毎日何も変わらない日々が続く。
・昼前に学校に行く(遅刻) ・学校でだらだら過ごす。 ・気が付いたら深夜。 ・家に帰ってさらにだらだらしてから寝る。
これの繰り返しである。 変わらない日々、退屈な日常。
でも、これでいいのかもしれない。 不健康ではあるが、実に平和に過ごしている。
ただし3ヶ月前と比べて大きく変わったことがある。
「金がないということ」
これがおれの生活において変化した部分だ。 そりゃあもう、壊滅的に。
でも、これでいいのかもしれない。
・・・良いわけない。
小学生の時、近所に変質者が出没していた。 変質者はおじさんで、子供に話しかけては殴り飛ばすという 迷惑きわまりないヤツだった。むしろ通り魔。
学校の先生がみんなに注意を促し、被害にあった子の、そのときの 状況を説明してくれた。なにしろその変質者は人を殴っといて こう言ったらしい。
「男はたたかれて強くなる!!」
このセリフに、いたく感銘を受けた当時のおれ。
明日は撃沈必至のゼミがある。 よって今日も徹夜だ。
明日もまた一つ強くなっちゃうよ。たたかれるからね。
高校の倫理の授業で習ったことを思い出した。 「無知の知」、ギリシャの哲学者のソクラテスの言葉だ。
「私は何も知らないが、何も知らないということを知っている。」
ソクラテスよ、よく言った。今で言うところの逆ギレか。
実は今、あさってあるゼミの資料づくりで大忙しなのだが はっきりいって間に合いそうにない。早くから準備してないからね。 そこでおれから一言。
「おそらく、いや間違いなく資料は間に合わない。 しかし、おれは間に合わないことを知っている!!」
・・・じゃあ遊んでないで早くとりかかれば?
むかし、これはまだ子供のころなのだが、 妹が「ハミガキ」を「ハミバシ」と言っており、 なんど注意しても直らなかった。
こいつら(双子)大丈夫か・・・と思い心配していたものだ。
でもおれも勘違いしてた言葉がある。 プロ野球チップスの「コンソメ味」をずっと「コソソメ味」と思っていた。 「こそそめ味」である。 また、「まばたき」を「またばき」と言っていた。
妹はまだ小さいころなので、ただ単に舌がまわらなかっただけだった のかもしれないが、おれは完全に間違って覚えていたので、 小学校高学年に親に大笑いされながら指摘されるまで、気づかなかった。 さらにその時おれは絶対コソソメだ!と言い張った。
今でも心の中では「コソソメスープ」だと思っている。
食べたいだけ食べ、眠りたいだけ眠り、 うちたいだけうつ(スロット)。
もっと節制しないといけない。 そうしないと、どんどん落ちぶれていく。 肉体的に。精神的に。そして経済的に・・・!! あまりにも好き勝手にやりすぎた、と反省中だ。
負ける→とりかえそうとする→負ける →アツくなる→負ける→・・・
永遠に続く迷宮の中に飛び込んだようだ。 まさにデフレスパイラル。デフレ直滑降。
このままではえらいことになる。そこでひらめいた打開策。 次の勝負でいっきに取り返し、かたをつける作戦。
おれは何一つとしてわかっていない。
2002年04月15日(月) |
ケンコウシンダン 2 |
この前、学校の健康診断に行かなかったのだが、 おれはもう既に健康診断を一度受けている。
就職活動の際、履歴書とかと一緒に健康診断の結果も送らないといけなかった。 学校の健康診断では日程的に間に合わないので、 3月ごろにわざわざ病院に受けにいったのだ。
その病院の噂はきいていた。ろくに検査しないとか、3000円で健康が買えるとか。 まあ就職の検査で、そんな念入りに検査して何か悪いところが見つかったら 学生も困るだろう、という配慮なのかもしれないのだが。
というわけで病院に行ってきた。そのときのこと。
まず病院に行って受け付けを済ました後、おれはすぐにトイレに行った。 診察中にトイレに行きたくなったらマズいからね。おれはいつも慎重だ。
そして名前を呼ばれた。
