リュカの日記

2003年10月31日(金)

今日は10時前に目が覚めた。
遅刻だったけど学校へ向かった。
明日の文化祭の用意をしていて、授業が行われていなかった。
一昨日作った粘土の彫刻に、ボロ布が必要だったので今日持ってきていた。
彫刻が置かれている美芸院に向かい、自分の作品を探した。
見つからなかったので、そのまま家に帰ってきた。
家に帰ってからも、男の子に対して今までのような感情が沸いてこなくなったことについて色々考えた。
そういうのがあったというのが絶対に嫌だという感覚は残っている。
でも、今はとても薄い。
その子に対しての感情もあまり沸いてこない。
その事について、殆ど現実感が感じられないような感覚だ。
納得のいかない夢を見た後、目覚めてからそれについて色々と考えているような気分になる。
今までなら、そんな風に年下の子に言ってもらえる事自体、まずありえない事で、一生そんな風に年下の子と関われないという自覚もあったので、そうなった時は信じられないくらい嬉しかったのに、そういう風に思えなくなったのが悔しい。
なんでこんな事になってるんだ、と考えると我慢できなくなる。

PCの速度を規制されていて、メッセだけが繋がる状態でウェブ上のページが開けなくなっていた。
以前Winnyで落としたマリスミゼルのプロモーションビデオを見た。
前に聴いていた時ほど、感じるものがなくなっていた。
今まで好きなタイプの少年が人生の全てといった感じで、曲の歌詞とかもそういう子に重ねて聴いていた。
何かモノを考えるときも、そんな子に絡めて考えていた。
少年への感情が薄くなって、色々な事への感受性まで薄れていったように思える。
以前メガビで絡んでいた子から久しぶりにメッセが入った。
俺の板に書き込んだ文章を削除してほしいとの事だった。
俺はページを開けないので管理パスを教えた。
俺のPCからはどんな文章を書いたのか確認できなかったが、欝でヘコんでいるといった内容の書き込みをしたらしい。
この子がそういうので苦しんでいるというのが今までとても辛かったのに、今日はそれを聞いても前ほど感情が沸いてこなかった。
少年の事で色々と考えてみた。
好きだった子に似たタイプの男の子を、今までどういった気持ちで求めていたのか分からなくなった。



2003年10月30日(木)

今日は午前10時頃に目が覚めた。
デッサンの授業に遅刻した。
今日の課題は木炭デッサンだった。
木炭デッサンなら、絵が下手でもそれなりのものに見えるから面白い。
午後の授業は絵画だった。
この授業は今までに欝などで、何度もサボっていた。
前の続きでモデルを描いた。
まだ下塗りだと思って、かなり手抜きで色を塗っていった。
授業が終わる頃になって、今日がモデルを呼んでの最後の授業だと聞いた。
かなり雑くて、塗り絵のようだ。
休憩時間に下に下りた時、また昨日のようにあだ名で呼ばれた。
その生徒が「○○中学」と言っているのが聞き取れた。
俺の通っていた中学校の名前と同じだったので、やはり俺の事を呼んでいたんだなと確信した。



2003年10月29日(水)

友達か兄弟だという設定で、16〜18歳の少年が出てくる夢を見た。
その年ですでに社会人らしい。
スーツを着ていた。
仕事で今戦場になっている国に用事があるらしい。
「この仕事で腕の一本くらいは失うだろうな」と言っていた。
その子が仕事を終えて、その国から帰って来た。
右肩からわき腹くらいにかけての肉がえぐれて、本当に腕が一本なくなっていた。
その子は無表情で、ただ「仕事終えてきた」みたいな事を言っただけだった。
仕事という責任があるから、腕がなくなる事も厭わないのだろうかと思った。
その子が一人でいる時に、なくなった腕のことで泣いているのを見かけた。

今日は午前11時頃に目が覚めた。
2時限目の授業に間に合わなかった。
3.4時限目の彫刻の授業には出席した。
粘土をこねて、犬の形を作った。
タバコを吸って休憩しようとして、建物の下に下りた時に他の生徒から昔のあだ名で呼ばれた。
珍しいあだ名なので、俺の事を呼んでいるのが分かる。
振り向いたが、その生徒が誰なのか全く分からなかった。
何年も地元の人間と関わらずに過ごしてきたからだろう、相手の見た目も変わっていて俺の記憶も薄れているんだろうな。
誰だか分からなかったから返事はしなかった。
俺の事をその生徒が自分の友達に説明しているのが聞こえてきた。
「昔はめちゃくちゃカッコよかったのにな」とか「あんなイジメられるような感じの奴ちゃうかった」とか「タバコの吸い方からして違うわ〜」と言われていた。
別にイジメられてるわけではないのに、そう見えたのだろうか。
昔の俺はカッコよかったのか、と思った。
前に学校内であだ名で呼ばれた時は「○○、大人しくなったな」みたいな事を言われた。
タバコを吸い終わって、教室のある建物に戻るときに、その生徒からまたあだ名で呼ばれた。
誰だか分からなかったので、今度は振り向かなかった。

家に帰ってから、今自分がどんな気分なのか考えてみた。
意識が無理やり押さえ込まれてるような感じで、今自分がどんな感情を持っているのかハッキリ自分で認識する事ができない。
今まで、自分が好きになれる感じの子と関われる事をすごい望んでいた。
それが絶対無理だと思っていたから、その気持ちがどんどんと強くなり、そういう子の存在がすごいものになっていた。
もし、そういう子と付き合って色々遊びに行ったりできたら、というのもよく妄想していたと思う。
実際にそんな子が俺の事を好きだと言ってくれ、色々話を聞いてくれた。
絶対叶わないと思っていた事だし、今まで欝になっていた事から本当に救われた気分になれた。
それなのに、その子自身が男から変な事をされていたと聞かされた。
今まで絶対にありえないと思っていて、何より嫌だったものだったからその子にそういう意味での感情を持てなくなった。
今までのような男の子への感情も麻痺して、極端に薄くなってしまったような感じになってしまった。
本当なら夢のような事なのに、その子に対して嬉しい感情が沸いてこない。
その事で苦しむ度合いも少なくなったけど、もの凄い喜びもなくなってしまった。
男の子への感情が戻ったとしても、その子がそういう目に合っていたというので、どっちにしろそういう意味で感情を持つ事ができない。
本当なら夢みたいに嬉しい事だったはずなのに。
こんな状況だと思う。
自分がそれについてどんな風に感じているのかよく分からないが、ずっとモヤモヤしてスッキリせず、納得できない感覚が残る。
何で、そういう子がそんな目に合うのが耐えられなかったのか考えてみた。
そういう事は、人間同士が肉体的に強く絡み合う感じで、そんな幼い感じの子が体験するような事じゃないからだろうか。
そんな事をされた子が、傷ついてトラウマになってしまったというのも聞いていた。
子供がそんな目に合うべきじゃないと思ったのだろうか。
特に俺が好きになる感じの子は、すごく幼い感じの子だから、絶対にそんな目に合ってほしくなかったんだろうな。
普通の子でも嫌な事なのに、そんな幼い子がそんな風になってるのが痛々しくてしょうがない気分にもなっていた。
ショタで恋愛対象が少年だから「子供なのに」という意識もつきまとう。
そういうのに萌えたりしていて求めていた部分もあるけど、それを抑えなきゃいけないという意識もあったから、そういう事をした奴等に「なんでこんな事するんだ」という感情も持っていた。
他の人間の事だと考えなくて済むのに、少年だから「年下の子なのにそんな目に」という意識もあって、そんな風になれなかったのかもしれない。
本当なら大人がするような事で、子供がしなきゃいけないような事じゃなく、しかも年齢より小さくて幼い感じの子なのにそんな事されて・・・と耐えられない気分になっていたんだと思う。
何より、そんな幼い感じの子がそんな目に合うなんて、ありえない事だと思っていた。
好きになる感じの子だから、絶対にそんな目に合ってほしくなかった。
嫌な気分になるのに、それでも今までのような強い感情が沸いてこない。
「そういう感情がなくなれば」と今までに何度か思ったことはあったけど、最初からそんな感情持っていないのと、それまでものすごい感情を持っていたという意識があるのに途中からなくなるのじゃ、全然違うんだな。



