmまで近寄れる事も魅力ですね。兎に角良い点、悪い点を箇条書きにして見ます。 長所広角側28mmは魅力 1cmまで寄れるマクロは便利 マクロ撮影でピントの山の位置を画面を見ながら指定できるのは便利 単三電池が使えるのはとても便利(バッテリがどこでも手軽に入手できる) 操作がシンプルで理解しやすい 短所単三電池を収納するためにボディが少し大きめ。 カタログ上はS100より起動が早いはずなのに、実際には少し遅く感じる。 動作音が少しうるさい 逆光に弱い モニタ液晶が貧弱で、被写体の状態が分かりにくい。 モニタ液晶が貧弱で、パソコンに取り込んで確認するまでどんな画像が撮れたのか分からない。 逆光に弱いと書きました。下の写真を見てください。 まるで、太陽や空にお灸でも据えたかのように赤い点が浮かんでいます。逆光でスミアを発生するカメラは良く見かけます(最近ではKONICA MINOLTAのDimage G400)が、こんなのは初めてです。こんな形に写るくせにカメラの液晶モニタは性能が悪くてこんなになっているなんて良くわからないんですよ。まあ、太陽に正対して撮るのはある意味邪道ですから、うまく太陽光を逃がしてやれば下の写真のようにきれいに撮れる訳で、撮影に慣れれば何とかなりそうですが。 後述のEXILIM EX-S100に比べると明るいレンズがついているのでS100では真っ暗に写る暗さでもこちらはまだ普通に撮影できたりします。小旅行の時など、セカンドカメラとして十分性能を発揮してくれそうです。 CASIO EXILIM(EX-S100) こちらは発売前の試作品での使用レポートで公開された画像を見る限り買うのを躊躇させるくらいの画像の悪さが気になっていました。セラミックレンズと言うものを新採用したは良いけど、そのサンプルは左下の画像が流れたりしていました。しかし、今現在の製品版を見ると、少しピントの甘い部分が見えることもありますが、概ね良好と言う感じになっていると思われます。 こちらも長所、短所を箇条書きにして見ます。 長所薄いボディは兎に角携帯に便利 薄い割りに大きなモニタで見やすい ボタンレイアウトが巧みで持ち易い(通常は) クレードルはある意味便利(ある意味不便) 買う前の予想に比べ、画像はかなり良い 短所暗い。暗すぎる。 SDカードをちゃちなカバーで覆ったため、その都度取り出すことが憚られる。(したがってデータの吸い上げをクレードルに頼らざるを得ない) 添付のPhotoLoaderがタコ。はっきり言って(私には)不良品 片手ホールドや縦位置に構えると十字ボタンが指に干渉する レイアウト上仕方ないが、再生、撮影モードボタンの場所がちょっと押しにくい場所にある と言う感じでしょうか。こちらも太陽にカメラを向けると、液晶モニタ上ではスミアを発生しますが、撮影された画像での破綻はありません。 レンズが暗いので、どこでも気軽に「ひっそり」撮るというカメラではなくなってしまいましたが、それでも、携帯に不自由せず気軽に撮れるカメラである事は間違いないでしょう。これがEXILIM ZOOMシリーズのEX-Z55などになると、大きさ事態は殆ど変わりませんし、あちらの方が電池の持ちも良いですし、全体的な性能は上のように思われますが、その22.5mmと言うS100より5.8mmも厚い筐体が「気軽に持ち歩く」事を阻害しているのです。私にとって本当の「気軽に撮れるカメラ」とはEXLIMのEX-S2であったと今でも思います。 短所の部分ですが、カメラ本体としてはあまりありません。小さな筐体に様々な贅沢を突っ込んでいますから、その割りに破綻は少ない方だと思います。個人的な意見としては、十字ボタンをもう一回り小さくして下方に追いやってくれたらホールドできる位置が広がってもっと自由度が増えたんだろうとは思います。けれど、欠点と騒ぎ立てるほどの事でもありません。レンズが暗いというのももっと明るいほうがいいのは間違いないのですが、小型化が一番優先と考えれば、このカメラにあわせた状況で使えれば良いと割り切れます。私がこのS100を買って一番がっかりしたのは、添付ソフトウェアであるPhotoLoaderというソフトを使ってみた時でした。元来、私は添付ソフトを利用するという事は殆どないのです。