内向的恐妻家の日記
こんばんは、こう@39代目ビューネ君 です。
私の目標とするサイトのkure'sHomepageの我が妻との闘争が更新されました。
→ここ
私の家庭における状況は、正にこの闘争と全く同じです!!
もともと、この日記を始めたきっかけの1つに、 この呉さんのページがほとんど更新されなくなってしまい、 それなら同じ境遇にある自分が似たような恐妻家日記を書いてやろう という無謀な意気込みがあったのですが、 ここまで、私の境遇と一緒だと、返って不気味ですね。。。
まず、家事について。
私もよく洗濯物を頼まれるのですが、私の干し方がつれのチェックに 通る事はまずなく、私が一旦干した洗濯物を必ずつれが干し直します。
シャツやズボンの上下どっち側を洗濯バサミでとめても 変らないと思うのですが、つれにとってはすべての洗濯物に 洗濯バサミで止める所が決まっているようです。
そしてその洗濯バサミで止める位置というのは、シャツやズボンと いった括りで決められるのではなく、所有者、形状、 ましては色(乾きやすさ)によってすべて異なっています。
それを私がすべて把握するのは、不可能だと思いませんか。
ですので、私が頑張って考えて干した洗濯物が、1つでも つれの決めてある干し方と異なると、私の仕事はすべてパアとなり、
「全くもう!!、いつになったら洗濯物の干し方を覚えるの!!」
と言われ、労働に対する感謝を示されるどころか、理不尽な怒りをかうことに なります。
また、言われた家事だけではなくて、気を利かせて勝手に行った家事が 逆につれの怒りをかって所まで、呉さんの文章とそっくりです。
お風呂を早めに沸かしてしまい、ガス代がもったいないと 言われるのは基本中の基本で、例えば、買い物の頼まれついでに つれの好きな和菓子を買って帰ったとしても、冷蔵庫の奥の方から 同じ和菓子が出現し、
「あんたは、ちゃんと冷蔵庫の中身を見てから、買い物できんのか〜!!」
と怒られたり、
ほこりが積もりかけているテレビの上の拭き掃除をすると、、、
「どのぞうきんで拭いたの?」
「うんと、これだけど。。。」
「この、あほ〜!!、それはトイレ掃除のぞうきん!!」
とさらに怒られたり、ほんと、気が利くね〜ありがとっ。等と ほめられた事は、年に数回しかありません。
はっきり言ってしまうと、
男が家庭内のこまごまとした事情を把握する事は、不可能に近いです。
世の結婚されている女性は、それを踏まえてから旦那さんに 家事を頼んであげて下さい。(懇願)
それから、どんなに気に食わない家事の出来栄えだったとしても 一応、ありがとうの一言をかけてあげて下さい。(大懇願!!)
私も一時期、家事ノートをつける等、つれの期待にこたえようと した時もあったのですが、焼け石にお湯でした。 もとい、焼け石に水野晴男でした。
そんな訳で、これを読んでいる世の中の独身男性は心して聞いて欲しい。
家事とは、万物の仕事の中で一番センスを問われる仕事であり、 手を出す時には、それ相応の覚悟をするべきである。
家事マスターへの道のりは遠い。。。
こんばんは、こうです。
今日は、この日記で初めての、親ばか日記を書きたいな〜、と思います。
実は、私とつれの子供ゆうたは、目が大きく色白で本当にかわいいんです。
と、親が言うぶんには説得力がないのですが、実は客観的な証拠があるのです。
それは、自己紹介ページでも書いていますが、ゆうたは、 どのドラマでも必ずスタッフロールにでてくるような 有名な劇団に所属していた事がありました。
所属させた理由は、1歳ぐらいの時にあまりに周りの人から「かわいい〜かわいい〜」 と言われる回数が多く、それならば洒落で劇団のオーディションでも 受けてみるか、と受けてみた所、見事合格したんです。
という訳で、客観的にも、ゆうたがかわいいという事が証明され、 私とつれ(特につれ)は大喜びでした。
ですが、ゆうたには劇団に所属したものの、ノリが悪く、人見知りする という大きな欠点があって、なかなか仕事にめぐまれる機会もなく、 結局半年ぐらいでやめてしまいました。 (劇団に所属しててもすぐテレビに出られるっていう訳ではないんですよね)
まあ、そんなかわいいゆうたなんですが、今日ついにとある出来事が起こりました。
それは、ゆうたと私でお留守番をしていた時の事です。
遊びに二人で夢中になっていると、ピンポーンとチャイムの音がしました。
インターフォンを取ると、そこから小学生ぐらいの女の子の声が 聞こえてきました。
「すみませ〜ん。」
ちょっと小さめの声に、私は、玄関の扉を開けてこの子の 用事を直接聞こうと思いました。
玄関の扉を開けてびっくり。
そこには小学生ぐらいの女の子が4人ぐらい立っていました。
「あの〜、ゆうた君と一緒に遊ぼうと思って。。。」
『なに〜!!』
いつのまにゆうたはこんな女の子友達を作っていたのでしょう。。。
そこに玄関から顔を出すゆうた。
「きゃ〜!!ゆうた君だ、かわいい〜!!」
黄色い声をあげる女の子達。
おまえらは親衛隊かい???
すぐさま、ゆうたを家に入らせる私。
そして、女の子達に、
「ごめんね〜。ゆうたこれから用事があるから、また今度遊んでね。」
と言いました。
。。。なんかうれっこ芸能人のマネージャ気分です。。。
でもまあ、自分の子供がかわいいと言われるは、ほんとうれしいですね。
一応、自分の遺伝子を受け継いでいる子がかわいいと言われているのですから。
それゆえ、こんな夫婦の会話が生じます。
「ゆうたって、二人の顔のいい所ばかりを引き継いでいるよね。」
「うん。そうだね。じゃあ、ゆうたがこうから引き継いだのは どこのパーツかな。」 「う〜ん。顔の輪郭ぐらいかな。後は全部、私。」
「。。。」
それって私の顔に良いところはないって事???
2003年06月27日(金) |
最近のこの日記について |
こんばんは、こうです。
今日は久々に、この日記自身について書いてみたいと思います。
1つ目は、簡易メールフォームを外した途端、この日記に 初めて本格的な感想メールが届きました。
うう、苦節3ヶ月。。。ようやくこの日記にもメールを頂けるようになりました。
。。。ですが、内容を要約するとこんな感じでした。
こうさんの日記って、うそばっかりですよね。
。。。
この際、はっきりさせましょう。
私の日記は、私とつれの会話も含めて基本的に実際に 起こった事だけを記述してます。
ただ、起こった事をそのまま書くだけでは、読んでくれる方も 退屈でしょうから、なるたけ落ちがつくような書き方をしています。
まあ、それ故、私の日記が嘘っぽく感じられたのかな、って思います。
でも、ほんとつれとの会話って、いつも日記に書くような感じで 会話してるんですよ。
まあ、たぶん、私は今まで書いてきたような日記しか書けないので、 これからも自分のスタイルを守っていきたいと思います。 今までご愛読して頂いている方も、ご新規の方も、これからもよろしく お願い致します。
、、、でも、ほんとメール頂けた事は、素直にうれしいんで、ありがとうございました。
後、もう1つ。
最近、この日記に下ネタが多くなってきたと思いませんか。
正直に言いましょう。
確かに最初の頃は下ネタを日記に書かないようにセーブしてました。
それも、読者の方が嫌がるかな、という理由と、やはり内向的な性格なので 私がエロエロだと思われたくないな、という不純な理由ででした。
こっちもはっきりさせておきます。
下ネタは嫌いではないです。(むしろ読むのは好き。。。)
というのも、とある掲示板で私はと管理人さんに虐められつつも、 エロネタを書き込んじゃっていて、この日記の中の私と掲示板に 素直に書き込んでいる私のギャップが広がってきてしまったのです。
それゆえ、どちらが本当の自分に近いのかなと考えたときに、 やはり掲示板に書き込んでいる私の方が、自分に近いと思いました。
という訳で、下ネタも素直な私の一部ですので、日記に少々増え始めた という次第です。
とはいえ、私、本当にどぎつい下ネタとかエロ話しって苦手なので、 ほんと書くとしても、ちょっとした下ネタぐらいです。 そんな訳でまあ、見捨てずについてきて頂けるとうれしいです。 (ただ、今までも、透けBURAの話しとか過去の体験人数とか、それなりに 下ネタを書いてきたような気もするのですが、、、)
それにしても、真面目な顔をして、下ネタを書くなんて、ほんと むっつりすけべみたいですよね。
実は私生活でも一時期、まじめな顔でエロ話しをするという事で、
ムッツリーニ
と言うありがたくない呼び名を頂いていました。 (一応元ネタを説明しておくと、ムッソリーニというロシア人です。。。)
まったく不愉快な話しです。私のどこがむっつりすけべなんでしょうか。
まあ、そういう訳でこれからもよろしくお願いします。
ムッツリーニでした。(←実はちょい気にいっている)
2003年06月26日(木) |
さらに会社でも。。。 |
こんばんは、こう@ちょい風邪気味 です。
いや〜、それにしても、会社の私の両隣と後ろの席の 人間がそろって風邪ひいて休みって、どういう事でしょう。。。
傍からみると、私だけ丈夫に見えるじゃないですか。
ごほごほ、、、本当は私病弱なんですよ。
仕事も押し付けられるし、明日から会社休みます。
。。。って言えたらいいんですけどね。
家には、ちょっとした熱では休ませてくれない、 ピラミッド建設の際の奴隷を監視する人のような お方がいますので。。。
と、まあ、愚痴はさておき、実は私の下に期間限定で 新人がつく事になりました。
期間限定っていうのは、今私が行っている仕事をその期間内で その新人に引き継ぎ、私をまた別な仕事でこき使おうという魂胆です。
まあ、そんな魂胆にはなれているのですが、 問題は、この新人が女性だって事です。
実を言うと、私の会社は女性の比率が決して低い訳ではないのですが、 何故か私の周りにいる人は、ほとんど男性かお局さんという状況で、 まあ、さみしいと言えばさみしいんですけど、お気楽ごくらくに 仕事をできる環境でした。
というわけで、私より年次が下の女性と仕事をするのは、 初めてなんです。
はっきり言って不安です。。。
こんな時、いつもの日記通りの私であれば、
ぐふぐふ、仕事だけでなくて、○○まで教えちゃるぜい。。。 とか、
「そんな君の気持ちはうれしいけれど、私には愛する妻と子供が、、、」
とか、
いろいろ妄想日記を書ける所ですが、そんな気も決して起こりません。(つっこみ不可)
なんか、虐められそうな気がするんですよ。。。
「こうさんって、教え方、下手ですよね〜。」
とか、
「こうさんって、超ださいって感じ〜。」
とか。(なんか私って新入社員のイメージ間違ってます???)
