リュカの日記

2004年10月31日(日)

向こうの部屋から響いてくる喋り声や笑い声は、本当にオッサンのそれと変わらない。
嫌悪感が溢れてくる。
日記を書いてみて思うのが、最近文章表現が少し豊かになった気がする。

どう考えれば納得するのか、どういう風になれれば救われるのか、色々考えてみても結局解決法は存在しないし一生納得なんか出来ない気がする。
それでも、どうなれば救われるのかを求め続けながらも時間はどんどん過ぎていくので、結局そうやって人生の時間稼げにしかできず、救いもないまま一生を終えていくのかな、とか思った。
何だか言葉でまとまらないな。

今日は午前10時半頃に目が覚めた。
メガビのお絵かき板を見ていて、16歳の頃の自分そっくりの絵を見つけた。
人に言われたものも含めて、俺自身が自分に似ていると思えるものは珍しいので、少し引き込まれた。
髪型も顔も当時の俺と殆ど同じ。
少し振り返ってみた。
俺が仕事以外で人と接する事がなくなったのが16歳の終わりなので、そろそろもう5年目になる。
それ以来、転入先の通信制高校の同級生と1.2回、小学生の頃の幼馴染と数回会った以外では、俺は遊んだりする事を全くしなくなった。
引きこもっているか過剰なまでにスケジュールを詰め込んで働くかのどちらかで、子供じゃなく、若者が若者として遊ぶ時間を1度も持たないままだった。
同世代の人間が、1番それらの若者としての遊びに熱を上げたりする(又は、そうやって遊ぶ事が出来る機会が最も多い)時期にも関わらず、俺はそれらに対して関心を持つことがなかった。
それまでの人生にしても、極端に大人しい奴でいるか、極端に明るい奴でいるかのどちらかだった。数年ごとの何かの区切りがある度に、コロコロと行ったり来たりしていた。もっとも、内面的にはそう変わったりはしなかったけど。状況に合わせて、少し内面を無理に吊り上げてみせるくらいか。
今の自分は、はた目にも極端に大人しい奴でいるし、もう明るい奴になる事もないだろうなと思う。

色々考えてみてもやっぱり虚しい。他の事なんかどうでもよく感じられる。
今日一日、ずっと虚しいような悲しいような気分が溢れ続けていた。
何より一番にできていたものを思えなくなっていくと、人生が根底から変わってしまうようで凄く嫌だ。
何であの子は悪戯なんかされているんだろう。
それに対する感情も薄れてしまうと、もう完全に「終わりだ」という感じになってしまう。
それ以上に大きくできる事なんか存在しないはずなのに、何で薄れてしまうんだ!と悔しい・・・

またしばらく考えて、大人の癖に少年と恋愛したいとか、安心感や救いを求めて年下の子に寄りかかったり求めたり恋愛したり、何だかとても情けないような大人気ないような、恥じるべき事のようにも思えてきた。
欲望なんてもっての他で、それを除外して考えたとしてもだ。
相談に乗ったりアドバイスをしたり心配したり何かを手伝ったり、それ以外で接するべきじゃないようにも思えた。
そういう風に関わっていって感じたものの中から、納得できるものを見つけていったり、自分の中での答えにできるような考えに結びつけたりして自己満足に浸っていく、程度で満足できればそれでいいのか。
さっき落としたテニスの王子様の同人漫画で、その恋愛模様を見ていても、年下の方はその仕草や気持ちや言葉など、本当に悩殺されるくらい可愛く思えて「いいなぁ」という感じがしたけど、年上の方はうってかわって凄く情けない奴に見えた。情けなすぎて、見ているこっちが気恥ずかしい。
感情移入できたので、余計にその年上の方の言動が、そのまま自己嫌悪、自己羞恥に繋がって、自分自身を強く恥じた。



2004年10月30日(土)

「常に浮かんでくるのなら、少年についての辛い事を意識し続ける事を面倒くさがって放棄しても『良い』んだ」と言われ、少しだけ肩の力を抜く事ができた。少し自分中心に物事を考えてみる余裕が出来た気がする。目的はないけど。
深夜になっても本を読み続けた。それから少年を思い浮かべたりもした。
辛い事じゃなく、求める意味で妄想し続けた。
少年の魅力とか肌とか肉とか形とか。どんどん気分が高揚してきた。
今日は凄く余裕があった。
洗面台の前に立ち続け、1時間でも2時間でも鏡の前で髪をいじったりセットしたりカチャカチャしてるナルシストの弟もやっと眠ってくれた。
この時間が一番落ち着く。
5時前になり親父が起きてきた。
起きてきた瞬間からひっきりなしに咳を始める。耳障りだ。
起きている間中常に咳をし続ける。うざい。
あいつのは単なる自己主張だ、と思う。
威厳を現そうとしているのか。
わざとらしい。かまって欲しいのが見え見えだ。
「威厳うぜえ!威厳うぜえ!今日からお前の事威厳って呼んだるわ!威厳うざいんじゃボケ!」と怒鳴る。
俺がノドを痛めた場合なら、余計痛めるだけなので極力咳をする事を避ける。こいつはわざとだ。
「お前の自己主張なんてどうでもいいからさっさと黙れ!」と怒鳴った。
ノドが痛い事を主張するための咳。自己主張のための咳。威厳を象徴するための咳。うざい。うんざりだ。
それでも咳をする事をやめない。
「そんなに苦しいんなら首掻っ切って今すぐ死ね!窒息死しろ!」と怒鳴る。ただでさえ国道沿いの部屋で車の音やどっかのバカの叫び声でうるさいというのに、本当にイライラする。
幼い頃からよく「お前は音に対して神経質すぎる」とか言われてきた。
「服も着替えない、部屋もメチャクチャな癖に神経質で、その矛盾なんとかしろ」とか。
自分(親)を納得させるためにつじつまを合わせた行動をしろという物言いはメガビの家畜と同じだな。こういう奴は嫌いだ。
誰がてめえなんかの自己満足で動くかよ。
自立する目的も意味もしたい事もないので家に住み続けて学生をやっているだけで、俺は家族が嫌いだ。といっても、弟とはごくたまに親しく接したりする事もあるけど。
音や自己主張はもちろんだけど、昔からその卑怯な性格を憎んでいる。
というか、母親と関わる時によく思うのが「本当に憎みあった親子だよな」と。それを思うたびにプッと吹き出しそうになる。ドロドロした家族ドラマみたいで笑えてしまう。
俺が側を通るだけで睨みながら、視線を俺に向けたまま移動する母親。
俺の方から話しかけみた場合、無言で睨んで見せるだけ、という事が多い。
「憎しみ」という感じで面白い。必要以上に俺にその「憎しみ」を見せようとする。笑える。昔はよく「手をついて謝れ!」と事あるごとに土下座を強要したがっていた。
震災後大阪に住んでいた中1の頃、学校に行くために家を出ようとしていた俺に対して母親がヒステリーを起こして襟首を掴んできたので、母親の腹をヒジで思いっきり打った事があった。
母親は「くぅぅ・・」と言ってうずくまった。親を殴ったのはその時が初めてだったけど、それ以来母親は殆ど俺を殴らなくなった。蹴りを入れてくる事もなくなった。事あるごとに嫌味を言ったりヒステリーを起こしたり、は今だに続いてるけど。何か、昨日金八を観ていて話の中で母親の暴力とかがよく出てくるのでそんな事が思い出された。
とりあえず今日は親に関する愚痴を色々思い出したので書いてみる事にした。というか、俺は常に親が嫌いだ。
都合の悪い事は誤魔化して「お前が何を言ってるのか分からない」と、まるで「身に覚えがないから自分には理解できないんだ」という事の証明のようにお決まりの言い訳を吐く親父の卑怯さは、ショタコン親父に通じるものがある。
親父を嫌いな一番の理由は、やはり顔がジョン・ゲイシーにそっくりだからなんだろうな。嫌悪感を持っている。そいつの顔写真を見た時から「これは親父だ」と感じた。本当にそっくりなのだ。
「こんな親父に少年が・・」と、俺の欝の原因になり続けていた。
ここでこうやって書いてるだけでも胸糞が悪くなってくる。

バッタを食べる女が居た。
俺は巨大なバッタを何匹も捕まえてくる。
バナナくらいの大きさで脚も太くて気持ち悪かった。
バッタを握りながら「食べさせ続けたらこの女も緑色になっていくかな」とか考えた。
リヴリーとかいうペットゲームの影響だろうな。
他にはセミもたくさん捕まえた。
俺はセミを気持ち悪いと感じている。
元々虫は好きだったんだけどな。いつ頃からか気持ち悪く感じられるようになってきた。
今日は午後1時頃に目が覚めた。
小説も読み終えてしまって、とても暇だ。

午後7時頃になり、本屋に向かった。
外は暗くて雨が降っていた。
いつもと違う道を通った。
駅前の本屋がなくなっていた。
数日前に来た時はあった。
「10月25日をもって閉店しました」と書かれた張り紙が貼ってあった。
俺が中学の頃には、すでにその店はあったと思う。
「ご注文されていた方は〜店にありますので」みたいな事が書かれてあった。
その店より少し北に上った場所にある店だ。
それまで店の名前や看板など見ずに利用していたので、同じ系列の店だったのだという事を初めて知った。
北にある店に向かった。
歩いている時「この街は好きな子が住んでいる街でもあるんだ」と考えた。
「その子もこの場所に着たりするんだろうな」とか。
その店に着いたので物色したけど、欲しかった本はなかった。
その店を出て信号待ちをしていながら「そういえば、今日は少年の事で悩んだりしていないな」と思い出した。
虚しいような寂しいような気分になった。
どう人生を送っていけばいいのか分からなくなった。
信号の向こうに古本屋があったので、そこに入って探してみたけど、その店でも欲しかった本は見つからなかった。
それぞれ200円で「ジェニィ」と「朗読者」の2冊文庫本を買った。
ジェニィは男の子が猫になってしまってロンドンの町に放り出されるという話。朗読者は15歳の少年が熟女と恋に落ちるという話。
現実逃避も込めて、休日中の暇つぶしが必要だ。
帰りにコンビニでタバコ2箱と唐揚げを買って帰った。
ガンダムSEEDを1話だけ観て、しばらくボーっとしていると、また虚しいような寂しいような悲しいような気持ちがおそってきた。

弟の友達が数人着ている。
俺は自分の部屋でさっき買ったばかりの本を読んでいるのだが、野太い声や麻雀のジャラジャラした音や携帯の着信音がひっきりなしで、本当にイライラする。
大学生の笑い声とか話し声とか、俺がショタコンのせいもあるのか本当に汚いものに感じられる。
多分朝まで続くのだろう。うんざりだ。
弟は頻繁に、当たり前のように知り合いを泊めるので、殆ど溜まり場状態だ。
俺は、まだ普段から同級生と遊んだりしていた時期でも「今日泊めてくれよ」と言われるたびに、色々と理由をつけて断っていたくらいだ。
それくらい、俺は他人が家に入る事が嫌いだ。
本当にいい加減にしてくれ、と思う。



2004年10月29日(金)

現在午前0時00分。
2004年10月24日も終わってしまった。
日記の使用に少し違和感を感じる。
自分の日記をINDEXページから見る時も、いつも上から2番目を開く事が習慣になっていたからだ。

今日は午前7時23分頃に目が覚めた。
時計を見るまでは9時過ぎとかそれぐらいだと思っていたけど、予想よりずっと早起きだった。

少年の事で色々思い浮かべたりしているうちに二度寝してしまった。
何故か自分がセスタスになっていて、空港にいた。
そこでヘリに乗ろうとしてハイジャックに遭遇する。
必死で逃げようとしていた。「死ぬのが怖い」というのと「俺は今セスタスの体に宿っているのだから、何が何でもこの肉体を守らなくては」という2つの思いで恐怖を感じていた。
セスタスの架空の師匠(漫画には出てこない、あくまで夢の中で師匠という設定になっている)みたいな人物と遭遇し、重い鉛で出来たライターを渡される。現実で俺が使っているライターだ。
でも、俺はすでに同じライターを握りこんでいた。こんなものじゃマシンガンには敵わない。
ハイジャックに追い込まれ、そいつはセスタスを知っていた。
セスタスの通り名なのか「プリティーセスタス」と呼んできた。
拳闘の実力者セスタスだとバレてはまずいと思ったので、「プリンセステンコウ?」と、とぼけて見せた。ハイジャックは笑った。
いつの間にか以前住んでいたマンションに居て、すれ違う人間が通る度にビビっていた。
誰がハイジャックか分からない。
次に学校と病院が混じったような場所に居て、医務室みたいな場所で「どこか精神的に落ち着ける場所ありませんか」とガタガタしながら質問していた。
誰かの思念が入ってきて「殺される前に死にに行こう」という声が聞こえた。
線路沿いの景色が浮かんできた。
その景色を俺に見せているのが小学生の男の子だと分かる。
線路の北側に黄色い草が茂っていて、そこにその小学生の同級生だと思える死体がたくさん浮いていた。全部仰向けで、死体の他には動物の糞とかも浮いていた。
場面が変わり、俺は電車の中に居た。
隣に、以前マクドでバイトしていた頃の姉妹店の副店長みたいな人が座っていて「給料未払いだったっけ」とか聞かれた。
「覚えてないです」というと、「今回だけは大目に見とこう」と言って2000円くれた。
俺は「これじゃまだ免許が取れない」とか思っていた。
場面が変わり、俺は下町みたいな場所に居た。
キンキの堂本光一が剛と遊ぶときに一人だけスーツ姿で現れて「友達じゃなくて義理なんだ」という噂が流れていた。
ある古い一軒家の2階か3階の窓を見ると、呪怨のトシオそっくりの白塗りの男の子と目が合った。宇宙人みたいな顔をしている。
どうやら、俺にさっき変な景色を見せたのはこの男の子のようだ。
俺は壁づたいに登っていく。
すると岸谷五郎が下から俺に声をかける。教師という設定らしい。
俺は岸谷に、トシオに対してビビってるように振舞う。
岸谷が消えてから、すぐにトシオの元にかけよった。
すでに自殺する事ができているトシオを、俺は師匠でも見るかのように崇拝していた。
「どうやって死に踏み切れたの?」みたいな質問をしたと思う。
すると、トシオがニヤッと笑って、全裸なのに靴下を履いていて、その靴下の中からハンカチのような物を取り出し、俺に見せてくれた。
そのハンカチにはアニメっぽい絵で、あの世までの案内図やたどり着くための様々な選択が書き込まれていた。
「これがあったから恐れず自殺に踏み切れたんだ」みたいな感じだった。
場面が変わって、俺は高校の教室みたいな場所で目が覚めた。
周りの生徒はすでに大人だ。
俺は、あの世への案内図がかかれたハンカチを持っていた。
それがトシオがくれたのか、似たものを自分で用意したのか、までは分からないけど。
そこで目が覚めた。
午後3時前だった。
今日は大学をサボった。

起きてからはずっと本を読んですごした。
昨日よりかはスムーズにのめり込めたと思う。
イメージだけが浮かんできて、文字を読んでいるのだという自覚がなかった。
ある意味自分は落ち着いてきたのかな、とか思った。
小説内容から関連付けて色々浮かんできても、それを自分にとってのエロい物として抵抗なく受け取る事ができた気がする。少し高揚した。
言い方を変えれば、軽薄で、浅はかで、軽はずみで不謹慎で最低な奴になり下がったと言える。今日は余裕もあったせいか、あまり自己嫌悪に陥る事がなかった。
当時の文章を読み返したりしない限り、あの子と関わっていたんだ、という実感も薄れてきた感じだ。



2004年10月28日(木)

今日は午前7時前に目が覚めた。
内容は思い出せないけど、エア・ギアのアキトが出てくる夢を見た。
寝起きから妙にストレスを感じる。ショタコン野郎がここを監視してるんだと思うとストレスだ。
今日は2004年の10月28日だ。
1年以上前にこの日記で、当日より前の日記をここに貼り付けようとして、貼り付ける日にちを間違えて未来の「2004年10月28日」にしてしまって以来、書き込みを訂正しても「2004年10月28日」という欄は残り続けてしまっていた。
だからずっとINDEXページの1番上にこのページが残り続けていたのだが、今日がその当日になり、今その日時に書き込んでいるので、これで無意味なページが消えてくれる事になる。
最新の日記を表示した時の
「< 過去  INDEX  未来 > 」
の中で、「未来 >」という表示が消えているので、何だか変な違和感を感じる。