カードリーダーなどでSDカードをつないで、エクスプローラを使って、自分の手でHDへコピーします。余計なソフトを入れて資源を無駄遣いしたくないし、多くのソフトは便利な一面もあるけれど、初心者に対応するため初心者じゃない人には優しくない環境を作り出すものも多いからです。しかし、このPhotoLoaderはこのカメラの一つの機能である、カレンダー機能をサポートしています。ひとつのSDカードに撮り溜めた複数の写真を日付ごとにまとめてくれる機能がついているのです。そしてそれを見るときは日付ごとにHTMLファイルでまとめて、一覧では画像とexif情報が確認でき、更に単体での画像表示もできると言う事でした。それはあったら便利かもしれないとインストールしてみたのですが、まず、なによりもActiveXを使っているため、WindowsXPのSP2を導入した今、画面を開くごとに「このソフトはActiveXを使っている」と警告が出てきますし、第一、私がメインで使っているブラウザのNetscapeでは途中までは動作しますが、画像単体の表示と言う機能は全く動きません。なぜ、IEと言う特定のブラウザに依存するようなソフトを堂々とつけることができるのか、私はその企業の体質自体を疑ってしまう次第。シェアウェアならまだしも、不特定多数の人が使う市販品の添付ソフトでブラウザに依存するソフトを添付して売るというのは阿呆の極みだと言わざるを得ないでしょう。まぁOperaを利用すれば警告が出ることなく、スムースに使えるのですよ。画像の切り分けソフトとしては使えるのですが、HTMLファイル生成のため、日付フォルダごとに部品フォルダをつくって、いくつかの部品(ボタン画像など)を置くと言う形になっているのも気に食わないんですよね。まぁ暫く使ってみはするけれど、多分アンインストールする事になるでしょうね。その次の不満はSDカードのカバーですかね。全体がきれいな筐体で包まれていますので、SDカードなどもカバーしたかったのか、それとも場所がないからバッテリーと同じ場所となってしまったのでしょうけれど、それならカバーをもっと頑丈に作って欲しかった。蓋を開けるたび壊れそうで怖いのです。結果として画像転送にクレードルを使わざるを得ない。家でするならいいのですが、旅行に持ち出す時にクレードルも持っていかなければなりませんか。形などはきれいにデザインされているとは思いますが、細部で詰めの甘さを感じます。 S100で撮影した夕景はこんな感じです。 S100のベストショット「夕日モード」にして撮影したものからトリミングしてみました。 「行列のできる法律相談所」がテレビから流れています。いや、この番組は結構楽しみで見ているかもしれません。 で、本日の番組では参加者の17,8歳の時の写真が紹介されていました。いかにもやんちゃな伸介の写真がありました。そしてこの悪そうな写真の二ヵ月後に師匠の元へ弟子入りしたのだそうです。 そこでふと疑問に思ったのです。「ツッパリとお笑いって両立するのでしょうか?」と。 ツッパリと言うのは、やんちゃの限りを尽くして、人を怖がらせてナンボの世界ですよね。お笑いは人を笑わせてナンボの世界。突っ張った格好の兄ちゃんがお笑いをするのは、お笑いとしては成功かもしれませんが、実際に「つっぱり」をメインとしている現役の人には、「人に笑われる=敗北」と言う図式ではないかと私は思うのです。 実際にはどうなのかわからないのですが、本当に目一杯つっぱっていた人が、高校を卒業すると同時に「遊びはやめ」とまじめに働くと言うのはありかもしれませんが、その職場をお笑いに求めるってありなんですか?それって正しいツッパリ兄ちゃんのすること?結局伸介って半端なツッパリだったんか? もしかして関西のツッパリは身だしなみとしてお笑いもできなければ一流になれないって事なんでしょうかね。だとすると関西圏って奥が深いなぁと感心するんですけれど… はっ!そういえば大阪に仕事で出向いた時、「うちで仕事をしたかったら、お笑いネタを三つ披露して。できなければこれをクリアしないとダメ」といい年をした大人三人(50代部長と40代課長と30代私(当時))で、喫茶店に入って、栗ぜんざいとチョコレートパフェを仲良く食べさせられましたっけ。そうかそういう世界が普通なのか!!!?
