がうの野球日記

2004年12月22日(水) キンニク

ここ半年ほど、あるトレーニングに通っています。
ハリウッドのセレブたちもやってるとゆー「ピラテス」とゆートレーニング。真面目にやってないので、ちーともセレブな体型にならない私ですが…(笑)。

このトレーニングの基本は「体のコアの筋肉」を鍛えること。よく野球選手が「体幹を鍛えるトレーニングをしています」って言うのをよく聞くけれど、同じ事らしい。体の深いところにある筋肉を鍛えることと柔軟性をつけることで、日常生活でゆがんでしまった体を正しい位置にもどしてあげることがまず基本。
いろんな筋肉を意識して動かしてみると、その効き目はさておき(笑)、野球を見る眼がちょっと変わりました。
例えば、バッティングの時の腰の回転は、体幹がちゃんとしてるからこそしっかり力強くできることや、柔らかい股関節の動きが必要なことがすっごくよく分かる。ピッチャーが投げるときも、腕や肩の関節や股関節の柔らかさや、どこにどのタイミングで最も力を入れるのかに注意してみると、面白い。
肩の奥の筋肉を微妙な動きでストレッチするのを習ったとき、「これはもしや、ジョニーがゴムをびみょーに引っ張ったり、ウチワを使ってやってたトレーニングと同じではないか?」とか思ったり(笑)、
股関節のストレッチをやってて、「福浦くんやイチローが打席に入る前にやるあのストレッチはありえない!」とむっちゃ体の硬い自分を嘆いたり…(涙)。でも毎回ほんとに面白くて、この三日坊主な私が半年続いたのも驚異です。

リハビリ用に開発されたトレーニングなので、決して無理な負荷を筋肉にかけたりすることはないし、ハァハァ息が上がるようなこともないんだけど、不思議にちょっとずつ体の調子が良くなっているのは確か。これに有酸素運動を組み合わせれば、かっこよくシェイプアップできるそうなんだけど…ね。

**まず自分の体のゆがみ具合を意識させられるんだけど、野球選手を見てて「この人は体がまっすぐなぁ」とか「右にゆがんでるカモ…」とかも思ってしまいます。がう的「体まっすぐNo.1」は、ベイの多村。背中も足もまっすぐ!とってもキレイな体型だなぁと思います。**



2004年12月05日(日) 宮城球場

宮城球場のスコアボードがとうとう取り壊されました。
私が初めて宮城球場に行ったのは2001年。台風が近づいていて雨が降っていて、最悪のコンディションでした。球場に足を踏み入れて、まず目に入ったのがあのスコアボード。「カニトップって何?」が最初の感想(笑)。選手の名前が手書きなのはレトロで好きだったけど、ちと暗い宮城球場の照明の中ではほんとは見づらかったです。
どういうわけか私が行く日は雨がちで、今年の秋に社会人野球を見に行った時は通路付近でじゃばじゃば雨漏りしてて、老朽化も甚だしかったですね。

照明塔の鉄骨や、プラスチックの座席のくすんだ色や、なぜかネット裏に配置された水飲み場など、なんだか懐かしい気分になる宮城球場。今年2度遠征したとき、取り壊される前にと思って、写真を撮っておきました。
来年はディズニーランドみたいなスタジアムに変身するらしいですねぇ。あの天然芝も人工芝になってしまうとか…。とてもプロ野球のフランチャイズになれる状態ではなかったとはいえ…宮城球場で手書きのスコアボードを書きつづけてきた方が「自分の体が削られていくようだ」と語っている映像を見て、ちょっとセツナクなりました。





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