リュカの日記

2003年11月30日(日)

今日は午前1時半に目が覚めた。
2度寝してしまって、午前6時前に目が覚めた。
あの子が居なくなったのが未だに信じられない。
最後に言った言葉とか・・
あの子に初めて話しかけたのが2002年の8月23日。
最後にメッセ貰ったのが2003年の11月28日の午前7時39分。
大体1年と3ヶ月の間、殆ど毎日何時間も喋り続けていた。
切れてから何度もメッセを読み返したけど、読むたびに泣けてくる。
一緒に同じゲームを始めたり、MXで手に入れた色々なファイル交換したり。
ネットでしか関わってないけど、本当に沢山の思い出がある。
思ってる事とかもっと書きたいんだけど、あの子の事はあまり書くことができない。
最後のメッセが残ってて、PC落とすに落とせないな・・



2003年11月29日(土)

今日は午前12時少し前に目が覚めた。

一晩考えてみたけど、どうするのが一番正しいのか分からない。
一度自分の中で決めた事なのに、もう迷いが出てきてる。
絶対的な価値観に照らしあわす事ができないような事だと、本当に意思が貫けなくなるんだなと実感した。
どっちにしろ後悔しそうだけど、後悔しない方法はもうないんだろうな。

あの子にメールを送ってみた。
やっぱり放ってはおけない。
どんな結果になっても、あの子にメールを送った事は後悔しないと思う。

さっき「呪怨」という映画を見た。
以前メッセの子が俺に送ってくれたファイルだ。
その時は「恐ろしそうだから」と言ってなかなか見る気になれなかった。
それでも呪怨の話ばかり持ち出してくるので、いつか見ようとは思っていた。
でも、メッセできなくなるまでその映画を見る事はなかった。
やっぱり思い出のファイルなんで見てみようと思って、さっき初めてそれを見た。
そんな事を考えていたせいか、あまり恐怖感は感じなかった。
面白い映画だったし、もっと早く見てその事で色々話したりしとけばよかったなと思う。



2003年11月28日(金)

午前3時前に目が覚めた。
寝起きだからか、少し締め付けられるみたいな感覚があって、なんだか欝っぽい。

事情があって、メッセの子と今日でメッセができなくなってしまった。
もう関われなくなるなんて信じられなかった。
あまりその子の事は書けなかったけど、その子と喋るのが毎日の日課みたいになっていた。
本当に突然の事だった。
21にもなって、その子との会話中ずっと涙が止まらなかった。
とても長い事友達として、何でも話す事ができたのに・・
その子と朝まで喋り明かした。
携帯でメールはすると言ってくれた。
でも、その子のおかげで欝になる事がふっきれてくれたような気がする。
今日一日その子の事が頭から離れなかった。



2003年11月27日(木)

午前12時半頃に目が覚めた。
その子からメッセが入り、色々話した。
今まで、同じような感じの子だというので色んな子を関連付けて考えていたけど、ショタになったきっかけの子?の画像を見て、それが少しズレてきた感じがする。
やっぱり全然違う人間なんだと実感して、その子も「そう思ってください」と言った。
少年を好きになる時、きっかけの子にかぶせて感情を持って、それに絡めて色々な物事を計ったりしていた。
改めてそれを認識して「そういうの全部捨ててください」と言われた。
それがないと、持てる感情もかなり薄くなってしまう。
今までと全然違う感じになってしまうかもしれない。
ずっとそういう風に考えてきたから、これでいいのだろうかと思った。
その子と関連させないで、他の子の出来事も考えず、その子の出来事も意識しなくていいみたいな事を言われた。
今までの価値観捨てて、重ね合わせないようにしたらその事で欝になる事も少なくなるかもしれない。
まあ、「全然別の人間だ」と実感したから、「それでもいいか」と納得できた気がする。
その子の出来事意識せずに、その子の事だけ考えてればいいのかな。
なんだか、少し自分の中の芯が抜けてしまったような感じがしたけど、大分スッキリできたように思う。
多分それが正しい事なんだろうな。
今納得した事を、自分の中の当たり前の価値観にして、無理せず継続できるようになったらそこからその子への感情も強くなっていくかもしれない。
あくまでも、その出来事を意識しないように。
できるだけそう考えるようにしよう。
そうすれば、それが普通の状態になるはずだ。

少しだけ遅れて学校へ行った。
もう考えたり関連付けたりしなくていいんだと思おうとしていたので、最初はかなり楽な感じだった。
午後くらいになると、本当に考えなくていいのか疑問に感じてきた。
何も考える事がなくなってしまい、何を考えていいのか分からなくなる。
だんだんプレッシャーがかかってきて、考えなければ気がすまないような気分になってきた。
頭の整理がつかない感じで息苦しい。
自分にとって大きな存在がなくなってしまう。
授業も終わりに近づく頃には、寝不足のせいか頭がぼやけてきたような感覚になった。
ショタになったきっかけの子の事が浮かんできたけど、それさえも薄くなっているような気がした。
家に帰りついた時には、欝になった時の感覚が少し感じられた。
やっぱり最初は無理してでも考えないようにするしかないだろうな。
結局、今日一日考えて意識する事はなかった。
とても眠い。



2003年11月26日(水)

メッセの子がオンラインになり、少し話をした。
「そういう事、もう考えなくていいです」と言ってくれた。
その事を考えずに、そういう奴への怒りだけは忘れてほしくないと言われた。
それを意識しなければ、普段の生活も楽しく感じる時間もできると。
でも、そいつへの怒りとかその出来事への感情とか、その子自身に対する感情は全部繋がったものだと思う。
その子に「自分が好きになれる子がそんな目に合わされても、やっぱり考えずにできる?」と聞いてみた。
「それはできないっぽいです。どうしても考えてしまいます」と言われた。

とても疲れていて、そのまま眠ってしまった。
親の実家に行っている夢を見た。
何だか田舎の雰囲気が違っている。
どんな夢だったか、あまり覚えていない。
目が覚めた時に「眠ったまま誕生日が終わってしまった」と思ったけど、時間を確認すると、まだ午前2時半頃だった。
少ししてからその子がオンラインになって、挨拶をくれた。
しばらくPCの前でボーっとしていて、時間が2時48分になったのを確認した。
誕生日が終わった事になる。
その子が自分の画像を送ってくれた。
以前から自分の事を不細工とか言っていたのに、とても可愛い顔をしていた。
目が大きくて少し幼い感じがして、とても好きになれそうな感じなのに、それを喜んでいいのか判断できない。
ちょっと女の子っぽい感じがした。
その子の事、全部受け入れて喜べるようになったら、どれだけ幸せな気分になれるだろう。

後輩に似た子が気になって、また見に行ってしまった。
見れば見るほどその後輩で、生き写しとしか思えない。
その子にそっくりな弟君の写真は持っているけど、見比べてみるとその子にも見える。
弟君は、1年の頃大人しい子だったのに途中で物凄い不良になってしまった。
何でそんな風に変わったのか、よく疑問に思っていた。
一回ジャニに入ったという噂も聞いたし、そこで何かあったのか・・とか。
裸の写真を見て、これが原因だったんだろうか、とか思える。
U君(その子達の苗字。本当にそっくりな兄弟で、説明しやすいし比較するために複合してこう呼ぶ事にする)本人以外にありえないくらいそっくりだし、本人だと思う。
色々とU君の事が思い出される。
本当に信じられない。
その子が裸になってる事自体信じられないし、今の気分をどう表現していいか分からない。
怯えてるような表情とか、元々の顔つきで薄く笑っているように見える顔とか。
頭がスッキリしているせいか、考えてると色んな感情が沸いてくる。
ショタになってから何年もずっと考えてた子だし、「うわぁぁ」って気分だ。
他人の空似でも、似た子がそうなってるってので嫌な気分にもなるけど、どう見ても本人にしか見えない。
でも、その子が凄く魅力的すぎてどうしても惹きつけられてしまう。
今まで、人でも物でも景色でも、その子より綺麗なものは見たことがない。
凄く綺麗で、ずっと見ていたいと思ってしまう。
一方で、この子がこんな風に貼りだされてそれを他の人間が見ているのが我慢できない気分になる。
この写真撮った奴とかマジありえない。
写真に写っているU君自身、今の状況が「信じられない」と思ってるみたいに見えて、どういっていいか分からない気分だ。
なんか本当に少年美といった感じで、嫌な感情よりも「こんな綺麗なもの見たことない」といった感情の方が強くなってる気がする。
体格とか、足の肉付きとかも人と違っていて、凄く魅力的だ。
部活中、よくこの子が走っているのを眺めていたので今でも頭に焼き付いている。
やっぱり初恋の相手なので、好きになる男の子の中でも特別な感じになってるのかな。
メッセの子にその事を話すと、「見てみたいです」と言ってきた。
その子には以前、弟君の方の写真を見せた事があったけど、あまりU君を知らないその子も「似てます」みたいな事を言ったので絶対U君以外ありえない。
U君のこんな写真がある事が信じられない。
それが凄く嫌な事だと感じているのに、綺麗だと思う感情の方が強い。
今、複雑な気分だけど、欝にはならなかった。

2時限目から授業だったのだが、昼休みから学校に行った。
弁当を食べていた教室でしばらく眠っていると、3時限目の授業が始まった。
しんどかったので、しばらくそのまま教室に居座る事にした。
数十分して席を立つと先生に「こら、そこ〜」と言われた。
そのまま教室を出ようとすると「おい!!」と、物凄い大声で怒鳴られた。
3時限目の彫刻に途中から参加した。
授業中、昨日見た画像の事で色々考えてしまった。
やはり少し冷静さを失っていたかもしれない。
それが本人である可能性なんて、殆どないようなものなのに、どうしてもそう見えてしまった。
でも本当にそっくりで、さっきは凄い惹かれる感じだったのに、考えてるとだんだん苦しくなってきた。
その子の顔を見ていて、今まで小さくて成長が遅い感じの子をその子と同じような感じの子だと重ねてきたけど、やっぱり全然別の子なんだと実感した。
そういう特徴は似ているけど、皆全然顔が違うし性格も違っている。
誰もその子になり得ないんだと思った。
でも、そう考えると今までその子に似た子も関連付けて考えて欝になったりしたけど、そういうのも少しは和らいでくれるのかな。
その子が俺の少年愛感情の全ての元になっているので、逆にそうやって関連付けて考える事で凄い喜びを得る事もできる。
その画像の子がそういう姿にされているのを考えると欝になってきた。
やっぱり、そういうので安心したいという感情もあるからどうなんだろうか。
でも、そういう安心を求めなくなるなら、俺の事を好きになってくれた子を受け入れられない理由はなくなるかもしれない。
それでもやっぱり辛くなるだろうか。
その子と同じような子だからというのがなくなってしまうと、普通の男が彼女に感じるくらいの感情しか持てないようになってしまうかもしれない。
その子の価値観を全面的に信じたりできなくなるかもしれない。
やっぱり、その子に安心させてもらいたいというのもあるし、中途半端になってしまう気がする。
でも、どっちにしろその出来事を意識すると安心どころじゃなくなってしまったりするんだろうな・・
その気持ちに応えたいというのもあるし、どうしていいか分からない。
何だか凄い頭の中がグチャグチャな感じになってきて辛くなった。
家に帰ってからその写真を見てみると、やっぱり本人にしか見えなかった。