感情も中途半端に薄れてしまって、「絶対にそういう目に合わないんだ」というのを強く信じられなくなったなら、もう求めないようにするしかないように思う。

1.2時限目はずっと本を読みながらすごした。
価値観が薄れて以来、感受性とかそういったものがスッポリ削られてしまった感じで、本を読んでいても内容がない薄っぺらなものにしか感じる事ができなかった。
以前の俺だったらもっと感動したり色々できただろうに、とか思った。
もう、今の自分は心が死んでいるんだと感じる。
以前100持ってものが、すでに5ほどしかなく、その5を使って必死に何かを感じ取ろうとあがいている感じだ。
いたたまれない、やりきれない話を聞いて苦しくなったり欝になったりするのも、それは心が生きているからで、今そう感じられなくなってしまったのは、もう本当に死んでいるからなんだと思った。
今の自分はもう廃人でしかない。
それまで持ってた価値観のように、何かを通して俺にとってのくだらないモノを「より良いモノ」に感じ取る術はもう残されていない。少年を絶対にできないからだ。
昼休みになってしばらく、ボーっと少年の事を思い浮かべた。
自分が少年に対していやらしい事をしているところを想像した。
少年が受け入れてくれるならそれは喜びだろうとか思っていたけど、すでに少年が悪戯された上での事だったらと考えた。
例えばあの子だったら。
「しない」、はもちろんだけど「したい」という気さえ削ぐ。
3時限目の途中から彫刻に参加した。
粘土で人体を作っていく。
木を削るよりはずっと好きだ。
「面白い作り方をするねぇ」と褒められた。



2004年10月27日(水)

本を読んでいて、主人公の友人との恋愛っぽい関わり合いを見ていると、出てくるのが年下や少年じゃなくても、そういう精神的な同性愛っぽいものにも少し憧れを持ってしまう。
一方で、少しいやらしい気分も沸いてしまう。
少年の肌が好きだとか、どこから順に好きなのかとか。
胸が一番で、次に太腿で、その他にも欲求が沸いてきて、と。
タイプの少年に今までで一度だけ触れた事があった。
中学の部活の雨の日の階段トレーニングで、登っている途中で意識を失い、わざとそうしたわけではないけれど、偶然その時にちょうど上から降りてきた当時好きだった後輩の胸にボフッと倒れこんでしまった。
俺の内面を知ってるなら「セクハラだ!」と突き飛ばしてもいいくらいなのに「あ、すいません」と謝られてしまった。
その感触というか香りというか、当時それがずっと頭から離れなかったのを思い出した。今になって思い出しても萌えてしまう。
いやらしいな。

後になって読み返してみると、何書いてるんだろうなと思う。
軽蔑する。

今日は午前11時頃に目が覚めた。
寝起きから、昨日寝る前に頭に浮かんできたのと同じ内容のいやらしい妄想がまた同じように浮かんできた。憂鬱は少ない。
でも、俺が妄想するような事も以前なら「絶対にありえない」だったのに、今では妄想できる事でありえない事は存在しないんだという感じだからどうなのだろう。また信じられない気分になる。

授業中はずっとマガジンと昨日買った小説を読んでいた。
タイプの少年が悪戯されて、さらに同じような少年が女でも合わせられる事がないほどの目に合わされていて、理不尽さや信じられなさや現実を認めたくない感情が強く、苦しくて苦しくて毎日そればかりが意識されてハッキリ欝だと感じていた時期でも、少年に対して絶対的なんだという意識を持ち続けていた。
もし、あの子が悪戯なんかされてなければ、その価値観を維持し続けたまま欝から開放される事もできていたんだろうな、とか思う。
それが分かっていたから、あの子の存在がそれまで感じた事がないような喜びに思えて物凄い幸福感に満たされていた。
それなのに、その叶えたかった理想も結局はかすっただけで、その話を聞いて、その子自身が悪戯されていたという事実に対してもそうだけど、やっと開放されるんだと叶いそうになった事も全部メチャクチャになってしまって、本当に絶望感しか残らなくなった。
今では感覚も麻痺してきて、半分以上、俺が絶対そうであってほしくないと思っていた事に対してまで、どこか諦めが入ってしまっているのを感じる。
もう廃人だ・・・・・

キレそう・・
ボコって直接「もうてめえら全員死ねよ!!」とか叫び出したくなる。

とりあえず今日読んだものの感想。
マガジンのエア・ギアで牙の王アキラがアギトの鎖骨を砕く。
その後で主人公のイッキに優しく笑いかけながら一撃をお見舞いする。
華奢で小さいアギトに対して非常な態度で痛めつける癖に、ヤンキー少年イッキに対して優しく敬意を払っている事が酷いと感じた。
ヴァンパイア・レスタトで人間の若者レスタトが老ヴァンパイアに連れ去られて監禁される。そこでヴァンパイアにされてしまって、その後「お前は私の後継者だ」とか言って老ヴァンパイアは自殺する。
さらにその後、塔の中に一人残されたレスタトは他の部屋を探索し始める。
ある部屋の牢獄みたいな場所で、レスタトと同じ身体特徴を持った人間の死体が山積みされているのを発見する。
「私と同じような背格好、髪の色、髪の長さ」とか「むしろ私の兄弟だと言ってもいいくらいによく似ている」と言う。
俺は、タイプの少年が同じようなタイプの少年に対してどういう風に感じるのか、とかに凄く興味を持っているので、レスタトの反応に釘付けになった。
レスタトは同情せずに、自分に似た若者達の死体が山積みにされている部屋に流れ出している血をすすり始める。
自分と同じ種類の人間がそういう目に合わされたのだというのに、老ヴァンパイアが居なくなってしまった事を悲しんでいた。
「私の兄弟だと言ってもいいくらいに〜」という反応が、何だか少し楽しかった。
さらに、塔に遺されていた財宝に驚き、若者なのに老ヴァンパイアが遺した古い時代の老人服を着込みながら「これからどうしたらいいんだろう」とか嘆いているのが滑稽だった。ある意味素直な若者とも言える。
得体の知れない奴が遺した物をちゃんとありがたく受け取っているのがおかしかった。
自分に備わった力を、一人誰の目にも触れないように色々試して「首尾は上々」とか言ってるし、変な生き物になってしまったのに、本能なのか変なその生き物として力に納得してみたり、凄く滑稽に思えて笑えた。

タイプの子が悪戯された事に対して一番悩んでいた時期に、自分の事を好きになってくれたタイプの子がその悩んでいる事の相談に乗ってくれて、さらにその子自身が同じように悪戯されてるなんて、そんな都合の良い話が本当にあるのだろうか、と思う。
俺の邪魔をする事を喜びにしている存在にとって。
運命とかそういったものに生まれつき憎まれてる気がする。
そういう奴らにとって都合が良すぎるほどの展開だな。
何でそこまで邪魔したいんだと理不尽さに、
きっとそういう奴らは喜んでるんだろうなと思う。

ずっと気になってたけど、YahooBB220042120137.bbtec.netってマジ誰だよ。
例の俺の日記見て「リュカはショタコンを考察するにあたって非常に興味深い対象である」とかうたってた、いい年こいた分析者気取りの勘違いした自分酔い激しいショタコン野郎か?
目障りだ。
以前は控えめに言ったけど、お前の考察とか的外れもいいとこ。かすりもしない。
いい加減その恥ずかしいなりきりやめろよ。似非心理学者。
正直お前全然そういうの才能ないから。
「自分は特別だ」とかって高尚ぶってるショタコンとか多いよな。
マジ虫唾が走るんですけど〜
高尚なのも特別なのも綺麗な少年の特権であって、見るからに気色悪いお前らショタコンなんかじゃねーんだよバーカ
気色悪いなりで少年にハァハァしてる癖にショタである自身の事「特別だ〜」とか「頭いい〜」とか思っちゃったりしてんだろうな
ギトギト親父が「自分は少年愛者だから人と違うんだ・・」とかって自分酔いしてるの、マジ吐き気するほど気色悪い。つーか痛い。
ショタコン野郎に俺の事「若い頃の自分にかぶって共感する」とか言われた事あるけど、お前なんかと一緒にされたくねーんだよ。
親父の癖に少年愛板入り浸ってるような奴らには軽蔑の念しか沸かない。
MXで少年動画集めまくってるような奴らにもな!最低のゲスが
「犯罪をふせぐために入り浸ってる」なんて言い訳きかねーぞ
変態野郎のどこが高尚?
「特別に醜い」って意味での特別だったら認めてやるよ



2004年10月26日(火)

今日は午前8時前に目が覚めた。
昨日落とした、一昨日まで読んでいた小説を映画化したものを観た。
吹き替え版でビデオを持っているけど、手に入ったのは字幕版だ。
あくまでもあげる用に。
その中で気になる少年が居たので、チラっとしか出てこないのだが、そのシーンを繰り返し観た。高揚した気分になる。
少年より綺麗な生き物は存在しないんだろうなと感じた。
一方で、少年愛が俺にとっての全てではなく、単なる趣味の領域に入ってしまったような気がした。
それにしても本当に綺麗だ。
色々な意味で惹きつけられる。
俺は大人とか先輩とか、その他の社会的地位のある人間に対して恐れ多いとは感じない。
でも、少年に対してはそう感じる事が多い。
そんな少年が汚い奴らに屈しているのが許せない。
理不尽だ。
もしも完璧に理想に叶う少年が現れるのなら、一生大事にし続けたいとは思う。
でも、そのためだったら何でもできる、とまでは思えなくなってしまった。
慣れのせいもあるのか、そういう少年が酷い目に合わされる事への恐怖が薄れてしまっているからだ。
俺にとっては何より恐ろしい事だったので、それを防ぐためだったらどんな事でもできる気がしていた。
でも、今ではその恐怖も薄れてしまって、「どんな事でも」と、心を奮い立たせる事ができない。
どっちにしろ、少年が好きだとかで色々思い浮かべるのは結局はショタコン側の身勝手な一人よがりで、少年側からしたら迷惑以外の何者でもない。
というか、迷惑だと感じているべきだと思う。
それを、ショタコンの身勝手な都合によって、少年側からそれを求めさせようと働きかける。
意識してかしないかに関わらず、そんなショタコンの影響で少年がそういう奴らを求めるようになってしまう事は多い。最低だ。
何もないのに少年がそういう奴らを求める、というのはありえない。
だから、ありえないままにしておきたかった。
それでも、誰にも悪戯されない少年が自然に女を求めるようになって、そういう関係になってしまう事が俺にとっては恐怖だった。
でも、関わってきた子は自然にもそういう風にはならなかった。それは嬉しい事に思った。
それなのに、それよりもっと耐えられない、ショタコン親父によって悪戯されるとか、無理にそういう目に合わされるとか、そういう事は起こりまくっている。
どう思っていけばいいのか分からない。どう考えれば納得できるのか。
そういう子は、何かに影響されない限り、女もショタコンも求めない。
手に入らなくてもいいから、そういう少年には何も求めないままでいてほしい。
せめて、少年は同じような少年としか恋愛しない、とかだったらいいのにな。
これが、今のところ俺が望んでもいいだろうと思える最低限の独占欲。

昼になったので三ノ宮に行ってきた。
数ヶ月ぶりだったけど、結構街並みが変わっていた。
800MBのCD-Rが欲しかったので、ノーブランドのCDや中古パーツを扱っている店を2軒まわった。
どちらも「今は置いてないですね」との事だったので、700MBの50枚詰め合わせとDVD-Rを3枚買ってきた。
弟のパソコンがDVDに対応しているのか分からないけど。
その後本屋に行って、欲しかった「ヴァンパイア・ジャンクション」という本を探したのだが、この店でも見つからなかった。
なので、代わりにこの前まで読んでいた本の続編「ヴァンパイア レスタト」の上下2冊を買ってきた。「新撰組血風録」も欲しかったけど、そこまで余裕がなかった。

前作とは翻訳者が別人らしく、凄く読みやすい文体だったので、休まずどんどん読み進めていく事ができた。
読んでいるうちに、直接的ではないが少年がどれほど魅力的な存在なのかが浮かんできて、それから、そういう少年がどういう状況に置かれていたのかとか、どういう目に合わされてきたのかに対してハッキリと現実感が沸いてきて、少したまらないような欝っぽいような気分になった。

今日は学園開学記念日とかで、学校が休みだった。
700MB以下の映画やフルハウス等をCDに焼きまくって、少し疲れた。



2004年10月25日(月)

午前7時半に目が覚めた。
変な気分だ。
価値観が破壊されて感情が薄れて、妄想にしても頭の中で抑制するものがなくなってきて、自分がどんどん最低の気色悪い奴になっていくのが耐えられない。
その価値観以前なら、それでも好き放題色んな事を浮かべたりはしてたけど、現在自覚があるので持てる感情もまたどんどん中途半端になっていく。

授業は2時限目の途中から受けた。
昼休みに掲示板を見に行くと、明日は学園開学記念日で休校だとの事だった。
先生から、3時限目のコンピューター関係の授業は、登録ミスとかで受けられないのだという事を言われた。
何だかずっと虚しかった。
中途半端さを感じ続ける。
5時限目の授業で、偶然後ろの席の生徒が彫刻の方の同じクラスの生徒で、授業中にジャンプを貸してくれとか頼まれた。
普段は5時限目まで気力が続かずサボる事が多いのだが、今回は最後までちゃんと学校に居続けた。
授業が終わって学校を出る頃には、あたりはすっかり暗くなっていた。
学校を出た後外が暗くなっているというのも、何だか久しぶりで新鮮だった。それぞれの教室の明かりが目立っていたのも、何だか良かった。
入学したての頃は、まだパソコンを持っていなくて、パケ代節約のためによくギリギリまで学校に居残ってる事が多かったんだけどな。
学校から駅までの道のりが2通りあるのだが、いつもと外の景色が違っていたので、今日は普段使わない公園沿いの道を通って帰った。
散歩をしているような気分になれた。
静かで暗くて人気がなくて、この雰囲気が好きだ。落ち着ける。
でも、あの子がされた状況を考えると、それもまた凄く申し訳ないように感じられる。



2004年10月24日(日)

午前1時半頃に目が覚めた。
一番最初は、タイプの少年に対して苦しいとか悲しいとかよりも、そういう少年自身やそれに関わる全ての事が俺にとっての1番だった事を思い出した。
少年が酷い目に合わされる事が恐怖や欝になってからは、少年がどんな目に合わされたかが1番重くて、それに関わる事ならどんな事でも否定したかった。でも、昔は逆だった。
実際に少年が居た場所や大事にしてる物はもちろんだけど、少年が触れた物とか酷い目に合わされた場所とか傷つけた物とか体の1部とか、少年自身を傷つけた物や事でも、そういう子と関わったモノだからと俺にとっては欲しいものだった気がする。
不謹慎だとか酷いと感じる事よりも、欲しいと求める気持ちの方が強かった。
そういう子が酷い目に合わされた場所や物にさえも触れたいとかよく思っていた。その一方で、「それらが少年を傷つけた」とか「それらは少年を守らなかった」と憎んだり。
何を「よし」とできるかの分別もなく、何でもかんでも欲しがっていたと思う。
少年に関わる事件や歴史を読んで、これが少年を支配していた物なんだ、と想像していって求めたり。
実際には、そういう少年と直接的にも間接的にも関わるような事は殆どなかったけど。
もしその時期にタイプの少年が好きだと言ってくれていたなら、その少年自身が悪戯されていようが酷い目に合わされていようが、それがきっかけだったとしても喜んだと思う。
でも、何を「よし」として何を恐れて何を憎むべきなのかとか、そういう子が酷い目に合わされる事を1番上に見るような価値観が固まり、それを強く実感していた頃に「そういう目に合わされた子を求めるべきじゃないんだ」と決めたので、それは守る。
どういう目に合わされたかより少年の方を求めていた時期なら、そういう子と関われる事が1番だったので、関わる前でも関わった後でも、接する事さえできていたらその子がどんな目に合わされようが幸せに思える気はしていたような気がする。
実際は、そんな時期にメッセの子と関わるようになり、その子が悪戯された事で俺の価値観や考え方や感じ方も大きく変わっていったので、「気はしていた」だけで、それでも幸せを感じ続けるというような事はなかったけど。
対象が一番大きかったから、その子が苦しんでいるから俺も苦しむ事を一番に優先させなくては、という感じだったのかな。
特別に大事と思える少年の意志や感情なら、どんな事でも優先できたしその通りに従えた。
その時点で固まった。
それからは、たとえ少年自身が何を求めようがどういう風に言ってくれようが、俺がそれを酷いと感じるなら認めない、否定し続ける、という風になっていった。
それが、以前は俺の感情に沿ったものだったのだったけど、薄れ出してる今になっては、それは自分自身の中でのただの「決まり事」になった気がする。
一番に少年を気遣えていた時期にそうすべきだと強く感じた事だから、と。