2003年10月28日(火)

今日は午後11時頃に目が覚めた。
2時限目に間に合わないので、2時限目の授業をサボり、3時限目から学校に行った。
ずっと心にひっかかったものがある感覚が取れない。
今までの価値観や感情が薄くなったせいか、今日は極端に欝になる事がなかった。
相談してた子とメッセで話したが、大きな喜びもなかった。
本来なら嬉しくて嬉しくてしょうがないことなのに、全然そんな気分になれない。
自分自身で一番耐えられない事があって、そういう価値観が薄くなってしまったので、全然納得できない。
だから、欝を感じなくなった事にも納得がいかない。
もしそういう事がなかったら、どんなに幸せな気分になれていたか、想像もつかない。
欝や我慢できない事全部から救われて、楽しい事や面白い事も自分の中で「良いもの」として受け取れるようになっていたんだろうな、とは思う。
色々な事を考えたり見たりして、その子の価値観がそれを「よし」とするから、自分もそういうのを考えて同じようにワクワクした気分になれていたかもしれない。
家に帰ってボーっとしていると、急に息苦しい感じになってきた。
認めたくない事が意識されだしてきそうになった。
ゲームしながらどんな事されたんだろうと考えてしまって、締め付けられそうな感じになった。
久しぶりにいつもメッセをしていた子がオンラインになった。
いつも相談してた子のことを話すと「その人と友達になってみたいです」と返ってきた。
好きな感じの子同士が仲良くなってるのを想像すると微笑ましい感じになって、少し気分が和んだ。



2003年10月27日(月)

狩りをしていて、黒騎士の靴がドロップした夢を見た。

今日は午後1時前に目が覚めた。
寝起きから、今までの価値観がなくなってしまいそうで嫌だという気分になった。
モヤモヤしたものが取れなくて、胃が痛む。
4時限目に授業があったので出席した。
家に帰ってから最近ネットでページを読み込む速度が遅いのでプロバイダに電話した。
少し話をして「調べてから電話します」と言われて、そのまま連絡がこなくなった。
ゲームにログインしようとしたが、すぐに接続が切れてしまう。
さらにネットにも繋がらなくなった。
しばらくしたら繋がるかもしれない、と思ってPCの電源を切った。
ベッドに横になって色々考えてる間に、そのまま眠ってしまった。
2.3時間で目が覚めた。
気分を紛らわせるものがなくて、どんどん嫌な事が思い出されていく。
昨日話をした子が「そういう事があって、気を紛らわせたくてネットを始めました」と言っていた。
その子と知り合った事も素直に喜べなくなる。
それがなかったら知り合う事もなかったんだったら知り合わない方がよかったな、とボーっとした気分で頭に浮かんできた。
好きな感じの子と知り合えたり、色々言ってくれたりするのは、そういう出来事があって成り立っているんだろうな。
そういう意識がボヤけている時はまだ「こんないい子がこんな風に言ってくれて」と、とても嬉しい気分になれていいかもしれないけど、それが強く意識させられてる時は「こんな子が・・・」と本当に耐えられない気分になる。
よく聞いている曲などを聴いていると好きだった子の事が思い出されて「こうなったら楽しいだろうな」とか「こうなったらすごい幸福感出てきそうだな」とか色々浮かんできたりしたのに、嫌で嫌でしょうがない出来事のせいで、そういう風に思うわけにいかなくなってしまった。
言葉で表現しにくい気分になる。
自分にとって支えになるものがなくて、ずっと落ち着きがない状態だ。



2003年10月26日(日)

エタカのキャラクター「焼き鳥の神様」が出てくる夢を見た。
学校の中で二人で悪巧みのような事をしていた。
変な一族?と戦いになった。
今回の夢はあまり鮮明じゃなく、これ以上思い出せない。

今日は午前11時半頃に目が覚めた。
起きた瞬間、今まで聞いた嫌な話が思い出され「現実なのか」と最悪な気分になった。
一方で、今まで絶対認めたくなくて許せない出来事なのに、それを軽いものとして捉えようという意識が働いて抵抗感が出てきた。
とても息苦しい。
ゲームにINすると、焼き鳥がいたので少しだけギルチャで話した。
「俺も今日でエタカ終わりだ」と言ってきた。
学校の成績が落ちたので、そっちに専念するとの事だった。
エタカの中で、一番よく遊んだり話したりしていた仲間なので、少し残念だ。
PTを組んで狩りをしたが、鯖オフになってしまった。
復帰すると焼き鳥はいなくなっていた。
ゲームの中で、色々相談していた子に会ったので、考えていた事について話してみた。
前に送ったオフラインメッセが受信できてなかったらしく、今初めて見たとの事だった。
色々話して「やっぱり本当だったんだ」と強く意識させられた。
でも、それを話してちょっとだけ気分が楽になれた。
その場しのぎだったみたいで、しばらくするとまた欝がぶり返してきた。
やっぱり、今までのような感情は戻ってこなかった。



2003年10月25日(土)

「夏の幻」とか「夢を信じて」という曲を聴くと昔好きだった子が思い出される。
その時の気分になって、自分が同じような感じの子にどういうものを求めていたのか実感できた。
そういう子がそういう目に合ってるのが嫌で嫌で耐えられない。
だから、そういう目に合ってない同じような子から、その事で色々言ってもらいたかった。
他の色々な事も、そういう子の価値観を通して自分で「よし」とか「しょうがない」とか「終わったことだし」とか「まあいいや」みたいに思えただろうし、自分の意思でそういう風に価値観変えられなくて、そう思えないのも苦しかったので絶対的な存在の言葉でそういう風に思えるように価値観を否定してもらいたかった。
そういう子の価値観を通してそう思うようになるのなら自分でも納得できた。
タイプの子の言葉は自分の中で絶対だったしすごい力を持っていたので、そんな子に励ましてもらったりすると、その先何年も自分の中で支えにできてただろうなと思う。
その子の存在や、そんな子と言葉を交わした事が自分の中でずっと励みになってくれたらなと、そういうものを強く求めていた気がする。
実際、以前メッセ相手の子に色々言ってもらってから、性的に満たせない事に関しては苦に感じなくなった。
自分の中で、そんな子の言葉や価値観は欝や悩みを消してくれる力を持ってたし、それでこの先ずっと頑張れると思っていた。
後一ヶ月で俺も二十歳じゃなくなるんだな。

今日は午後2時頃に目が覚めた。
PCの回線がISDN並に遅くなってるような気がする。
ゲームをしても、すぐにラグって、その状態から10数分復帰できない事が多い。
俺の中じゃ、絶対にそういう子はそんな目に合わないのに、それを意識しながらそういう目に合わせた奴等が死ぬほど憎い。
今日はあまり考えないようにしていたのに、ずっとそういう感覚がまとわりついた。
何かとても嫌なものがひっかかっているような感じだった。
本当に、自分じゃどうしていいのか分からない。
もう、そういう子のどんな言葉も救いにならないんだろうな。
今までも、他の事で「そんな風になっちゃったんだ」と思うような出来事があると、どうしても自分が好きな子が変なことされて「そんな子なのに、そんな風になってしまったのか」と思う感覚が連想されて欝になったりする事が多かった。
今までの価値観なら、タイプの子を通じて、そういうのも「それはそれで、全然別のことだから」と思えるようになってたろうな。



2003年10月24日(金)