一応、私は会社では、家とは違って『切れ者』として認識 されていて、皆の尊敬を集めているんですが、(多分。。。) それも、この新人は知らないですからねぇ。。。
家では虐められ、日記でも虐められ、ここでさらに 私の心のオアシスである会社でまでも虐められたら 私はどこに安らぎを求めればよいのでしょうか。。。
こういう場合、
「新人だって、不安な筈なんだから一緒だよ。」
っていうアドバイスをよく頂きますが、
社内イントラネットのその配属される新人の顔を見たところ、
私が昔よく虐められた幼なじみにそっくりなんです。
。。。はぁ。
とりあえず、配属は7月頭ぐらいになりそうです。
また、その頃の日記で、結果をご報告致します。
はぁ。
だれか、私に救いの言葉を。(2夜連続)
2003年06月24日(火) |
私は、ストーカーですか??? |
私が、『ストーカー』という言葉を聞くと、思わず過剰反応してしまうのには、 理由があります。
別に人をストーキングする事が趣味、と言うわけでは決してありません。
毎度の事ですが、原因はつれと付き合っていた当時にあります。
その付き合っていた当時、私達はある些細な事で喧嘩をしました。
その頃から尻にしかれ始めていた私は、つれの言葉に反論もできず、 まあよくある話ですが、「二度とその顔を見せるな」、っていう展開になり 私は、つれの部屋を追い出されました。
その後、つれの怒りは中々おさまらず、話かけたり、謝ったりしても 口をきいてくれない日々が、二、三日程続きました。
いざこのような展開になってしまうと、男の方が我慢弱いものです。
ただ、つれの怒りがおさまるのを待つことができず、当時の私は ある行動を取る事にしたのです。
それは、次の日、私がたまたま用事があり会社を休んだ時の事でした。 私は、自分が如何に悪かったかを手紙にしたため、つれに手渡す事を 決意したのです。
どこで手渡すか悩んだのですが、なるべく速く渡したかった為、 つれの会社の前で待ち伏せし、会社から出てきたつれにすぐさま 手渡す事を考えました。
早速、会社の前で待ち伏せる私。
つれは残業しない派なので、そんなに待つ事はないだろうという 目論見があったので、待つ事自体はそんなに辛くはありませんでした。
目論見通り、ほどなく玄関から現れるつれ。
そこに立っている私を見て、びっくりした顔をするつれ。
さっと手に持っていた手紙を渡す私。
「僕が全面的に悪かった。許してください。。。」
その言葉と、手紙を受け取るつれ。
つれの目には、うっすらと涙が。。。
すぐさま仲直りが出来たのは、言うまでもありません。。。
うるうる。。。書いていて涙が出てきそうなぐらい感動的な お話しです。
私も目頭が熱くなってきました。
ですが、こんなドラマにも出てきそうな美談なはずなのに、 今になってつれは、
「あの時のこうって、まさにストーカーだよね。」
などと、申されます。。。
また今現在それだけに飽き足らず、例えば、つれが待ち合わせに遅れたりすると、
「ごめ〜ん。。。でもストーカーだから待つのには慣れてるでしょ。」
とか、1人で出かけるときに
「ストーカー、ちゃんとゆうたを見張っててね。」
等の毒舌の数々を私に浴びせます。
これで、私がストーカーという言葉に過剰反応する訳も おわかりかと思います。。。
皆さん、好きな日記の作者にメールを出すのは、ストーカー行為じゃ ないですよね。 特に華子さん。
皆さん、好きな日記の掲示板に書き込むのは、ストーカー行為じゃ ないですよね。 特にmayumiさん。
オドオドオド。
ストーカー規正法で捕まって、明日になったら留置所、なんて 事はないですよね。。。
誰か私に救いの言葉を。。。
余談 (今日の日記を書くきっかけ)
今日、家に帰ると、子供が柱のかげからこっちを ずっと覗いていました。
私は不審に思い、声をかけました。
「ゆうた、どうしたの。」
「。。。ストーカーごっこ。」
「。。。」
誰がそんな事、教えたねん???