午後4時半。
金曜の夕方からぶっ通しで読み続けていた本を読み終わった。
読んでいる間は、普段意識されている少年に関する物事が殆ど意識されていなくて、そういう意思もなかったけど現実逃避みたいな感じになってしまっていた。
デニスという少年に関する描写が印象に残っている。
この本が元になった映画を何度も観た事があって、「これは映画に出てきたあの可愛らしい少年なんだ」と思いながら読んでいた。
映画ではその少年は一瞬出てくるだけで、詳しい事も名前も出てきたりはしなかった。
小説の内容の中では、その少年が支配されている様子や、少年自身がそれを苦痛に感じていない様子が書かれていた。
読んでいる間はずっと価値観が麻痺した感じになってしまって、大した苦痛にもならず後を引く事もなかった。作り話といっても、本来凄くやりきれなくなる事なのに、感覚が麻痺しているんだと感じる。
以前の状態でなら、様々な事から耐えられない出来事に関連付けてしまって、まともに内容を理解する事もできなかっただろうな。
今の薄れた状態でいいとも思えない。
合間合間にこの本に関わるような事をネットで色々検索していた。
その時に「ヴァンパイア・ジャンクション」という小説の主人公少年をイメージして作ったフィギアの写真を載せているページにたどり着いた。
その人形は独特の服装をしていた。
ゴスロリファッションという言葉を聞いた事があったけど、そのページではその人形の服装を「ゴスショタ」と書いていて、それが凄く魅力的に感じた。
女が同じ格好をしていても少しも魅力に思えないけど、可愛い少年だとああいう格好が凄く栄えるんだなと、その魅力を思い浮かべて、変な意味じゃなく気分が高揚してきてワクワクした感じになった。
手を出さない、または出させない限り感じ続けられるそういった少年の魅力も、いやらしいものと関わらせてしまう事で全て消えてしまう、または得られなくなるんだ、と感じた。そういうものと結び付けない限りそれは生き続けるんだと、そんな事を考えた。
あくまでも印象で、たとえそういう目に合わされていたとしても俺がそれを知らない限りは色々と感じ続ける事ができるのだろうか、とも思えた。
まぁ、俺からしたらアイドルを見ているような感覚なんだろうな、と思う。
今の薄れた状態で、俺はもう自分の考えとかそういったものは一切持てていないんだと実感した。



2004年10月23日(土)

今日、というか昨日は午後11時過ぎに目が覚めた。
金八を観た。
何だか寝起きから息苦しい。金八に可哀相な子が出ていたのに、あまり何も感じなかった。
昨日、一昨日も酷い話を聞いたのに、一時期だけで今日は麻痺した感じになってしまっている。
弟にマルボロミディアム1カートンもらった。
少し前に「点数ヤバイから免許証貸してくれ」と頼まれていて、貸す代わりに1月に1度、3000円分のタバコ1カートンをくれるという事になった。

現在午前4時過ぎ。
メッセの子との話題が盛り上がった。
気分も和んできたし、タバコも十分にあるし、小説にものめり込めて来たし、連休中だし、金八はそこまで面白く感じなかったけど、今夜は久しぶりに凄い充実感を感じます。
ここまで悩まされないで和めている充実感、本当に珍しいくらい久しぶりだ。
何でここまで落ち着いているんだろう。
落ち着いている事に対しても後ろめたさを感じていない。
ずっとこんな感覚でいられたらな。
何にも捕われていない感じだ。息苦しさが一気に引いた。
激欝の時期、この時間帯になると楽になって、たまに凄く和んだ気分になれる事が多かった。日常の苦しみが激しかった分、余計にすがすがしい気がしていた。
最近じゃ全然だけど、その時に似ている。

3時間ほどぶっ通しで読み続けていて、だんだん気分が落ち着かなくなってきた。
その話の内容が、欲求を満たすことについての抵抗とか葛藤とかそういったもので、何だか自分の欲求と重ねて読んでしまっていた。
俺は欲求を満たす事ができない事で悩んでいて時期があったけど、それから知ってる子が悪戯されたり話を聞いたりして、そういう少年がそういう性的な事と関わってしまう事を恐れるようになってからは、自分自身の欲求不満は殆ど意識される事がなくなっていった。求めるよりも、少年がそういう目に合わされたりする事への感情の方が強くなっていたからだ。
それを自分で「よし」と出来た。
俺自身が少年に対して満たしたりする事を完全に諦めるためには、何が何でも少年にはそういう事と絶対に関わりを持たないのだ、というのを見せ付けてほしかった、というのもあったと思う。
でも、読んでいるうちに満たせない事で悩んでいた時期に感じていた欲求不満とかそういったものが思い出されて蘇ってきた感じで、プレッシャーがかかる。何だか落ち着かない。
満たしたいと求める事で、少年が悪戯される事を全肯定している気がして嫌になる。欲求不満を嘆く事自体、対象が少年である限り、最低に自己中心的な卑しい事なんだと思う。

少年が悪戯される描写があったのに、対して嫌に感じる事ができなかった。
少年と言っても7歳なので、タイプというわけでもないのだが。
それからしばらくして、眠さでボーっとしていると、タイプの少年が実際に悪戯されているんだと意識されてきて、どうしようもない気分になってきた。今までそういう話を聞いてきたんだ、とか、実際にそうされてしまって救いがないんだ、、とか沸いてきた。
でも、欝に到達する前に自分で食い止めてしまってるというか、逸らした感じにしてしまう。



2004年10月22日(金)

でも、今回は聞く前に「まさか・・」と動機が激しくなる事も、知りたくない事実に対しての恐れで息切れする事さえなかった。
あの子が話し始める前に何となく予想できてしまって、「やっぱりな」という感じだった。大して驚きもなかった。
心配しすぎると本当にそういう目に合わされる、というジンクスも当たらなかった。
何か、もうそこまで心配できる気がしない。
自分で言ってて軽々しいな・・

少年がそういう目に合わされていないのなら、少年が魅力的であればあるほど嬉しく感じる事ができる。
でも、そういう目に合わされているなら逆になる。
その子が実際にはどういう子なのか、を知る事が恐怖になる。

弟のパソコンでMXをしながら色々と動画を見ていた。
その中にかなりえげつない動画があった。
女子高生がヤクザ達にレイプされまくった挙句の果てに気絶して、泡を吹いてバッタンバッタンバッタンバッタンと痙攣しまくっている。「救急車呼べ救急車!」と大騒ぎになっていた。その女が喋ってるわけでもないのに、画面にはかすかにうめき声が入っていた。呪われてるのだろうか。
「いつまで撮ってんだ切れ!」と叫んで、そこで終わった。
「これは死んだだろうな」と思って鳥肌が立つ反面、欲求的にも精神的にも満たされた気がした。やっぱり自分は加虐なんだと思った。
どうでもいい女だしいいや、という具合であまり考えないようにした。
女による少年に対する酷い事を聞いたばかりだ。
でも、何だか複雑でもある。
女がそれだけの事になるなら、タイプの少年でもそれ以上の酷い事になったりする可能性が出てくる。
「女は少年の敵だから」と、思う事にして開き直った。
関連付けて自己嫌悪する事もないか・・
女が酷い目に合わされる事に萌えて、少年に対して申し訳なく思う事はないんだ・・と、言い聞かせてる感じだ。
憂鬱だな。
酷い目に合わされるという点では同じなのに、対象を変えてみる事で、ただの罪悪感逃れの気もする。
少年が同じ事になっているのを目の当たりにしても萌えたりしそうだけど、その後ろめたさを逃れるために「女だから萌えてもいいんだ」みたいな自分自身への言い訳っぽい。
俺は少年のそういう事に萌えそうになっても、それを意識の奥に隠す。
頭のなかで言葉にもならないほど奥に隠して、少年について色々考えたり価値観を探ったりする時でも、その事は視野に入れないようにしている。
対象を変えてみて後ろめたさもなしに萌えてみせるのも、意識の中で表に出せるモノの代償にしているだけに思う。
俺は、少年が悪戯されたりするのが嫌なんだ。絶対に。

学校へは1時限目の終わりから出席した。
授業を受けている間「俺はもう全然少年を大事に思えていないんだ」というのが実感されて、それが凄く嫌というかショックというか虚しく感じた。
漠然と人生について考えたりした。
どんどん息苦しくなってきた。といっても、今日学校で考えていたのは直接少年に関係ない事だったけど。
以下、授業中に息抜きのつもりで携帯に吐き出した文章。

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息苦しい事ばかりが浮かんでくる。
何の価値も見れないでいるのに、人生というのは型にはまりまくったイメージしか沸かない。俺が一般的な社会生活を客観視しすぎているだけなのか。
明るい奴として振舞ってみても、結局は「こういう風に見せかけるのが普通だから」と、適当なイメージに沿って行動してるにすぎない。
芸術用語を使いまくってるショタコンみたいに高尚ぶるのもバカらしい。何かの真似みたいで息苦しい。
型にはまるのが息苦しいからと、フルハウスのジェシーはハジケた人生を送っている。
でも、俺から言わせればハジケて見せるのもまた、粗暴な振る舞い、音楽、バイク、早婚、やんちゃ、と先人が作り上げた「型にはまらない」というイメージに沿った生き方をなぞってるだけで、結局はイメージ通りの型にはまった人生を送っているにすぎない。
どんなイメージにも形にも捕らわれたくない。くだらなすぎて息苦しいのだ。物事に価値をおけないだけで、こんなにも全ての事が息苦しく感じる。
絶対的と崇めるものに絡めて、それに接する事ができる可能性の中でのみ、どんな物事も癒やしに感じる事が出来た気がする。
今の俺には、そこまで特別視できる価値観を持つ事ができない。
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3.4時限目は彫刻だった。
1時間ほど木をけずってから、色々とキツかったので授業の途中で家に帰った。一応、今日の授業は全て出席を取れた事になる。
それから本屋に行った。色々物色していると、久しぶりに本が読みたくなってきた。
「ヴァンパイア・ジャンクション」という12歳の少年を主人公にした本が欲しかった。
でも、2つ本屋を探してみても見つからなかったので、代わりに「夜明けのヴァンパイア」という本を買った。
後で気づいたけど、今は秋だ。
読書の秋とか言うくらいだからちょうどいいのかもしれない。
少年に対して感情が薄れていったのも感受性が少なくなってきた事も原因だと思うし、色々読みながら場面場面を想像したりする事で、少年に対しても考える材料が増えてくるかもしれないし。



2004年10月21日(木)

少しだけ自分の欲求について考えてみた。
最近では殆ど意識する事がなくてあやふやにしすぎていた気がする。
普通は対象になる存在とセックスしたい、という欲求が沸くのだろう。
俺の場合、性欲処理する時に自分が少年とセックスしている場面を思い浮かべる事はまず殆どありえない。2.3ヶ月に1度気まぐれで妄想するくらいか。
でも裸には興味があって、という感じだろうか。
書いてるうちに最悪なほど自己嫌悪に陥るような事が浮かんできたので、これくらいで辞めておく。息苦しくなってきた。
以前と比べたら欲求内容も2.30倍ソフトになった気がする。
どちらにしろ、そういう欲求のために少年に手を出すという事が最低中の最低な行いである事に変わりはない。
少し、自分を追い込んでみる事にする。
また以前のように想えるきっかけになるかもしれないし。

もう完全に以前まで持ってた強い価値観に依存してしまって、意識的にも無意識的にも「いつか前みたいに戻れるかもしれない・・」という感じなので、新しい価値観なんて築きようがない。
かと言って、その以前の価値観を同じように実感する事が、今の中途半端な状態では無理に思う。
また、戻せたとしても「ああいう子がもうすでに悪戯されているんだ」というのがあるから以前のように感じる事ができない。
八方ふさがりだ。
少年が悪戯されている以上、その上で良い結果になるなんてのはありえないし、あってはいけないので認めない。
あの子が悪戯されたと聞いて悩みまくって、それをあの子に言うわけにもいかずに苦しんでいた頃の事を少し思い出した。
その時期、俺はまだエタカをしていて、狩り中にもよく欝になる事が多かった。
PTで狩りをしていても「ちょっと横になりたい・・」と抜ける事がしょっちゅうで、まともに楽しむ事も殆どできていなかった。
欝が頂点に来ていた時にたまたま一緒にいた奴に相談した事があった。
それまで全然関わった事がないような奴だけど、吐き出せるなら誰でもよかった気がする。晒されるからと日記に書くわけにもいかなかった。
具体的には言わず、かなりぼかして「知ってる子が酷い目に合わされて欝になって、その事で悩んでる時に相談に乗ってくれた子がいた。あとから、その子も同じ目に合わされていたと聞いて苦しい」みたいな事を言った。
「良い話じゃないか!おじちゃん感動しちゃったよ〜。その子だって気にしてないよ^^ こんな良い話を聞かせてくれてありがとう」みたいな事を言われた。ブチギレた。
「ふざけるな!!!!死ね!!!!!!!!」と言ってPT解除で内緒も拒否した。少年が悪戯されている以上良い話になんてなりようがないし、絶対にそうならせない。
軽はずみな奴にさえ心底本気で逆上できる、以前のような強い怒りがまた欲しい。

しばらくボーっとしてて、端的に浮かんできたものを書き並べてみる。
1つの文章にまとめようがない。
「俺はタイプの少年が好きなんだ」というのが自分の中の常識だった。
それがなくなりそうになると、じゃあ自分は何なんだ、となってくる。
自分の人生が全否定される感じだ。
今の中途半端な状態が嫌でたまらない。我慢できない。
こんな中途半端でいて、いいわけがない。
自分は本当に少年が好きなのだろうか、と自信がなくなる事が多い。
以前なら「自分はそういう子が1番大事なんだ」なんて、頭の中で再確認する必要さえなかった。当たり前の事だと決まっていた。
少年に好きになってもらった事より、タイプの少年が悪戯されてるありえなさの方がずっと強い。どの感情も、そのショックには勝てない。
というか、その子自身が悪戯されてるなら、俺の中では好きになってもらった事よりそういう目に合わされてる事の方を重視しないといけない。
そういう子が悪戯されるなんてのはありえない事だったのに、汚い親父達のせいでありえる事にされるのが我慢できない。許せないし、許していいわけがない。許したくもないし、許してやる意思なんて死んでも持たないけど。
そんな汚い親父達のせいでありえる事に思わされてきて、我慢できない。
そういう子が悪戯されてる以上、人生を良いものに思ってはいけない。
全部糞。
そういう子以外のものに価値を置いてはいけない。価値を置きたくない。
おざなりにしたくない。価値観の中で、ずっと一番上にそえていたい。
以前は当たり前にそうだったものが「そうありたい、そうあってほしい」という望みでしかなくなった。望みといっても希望を持ってるわけじゃなく「そうであってほしい」という願いというか頼みというか、
以前のようにちゃんと強く思えていないのが嫌だ。我慢できない。
少年に対する感情や、そういう目に合わされた事へのショックが薄れてくるのが、不謹慎すぎて我慢できない。申し訳ない。納得できない。嫌で嫌でたまらない。
そういう風に思えていない意外は納得できない。
そういう風に思えていない上での人生なんか、何の意味も持たないし空っぽでしかない。
そういう風に思えているなら、そういう子が悪戯されている以上人生は絶望や欝の苦しいものでしかない。
だから、そういう子がそういう目に合っているというのが絶対にありえてはいけない。
あくまで自分の価値観の中で生活していくためだ。
人生によって人生を奪われまくってる気がする。
タイプの少年は絶対にそういう目に合わないんだ、という事が奪われて、絶対的だと思える存在が奪われて、信仰心も奪われて、ずっと夢みたいだと思っていた事が叶いそうになったのも奪われて、それに対して絶望したり苦しんだりする感覚までもが奪われて、本当に何なんだろうと思う。もう廃人だ。
そこまで感情を沸かせてくれる少年が、俺にとっては本当に神様みたいに思えたのにな。
せっかくそこまで思えてきた対象なのに、薄れてくるのが我慢できない。
毎日毎日「こんな感覚でいいわけがない」と感じる。
少年に対して絶対的だと感じたりする事を、1度は少年自身に軽蔑されずに認められたのに、それで薄れてきて本当に悔しくてたまらない。
タイプの少年が悪戯されるとか、本当に激欝だったのに、今「現状、そこまで俺にとって酷い状況なのかな」と、自覚もできなくなりかけている。
その感覚を持ちながらの今の状態は本当に生き地獄といった感じなのに、価値観が薄れてそれを自覚できなくなっている、という事を頭の中ではちゃんと知っている。にも関わらず、それを実感できなくて、と。
あんな汚い奴に手を出されるわけがない、とか思っていたら後で実はされた、とか聞かされたり。信じられなかったのに、それから逆にそっちの方が現実感があるように思わされたり。
少年が悪戯されない事よりされる事の方が現実的なのか。
そっちの方が現実的にも感じさせられた。汚い親父共のせいで。
うぜぇ。
ゴミの癖にゴミといわれて逆上するジジイ共。少年に悪戯しておきながらも。