今日は午前10時過ぎに目が覚めた。
1時限目の中国語に遅刻してしまった。
今日は1時限目だけだったので、すぐに帰ることが出来た。
帰り道、「自分にとって本当に特別で神聖な感じだったタイプの子を神聖でもなんでもない腐った大人が、ただ犯罪者になるってレッテルがつくだけのリスクで汚していいわけがない」「じゃあ、犯罪者になるならそういう事していいという事か?」「誰もそういう子に手出していいわけないのにふざけんな」とか、色々考えて悔しくてしょうがない気分になった。
家に帰ってから、一緒にゲームをしてる子が面白いフラッシュがあるから、とアドレスを送ってくれた。
最近PCがやけに重い。数十分立っても全然読み込みが始まらなかった。
読み込むのを待っている間も色々考えてしまって欝になった。
いつの間にか眠ってしまった。

2時間ほど眠っていて、その間に変な夢を見た。
フラッシュを送ってくれた子が俺の地元にやってきて、一緒に三ノ宮に行く事になった。
夢の中のその子は、かなりタイプっぽい感じだった。
そこで何かのイベントをやっていて、俺がその人だかりの中に刃物を何個も投げ込んでいた。
その子も真似して刃物を投げ込む。
金髪の大学生くらいの男が、その子だけ取り押さえる。
金髪の男がニヤニヤ笑いながら「弱いな」みたいな事を言いながらその子を殴りつける。
俺には何もしてこない。
俺が「子供に対してなにやってるんだ」と止めると、すぐにその子は開放された。
でも、俺は最後までその子に対して何の感情も沸いてこなかった。

目が覚めてからPCを見てみると、まだ読み込みの画面のままだった。
その子と話していると、「もうどうにもならないんだ」と思ってしまい、イライラした感じになった。
今までだったら、年下の子にイライラするなんて考えられなかったのに、やっぱり何か変だ。
本当なら、年下の子が好意を持って絡んできてくれるのは死ぬほど嬉しいことなのに・・
昔から自分は恋愛しないようになってると思っていたが、こんな感じでショタとしての恋愛感情もなくなってしまうのか。
叶いそうだったのに、そういう出来事があったと知って相手にそういう意味での感情を持てなくなってしまった。
俺はやっぱり恋愛しないようになってるんだなと思った。
それからゲームにINして、一人で適当に狩りをした。
ずっと息苦しくて締め付けられるような感じがとれない。
自分が男の子に何を求めていたのか分からなくなった。
今まで持ってた価値観に全然実感が沸いてこない。
そういう子に励まされると、気分的にどういった感覚になるのかも分からなくなってしまった感じがした。
ゲーム内で「借り者競争」というイベントが開催された。
一応参加したが、俺は借り者の条件に合っていなくて、一度もPTに入れてもらえなかった。
どうでもいい気分だった。
ミュージックステーションを見た。
Jrの子が出ていて踊っていたけど、何も感じなかった。
一気に色々な感情が冷めてしまった感じで、全部どうでもいいような気分になった。
俺も大学生だし、社会には嬉しいと思える事や楽しいと思える事がもう何も事が残されていない。
俺の人生はもう終わったんだな、と実感した。



2003年10月23日(木)

今まで関わってきた子が、そういう事をされていると知らされる夢を見た。

今日は午前9時過ぎに起こされた。
その子はそういう目に合ってないと思おうとしていたけど、今まで話してきた事などを振り返り、やはりそういう事だったんだと思えてしまった。
そのまま考え込んでしまって、授業に1時間ほど遅刻した。
学校へ向かう途中も欝な感じで、教室に入っても色々考えが浮かんできてしまった。
今日はデッサンの授業で、色々俺の話聞いてくれてた子が以前に「リュカさんに絵の描き方教えてもらったりしたいです」と言っていたのが思い出された。
本当なら凄い嬉しいことなのに、そういう事さえとても苦しく感じられる。
街中で俺が好きになるような感じの子を見ても、今までなら「こんな幼い感じの子がそんな風になってるわけないよな」とか思えていたのに、本当に信じられない。
そんな子が大人の汚い欲望を満たしたいってエゴのためにそんな風にされるなんてありえない。
好きになれる男の子の言葉に癒されたり励まされたり救われたり。
もう、そういう子の言葉が自分にとってすごい力を持っていると思えなくなってしまい、自分にとって何よりすごく大事なもの(大事だと思っていたもの)が一番あってほしくなかった目に合っていたのが耐えられなくて苦しい感じだけがつきまとう。
人生の救いがもう何もない。
よりによって何でそんな子がそんな目に合っているんだ。
絶対に信じたくない。
教室に入って先生の話を聞いている間、異常なくらい苦しかった。
こんな状態で何時間も過ごさなければならないのかと思い、耐えられなかったのですぐに家に帰ってきた。
俺の事励ましてくれてたその子さえ、そんな事になっていなければどれだけ救われていたか。
どんな嬉しいような事でも、絶対に一番あってほしくない最悪の形で滅茶苦茶になってしまう。
その子の言葉に、もう素直に喜んだりできない。
逆に、そういう事を連想させられてしまったりする事もある。
本当にどうしていいか分からない。
自分にとっての理想や希望が滅茶苦茶にされてしまい、絶対にあってほしくなかった事は立て続けに聞かされたりするのに、家族とか将来とか自分にとって何の価値もないものばかり押し付けられる人生に何の意味があるのだろう。
もう耐えられない。
信じたくないことばかりだ。
「え・・タイプの子なのになんで?嘘でしょ?」といった気分になる。



2003年10月22日(水)

今日は午前10時過ぎに起こされた。
そのままグズグズ色々考えていると、いつの間にか眠ってしまった。
起きた時は午前1時過ぎで、2時限目の授業が終わってしまっていた。
3時限目の彫刻に遅刻した。
ずっと粘土をこねていたのだが、うまくこねることができなかった。
今まで、好きな感じの子に対して凄い感情を持っていたが、それは欝があったからそれだけの感情が沸いてきていたように思える。
最近、その欝が薄くなって、感情や価値観まで薄くなってしまったような気がする。
その子がそういう事をされているというのが嫌だという意識はあるのだが、その意識が薄くなってしまって、それが薄くなる事が納得できないという気分がつきまとう。
今までは、そういう事を考えていると意識が狭まっていって「>」こういう形になっていくイメージがあったのだが、最近はそういう事を考え始めて意識が狭まっていきそうになると、途中で「<」こういう風な感じで、考えや意識が拡散していく感じがする。

家に帰ってからも何時間も考えていた。
だんだん息苦しくなってくる。
「俺はショタになった頃から自分の欲求抑える事ができたのに、何でいい年こいた大人が子供相手に満たそうとしてんだよ」と思って、そういう事をしてる奴等が憎くなってくる。
そういう奴等が憎いっていう気持ちは無くしちゃいけないと思うし、無くすという事自体納得できない。
そいつらがそういう事しているのは犯罪だ。
それでも、俺がそいつらを憎んだり殺してやりたいとか思ったりするのはおかしい事なのだろうか。
なんでそんないい年こいた犯罪野郎のために、綺麗な子供がそんな目に合わなければならないのだろうと感じた。
息が詰まりそうになるのだが、やはり今までとどこか感覚が違う気がする。
モヤモヤした感じで、常に何かがひっかかっている気分でスッキリしない。
なんか最近、昼頃までは少年に対する価値観や感情が薄くなってしまっている事が納得できなくて考えこみ、夜になるとそういう事実があった、というので欝になっている。



2003年10月21日(火)