こんばんは、こうです。
男性の惹かれる仕草に、車の運転をしている時の仕草、って答える 女性って以外と多いかと思います。
特に、車と言ってもマニュアル車に人気が集まっていて、 その中でも、シフトレバーを使ってのギアチェンジの仕草は、 世の女性を蕩かしているようです。 あの独特な左手の動きが、世の女性の心を掴んでいるのでしょう。
私の場合も、実家の車がマニュアル車だった事もあって、免許は マニュアル車で取りました。
ぐひひ、これで世の中の女性を蕩かす事ができるぜ。 と、当時の私は思ったのかどうかはわかりませんが、 最初に助手席に乗せて、この仕草を最初に見せたのはつれでした。
その頃のつれは、ペーパードライバー。 まさに格好をつけるのに、うってつけの相手です。
「こう君ってほんと運転うまいよね。 車線変更とかも、ちらっと見ただけですぐ移れるし。」
つれは、私の運転テクニックと、そのギアチェンジの仕草に もうめろめろです。
結婚まで時間がかからなかったのも、当然でしょう。
それが間違いの元だったんですけどね。。。 最近こればっか。
結婚生活も倦怠期突入の4年目の現在。 ファミリーカーにて、つれも運転をし始めると その尊敬の言葉は、まさに幻のように霞んでいったのです。
私がお店から車道に出る時、右折をあきらめ左折して遠回りしようとすると、
「なんで、右折しないのよ。そんなのは強引に入ったもの勝ちよ。 全く弱気すぎ!!」
目の前を右折車が横切り、ちょっと強めにブレーキをかけると、
「もお〜!!もうちょっと、優しくブレーキかけられないの。 ハンドルも荒いし、ちょっとは乗っている人の事を 考えなさいよね。」
とまあ、うるさい事この上なしです。
あげくに昨日は、こうのたまわれました。。。
「こうは、運転がうまい、っていう触れ込みを元に結婚したんだからね。 こんなに運転が下手だったら、家庭裁判所に訴えるからね。 ザ、ジャッジ!! こうさんの運転は、、、、、、、、有罪!! って、なっちゃうよ。」
「。。。」
誰か、運転代わって下さい。。。
こんばんは、こうです。
こんなつまらない日記に、ありがたい事に内容のご要望がありましたので、 今日は、つれと付き合い始めた当初、会社の女子寮で半同棲していた頃の お話しを書きたいと思います。
女子寮と言っても普通のアパートで、会社が一括で借り上げし、 それを会社の女子に住まわせている様な制度でした。 まあ、普通の女性専用アパートの様なイメージを持って頂ければ よいでしょう。
ですが、アパートの入り口は鍵が掛かっていて、怪しい人は 立ち入り厳禁といった厳粛な雰囲気も持った女子寮でした。
一応、言い訳をすると、私がおしかけていた訳ではないんですよ。 以前にもお話しした事があったかと思いますが、つれは極端に さみしがりやなので、いけないと分かっていつつも、つれから私を 部屋に呼んでいたのです。
この寮での生活のパターンを紹介すると、、、
平日 早朝、つれの部屋で起きる。 ↓ 始発で自宅に戻り、スーツを着替える。 ↓ 会社 ↓ 会社終了後、つれの部屋へ。 ↓ その部屋で寝る。→最初に戻る。
休日 昼過ぎまで、つれの部屋で寝る。(平日は睡眠時間が短いので、、、) ↓ 午後は、さすがに大体出かける ↓ また、つれの部屋で寝る。→最初に戻る。
と、見事なまでに寮の部屋にいる事が多く、半同棲どころかほぼ同棲、って感じでした。 (私は実家で親と同居していたのですが、2週間以上、親の顔をみない事もありました。。。)
一見、何も考えていないヒモのような生活で、楽しそうに思えますが、 今思えば、結構つらい生活だったように思います。 つらい所を列挙しますと、、、
1.拘束感
またもちろん、私が部屋に来ている事は他の住民にばれてはまずいので、 出入りには慎重を期しました。 結局、最後までばれる事はなかったのですが(その場では)、部屋の出入りが自由で ないって事は、心理的にもかなり辛いものがありました。
2.服装
会社から直行ですので、スーツを着たまま生活しなくてはならず 落ち着かないし、寮から外に買い物に行くときもスーツ姿だったので、 結構あやしまれていたと思います。 (休日も1日スーツですごしたりしてたんですよ。。。)
3.寝袋、寝不足
また寝る時は、下着姿で寝ていたのですが、もちろん部屋はワンルームで 私が寝る布団等はなく、毎日寝袋にくるまって寝ていました。 またさらに、毎日始発で実家に帰ってから会社に出勤していたので、寝不足は深刻でした。
今、考えれば本当によくこのような生活に耐えていたと思います。 やはり、ほんの少しでも一緒にいたいという気持ちが、この生活を 支えていたんですかねぇ。
今となっては信じられませんが。。。
そんな訳で、こんな半同棲の生活をいつまでも続けてはいけない、 って事が結婚に踏み切った理由の一つなんですが、無事結婚した後の 後日談があります。
それは、私と同じく、つれと同じ寮の人と結婚した先輩と飲みに いった時の事です。
「こう君さ〜。君をよくあの寮の近くで見かけたんだよね。」
「(汗)○○さんこそ、なんでそんな所によくいたんですか。」
「あ〜俺。あの寮の部屋に潜りこんでいたもん。」
「○○さんもですか〜。実は私もほんのちょっとだけ(大嘘)、 遊びに行ったりしてました。」
「でも、やっぱ女子寮ってあの時の声が、他の部屋に聞こえないか 気になるよな〜。」
「。。。ぁぁ、そういうもんですか。。。(さらに大嘘。私も気になった。。)」
「そういえば、××さんや△△さんも、深夜にあの寮の部屋から 出てくる所みかけたよ。」
「。。。」
この会社、本当に大丈夫か???
こんばんは、こうです。
昨日の日記を書いてから、大学時代の何人かの友人に合コンのお誘いメールを 出してみました。
『ゴウコンノオサソイアリ。 ヨウヘンジ。 トラトラトラ。』
そんなふざけた文面で送ったのですが、早速今日、返事が来ておりました。
『あ〜、ごめん。 俺、半年前に結婚したんだわ。』
なんですと???
そんな事、うさ耳、、、いえ、初耳です。
それにしても、私に黙って結婚するとは、良い度胸をしています。 しかし、結婚する事を私に伝えないという事は、私の事を友人だと 思っていないのでしょうか。。。
いいも〜ん、慣れてるも〜ん。。。
また、別のやつからは、
『う〜ん、彼女いるけどいいの???』
と入っていました。。。
。。。
ブルータス、お前かも。
。。。間違えました。。。
ブルータス、お前もか。
。。。いいわきゃないだろ。
彼を連れて行って、その彼氏を作ってあげたい子と いいかんじになってしまって、二股かけられるような 事があったとしたら、
私がつれに絞められあげます。
まあ、後もう1人、連絡がないのがいるのですが、 ここまで、出席できる人がいなければ合コンは中止でしょう。
私は、つれに報告しに行きました。
「う〜ん、そっか〜。みんな幸せになっちゃんたんだね。 じゃあ、仕方ないね。」 「悪いね〜。」
「まあいいや。こんど、違うつてで合コン頼んでおくから。」
「うん。そうして。」
ふぅ。あまり気の進まない合コンのお話しは、チャラになったみたいです。
ん、でも違うつての合コンって、 つれも参加しちゃうの???
。。。まあ、いいですけどね。
こんばんは、こうです。
ここの方を含め、若いみなさんは、合コンのお話しで盛り上がって いらっしゃられているようで、本当にうらやましい限りです。
ですが、、、
。。。ぐふっ。
。。。ぐふぐふっ。
実は、齢28&妻子持ちのこの私にも、合コンのお誘いがあるんです!!
びっくりしました?
びっくりしましたよね。
ただし、
つれ同伴ですけどね。。。(泣)
というより、
つれからのお誘いなんですけどね。。。(号泣)
目的としては、、
「私の友達に彼氏つくってやりたい人がいるから、 こうの大学時代の友達集めて、合コンをやろう!!」
っていう訳なんです。
いつからつれは、そんな縁談をまとめる事しか生きがいの無い おばちゃんの様になってしまったんでしょうか。
だいたい、私も人数合わせで呼ばれているって事が、ものすご〜く 気になります。 (私いなくても良いじゃないですか。。。)
だいたいつれがその場にいるんですから、もしかしたらお近づきになれるかも、 っていう期待もできないですしね。 (しかもつれのお友達とお近づきになっても恐いだけですしね。。。)
まあ、こうなってしまっては、つれの意思を翻意させる事は 難しいです。。。
そんなに急ぎの話しではないので、連絡を渋っていたのですが、 そろそろ連絡しないとつれのご機嫌も悪くなってきてしまうかもしれません。
まあ、私の大学時代の友達は、数少ないですが、どちらかというと イケメン側の人間達で、性格もいいやつばかりです。 合コンを断りはしないでしょう。。。
早速、連絡しようかなって思います。
それにしても、これって、、、合コンって言うの????
今現代の世の中、新婚さんの間に
家を買うなんてもう古い。ローンなんかに縛られるより 賃貸暮らしで、気ままに過ごすぜ、へへ〜。
なんていう風潮がよく見受けられるようになりました。
実は我が家も、立派に
35年ローンの持ち家です。
ですが、なんかこれだけ長きに渡ってお金を返し続けるとなると、 お金を借りている意識って希薄ですね。
だいいち、返済予定年の平成47年度っていったいどんな年なんでしょう。
そんな年度あるんでしょうか? さすがに新しい年号になっているでしょうし。。。(不遜)
まあ、毎月律儀にローンが引き落とされているのを通帳でみて、 やっと実感するような感じでしょうか。
そんな訳で、この長〜い住宅ローンを、日々せこせこと返し続けている 毎日なんですが、、、毎度の如く、何も聞かずに私とつれとの会話を お聞き下さい。
つれの状況 今話題の闇金融を特集したテレビ番組を見終わった所
「ねぇねぇこう。こうってさ〜、ここに登場したヤクザに追われている 多重債務者よりも、もっと何倍もの借金をかかえているんだよね。」
ΣΣ(゚д゚lll)ナンテコトヲ,アンタハ
つれの無垢な声に、私は引きつった笑顔で言葉を返しました。
「う゛〜ん、、、まあ、そうだね。でも、こうはちゃんと 返しているけどね。」
「ちゃんと返していると、自己破産とかできないんだよね。」
「あたり前です。」
その言葉に、つれはちょっと残念そうな表情をしました。
「そうだよね。いやさ〜、ドリームジャンボも外れちゃったし、 なんとかこの借金がチャラになる方法がないか、考えてたんだよね。」 「借金、って言うのは止めてね。ローンって言おうね。」
そんな私の言葉は、つれに届きません。
「借金を組んだ時に、こうは生命保険も入っているんだよね。 こうが、不慮の事故で無くなったとしても、借金はチャラになって、 この家は私の物になるんだよね。」
「。。。」
「冗談、冗談。やっぱ、借金は地道に返していかないとね。」
そんな言葉を残して、つれはキッチンに入っていきました。
ふぅ、冗談、だよな。。。
などと安堵の息をついていたのですが、尚もキッチンからぶつぶつつぶやく つれの声がします。
「失踪しました、って嘘ついて、保険金を貰うのも、、、ブツブツ でも確か、死体がないと駄目とかテレビで言ってたかな、、、ブツブツ」
「。。。」
神様、もう日記のネタとなるつれとの会話は、結構です。 (文さん風)
もっと、読んでる方が赤面してしまうような、ラブラブの 会話を私達夫婦に下さい。。。
妻帯者にとって、帰るコールは基本中の基本だと思いますが、 私も例外ではありません。
私は会社をでるとすぐに、家に電話をかける事を義務付けられていて、 半ば、帰るコール&つれからのリモートコントロール用機器と化した my携帯で、家に電話をかけるのが日課になっております。
いつもはだいたい、つれの
「うん。わかった。」
という声だけで終わるのですが、最近は子供が電話にでたがって ちょこっとお話しができたりして、帰るコールもだんだんと 楽しみになってきております。(子煩悩なパパをアピール!!)