看護婦「○○さーん、」
おれ「はい。」
看護婦「えーと、まず採尿ですね。あちらのトイレで・・・」
おれ「・・・すいません今は無理です。」
前途多難である。結局採尿は後回しになった。
その後レントゲンをとってもらった。これはいいとしよう。 次に脈をはかった。そのとき看護婦さんにこういわれた。
看護婦「すぐ採尿できるようにお水を飲んどきましょうか。」
おれ「あー、はい。」
看護婦「じゃあ、どうぞ」
なんかコップに水をジャーッと入れて持ってきた。 病院の水だし、もちろん飲めるんだろうが生ぬるく無味無臭である。 でもなんとか飲み干した。
看護婦「じゃあもう一杯。」
おれ「はい。」
はっきりいって、のどが渇いていない状態で、ただの水なんか 何杯も飲めるもんじゃない。でもがんばって飲んだ。
看護婦「じゃあもう一杯。」
おれ「はい。・・・(もうイヤだ)」
これはきっついな−と思いつつなんとか飲み干した。 もう飲めん、と思っていたら。
看護婦「じゃあもう一杯いきますか。」
おれ「・・・はい。」
しょうがないので飲み始めたところ
看護婦「・・・・冗談です。」
ブーッと吹き出しそうになった。冗談ですか?
その後、採尿も無事に終わり待機した後、 いよいよ医者の先生に名前を呼ばれた。
医者「きみ、体重は?」
おれ「・・・kgです。」
医者「身長は?」
おれ「・・・cmです。」
医者「そうですか、学部はどこですか?どんなとこを受けるんですか?」
おれ「・・・・です。」
医者「そうですか、最近は就職も厳しいと思いますががんばってください。」
医者「以上です。」
えーっ終わりですか、慎重と体重は自己申告制なんですか!? だいたい内科検診してないんですけどいいんですか!? その後ろにはってある、おれのレントゲン写真についてコメントは無しですか!?
数々の疑問を残しつつ、健康診断終了。 カルテ(というか多分診断結果)にパパーッと何か書いてたんで 覗き込んで見たら、「健康」という文字だけ確認できた。
3000円で健康を買った。まさにそんな一日だった。
今日は健康診断の日。 でも行かなかった。あんな朝早くからやってられない。
おれは自分の健康を過信している。 昔はガリガリにやせていたのだが、ご存知のとうりどうも最近 ポッチャリしてきた。それを前向きに考えると、 ますます健康に拍車がかかってきたともいえる。
だいたい健康診断なんて、自分の健康に自信がない人が行くもんだ。 「自分は健康なんだろうか、大丈夫なんだろうか。」 そういう気持ちがもう既に病んでいる、と言いたい。
・・・とまあムチャクチャ言ってるけど、本当は人前をハダカで うろうろするのが嫌なだけなんだけど。
自分は健康だと思っている人ほど重大な病気にもかかっても 気づかなかったりして、被害甚大になってしまう。 おれもこんなヒドい生活を送っているのだから、本当は健康には細心の 注意を払わなくてはいけない。そう思ってます。
研究室の先輩が、就職して東京に行った。 引越しの際、「もういらん」ということでプレステをもらった。 プレステ2ではなくプレステだ。おれは今まで持ってなかった。 家にいる時間が短いので、あまりゲームはやらない。
まあでもこれからは寝る前にちょっとやってみようという気になった。 そこで後輩にファイナルファンタジーを借りてみた。ちなみに7だ。
さっそくゲームをはじめる。 RPGでは、主人公その他仲間に名前をつける。 このゲームの場合、登場してきた順にそれぞれ名前をつけていくシステムだ。
おれは名前をつける時は、アニメのキャラから名前をとる。 たとえば「のびた・ジャイアン・スネオ・しずか」というパーティ。 「マスオ・ナミヘイ・ノリスケ・サザエ」というパーテイ。
今回はどのアニメからチョイスしようか。
・・・・決めた「忍者ハットリくん」にしよう。
まず主人公がでてきた。 こいつは髪がトゲトゲしているので「ケムマキ」でいいか。