午後12時前。
今さっき、以前だったら激欝になるような事を相談された。
詳しい事は書かないよう言われたので、具体的な事は言わないでおく。
いきなり恐れてたような事を言われて、一瞬緊張感が走ってビクッとなったけど「またか・・」という感じで、大してショックを受けれなかった。寝ぼけてるせいもあるのだろうか。
それなのに、相談してきた子には「ショックを受けられるのが怖くて言えずにいたんでそっちの方が安心したし、気分がスッとしました。言えないのも辛かったです」みたいな事を言われた。
でも、本当なら死ぬほど苦しい事なのにこんなのじゃ全然納得できない。
そんな子に限って・・という意識はあるのに、この意識にも慣れてしまったのだろうか。酷いな。
そんな中途半端なのに、相談してきた子は「涙が止まらないです」と言う。全然重く受け取れてないのに。
相談してきた子からしたら、俺がそうやって軽く感じる方が楽に相談できていいそうだ。でも、やっぱり俺からしたらそれが嫌だ。
その子の存在まで軽くなってしまっている。
その子がリアルタイムで泣いているのに、ちゃんと悲しんであげられなかった。

授業は午後の彫刻だけ受けた。
授業中、今日相談された事がずっと頭から離れなかった。
女が悪戯される場合は普通にどうでもいい奴とかがされるのに、女が悪戯する場合は、小さくて女よりずっと可愛いタイプの少年を餌食にするのか、とか。あの子、いったい今まで何度悪戯されてきただろう・・・とか。
そんな男の子に悪戯した上で口止めする腐った奴らが!とか。
たとえ被害に合うのが未成年の子でも、「知り合いの仲間内」となっていたら許されるつもりになるのか、とか。
ああいう小さい少年だと、機会さえあれば悪戯してやろうという奴が腐るほどいるんだ・・とか。
色々考えていて悲苦しい気分だった。でも、度合いで言えば全然か・・
もっと死ぬほどの苦しみだったはずなのに。
眠さボケしてなければ、これより少しは苦しさも増していたのかもしれないな。
悲しいというか苦しいという度合いの方が強くて、凄いストレスを感じる。
理不尽すぎてもう泣き出したい・・

学校帰りにすぐに眠ってしまって、午後10時頃に目が覚めた。
しばらくしてメッセの子がオンラインになったので少し話した。
今までの事も含めて思い出させる内容になった。鈍くキツい。
同時に、それだけの事なのに、前のようにちゃんと親身になれてないんだ、というのを実感して、それが凄くショックだった。
少し苦しいけど、欝の全盛期に比べれば10分の1程度か。
歩いていても体中の感覚が無くなって、頭の中だけで生きてる感じだったのにな。
それでも、そういうのを実感できなくなってしばらくになる今だと、結構こたえる。



2004年10月20日(水)

タイプの少年全般に対して「あんなに可愛くて綺麗な子なのに・・」という感情が沸いてきて、悔しいというか、何だか落ち着かない。
息切れがする。
卑しくもそんな子達に悪戯する汚い奴らが許せない・・

現在午前7時過ぎ。
ウィンドウズのサービスパック2をインストールするので、バックアップファイルをMSN用の「受信したファイル」というフォルダの中にまとめて、その中にさらに1つのフォルダを作ってまとめた。
俺の方のパソコンはCDが壊れているので、フォルダをzip圧縮したものを弟のパソコンにメッセで送った。
それをCDに焼くために弟の部屋に行った。
その間に、母親が俺の部屋に入りゴミ箱を片付けていた。
その時、俺のパソコンはつけっぱなしで「受信したファイル」というフォルダが前面に来ていて、だいぶ前に知り合いが送ってきた801画像がタイトル付きで表示されていた。
絶対親に俺がショタコンだってバレた。
しかも、母親の顔がPCの真横にあるのに、俺が部屋に戻ってきた時はやたら下を向くようにしていたので、これは絶対見られたと思う。
ヤッバ・・
頭真っ白。

少しして「俺が悩んでるのはバレるとかこんな小さな事じゃないんだ・・」と、どうでもよく感じられてきた。

家を出る前にテレビを見たら警報が出ていた。
学校を休める事になった。
メッセの子が「神戸に台風が来る」と教えてくれていなかったら、確認もせずにそのまま学校に向かっていたかもしれないな。
今日休めるのはその子のおかげとしておこう。
月、火とサボったので、これで5連休となる。

午後10時前に目が覚めた。
この前落としたビデオ版「呪怨」を観た。
すでにビデオ版呪怨2を観た事があり、2の方には可愛い男の子が出演していた。
呪怨の方を観ながら、2の少年をずっと思い浮かべていた。
「やっぱり、男の子は凄く綺麗で尊い存在なんだな」とか感じて、少し癒された気がする。そういう子は何か霊的なもので守られているような印象も浮かんできた。あくまで印象で、本当にそうならあんな目に合わされる事もないし・・
卑しいものと関わらずに健全に生きてほしい。



2004年10月19日(火)

メッセの子からRIKKIが歌詞をつけたエアリスのテーマ曲をもらった。
エアリスのテーマは、居なくなったあの子から最後にもらった曲なので、色々と思い出されてくる。
悪戯された上での感情だから、普段はその子の気持ちとかどういう風に思ってくれていたのか、とかは全然考えないようにしてきた。
どういう子だったのか、とかもボヤけさせてきた感じだ。
オフラインメッセージや、以前交わしたメッセでのチャットの1部も保存していたので、それらを久しぶりに読み返してみた。
「本当にこんな子と関わっていたんだ」と、全然実感が沸かなくて、その子の文章を読み進めているうちに、また悲しい気持ちになってきた。
その子の気持ちが凄くよく伝わってくる文章だった。
俺みたいな中途半端でいい加減な奴相手に、こんなに想ってくれていて礼儀正しい態度で接してきていて、凄く申し訳なくなってくる。
受け入れられないのは変わらないのに、色々声をかけてくれたり気を紛らわせようとしてくれてる様が凄く可哀相だ。
ショタコン野郎なんかにそんな風に想う必要なんかないのに、、とか思えてくる。
ショタ親父に酷い目に合わされたのに、同じようなショタコンに感情持ったり気遣ったりしているのが凄く可哀相だ。
拒絶したのも凄く可哀相な事をしたなと感じるし、その子の事を喜ぶのも可哀相だし、本当に可哀相な子だな・・とか感じた。
でも、やっぱり受け入れるわけにはいかなかったんだと思う。
そんな目に合わされていなかったら絶対こんな子を拒絶する事はないのに・・、とまた悲しくなってくる。
受け入れられるなら受け入れたかった。
悪戯された上でのあの子を喜ぶ事は、あの子が何と言おうと「慰めるため」とか言いながらあの子に悪戯をしたショタコン親父と同じ最低の行いだと思う。
悪戯されていない、以外であの子を「よし」と思って受け入れる事ができない。
誕生日にもらったメッセージも読み返してみた。
保存はしていたけど、普段から読み返す事を避けてきていた。
好きになった理由を色々と書いてくれている。
その中の1つの「性癖の事で悩んでるのを見て〜僕が楽にしてあげられたらいいのに」という文章は、やっぱりこたえる・・
俺が持ってるそういう悩みで、その子は他のショタから酷い目に合わされたのに、それで好きになったりするのが凄く嫌だ。
「リュカさんの欝が少しでもなくなるよう僕もがんばります」と言ってくれている。
自分が酷い目に合わされたのに、ショタコンの俺なんかの悩みで考えさせるのも凄く酷い事に感じる。
その子の気持ちは伝わったけど、やっぱりそうやってショタコンを気遣ってしまっているのが凄く可哀相だ。
何か、どうしようもなく悲しい・・
文章を読んでいても、俺から見てやっぱりその子は凄く可愛い。
小さいだけじゃなく、健気さとか優しさとか、内面から何から色々な意味で理想的だし可愛いし魅力的だ。
その子の気持ちが分かっているのに受け入れるわけにいかなくて、凄く悔しい。何で悪戯なんかされているんだろう・・と思う。

掲示板で相談に乗ってくれている人が「擬似的に想像してみて拭う」と言うので、久しぶりにあの子が悪戯されているという事実を除外して妄想してみた。
あくまで妄想の中の設定なので、現実とは違うし現実のその子でもない。
やっぱり凄く満たされる。
「それさえなければ」の、「それさえ」がない事を前提とした妄想だ。
あの子の言葉も、俺にとっての絶対になっていただろうし、あの子が認めるものだったらどんなものでも肯定できた気がする。
そういう関係にならなくても、ただ関わってるだけで幸せだろうな、とか感じる。
色んな話をしたり、あの子を喜ばせる事を躊躇する必要もなくなるのが、本当に夢みたいだ・・
ためになる事なら何でもできた気がする。
相手がどんな人生を送っていくのかを見届けられる事が最高の喜びだったり、と。
そういう目に合わされてさえいなければ、喜びの可能性が無限に出てきて夢見心地のようになる。
あの子に対して妄想していくのも自分自身に禁じてた気がするけど、そういう目に合わされていないという設定の妄想なのでどうなのだろう。
ただの言い訳か。
誰にもされてない状態を思い浮かべると凄く満たされた気になる。
1度もそういう目に合わされなくて、さらに合わせないようにして、その上で喜ばせ続けられたら最高だろうな、とか思う。

少し気分が和んできたので、久しぶりにキョンシーサイト巡りをしてみた。
色々と見ているうちに、ふとあの子がショタコンと話をしたりショタ板に書き込みをしているイメージが頭に浮かんできた。
血の気が引く。
やっぱり、それだけの目に合わされたのに、俺も含めてショタコンと関わろうとしたりするのは凄く嫌だ。
現在午前7時過ぎ。外は雨だ。
今日の授業は午後からなので、少し横になる事にする。
メッセの子の話では神戸に台風が来るという。
警報でも出てくれたらな。

さっきとは違う日のメッセを読み返した。
自分があの子に言葉をかけている部分は、どうしても嫌悪感が出てきて読むのを避ける。あの子の文章だけ読んだ。
あの子は「僕の存在がリュカさんのためになるといいなって思ってました」、と言ってくれていた。
本当なら死ぬほど嬉しい言葉だった。
「今では僕の事も悩みの種なんですね」とも言われた。
そういう出来事を意識させるために現れたわけじゃないし、自分の事で悩まれるのが嫌だという意思を持っていた。
でも、実際には卑しい奴に悪戯されていて、その事を意識しないわけにはいかなくなった。やりきれない気持ちを和らげようと現れてくれた子なのに、あの子自身がやりきれない事を連想させる存在になった。
本当は元気付けようと来てくれていたのに、そういう事になっていて、本当にやりきれないというか悔しい。
不条理だ・・

午後5時半に目が覚めた。
2日連続で学校をサボった。サボり癖がついている。
寝起きからしばらく、鈍い怒りが沸いてきた。
オッサンごときが欲望のままに幼い少年に悪戯して、腐った言い訳かましてるのが許せない。



2004年10月18日(月)

俺が見ているスレの主であるショタコン中学生の汚さを改めて知った。
卑怯で卑怯で卑怯で卑怯で、、、これでもかというくらいに薄汚い。
自分の卑怯さを都合のいいように綺麗な言葉で飾り立てていた。
こんな奴ばっかりだ・・
1年半ほど前、俺がメールを続けていたアンドーレという名前の1個下のショタコン男もそうだった。
当時、そいつと顔見知りの少年が居た。
そいつは、その少年について俺によく話しをしてくる。
その子には夕方になるとジョギングをするという習慣があった。
そいつは、よく仕事帰りにジョギングをしているその少年と出くわす。
仕事の帰り道が、その少年のジョギングルートとかぶるのだ。
そいつはその少年と会うために、その道を通る時間を調節するようになる。
少年の方は普通の子なので、別にそいつに対して恋愛感情なんて持っていない。友達くらいに思っていたのだろう。
そこまではまだ俺も「いいんじゃないか」くらいに思っていた。
それからしばらく、そいつは仕事を辞める事になる。
もう、仕事帰りにその道を通る事もなくなる。
そいつは俺に相談してきた。
「これからは帰り道にあの子と会う事ができなくなる」
他人のノロケなんて胸がむかつくだけなので、適当に聞き流していた。
次に
「これからもあの時間にスーツを来てあの道を通るよ」と言い出した。
「仕事辞めたんだろ?」と、少し軽蔑を込めて聞いてみると
「俺が仕事を辞めたなんてあの子が知ったら、『駄目な奴』だと思ってあの子がガッカリする。あの子を傷つけないためにも、俺は仕事帰りのようにスーツを着てあの道を通るべきなんだ」と言った。
心底軽蔑した。
ただ自分がその少年と会いたいだけの癖して、言い訳どころかそこまで自分を飾り立てるのかと。
しかも、自分の欲望のままの行動をまるで「断腸の思いだ」とでも言うような態度でだ。
自分で「好き」とか言ってる対象である少年に対してまで、都合の良いよう嘘をつき、自分が嫌われないための卑怯な策を弄する。許せない。
本当に、ショタコンってこんな腐った奴ばかりだ。
汚い。この人種が大嫌いだ。