今日は午前10時前に目が覚めた。
2時限目の授業に遅刻したが、全然授業を聞く気がしなかった。
3時限目の授業も全然聞く気がしなくて、ずっと机に突っ伏したままだった。
4時限目にも授業があったのだが、どうでもよかったのでそのまま家に帰ってきた。
もう、学校とか全部どうでもよすぎる。
今まで、タイプの子とかは絶対にそういう目に合ったりしないと思っていたのに、知り合う子知り合う子、皆そういう目に合ってて嫌になる。
そういう子は、絶対にそういう事されるようになっているのか、と思えて、自分にとって特別だと思えてた価値観が崩れてしまった。
そういう事されてるとか、今までは絶対にありえないし考えられない事だったのに・・
そういう子の存在自体が、自分にとって一種の夢のような感じで、その子の言葉ですごい癒されたりしていたのに、もう特別だと思えないので言葉で癒されたりしなくなってしまった。
自分にとって救いになるものがなくなってしまって、どうなったら今の最悪な気分から救われるという意識自体生まれてこない。
今まではそういう子の言動が、どんなものからでも救われた気分にさせてくれる最大のものだったのに・・
もう、完全に人生糞みたいなものしか残っていない。
今までの人生で、自分がこうなってほしいと思えるようになった事はないし、どこまでもどんな状況でも、俺が絶対に耐えられなくなるようになってんだろうな、と思える。
俺にとって我慢できない事しか人生には残ってないような気がするのに、救ってくれるようなものも何もなくなってしまった。
何で俺が耐えられないようにするために、そういう子をそういう目に合わせるんだろうとも思えた。
何か、そういうものから生きる力みたいなものをどんどん削られていっているような気がする。

ちょっと考えたが、やっぱり今まで俺の話とか色々聞いてくれてた子が、そういう事されていたという事実が存在しないなら凄い救われると思う。
もしそうなら、今までの価値観も戻ってくるかもしれないし。
それに、具体的にそういう意味でそういう事されたと聞いた訳じゃない。
ただ、俺がそういう風に捉えてそういう目に合っていたんだと思い込んでるだけかもしれない。
と、無理やりにでもそう考えてみる事にする。
自分が直接知らない事実ならまだ存在しなくて、後から「過去にそういう事になっていた事実」というものが状況によって「新しく生まれてくる」のだと思える。
俺はそういう風に聞いたわけじゃないし、後から「俺がただそういう風に間違って捉えていただけで、本当は全然見当はずれな事実だった」という事実が生まれてくるかもしれない。



2003年10月20日(月)

今日は午後12時頃に目が覚めた。
PCをネットにつないで、しばらく色々考えてるとゲーム仲間からメッセが入った。
「うざい奴殺すのを手伝ってくれ」との事だった。
そいつを3回ほど殺していると、学校が始まる時間になった。
今日の授業は4時限目だけだ。
ジャンプを買って学校に向かった。
珍しく、授業が始まる前に教室に到着した。
授業中、色々考えてしまって全然集中できなかった。
後半はずっとジャンプを読んでいた。
家に帰ってから少しだけゲームをした。
昨日寝る前に、今まで考えてた子に「吐き出したい」と言った。
その場では言わなかったけど、今日その吐き出したいことをメモ帳に殆ど全部書いた。
メッセのオフラインメッセージでそのメモを送った。
メモ帳に今までのこととか全部書いたので、日記で書く事がとくにない。



2003年10月19日(日)

今日は午後3時頃に目が覚めた。
自分の今の状況を考えてみた。
耐えられない事があって、それを無意識に無理やり押さえ込んでいる感じだろうか。
それが耐えられないという感情を持っているという意識はあるのだが、その感情に実感が持てない。
でも、自分にとって耐えられないものがあると自覚しているからか、常にイライラした気分が続いている。
中学の頃の後輩の写真を見てみたが、何も感情が沸いてこなかった。
今までじゃ考えられない事だ。
以前はそれを見ると物凄い感情が沸いてきて数時間感傷に浸ったりしていたのだが、全然そんな感じじゃなくなってしまっていた。
何で色々相談乗ってくれてた子に対しては、メッセの子のように接する事ができないのかと考えてみた。
その子は俺の悩みを聞いてくれたり色々言ってくれたりしていて、最初から与えてくれる側として現れたから、そういう風に思えなくなったというのが諦めきれない感じだったのかな。
その話がなかったら、今までなら考えられないくらい嬉しい事だったのに、安心感を持てなくなったりショタの感情が薄くなったせいで、どっちにしろもう、そういう風に思えなくなってしまった。
今日も機会があったらその事を相手に言ってみようと思ったが、機会もなかったので言わなかった。
言う事を考えると、それを聞いた時の欝な気分だけがぶり返してきた。
そういう子が特別だという感覚だけ薄くなってしまって、もうどんな子にどんな言葉で励まされても救われた気分になれないという自覚があるので、どうしようもない気分になった。
息苦しくてしょうがない。
励ましてくれた子自身がそういう目に合っていて、どうしていいか分からない。
苦しい。



2003年10月18日(土)

今日は午前9時過ぎに目が覚めた。
少しだけ色々考えていて、気がつくと午後1時半になっていた。
夢を見ていないレム睡眠(だっけ?)のせいか、いきなり空白の時間ができてしまった。
ゲームをしながら、自分はどういった事を今まで漠然と求めてきたのかを意識して考えてみた。
それについては、眠いんで今日は書かないでおこう。
子供には大人は正しいと教えられているのに、その大人が自分の欲望を満たすために子供にそういう事をしたんだ、と思い最悪な気分になった。
しかもそれがタイプっぽい子だなんて信じられない。
そういえば、エンピツで日記を書くのを中断して、メモ帳に書いて保存するようになってから今日で一ヶ月だ。



2003年10月17日(金)

今日は午前9時頃に起こされた。
今日の授業は1時限目の中国語だけだったのだが、そのまま眠ってしまい、目が覚めたのは午後3時頃だった。
月曜日は休日で、明日明後日は土日で休みなので、この一週間まともに学校に行って授業を受けた日が一日もないことになる。
ゲームにINして狩りをした。
Tempestに変わり、新しくできたギルド「飛覇帥」のギルドメンバーが全員揃ったので、ギルドHPで使うSS(スクリーンショット)の撮影会を行うことになった。
ギルド員が全員揃うことも珍しく、パロスまでSSを撮りに行く事になった。
今までこういう機会がなかったので、こんなのも新鮮でいいな、と思った。
撮影が終わり、皆でパロス狩りをする事になった。
何人か抜けることになり、そこで解散した。
その後ソロでハンマを狩った。
狩り中、色々考えてしまったが「考えてもパニックになるだけだ」「嫌な事を忘れるためにゲームをしているのに、考えてしまったら意味がない」「ゲームを楽しむべきだ」と自分に言い訳するような感じで、無理やり意識を押さえ込んだ。
シャイに移動して、しばらく横撃ちしていると、以前よく一緒に狩りをしていた子が現れた。
クエストを手伝ってあげる事にして、一緒に狩りにでかけた。
前に聞いた話がプレッシャーになったが、今日は以前のように相手に接する事ができた。
狩をしながら、今日の撮影会でギルド員が一人足りなかったことを思い出した。
そのギルド員の存在を完全に忘れてしまっていて、少しだけ可哀想に思った。



2003年10月16日(木)