次にごつい男性がでてきた。 そんなやつハットリくんにいたっけ? とりあえず「シシマル」にしてみた。
次に主人公と幼馴染の女性キャラ これは予想どうり。「ユメコ」でよい。
もうひとり女性キャラがでた。 ハットリくんにはもうレギュラーの女性はいない。 しょうがないので「カゲチヨ」にするか。
次に犬みたいなやつが出てきた。 えっ?もうシシマルは使ったんですけど・・・ 「シンゾウ」にした。
次はネコみたいなやつだ。 だからもうカゲチヨは使用済みだって。 しょうがないので「ケンチャン」にした。 あのさえない少年だ。
とりあえずメンバーはこのくらいか。 かなり計画がくるったが別にどうでもいい。 シシマルが犬じゃなかったりするので紛らわしいのだが。
とりあえずメインキャラのハットリくんはどこにも使われていない。 これでいいんだ。
先日部屋を片付けてるときに一冊の本が見つかった。
「よくわかる心理学」
ああ、そういえば昔買ったっけ。金がある時代に。
実は心理学にけっこう興味がある。 まあいろいろ基本的なことが書いてあるのだが、 特に興味深かったことを簡潔に説明する。
特に自分に自信が無くなっている時に人に優しくされた場合、 その人に感じる好意が通常より大きくなる、ということ。
まあ、考えてみればごく普通の内容な気もするが、まあそういうことが もう少し難しげな言葉で書いてあった。
そう、そうなんだよ。今のおれにぴったり当てはまる。
サラ金でボコボコにやられ、アラジンでやられ、 獣にもやられっぱなしの最近のおれ。ああ、それとHbね。
そんなおれにとっての心のよりどころは、大花火だけだ。 じゃあ大花火で全部取り返しているのかというと、とてもとても。 焼け石に水、というよりは火に油を注ぐ、といった感じで 半端な出玉でますますおれを破滅の道へと押しやっているような気もする。
それでも、おれにとって大花火は心やすまる場所である。 街のホットステーションといった感じか。
前パチンコ屋で景品として獲得した自転車は すぐに盗られてしまった。 あれから一年、移動はほとんど原付だったのだが 思うところがあり、つい最近自転車を買った。
買った理由は健康のためだ。
学校まで毎日自転車で行けば、毎日90分の強制エクササイズ。 これでおなかがへこんでくれれば、世の中簡単なものだ。
というわけで、昨日から自転車で登校してみた。 40分ほどかかるのだが、久々に乗ってみるとかなりきつい。 学校についたらもうヘトヘトだ、すぐにでも寝たくなる。 長い坂とかのぼったら、息がきれる。そんな23歳独身貴族。
なにやらいろんなものが散らばっており、 部屋が ますます せまく感じていた今日この頃。 まあ家では寝るだけなので、別にいいんだけど。
四月から心機一転してすがすがしい生活を送ろうとか思って、 土曜、日曜の休日を利用して部屋の掃除をした。 掃除とか久しぶり、10ヶ月ぶりぐらいではないだろうか。
雑誌やらなにやら捨てようと思い、まとめてたらゴミ袋5個分のゴミがでた。 ゴミ多すぎ。 多分ちらかってるものの9割は不必要なものと思われる。 そして残り1割は要るものなのだ。 しかし、それをいちいち分別するのが面倒なので、 とりあえず全部ガーッと捨ててしまった。 あとで困るかもしれないとかは知らない、とにかく今は問題無しだ。
その後、おれの内定お祝い飲み会があるということで出かけた。 WATTANが風邪で来れなかったのが残念です。 しかし今回は、みんな(特におれが)無事で本当に良かったです。 きてくれたみなさん、どうもありがとうございました。
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右下に、知り合いにつくってもらった「三連シンちゃん」をのせました。
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