当時の俺がこの事にムカついて書き込んだスレを見つけた。
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=matter&vi=1047928899
最初は名無しで、途中から他と区別するために当時遊びで使っていたステハンとトリップを使った。この時期の俺は、相談事をする時には敬語を使う事が多かったのだ。
文体も変えていたので、まるでドラゴンボールの悟空だな。
ついでだから、他にも当時の愚痴を吐き出しておこう。
こいつは、最初にその少年とオフで知り合った。
初対面で少し話し、それから時間だからと別れたようだ。
「別れる時に嬉しそうに手を振られたものだから、帰りに悲しくて泣いちゃったよ。欝だ」と俺に言ってきた。
当時の俺は毎日毎日、殆ど常にと言えるくらい欝に悩まされていた。
もっとも、それは自分の欲望を満たせないという最悪に自分勝手な欲求不満からくるものだったのだが、とにかく欝で苦しかった。
少し話すと「リュカさんの欝なんて、俺と比べたら救いのある欝だよ!俺は実際にあの子と会って、そのせいで今も忘れられないんだから」とか言われた。
何だこいつ・・と思いながらも「へぇ、そうなんだ」とか返したと思う。
結局、その後もメール等のやり取りをして、これが最初で最後という訳でもなく、こいつは何度かその少年とリアルで会う事になる。
少年に会った後、俺に「レイプしたかった。やろうと思えばやれる自分が怖い。でもできなかった・・・」と、まるでその子をレイプできない自分自身が被害者であるような物言いをした。俺に対してまで「理性が邪魔して、その子をレイプできない自分は可哀相だろ」みたいな。
俺もその少年とつながりがあったので、公にはせずその少年だけには「気をつけた方がいい」と報告した。
その後かその前かは思い出せないけど、あいつがその少年と頻繁に会おうとする事が問題になり、メガビにあるスレが立てられる事になる。
スレを立てたのは「臨時」と名乗る、その少年とメールのやり取りをしているショタ男だ。
臨時は少年を脅迫し始める。
アンドーレはアンドーレで、自分が少年と会う事を必死で正当化する。
当時の俺は、あろう事かこのアンドーレをかばってしまった。
今になって思えば、結局あのスレでまともな発言をしていたのは「ひとこと」とかいうオッサンだけだったな。
あとは俺自身や名無しも含めて、ショタコンよりの勝手な意見を吐く自己中野郎ばかりだ。
それからしばらく、その少年はある女達によって悪戯された。
あいつは「女ってだけであの子に当然のように悪戯しやがって!もしも同じ事をしたのがショタコンの男で、それがバレたらその男は自殺してしまうかもしれないのに・・・・。でも女はバレようがバレまいが好き勝手にそういう事をするなんて許せない」と言う。
俺もその少年がそういう目に合わされたのが苦しくて苦しくてたまらなかった。タイプの少年がそれだけの目に合わされたのだという事実を認めたくなかった。
同時に、こいつの物言いも許せなかった。
少年に悪戯をするショタ野郎をかばう言い草だ。まるで「自分が同じ事をしたら自殺するくらい追い込まれるのに・・」と。
俺は「女だろうが男だろうが、そんな子に悪戯するような最低野郎は自殺でも何でもしろ!それでも足りないし、ショタ野郎かばうみたいな言い方してんじゃねーよ」とか言ったと思う。
「別にそういう男をかばってるわけじゃないけど、女だからというだけで・・」と、ブツブツ「不公平だ」みたいな愚痴を垂れ続けた。
少年から相談されたのは俺だった。
吐き出せないのは苦しいけど、アンドーレは実際に会ったりするので言いづらいのだと言う。
どんな事をされたのか、俺に色々話してきた。
信じられなくて苦しくて、本当に気が狂いそうになった。
それなのに、一方でそれについて欲望の方で萌えてしまってもいた。
俺も同じような願望を持っていたからだ。
あいつはその後少年に会い、何をされたのかしつこく問いただした。
少年は大泣きした。
言いたくない言いたくないと泣いたそうだ。
そいつのしつこさに折れて「自分の口からは言いたくない、リュカさんに聞いてください」と言ったそうだ。
そして、メールで俺にしつこく聞いてきた。
あの子から口止めされていたので言わなかった。
それでも「リュカさんに聞くように言われたんだよ」、と食い下がらない。
「あの子が何をされたのか本当は知りたくない。苦しいのが分かっているからだ。でも、あの子がどんな事をされたのか、あの子の苦しみを分かってあげるためには絶対に知っておきたいんだ!」と言った。
「悪戯された」だけで、信じられないショックも苦しみも伝わってくるし、具体的にどうされたかなんて本当に苦しいと思うなら聞きたくはないはずだ。
現に俺だって、自分から具体的な事を聞いたりはしなかった。
この時、口には出さなかったけど「オカズ探しの癖によく言うよ・・偽善者が」とか思って軽蔑した。自分もそういう欲望を持っているのですぐに分かったのだけど、こいつはそれを自分から積極的に喜びに変えようとしているんだ、と許せなくなった。
少年にメッセで「リュカさんの方から言ってください」と言われてこいつの話が本当である事は確認できたけど、それでも渋った。言いたくなかったのだ。
こいつがどういうつもりなのか分かっていたし、少年はそれを知らずに俺の方から言ってくれと言っている。
「あの子がリュカさんに聞いてくれと言うから」と、しつこく言われたので最終的に俺もあの子に言われた事をそのままこいつに伝える事にした。
気がすすまなかったけど「それじゃ、言うけど」と言うと「うん・・・・・・・・・・」と、欲望探しの癖にまるで覚悟を決める勇者のような態度がまた許せなかった。
長い話だったので書き終わるのに時間がかかった。
書いてる間に「言わないつもり?早く言ってよ」と、催促のメールが来たのを覚えている。
何があったのかを少年が言ったとおりに書いて、そいつに送った。
すると「○○プレーだ・・」とか「あの子、勃起してたのかな・・」とか俺に聞いてきた。キレた。
「知らねーよ」と返した。
その後「ごめん・・ショックもあるけど、本当はオカズにしたくて聞き出そうとした」と白状された。先刻承知だ。

他にも、俺が男の子から悪戯されたと相談されて、俺自身がそれで欝になった時、それで他のショタコン男に相談した事がある。メッセ登録していたショタコンだ。何度か相談した事があった。
当時の俺は、ショタコンとしての悩みはショタコンに相談するのが一番いいとか思っていた。誰かに吐き出せた、という意味で一時的に気持ちが軽くなれる事もあったけど、好きな少年をいやらしい目で見てるんだという俺自身の嫉妬心や、卑怯で無茶苦茶な言い訳を目の当たりにして気分が悪くなる事も多かった。
親身なフリをしながら、決まって「具体的にどんな事されたの?」と聞いてくる。
俺に告白をしてくれたあの子が悪戯されていたと聞いてから、俺のショタコンへの態度も急変したらしい。
メッセをしていたショタからも「リュカ、何だか性格キツくなった」とか「怖くなった」みたいな事を言われた。多分、それまでがショタコンに対して、直接怒りを露わにする事を遠慮しすぎていただけだろう。我慢も限界に来ていた。
今ではこいつらと関わりがない。

現在午前5時前。
今日も眠れそうにないな。
こんな話を書いてきたのに、だんだん気分が落ち着いてきた。

いきなり現実に引き戻された感じになった。
ずっと特別だと思い続けていた少年は、俺が知ってる限りじゃ全員悪戯されているんだ・・と。それが俺にとってはたまらないほど絶望的な事なんだ、という事を知っている。
そういう少年はどう見ても綺麗にしか見えないはずなのに、当たり前のように悪戯されている。
決まって、相手はそんな少年にはほど遠いような汚い奴だ。オッサンだろうが女だろうが若者だろうがほど遠い。
美男子や美少女とか見て「カッコイイ」と感じる事はあるけど、形は綺麗でも質が汚いから、やっぱり俺の中では「汚い」だ。逆に、タイプの少年は美少年じゃなくても質が綺麗だから俺の中では「綺麗」だ。そういう子は、何故か顔が良い子が多いので余計にだ。
俺は、タイプの少年以外の人間は殆ど全て汚いと感じるので、余計にそういう子とその他の人間の間の差が大きく見える。
だから、そういう少年とそれ以外を同じ場所に見ると、さらに汚く感じられる。
その中でもオッサンが一番汚いのに、俺が知ってる子は皆オッサンにされている。
何でそんな奴らなんかに・・と、思えてきた。そんな奴らに何の権利もないはずなのに・・とか。
そいつらはそんな子に全然手が届かないはずなのに、どんな権利を持っているつもりなのだろう、と怒りが込み上げてきた。
汚い奴らの癖にそんな少年に手を出しやがったんだ・・と、許せない。

午後7時頃に目が覚めた。
学校へ行く用意はしたのに、結局今日は行かずに眠ってしまった。
それから2時間ほど横になって、今までの事とか少年について考え続けた。
やっぱり、何だかぬるく感じる。
今のようなぬるくて中途半端な状態で、人生に対して何一つ決めて良い訳がないように思う。

俺なんかが手を出していいような存在じゃないし、同じように手を出していいわけがないゴミが欲望のために悪戯してて許せない。
何の権利もない癖にあんな特別な子にてめえの薄汚い欲望のために悪戯しやがって、、憎い。
ボーっとしているうちに、少しだけ悲痛な気持ちが蘇ってきた。



2004年10月17日(日)

現在午前6時半過ぎ。
ずっとMXをやっていたけど、大したファイルは得られなかった。
今日も徹夜だ。
自分が感じている事を細部まで正確に文章に直そうとすると、どうしてもズレが出てくる。後から読み直して「これは自分が実感しているものじゃないな」と感じる事がたまにある。
正確に文章にし辛いものは造語を使ったり漠然とした文章にしておいた方が、後から読み直して自分の中だけでは理解しやすかったり感覚を思い出しやすかったりする事が多い気がする。
ただし、文章としての見てくれは悪い。
今日は自分が持ってる欲望に意識が傾きやすくて軽い自己嫌悪感が付きまとう。そのぬるさがまた嫌だ。
辛さを実感できなく、あるいはしようとしなくなってからはどうしても少年全般に対しての気持ちがぬるくなる。自己嫌悪する。さらにその自己嫌悪度合いがまたぬるくて嫌になって・・と、その繰り返しだ。
自分が対象にする人種について少しだけ考えた。
可愛ければいいという訳でもないし、童顔ならいいという訳でもないし、子供ならいいという訳でもない。
対象になるのはショタ人種だ。
背が低くてなおかつ年齢より幼く見える人種だ。
と言っても年上には感情は持てない。同級生でも難しい。特別視はしても対象にはならない。
中学時代の後輩が元になっているので、後輩と同じ条件を持っている事が前提になっている。
中学時代に同じ条件を持ってさえいれば、欲求は沸かなくても感情は持てそうだ、とか考えていた。松潤や生田斗真も今は大きくなっているけど「昔はあの子たちと同じ種類の人間だったんだ・・」と、それだけで年齢相応の美少年より何倍も好きになりやすかった。
そういう人種のみが恋愛対象になっているので、俺はショタコンじゃないのかもしれない。
そうは言っても、俺が好きになったのが中学時代の子供にしか見えない後輩で、その子供の姿に惹かれて同じ種類の人間を求めるようになったので、ショタコン欲求とショタコン感情が元になる。
ショタコンと対象がかぶる。
考えているうちにまた嫌になってきた。

午後6時過ぎに目が覚めた。
寝る前にずいぶん前に落とした鋼の錬金術師のドラマCDをかけていたので、夢の中にまで内容が聞こえてきていた。
欝になる夢を見た気がする。
頭痛がする。
鼻水も止まらないし、軽い風邪を引いたようだ。

中途半端にどうしようもない気分がおそってきて落ち着かない。
これが満たされた感覚なのか、たまらなく嫌だと感じる感覚なのかもハッキリしない。
2つとも感覚が似てるからな。
母親から「今から映画で『トリック』やるから」とすすめられた。
1年ほど前、親が全話録画していたトリックのドラマを観ていた時期は「今の感覚に耐えられない、欝だ」とハッキリしていた。
結局、そのビデオも観ている途中で欝になる事が多くて、3.4話くらいしか観ていないままだ。
オッサンとか中年女とか村とか犯罪とかが出てくると、どうしても少年に関連付けて耐えられなくなる事が多かった。
許せないはずの犯人を追い込もうという場面でふざけたり不謹慎にしているところを見ていると、それがまた許せなくて、と。
今はそういうのもボヤけた感じでハッキリしない。



2004年10月16日(土)

結局家に帰っても眠ることなく起き続けた。
メッセの子が「今日から金八がやるから」と教えてくれたので観た。
可愛い子が出ていて、少し複雑な気分になった。

一度横になって眠ってしまったのだが、1時間もしないうちに目が覚めた。
さっき観た金八に出てくるタイプの子が、頭にチラついて離れなかった。
自然と色々な感情が沸いてくる。
水着姿になっていたのは魅力的だったけど、やっぱり凄く嫌だった。
この年になると、あの幼さが余計に自分にとっては手が届かない存在なんだと感じさせる。あんなに綺麗な人種がいるんだ・・とも感じる。
でも、そういう子を見ていると逆に不安感が募ってくる。
誰もそういう子にそういう意味で興味を持たないと思っていたので余計にだが、そういう子が誰かに手を出されたりいやらしい風に見られたりするのが耐えられない。
どんな事にも関わらせたくないし、どんな辛い思いもさせたくない。
そういう気持ちが無理なくあふれてきて、以前もこんなだったのだろうかと思う。
改めてそういう少年に対して色々強く感じるものが出てきて気づいたのが、これは本当に恋愛感情と言えるものなのだろうかという事だ。
独占欲から来てるのだろうと思える感情だけど、自分自身がそういう子とどうなりたいかというより、そういう子をあらゆる(はたから見てて俺がそう感じる)嫌なものと関わらせたくないという欲求が主体になっている気がする。
大きな存在だという事は同じなのだが、そういう少年を求めるのもただそういう不安感を解消したいだけなんじゃないのか、とも思えてくる。
俺が嫌になるものと関わりなく生きていくんだ、という事を確認して安心したいだけなのかもしれない。それも、少年の意志に関係なく。
なんなのだろう。
今日、というかもう昨日になるのだが、そういうタイプの少年を目の当たりにして、結構辛いものがあったと思う。
胸が苦しい・・
癒しではない。
今まではそれを恋愛感情と履き違えてただけなのだろうか。
それとも、これも恋愛感情の一種なのだろうか。
特定の相手じゃなくても、タイプの少年だと誰でも、そういう目で見られるだけでもどうしようもなく嫌な気持ちが沸いてくる。
いやらしい目に合わされた子を恋愛対象として求められないのは、そういう意味をも持っていたのだと実感する。

今日は午後4時半頃に目が覚めた。

人間は歳を取るごとに性根から腐り始めていくのだろう。
俺も、少年をそこまで特別に思えなくなり始めてから、罪悪感やら色々なものがぬるくなってきたと思う。
多分、そのうち欲望でしか少年を見れなくなっていくのだろう。
ああいう種類の少年が誰かを好きになるのは感情だ。
色々な事を誤魔化しながら、そんなぬるくて汚い性欲野郎に感情を持たせるのは、少年に対しては凄く酷くて可哀相な事なのだろう。
でも、少年のそういう状況が悲惨なのだという事を、少年自身は自覚しない。
ちゃんと感情で好きになれている時期に、ハッキリ拒絶する事が出来て良かったのだ、と思う。



2004年10月15日(金)

タイタニックは、以前ほど面白い映画に感じる事ができなかった。
全画面表示にしても映像の周りに黒い囲いがあって画面が小さく、迫力も失せる。本来なら1.4GBほどの容量になるファイルを800MBくらいに抑えてあるので仕方がない。
何度も観た映画だから、とも言えるだろうな。
眼がアップになる場面が多くて、外人の眼は何だか宝石みたいだなと感じた。
それくらいか。
その後で新撰組の17話目を観た。
気になったのが「上様を軽んじる者は」「上様を軽んじる者は我々の敵だ!」とか、「軽んじる」という言葉がやたらよく使われている。
やっぱり、大事に思える対象を軽んじるような奴らは、たとえ直接害を与えないとしても、俺からして批判してやるまっとうな理由になるんだな、と改めて思った。
新撰組の5話目で、藤原竜也が正座しながら笑顔で藤堂平助に手を振っている様が、妙に可愛らしく見えてしまった。
タメで、しかもタイプでさえないのに少し引っかかった。
最近、頭のどこかで少年に対して「可愛い」と言ったり思ったりするのも、何だかいやらしい気がしてきた。
日記とかでもよく可愛いという言葉を使ったりするけど、どうだろうなと思えてくる。
動物や赤ん坊を見て可愛いと言うのとは、やっぱり感情も違うわけだし。
いやらしいといえば、少年に対していやらしい妄想をして欲求を処理したりするのも、自分自身に恥じているのでただこの場であまり書く事をしないだけなのだが。

久しぶりにフルビへ行ってレスをつけてきた。
許せない奴を目の当たりにした時、自分がどういう反応をするのだろうとか、どう感じるのだろうとか、どれだけのストレスを受けるのだろう、という事を色々な意味で恐れてきた。
以前俺が書き込んだレスへの返答も読んだ。
腐った言い訳も聞かされた。
書き込んでいる間「一番憎い人種で最低な奴らと対峙しているんだ・・」とガクガク震えが止まらなかった。
最近ではそういう場所を避けていたので余計に緊張感が高まったのかもしれない。
メガビの少年愛板には行かなかった。
ここよりも数倍キツいだろう、という事を知っているからだ。
現在午前5時半前。
1時限目から授業があるのに、今日も眠れないかもしれない。
というか、まだ震えが止まらない。

親父なんかに、ギトギトに脂ぎった気色悪い中年野郎なんかに綺麗な生き物である少年が汚されたりするのがメチャクチャ悔しい・・・

色々考えていて、結局眠ることはできなかった。
授業時間が迫ってきて、かなり眠くなってきたけど「今寝たら、今日も学校をサボってしまう」と思うと寝るわけにいかなくなる。
しばらく横になった後、あるギャグ系のサイトを見てみる事にした。
そのサイトからリンクを辿っているうちに、怪談ページにたどり着いた。
どれもゾクッとさせられる話で、1話読むごとに鳥肌が立ち背後にプレッシャーを感じる。
おかげで、ある程度読み進めているうちに眠気が完全に消えてくれた。
とりあえず貼っておく。
http://www.geocities.jp/danjiriganjin/kaidan.htm
現在午前8時前。

1時限目はイタリア語だった。
この授業を受けるのは、後期になってからでは今日が初めてだ。
土曜の朝は、特に寝過ごす事が多いのだ。
2時限目の授業は、今回が初めてかどうかまではハッキリしないけど、出席だけ取ってそのまま眠った。
それから、昼休み、3時限目と眠り続け、4時限目になって彫刻の教室に向かった。
彫刻は3.4時限目に行われるので、後半だけ受けた事になる。
そして家へ帰った。
眠さのせいであまり実感されないが、何だか気分が沈んでいる。



2004年10月14日(木)