本日もそんな帰るコールが終わり、駅への道を急ぐ途中、私は同類に 遭遇したのです!!
「ほら、ぼうずに代わって。代わって。」
そのサラリーマン風の男は、歩きながら一心不乱に携帯電話に声をかけています。 一件、どこにでもいる風なサラリーマンなのに、周りが見えていないのか 声だけは大きく、いやでもその声が私に届いてきます。
「お〜ぼうずか。パパですよ〜。今日は何ちてあそんだの〜。」
そんな恥ずかしい声を聞きながら、私は体がむず痒くなってくるのを 感じました。
『もしかしたら、私が帰るコールしている際もこんなんなのかもしれない。。。』
そんな考えがふと頭に浮かんだとたん、ただでさえ恥ずかしいこの会話が 自分の経験とオーバーラップしてきます。
そんな私の思いとはうらはらに、このサラリーマンは携帯にしゃべり続けます。
「ふ〜ん。そうなんだ〜。よかったでちゅね〜。」
つい幼児語が出るサラリーマン。今時いるんですね、こんな人が。。。
辛い。聞いている方が辛すぎる。
そうは思っても、信号につかまる私とそのサラリーマン。逃げ場はありません。
「ねぇ。パパにちゅして、ちゅ。」
やめてくれ〜。
「うはぁ〜。。。パパもちゅ。」
くっはぁ〜。。。。。。(昇天)
ハァハァ。こういう会話は、聞いている方が恥んずかすぃ〜ですね。
この情景をビデオに撮っておいて、彼に見せたらきっとこれ以降生きていけないぐらい 恥ずかしい思いをするんじゃないかと思います。
でも、ここまで子供との電話に没頭する彼の気持ちも痛いほど分かり、私は このサラリーマンをせめる事ができません。。。 (私と子供の会話はここまでひどくありませんが。。。)
というわけで、皆様も街中でこのような男性を見かけても、そーっとしておいて あげて下さいね。。。
でも、私もちょっと気をつけます。。。
2003年06月16日(月) |
小説家への道(第13章) |
こんばんは、こうです。
実験日記を読んで頂いた方にはおわかりかと思いますが、 実は私は、高校・大学時代から、小説家志望でした。
今でも夢って何?って聞かれると、
「メジャーな作曲家か、直木賞作家。」
と、答えています。
あっ、痛っ。。。いたたたた。。。
皆さん、物を投げないで下さい。。。物を。。。
夢は所詮夢です。ドリームです。ドリームオンアイスです。 ほぼ無理だってわかっていても夢だけは追いかけてもいいじゃないすか。
まあ、心の中で思っていさえすれば夢がかなう訳ではなく、 実践していかなくてはいけない訳で、それなりに自作小説 なんかも作っていました。
それ故、会社入社時の自己紹介では、
「趣味は、小説を書くことです。」
と自己紹介したのですが、ある女性が、
『ああ、私と趣味が一緒だ。。。』
と、心魅かれたのも仕方のない事でしょう。。。
それが間違いの元でした、、、というのは置いといて。。。。
まあ、ご想像の通り、この女性はつれなんですが、つれの場合は私と違って、 小説で県のなんとか賞を受賞した事もある実力者なんです。
以前、受賞作を読ませてもらった事がありましたが、悔しい事に やっぱ世間に認められただけあって、それなりに面白いんですよね。
ふと、私の頭の中に、女小説家とひも、という構図が思いうかんだのですが、 ここはやっぱり、自分の手でステータスを掴み、女房子供を養って いかなくてはなりません。
そんな訳で、いつものパターンですが、私とつれの本日の会話です。
「ねぇ、久々に小説とか書いてみたいんだけど、どうかな。」
「勝手に書けば。。。」
「。。。」
会話終了。。。
どうも、つれのご機嫌は今市、いえ今一のようです。
つれはソファーに寝転がって、何故かオスマン・サンコン氏の 公演のちらしを熟読しています。
そんなつれに、私は食い下がりました。
「ねぇねぇ。書くとしたら内容は、どんなんがいいと思う?」
「あぁん。。。何でもいいんじゃん。」
つれは寝転がったまま、オスマン・サンコン氏から目を離そうとしません。 そんなに、彼が気になるのでしょうか。。。
「久々にファンタジーチックな物を書いてみようかと思うんだけど。」
「ぅうん。」
重苦しい野獣の唸りのような返事とともに、ついにつれは起き上がりました。
「ファンタジーは、あんたの頭のだけで十分。 書くなら、妻と子に見捨てられ、落ちぶれていく男の悲哀でも書いたら。 将来の保険の為に。」 「。。。」
私がわるうございました。。。
おまけ こうの読書棚 パート1
今よんでいる本 乃南アサ 『鍵』 救いようのない本(良い意味で) 筒井康隆 『霊長類 南へ』 自信をもって薦められる本 三島由紀夫 『美しい星』 小説ではないけど、一度読んでおいた方が良い本 小此木啓吾 『対象喪失』
「。。。やあ、久しぶりだね。」
「なんだい、そののんびりした挨拶は。急用だって言うから急いで着てやったのに。」
「まあ、落ち着けよ。君にとっても重要な話しだよ。」
「俺にとっても?、なんだい?」
「この日記の作者のこうが、またしても日記のネタが見つからなくって困っている そうなんだ。」
「なんだ、そんな事か。そんなの彼に任せとけよ。」
「そうもいかない。だって君も僕も、こうの人格の一部なんだよ。 それに僕たちは、彼の窮地を救う為に作られたキャラだしね。」
「。。。そうだったのか。。。それならば仕方がない。 彼に変わってネタを考えてやるか。。。」
「そうそう。」
「それにはまず、ネタも何も、彼の今日一日の行動はどんなだったんだい?」
「うん。ここにメモしてある。
11:00 起床,朝飯 12:00 子供と公園へ 15:00 昼飯 15:30 家族で近所のスーパーに買い物 19:00 夕食 24:00 カウントダウンとともに父の日のプレゼントもらう 25:00 妻と子供、就寝 以上。」
「う〜ん、つまらない一日だな。確かにネタに苦しむのもわからんでもない。」
「だろう。」
「でも、父の日のプレゼントをもらったのは、結構大きなイベントじゃないか。 これを日記に書けばいいじゃないか。」 「それで大丈夫なら苦労しないよ。 プレゼントをもらいました。感動しました。マル。 じゃ、読んでいる人も面白くも何ともないじゃないか。」 「いいんだよ、日記なんだから面白くなくても。 そんな事を気にしているから、そうやって悩むんだよ。」 「僕に言わないでくれよ。」
「しょうがないなぁ。じゃあ、昨日の日記に書いたみたいに、 自分の意見を書いてみるのはどうだ? 恋愛感についてとかさ。」 「だめだめ。昨日の内向的性格について書いた文章は1票も投票されず、 どうも不評のようなんだ。 そんな面白くもない主張を2日連続でかけないよ。」
「じゃあ、思い切ってエロエロ日記でも書いちゃいなよ。 アクセスアップのためにさ。。。」
「そんな体験っていつしたの?」
「いいんだよ。フィクションで。読者はわかりやしないって。」
「駄目だって。フィクションは絶対書かないって決めてんだから。」
「おまえな〜。そんな事ばっか言ってるから、日記のネタがみつからないんじゃないか。 ほんとにネタを探す気あんのか。」
「もちろんさ、だからこうして君を呼んだんじゃないか。」
「だいたい、作者も作者だ。以前、探偵事務所の実験日記書いて大いに不評だったのに、 またこうして実験日記を書くなんて、どうかしてる。」
「確かにそれは言えるな。でも、作者は某所で指摘されているように、 Mなんだから仕方が無いよ。」
「ああ、この掲示板か。 でも、作者の別人格である俺らが否定しておかないと、本当にそういう趣味があると思われてしまうぞ。」
「確かに。じゃあ言っておこう。この日記の作者こうは、いじめられるのは好きだけど、そういった趣味はありません!!」
「。。。フォローになってるのかそれ。」
「多分。」
「それよりも、こうやって俺たちが会話していたら、なんとか一日の日記としては 十分な量になったんじゃないか?」