2003年11月25日(火)

21歳になった。
教育テレビのイタリア語が始まる時刻で、正確に12時になったのが確認できた。
あの子が、「メール送ったんで、生まれた時間の2時48分になったら見てください」と言った。
どんな事が書かれているんだろうか。
久しぶりに弟が俺の部屋に来た。
「むかついてバイト辞めた」とか言ってきた。
「今日俺誕生日やから」と言うと「コンビニ行ってくるわ」と行ってそのまま出て行った。
しばらくして弟がコンビニから帰ってきた。
俺用にタバコ3箱買ってきてくれて「誕生日プレゼント」と言った。
その後、漫画の事とか色々話しかけてきた。
なんだか、弟と話をするのも久しぶりだ。
今までの嫌な気分が、少し晴れてくれた気がする。

時間になったのでメールを見た。
誕生日おめでとうと書かれていて、その下に何で俺の事を好きになったのかとかが書かれていた。
そして、楽になってほしい、とか色々と励ましの言葉が書かれていた。
俺がその子の出来事で欝になっているのがとても悲しいと。
その事で突き放すみたいになったり、色々嫌なな思いさせて全然好きになってもらえるような態度で接したりできてなかったのに、良いように受け取ってくれてたのが嬉しかった。
欝がなくなるようにその子が頑張ってくれると書いてくれていた。
やっぱり、その子の出来事気にしちゃいけないんだなと思った。
その子にそういう事をした奴の事を許したり納得するわけじゃなく、その子が欝にならない事を望んでくれるからそれを考えないようにしよう、という風に考えてみる事にする。
絶対に許せないけど・・
その事について書かれた部分も、もう二度と読まない事にしよう。

結局朝まで起きていて、そのまま学校へ行った。
途中本屋でジャンプを買い、学校に着いた頃にはすでに2時限目の授業が始まっていた。
英語だったのでサボる事にした。
掲示板を見に行くと、3.4時限目は休講との事だった。
空いている教室を探し、弁当だけ食べて帰った。
家に着いてからそのまま眠ってしまい、目が覚めたのは午後8時過ぎだった。
寝起きから嫌な事が浮かんできて全然納得できない気分になり、「これで本当に納得できるのか?」「これでいいのか」と考えて欝になった。
母親が誕生日用に靴を買ってくると言っていた。
誕生日プレゼントは18の時で終わりだったけど、靴が少ないからだとの事だった。
でも、売り切れていたらしい。
10時頃に晩飯を食べた。
スキヤキとから揚げで少し豪華だった。
なんとなくショタ板を見てみた。
他のサイトへのリンクが貼られていて、たどってみると何枚かエロい画像が貼ってあった。
その中に、中学時代の後輩そっくりな子の写真があった。
その後輩の写真も何も持っていないし記憶にしか残っていないけど、顔、表情、体形、全部そっくりで、本当に本人かもしれないと思った。
複雑な気分になったけど、あまり強い感情が沸いてこなかった。
やっぱり、そういうのが薄れてきているみたいだ。
11時になってケーキを食べた。
今年は蝋燭はなかった。
12時前になり、教育テレビをつけた。
ハングル語講座が終わり、26日になった。



2003年11月24日(月)

昨日からの徹夜明け。
昨日見た日記の内容が頭から離れない感じで、何度も読み返してしまった。
その事を考えると、昼間ほどではないけど心臓がドッドッドッドと強く脈打った感じになっているのが分かる。
どれだけそいつの事を憎んでも、どれだけその事実否定しても、どれだけその子の事を考えても全然足りない。
でも、絶対にそいつは許せない。
もう考えないようにするしかないのだろうか。
ちょっとだけ意識しなくなった時でも、「これが現実だ」と、すぐにそれが意識されてしまう。
それでまた読み返してしまう。
その子の文章を読むたびに、そんな子なのにありえないという気持ちでいっぱいになる。
そういう事はその人の人格を踏みにじる事なので、殺人よりも許されないものだと聞いた事がある。
その言葉に実感を持った事もあった。
考えなくするのも、とても難しい。
その子がそのおっさんをかばっているのを見て、そんな風に思わなくていいのに・・と悲しくなってしまう。
その子はそいつに着いて行く前にも断っていたと聞いていた。
その子はそのおっさんの事をあまり悪く言わないし、以前にも「僕のことは考えずに」と言ってくれていたけど、やっぱりとても辛くてやりきれない気分になってしまう。
凄い独りよがりだと思うけど・・
っていうか、そんなおっさんにその子がそういう風にされたとか本当にありえない。
何で逃げなかったんだろう、何でそいつは自分のためにそんな子供にそんな事をしたんだ、悔しくてしょうがない・・
その話を聞いたあとでも、まだそれを信じないようにしようとしてる部分がある。
そんな事実は絶対に納得して受け入れる事ができない。
それでもやっぱり、今の感情はそれまで持ってたものの半分以下の感情かな。

そういえば、今日で二十歳も終わりなんだな。
10代が終わって、もうすぐ1年が過ぎてしまう。

コーヒーを飲みながら他の人の日記を色々読み漁ってみた。
さっき(昨日)聞いた話に実感が持てなくなり、とても落ち着いた気分になった。
もうすぐ5時か。
誕生日に昼夜逆転というのもどうかなと考えた。
少し前までは、そんな子に対して自分に出来る事ならなんだってしてあげたいし、励ましてあげたいと感じていた。
でも、最近はそんな子に安心させてもらいたいっていう感情だけが強くなってきている気がする。
これじゃ、もうその子の事を好きだとは言えないかな。

朝方その子からメッセが入った。
その出来事を意識せずに話せたから、結構楽しかった。
4時限目に学校があると思っていたので11時頃に布団に入った。
目が覚めたのは午後6時頃だった。
どうやら今日は祝日のようだ。
そのまま、また眠ってしまい、午後8.9時になって目が覚めた。
今はできるだけそれを考えないように意識してる。
考えないように意識を押さえ込んでいる感じで少しプレッシャーがかかる。
思考が働かない。



2003年11月23日(日)

昨日からの徹夜明け。
その子が誕生日プレゼントに、何か送ってくれるみたいな事を言ってくれた。
「人付き合いないし、俺宛に何か着たら怪しまれるから」と言って断ってしまった。
せっかくそう言ってくれたのに、少し罪悪感を感じてしまった。
いつもメッセしてる子が、その子とメッセ友になりたいと言ったので、紹介させてもらった。
適当に色々なページを検索して回っているうちに、ネットの接続が切れてしまっていた。
再起動しても接続できなかったので、しばらくPCを落としておくことにした。
漫画を読む事にハマってきたので、本屋に色々買いにいった。
その後でコンビニに行き、スナック菓子等、タバコ3箱を買ってきた。
本来なら2000円近くになるはずなのだが、会計でタバコ代がカウントされていなかったようで、1000円ちょっとで買う事ができた。
店員はタバコ代を忘れている事に気づいていなかったので、早く会計を済ませようと、少し緊張した。
家に帰ってから午前6時近くまで漫画を読んだ。
読み終わった後も、軽いプレッシャーがかかった感じは残っているけど、あまり色々考えずに済んでいた。

今考えてみたら、タバコ代全部カウントされてなかった訳ではなく、後から追加した一箱分だけ忘れられいただけだった。

どうすればいいのか分からなくなる。
その子の出来事があるので、素直に受け入れたり本当の意味で喜んだりできない。
話してる時でも「考えたくない」というプレッシャーが出てきて、どこか落ち着かない感じになる事もある。
今までならそんな子の存在が全てで、何か支えられるような言葉をかけてもらえたら、どんなものでも苦痛にならず我慢できるような気もしていたのに、今はそんな感覚さえなくなってしまっている。
普通の理想の男の子といった感じだったのに、絶対にあってはならない事だった。
本当にありえない事だし、絶対に嫌だ。
どういう風に思えばいいのだろう。
どういう風に思えば正しいのか頭だけで考えても、その考えに実感を持たせられない。
「こう思えばいいんだ」と強く実感できるような価値観がほしい。

その子の日記を見てみると、自分がされた出来事について少しだけ書いていた。
どういった状況なのか、とかどういった事をされたのか、今まで恐ろしくて聞けなかったし聞きたくなかった。
そのおっさんに声をかけられた時の状況だけが書かれていた。
その子が自分でそういうのを語るのが、とても生々しい感じでドキッとした。
一気に血の気が引いていく感じがして、心臓の鼓動が異常なくらい高まっていった。
嫌な予感がして、心配で心配で気が気でない時の感覚だろうか。とても焦っている時の感覚だろうか。
「嘘だろ・・」「やめてくれ」「信じたくない」と、否定したい感情が一気にあふれ出てきて心が張り裂けそうな気分になった。
ずっとその出来事の存在を否定したいといういのもあったので、凄くショックだ。
そのまま色々と考えてしまった。
ずっと心臓の鼓動が落ち着かない感じで、胃にプレッシャーがかかる。
しばらく考え続けていて、その子の日記の内容に少し気になる部分があるのを見つけた。
その出来事について「ちょっとした事件」と書かれている。
絶対ありえないようなとんでもない事なのに、「ちょっとした事件」っておかしくないか?と思った。
文章の下には、綺麗な星のマークが沢山表示されている。
その子は俺の誕生日を気にしていてくれているみたいなので、「もしかしたら」と、ある結論が自分の中に浮かんできた。
「もしかしたら、何もされてなかったんじゃないか?」
何かされそうになったけど、何とかその状況から脱して、警察に通報してそいつが逮捕されたんだという事なのかな。
その子は、そういうのに巻き込まれそうになったショックで学校に行けなくなった。
でも、そいつには何もされていない。
もしそうなら最高の誕生日プレゼントなのになと思った。
喜んでその子の事受け入れられるようになると思う。
前みたいに物凄い喜びはなくても、その子がそういう事に関わっていなければ、時間をかければまた前みたいな感情が戻ってくるかもしれない。
そうなれば、その子が自分を好きになってくれた事だけでも一生の支えにできるかもしれない。
そんな都合のいい考えが浮かんできた。
少し希望が出てきた感じで、だいぶ落ち着く事ができた。
一方で、「そんな都合のいい事あるわけない」と思ってしまう。
最初にその子がその話をし始めた時、とても嫌な予感がしたので「その声かけてきた男が今の同居人でしょ?」と訊ねたけど、「いえ」とすぐに否定されてしまった。
またそんな感じで一気に絶望的な感覚に襲われてしまうのだろうか。
そう考えると、とても恐ろしくなる。
そういう意味で何かされていたら絶対に嫌だな。どんなささいな事でも・・
度合いとかの問題じゃないし。
否定してもらいたいというのもあるけど、安心させようと嘘をついてもらっても意味がない。
何か、本当に自分の事しか考えれてないな・・
とりあえず、今思った事はまだサイトには貼らないでおこう。