さっきというか昨日というか、考えているうちに数分だけ眠ってしまって、その間に短い夢を見た。殆ど白昼夢みたいな感じだけど。
好きだった後輩が不良に追いかけられていたので、俺もその子と一緒に逃げた。
その後輩と後輩の弟はかなり容姿が似ていて、後輩はその弟に間違えられて追いかけられているのだ。二人とも可愛い。
後輩の弟は不良だ。
後輩の住むマンションの、自転車置き場のようなところに2人で隠れた。
俺と後輩は一言も言葉を交わさない。
俺が携帯で後輩の弟に電話する。
「〜君がキミと間違えられて追いかけられてるから、何とかしてくれ」と。
後輩の弟が「これから用事あるからちょっと無理かな」と答える。
そんな状況なのに、後輩と血のつながりのある弟と言葉を交わせたのが嬉しかった。
そこでメッセの音がして夢から覚めた。
覚めてから考えてみると、俺って結構酷いよなと思えた。
後輩が間違えられて追いかけられているのに、電話の受け答えで喜んだり、後輩の弟に「何とかしてくれ」と言ったら今度はその弟も狙われる事になるのにな。夢だから考えなしの行動だったのかもしれない。
メッセの子からある相談を受けた。
相談といっても、俺が恐れたりするような類の相談ではない。
その子の相談を受けながら、俺のその子への返答がかなり軽はずみである事に気づく。心底親身になれていない。ちゃんと気遣ってあげられてなかった。
男の子にちゃんと感情持てるのは夢の中だけになってしまったのだろうか。
夢の中では、言葉を交わしただけなのに嬉しく感じる事ができた。
俺の言葉がどこか軽いのに気づいてか気づかないでか、かなり気分を害してしまった。もう、その子にとっての良い相談相手ではいてあげられないのかもしれない。
メッセの子が落ちてから、昨日パラ見しただけの去年の日記を読み返してみた。
今日で、ちょうどバイトで貯めた貯金を全て使い切ってしまって1年目だという事に気づく。
それからは、タバコ代が無くなると小遣いの前借り前借りの繰り返しでどんどん親への借金だけが増えていく。それでも、借金はこの1年でまだ1万円にも達してないけど。
自分が少年に対して持っていた感情が薄れ出してきた日から、ちょうど1年前の今日までの日記を全部読んだ。ちょうど10日分だ。
今と全然心境が違う。去年の自分はもっと必死だったと思う。
去年の薄れ出した時期に比べて、その感情も求める気持ちも悔しさも、全部半分以下にまで薄れてしまったんだと思う。
去年の日記を読みながらも、また考える事を避けてしまった。
戻さなくてはと思うのに、逃げてばかりになってしまう。

今日は午後3時頃に目が覚めた。
寝坊だ。
元々思い込みが激しい方なので、一度「薄れてきてる」と思い始めるとそのままどんどん薄れていく方向に向かっていってしまったのかもしれない。
去年薄れ出した頃に「薄れてきているんだ」と自覚してなければ、今のようにここまで薄れる事もなかったんだろうな。すぐに戻っていたかもしれない。
今日は学校をサボった。

最近、見ているスレで若いショタコンに文句をつける事が多い。
説教半分、けなし半分といった感じだ。
卑怯な性格をした奴だから、何を言ったところで聞き入れたりなんかしないだろうが。
そいつに文句をつける事で、自分自身に対しても何が正しいのかを再認識させる事ができた。すこしモヤが晴れた気がする。
本来、年下にあまりキツく当たる事はないのだが、俺と比べて年下だというより、そいつが目をつけた少年とそいつを比べてものを言うので、この際それは関係ない。いくら年下だろうが、そいつがショタコンである以上甘く見てやる必要は全くないのだ、と思う。タイプですらないし。
そいつが目をつけた少年がそういう子なので、なおさらだ。
都合の悪い事をにごして相手に伝えようとする、三上のような腐った奴だ。
嫌悪する。

タイタニックが落ちた。
ビデオで持ってるけど、有名な映画なのでこれはメッセの子にあげる用だ。
あの子から、以前タイタニックのMIDIをもらった事があった。
最近は恋愛に対して否定的な感情を持つ事が多い。
「ただ汚い欲望を正当化してるだけだ」と。まぁ、ショタコン野郎に限って言えば大半がそれに当てはまるんだろうけど。
タイタニックは恋愛モノだけど、MIDIを持ってたくらいだしあの子も認めるものなのだろうか。普通の男女の恋愛模様だから、別に否定する必要もないけど。
でも、それをあの子が認めたところで、あの子は自分を犠牲にしたショタ野郎の言い訳を納得してみせ、さらにそいつをかばおうとした。
だから、あの子が「正しい」とした事を、俺がそのまま「正しい」と思うようになるわけには絶対にいかない。
とりあえずせっかく落としたんだし、久しぶりに少しこの映画を観てみる事にする。
自分にとっても思い出深い映画だ。
映画館には3度観に行ったし、これにハマって当時の仲間と関連商品を集めまくったりしていた。



2004年10月13日(水)

午前0時半頃になって、メッセ音で目が覚めた。
考えているうちに、いつの間にか眠っていた。
夜中に目が覚めたせいもあったせいか、メッセで「撮影」という言葉が出たとたん、不意に締め付けられるような苦痛がおそってきた。
「そういえばこの子も・・」と。
動悸がする。
無感覚に比べたらマシだ。

コーヒーを飲んでいるうちに気分が落ち着いてきた。
さっき寝ている間にガンダムの5.9話が落ちていたので、5から9まで続けて観れる事になった。
昨日、母親から従姉妹が結婚すると聞いた。
俺の従兄弟で結婚するのは、その人が初めてだ。
子供が出来たから結婚する事になったという噂がある、とも聞いた。
ガンダムの5.6話を観ながらおにぎりを食べた。
俺が作れる食べ物は、インスタント以外じゃおにぎりしか作れないのでこればかり作ってしまう。料理といえるほどのものでもないかもしれないな。
昨日も一昨日もおにぎりを作って食べたと思う。
ガンダムは面白かった。
あまりメジャーすぎると興味が失せたり沸かなかったりするんだけど、どうやらガンダムは観ず嫌いだったようだ。
そういえば、映像をミル事は「観る」が正解だと思ってこの文字で使い続けているのだが、「見る」と書かれている事が多い。
どちらが正しいのだろう。
現在午前4時43分。
1時限目から学校で、タバコの残り本数は4本だ。

結局徹夜明けのまま学校へ向かった。
授業は1時限目の最後から受けた。
2時限目はノートは取らなかったけど、普通に授業を聞いていた。
3.4時限目は眠ったりマガジンを読んだり少年を思い浮かべたりしながら過ごした。

ショタコンが俺から見てもタイプの少年を褒め称えるとする。
その褒め方が俺がタイプの少年に対して思っていた事とかぶっていたとする。
自己嫌悪に陥って、自分でその感情を意識しないようにする。
そんな奴らと同じ感情を持つことに抵抗が出るからだ。
どんどんどんどん少年への感情が薄れて戻らなくなっていく。
今の状態から、もう自分がどうしたいのかどうなりたいのか分からなくなってくる。
何となく去年の日記を少しだけ読み返してみた。
少年に対して以前のように感情が持てなくなっていって、もうすでに1年が過ぎていた事に気づく。今日で1年と9日だ。
1年間、戻そう戻そうと考えてきたのに、薄れる一方で全然戻ってくれていない。
あの子から「対象を変えて、新しい価値観を1から作っていくべき」と言われた事がある。
お断りだ。
せめてそういう目に合わされていなくて、あの子自身が最初から少年愛を辞めさせる意思で現れてくれていたらな。多分それで納得できた。
本当ならああいう少年からして、ショタコンなんて眼中には入らない。
事実、あの子も悪戯されるまではショタコンに声をかけられても無視していたし、ショタの先輩から告白されても断った、みたいな事を言っていた。
悪戯される事になって初めてショタコンが目に入る。そのせいで眼中に入ってしまうのが、たまらなく嫌だった。
それで眼中に入って、気遣ったり甘く見たりするのだろう。
そういう目に合わされてさえいなければ、ショタコンなんてただの気色悪い人種にしか写らないはずなのに、そういう奴と関わったせいで人間として見るようになるのだろう。
悪戯されてないタイプの少年の本心からの言葉で「気色悪いから少年について何一つ考えるな、迷惑だ」とか言われたい。



2004年10月12日(火)

見ていたスレに、2ch同性愛板のあるスレのリンクが張られていて、たまに覗いていた。
さっき、その板のスレッド一覧を見てみると少年愛についてのスレがあった。
そこでこんな書き込みを見つけた。
-------------------------------------------------------
861 :禁断の名無しさん :04/07/15 14:11 ID:T8eg39lp
勝手な欲望を美化して、少年愛を正当化するのはやめよう。
しかも愛でもないし、少年がかわいそうだから。
結局はヤリたいだけ。
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卑しい奴らは必死で誤魔化すけど、その通りだと思う。

夏休み中は風呂に入らない事に決めていたけど、新学期が始まってもやはり入りたくはならない。
もう2週間入ってないけど、明日もそのまま学校へ行こう。
面倒くさい。
最後の休日だったのに、昨日は何も考えずに過ごしてしまった。
寝起き3時間ほどで眠ってしまって、起きたら起きたで頭がボヤける。
今もボヤけて働かない。
こんなので良い訳もないし、あの子が無事だった事を理由に安心してしまっていいのだろうかと思う。
本当なら無事であるのが当たり前なのに、今まで何度酷い目に合わされてきたかと考えると、やっぱり自分でも今日は誤魔化して過ごした気がする。
虚しい・・・・・

MXをしていて、俺のファイルにキューを入れてきたモニがいた。
参照してみると、そいつはショタ動画を1000ファイルほど持っていた。
魔が刺しそうになった。

今日は午後1時過ぎに目が覚めた。
以前、好きだった後輩が大人のオカマ姿になって出てきて、一緒にバスに乗ったりして旅をする夢を見たことがあった。どちらかというと、気持ち悪いと言える姿だ。
それでも、当時の俺は夢の余韻に浸り続ける事ができるくらい嬉しかった。
今の俺は少年を嬉しく感じる事ができない。喜べないし、喜ばない。
そういう感情が沸きそうになっても、必死でその感情を見ないようにする。
それなのに、また以前のような感情を持ちたいと思っている。
何なのだろう。
特別に思いたいのに思えない。
いざ何かを感じそうになると、逆にそれを阻止しなければという意識が働く。
もう、俺の中では全部が終わってしまったのだろうか。

結局、今日は学校をサボった。
昨日ゲットした映画「ハットリくん」の続きを観た。
その後、半年以上前にメッセの子から教えてもらったサイトがあり、お気に入りに登録していたのでそこを見ていた。
そのサイトは3人で管理されている。
そのうちの1人のハンドルネームが苗字と名前をくっつけたようなあだ名風だ。例で言うなら「キムタク」とか「ハマアユ」とか。
それが俺の通っている大学の同じ学科の同じ実技の授業を受けている同級生に当てはまるHNだったので「まさかな・・」と思った。珍しい苗字だし、さらに名前も組み合わせられる。
しかも、サイトで使われている文章も関西弁だし年齢も合っている。
サイト内容も、よくその同級生が話しているのを耳にするような漫画に関するものだ。8割がた同級生だろうと思う。
そのサイトは100万ヒットした事を記念に閉鎖するとの事で、ここにあるコラムは友達のサイトに移させてもらうと書かれていて、そのサイトのアドレスも貼ってあった。
そのアドレスに飛んでみると、コンテンツの中にキョンシー関連のものがあり「このサイトはキョンシー道というサイトのチャットで知り合った仲間で作ったものです」みたいな事が書かれていた。
「キョンシー道」といえば、俺がたまに覗きにいくサイトだ。
偶然に偶然が重なり、何だか不思議な縁を感じる。

ネット上だけでも、恋愛の意味で少年を求めても「いい」と思える条件が、もう殆ど無くなった気がする。
以前は、相手が悪戯されてなくて好きになってくれていたら、手を出しさえしなければそういう意味で関わってもいいのかな、とか思えていた。
今は「こんな中途半端な感情で求めていいわけがない」みたいな感じだ。
凄く特別に思えていた時に、それが自分の中で叶ったと思い込んでいた頃、それがどれほど凄い事だったのかを知っているからだ。
その時以上に思えていないと「よし」とはできない。
でも、もう以前の自分には戻れる気がしない。
求める感情が極端に薄いし、それほど特別にも感じられない。
その言葉も、以前のように求められなくなったし、救いになるとも思えない。
駄目だ。
これはこれで絶望的だ。

本当なら、あの子が現れた事は喜ばしい事になるはずだった。
それなのに、悪戯されていたから欝な出来事に変わった。
本当なら声をかけられたりするのが希望だったはずなのに、あの子が現れた事で逆に少年に感情を持てなくなっていった。
少年自身が「少年に感情持つのは辞めなさい」という意思を表してそうなったのなら、別にそれでもよかったのに、あの子は俺が少年に対して感情が薄れてきたのを「残念に思います」といった。
俺が少年を好きになるのを望んでくれたし、俺自身もそういう感情はなくしたくなかったのに薄れていった。
少年愛を辞めさせるために現れたんじゃなく、その逆だったのに薄れていって本当に悔しすぎる・・
喜ばせてくれようと現れたのに、結局はそれが全部終わらせる結果になって、本当に人生何なんだろうと思う。
天命とかで考えていったら、あの子が現れたのは全部終わらせるための存在だったんだろうけど、あの子自身の意思は全く逆だったのに、それで思えなくなっていって、全然納得しないし気持ちのやり場がなくなる。
悔しくてたまらない。
何年考えても悔やみきれない。



2004年10月11日(月)

可愛いタイプの子がそういう目に合わされるのがありえないと思っていた。
男の子なのにそんな風になるわけがない、とか。
男の子なのに、AVとかで女がされるような事を男から受けるのがありえない。
女は可愛いと言われても元々の作りが違うから男とそういう事になっても普通の事だ。
でも、タイプの子は男の子だ。
悪戯する男と同性だ。
同性であれだけ綺麗なのだから、そういう男とは絶対に釣り合わない。軽い言葉を使うなら『レアな人種』という。
それなのに可愛すぎるからと、そういう男から勝手に女に近い立場に置かれてしまう。手が届かないレアで特別な存在なんだという事実をかき消して、女扱いする事で平等の位置にいる気になるのだろう。「自分は男だから、自分には支配する権利があるのだ」と。
そういう立場に置く事で、全然釣り合えていないのに手を出す事を「普通の事だから」と自分自身に誤魔化しているのだろう。汚すぎる。
男の子は自分が男であるという自覚があるから、その屈辱も女とは比べ物にならないし、自分でも信じられないはずだ。
それなのに、それを勝手に「対象だからいいんだ」とか、全然手が届かないはずなのにそれを都合のいいようにかき消して支配しようとする。
ありえない事なのに、そいつは当然の権利と思い込む。許せない。
どこまであつかましいんだ、そいつらは・・・・・・

今日は午後12時過ぎに目が覚めた。
設定が中学の頃の野球部時代の夢を見た。
同級生にからかわれてキレて、近所の公園とグラウンドが混じったような場所でそいつの頭を踏みまくっていた。
その後、何故かそいつと自転車の二人乗りをして帰った。
そういえば、中学の頃はそいつが少し俺にビビってたのに、中学を卒業した後なってからは、俺がそいつにビビるようになったんだった。「今のうちにやっとけ」みたいな感じだったのだろうか。
寝起きから少し気分が悪い。中途半端に息が詰まって、中途半端に締め付けられる。
今日は月曜だけど、体育の日で祝日だ。

午後3時過ぎに眠さのせいで眠ってしまって、午後7時前に目が覚めた。
メッセの子が昼過ぎに帰ると言っていたのに、未だに何の連絡も入らない。
心配だ。

現在午後9時半。
今日、心配になるような動行があったけど、メッセの子には何事もなくて済んだ。
「心配したら余計にそうなる」というジンクスを信じて、気にかかってもあまり考えないようにしたのが効いたのだろうか。
メッセの子も、今回は俺がしたアドバイスを聞き入れてくれていた。
注意さえ守ってくれたら、危ないことも切り抜ける助けになるんだという事が証明された。



2004年10月10日(日)

久しぶりにゲームをした。
「サイレントヒル2」と「メタルギアソリッド2」だ。
新しいゲームは持っていない。
あまり楽しめず、画面がグルグル回るせいでゲーム酔いしてしまった。
ゲームをしているうちに少し眠くなってきた。
寝ぼけ状態で、少年について今までの事で色々考える事ができなくなった。
タイプの少年がありえないのに悪戯なんかされて、それについてずっと忘れることなく苦しみ続けないと気がすまないのに、おざなりみたいで後ろめたくてしょうがない・・