今日は午前9時半頃に目が覚めた。
やはり寝起きから納得できない気分になり、色々と考えた。
学校にも行く気がせず、今日も休むことにした。
久しぶりに日記を2か月分くらい読み返してみた。
前みたいに、少年が自分にとって何より凄い存在だと思えるようになりたい。
2時過ぎくらいまで色々と考えていた。
ゲームにINし、数時間狩りをした。
考えたい事があったから学校を休んだわけで、ゲームをするために休んだわけじゃないと思い、ガマクエストをする事にした。
ガマをハメて狩るので、このクエストは単純な操作で20分くらいかかり、考え事をしやすい。
今まではこのクエストをしている途中に欝になる事が多かったのだが、以前のように欝になれば、せめて少し前まで持っていた価値観だけでも取り戻せるかなと思った。
呪われたガマをハメている時、いきなりポポロとかいう見知らぬエイに邪魔されてクエストが無効になってしまった。
色々考えたい事もあったのに、それが出来なくなってしまったので久しぶりにブチギレた。
「誰だよてめー。仲間の前でいい格好したいだけなんだろ?ざけんじゃねえ」と言うと、そいつは「そうだ」と認めた。
そんなくだらない事のために邪魔されて、かなり腹が立った。
もう一度最初から普通のガマを狩っていると、色々考えていた相手が現れたので一緒に狩りをした。
クエストを手伝ったりしてくれて、その後もシャイで恐竜を狩った。
楽しかったんだろうけど、どこか自分の中で納得できない感情がひっかかって、素直に楽しいと思えなかったし、そう思う事に抵抗もあった。
自分の中の価値観が薄くなってきたせいか、以前聞いた話を強く意識する事はなかったが、そういう事があったんだと思って嫌な気分になった。
狩り中はずっとモヤモヤした感じがとれなかった。
前のように、そういう事に強い欝を感じないと自分の中で納得できない。
そうじゃないと、今まで何よりも耐えられなかったそういう事実を、自分の中で納得してしまうようで我慢できない。
でも、欝はとても苦しい。
その苦しい状態から、自分にとって絶対的な存在の言葉で救われたいと思う。
少し前、俺が何も知らずに救われたと思い込んでいた時のように。
俺の中では、それ以外人生に希望が持てる術が何もない。



2003年10月15日(水)

一緒にゲームをしてる子に会いに東京へ行く夢を見た。
かなり近未来的な感じで、現実には存在しないような建物が建ち並んでいた。
フリーター村みたいなところがあり、そこでその子と遭遇した。
全然イメージと違った感じがした。
その村は、上海の下町みたいな感じで、広い一本道になっており、両脇に色々な店が並んでいる感じだった。
どの店の前にも洗濯物が干されている。
さらにその一本道を進んでいくと、巨大なホールになっているようだ。
洗濯物の裏に若者がたむろしていた。
その若者たちは喫茶店のウェイターやレストランのコックの格好をしていた。
どうやら、休憩時間に色々な店のフリーターが集まってくる場所らしい。
その子の家に遊びに行く事になった。
高級ホテルのかなり高いところにある部屋なのに、中はかなりボロいアパートみたいな感じがした。
部屋の中に、その子が年をとった感じの大人がもう一人いた。
旧式の黒い電話が置いてあり、電話でピザを注文した。
外に出ると国道の高架下で鎧を着たギャングと風船をつけたギャングが争っていた。
帰るとき、見晴らしのいいコンクリートでできた人口の丘にのぼると、上ってきた方角には都会的な街が建ち並んでいるのに、頂上の方角は崖になっており、下には海があった。
海からは、眺めてる方向に向かって、出口が見えないくらい長い空洞になっている筒状の巨大なオブジェがそびえ立っており、「さすが東京だな」と感心した。

今日は午前10時前に目が覚めた。
目覚めてから色々考えていると、学校へ行く時間になった。
自分の中で全然納得できないことがあり、それどころじゃないと思い学校へは行かなかった。
考えているうちに眠ってしまい、午後3時頃になって目が覚めた。
とりあえずゲームにINして、仲間と一緒に横撃ちしまくった。
ゲームをしながら色々考えた。
俺が好きな感じの子の存在が絶対で、その子の言葉が俺の中ではすごい意味を持つという感覚が薄くなっている。
今までの人生で、そこまで大切だと思えるものは他に何もなかった。
だから、それが無くなってしまうということは、人生の中で価値を見出せるものが消えてしまうという事だ。
そういう子が自分にとってすごいものだという感情を失いたくないと思う。
自分にとって唯一絶対的に信じられるものだ。
前のようにこういう感情を持ったまま、ゲームの子に救われていたら、と考えた。
それは自分にとって最高のものだったし、すごい満たされただろうなと思う。
でも、その子がされた事が自分にとって一番許せない事だったので、その子が自分にとっての支えになり得なくなってしまった。
自分にとって、最高の条件がそろって欝から開放された時「支えられてるとすごい安心できて、人生の見え方が全然違ってくるんだな」と実感した。
それまでは、よくテレビとかで「周りに支えられて、すごく救われました」といった言葉をよく聞いていたが俺には全然実感のないものだった。
しかし、自分にとって最大の人の言葉で、悩んでる事や苦しんでる事から開放されたいと、どこかでずっと思っていた。
それが叶って「支えってこういう事なんだな」と思い、とても気分が楽になれた。
でも、自分にとって一番嫌だと感じてる事があって、それで納得できないようになってしまった。
もし、その子がそういう目に合ってなかったら、それでそういう子の存在が自分の中で薄くなってなかったら、本当に最高だったろうな。
もう、そういう幸福感得られる事はないんだなと思うと残念でしょうがない。
自分にとって絶対的な言葉で癒してくれると思える存在もなくなってしまって、希望がなくなった感じがする。
テレビとかで「支えられて」とかよく聞くのに、自分はそういうのとは縁遠いようになってるんだなと感じた。
それとも、人生は何十年も続いていくのに、20年そこら生きたくらいで救われようってのが甘い考えなんだろうか。自分にとって絶対あってはならない事が起こっていた。
それに対する感情は薄くなってしまったが、それで幸福感を得られたかもしれないのが駄目になってしまったし、感情が薄くなってしまうとそういう風に感じられるチャンスもなくなってしまうし、本当に悔やんでも悔やみきれない・・
なんか、相手の事とか全然考えれてないな。
そんな事を考えながら横撃ちを繰り返している間にレベルが上がった。
俺達に横撃ちされているPTの一人から内緒が入った。
「俺○○、今××の垢使ってINしてる」と言われた。
かつて同じギルドだった人だ。
「俺今日でこのゲーム辞めるから、メイス狩っても何もでんし、このゲームありえへん」
それから色々話をした。
その人は大学を出た後でフリーターになったそうだ。
一緒にゲームをしてるリアルの友達もフリーターをしているらしい。
俺も高校辞めた後少しだけフリーターをしていたけど、大学出てからフリーターになる人間はいないと思っていたので「大学卒業してからフリーターする奴って多いん?」と聞いてみた。
「多くはないけど、結構いるらしいで」
それを聞いて「俺も大学卒業したらフリーターしようかな」と言うと「その方が遊べるし楽しいだろうな。○○(地名)に来いよ、遊ぼうぜ」と返って来た。
その人も俺と同じ神戸の人間で、以前何度かリアルの話をしたりした。
俺がバイトしていた店の事も知っているようだ。
「いつかね」と返事をした。
俺が「ちょっとROM入る」と言うと「じゃあ、これでさよならだ。またな〜」と返って来たので、これでもう会えないかもしれないと思いすぐにゲームに戻り一緒に恐竜を狩った。
1時間ほど一緒に恐竜を狩っていて、「じゃあ、これで落ちるわ。またどこかで!」と言われたので「おつかれさまでした〜」と挨拶をした。
昔一緒に俺がマスターをやっていたギルドを立ち上げた仲間なので、とても懐かしい感じがした。



2003年10月14日(火)