午後8時前に目が覚めた。
その子の日記を見てみると、続きが書かれていた。
俺は絶対に信じたくない事がある時とか、無理やりにでも逃げ道を作ってしまうようだ。
その子はそういう目に合わずに済んだと思い込もうとしていた。
でも、日記の続きを読むとそうじゃなかった。
寝起きなのに続きを読んでいる時、妙に気分が落ち着いていた。
その子は、自分がそんな目に合わされたのに優しかったからと、そのおっさんをかばっている。
そのおっさんは「慰めたかった」とか言い訳したらしい。
あんな子にそんな事をする奴は、どんな理由があろうと絶対に許せないと思う。
その子にも、もっとそのおっさんの事を憎んでほしいと思った。
他の日の日記を読んでみても、まだ普通に生活してきたような感じだったのに、それを読んでも未だに信じられない気分だ。
本当に、優しすぎるというくらい優しい子だ。
そのおっさんが自分に優しかったからと、そいつが警察に捕まったことを後悔しているみたいな感じになっているのが、とてもやりきれない気分になる。
絶対に納得できない事だし、その事実をどういう風に受け取ればいいのか分からない。
でも、何故か昼間のような感情が沸いてこない。
一方で、泣き出したいような感覚があるのが分かる。
その子がそんな目に合わされてしまったのが本当に信じられない・・
やっぱり、その話聞きたくなかったな・・
本当ならもっと沢山納得できない事がある。
その子をそこまで追い詰めた周りの人間、そんな目に合わせたクズをかばって金で解決しようとした弁護士、7年服役させるだけでチャラにしようとする裁判、その子に酒を飲ませた居酒屋の従業員・・
その子が帰りたいと嫌がってるのに「慰める」とかありえない言い訳をしたおっさん。
それら全部含めて、憎くて憎くてしょうがない感情があふれ出てくるはずなのに、今それが沸いてこないのがとても歯がゆい。
時間が経ったら、またその事で色々な感情があふれ出てくるのかな・・



2003年11月22日(土)

昨日からの徹夜明け。
その子からメッセが入ったので話をした。
最近メッセが繋がっても少し話しにくい感じになっていたので、今日は沢山話ができてよかったと思う。
ネットゲームの事とか、俺が普段よくメッセしてる子の事とか、色々な話をした。
その子に2つほど気になっていた事を質問した。
自分で聞きながらも「そうだったら嫌だな」といった感じでとても緊張した。
返って来た答えに少しホッとさせられた。
時間帯のせいか、今日はとても落ち着いた感じで話ができた。
以前ほど、とはいかないけど話していてとても楽しかった。

午後5時前に目が覚めた。
昨日色々話した事で、本当に普通の子なんだなと思った。
その事実が浮かんできて、とてもショックな気分になった。
あんなに普通の子なのに、本当に信じられない。
その子は高校で先輩に告白されたりするような子なので、自分の後輩にも結構かぶる。
だから、余計にショックな感じがして本当にありえない気分になる。
心臓の鼓動がいきなり激しくなり始めて、とても息苦しい感じになった。
欝な気分になり始めて、いつの間にか眠ってしまっていた。
次に目が覚めたのは午後9時頃だった。
軽いプレッシャーがかかった状態ではあるが、さっきの感覚が麻痺したみたいな感じになっている。



2003年11月21日(金)

昨日からの徹夜明け。
午前3時を過ぎても全く眠りにつけない。
まあ、明日(今日)は1時限目の中国語だけなので、大丈夫だろう。
その子が以前「南国少年パプワくん」の続編の「PAPUWA」という漫画が発売されていると教えてくれたので、買いに行くことにした。
金がなかったので、以前もらったお年玉を使う事にした。
机の中に7万円以上の金が眠っている。
その漫画はショタやゲイを面白おかしくギャグにしてる部分もあって、読んでてとても心が和む。
「PAPUWA」は、前作の主人公であるシンタローの弟、コタローが主人公だ。
ワガママっぷりがとても可愛らしかった。
その子からメッセが入った。
「僕のことは考えずに、今は自分の事だけを考えてください」と言ってくれた。
どんな事を考えればいいのか、ちょっと分からない。
前みたいな価値観戻って、なお、その子の事を受け入れられるようになれば最高だと思う。
でも、その子への感情と、その出来事に対する欝は比例してて、その子に対して強い感情を持っている時、その何倍も耐えられないくらい締め付けられる感じが強くなったりしていた。
自分の事を好きになってくれている子がそういう風になっているのを考えると「ああああああああああああああああああああああああああああああああ」という感じになってしまっていた。
でも、今はとても落ち着いた気分だ。
何とか、そういうのを切り離して捉えたりできないだろうか。
その子の事を考える=自分の感情を左右する物事を考える=自分の事を考える、になるのかな。

朝になり、そのまま学校へ行った。
教室に入って数分すると「宿題の答えを書いていってください」と言っていた。
宿題を全くやっていなかったし眠かったので、それが終わるまで机に突っ伏していた。
そのまま宿題の答え合わせが終わるのを待っていると「今日はこれくらいにしときます」と言われて授業が終了してしまった。
今日の授業は答え合わせだけだったようだ。
結局、何も勉強をする事なく家に帰った。
帰ってからそのまますぐに眠ってしまい、目が覚めたのは午後5時頃だった。
寝起きからずっと頭がボヤけた感じで、今日は一日中適当なサイトを回っているだけだった。
ゲームも何もする気が起きない。



2003年11月20日(木)

結局昨日から一睡もできなかった。
その子の日記を読みながら、その子について考えていた。
感情が冷めてしまうのは、どんな事でもある事だと書かれていた。
6.7年もずっと恋愛の対象で、ずっとそういう感情が冷めたりする事がなかったので、何だか信じられない気がする。
死ぬまでずっと、そういう子に対して感情を持ち続けると思っていた。
そんな子でも、大人になったら女とそういう関係になったりするんだろうなくらいには思っていたけど、まだ子供の時に、男にそういう事をされるってのは普通に考えても絶対にありえない事だと思う。
普通の人間でもそんな事に巻き込まれる事なんか殆どないのに、ましてやそんな子がそういう犯罪に巻き込まれたりとか、本当にあってはいけないし考えたくない・・
そんな子にそういう意味で近づいていくような奴がいるなんて信じられないし、絶対に許せないと思う。
「これから立ち直って、そんな気持ちも忘れて1人の人間を好きになってその人を大切にすることができると思う」と書かれていた。
自己中な考えだけど、俺はそんな事実がないその子が「その人」じゃないと、、と思う。
そんな事言われても、どうしていいか分からなくなるだろうけど・・
どうしても、その子に、ではないけどその事実に対して拒絶感が出てきてしまう。
その子を受け入れなくてもその事実が消えてくれるわけでもないのに、どうしていいのか自分でも分からない。
気分転換にマウスで漫画キャラの絵を描いた。
何を描いてるのか見て分かる絵になったのでよかった。
朝になり学校へ向かった。
1時限目から授業に参加するのも久しぶりだったので、朝に外を歩くのも少しだけ新鮮な気がした。
今日の授業はデッサンと絵画で、常に何かを描いていた。
描いている間、ずっとその子の事が頭に浮かんでいた。
その出来事が「嫌だな」という感覚がずっと付きまとっていたけど、何だか中途半端な感じだった。
とても眠かったので、昼休みには教室で爆睡してしまった。
家に帰ってすぐに布団に入った。
目が覚めたのは午後11時過ぎだった。
これも一種の昼夜逆転だろうか。
最近全くゲームをやっていないな。
その事実を考えてると、すごいストレスを感じる・・



2003年11月19日(水)

昨日からの徹夜明け。
眠ろうと思っていても眠れなかったので「シャドービルダー」という映画を見てみる事にした。
以前アメリカに行った時にテレビで「エアバディ」という映画を見た。
その主人公の少年(ケヴィン・セガーズ)がとても可愛かったので、日本に帰ってから同じ子が主人公をしている「シャドービルダー」のビデオを買った。
映画を見ても、理性的に「可愛いな」と思うだけで何も感情が沸いてこなかった。
1時間ほど映画を見て、少しボーっとしていた。
午前5時前になっても全然眠気がわいてこないのでPCを立ち上げてみた。
あの子の日記を見てみると、俺が悩んだりしてる事について書いてくれていた。
俺の事をその子がどういう風に解釈してるのかを箇条書きにしてあったので読んでみた。
凄く的を得てると思った。
俺自身、自分の心境をちゃんと把握しきれず、それがどんな感じなのかをどう表現していいか分からないでいたのに、その子はそれを理解してくれていた。
自分でちゃんと説明できないような事だったし、「訳分からない」と思われてるような気もしていたのに、その子が分かってくれていたのがとても嬉しかった。
そして、そのせいでそういう風になれなくなった事を、その子も悔しがってくれた。
そんな分かりにくい事まで理解してくれて、俺の事色々考えてくれてたんだな・・と思う。
その子自身は、やっぱり凄く安心させてくれる感じの子なんだと思う。

夜の浜辺に巨大な隕石がいくつも落下してくるという夢を見た。
海水浴に来ている客達が逃げ惑っている。
明け方になり、俺と少年がその浜辺で何かを回収している。
手には虫取り網?を持っていた。
仕事を終えて、その子の家に帰る。
家の中ではヤンキーのカップルがいちゃついていた。
そのカップルがその少年に絡んでいって援助交際を強要しようとしていた。
俺がそれを止めると、男の方が「あんたこいつの客か?」と言ってきたので、怒鳴り返した。
その子は、そのカップルに何も文句を言わない。

今日は午前11時過ぎに目が覚めた。
2時限目の授業の最後だけ参加する事ができた。
3.4時限目は彫刻の授業で、粘土で作った彫刻を下側からえぐって空洞を作っていた。
朝に見た夢が浮かんできて、欝な感じでずっとボーっとしていた。
生徒達にツナギが配られていたが、俺の分はなかった。
他にもツナギを貰っていない生徒が何人かいた。
注文しないともらえないのだろうか。
課題が終わり、学校を出た。
駅の時計を見てみると、授業終了時刻まで50分ほど残っていた。
携帯を持ち歩かないせいか、授業が終わったものだと思い込んでしまったようだ。
構わずそのまま家に帰った。
寝不足だったので、家に帰ってすぐにベッドに入って眠りについた。
目が覚めたのは、午後9時を過ぎた頃だった。
モヤモヤした気分で息苦しい。