2004年10月02日(土)
おめでとう / 優勝していたのね
シアトルのイチローが第一打席、第二打席と続けてヒットを打ってあっけなくMLBの年間最多安打記録の単独1位になりました。おめでとうございます。 第一打席でヒットを打った事がニュース速報になったくらいですから、第二打席の時の視聴率ってかなりすごいことになっているんじゃないでしょうか。巨人戦の8%より行っているか興味のあるところです。(多分はるかに上だと思うんですけれど) その記念すべきボールは常に高価なプレミアムがつくとして、中にはスタンドの座席を買い占めたりした人もいましたね。ホームランならスタンドに入るか場外に飛び出るかしかないので観客又は場外のファンに必ず届くのですけれど、イチローのような「安打」記録の場合はファンの元に届く場合ばかりではありません。今回も新記録の球はセンター前のヒットだった訳ですが、果たしてそのボールはどこへ行ったのでしょう。一説にはこのボール1億円以上のプレミアがつくって話ですよね。そのためにイチローに投げるボールは一球ごとにシールを貼っているとかしているって事でしたが、取った野手が観客席に投げ入れるって訳でもないでしょうし、そのボールの行方が気になるところです。 あ、第四打席も内野安打だ… それにしても、内野ゴロでも全力疾走して安打を勝ち取る。これって私が好きな野球なんですよね。というか、昔落合が言った「プロなら内野ゴロで走るな。みっともない」と言う言葉が大嫌いなだけ。何度でも書きますが、プロだからミスは少ないでしょう。しかし、クロスプレイになればなるほどミスは出やすいのです。正確なプロの技術が焦りでミスを犯す、又は、そんな場面でも正確無比なプレイをするところに醍醐味があるんじゃないのかなと私は思っているのです。ですから、いつもきわどい内野安打を重ねるイチローは素直にすごいと思うし、これぞプロの野球だなと思う次第です。
ファンの方には申し訳ないですが、ドラゴンズって昨日優勝を決めていたんですね。良かったですね今日じゃなくて。今日だったらどれだけ話題になったことやら… それ以外にもパ・リーグでもプレーオフが始まっているらしいですが、疎い私はどんなルールかも実は良くわかっていなかったりします。2位と3位チームが先に戦って、勝ったチームと1位のチームが対戦するって話でしたかね。で、1位と2位のゲーム差が5ゲームあったら、1勝分1位チームに与えるとかそんな感じでしたよね。それってMLBのパクリですよね。それってMLBとかチーム数の多いところでやるから面白いんじゃないですかね。1位から3位までって結局パ・リーグの上位半分がプレーオフって事でしょ。上位半分に入れば優勝の可能性ありって変じゃないですかね。例えば6チームのリーグが複数個あって、その上位が競うとかパ・リーグが10チーム以上あるというなら、そのプレーオフ参加チームは激戦を勝ち抜いてきた強いチームと言えるでしょうけれど、たかだか6チームの上位半分って、単に1/2の確率で似たり寄ったりで、そんなのに本当に価値があるのか?って疑いたくなる選択方法ではないですかね。だから、一部の人には盛り上がっていると思いますが、該当球団の人以外にはどうでもいいというか、いまいち楽しめない試合と言う感じがします。 海外ではたった一人の活躍がニュース速報になるくらい話題になるのに、国内ではひっそりと胴上げをしたりひっそりとプレーオフをしている(私の見た目での話ですが)…早くチームを増やして賑やかにやってほしいものですね。
2004年10月01日(金)
まだ続く野球の事 / 素朴な疑問