今日は午前10時過ぎに目が覚めた。
寝起きから欝になる事はなかった。
自分の中で好きな子に対する感情が薄くなってきた感じだ。
学校には11時30分に到着した。
11時20分までに教室に入れないと、色々と文句を言われそうだったのでその授業を受けずに別の教室でボーっとしていた。
勉強をがんばる理由も何もないし、学校へは毎日考え事をしに行ってるって感じだな。
自分にとって大切だとか素晴らしいとか思える存在がなくなってしまうかもしれないのが、非常に「残念」という気分になる。
自分が今まで絶対に許せないと感じていたものに対する感情が鈍くなるのも納得ができない。
それだと、今までずっと大切だと思っていたものを粗末に思うようになるような気がする。
実際、嫌だと感じる度合いも少し前の10分の1にも満たないような気がする。
そういう事がなくて相手に癒されて考えなくなるというのがよかった。
そうなってくれたらどんなに幸せだったろうか。
相手に安心感を持って、その話を聞くまでの数日間は本当に満たされた感じだったように思う。
でも、今同じ状態になったとして、以前のような凄い喜びは得られないだろうな。
今まで苦しんでいた事を相手に言うべきかどうか考えていたが、今の状態で相手に話してもあまり感情が乗らず、殆ど理性だけで話すみたいな感じになりそうで相手にもあまり伝わらないかもしれないし、スッキリする事もできないだろう。
今まで自分にとって好きな少年の事で苦しむ事が多かったが、同時にそういう子が自分にとっての希望でもあったのに。
俺がそれで欝にならなくなったとしても、そういう事実が存在してたって現実は変わらないし、希望だけ奪われた感じがする。
少し前の癒された状態が続いてくれていれば、自分が普段絡んでる子の相談事とかも、もっと心に余裕を持ってアドバイスできたんだろうな。
昼休みが終わるまで教室に居て、3時限目の授業が行われる教室に向かった。
教室には誰もいなかったので掲示板を見に行った。
3時限目は休校との事だった。
4時限目には授業があるのだが、どうでもよく思えてそのまま学校を出た。
結局、今日は1つの授業も受けていない。
帰り道、郵便局で2100円貯金をおろした。
これで貯金が0円になってしまった。
その金で、エタカをプレイするためのGASHポイントを1000円分買って家に帰った。



2003年10月13日(月)

今日は午前11時前に目が覚めた。
やはり寝起きから嫌な気分になり、しばらく色々考えた。
でも、ちょっとだけ欝の度合いが弱くなったような気がした。
タイプの子がそういう目に合って、同じような子に何か言ってもらう以外で苦しむ事が少なくなるという事は、自分の中でタイプの子が凄く特別な存在だという感覚が薄くなってきたとうい事のように思える。
それはそれで嫌だと感じて、薄くなっていく事にも抵抗を感じる。
同じような子に癒されて苦しみがなくなるというのだったら、それまで苦しんだ分凄い幸福感を得られ人生にも希望が出てきたと思うが、自然に薄くなってその子が自分にとって特別じゃないと感じるようになると何も残らず、ただ虚しい感覚になるだけのように思える。
でも、それまでに「あまり考えないようにしましょう」みたいな事を言われていたので、欝が和らいでるのをいい事に、自分の中で欝になるような考えを抑え込んでみた。
やはりプレッシャーは残ったが、同時に関わってきた子の存在感が自分の中で薄くなり、記憶にも実感があまり沸かないような感じになった。
一度自分の中の価値観がグチャグチャになってしまったせいだろうか。
何だかそんな感じになった。
苦しみたくはないが、薄くなっていくのも嫌な気分だ。
やはり、癒されて苦しくなくなるというのが一番いいな。
今の状態で、仮にあの話が嘘だという事実が判明したとして、前のような安心感や幸福感は得られないだろうな。
そういう事実が存在しないにこしたことはないが。



2003年10月12日(日)

今のゲームキャラでブルのスレイヤーを装備している夢を見た。
リングを使わず、ただスレイヤーだけを振り回しているのが楽しいと感じていたようだ。
今日は午前9時頃に目が覚めて、ボーっとしてるうちに寝てしまい、完全に目が覚めたのは11時頃だった。
また寝起きから欝になり、しばらく考えこんでしまった。
昨日公式BBSに、現城主ギルド部長の軽蔑すべき行いを晒し、それに大して異常な数の反発レスがついていた。
それに殆ど全レスしていると、少しだけ気分がまぎれてくれた。
ゲームにINすると、また欝な気分がぶり返してきた。
闘技場に行くと、何人か仲の良いキャラクターがいたので、久しぶりにゲームの話などをした。
昨日覚えたバグを利用した裏業で遊んで、欝な気分を無理やり誤魔化した感じになった。
ゲームの知り合いが内緒を入れてきたので少し話しをした。
自分が悩んでいる事とか聞いてくれて、「相手にその事で話せないのも苦しみになってると思うよ」と言われた。
言いたいんだけど、とても言い辛い。
機会があったときに話してみようかな。
話したところで、それが無くなってくれるわけではないと思うが・・
本当に、何でそんなことになってたのか信じられない。
絶対あってはいけない事だし、認められない。
その話を聞くまでに欝になっていた事は、一度自分の中で意識しなくて済む条件が満たされたせいか、新しいショックのせいか分からないが、あまり意識せずに済むようになった。
条件が満たされた時は、ただ俺がその事を知らなかっただけで、現実には満たされていなかったのに満たされたと思い込んでいたから、あまり意識せずに済むようになり、一度そうなってしまったから今になっても頭に浮かんでくる事が少なくなったのかな。



2003年10月11日(土)

今日は午前11時前に目が覚めた。
今日からランダムで1時間、経験値ゴールドが2倍になるというイベントが始まった。
INしてる間は一度もその機会に遭遇できなかった。
今日一日、物凄い不安感やイライラして締め付けられるような感じで、落ち着きが無い感じだった。
欝でとても息苦しい・・
今まで安心させてくれてた相手なのに、どうしていいか分からない。
やっぱり本人に悩んでる事を言ってみようと思うのだが、何を言ってもこればっかりはどうにもならないような気がする。
何でこんなことになってるのか、泣き出したい気分になった。
深夜になり、ゲームで故意にラグを起こさせる方法を聞いて、ワクワクした感じになり、少しの間だけ不安が薄れてくれた。



2003年10月10日(金)

今日は午前9時過ぎに目が覚めた。
授業は1時限目の中国語だけだったので、すぐに帰る事ができた。
一緒にゲームしてる子が久しぶりにメッセに現れたので色々と話をした。
今まで絡んでいた事に対して少し現実感が薄れてきていたのだが、改めて優しい子だなと感じた。
自分の欝がなくなる条件に合致していて一度救われた気分になれたのに、すぐに嫌な話を聞いてしまいそれがなくなってしまって、今までの価値観というか、一気に精神的なバランスが崩れてしまった感じになってしまったんだと思う。
凄い俺の事を考えてくれて、可愛らしい感じの子なのに、そんな目に合っていたなんて・・と、耐えられない気分になった。
どうやったら俺の欝がなくなるんだろう、とか考えてくれているようで、今悩んでいる事とか、とても相談しにくい感じがする。
久しぶりに話せて凄く嬉しかったのだが、息苦しい感じがした。
今までそこまで考えてくれる子なんて居なかったのに、そんな事があったというのが嫌で嫌でたまらなく、とても苦しい。
どうしていいのか分からない。
夜になってゲームにINし、廃人のように狩りを続けていて少しだけ気分を紛らわせる事ができた。
解決策が思い浮かばない・・



2003年10月09日(木)

今日は午前9過ぎに目が覚めた。
珍しく寝起きから良い気持ちで、このまま眠っていたいと思いそのまま1時間ほど布団の中に入っていた。
学校に遅刻してしまった。
今日の授業はデッサンと絵画で、ずっと何かを描いている状態だった。
昼休みは終始眠っていて、昼休みが終わってからも40分くらい机に突っ伏していた。
描いてる時もまた色々考えてしまって欝になった。
前みたいに思えたら、また楽しくなるのにそれができないと思って悲しい気分になったり、好きな感じの子がそういう目に合う場合もあるんだってのが認められなかったり、いつもと同じような事を考えたりしていた。
ずっと息苦しい状態が続いていた。
下校時になり、帰り道に漫画を読んでいる時になると、少しホッとした気分になれた。
ネットに繋いでみると、一緒にゲームをしている子が盲腸の手術を終えて退院したとの事だった。
久しぶりに少しだけ話をした。
いつもメッセしている子が「自分も盲腸になったことがあります」と言ったので話を聞いてみた。
結構日常的な病気だと思っていたのに、かなり痛みが激しいらしくて、手術後の傷口が服にこすれるたびに不安になったりしたらしい。
年下の子なのによくそんなの我慢できたなと思い、主観的に考えてみると手に力が入らない感じになった。