今日は午後1時前に目が覚めた。
寝起きなのに気分がスッキリしている。
タイプの子が〜された、という現実が浮かんできたのに、信じられない感じがしない。
それからしばらくボーっとしていた。
数十分ほど何も考えずに横になってるだけだ。
なんとなく「指1本動かしてないな」と、動いてない事に意識がいくと、腕から指にかけて神経をつたい、何かが流れ込んでくる感じでピクッと動く。動かされる感じだ。
そんな遊びともいえないような事を繰り返して過ごした。
次にアニメを観た。
「キノの旅」の第一話と「ガンダムSEED」の第四話だ。
どちらも主人公は少年だ。
タイプじゃないけど、主人公が少年というだけで大人だけの話よりかは面白く感じる。
キノの旅はつまらない感じがした。
主人公が口走ったどうでもいいような台詞が、しばらくすると再度文字で表示される。くどい感じがした。
でも、アニメの中の暗い雰囲気がなんとなく良かった。
主人公は礼儀正しい少年だ。
アニメに限らず、タイプの少年については礼儀正しい子が多い、というイメージが強い。そういう部分にも強く惹かれるところがあった。
今になっては、ドロドロに腐った汚い親父に対しても礼儀正しいんだろうな、とか思ってしまう。止めてほしい。
何で綺麗な存在なのに、最低な奴らにまで媚びなくてはならないのか。
そして汚い奴は礼儀正しい態度で接する少年を見て、自分勝手に満足をする。何も考えずに「いいな」とか思ってたら同類か。
エンディングで声優が前田愛と書かれていた。
聞き慣れない声だったから、余計に暗い雰囲気に見えたのだろう。
ガンダムSEEDはよく分からない部分が多かった。
シリーズ物だし、俺は他のガンダムを見たことがない。
主人公のキラ少年は、別段タイプというわけでもないけど、エヴァのシンジよりか何となく好きだ。
『地球軍』というのと『ザフト軍』というのが戦っている。
どちらも地球人のはずなのに宇宙で戦い、さらに一方が地球軍とか名乗っていて、色々と分かりにくい。
主人公は元々ザフト軍側の人間で、そこを抜け出し中立国に移り住んでいたところ戦争に巻き込まれ、地球軍としてザフト軍と戦わなくてはならなくなったんだろう、というのは何となく分かった。
何かカッコイイ。



2004年10月09日(土)

タバコ代が無くなったので前借りしようと思って母親に言うと怒鳴り散らされた。
「さっさと大学出てこの家から出て行け」と言われた。
うちの両親はことある事に「出て行け、出て行け」と言う。
「分かった分かった、大学出たら家出てってやる。でも、その時点で多分一生会う事ないから。実際田舎にも全然帰らんし、俺、祝日でも呼ばれたからって帰る性格ちゃうやん?今生の別れや」と、嬉しいやろ?みたいな感じで言った。
元々一人暮らしを始めたら、その時点で家族とは二度と会わないつもりだったけど、意外にも母親はそれを聞いて動揺しているようだった。
「ほ、ほんまに卒業できるんやろうな・・」とか返ってきた。
今日は、少し家族について考えた。

あの子が嬉しい事を言っても心が動かないよう、自分で否定し続けてきた。
今では本当に嬉しいような事に対しても、感覚が少し麻痺してしまったのだと思う。何年もかけて高め続けた少年への希望や感情が、擬似的に叶って不発に終わり、後からそれを否定しなければならなくなったのも原因だろうか。
色々妄想してみても鈍感だ。
幸せそうな恋愛を思い浮かべてみても、安心できそうな事があったとしても「うわぁ」といった感動が沸かない。
本当、散々な言い方しかできない。

今日は午後12時前に目が覚めた。
あんなに絶対的に大事に思えていたのに、全部どうでもよく思えたり感情が沸かなかったり簡単に非難できたり、それが嫌だ。
「嫌だ」と感じる今のこの感情がどういう感じなのか、しっくりくるよう自分でうまく言葉にできない。

大学を卒業したらどこで暮らそう、と考えた。
何となく住みやすそうなのは神戸、芦屋、西宮あたりだろうかと思う。
今住んでいる場所とあまり雰囲気は変わらないだろう。京都にも少し興味がある。
東京や大阪は絶対に嫌だ。
この間企業経営論の授業を受けたところ、「自分のライフプランニングを書いてみましょう」というのがあった。
普通なら就職の後に「結婚」「マイホーム購入」「子供の学費」とあるのだが、俺の場合は「就職」と「定年」だけだ。
適当なところで職だけ見つけたら、金の事であれこれ考える必要もないだろうな。



2004年10月08日(金)

今日は午前8時半頃に起こされた。
酷い話を知っているのに、何でこんなに苦しみが薄くてどこかどうでもよく感じられてしまうのだろう、と嫌になった。考えられない。
「軽く思っていいわけがない」と、強く精神面を律してきたのに、一度逃げの気持ちが強くなってそれを捨ててしまうと、2度と元には戻れなかったりするのだろうか。
いつの間にか眠ってしまって11時過ぎに目が覚めた。
金曜はいつもより朝に弱い。
1時限目のイタリア語は必修科目なのに、殆ど出席できていない。
学校へは午後から行った。
今日も彫刻の授業で、木に自分の顔を彫っていくのだ。
曇り空で涼しくて、あまり根詰めて色々と考える事がなかった。
天気がいいと、それだけでストレスに感じられる事が多い。
すでにそういう目に合わされているなら、恋愛対象どころか心配対象でさえないのかもしれない、とか考えたと思う。
適当に形を取っただけで、今日の授業は終わった。
教室を出ると油絵の具の匂いがした。
もう自分は、この場所で絵を描くことはないんだろうな、と思った。
帰る時になり、少し考えた。
タイプの少年が「自分はそういう目に合わされた事はない」と言ったとしても、今の俺なら「へぇ、よかったね」で終わらせてしまいそうな気がする。
薄れていく事への抵抗さえも薄れてしまって、それでも「そんなに軽く思っていいわけがない」という意識が根付いている。
今のこの気持ちをどう表現していいのか分からない。



2004年10月07日(木)

深夜のまったりした気分で曲を聴いていると良い気分転換になってくれる。
MSNメッセを立ち上げてみると、ショタコンウザイとかオンライン表示ウザイとかで、いつの間にか登録者の8割くらいが禁止になっていたのに気づき少し笑えた。

今日は午前8時半頃に目が覚めた。
授業は1時限目の終わりから参加した。
久しぶりに、漠然と凄い虚無感におそわれた。
求める希望がなくなったからだ。
よく「最悪なケースを考えた場合」とか言うけど、俺が強く望む事に対しては、常にその最悪のケースしかやってこない。
数日前に本屋で「マーフィーの法則」とか言う本をパラパラと読んだ。
強い念を持っていれば、自然と物事も良い意味でそういう方向へ向かせられると書いてあった。
メッセの子に関しても「まさか・・」と強く心配する時に限って、後から「実は」と、酷い事に巻き込まれていたのだと聞かされる場合が多い。
逆に「心配する時に限ってそうなるから」と思って考えないようにすると、何事もなく済んだりする事が多かった。
全部逆にしか行かない。
強く「嫌だ」と思い込めば、絶対にその通りになってしまう。
そういえば、タイプの少年が悪戯される事に対して死ぬほど欝になっていた時期は、よくそういう話を聞かされたのに、感情が薄れてきてからは殆ど耳にする事がなくなった。当然か。
俺が嫌がれば嫌がるほど、その通りになるよう出来ているのだから。
また以前のように絶対的に思えるようになり、それでタイプの少年と縁があり、さらにその子は悪戯なんかされていない、なんてのは絶対に叶わない。
凄く虚しくなってきて、「もう死んでしまおうか」とか浮かんできた。
欝状態にすらなれない。
性癖の事で悩んでいた頃は、そういった人生に対する虚無感がそのまま欝に繋がったのに、今では「どうでもいい」で済ませられるからだ。
頭の中で「どうでもいい」と繰り返す時、強い怒りが感じられた。
ただの落ち込み状態が延々と続いている。
性癖で悩んでいた頃、自分の内面が原因で欝が生まれたのに、少年が誰にも手を出されてないかどうかで悩むようになってからは、全て外部から与えられるものに変わった。
そのせいか、気を紛らわせるために利用していた掲示板が、逆に欝の種になってしまったので未だに何かを書き込もうとしても抵抗が出てくる。
少年と恋愛が叶うなんてのはもう完全に諦めて、それを「よし」と出来ていたのに、あの子が現れて下手に希望が蘇ってしまった。
意味のない希望だ。悪戯されているのだから。
そんな状態で嫌々授業を受け続けた。
3時限目になった。
粘土で彫刻を作り始めても、その虚しい絶望感みたいなものが抜けなかった。
骨組みに、さらに延々と粘土をつけ続ける。
モデルが裸でポーズを取っているのだが、授業も残り30分くらいになって、ボーっとほぼ無意識に作り続けていた脚の部分が、いつの間にかそれらしい形になってきている事に気づく。
少し満足した。

夏の幻いいな・・
親しくなれたわけでもないのに、後輩のイメージが凄く強い。
俺の少年への感情もこの後輩が原点だから、前のように四六時中後輩の事ばかり考えていたらまた絶対的に思えたりするのだろうか。
凄い存在だった。
だから、その後輩と同じ種類の人間である少年達も、俺にとっては物凄く綺麗で手が届かない人間以上の生き物に感じる事ができた。



2004年10月06日(水)

午前10時半頃に目が覚めた。
授業は1時限目からだから、完全に寝坊だ。
学校みたいな場所ですき焼きを作っている夢を見た。
昨日観た映画ですき焼きを食べているシーンが印象に残っていたので、その影響だろうか。
前は自然に感じられていた事を、今同じように感じようとすると、どうしても無理が出てきてしまう。

学校へは午後から行った。
授業を受けている間は、終始ボーっと少年のいやらしい事ばかり妄想していた。
何をするのもダルくなる。
感情が伴わないのに考え続けるのも、何だか面倒になってきた。
今頃はあの子も「何でこんな奴好きになったんだろう」と汚点くらいに思っているかな。

メッセの子に「もし、好きな子が悪戯されたとして、それを知っても苦しまなくなれるならそうなりたい?」と聞いてみた。
「苦しまなかったら自分を疑うようになると思います」と言われた。



2004年10月05日(火)

ハンター×ハンターで「一番恐れるのは この怒りがやがて風化してしまわないか ということだ」や「それはまだ 私の中で怒りが失われていないという意味では むしろ喜ぶべきかな」という台詞がある。
一番ではないけど、何だか共感する。

今日は午前9時半頃に目が覚めた。
寝起きから少し憂鬱だが、やっぱり中途半端な感じだ。
一番大きくて気にしないといけない事が、そういう少年がどういう目に合わされたか合わされないかなのに、それに対する中途半端さの方が引っかかってる気がする。嫌になる。
どうしたら自分で納得できるだろうとか、どうすればいいんだろうと考える。
あれだけ苦しい事だったのに、何でこんな中途半端なんだろう。
少なくとも俺にとっては凄く大きな事だった。
それなのに、自然に苦しみが沸いてこなくなったのが嫌だから、無理に苦しもうとしたりもしてしまう。
戻ったら戻ったで、少年がそういう目に合わされている以上世の中に救いはないのに、凄く大きな存在だった少年への感覚を手放したくなくて躍起になっている。
俺にとっては、一度は絶対的とまで思えていた相手に対して、軽くなったりいい加減になったりするのは、あってはならない事なんだ、と強く思う。
他の事なら割り切れる。
でも、少年は別だ。

今日の授業は午後からだった。
火曜の授業は、まだ普通に受けられる。
出席も取るしノートも写す。
家に帰ってから「壬生義士」という新撰組の映画を観た。
2003年の映画だ。
大河ドラマ「新撰組!」の芹沢鴨役の俳優が斎藤一を、山南敬助役の俳優が沖田総司を演じていた。
映画やドラマで、彼女やヒロインを少年に重ねてしまうのも軽く見えてしまう原因だ。女なんてどうでもいい。
少年は少年としてみないとな。
女が演じる健気さも、少年とは違って見せ掛けだけの作り物だ。
好きなのは少年なのに、その度合いがどんどん薄れていってしまう。

弟に好きな曲の再生リストを作る方法を教えてもらって、昨日からまたパソコンで音楽を聴くようになった。
ガーネットクロウの「夏の幻」を聴いていると、好きだった後輩を思い出す。
中学の時は同時に2人の後輩が好きだった。
部活の方の後輩は清原君という。
2人とも原がつくし、2人とも巨人に関連した苗字だ。偶然だけど。
凄く可愛かったなと、その魅力が蘇ってきて、同時に憂鬱な気分になった。
今現在、もしその後輩と関われるようになったとしても、やっぱり凄く嬉しいだろうな。その子の可愛い姿を知ってるからだ。
13.4歳の姿しか知らないけど、同一人物だから感情は持てると思う。
顔も可愛いし、背が低いのも可愛いし、年下なのも可愛いしで、凄く魅力的だった。
殆ど喋る事もなかったせいか、あの子はどんな言葉を使うのだろうと、何かを語る事でさえ凄い事に思えてしまう。
悪戯もされてなければ、誰ともそういう関係になってない、だったらいいんだけどな。
ふと、自分もその子達と同じ人種だったらな、と思った。
凄く綺麗な人種だし、少年と関わる事を自分で歯止めする必要もなくなる。
汚す事にもならない。



2004年10月04日(月)

今日は午前8時半頃に目が覚めた。

今日は1時限目の途中から授業を受けた。
昨日、同級生の男の子が好きだとか言ってるスレを見たせいか、後輩がどれだけ可愛い存在だったのか少し思い出された。
でも、悪戯されるから「絶対的に」特別で好きなんだ、とまでは高められなかった。
そこまで高められなかったけど、少し少年への感情が実感されたので気分が和んだ。
久しぶりに外の空気感というか季節感のようなものも感じられた気がする。
最近はずっと頭の中で自問自答ばかりして、どこか機械人間のように何も実感できない奴になっていた気がする。
それから授業中もボーっとして、妄想しながら自分の恋愛感みたいなものについて色々考えた。
これからもし両思いになれる子が現れたとしても、その子が自分を好きになったり気遣ったりする事に対して、「他の奴に対してもそういう感情を持つ可能性があるんだ」とか、自分に対して向けられた気持ちでさえ抵抗が出て嫌になったりしそうな気がする。
俺が20代後半くらいになって、少年の方から好きになってくれたらどうなるだろう、と考えた。
それが自分だったとしても、そんな30前のオッサンをタイプの少年が好きになるなんて絶対嫌だ。
本当だったら少年が好きで好きでしょうがなくて付き合いたいとか思っていたのに、今では俺みたいなショタが少年に対して感情を持つ事を、少年には「気色悪い」と感じてほしいという感覚が強くなってきている。
その後、せっかく好きになってくれたのに、親しくできないなんてあんまりだ、と状況に対してどうしようもない気持ちが溢れてきた。
悪戯なんてされてなければな・・と、今日も思った。
4時限目の映像論の授業では、教室のテレビで古い映画が放映されていた。
俺のすぐ後ろの席で女子二人が喋りまくっていた。
耳元でゴチャゴチャゴチャゴチャ、本当にうざったい。殆ど聞こえなかった。
「えー!」とか「そうそうそうそう!」とか、そうやってリアクションつけまくってる自分を可愛いとか思ってんのかな。本当にバカみたいだ。
5時限目の人間関係論では、結婚に対する認識アンケートみたいなのをとらされた。
「結婚相手に対して、特に重要視するものを5つ選んでください」
気分が悪かった。
掲示板とかやっていて、初対面の時は馴れ馴れしく話しかけてくるのに、俺が少し相手を否定してやっただけで、どちらが正しいかなんて関係なしに手のひら返して犯罪ショタ親父に賛同したり、逆にこっちを攻め立てるために犯罪親父に同意を求めたりする奴が多い。
少年への犯罪がどれだけ最低な事なのかより、自分の態度等を非難されるかされないかの方が大事なんだろうな。そういう奴が今までに何人も居た。
本当、世の中ってしょーもないくだらない奴が殆どだな、とか考えていた。
当たり障りなく関わっていた奴らの大半がそうだった。
俺は人間が嫌いだ。