「十分すぎるよ。ここまで付き合って読んでくれている人が暇人に思えるぐらい たっぷりと。」
「おまえな〜。読んでくれている人になんて失礼な言い方するんだ。ちゃんと謝れっ。」
「ごめんごめん。こんな文章でもちゃんと読んでくれている人がいるのは、 本当にありがたいよ。」
「そうそう。それじゃ、早くこの日記を終わらせるのが、読んでくれている人の為になるんだな。」
「うんっ。そろそろ終わりにしよう。」
「そうだな。ただ、このかけあい文章の元ネタは、横田順彌の小説って事だけは 言っておこう。」
「なんだ、実験日記とかなんとか言っていて、実はパクリなんだ。」
「彼は否定するだろうけどね。まあ、模倣している事には間違いない。」
「しょうがない、僕らから謝っておくか。」
「そうしよう。」
「ごめんなさい。」
「ごめんなさい。」
2003年06月13日(金) |
内向的性格について考える |
こんばんは、こう@505iのCMの加藤あいに萌え中 です。
最近、恐妻家がらみのネタが多かったので、久々に 内向的性格がらみの日記を書きたいと思います。
今日、久々に同期4人(私を入れて5人)と昼飯を食べてきました。 この同期達とは、もとからあまり親しくなかった事もあって、本当は あまり行きたくなかったのですが、誘われただけありがたいと思い、 頑張って行ってきました。
結論としては、まあ、そこそこ話題も弾み楽しんではきたのですが、 気を使いすぎて、精神が消耗しすぎました。
まず、この人数がいけません。
私を入れて5人って事は、必ず余りが1人は出るって事で、 私は内向的性格のくせに、さみしがりやなんで、余った人間になり みんなの後ろを1人でとぼとぼ歩いたり、テーブルで目の前に人がいない 半端席でさみしく食べるのが嫌なんです。
今回は、そんな事がないように、仲が良いみんなの間に割り込み、 無理やり話題の中心に入っていった為、そんなさみしい思いはしなかった のですが、やっぱ疲れてしまいました。
生まれながらに外交的な人は、こんな努力をしなくても 話題の中心に入れるでしょうし、自然に会話を楽しむ事が できるんでしょうね。
本当、自分の理想とする姿がそこにあります。
やっぱり自分に自信がない、っていうのがすべてなのかなって思います。
ビジュアル的にではなくて、自分の話術や話題の選びかたから そのセンスまで自信がなく、たえず人の気持ちばっかり気にして しまいます。
そもそも、昔はこんな性格ではなかった筈なんですよ。 小学校の頃から、学級委員をしたり、生徒会に担ぎ上げられたり とか、結構外交的な活動してたんですが、大学に浪人し、 勉強一筋の生活をしてから、がらっと変ってしまいました。
どうしても行きたい大学があり、人との付き合いを絶ち、勉強に集中するという 仙人のような生活をしていたら、いつのまにかこんな性格に なってしまったんです。。。
今では、ほんと自分のこの性格が嫌いで、この日記と共に 直せていけたらな〜、と思っています。
こんな日記でも、読んでくれている人がいるわけで、それを 自分の自信に変えて、これからもチャレンジしていきたいと思います。
それでは。
ちょっと思った事
うちの会社は営業職はいない筈なんですが、明日は接待ゴルフだ っていう同期がいました。。。(もちろん、接待する方) いつの間にか、そんなおじさん年代になってきたんですね。 私にも、誰か接待してくれないかなぁ〜。(しゃぶしゃぶ歓迎)
ユニクロから、3980円の浴衣が発売されてるみたいですね。→ここ
はっきり言って、私は浴衣の女性に超弱です。
というか、女性の浴衣姿に、萌え〜、ってならない男性は、 真の漢(おとこ)ではありません。
浴衣こそ、世の女性の正装にすべきです!!
、、、はぁはぁ。。。すみません、取り乱しました。。。
まあ、ユニクロのおかげで、街中に浴衣の女性が増えたら、 それはそれでうれしいですね。
実は、私のつれも浴衣が大好きで、付き合っていた当時から、花火大会や 縁日等では、だいたい浴衣を着ていました。
ですが、一つ浴衣に関して嫌な思いでがあります。 それは、東京湾大花火を一緒に見に行った時の事なんですが、 つれが浴衣を着ていく為、私も和服を着るように、つれに強制されました。 仕方なく、下北沢の呉服屋で白系の着物を買って、当日に着たんですが、 ヤセ型の私に着物が似合うはずもなく、ただの『怪しい書生さん』 になっていました。 しかも、アスファルトに下駄は歩きにくいわ、人々の目は気になるわで、 もう一回で十分って感じでした。
つれにも、私のあまりの似合わなささに、
「もう、あんたは浴衣を着んでええ。」
と言われてしまいました。
男性で颯爽と着物を着ている人は、ほんと尊敬しちゃいます。
そんな訳で、今年も浴衣の季節がやってきたんですが、 このユニクロのニュースを見て、つれの浴衣熱が再発したようです。
「この浴衣いいね〜。ゆうたとかだっこして汚されても、この値段だったら いらつかないね。」
「そうだね。」
「今年はね〜。ゆうたにも浴衣を着せて、お揃いにするんだ。」
「うんっ。それはいいね。」
私は、2人がお揃いの浴衣を着ている姿を想像し、 着物の似合わない自分がちょっとさみしくなりました。
「ねぇ〜、こうは?こうは? ちょっとぐらいは着物着てもいい?」
「え〜〜〜。こうは付き人だから着なくていいの。 どうしても着たかったら、全身黒ずくめの和服ね。 あの顔まで隠れてるやつ。」 「。。。」 それって、黒子って事?
確かに和服だけど。。。
こんばんは、こう@某所ですでに虐められモード です。
会社勤めの皆さん、ボーナスは出ましたでしょうか?
私が勤める会社も出たには出たんですが、『総報酬制の導入』に加え、 会社の賞与体系の見直しによって、ごそっと減っておりました。。。
(以下、愚痴モード。。。)
はぁ〜、もうがっくしですよ。
というか、これじゃ、つれのこの賞与明細見せられないんすけど。
小泉首相、お願いですから、つれに総報酬制について説明してくれないですかね。
「こう君の奥さん、かれの給料が減ったのは、私の改革が道半ばであるから云々。。。」
とか何とか。
首相に、時給2000円ぐらい払ってもいいですよ。
さもなくば、へいぞうちゃんでも良いんで。。。
あ〜、誰か一緒に説明してくんないかな。。。
(以上、愚痴モード終わり)
と、賞与明細を手にそんなくだらない事を考えていたのですが、 我が家庭は、こんな紙切れの数字のみで結ばれているわけでは ありません。
愛です、ラブです!!
私達家族は、愛でつながっているのです!!
こんな紙切れの数字で、家族の絆が損なわれる事などありえないのです!!(力説)
。。。そんな訳で、今日、こっそりと明細をつれに渡しました。(よわっ)
結論から言いますと、特に何か言われる事もなく、
「こんな時代だから、しょうがないよね。」
てな感じで終わってしまいました。
でも、こんな殊勝に耐える奥さんの態度をつれにされてしまうと、 なんか寂しいし、こっちが申し訳なくなってきてしまいますね。
よしっ、明日から頑張ります!!
頑張って働いて、たくさん稼いできます。
何せ、自分の双肩に、家族の生活がかかっているんですからね。
ファイトだ自分、頑張れ私!!
。。。
。。。実はつれにのせられてる???
2003年06月09日(月) |
人前でのチューについて |
こんばんは、こうです。
昨日はの日記では、児童公園に現れたカップルに対して説教したのですが、 なんでわざわざこんな家族連ればかりのいる所に来てまで、 いちゃいちゃするんでしょうね。
未だ理解できないので、本日は昨日の流れを引きずり、人前でチューする事について、 ちょっと語りたいと思います。(無理やりな流れですが、、、)
現在、既婚の方、もしくは彼氏、彼女をお持ちの方。 人前でチューした事ありますか?