2003年11月18日(火)

昨日からの徹夜明け。
明日は午前から授業があるので、早く寝なくてはと思っていたが、夕方まで眠っていたせいかなかなか眠りにつく事ができない。
金がなく、タバコも殆ど残っていなかった。
その子の日記を見てみると、焼肉屋とかゲームセンターとか流星群とか、色々なことについて書かれていた。
俺は酷い時はどんな事からも嫌なものと関連付けて考えてしまい、何もかもが全部嫌なものに感じられたりする時もあるけど、この子は娯楽は娯楽として自分の中で「楽しいもの」として受け入れたりできるんだなと思った。
嫌な事が浮かんでこなかったので、この子がいいっていうから、今までみたいに何でも関連付けて考えなくてもそれでいいんだろうなとか思ったりした。
何だか、いまいち自分自身の心境を把握しきれない・・

今日は午後12時頃に目が覚めた。
2時限目から授業があったはずなのだが、それには寝坊してしまったようだ。
3時限目から学校に行くことにした。
ずっとサボってばかりいたので、普通に学校に行くのも久しぶりだ。
いつものように家に篭って考えてるより、違う場所に行って考えてみるとまた違ってくるかもしれないなと思った。
親からタバコ代を借りてから家を出た。
コンビニでジャンプとタバコを買った。
寝る前数時間、ずっとタバコが吸えない状態だったので、吸った瞬間少しフラついたような感じになった。
授業中、その子の事を考えていたけど、そういう事実は浮かんでこなかった。
欝な気分にならなかったので、ちょっと自分に都合のいいように考えてみる事にした。
その子が現れなかったら、ずっとメガビで聞いた惨い話で欝が続いて、波はあるけど殆ど四六時中それで最低な気分が続いていた。
自分でも、そんな子がそんな大人に苦しめられるのは絶対あってはいけない事だし、大人と違って、自分より年下の子がそんな目に合ってるんだから、その事実忘れてしまうわけにはいかないし、どうにもならなくてもそいつら憎み続けたり考え続けたりしなくてはいけないと思い込んでどんどん苦しくなったりしていた部分もあった。
その子が「あまり考えないように」とか、俺が落ち着いてる時には「よかった^^」とか言ってくれて、それで以前と比べて考えないで済むようになったわけだから、それはそれでいいんじゃないか?とか考えてみた。
その子がそういう風にしてくれたんだから、それで考えないようになってもいいのかな。
欝になってる時とか、その子は色々と励ましてくれていたけど、もし、その子がそんな目に合ってなくても、同じように思って同じような事を言ってくれてたのだろうか。
その子は、具体的に自分の事をどういう風に思ってほしいと思っているのだろう。
その子の事で欝になるのも、その子自身が望んでいないみたいなので、それはもう考えなくてもいいのだろうか。
なんだか、無理やり自分を納得させてるみたいでスッキリしないが、そんな事を考えていた。
でも、そう考えてると少し楽な気分になる事ができた。
そう思えるのも今だけで、欝になったらまた全然違った考え方になってしまうのだろうか。

家に帰ってしばらくすると、その子からメッセが入った。
「自分がゲームとかで嫌がらせしてるのも、掲示板で煽ったりしてる名無しと似たり寄ったりだからこれでいいのかな」みたいな事を聞いてきた。
その子の考えや価値観自体は肯定できるので「いいと思います」と返すと「楽になれました」と言ってくれた。
なんだか、俺が考えてたのと少し似た内容だったので、ちょっと驚いた。

何か毎日全然違う事考えてるな。
少し不安定になってんのかな。



2003年11月17日(月)

今日は午後2時半ごろに目が覚めた。
目が覚めてからボーっとしてしまった。
一緒にゲームしてた子の事とかを考えてみたけど、何も感情が沸いてこない。
ショタになったきっかけの子の存在まで、なんだか自分の中で薄くなってしまったように感じる。
本当ならそういう子に対して、抱きしめたいような色々な感情が沸いてくるものだったのだが。
そういう子に対する感情に関連付けた価値観を持って、人生とか社会に対して色々考えたりしていたのに、自分の中で絶対的に信じられる価値観がなくなってしまったようで、これからどういう風に生きていけばいいのか分からなくなる。
やはり、前のような感情でその子の現実を目の当たりにすると、まともでいられないくらいショックなので無意識にそういった感情を押さえ込もうとしているのだろうか。
4時限目だけ授業があったのだが、出席を取らないしスライド上映するだけで何もメモしない授業なのでサボる事にした。
そのままさらに考え続ける。
いつの間にか眠ってしまって、目が覚めたのは午後6時過ぎだった。
今の状態は、今までと比べて物凄く感受性が薄くなっていて、どこかモヤモヤとしていて、そういう事実が存在してる事や前みたいに感じたりできなくなった事に対してプレッシャーがかかった感じで「前のように思えるようにならなければ」と焦ってしまっている状態だ。
でも、現実的に考えて、前みたいに戻ったとしてもその子の事実が耐えられなくて、本当の意味で受け入れたりはできないんだろうな。
どうにかしたいのにどうにもならない感じで嫌になる。

その子と一緒にゲームをした。
できるだけゲームの事だけ考えて遊んでいた。
その時は、結構普通にゲームを楽しむ事ができた。

ゲームを終えてから、また色々浮かんできて苦しくなってきた。
何か、前とは違う感覚だけど、結構波があるみたいだな。
その子を恋愛的な意味で受け入れられなくなっても、その事実の辛さが薄くなってくれるわけじゃない。
どうしてもその事実が存在してる事が我慢できない。
ずっとどこかにひっかかってる感じがして、とても辛い・・
少年に対して嬉しい感情がかなり薄くなって、そういう事があるのが辛いという感覚だけは前より少し薄くなったけど強く残っている。
その子が居なくなったとしても、ずっとその事で欝になったりしそうだ。
実際、以前メガビで酷い話を聞いて欝になり、メガビを離れた後でもずっと何ヶ月もその事で欝が続いていた。
好きになれそうなタイプの子のそういう話を聞くと、知ってる子でも知らない子でも、関わってても関わってなくても苦しくなる。
どうやったら楽になれるのか、もう自分でも分からなくなってしまった。
以前そうだったように、そういう目に合ってない子に、その事で色々言ってもらえたら、前そうだったように楽になれたりするのだろうか。
それで楽になれるという自覚もあまりなくなってしまった。
一方で、「前と同じくらい、その事で欝にならなくては」とも思ってしまう。
今まで、人生の全てとも思っていたものがそんな目に合っている事に対して感情が薄くなってしまうのも、自分の中で全然納得できない。
それに、そういう状態からじゃないと機会があっても楽になれないような気がする。
本当に、強迫観念の塊だな。



2003年11月16日(日)

あの子の日記を見てみると「傍にいたい・・」と書かれていた。
この子は何も悪くないのに、本当に可哀想に思えて心が痛んだ。この子は被害者なのに・・
今まで、その子に対して最初感じていた安心感とか色んな感情を求めていたので余計に辛くなっていた部分もあったのだろう。
あと、そういう意味で受け入れられないというのを理解してもらえてない状態で一緒に遊んだり話したりしていたので、プレッシャーも強かった。
だから、この子に対して、もうそういったものを求めないようにしする。
何でそういう風に思えないのかも理解してもらえただろうし、今までとは少し違ってくるかもしれないなと思い、オフラインのメッセで「ゲーム仲間みたいな感じで仲良くしてください」と入れてみた。

午後4時過ぎに目が覚めた。
さっきそう言ったばかりなのに、寝起きから物凄い欝に襲われた。
この子がそんな目に合わされていたというのが耐えられない。
そういうのが浮かんできて苦しくなって叫びだしたくなった。
その子が慕ってくれたり気遣ってくれたりすればするだけ辛くなる。
本当は俺だってそういう意味で受け入れて素直に喜んだりしたいと思い、凄く息苦しくなる。
そういう風に思いたくても思えないし、思うわけにもいかない。
その子が与えてくれる喜びで、以前のように苦しみを消す事がもうできない。
その子からメッセが入っていて「ゲーム友達としてこれからもお付き合いしてください」と書かれていた。
そういう意味で関わっていかなくても、やっぱりその事実がある事を思うと、息が詰まり締め付けられそうになる。
どういう事がどれくらい苦しいか、とか理解してほしいけど、その子の前であまりそういうの表に出せないな。

しばらくネットに繋いでると、その子からメッセが着たので少しだけ話をした。
話してるうちにちょっとだけ気分が落ち着いてきた。



2003年11月15日(土)

メッセ友と話をした。
そのメッセ友が2chの同性愛板を見て「〜な子は絶対そういう風な目に合ってる」と書かれていたというのを俺に教えた。
〜な子というのは、俺が好きになる感じの子だ。
とても幼い感じで、ずっと望んでも関われないと思ってたタイプの子なので、そういう事と関わったりしないと思っていたので、ショックだった。
現実は俺の理想と全然逆だったんだな。
でも、そういう風になってなかったら、少なくとも自分からそうなろうとは思わないはずだ。

昨日からの徹夜明け。
さっき、久しぶりにメガビで絡んでた子からメッセが入った。
一昨日、あの子が俺の気持ちが知りたいと言ったので、サイトに日記を貼っていく事にしたんだけど、その事で「日記再開おめでとう」と言ってくれた。
それからメガビの子が色々相談してきた。
その子に援助交際を持ちかけてくる奴がいて、その交際を受けようと思うと言ってきた。
聞いた瞬間息が詰まりそうになった。
今までその子を虐げてきた大人と縁が切れ、もうそういうのと関わり無くて生きていくんだと思っていた。
メール内容も見せられた。
とても酷い内容だった。
そんな子がそういう風な事になるのがとても辛かったので、その子を説得した。
「誰でもいいから止めてほしかった」と言って、それを断ってくれる事になった。
別に俺はその子の何というわけでもないけど、そんな事と絶対に関わって欲しくない。
俺から見てまだ本当に子供なのに・・と、いつも思う。
その子は自分でも愛情を履き違えてると自覚してるのに、そういう意味でも愛情として求めてしまうらしい。
以前その子を酷い目に合わせていた奴から「オレに愛されなくなったらお前はもうお終いだな」と言われたんだと言ってきた。
その場面が連想されて、締め付けられるような感じになった。
そういう事とは縁を切ったと思ったのに、またそういう風に流れていきそうになっている。
そいつにそういう価値観を植えつけられたせいで・・
聞いてて凄く痛ましいし絶対に止めたいと思う。
俺に「そういうので悩んでるのが辛いです」と言って、そういうの考えさせないようにと、自分で考えて去ってしまった子に対して申し訳ない気分になる。
お互い好きになれてたのに、そういう事があったからと俺の方がその子を恋愛的な意味で受け入れられず関われなくなってしまって。
それなのに、何年間もずっと酷い目に合ってた子と、こうやって関わってる。
その子の言葉を聞くと、色々関連付けて考えてしまったり直接的な言葉もあったりして、とても辛い気分になる・・
でもその子がそういう事と関わらないように止めたいと思う。
その子とどう関わっていいのか分からない。
安心したいけど、とても悲しい。
でも、前に関わってた時はもっと苦しかった。
メガビの子の事であの子に相談して、一度自分の中でこうなったらあまり悩まなくて済むようになると納得できたからだろうか。
ずっとその状態が続いてほしかったな。