欝な事を考えないようにと、感情を頭の中で言葉に変換しなくしてみる。
言葉になってないのに常に締め付けられるような気分?が付きまとい、叫びだしたい気分なのに何を書いていいのか分からなくなる。
俺は自分自身がどう思い、どういう風に感じているのかを言葉にして、言葉で自分はこう感じているのだと自分自身に教えて理解し、その表現が正しいと自分で納得できないと気がすまない性質なのだろう。
言葉に直さないとずっとモヤがかかったような感じでスッキリしない。
その時その表現が正しいと思っても、違う時に振り返るとこれは正確じゃないと思えてしまい納得できなくなる。
そして、また自分がどう感じているのかを探りなおして表現し直す。
日記を振り返ってみると、それが延々と続いているように思えた。



2003年10月08日(水)

エタカに新しい半漁人みたいな種族ができていて、その種族を使ってプレイしている夢を見た。
海のフィールドがあり、その中を自由に動き回る事ができた。
映像はゲーム画面というより実写に近い感じで、自分の視点で動き回っているような感じだった。
今日は午前10時過ぎに目が覚めた。
2時限目の民俗学の授業に1時間ほど遅刻した。
「7歳までの子供は神の一種とされていた。子供組みというのが小学校の役割をはたしていた」とかいった内容だった。
昼休みになりボーっとしていた時、周りの奴らが大口あけて終始大笑いしていたのがうざったかった。
3.4時限目の彫刻の授業、先週俺は自分の作品が壊れているのを見てそのまま家に帰ってしまったのだが、先生から「○○君の作品って壊れちゃってるよね?でも、作品が完成してたの認めてるから」と言われた。
今日の授業はずっと粘土をこねているだけだった。
そのまま家に帰りゲームにINして、自分の装備品を取引相手に売った。
今日一日ずっとイライラしたような虚しいような感じがとれなかった。
一方で、今まで聞いた話やネットで関わってきた事に対して現実感が薄れてきたような気がする。



2003年10月07日(火)

スクールランブルという漫画を実写にした感じの夢を見た。
今日は午前10時過ぎに目が覚めた。
起きてから少し夢の余韻に浸っているような感じになった。
2時限目の授業に遅刻してしまった。
教科書を買っていなかったので、授業が全然理解できなかった。
授業が終わり、先生から教科書を借りて、他の生徒と一緒に授業で使うページだけコンビニにコピーしに行った。
その生徒から「学校おもんないやろ?辞めてバイトとかしてる方が楽しそうやな」と言われた。
学校行かずにバイトしてる方がしんどかったので「今の方が楽やな」と返した。
リアルで人と会話したのも久しぶりだな。
昼休みになり、教室でボーっと色々考えていた。
なんだか、自分が好きになるような感じの少年が、自分にとって凄い特別な存在だ、という価値観が薄れてきたような気がする。
今まではずっと、そういう子は自分にとって人間以上の存在に感じられたりしていたのだが、いきなり現実が見えてしまったような気がする。
それがどうしようもなく嫌な感じだ。
そういう子に、自分が欝になるような事で助言してもらって癒されるみたいな意識も消えてしまうかもしれない。
俺は色々な物事や他人の発言を、自分の中で好きな子に絡めて考えてしまう事が多かった。
だから、他人がそういう子を害するパターンもありえるような発言をしたりすると気分が沈んだり相手を嫌悪したりする事も多かった。
でも、逆に自分の好きな感じの子が俺が嫌悪するような発言や行動、嫌いな言葉などを使ったりすると、それはそれで認める事ができた。
そういう子を通じて俺が嫌っている人間の嫌な行動や性格をそうやってひとつひとつ受け入れられるようになっていければなと、どこかで思っている部分もあった。
好きな少年が自分にとって特別な存在じゃなくなってしまう事で、今までの価値観が大きく崩れていくような気がして、なんだか悲しいような虚しいようなやりきれないような、言葉じゃ表現しにくいような複雑な感情が一日中付きまとって離れない。
昼休みが終わり、次の授業の教室に行くと誰もいなくて「今日は見学授業です。○○美術館へ向かってください」と書かれた紙が黒板に貼ってあった。
まだ間に合う時間だったのだが、何もする気が起きなくてそのまま家に帰ってきた。
家に帰ってもずっとモヤモヤした感じで、とても息苦しい。
そういう気分も一時的なもので、また明日になったら好きな感じの少年が自分にとって特別な存在だと感じるようになるのだろうか。
今までずっと現実を認めたくないという意識が強くて、理想ばかり追いすぎていたんだろうな。
ずっと自分にとって特別な存在であってほしかったと思う。



2003年10月06日(月)

今日は午前11時頃に目が覚めた。
風邪のせいか、欝が薄くなってくれていたのでよかった。
4時限目に学校の授業があったので、受けに行った。
頭が朦朧としていて、思考が正常に働いてないような感じだった。
授業が全然理解できない。
そのおかげであまり欝になる事を考えずに済んだが、どこか絶対に耐えられないような事実が現実に存在してるというプレッシャーがかかっている感じがした。
とても息苦しい。



2003年10月05日(日)

今日は午前9時頃に目が覚めた。
また寝起きから欝になり、2時間ほど色々と考えてしまった。
やはり、寝起きというのはいきなり現実に引き戻される瞬間なので欝になりやすいのだろうか。
今日で会得ゴールド2倍イベントも最終日である。
一人黙々と雑魚モンスターを狩り続けた。
狩りながらも、ぼんやりと色んなことが頭に浮かんできた。
俺に告白してくれて、色々相談に乗ってくれた子に対してすごい好きだという感情が薄くなってきたような気がする。
やっぱり、自分の欝になるような事を相手にもう今までどおり相談できないし、しても前みたいに安心できないと自覚しだしたからだろうか。
その子がそういう事をされていたというのが嫌で嫌でしょうがないという感情だけが残った。
俺が好きになる感じの子は普通よりかなり成長が遅い感じで、そういうのとは縁遠いというイメージがあった。
だから誰も手を出してはいけないし、手が出せないから特別な存在だった。
ずっとそういう事と無縁でいてほしいとも思っていた。
それが現実には変な男にそういう事されていたというのが自分の中ではどうしようもなく我慢できない。
客観的に見て、こんな事を考えてる自分は思い込み激しい変な奴でしかないというのが自覚できる。
世間一般的にも否定されてあまり理解されないような感情だろう。
それでも自分の中では嫌で嫌でしょうがない。あってほしくない事だった。
考えるだけで発狂しそうになるのに、現実に存在してると思うとどうしても考えてしまう。
今日も色々考えてしまったが、風邪のおかげかいつもよりは欝がマシな感じがした。



2003年10月04日(土)

今日は午前9時過ぎに目が覚めた。
目が覚めてから2.3時間布団の中で色々考えていた。
何か今日も欝気味だった。
ゲームで、狩りで得られる経験地が2倍のキャンペーン中なので、何時間も狩りをしてた。
今日だけで210万くらい金を貯めた。
昨日から風邪気味で少しきつかった。
狩り中は「絶対にありえない、絶対に嫌だ」とプレッシャーがかかっていたのだが、風邪で頭がぼやけていたせいか、普段よりはダメージが和らいでいたと思う。



2003年10月03日(金)