すみません、私達夫婦は経験済みです。。。
私達の場合、お台場の立体歩道の街灯の影で、道行く人たちをやりすごしながら、 してました。
でも、あれはその場の雰囲気が織り成すマジックのようなもので、 間違っても児童公園や、単なる道端なんかではしたりはしませんね。
しかもこの事を思いかえすと恥ずかしいだけで、つれなんかに、この話題を出そう物なら、
逆ギレされます。。。
あと、以前Weeklyまぐまぐで、 『東京の人は、公衆の面前でいちゃいちゃしすぎなんじゃないか』
というテーマでアンケートを取っていた事があったのですが、
結果はここ
確かに、東京ではいちゃいちゃしているカップルは多いです。
いちゃいちゃスポットだけでなく、何でこんな所で、っていうカップルも 私はよく見かけちゃいます。(あまり見かけたくないのですが、、、)
ですが、地方からこられた方の方もすごい体験を されている人が多いような気がします。
私が聞いた話しでは、例えば、神社の境内でXXXだとか、畑の中でXXXだとか、 ここに書けない体験ばかりされて、全くもってうらやましい、いえ、けしからん限りです。 そんな訳で、これは痛み分けでしょう。
なんか、ここまで人格を疑われそうの話題ばっかり書いてきたので、最後は爽やかなお話しを。
突然ですが、子供のほっぺって、柔らかくてマシュマロみたいでかわいいですよね。 思わず、ちゅっ、ってしてしまうのですが、それをつれに見られていると必ず、
気持ち悪いからやめろ、
と言われます。
悪魔がいたいけな子供の精気を吸い取っているようだ、
とまで言われます。
つれも、同じ事をするのですが、それは、
女神が祝福のキスをしている、
のだそうです。
。。。それはいくらなんでも、美化しすぎ。
2003年06月08日(日) |
やまあらしのジレンマ |
こんばんは、こうです。
今日の『堂本兄弟』のゲストは深田恭子だったのですが、 質問コーナーで、
堂本光一をどう思う? → かっこいい人 好きな男性のタイプは? → かっこいい人 と答えていた為、
「それじゃ、お前は光一さんの事が好きなのか、ゴルァ〜!!」
とつれの怒りを買ってしまい、それ以降、大変不機嫌でした。マル。
つれ → 堂本光一ファン。 私 → ふかきょん(書いててはずかしい、、、)ファン
という訳で今日の日記ですが、久々に出来事ではなく、 私の思う所を書き綴ってみたいと思います。
突然ですが、やまあらしのジレンマってご存知でしょうか、 結構、有名な話しだと思うのですが、知らない方は、ここをクリックしてください。 ようは、二人のやまあらしが身を寄せ合いたいけど、寄せ合うと 自分の針で相手を傷つけてしまうというジレンマに悩む、という お話しです。
夫婦生活って、まさにこのジレンマの通りだと思います。 お互い、仲良く生活をおくろうと思えば思う程、相手の いやな所が目に付いたり、生活習慣や価値観の違いが目に付いてきたりして、 そんなお互いの針(相手に対するいやな所)をどれだけ我慢できるか、 という所がポイントになってくるんですよね。
「そんなの愛があるから、大丈夫。」
なんて、寝言をほざいているそこの独身のあなた。
新婚当初は、ラブラブであってもそれが1年、2年と続くとは、 限らないんですよ。 それに、良く言われる事ですが、今まで育ってきた生活環境の 違う二人が一緒になるわけですから、本当に価値観の違いって いうのは、あなたが思う程、軽い訳ではないんですよ。 それこそ、部屋のカーテンの色から、部屋の温度設定まで、 なんでそんなささいな事で喧嘩しなくちゃならないんだろ、 って思う事まで喧嘩してしまうんです。
離婚の原因って、暴力とか借金とか物理的な理由を抜きにすれば、 このお互いの違いに我慢できなくなったっていう理由が一番多い 原因なんじゃないかな、って私は思います。 ですので、うまくやっていっている家庭でも、やまあらしのように お互いを傷つけない丁度良い距離を保って暮らしている、っていうのが 実情なんじゃないかなって思います。 ですが、我が家庭の場合は、
私がつれの針を一身に受けています。
結婚当初は、それなりに喧嘩もしたのですが、あまりの連戦連敗ぶりに だんだんと論争するのが、つらくなってきて、ほとんど自分の価値観を 通さなくなってきました。 (何か、以前、自分の意見を持たなくなった、と書いた日記と そっくりですね) それゆえ、今は価値観がぶつかる事もなく、(ぶつかる物は、つれに 隠れてこっそりと。。。)、穏やかな生活を送る事ができています。
今では、論争がつらいから自分の意見を引っ込めるのではなく、 前向きに、この穏やかな生活を守る為、わがまま王女に仕える執事のように つれを支えていきたいという考えのもと、つれの価値観を尊重していると 自信を持って言えると思います。 あくまで前向きにね。
そんな訳で、児童公園なのに、突然入ってきていちゃいちゃしていた そこのカップルさん達!!
結婚するなら、相手のすべてを受けいれられるようになってからね。
こんばんは、こう(たてなめ、よこさら)です。
どうもいつの間にか1000ヒットになっていたみたいで、本当にうれしい限りです。 (もう遅いかもせれませんが、キリ番をゲットされた方はどなたでしょう。。。) そんな訳で日頃の感謝を込めて、今日の日記は2本立てでお送りしたいと思います。
1.ドリームジャンボ
つれは、細木数子の六星占術によると、お金が儲かりまくる年運だそうなので、 本年初めて、ジャンボ宝くじを買う事にしました。
私の職場は、駅前に有名な宝くじ売り場のある所で、今回も帰りがけに その売り場で買う事にしました。
しかし、売り場についてびっくり。長蛇の列ができています。
やっぱり売り出しの最終日だと、皆さんかけこみで購入されるんですね。
この売り場は売り子さんが沢山いて、その一人一人に列ができているのですが、 よく見ると(よく見なくても)、列の長さがバラバラになっています。
長い列の売り子さんを見てみると、、、
やっぱりかわいい若い女性。
反面、短い列の売り子さんを見てみると、、、
やっぱりむさい男性。
う〜ん、人間の心理なんだろうか。。。
しか〜し!!宝くじを当てるのに、売り子が関係あるだろうか。
否。決して否。
この私がそれを証明して見せまつるぅぅぅ。
と決意し、短い列に並ぶ私。(急いでいたっていうのもあるんだけどね)
ついに、私の番がきました。
やはり目の前には、いかにも冴えなさそうな中年男性が。。。
「お待たせ致しました〜。」
さらに、なぜか声が甲高い。
しかも、手つきが妙に女っぽく、手の甲は脱毛したのか、 うぶ毛一本も生えておらず、つるっつる。
。。。
そのおやじが、宝くじを受け渡して一言。
「当たりますように。。。」
。。。やっぱ、当たんなさそう。
2.家族でセッション?
昨日の日記でも書きましたが、私はピアノがそこそこ弾けるのですが、 つれも古典ギターがそこそこ弾けます。
新婚当時は、キーボードと古典ギターで、セッションもどきを、 楽しんだ事もありました。
そんな事を踏まえ、いつもの如く夫婦の語らいタイムの会話をお聞き下さい。
「ゆうたも将来、楽器とか弾けるようになるといいね。」
「う〜ん、でもゆうたはボーカルの方がいいかな。」
「じゃあ、3人でバンドでも組もうか。」
「うんっ。実は3人でやるとしたら、こういったバンドがいいな、 っていうのがあるの。」
「ほうほう。それは?」
「3人で赤、青、黄のジャージを着るの。」
「うん。。。めずらしいね。」
「それでね。私が古典ギターでメロディー弾いて、こうとゆうたが、 『どうしてだろう。どうしてだろう』って歌うの。」
。。。それって、思いっきりパクリじゃ。。。
第一それよりも、それってバンド?