朝まで起きていて、目が覚めたのは午後6時前だった。
風邪の調子も大分よくなっていた。
ちゃんとした状態でその事について考えたかったので、PCもそのままにしておいた。
もう、2度とあの子からメッセが来ることはないんだなと思い、最後の挨拶が書かれたウィンドウを閉じるのも忍びない気がした。
その子に会うまでは、毎日がもっと苦しかったなと思う。
もっと酷い話も聞いていたし。
でも、凄い慕ってくれて安心させてくれる子だったので、それを聞いた後はとても苦しかった。
その子が「自分はまだマシな方です」と言ったけど、やっぱり耐えられない気分になる。
その子が今までの価値観を変えてくれるかと思っていた分、信じられない感じで数週間ずっとパニック状態が続いていた。
その子の日記を見てみると、とても嬉しいことが書かれていた。
もうすぐ誕生日だからと、色々喜ばせてくれようとしていたようだ。
本当なら、死んでもいいと思えるくらい嬉しい言葉だった。
「もし、そんな風に言ってもらえたら」とか、よく思い浮かべたりもしていた。
でも、もう以前のような気持ちで喜べない。それがとても悔しい。
本当なら絶対言ってもらえないような言葉、言ってもらえるようになった時には、自分自身がそれを喜んだりできなくなるとは・・
内面的にも、すごい理想の子だったんだなと実感する。
そういう事がなければ、もっと沢山可愛がりたかった。
そうやって絡んでいると、とても幸せな気分になれて、癒されたと思う。
関われなくなった事がとても悲しいと書かれていた。
どうにかしてあげたいとも思うけど、そういう意味で受け入れられなくなった以上どうにもできないのかな。
その子の事を、前みたいな感情で喜んであげられなくなってしまったし、そういう意味で接していくのもとても失礼な気がする。
自分でも「これは最大のものじゃない」と納得できなくなってしまうだろう。
絶対的なものじゃないと自覚があるので、関わっていてもどっか鈍った感じだったりボヤけた感じで無理やり喜ぼうとしたりしそうだし、意識してしまって、また耐えられない気分になったりすると思う。
リアルで関わったりすると「こんな子が」と余計欝になったりしそうだ。
本当に、そんな事がなかったら俺も喜んで恋愛的な意味で受け入れたりできたろうな。
とても残念だけど、その子はもう、そういう事と関わったりしないだろうから、そういう意味では安心して離れていける。
その事実さえ考えずに済めば・・
そう考えていると、また悲しいというか苦しい気分になってきた。
頭の中がグチャグチャになりそうな感じだ。
その子と知り合って少しした頃に、その時欝になっている事で相談した。
俺は、そういう事実があった事だけで絶望的な気分になって、それ以外何も考えられなくなっていたのに、その子は「起きてしまったことはどうにもならないから、これからの事考えてほしいです」と言ってくれた。
その子がそういう風に言ったから俺も「それ以外どうにもできないから、そうするしかないな」と思うことができた。
でも、それはその子がそんな目に合っていなくて、その存在を支えにできると思っていたからそういう風に感じる事ができたわけで、その子自身がそういう事になっていると知ると、その子が言ってくれたように思う事ができない。
その事実が滅茶苦茶憎い・・



2003年11月14日(金)

今日は午前9時過ぎに起こされた。
今日の授業は1時限目の中国語だけだったけど、風邪でしんどかったので学校へは行かずにそのまま眠った。
目が覚めたのは午後4時ごろだった。
あの子からメッセが入っていた。
「悩みの種がなくなったら少しはスッキリすると思います」「僕もそんなリュカさんを見ているのが辛い」「これで本当に諦めます」「最後だけは男らしく去っていこうと思います」
何でこんな事になってしまったんだろうと思う。
本来なら、俺の方からお願いしてでも男の子と関わりたいと思っていたのに。
あの子の事、殆ど知らないままだったなと未練がましい気持ちが出てくる。
でも、それはその出来事をあまり意識してない状態だからそう思えるだけ。
それがどんなに酷い事なのか、意識するだけで「信じたくない」「認めたくない」「ありえない」ととても苦しくなってしまう。
今まで絶対ありえないと思っていたこと、その子がされていた事実に耐えられなくなる。
その事実から目を反らしてその子に感情を持つわけにいかないけど、そんな現実は絶対に直視したくない。
最初にその事を聞いたとき、「トラウマにもなってないし、自分は全然気にしてません」と言っていた。
あの子はそう言ったのに、独りよがりだけどそれがとても辛かった。
でも、可哀想な事をしてしまった。
あの子には何も落ち度がないのに、そいつのやった事のせいで、そういう風に思えなくなってしまって。
それなのに、俺が悩まないようにとそのまま離れていってしまって・・
その事実から目を反らして都合のいいところしか見ていない時、その子自身はすごい優しい性格をしているのでとても惹かれてしまう。
でも、そういう風に思うのも相手に対してものすごく失礼かな。
あんな子にそんな事をする奴がいるなんて本当に信じられない。
あの子がその事実があったせいで持ってしまった価値観からくる言葉を聞くのも、とても辛い。
そういう事実がある方がその子がいなくなるより辛いけど、その子がいなくなってしまってもそれがなくなってくれる訳じゃない。
その子のそういう事実を知らずに、そういう風に思ってくれていると思っていた時、現実を忘れさせてくれるくらい嬉しい事だったのに。
でも、俺が知らないだけでそうじゃなかった。
それさえなければ・・・と、とても未練が出てくるけど。
あの子がその方が俺のためになると、自分で考えてくれて居なくなったから、俺もそういう未練持たないようにしないといけないと思う。
切ない・・



2003年11月13日(木)

昨日寝る前、自分がその子の事で悩んでいる事を板で吐き出した。

今日は午後1時過ぎに目が覚めた。
授業は1時限目から4時限目まであるのだが、学校へは行かなかった。
なんか風邪気味だ。
3時49分までポイントが残っているみたいだったので、エタカにINした。
49分を過ぎてもサーバーオフラインにはならなかった。
多分、時間を過ぎてからログアウトすると、そのままログインできなくなるのだろう。
その子からメッセが着た。
俺が吐き出した文章を見たみたいで、「ゲーム辞めることにしました」「板にも出入りしません」といわれた。
「どうしようもないって実感、やっと分かってきました」と言われた。
何でどうにもならないのか、その子には分かってほしいと思っていた。
その子の事実、「そんな事はなかった」と否定してほしかった・・
その子がそんな目に合っていたのが、耐えられないくらい辛かった。
もう関わらないみたいな感じでその子がメッセから居なくなった時、とても悲しい気分だったけど、どうにもならない事だったし、何も言えないし引き止められない。
結局、その子に対しては最後まで自分の事しか考えられず、何もしてあげられなかったし何も言ってあげられなかった。
そんな事実がなかったら、俺もその子の支えになれてたのかな。
その子が離れていくのは予想できたけど、居なくなってから凄く後悔した。
でも、そうなる前から後悔すると思っていたし、後から「そういうのも乗り越えていけたかもしれない」と思ったけど、その子がそんな目に合っていたというので悩んでいた時からそれも予想していた。
後悔するのは分かってたけど、そう予想してた時からずっとその子がそういう風になってたのが耐えられなかったので、結局その子とまた関われるようになったとしても変わらないと思う。
でも、凄く悔しい・・
あんな優しくて健気な子、絶対二度と現れない。
あの子自身の人間性は完璧で、俺の事好きになってくれて色々言ってくれて、俺もあの子を凄く好きになれたのに、あの子が大人からされた事実のせいでそれを受け入れて喜んだりする事ができないのがとても悔しい。
何であんな子が、俺なんかの事そこまで好きになってくれたんだろう。
そこら辺は、あまり詳しく聞いていない。



2003年11月12日(水)

今日は午前11時頃に目が覚めた。
授業は2時限目からだったのに、いつの間にか眠ってしまい、家を出たのは午後1時過ぎだった。
犬をモデルに粘土で彫刻を作った。
家に帰ってからエタカをやった。
明日の午後3時49分でポイントが切れてしまうので、明日からしばらくできなくなる。
ペットが孵化したので、ペットのレベル上げをやった。
今日も一日妙な不安感(ストレス?)がずっと付きまとっていた。
あの子に対しては、「それがなかったら本当に嬉しい事ばかりだったのに・・」という気分がずっと残っている。
何か楽しそうな事を言ってくれたり、可愛いと思える言動を見ると、残念という気持ちやこんな事になっていたから・・という気持ちで常にどこかで悲しい気分が沸いてきたりする。



2003年11月11日(火)