今日は午前9時頃に目が覚めた。
起きてから「やっぱり今までに聞いたのは夢じゃなかったんだ・・」と思えて、急に心臓の動悸が激しくなった。
今まで、ずっと自分の中では、俺の頭の中以外じゃ存在しない事で、絶対にあってほしくなかった事で、そういう目に合うのは女だけで、男、ましてやタイプの子がそんな目に合うというのは絶対にありえない事だと思っていた。
でも、そういう事が現実に存在していたというのを実感して、愕然とした。
思い込みが激しい性格のせいもあり、信じられないくらいショックが大きかった。
絶対にないと信じきってた事だったので、考えていくと本当に気が狂いそうになる。
学校までの道のりでも、ずっとそれが頭から離れてくれなかった。
体育の授業が取れていなかったというのが分かって、今日の授業は1時限目の中国語だけだ。
1時限だけだからと、意識しないようしないよう欝を押さえ込んで授業に集中してみることにした。
今まで全然聞いていなかった授業だったのに、結構普通に内容を理解することが出来た。
他の欝とかもってない奴らは、いつもこんな感覚で授業を受けているのだろうか、と思った。
授業が終わり、学校を出た。
午前中に学校が終わる事なんか、今までに殆どなかった。
昼前に帰宅する感覚が、マクドでバイトしてた時の感覚と似ていて、少しその時の事が思い出された。
殆どフリーター状態だったので、毎朝午前5時台に起床して朝のメニューを作っていた。
午前中に帰宅する事も多くて、普通に学校に通ってるバイト達からは「朝の人」とか呼ばれてたな。
帰り道、そんな事を考えていると、なんだか気分が軽くなった。
自分が子供の頃のことも思い出された。
その頃は、夜になると欝になる事が多かったのに昼間はよく外で騒いだりゲームしたりしてそういうのを紛らわせる事ができて、毎日どこかウキウキしてたところもあった。
そんな事を考えながら家に帰り着き、部屋に入るとまた欝な気分がぶり返してきた。



2003年10月02日(木)

今日は午前9時過ぎに目が覚めた。
1時限目はデッサンの授業だったのだが、遅刻してしまった。
昼休みになり、また昨日までと同じ事を何度も何度も考えて苦しくなった。
大きな悩み事を意識しないで済むには、さらに大きな悩みが現れないといけないんだと思っていた。
でも、相談する相手によって癒される事でもそういうのを消す事ができるんだと実感できた。
相手は悪くないのに、何でこういう風に思って全部楽しかった事とか諦めるしかなくなるんだろ、と考えると悔しくてしょうがない。
そういう事した奴さえ現れないければ・・と悔やんでも悔やみきれない。
昼休みに考えすぎてしまったせいか、3時限目からの絵画の授業になってもずっと締め付けられるような感じで苦しかった。
先生から「朝からずっと具合悪そうだけど、大丈夫?」と言われた。
授業も終盤に差し掛かった頃、相手がそういう目に合っていたというのが頭から消えていて、一緒にメッセしたりゲームしたりして楽しかった事だけが浮かんでいた。
授業が終わった頃、窓から夕日が射していて頭がいい感じにぼやけて、昔通っていた絵画教室のような空気が感じられ、少し和んだ。
あの頃の精神状態のまま大人になれたらよかったのにな、と思った。
何故か下校時になると、いつも急に楽になり、家に帰り着くとまた苦しくなる。



2003年10月01日(水)

今日は午前10時過ぎに目が覚めた。
寝起きから欝になり、授業開始時間は11時からだったのだが、家を出たのは11時過ぎだった。
学校に着いた頃、授業の残り時間は後30分だったので、違う教室に入り昼休みが終わるまでそこで過ごす事にした。
俺が立てたスレを見てゲームを始めてくれた子の事をどうしても考えずにいられなかった。
ゲーム中にも頻繁に欝になる事が多いのに、日記も晒されてしまうのでどこにも吐き出す場所がなくなっていた時「僕でよかったら吐き出してください、話聞きます」と言ってくれた。
それまで、知り合いの子が受けた仕打ちの事とかで耐えられなくなってどうしていいか分からなかった事を話すと「そういう子には沢山優しくしてあげなくちゃ駄目です」と言ってくれて、この子が言うんだからそれでいいんだと思えた。
今までどうしようもないと思っていた事なのに、そうやって相手に接していけばいいんだと思うと、憑き物が落ちたようにとても心が軽くなった。
今まで意識するのが怖くて殆ど行くのを避けるようになっていた掲示板も、心に余裕ができてくれて、見に行ったり書き込みに行ったりできるようになった。
全部話し終わって「リュカさんがそういうので悩んでるのがとても辛いです。僕、リュカさんが好きなんですよ〜」と言ってくれたのを聞いて、年下の子がここまで言ってくれるなんて・・・と思ってすごく救われた感じがした。
毎日一緒に狩りをして、メッセで話をしたりした。
年下なのに、年上の俺の事をそこまで想ってくれるのがとても嬉しかった。
相手が俺の身長を聞いてきたので答えて、俺も相手に聞いてみると、俺が好きになる感じの子と同じくらいの身長だった。
ショタになったきっかけの子が、とても背の低い子だった。
自分の中でその子の存在が大きかったせいか、俺はずっとそんな感じの子を好きになるようになっていたし、とても特別な存在だった。
相手がそれに当てはまると知って、とても嬉しかった。
でも、そういう子が悪戯されたりしているというのが何よりも耐えられなかった。
俺の中じゃ、そういう子だけは絶対にそんな目に合う事はないし、ありえない事なんだと思い込もうとしていた。
でも、知り合いの子とかがそういう目に合って悩んでいたのを相談できた相手も、俺が好きになれる感じの子だと分かって、その子が「あまり悩まないでください」みたいな事を言ってくれてたんだ、と思うと本当に自分の中からそういうのが消えてくれるような感じがした。
そういう子がそういう風に言ってくれるのが、自分の中での唯一の解決方法だと思っていたし、それが叶った事になる。
相手に対して物凄い安心感を持ってしまって、とても頼っていた。
精神的な支えになってくれてたんだろうな。
ある日、相手も昔男に悪戯された事があると聞いた。
「でも、全然気にしてないし、トラウマにもなってません」と言われた。
「僕、不細工なんで気にしないでください」と言われた。
自分がそんな目に合ってるのに「リュカさんがそういうので悩むのが辛いです」と言ってくれてたんだ、、と思って何て健気なんだと悲しくなった。
俺に気使ってそんな風に言ってくれてたんだ、というのが分かった。
年下なのに、自分の辛い事我慢して俺に気使ってくれてたなんて・・
あんな良い子で好きになれそうな感じの子がそんな目に合っていたのが信じられない。
嘘だったらどれだけ救われるか、と毎日思う。
相手にしたら、元々そういう出来事があったって上で俺と遊んで「楽しいし嬉しいです」と言ってくれてたんだろうな。
俺は俺でそんなの全然知らなくて、相手に対して安心感や救いを求めて一緒に遊んで楽しいと感じてたんだろう。
「いつも明るく楽しそうにしててほしいです」という言葉は凄く嬉しかった。
でも、もう相手の言葉で安心する事はできなくなってしまった。
相手も気まずくなったのか、もう殆ど俺の前に現れなくなった。
相手は全然悪くないのに、本当にどうしていいか分からない。
せっかくあんなに慕ってくれたのに・・・
どうしても、その話を聞くまでの楽しかった事や俺に安心感を与えてくれた相手の事が諦めきれない。
でも、今も俺が相手に惹かれているのはそういう安心感を与えてくれたというのがあったからであって、また関わる事になっても二度と好きになれた時のようには思えないから、相手の事そういう風に想っちゃいけないんだろうな・・
考えれば考えるほど悲しくなってくるんだけど、考えずにはいられなかった。
昼休みが終わり3時限目の彫刻の授業の教室に向かった。
前期の時に作った作品にコメントを書きなさいとの事だった。
とても悲しい気分で、それどころじゃないと感じていて、何もする気になれなかった。
数十分してから、俺も自分が以前作った作品がどこにあるのか探してみることにした。
何故か俺の作品だけ見つからなくて、数分間探していた。
しばらく探しているとバラバラに砕け散った俺の作品が足元に転がっているのに気づいた。
もういいや、と思い教室を出てそのまま家に帰った。


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リュカ

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