私の趣味というか特技の一つに作曲があります。
大学の時、バイト先にいたヘビメタ先輩に感化されたのがきっかけで、 (もともとピアノもそこそこ弾けていた事もあって)、いくつか自分なりに 曲を作っていたりしました。
当時は小室哲也が全盛期の頃で、作曲をしていれば、安室奈美恵や、 篠原涼子や、華原朋美のような人たちと、うはうはできるのではないか、 という邪な考えも、多分にあったのですが、
全然、そんな事はありませんでした。
それでも、メル友だった子に曲を作ってあげたり、(結局振られましたが。。。) ヘビメタ先輩のライブでちょこっと演奏してもらったり、と、結構作曲を 楽しんでいたように思います。
また社会人になってからは、つれに、私が作詞、作曲、ボーカルを担当した曲を カセットテープでプレゼントした事もありました。 (この曲の出来は上出来で、二人の結婚式の曲に使ったりもしました)
ただ、結婚してからは何かと忙しく、ほとんどこの趣味も休眠状態に なっております。
そんな私の趣味ですが、いつもの如く、就寝前の夫婦の語らいタイムに こんな話題があがりました。
「ねぇ、こう。この頃、きのこの歌とか、お魚の歌とか、結構流行ってるじゃん。」
「う〜ん、確かに流行ってたね。もうそのブームも下火だと思うけど。。。」
「こうも、どっかの企業の販促ソング作って、大もうけしてくんないかな?」
「。。。う〜ん。こんな素人が作った曲がすんなり採用されるとは思えないけど。。。」
「大丈夫、大丈夫。流行っている曲ってみんな素人っぽいから。」
「。。。」
「第一次審査員は私だから、よろしくね。一週間もあればできるかな。 それじゃ、おやすみ。」
「。。。」
という訳で、久々に何か簡単な曲を作らなくてはいけなくなってしまいました。。。
ん、でも待てよ。
また曲を作って、その曲が業界の人の目に止まり、 作曲家、兼プロデューサーとしてデビュー。
そして、モーニング娘のような若い子達を、次から次へと とっかえひっかえ・・・のうはうは状態。。。
またそれかよっ。(再び、三村風つっこみ)
後書き
でもやっぱり、作っても聴いてもらえる人がいないっていうのが 作曲の趣味を休んでいた最大の理由ですかね。
もし、私が聴いてあげた〜い!!、という物好きな人がいたらご連絡下さいませ。 日頃の感謝を込め、下心抜きに、曲を作ってみたいと思っています。
2003年06月04日(水) |
ディズニーマジック!! |
こんばんは。
昨日の日記は、労力をかけた割には評判が悪いみたいで、 ちょいと落ち込み気味のこうです。
ちょっといつもと違う日記にチャレンジしてみたかったのですが、 もうやめます。
と、後ろ向きの挨拶はそこそこにして、本日の日記ですが、 未だ我が家では、ディズニーランドを引きずっていまして、本日もつれが ディズニーストアで3千円もする写真立てを買ってきました。
我が家では、この一連のディズニーグッズにはお金をおしまない、 という事実を、
ディズニーマジック
と呼んでおります。
例えば、『スーベニアカップ』とかたいそうな名前をつけて販売していた ドナルドのついたストロー付きコップを、
「かわいい〜」 「うん、いいじゃん!!」
とか言って買ったは良いが、 家に帰って見て、食卓の上においてみると、
『何で、こんなもの買ったんだろう。。。』
と、後悔の念に襲われたとしても、
『そうか、これがディズニーマジックか』
と思えば腹も立ちません。
そんなディズニーマジックですが、この頃は何にでも使われるようになって きました。
「間違えて、まだ家にあったのに、シャンプー買ってきちゃった。」
「たぶん、ディズニーマジックのせいだよ。」
とか、
「今日、折角遠くの郵便局行ったら、閉まってた。。。」
「それは、ディズニーマジックだな。」
とか、
「また、夏のサンダル買っちゃった。。。」
「えっ、先月買わなかったっけ?」
「まあ、ディズニーマジックという事で。。。」
とか、
「こう。今日の朝、寝坊して会社行かなかった?」
「うん、ディズニーマジック。」
とか、それはそれは何にでもこの言葉を使うのが 流行になっていました。
という訳で、我が家の言い訳に便利な言葉だったのですが、
本日、ついに破綻しました。
以下、再現VTRです。
「こう。今日、朝、会社行くときに、ゴミ出すの忘れたでしょ。」
「。。。ごめんなさい。。。でも多分それは、ディズニーマジックだよ。」
「もぉ〜!!!!、ミッキーだってゴミを捨てたいと思うでしょ!! もうディズニーマジック禁止!! こんど言ったら離婚だからね。」
「。。。はぃ。。。」
そんなわけで、この便利な言い訳も本日を持って禁止と相成りました。
ミッキー、ほんの一時でも、何にでも対抗できる魔法の言い訳を 持たせてくれてありがとう!!
いつか、ディズニーマジックで、私をこの内向的性格から解放させてね!!
...つっこみも禁止。
2003年06月03日(火) |
ある探偵事務所にて(実験日記1) |
ここは、とある探偵事務所。
小さ目の事務所に不釣合いな大きな応接セットで、依頼人でもある若い女性が 調査報告書に目を通していた。
その向かいには、満足げにたばこを燻らせながら依頼人を見つめる、この 探偵事務所に所属する唯一のオーナー件探偵がいた。
一通り調査報告書に目を通し終わった女性が、目を上げた。
「この報告書の内容は、正確ですか?」
探偵は、自分に向けられた目線と言葉に、たばこの煙をふっと飲み込んだ。
一呼吸おき、たばこを灰皿に揉み入れながら、依頼人に言葉を向けた。
「この調査報告書は完璧です。私にとっても久々に、自分で満足がいく 仕事ができました。」
その言葉に、満足そうな笑みを浮かべる依頼人。
その笑みを見ながらも探偵の心は、ある疑問に捕らわれ続けていた。
その依頼の内容とは、
『ある日記サイトに綴られているチャレンジ日記の作者について、 その日常を余す事無く調査してほしい』
という物であった。
過去を遡ると、探偵はこの話を聞いた時、安い仕事だと思いつつも、 依頼人の彼女のどうしてもお願いしたいという情熱とに押し切られ、 この依頼を受けた。
だが、実際仕事にかかると、探偵に取っては楽な仕事でそれなりの 充実感もあった。
日記の作者に辿り着くまでは苦労したが、辿りついてしまえば、作者を 一日中尾行し、その日常を単純に記録していくだけで済む。
しかもこの作者は、恐妻家でかつ内向的性格の持ち主であり、毎日会社と 自宅を往復するだけときている。
これほど楽な仕事はないな、と探偵が思ったのも当然である。
だがしかし、仕事を続けていくうちに、何故、あのような美人がこんな 冴えない男性の日常を調査する必要があるのだろうか、という疑問が 湧き始めてきたのも事実である。
だが、そこはプロの探偵だ。
そんな疑問は億尾にも出さず黙々と尾行を続け、その冴えない日常を 調査報告書にまとめ、今日の調査報告の場と相成った。
だが、依頼人を前にすると、再び探偵の胸に『何故?』という疑問が 湧きあがってくる。
そんな思いに耐え切れなくなり、探偵は自分の職務を忘れて、 依頼人につぶやいた。
「それにしても何故。。。あなたのような女性がこのような依頼を。。。」
その言葉を予測していたかのように、依頼人は探偵に微笑を向けた。
「そうですよね。疑問に思われますよね。。。。お知りになりたいですか。」
子悪魔的な表情を見せる依頼人に、探偵は年甲斐を忘れてドギマギした。
探偵は、動揺を隠すように2本目のたばこに火をつけ、
「是非、お願いしたいですね。」
と静かに言った。
その言葉に依頼人は、満足そうにうなずくと、言葉を続けた。
「実は、その日記を読んでいる内に、この日記の作者への関心が高まって きてしまって、自分でもおかしいぐらい、日々この人の事を思い浮かべる 様になってきてしまったんです。それで、この日記の作者の事をもっと 知りたいと思って、こんな依頼を、、、 調査して頂いてさらに、思いが深まりました。」
変った人だ。。。
探偵はそう思った。
探偵も、尾行の上で自ら彼の書く日記を読んだが、いかにも冴えない男性が書く 冴えない日記との印象しか受けなかった。
しかも、調査報告には、彼の冴えない日常しか記載されていない筈だ。
重い気持ちになりながらも、そんな中、探偵が口を開いた。
「実はそう思って、その報告書に載せていない事実が一つだけあるのですよ。」
その探偵の言葉を聞いて、依頼人の表情はふと困惑の表情に変った。 依頼人が何か言おうとするのをさえぎり、探偵は言葉を続けた。
「この事実を報告しようかどうか迷いました。 何せ、この事実をあなたが知ったら、たぶんその純粋な思いも どこかに消し飛んでしまうでしょう。」
そして、一瞬の間の後、さらに言葉を続けた。
「聞きたいですか?」
その問いに、困惑の表情から決意の表情へと変化する依頼人。
「ぜひ。」
依頼人は、力強く静かに答えた。
その言葉に、探偵は席を立ち上がり、窓際のデスクの引き出しから数枚の 写真を取り出し、依頼人に手渡した。