昔の友達2人と大声で罵り合っている夢を見た。
「小言ばっか言ってるけど、結局先生に言いように見られたいだけだろ、偽善者め」と思っていた。
今日は午前10時過ぎに起こされた。
今日の授業は2時限目からだ。
寝起きから欝っぽくなって色々と考え込んでしまった。
そういえば、今日は幼馴染の誕生日だ。
「11月11日で11歳になる」と言っていたのが印象的で、今でも覚えている。
しばらくして、今まで色々相談してた子から「おはようございます^^」とメッセが入っている事に気づいた。
起きてからPCを動かしたから、メッセの「アイドル状態」が解けていたのだろう。
30分くらい前に挨拶がきていたが、横になって考え込んでいて全然気がつかなかった。
「おはよう」と打ち込んでいる間に相手が切断してしまった。
たった4文字打ち込んでる間に。
考え込んでいるうちにまた眠ってしまった。
昔好きだった子の弟君が中学生くらいの姿のまま夢に出てきた。
目が覚めたのは午後1時頃。
好きになれるような子と仲良くなれる夢を今までに何度か見たことがある。
夢から覚めるととてもガッカリした気分になり、そのまま数時間その夢に浸ったりしたものだ。
そんな子と関われる事が、今までの自分にとってどれほどの幸福感があったのか少し実感できた。
欝になってからの数年間、夢を見て眠っている間が生きてて一番楽しい時間なんだと思い込んでいた事を思い出した。
好きになれるタイプの子の存在は、自分にとって夢に等しいものだったのだろう。
ちょっとした信仰心のようなものも持っていたと思う。
でも、もうそんな感情も持てなくなってしまった。
その子に励まされてから事実を聞かされるまでの数日間が人生の絶頂期だったのだろう。
信じられないくらい嬉しい夢を見た気分になれた。
一番苦しんでいた時に、一番求めてたものを与えてくれた子なんだろうな。
その子自身から欝になる要素が感じられなかったから、「喜びでも欝を消す事ができるんだ」と実感していたのを思い出す。
あんな子はもう2度と現れる気がしない。
その後、信じられないような事実を聞いて、認めたくない気持ちであふれかえった。
その事実があると、全部素直に受け入れて喜ぶ事ができず、どうにもならないものになってしまう。
今まで俺が少年に対して持っていたような感情、少年の方から俺に持ってくれているのに・・
受け入れられないと言った後でも、健気に優しい態度で接してきてくれる。
こういう感情を「歯がゆい」と言うのだろうか。
そんな事を考えていて、学校に行くのがどうでもよくなってしまった。
親が「学校行けやあああああああああ」とドアを何度も何度も殴りつけながら叫んでいたが、どうでもよかった。
本当に、このまま学校辞めてしまいそうだな。
そのまま、また眠ってしまった。
大嘘つきの自慢したがり屋が主人公の夢を見た。
周りの人間に「外人の彼女出来たから今度見せてやるよ」と言って、見ず知らずの外人女に片言の英語で喋りかけ、そうやって喋っている現場をそいつらに見せるという、とても稚拙なものだった。
その嘘つきは社会人で、会社をサボってばかりだった。
「サボったことを、会社にどう言い訳しよう」と、そんなことばかり考えている。
それを見て、「社会人になってもそんな事で悩んだりするんだな」と思った。
また違う場面では、潜水艦に乗っていて、そこで人間の言葉を理解する蟹に出会う。
その蟹の大きさは大体目覚まし時計くらいで、緑がかった泥色?という感じだった。
それぞれの足がとても太い。
その大きさから考えられないくらい力が強い。
午後4時過ぎになって目が覚めた。

俺はもうその子の事を喜んだりできないのに、優しく関わってきてくれる様を見て本当に申し訳ない気分になる。
本来なら望んでやまない事なのに、何故喜んで受け入れる事ができないんだろうと思って、とても悲しくて悔しくなった。
その事実が存在していて、どうにもならないというのがとても辛い。
それでも、その子は今でも俺に話しかけてきてくれる。
年下の子なのに、とても気を使ってくれる。
好きになれる子と関わる事ができて相手を喜ばす事ができたら、俺自身ももの凄く嬉しくなれるだろうなと思っていた。
本当なら、そんな感じで一緒に遊んだりして同じように喜んだりできると思っていたのに、そうなれない・・
元々俺が年下の子を求めていたのに、相手の方から俺の事を好きだと言ってくれて、本当ならどんなに幸せになれただろうと思う。
一番望んでた事が叶いそうになって、それを邪魔したのが一番あってほしくなかった出来事だなんて酷すぎる。
でも、それくらいの出来事がない限り、そんな子に恋愛的な感情持てなくなったりはしなかったんだろうな。
今までも、自分がこうなってほしいと思って、それが実現しそうになった時はことごとく何かが現れて邪魔してきた。
何かに呪われていて、そういう見えない力が俺が幸せになる事を邪魔しているようにさえ感じる。
だから、そのためにそういう事実が生まれてきたのだろうかと思える。
そうだったら絶対に許せない。
この短期間に、そこら辺にいる人間が味わう一生で最大クラスの絶望感、何度味わってきただろう。
何か頭パニクってきた。



2003年11月10日(月)

今日は午後2時過ぎに目が覚めた。
今日の授業は4時限目だけだった。
美術のスライドを見ながら、色々と考えてみた。
今の自分の状態は何なんだろう。
欝が薄れて、それまで感じていた男の子への強い感情まで薄くなってしまったのか。
それとも、持って生まれた強すぎる思い込みが消えて、そういう感情が薄くなってしまったのか。
好きになれる男の子からの言葉が、俺にとってどれほどの喜びになるのか。
何年もずっと頭に思い浮かべていて、現実じゃそんな言葉は絶対にかけてもらえないと思っていたけど想像するだけで幸福感が漂ってきた。
今じゃ実感も沸かない。
それがどれくらいの喜びなのか実感できなくなり、想像もつかなくなってしまった。
自分にとってそんな言葉が、どれくらいの励みになっていたのか。
そんな言葉は、自分にとって一生の支えになると思っていた。
そういう風に言ってくれ、励ましてくれる子がそんな目に合っていたのが許せない。
今までの感情を持っている状態だったら、その子自身がそんな目に合っていると、その子の言葉で逆にとても悲しくて辛い気分になってしまう。
もともと男の子のそういう健気そうなところに惹かれていたのに、とても複雑だ。
まだどこかで、その事実がなくなるんじゃないかと期待している部分もあるのだが、現実的に考えればどうにもならない事なのだろうか・・
信じたくないし、嘘であってほしいと今でも思っている。
けど、これ以上その事について何も聞きたくないとも思う。
その事実がある限り、その子に対して喜びを感じる事も支えに感じる事もできない・・

帰る時間になると雨がどしゃ降りになっていてとても寒かった。
家に着いてから肺が痛んでいることに気づいた。
息を吸い込むだけで痛みが走る。
タバコの吸いすぎだな。



2003年11月09日(日)

今日は午後3時頃に目が覚めた。
最近昼夜逆転気味だ。
エタカの知り合いに進められ、機能から「Outpost」という3Dの戦争ゲームを始めた。
俺は昔から映画やゲームとかで、主人公よりも1戦闘員みたいな感じのキャラに魅力を感じたりしていたので、結構ハマりそうだ。
国ごとに戦闘服が違い、自分の国のNPCと同じ顔で同じ戦闘服を装備する事ができるので結構いい感じだ。

エタカでは、ついにペットが孵化した。
思ったより新鮮な感じがして嬉しかった。
レベル上げはきついと聞いていたのに、結構簡単に上がりそうだ。

金がない状態で、試しにもう一度ペットの卵を買おうとした。
金がないのに無料で買えてしまって、せっかく孵化したペットが消えてしまった。



2003年11月08日(土)

今日は午後2時半に目が覚めた。
ゲームにINしたが、全然やる気が出ない。
ペットを孵化させるためには数時間そのキャラでログインしていなければならないから、そのまま放置しっぱなしにしておいた。

俺の事を好きだって言ってくれた子が、自分の日記に「勇気を出して話さなきゃ、互いに何も分からないまま」「関係は努力して深めていくもの」「一まとめにした大勢の中の一人じゃなくて、僕を見て欲しい」と書いていた。
今までに何度かその事で話したけど、何故それが妥協できなくて無理なのかというのが伝わっていないようだ。
一つの物事に対して複数の感情を持つので、1度や2度話たくらいじゃ伝わりきらないのだろう。
その子の言うとおり、何度も何度も話せば自分がどんな感情を持っているのかある程度理解してもらえるかもしれない。
でも、もしそれを理解してもらったとしても、その子に対して安心感を求める事ができない。
その子と話をした時に「誰でも恋愛していると、そうやって色々な物事をその人に関連付けて考えてしまうものです」と言われた。
俺はショタになってから、自分が好きになれる子全体に対して、その子が個人に抱く恋愛感情と同等だと言っていいくらいの度合いの感情を持っていたんだと思う。
だから、その感情は普通に異性を好きになる男が女全体に対して抱く感情より何倍も強い。
その中から個人を好きになるには、そういう価値観を持ちながら自分を安心させてくれる子が現れなければならなかった。
もしもそういう風になれていたら、その一人の子に対する感情は計り知れないほど強いものになっていたと思う。
そうやって自分を安心させてくれる子がいるなら、その子の事だけ考えていればいいんだと自分自身を納得させる事ができるし、色々な物事から悪い意味で好きになれるような感じの子が連想されるというプレッシャーもなくなり、心に余裕を持って人生を送る事もできたかもしれない。
その子が考えさせないでくれるから。
今は自分が好きになれるような子に対する+の感情、−の感情、全体的な感情が今までとは比べ物にならないほど薄くなってしまっている。
だから、その子が自分がされた事を連想させないでいてくれれば、その子と関わっていく事がそれほどプレッシャーに感じなくて済む。
でも、「そんな子と関わっているんだ」という喜びにも、とても鈍感になってしまっている。
とても恋愛感情とまで呼べるものではないだろう。
もし以前の感情を持ってその子と接するような事になれば・・
自分が好きになれるような子が、自分の事をそこまで思ってくれている。
俺にとってそういう子は人生の全てといった感じで、何事よりも優先する。
でも、今まで絶対に「ありえない」と思っていたそんな子が傷つけられてきた事実を知り、気が気でないくらい毎日毎日苦しかった。
そんな子が、自己中心的な年上や大人からそんな目に合わされるというのが、俺にとっても何より耐えられないものだった。
ショタになってから、俺もそういうものを性的な意味で求めていたりしたいたけど、それ手にはいらない、誰もそういう子に手を出してはいけない、そういう子に感情を持っているからそういう風になってほしくない、色々な感情からくる「ありえない」で、いつからか俺にとって一番信じられなくて認められなくて耐えられないものになってしまっていた。
でも、その子が俺に対して「そういうので悩んでるのを見るのが辛いです」と言って、俺の事を安心させてくれた。
その子がそう言ってくれるなら、もうそういう事を考えなくて済むんだと思うことができた。
俺が人生全部救われた気分になれるには、そういう子がかけてくれる言葉が必要だった。
好きになれる少年の、今までに聞いた耐えられないほど惨い話と、それが苦しくて苦しくてしょうがなかった事をその子が聞いてくれて、優しい言葉をかけてくれた。
とても救われた気分になったのに、その子自身が実は同じような目に合っていたのだと知った。
それがとてもショックで、立ち直れないくらい苦しかった。
その事で安心させてくれてた相手なのに・・という感情もあり、どうしても納得できず余計にそういう風に思えなくなる。
俺が今まで嫌な事を連想させられていたような言葉や行動を、俺が好きになれる子自身が何気ない態度で表したりすれば、俺はそれを連想しなくていいんだと、とても安心した気分になる事ができる。
でも、話を聞いてくれたその子本人が同じ目に合っているなら・・・
その子の言動からそれが連想されてしまい、「そういう事をされたからその子の価値観にそんな言葉や感情が生まれてしまったんだ」と思ってしまい、とても痛々しく感じてしまう。
その子の言葉や気持ちを素直に喜ぶことができなくなる。
ずっと息苦しさが付きまとい、その子自身が欝の原因になってしまう。
だから、今までのような少年への感情が戻ろうが戻るまいが、どちらにしろその子に対してそういった恋愛的な感情を持つわけにいかない。何より、そう思う事を自分自身で認める事ができない。
もし、その子と知り合ったのが数年前なら、俺もその子の気持ちを受け入れて素直に喜んだりできていたかもしれない。
でも、今までに色々な場所で色々な事実を聞き、色々な子と話しをし、色々な事を考えて「それを喜んで受け入れてはならない」「絶対に納得する事ができない」という価値観を持つに至ってしまった。
自分で納得できて、素直にその子の言葉を喜ぶ事ができ、そして今まで耐えられないと感じていたものを意識しなくて済むようになれば、本当に人生の全部とまでは言わなくても、納得して色々な物事を受け入れる事ができたかもしれない。
今までの価値観、感情を持った状態でその子がそんな目に合っていなければ・・
今までのような感情が戻り、その子と恋愛的な意味で関わっていくとするなら、その子が受けた仕打ちに耐えられない気持ちでいっぱいになるだろう・・
今まで、自分が好きになれるような子に対して拒否的な感情を持つというのは想像もできないような事だった。
そんな子に対して怒りや憎しみが沸いてくるような事は絶対にないし、関わることを煩わしいと感じることもない。
関われる事が何より嬉しいことで、自分がそういう子と付き合っている妄想をしても、よく聞く恋愛話のような喧嘩別れや浮気など絶対にありえないと思っていた。
あくまで妄想で、現実にそんな子とそういう風になれるとさえ思っていなかった訳だが。
でも、そんな子がそういう目に合っているというのが他のどんな事よりも苦痛に感じている事だったので、その子がそんな目に合っていたという事実が、俺にとって唯一そういう子をそういう意味で受け入れられなくなる要因だったんだと思う。
一番あってほしくないし、考えられないような事実の存在のせいで、信じられないくらい嬉しい存在であったその子の事を思えなくなってしまった。
以前、年下の子に慕われてるのに「うざったい」とか言って煩わしがってる奴の話を聞いたりして「俺だったら凄い嬉しいことなのに」「絶対そういう風に拒否したりしないのに」と思っていた。
そういう子がそんな目に合ってるなんて、考えもつかなかったから、自分がそういう風に慕われたりしたなら、ただ嬉しい感情で満たされるんだと思っていた。
実際俺の事慕ってくれる子が現れたのに、悔しくてしょうがなかった。
その子自身の存在は、これ以上望めないくらい完璧で、俺なんかじゃこんな子と絶対釣り合わないと思えるくらい嬉しい存在だったのに・・
その出来事は、その子の人間性とは全く関わりのないものなのに、今までの価値観が壊れるには十分すぎるほどの事実だった。
その事実のせいで、そんなに嬉しい子の事をそういう風に思えなくなり、悔しくて納得できない感情で締め付けられそうになった。
その子自身にはなんの問題もないのに・・
結局、自分で一番納得のいかない形で少年への感情が薄れてしまった。
持って行き場のない感情に、どうしていいのか分からなくなる。