絶対的とまではいかないけど、今までに聞いた酷い話からの影響感覚がリセットされた感じで、恋愛感情が沸いてる時のような感覚がつきまとう。
ただし、それは漠然としたものだ。
誰に向いてるとかじゃなく、ただ感覚だけがまとわりついてる。
何だか、今日はいつものような緊張感やプレッシャーから開放されてる感じだ。
自然と顔の筋肉も緩んできているのが自分で分かる。



2004年10月03日(日)

また眠っていて、午前4時半頃に目が覚めた。
数日前に落とした、ナイナイの岡村がオファーでJrになるというファイルの完全版を観た。
「Jr可愛いなぁ」という感じで観てたけど、何だか複雑な気分だった。
ノースリーブのダンス服みたいなのを着ていたのが魅力的だったけど、一方で可愛い子がそうやって露出みたいにしているのが凄く嫌だった。

昨日落とした「食人族」を観た。
食人族の村に訪れる4人のスタッフの中に一人だけ女が居た。
その女の顔が、部活の後輩で好きだった男の子にどことなく似ていた。
笑顔になると本当にそっくりだった。
俺の中で「○○君の女版だ」となった。
そのスタッフ達が食人族を虐殺し、怒りを買って逆襲される。
後輩に似ている女はその部族に集団レイプされ、首を切られる。
白骨化して晒されている場面もあった。
好きだった後輩に重ねて見ていたので萌えた。
でも「女だからいいんだ」と、抵抗も罪悪感も全然なかった。
その後「座頭市」を観た。
息苦しい映画だった。
10年前に強盗に入られ、たまたま難を逃れた女の子と男の子の姉弟が居た。
その姉弟の復讐を主人公の座頭市が助ける。
回想シーンで、弟の方がショタコンに身売りする場面があり、陰鬱になった。
救いはその少年が全然タイプでも何でもない子供だった事だけど、それでも連想してしまって嫌になる。
普通の子供がされるなら、タイプの子は余計にそういう事をされるんだ、と関連付けられた。以前は逆だったのにな。
普通の子供がされてもタイプの子だけはされないと思っていた。
その姉弟が追い込まれた時、座頭市が現れ、その10年前の強盗十数人をたった一人で倒していくのがカッコよかった。
刀が強いと、本当に1人で何人も相手にできるものなのだろうか、とか思った。
仇を討った後、女の格好をしている弟に他の人間が「平和になったし、もう男に戻りなよ」みたいな事を言う。
すると「この方が都合がいいんだよ」と言って、周りの皆で笑っていた。
そんな格好をしてる経緯を考えると全然笑えないのにな、と思う。
その後、お世話になったおかみさんみたいな人が「あんた達も、いっその事ここで暮らしなよ」と言う。
弟も笑顔になって爽やかそうな場面だった。
それだけの目に合って、仇を討ったぐらいじゃ全然足りないし救われないのにと思う。無理やりいい話にしている。
本当は凄く暗くて陰鬱な話だ。



2004年10月02日(土)

今日は午前6時過ぎに目が覚めた。
直接ではないが、少年に関連しそうな夢を見た。
寝起きから色々と浮かんできて、憂鬱な気分だ。

しばらく考えていると、頭の中にFF7のエアリスのテーマが浮かんできた。
以前、メッセの子が「お別れです」と言って別れる事になって、その時に俺があげた曲だ。
その次の日か次の次の日くらいに、偶然あの子が「これ、いい曲ですよ」と、俺がメッセの子にあげたのと同じ曲をくれた。
その時の別れとか色々が、どれだけ悲しかったのかが思い出された。
少年が悪戯された事やそれに関連する事が、俺の中では一番大きいショックだから、普段はそういう悲しさみたいなものが隠れて感じられなくなってしまっているところが多いけど、よくしてくれていた子との別れや気遣いがどれだけ悲しい事だったのかが少し見えてきた感じになった。
メッセの子が居なくなった事ばかり気にしていたから、あの子が「じゃあ僕が引き受けます」と言って、俺を気遣ってその子も俺の前から居なくなった。その時は、あの子が悪戯されてて受け入れられないのに、あの子が居なくなる事も凄く嫌だった。でも、それは言えない。
しばらくしてからメッセの子が、以前のように俺の前に姿を現すようになった。
居なくなったままのあの子がウェブ上で書いていた日記で、少し前に削除された日記があった。
削除されているので「ページが見つかりません」と出る。気にかかっていたので、それでもたまにそのアドレスを覗いたりしていた。
ある時、そのアドレスのIDの部分にあの子が使っていたメッセのIDを入れなおすと、新しい日記が見つかった。それも12月で更新が止まっていた。
その日記から、あの子が作ったHPがリンクされていたのでたまに覗くようになる。
それから数ヶ月して、あの子が匿名で俺に話しかけたりしてくれていた事に気づく。居なくなった時は、あの子が俺の前から居なくなったのが悲しかったのに、俺はその匿名があの子だと気づくと耐えられなくなって拒絶した。
それからまたしばらくして、それまで知らなかった日記の機能に気づく。
日記へアクセスしてきた人間のホストと、そのリンク先が表示される機能だ。あの子のHPからリンクされ、未だアクセスされてきている事に気づく。
どうしていいか分からなくなった。
嫌ってもらわないといけないのに、そんな風に気にかけてくれているのが耐えられなかった。
「どうしたら、どうしたら」と思っているうちに、あろう事か、だんだんどうにもならないのに俺の事を気にかけたりするその子の事が憎くなっていく。
そこまで気遣ってくれているのに、筋違いもいいところだ。
凄く想ってくれていたのに、本当に酷い事をしたな・・と自分で自分が嫌になり、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「じゃあ、僕が引き受けます」と俺の事を考えて居なくなってくれたのに、憎んで、けなして、可哀相な事をした。
それでも、悪戯されてるから受け入れる事ができない。
同時に、それさえなければこんな思いもさせなくて済んだのに・・と、歯がゆくてたまらなくなる。
あの子の新しい日記も、あの子が自分で作ったHPも、今は削除されていてもう存在しない。
せめて、年下好きになってくれたらな、とか思ってしまう。

昼間に新撰組の再放送を見て、その後横になって色々考えているうちに眠ってしまっていた。
午後7時前になり、目が覚めた。
物凄く恐ろしい夢を見た。例によって、得体の知れないものに追い掛け回される夢だ。
最初、昔自分が通っていた小学校に居た。
俺は常に自転車に乗っていて、階段の上り下りさえ自転車を使う。
教室から自転車に乗って校庭に降りると、小5の頃の担任の、俺の義理の遠い親戚にあたる先生がいた。その先生に水をもらう。
場面が変わって、暗い建物の中の駐車場のようなところに居た。
そこにある車は、全部変わったデザインをしていた。
全ての車に共通するのが、車を覆っている素材が鉄じゃなくて、ユニフォーム等に使われる黒いメッシュ素材だ。
トラックのような形の車があり、運転席の前にガラス張りの小屋みたいなものがついている物もあった。その小屋にも人間が入る。
現実では考えられないけど、運転席は後ろにあるのに、まるでその小屋が車を牽引するようなイメージだ。
あの子もその駐車場に居た。
「この車いいな」とか、まるで選んだ車がそのまま手に入るかのように二人で色々選んでいた。
場面が変わって、外壁が黒いメッシュ素材で出来たバスに乗っていた。
車には、俺とあの子と俺の親父と、それから親戚だという設定の人間が数人乗っていた。
何もない広大な道を走っている。道の色は薄い灰色だ。
建物もなく、両脇には緑の草がしげっている。
道しかないけど、アウトポストというゲームの、街中を舞台にした戦場と雰囲気がかぶる。
空はオレンジ色に染まっていて、一切の音がない。
まるで、自分達はすでに死んだ人間で、あの世へ向かっているところ、みたいな雰囲気だった。陰鬱な気分になる。
そこへ後ろからUFOのようなものが追いかけてきて、地面にこすれ爆発する。そこからどうなったかはハッキリしない。宇宙人のようなものが出てきた気もする。
場面が変わり、また駐車場に居た。
休日という設定だった。
あの子が駐車場に居て、俺が物陰からそれを見ていた。
あの子が何かの乗り物に乗って駐車場を出たので、俺も原付で尾行する事になった。
また場面が変わった。
田舎の城之崎にある、アジ釣りができる海に関連したものを取り扱う場所、みたいな場面だった。
そこの魚料理店の前を通りかかると、店の外に出されたテーブルに座っているグループに呼び止められる。
3人か4人のグループで、人数が足りないから仲間に入ってくれと言われた。
入る事にしたのだが、そのうちの一人はヤクザか何かで血のついた日本刀を持っていた。
そいつらの仲間のマンションの1室に遊びに行く。
あるカップルの家らしい。外はすでに真っ暗だ。
どうなったかハッキリしないけど、そいつらが人間ではない事に気づく。
元人間で、すでに人間ではないのだ。
ゾンビと武装錬金という漫画に出てくるホムンクルスを足して2で割ったような設定の生き物だ。特徴として、大きく目を見開きキョンシーみたいな黒いクマがある。
そこで人死にがあったのか、死体が転がっていたような気がする。
俺はそいつらの正体に気づかないフリをして、「ちょっと外に出るけどすぐ戻る」みたいな事を言ったと思う。
それから部屋を出て廊下をダッシュだ。
夢の中で俺が逃げる時に使える技みたいなのがあって、夢の中で逃げる時はいつもその技みたいなのを使う。
その技は、マンションの廊下から飛び降りて、下の階のベランダの手すりにつかまり、また手を放して下の手すりにつかまりを繰り返すというものだ。
現実じゃ考えられないし、実際それだけの運動能力も持っていないけど、夢の中ではいつもこれが使える。
部屋を出て廊下をダッシュした後、飛び降りて下の手すりにつかまり、そのままベランダの中に入った。
その部屋の主のようなオバサンに気づかれたので、手でオバサンの口をふさいだ。
せっかく逃げ出したのに、奴らに気づかれてしまうからだ。
それから、首をかっ切り、ザクザクとオバサンの顔面を刻んだ。
指紋が残ったら事だからと、傷と傷の間に数ミリ以上隙間が出ないようにしながらも、「もう二十歳を過ぎたから、警察に登録されてる俺の指紋は破棄されてるはずだけど」とか考えていた。
オバサンの頭が割れ顔が裂け、血がぶちまけられて膿とも脳みそとも判断つかない黄色いものが飛び出していた。
最後に俺が触っていたオバサンのアゴの肉を切り取り、黄色い脂肪がズルリと出てきたのを覚えている。
その日は逃げ切る事ができて、また場面が変わる。
俺の携帯に誰からか電話が入った。
「あなた、あのマンションに居たでしょ。ある部屋で人が殺されてて」みたいな事を言われた。
警察かもしれないし、別の人間かもしれない。
殺されてる人間というのは、あのホムンクルス達が殺した人間だと思った。
「あなたはあそこに居ただけだから、事情だけ話してくれたらいいから」と言われた。何故か俺の頭の中で「じゃあ、あの時逃げる必要はなかったんじゃ」と浮かんできた。でも、下の階のオバサンを殺してしまってもう遅いんだとも思った。
恐ろしくなって携帯の電源を切った。でも、そのマンションに向かった。
また、前の時と同じように外は夜で真っ暗だった。
ホムンクルス達による、自分を狙った罠だという事に気づく。
廊下をダッシュして逃げまくる。
マンションの階段付近に隠れていると、スーッと殺したはずのオバサンが俺の前を横切った。
ホムンクルスになったらしい。傷が完全に消えていたし、目にクマがあった。
それから逃げて逃げて逃げまくって、どうなったか覚えてないけど廊下から飛び降り、マンションの公園に着地した。
公園には若者が数人居たので「助かった」とか思って、助けを求めてかけよった。
すると、その若者達がニタァっと笑って「見つけた〜」みたいな事を言った。目にクマがあった。
こんな感じの夢だった。
俺が出す音や出てくる人間の声以外は終始全くの無音で、車の通る音さえ聞こえなかった。夢だからそれが普通かもしれないけど、それも凄く恐ろしかった。
思い出しながら今見た夢を書いていたけど、50分ほどかかった。
凄い恐怖感で目が覚めた。
それから、あの子が悪戯されるなんて本当に悪い冗談じゃないのか、とか思えてきた。本当に信じられないし、信じたくない。

コンビニに行ってきた。
マンションの前でタバコを吸っていると、俺の前を幼馴染の女子が通り過ぎてマンションの中へ入っていった。
霊感少女とか言われている。
俺が少年が好きな事とかも、全部知られているのかな、とか思った。
部屋に戻ってから、よく同じような夢を見る事が多いので、「追いかけられる夢」で検索してみた。
『できれば避けたいこと。逃避願望。または、現在の状況から抜け出したい気持ち。現状への不満はあるが、なかなか解消できないもどかしさ』
となっていた。当たっている。
でも、誰にでも当てはまる事にも思える。



2004年10月01日(金)

今日は午前6時過ぎに目が覚めた。
寝起きは完全に感覚が麻痺した感じで、少年について色々感じる事ができなくなっていてそれが嫌になった。
それからしばらく考えていると、だんだんと憂鬱になってきたけど、それがまた本当に中途半端だった。
もう駄目だな・・
前みたいには戻れない。
大切だった少年についてどう感じるかという事に対しても、自分で自分を認められなくなった。
終わりだ・・
嫌だ。

何だろう。大事だからこそ、大事に想っても感じてもいけない、みたいな状況だったのだろうか。
どんどん感覚もいい加減になってくる。
悪戯されたタイプの少年の存在自体、認めたくなくて全否定しそうな感じだ。
タイプの男の子が何を「良し」とするのかが絶対だったのに、もう自分の中の人生の答えのようなものも、全て失ってしまった気がする。
前の嬉しかった時の状態で、あの子が悪戯されていなくてそのまま楽しく、みたいな風になりたいな。
もしあのままあの子が悪戯なんてされていなくて、と色々妄想していると、本当に最高の事に思える。
どんな事にも捉われなくて毎日毎日ゲームをしたり話したり、面白い映画をあげたりたまに遊びにいったりと、そんな事を色々と思い浮かべた。
悪戯されていないと思っていた時にあの子と遊んでいた頃が、今までの人生で一番嬉しかった。

少年について色々考えているうちに、メッセの子がオンラインになったので少し話した。
授業は1限からだったけど、学校に行ったのは午後からだ。
彫刻の授業だけ受けた。
学校に居る間は、珍しく少年の事であまり考える事がなかった。
「MXで次は何から落としていこう」とか考えていたと思う。

去年の自分はどんな事を考えていただろうと思って、1年前の日記を少しだけ読み返してみた。
当時のその出来事に対する心境や自分自身の変わりように、じっくり読むのが怖い気がしたので、斜め読みでざっと眺めるだけにした。
去年と比べて今の自分は本当に、全然男の子に対して気遣えていないなと、少し自分が恥ずかしくなった。
やっぱり、忘れていくのが一番いいのかもしれない。
大好きだった少年という存在に対してさえ、愚痴しか言えなくなってきている。

晩飯を取りにリビングに行くと、親が志村けんのバカ殿を観ていた。
部屋に戻って、俺も観てみることにした。
それが終わってから「次は八つ墓村」とお知らせがあったので、それも観る事にした。
藤原竜也(ふじわら たつや)が「辰也(たつや)」という役を演じていた。
神戸人という設定なのに、共通語を喋っている。
10代にも見える役者だけど、27歳の役を演じていた。
孤児の辰也の親族だという人間が、辰也が働いている会社に引き取りに来る。
辰也は自分の親戚達が住む村に行く事になった。
そこが八つ墓村だ。
ある和室に通される。
そこで、寝たきり病人の腹違いの兄と、その兄を囲む親戚や一族にゆかりのある人間達に迎えられる。
病人の兄が咳き込みながら「ここにおるこのオッサンは医者でなぁ、一族の財産を狙っておる。こっちの男は元少尉で、戦争時代は、ずいぶん幅を利かせておった癖に、一文無しになって戻ってきたから世話をしてやってるのじゃ。せいぜい懇意にしてもらえぇ」と、ゼェゼェ言いながら辰也に紹介する。
「それだけ自分でボロクソ言ってる人間に、懇意にしてもらえって奨めるなんてどういう事だよ」と思って、それが凄くおかしかった。
それだけ説明してから、辰也の前で血をブバァっと吐いて息絶えてしまった。
辰也が初めてその村を訪れた初日にこれだ。
辰也からしたら「どれだけ恐ろしいねん・・」という感じだろう。
殆どギャグだな。
その後も八つ墓村を観続けた。
内容が濃くて、観てて飽きなかったし面白かったと思う。
自分的には、辰也の兄が一番のヒットだった。


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リュカ

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