連日野球の話で興味のない人にはごめんなさい。それにしてもこれだけ書くって事はやっぱり私は野球好きなんでしょうねぇ… 私が無責任に「ライブドアが仙台、楽天が新潟を拠点としてチーム作りをすれば、そのうち南九州、四国を拠点としたチームが参入を表明するのではないか」と9月25日「本拠地争い 」で書いたのですけれど、元オリックス監督の石毛宏典が四国四県に24歳までのプロ選手を目指す若手だけのチームを作り年間90試合くらいをやる構想なんだそうです。そして四国の各県はプロ野球チームがないこともあり、とりあえず興味を示しているとのことですが、徳島ではファンクラブの会員も思ったように集まっていないような報道もありましたね。 単に野球をすれば客が入るわけではありません。石毛は一試合辺りの観客動員数を「800人」で試算しているとのことですが、まぁこれは妥当な線ですよね。あとはこれを「地域密着型」として地元自治体や企業などがどこまで協力していくかに成功がかかっているのではないかと思います。ただ、私としては、万年最下位でもいいから地元プロ野球チームを作って欲しいと思った次第です。よその球団みたいに一人に億単位の年棒なんて払えなくて良いんです。数千万円、それも低い方の金額でも「一軍で」「レギュラーで」試合ができるとなれば喜んで参加してくれる選手もいると思います。万年最下位でも、余程無様な試合をし続けなければ、相手チームの人気で客も入ることがあるでしょう。最初の内はそれでも良いんです。兎に角動かす事が大切。「自分達のプロ野球球団」というものがあるのはうれしいものでしょう。「プロになれなかったけどプロを夢見る人の土台を作る」と言う思想は良いと思いますが、もう一歩視野を広げれば、チームを一つ増やせばそれだけ選手が必要になるって事へ発展してほしかったですね。さぁさぁ、他の地域も重い腰を上げて、プロ野球参戦の方向で検討しましょうよ。 10万円の給料で生活していた人が、100万円の給料を貰うようになったら90万円を貯金できるかと言うとそんな事は殆どないですね。理論上の計算では何かで節約をしたり、収入が増えたらその差額は「余る」筈ですが残念ながら、多くの人はその差額で自分の生活を一変させるように思います。それまでの風呂なしトイレ共同4畳半のボロアパートから家賃50万円の一等地に建つ豪華賃貸マンションへ引っ越すもよし、ポルシェやフェラーリを買うもよし、夜の街で豪遊するもよし…兎に角今までできなかった事をやるんじゃないですかね。その10万円が100万円になったのが自分の努力の結果だとしたら尚更「俺が努力した結果、成功した結果だもんね」と思いますよね。そしてある時突然会社から「実は経営が苦しくなってきたので、給料を20万円にして欲しいんだけど、どう思う?」と聞かれたら、又は「会社経営が苦しくなってきた。みんなが頑張っているので今は君だけが給料突出しているんだけど、みんなで分け合って生き延びたいんだけど、どうかな?」と言われたらどう思うでしょう。「俺は一生懸命努力して、やっとこの地位を手に入れたんだ。他の奴は俺が食わしてやっているんだ。なんで俺がそんな惨めなところに戻らなければならないんだ?」そういうでしょうか。もし、そう言って、その会社を辞めて他の会社が拾ってくれるようであればそれはそれで良いかと思います。その人個人に技術なりがあって、会社が寄生していただけならそんな会社は潰れてしまっても仕方ないでしょう。しかし、転職できる会社がなかったらどうですか。同じ釜の飯を食べた同僚が給料も貰えず死んで行くのを「あいつの努力が足りなかったのさ」「君のみの不幸を呪うがいい」と見捨てますか。そうやっていれば、結局、その会社は潰れてしまう事になるのではないかと思いませんか? まぁ余りにもベタな話なのでお分かりだと思いますが、今の巨人はこの男と同じ事をしようとしていますね。利益分配に対して「弱小企業を救うというのは如何なものか。われわれは企業として参加している。弱小企業は淘汰されて然るべきだ」大体このような発言がオーナーの口から出たようです。 