2003年11月07日(金)

昨日の深夜からその子と一緒にゲームをしていた。
今日の授業は1時限目の中国語だけなので、そのまま徹夜するつもりでいた。
一緒に狩りをしていると、いきなりGMが現れてその子をゲームから落とした。
その子がいなくなったので、ゲームをログアウトしてボーっとしていた。
いつの間にか眠ってしまって、9時頃に親に起こされた。
起こされたそばからまた眠ってしまって、完全に目が覚めたのは午後1時過ぎだった。
結局今週も中国語の授業を受けることができなかった。

ゲームにINし、ペットの卵を買った。
孵化するまでに20時間かかるそうだ。
あの子の事はあまり考えない事にして狩りをした。
午後8時になり、別キャラになって神殿で詐欺をした。
11時頃まで粘り、サファ5個、デモリション、白騎士の兜を詐欺る事に成功した。
詐欺が成功した瞬間「おおおお」という感じになり、少し気分が紛れてくれる。
サファを詐欺られた人はいつまでたっても自分が詐欺られたという事に気づいていなかった。
他の二人は俺に少しだけ文句を言ったけど「桁を確認しなかった自分も悪かったので、そのまま持っててもいいですよ」と言ってくれた。
優しい人だな、と思った。
ギルド員を募集している人がいたので、そのキャラでギルドに入団した。
ギルドの人たちとシャイに狩りに行き、POTが切れてまた神殿に戻った。
しばらく商売をしていると、下のチャットバーに「あなたは破門されました」と表示された。
久しぶりに、いつもメッセをしている子が俺に相談をしてきた。
相談というよりも、自分が苦しんでる事を吐き出すといった感じか。
その子は、それがどれだけ怖かったか、自分がどんなに悔しかったかを俺に打ち明けてきた。
どんな風に傷つけられたのか詳しく話してきて、冷や汗が出るようなとても嫌な気分になった。
その子と数時間話していて「俺がその時どれだけ怖かったか、もっとその場面想像してみてください」「俺と同じ気持ちになってください」と言われた。
結局俺はその子の立場に立てず、そんな幼い子がそんな連中に傷つけられて遊び道具にされてしまったんだなと、外側からしか見る事ができなかった。
自分にとって軽い存在で何の価値もないような奴が、常に自分の意識の大半を占めているくらいの存在である少年を自分の欲望のために弄んだというのが「ありえない」という感じなのに、そういう感情も今までより薄く感じられた。
これでいいとは思えないけど、どうしようもないのかな。
どんどん自分が変わっていってしまうのが実感される。
深夜遅くで頭が寝ぼけていたせいもあるのだろうか。



2003年11月06日(木)

今日は午後2時過ぎに目が覚めた。
寝起きから、いきなり物凄い肺(胃?)の痛みにおそわれた。
しばらくボーっとした後、PCをネットにつないだ。
一緒にゲームをしていて、俺の話をよく聞いてくれていた子の日記を読んだ。
俺が悩んだりしてるのが、とても歯がゆくて辛いと書かれていた。

あまり何も考えないようにゲームをした。
一度も詐欺を成功させる事ができなかった。
今まではレベル115装備のカイゼンのリングを使っていた。
倍の230レベルになるまで使い続けることを目標にしていて、今日レベルが231になった。
これで、カイゼンリングを卒業して次のリングであるフェニックスリングに移る事にした。
一緒にゲームをしている子に、そのリングをあげる約束をしていた。
その子が現れ、リングを渡した後で、その子の日記の事で話しをした。
今はそういう感情が薄れて前ほど苦しむ事がなくなったので、その事を話した。
でも好きになれる子への恋愛感情も薄くなってしまったことも話した。
少年への色々な感情が全体的に薄くなってしまっているのだ。
その子は、「リュカさんのそういう感情が薄くなってしまう事が、少し残念に思えて複雑です」みたいな事を言った。
もし今までの価値観が戻ったとしても、その子に対して以前のような感情を持つ事ができなくなってしまったと言った。
「リュカさんが辛くないなら、それでいいです^^」と言ってくれ、次に「これからも一緒にゲームとかして遊んでください。いい話相手になれれば」と言ってくれた。
俺は「普通のゲーム仲間だって思う以外にないんだけど、それも何か悔しいです」と言うと、その子は「ゲーム仲間でもいいです」と言った。
こんなに健気で、そんな風に色々俺のこと考えてくれる子なんて初めてだ。
その子がそんな目に合ってなければ、本当に死ぬほど嬉しいことだったのに・・・
悔しくてしょうがない。
その子も、「僕も悔しいです^^;」と言った。
本当に、人生はうまくいかないようになってるんだな、と思った。
でも、その後で一緒にゲームで狩りをしに行って、久しぶりにとても安心した気分になれた。

また色々考えてみた。
その子への感情は持ってるのに、そんな風に思うわけにいかないのがとても辛い。
その子がそんな目に合ってるなんて絶対に信じたくないのに、自分がそういう目に合ったという事実を全然否定してくれない・・
凄く締め付けられるような悲しい気分になった。
考える時間が出来るとすぐこれだ。
「否定してほしかった」と言ってしまった。
「気持ちでは否定したかったけど・・」と言われた。
何が嫌なのか言えないのも辛いのに、相手に自分がされた事を連想させて考えさせてしまうのも、とても辛く感じた。
その話を聞くのも怖くなって、すぐに話題を打ち切った。
もし、恋愛感情で相手の事を思っていくなら、さらにどんどん辛くなっていくんだろうと思う。
その子に感情持ってるのに、そういう風に思うわけにいかない・・
「そんな子なのに」と、耐えられない気持ちになった。
その子に「そういうのが薄くなった」と言ったそばから、そういう感情が沸いてきた。
俺は相当な天邪鬼なのだろうか。
これもまた、一時的なものなのかな。



2003年11月05日(水)

今日は午後12時過ぎに目が覚めた。
寝起きに、自分が今どういった状態なのかほぼ的確に把握できていて、それを言葉に直すことができた。
なのに、そのまま書きとめもせずに放置していたら、すぐにそれがどんなものなのか忘れてしまった。
今日は学校が休みだと思っていたけど、とりあえず学校に向かった。
今日、明日は休校だと掲示板に書いてあった。
家に帰ってからも、また嫌な気分が付きまとう。
金田一少年のドラマを見た。
ゲームにINし、別キャラで詐欺を働いた。
6時間ねばってルビーを一個だけ詐欺る事に成功した。
深夜になり、メッセ友などと広場で3人PTを組んで詐欺をした。
深夜になると、それまでに感じていた欝や不安感がぼやけてくれる事が多い。
詐欺は成功しなかったけど、まったりしながら詐欺話などで盛り上がる事ができてとても楽しかった。
今日は久しぶりにゲームに熱中できたと思う。



2003年11月04日(火)

今日は午後12時半頃に目が覚めた。
文化祭の影響で学校はないと思っていたが、どうやら行かなければならないようだ。
ボーっとしているうちに時間がたってしまい、そのまま学校へは行かないことにした。
漠然としたモヤモヤ感がただよっている。
自分の事を好いてくれる相手なんて本来なら願ってもないことなのに、そう思ってもらうわけにいかなくなり、自分でもそう思えなくなってしまっているのがとても辛い。
どういう風に接すればいいのか分からない。