その写真をみた途端、全身が固まる依頼人。
その写真は、日記の作者こうが自分の日記の投票ボタンを押す様子を つぶさに連続して捉えていた。
「。。。ショックですか?」
依頼人の顔を覗きこみ、静かに声をかける探偵。
依頼人に返事がないのを確かめると、探偵は言葉を続けた。
「確かにそこに写っているのは、あなたの意中の人、こうさんの右腕です。 そうです、彼は、自分で自分の日記に投票したのです。 『エンピツ』において、背信行為と言っても過言でない程のえげつない 行為です。 これでもまだ、そのこうさんを思う事ができますか???」
「。。。」
傍目からも落ち込み具合が分かる程、肩を落とす依頼人。
しかし、やがてため息を一つつき、さばさばとした表情で顔を上げた。
「わかりました。こうさんが、こんな人だとは思ってもいませんでした。 こんな行為をする人の事を思うなんて、時間の無駄ですよね。 もう彼の事を考える事もやめます。 まだ、ちょっとショックですが、すぐに立ち直れると思います。」
「それは良かった。」
あからさまにほっとした表情をみせる探偵。
依頼人は、そそくさと立ち上がり、かばんの中から先ほどしまった 調査報告書を取り出した。
「もう、これも私に必要ないものになってしまいました。適当に処分しておいて下さい。」
「わかりました。」
書類を受け取る探偵。
依頼人は、事務所の扉を開け、振り返る事無く歩き始めた。
探偵は窓からしばらくその依頼人の様子を伺っていたが、依頼人が見えなく なると、ふと安堵の息をつき、どっぷりとソファーに腰を沈めた。
そして、3本目のたばこに火をつけると、ほどよい疲れと、前途ある女性を 冴えない男から救出した充実感に、目を細めたのであった。
終
こうの言い訳
ごめんなさい。つい魔がさして投票ボタンを押してしまいました。。。 でも、日記の作者さんなら、誰しも一度は自分の日記の投票ボタンを 押した事があると思うんだけどなぁ。。。
しかし、投票ボタンを押した事を日記に書きたかったら、こんな日記に なってしまいました。。。
今日は久々に、同期の女の子と外出の仕事でした。
それ自体は問題ないのですが、この同期は私より2歳上ですでに三十路突入しており、 半分お局化している同期なんです。
もちろん、独身。彼氏なし。(友人情報)
私と言えば、日々、家庭と仕事場を往復するだけの、働きあり生活。
そんなプチお局さんと恐妻家が、一緒になって並んで歩いて いったい、どんな共通の会話があるというのでしょう。。。
プチ局さんに彼氏とかいれば、そのラブラブな惚気話とかを聞いても いいと思いますが、彼氏なしでは、その辺りをつっこむ事もできません。
普通は無難に趣味の話しとかするんですかね。。。
ですが、実際は違いました。
お局さんの延々と続く、会社と上司に対する愚痴。
うんざりしながらも、仕方がなくところどころで相槌をうつ私。
そんな二人の図式でした。
こんな所でも、つれだけでなく世の中の女性全員に弱い私の性格が 如実に表れています。
そんな会話(というより一方的なしゃべり)をしながら二人並んで歩いていたのですが、 プチお局さんの愚痴も職場の上司全員の愚痴を一通り言い終わり、2週目に入った所で やっと目的の会社につきました。
目的の会社では、プチお局さんパワー爆発です。 さすがキャリアウーマンを自称しているだけあって、ただ愚痴を言うだけではありません。 仕事に対する情熱と知恵で、相手の方を圧倒しています。
私の発言も所々で、
「あっ、それはですねぇ〜。」
と言い直され、少々むかつき、、、いえ、頼もしさを感じました。
ですが、彼女のこういった話術はすごいですね。 多少間違えていた事を言っても、相手に信じさせてしまうんですから。 (その尻拭いは、私がやらなくてはいけないんですけどね。。。)
そんなこんなで会社訪問も終わり、プチお局さんは発声一言。
「あのおやじ、本当にわかってうなずいていないね。目が泳いでたもん。 だいたいさー、あのタイプって、、、(うんたらかんたら)」
また、愚痴ですか。。。。
そんなこんなでいいかげん私も辟易してきた頃、プチお局さんの話題が急に私に変わりました。
「そういえば、こう君ってさー。」
「はい、なんでしょう。」
「結婚してから、やつれたよね〜。」
。。。ほっといて下さい。
結婚する相手に求めるものとして、価値観の一致、というのを 求める独身の方って多いですよね。
価値観の一致といっても、別に一致していなくても困らない所と、 絶対に一致させておくべき所に、別れる事をご存知でしょうか。
例えば、金銭に対する価値観であれば、結婚生活の根底にかかわる事ですから、 一致させておくべき所でしょうし、趣味に対する価値観であれば、 まあ、別々に趣味を楽しんでも悪くはないでしょうから、他の価値観の一致に 比べれば、優先順位は下がるでしょう。
ただ、そんな中でも私が声を大にして言いたい価値観の一致事項があります。
それは、音楽に対する価値観の一致です。
今では音楽はもはや日常の一部と化し、誰しも好みの音楽で日常を過ごしたいと 思っている事でしょう。 従いまして、想像してもらえればわかると思いますが、クラシック好きのお婿さんと ハードロック好きなお嫁さんでは、うまくいきそうにないのが自明だと思われます。
そこで、わが家族の音楽に対する価値観ですが、
見事にばらばらです。
私は、どちらかというと音楽に気分の高揚と深い孤独を求め(割りとマニアックです)、 つれは、癒し系のポピュラー音楽を求めます。
それゆえ、私の好みの音楽がつれに受け入れる事はまずありません。
従いまして、リビングのオーディオセットで私の好みの音楽が流れる事はまずなく、 ひっそりと物置部屋のラジカセを使い、ヘッドホンで音楽を聴くはめになります。
こんな現状が許されてよいのでしょうか。いや良くない。(反語) (まあ、つれの好きな曲も、私は好きなんですけどね。。。)
というわけで、私は今日、つれに闘いを挑む事にしました。
「ねぇ〜、こうも好きな音楽をリビングで聴きたいんだけど。」
「え〜、こうの好きな曲はうるさい曲か暗い曲ばかりだからいや。」
ここまでは、予想された展開です。
「じゃあさ〜。そんな曲でもゆうたが聴きたがれば、聴いてもいいよね。」
「う〜ん、それならいいけど。でもどうやって、ゆうたが聴きたがっているかわかるの」
「そっちの曲をリビングで流しておいて、こうの方は物置部屋でこっちの音楽を流しておいて、 ゆうたがどっちの部屋に行くかで勝負しない?」
「うん、おもしろそうじゃん。やってみよっか。」
「勝負は、3回勝負ね。3曲好きな曲を選んでおいて。」
「わかった。」
ふふっ。私の仕掛けた罠にひっかかるつれ。
実はこれから私が用意する曲は、子供が夜寝たときに、子供を洗脳する為、 つれがパソコンにはまっている隙に聞かせていた曲ばかりです。
ふふふ、勝ったも同然です。
1回戦
つれ:オムニバス「SALA DA BOSSA」 こう:深田恭子「煌きの瞬間」
予想通り、つれは癒し系できました。ボサノヴァのアルバムです。 私は、やはり子供は男故、女性の声に弱いと思い、深田恭子を選択。 (何故、そんなCDを持っているかという質問は却下)
お互いのCDをかけ、勝負開始!!
子供を両方の部屋の真ん中におきます。
すぐさま、リビングの方に歩き出す子供。
「なに〜。。。。」
「よっし。」
子供は、ボサノヴァの癒し系を選んだようです。 2才にして、なんとマニアックな子供。。。
とりあえず、1回戦は私の負けです。
2回戦
つれ:キンキキッズ「永遠のBLOODS」 こう:ハロウィン「マスターオブリングス」
次につれは、100%自分の趣味のCDを持ってきました。 私は、リズム感たっぷりの洋楽を選択し、子供の気を引きこむ作戦に出ました。
結果は、、、、やっぱり私の負け。
子供は、つれに手なずけられているかのようです。。。
3回戦
この時点で私の負けなんですが、一応3回戦もやる事にしました。
つれ:スマップ「世界で一つだけの花」 こう:橘いずみ「バニラ」
やけくそになったこうは、知る人ぞ知る、橘いずみの中でも一番濃い曲を選択しました。 つれの選択した曲は、説明はいらないでしょう。私も好きです。
誰でもわかりそうな勝負の行方でしたが、何故か子供は、物置部屋へ。。。
3回戦にして、私の勝ちです。
ですが、勝負は私の負け。勝ち誇るつれ。
「一応、勝ったから、こうの曲は今まで通り、そっちの部屋で聴いてね。」
「。。。はい。」
しかし、子供の選択のセンスもさっぱり分かりません。。。 ボサノヴァ、キンキキッズ、橘いずみを選ぶ、こやつの音楽センスっていったい???
そんな事を頭の中で思いながら、いつものようにラジカセにヘッドホンをさしこみ、 スイッチを入れた私でした。。。
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