そして、プロ野球オーナー達の狸の皮算用では、チームを減らして巨人戦の利益を全てのチームが享受すると言う事だったと思いますが、巨人離れはテレビの視聴率に現れています。8月の8%台は「オリンピックとぶつかったから」と言い訳もできるかもしれませんが、9月もどうやら8%台だったようです。そりゃそうでしょう。あれだけ金をばら撒いて補強しておきながら3位のようですからね。ファンだってつまらないでしょう。「ぶざま」な試合しかしていない様に思えますよ(スポーツニュースでしか見ていないので、無責任ですけれど)。 確かに個々のチームはそれぞれが独立した企業です。しかし、プロ野球という物自体の人気がなくなれば存在できないと言う事をこのオーナーは分かっているのでしょうか。そりゃ自分のチームだけが突出して利益を上げている訳ですから、それを他企業に分配しましょうって話が出たら、そんなのは冗談じゃないと思うでしょうね。しかし、本来一企業であるべきなのは日本野球機構であって、チームはそこに所属するもので、利益を考えるのは日本や旧機構であるべきではないでしょうか。利益を分配すると言う事は企業としては物凄く抵抗のあることでしょう。しかし、この視聴率が来年はどれくらいになるのでしょうか。もう少し全体を見据える能力のある人がオーナーになったほうが良いように思えますけれどねぇ…
「私はまず、その人の靴を見るの」 こんな言葉をよく聞きます。どんな立派なブランド服を着ていても、靴がだらしない人はダメなんだそうで、おしゃれの基本は靴からだそうです。皆さん知っていました?そして、本当にそう思いましたか?それは雑誌などから得ただけの知識なんじゃないですか? 皆さんは靴に苦労したことがありますか。私は、足のサイズは26.5cmで、まぁ大きすぎると言う事はないでしょう。しかし甲高で5Eサイズなんです。分かる人はびっくりするでしょ。「アメリカの郵便配達員御用達だから丈夫」と謳っていたREGAL の靴も、私が5Eとは知らずに標準タイプの靴を買ったら、ものの見事半年で小指が革を突き破ってしまいました。何が丈夫だよコノヤロー」と当時は思ったものでした。私の若かりし頃、私の足に合う靴は殆どありませんでした。ですからとても窮屈な思いをして半年ほど履いては壊すという繰り返しで、親にも「おまえの兄ちゃんはこれだけ大事に使うのに、なんでお前は壊してばかりなんだ」と怒られていたものでした。 上京して某デパートの靴売場でたまたま足のサイズを測ってもらって自分のサイズを知り、そこでいろいろ教えてもらいながら自分に合う靴を探して出会ったのがRedWing のブーツ(RW8875)でした。自分の足をきちんと包み込んでくれて歩きやすい。このブーツは14年履き続けました。本当はもっと履いていたかったのですが、残念ながら革の手入れが悪かったのか破れてしまって修復できなくなってしまったんです。他の靴では味わえない、長年はいた自分の足型にぴったり合う靴。この幸せを知っている人が、果たして先の台詞を言う人の中に何人いらっしゃるでしょう。 私は「美」とは「機能美」をもって「美」と成すと思っています。絵画など鑑賞目的ではない、衣食住遊に関する「もの」に関しては、機能の伴わない美など本当の美ではないと極論します。ブランド物のバッグだって、実際には他メーカーにはない縫製や素材の工夫があって、初めてそのブランド名が有名になるほどの信頼を得ている訳です。 「足元が汚い人はダメな人」そう言えるだけあなたは靴のありがたみを知っているのでしょうか。機能を伴った美しさを理解してその台詞を言っているのでしょうか。 ミーハーな形だけを論じる人にそんな事を言ってほしくないなぁ…靴に苦労した私は素直な気持ちでそう言いたいのです。
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