昨日の続きで、金田一少年の事件簿のドラマを見た。
主役の松本潤は、中学時代もの凄くタイプな感じの少年だったのに、見ていて何も感情が沸いてこなかった。
ずっとどうすればいいのか分からない気分で、落ち着けなかった。
ゲームにINし、1桁詐欺をやってみた。
いきなり成功し、次もまた成功した。
俺に詐欺された相手はしばらくそのことに気がつかずに「売れました」とか言っていた。
10分くらいしてからいきなり俺の名前を呼び「○○〜〜〜!!」「てめーふざけんじゃねえ!」「金かえせや!!」と、オープンで延々と怒鳴り散らしてきたので笑えた。
少し気分が楽になった。
最初から2連続で成功し、それから全く成功しなくなった。
ログアウトし、また嫌な気分が戻ってきた。
今の気分をどう表現すればいいのか分からない。

もう一度ゲームにログインしてみた。
黒騎士の兜を詐欺ることに成功した。
でも、その黒兜は俺と同じギルドの奴が、そのキャラに自分の代わりに売るように頼んだものだという事が分かった。



2003年11月03日(月)

今日は午前11時半頃に目が覚めた。
寝起きから数時間、悔しい感情が取れなかった。
ゲームの事を考えると、少しだけ気分が和んだ。
久しぶりにゲーム仲間にメッセを入れて世間話をした。
そいつと久しぶりに喋ったというのもあり、結構楽しく感じて気が紛れてくれた。
何もする事がないので、数年前に録画していたドラマ「金田一少年の事件簿」を見た。

夕方になり、やっと普通にネットを繋げるようになった。
久しぶりにゲームにINしたが、息苦しくなってきてすぐにログアウトした。
何か、グチャグチャな気分でどう表現していいか分からない。
とても苦しい・・
好きになれる感じの子が凄く特別なものだという感情は、今までショタになってから何年もかけて培われてきたもので、そういう感情が今は殆ど離れてしまっているという感覚が実感された。
それが自分の中から離れてしまって、もう二度と、少し前みたいな価値観に戻せる気がしない。
自分の中でバランスの取れるものが消えてしまいそうで「どうしよう、どうしよう」という感じでとても苦しい。
今までなら、そういう子の事を考えて自分がどういう風に思えばいいかとか、どういう風にすれば楽になるかと浮かんできていた。
でも、今は全く浮かんでこない。
古い言い方をすれば「道が見えない」といった感じだろうか。
そういう子の存在が絶対的なものじゃなくなってしまう。
その子の言葉や存在に力が感じられなくなってしまう。
今まで当たり前のように感じられていた価値観がなくなってしまう。
それがなくなり、どうすればいいか自分で全然分からない。
もう、自分で答えが出せなくなってしまった。
年下の子に答えを出してもらおうという、他力本願な答えもなくなってしまった。

またゲームにINしたが、楽しい気分になれなかった。
「今は欝な状態なんだな」と実感した。
もしかしたら前みたいな価値観が戻ってくるかもしれない、と思った。
無理に戻そうとしなければ、自然に戻ってくれるかもしれないな。
そうなれば、救われる方法も出てくると思う。



2003年11月02日(日)

昨日寝る前、いつもメッセしていた子からメッセが入った。
久しぶりに、自分を酷い目に合わせた奴等への怒りを俺に吐き出してきた。
以前はそういう話になるとまた欝になったりしていたのに、あまりそういう感情が沸いてこなかった。
「許せない」とは思ったけど、どこか理性だけでそう考えてるような気がした。
しばらく話をしていて、以前俺がその子に話した中学の頃の後輩の事を、向こうの方から話してきた。
その後輩の事を思い出すと色々と感情が沸いてきた。
後輩に対して物凄い感情を持っていたから、今までその後輩に似たような感じの子も自分にとって凄く特別な物に見えていた。
そんな子がそういう目に合うと、その後輩がそういう目に合ったのと似たような感情を持って「ありえない」と感じていたのかもしれない。
この前、好なタイプの子が特別だという価値観が崩れて?からは、「完全に関連性のない別々のものだ」と感じるようになり「特別なのはその後輩だけで、似た雰囲気の子は全然そんなものじゃない」と無意識に感じるようになったのかもしれない。
だから、あまりそれを求める事も、それで苦しむ事も少なくなったのかもしれない。

今日は午後12時過ぎに目が覚めた。
スッキリしない気分が続いている。
今日で学園祭も終わりなので、4時前に学校へ向かった。
焼きそばとたこ焼きだけ食べて帰った。
金曜日は学校が休みで、月曜も休日になっているから4連休という事になる。
その間殆どネットにつなげない。
弟のPCが原因らしいと先週の金曜ぐらいには分かっていたのに、弟はウィルスチェックをしない。
モノグサな弟のせいで連休中何もする事がなく、ただボーっとしているしかない。
ゲームにも月に1000円払っているのに。
一昨日ぐらいにその事で愚痴っていると親父が「お前がすればいいだけだろ」と、いかにも自分は正当な事を言っていますといった態度で俺に言ってきた。
それがまたムカついた。
弟のPCにはそういうソフトは入っていないし、プロバイダから送られてきたメールに「このサイトで無料でウィルスチェックできます」とアドレスが載ってたのも、ネットに繋げないとチェックできない。
今週の金曜までに弟がちゃんとしていれば、繋げない状況にはなっていなかった。
親父の態度にムカついたから「毎回毎回事情も知らんくせに弟の見方につきたいからって、イチイチしゃしゃり出てくんなボケ」みたいな事を言った。
うちの親父はいつもこうだ。
何かにつけ弟や母親(俺以外の家族)の肩ばかり持ち、反論されたら「何だその口の聞き方は」と話をすり代えて説教してくる。
理不尽でうざったい。

今日も色々考えた。
男や女に興味がわかないので、恋愛対象は少年だろう。
でも、その対象に対して今までのよな強い感情が沸いてこなくなった。
自分がそのことで何をどう感じているのかよく分からない。
自分の中でハッキリと言葉にならないのは、それを理性だけで考えてとても浅い感じになっているからだろうか。
それに対して納得が出来ないという意識があり、それがモヤモヤイライラした訳の分からない感覚にさせるのだろか。
感情が強くないから、どんな気分なのかが自分の中でハッキリしない。
今までのような感情が持てなくなると、人間で絶対的に認められるものが何もなくなってしまう。
人生で希望にできるものも何もなくなってしまう。
なんだか、ふてくされたような感じ?に似た気分になる。
「納得できないけど薄い」が一番近い表現かもしれないな。
考えてると息が詰まりそうになる。
「欝という病気がなくなって薄い感じになったけど、それもなんか納得できない」
「欝がなくなり感情が膨れることがなくなったけど、納得できない意識だけ残った」
感じるものが薄くなってから、何か頭が悪くなった気がする。
文章にまとまりがなくなった。
自分の中でハッキリしないから文章にしにくいのかもしれないな。

いつものメッセの子が現れたので、今日は沢山話をした。
その子の話に、今の俺の状況に重ねられる部分があったので、それに照らし合わせて説明してみた。
俺が考えてる事とかを自分の主観から、とてもよく理解してくれたようだ。
「凄く難しいけど、よく分かりました」と言われた。
多分文章だけでどれだけ説明しても理解できなかったろうな。
外側から言うだけじゃなく、相手の持ってるものに重ね合わせて説明すると相手にも伝わりやすいんだという事を学んだ。
偶然その子の持ってた価値観に共通する部分があったから理解してもらえた。
色々相談に乗ってくれてた子の事での悩みだけど、その子には最低限の言葉以外うまく伝えられないだろうし、伝わってもいないだろうな。
まあ、誰にも理解されないで考え続けるのもキツイから、今日はメッセの子に自分の事を理解してもらえてよかったと思う。



2003年11月01日(土)

ルパンか何かになっている夢を見た。
夜の海に浮かぶ大きな船が舞台だった。
その夢は4章に分かれている。
前編が1.2章。後編が3.4章。
後編の3章が最初に夢に現れた。
その船の主である化け物が船の中をうろついているといった感じだった。
次に前編の1章が出てきた。
俺がルパンのような泥棒になっていて、船に隠された宝を狙う。
船の持ち主であるオーナー?がそれを阻止する。
船の帆に宝が隠されているとの事でそれを頂こうとするのだが、その帆に罠が仕掛けられている事に気づき断念する。
ここで1章が終わる。
2章は見ていなかったが、そのオーナーが死んで3章の化け物へと生まれ変わるという設定になっているのだという事を俺は知っていた。
4章も見ていない。

今日は午後12時半頃に目が覚めた。
イライラモヤモヤしたような、どう表現していいか分からない気分がずっと続いている。
どこかで少年の事も全部含めて「どうでもいい」と思おうとする意識があり、その意識に抵抗する意識も出てきて、とても息苦しい。
何をしてても嬉しいとか楽しいと感じる事ができなくて、何かする気持ちも起きてこない。
漠然と耐えられない事実があるんだなと感じるだけで、絶望感みたいなものも実感できない。

今日から文化祭なので、学校に行ってきた。
駅までの間にある踏み切り待ちが、今日は異常なくらい長かった。
30分は待っただろうか。
学校に着き、適当に教室を回ってから昼食代わりにクレープ、チーズたこ焼き、ポテト、目玉焼きを乗せたせんべいを食べた。
何か、物事を楽しむ心の余裕が感じられなかった。
髪が長くなりすぎていたので、帰ってから散髪に行った。
髪を短くして、改めて「老けたな」と実感した。
少し前までは両親のどちらにも似ていなかったのに、父親と母親が混じったような顔になっていて嫌悪感が出てきた。
昔から家族や親戚というものにどこか軽い嫌悪感のようなものを持っていて、家族団らんとかいう言葉にも虫酸が走っていた。
数年前、父親の顔が少年を対象としたある性犯罪者とそっくりな事を知ってからは、物凄い嫌悪感を持つようになった。
母親の持っているショタっ気も嫌で嫌でしょうがない。

PCをネットに繋げず、色々考える時間があったので考えてみた。
もう、相手がどんな事を言ってくれたとしても、その言葉を自分の中で励みにする事ができない。
その子と関わっていると、そんな事されてなかったらどれだけ嬉しくて楽しかっただろうと思ってしまって、何か嬉しい事を言ってくれても余計辛くなり、息苦しくなる。
今まで絶対にあってほしくなかった事だし、一番嫌な事になっていたので、その事実を認めて受け入れたりする事もできない。
その子の言葉に、今までのように嬉しいと感じる事が出来ない。
何か言ってくれるところを想像すると、とても悲しい?ような気分になる。
その事実を認めたり受け入れたり放置して楽しいと感じる事を、今までの自分自身の価値観が許さない。
相手の気持ちとかを考える心の余裕も出てこない。
どうにもならない事なのに、「どうにかしたい」「何とかならないかな」と諦めがつかない気持ちが出てきて、とても息苦しい。
本来なら嬉しくてしょうがない事なのに、そんな事になっていて本当に悔しくてしょうがない。


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リュカ

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