リュカの日記

1994年03月01日(火) 年月日不明 小学5年生の作文『やみうち』と『へへー』

ぼくの自然学校での思い出を、書く。
『やみうち』がたのしかった。やみうちというのは、暗やみにして、その中を、動きまわる。これを、やみうちという。おしいれの中に入ってかくれてふるえながら、こっそり外をのぞいている人もいた。ぼくは、はしのすみの方にいた。ターゲットにされると、おそろしいが、それがまた楽しい。

※自分で注釈『「やみうち」とは「闇討ち」の事で、ターゲットを決めて部屋を真っ暗にしてみんなで寄ってたかってそいつを殴る蹴るしまくる、という遊び。いじめと違い、ターゲットはランダムで決めていたのだが、キレたり泣き出したりする奴が続出していた。この遊びの考案者は俺だった。教育上良くないからか、単に暗闇の中で動き回るみたいに書かされているけど、実際には大きな間違いである』

その他にもぼくらの部屋では、おもしろい遊びを考えてやった。たとえば、タイガーバームを顔や首にぬって「ひりひりする。」とか「いたいー。」といって、苦しんでる人が続出した。
(そんなに苦しいのなら、やらなければいい。)と思った。
その他に、怪談話をしたりした。、と中でにげて行く人もいれば、また、入ってくる人もいた。
はんごうすいさんで、ごはんをたくとき、いっぱいけむりが出た。みんなにげていた。ぼくは、けむりの所でごはんができるのをじっとまった。
カレーを食べるとき、ある一つのじけんがあった。そのじけんというのは、ぼくの皿に、ハエが入ったのだ。全体にまぜて食べてみた。
「うえっ。」
となった。でもふしぎなことに、そのほうがうまかったのである。畑の近くだから、ハエがいたのだろうと思った。はんごうすいさんの米の方が、なんとなくうまくかんじた。
カヌーにのった。一人のりのカヌーがいちばんうまくのれた。
キャンプファイヤーの時、みんなで、火にどげざして、
「へへー。」
といっていたのがまるでしゅうきょうのようでもあり、あやまっているように見えたので、ぼくとMくんは、それにつけたして、
「へへー、おゆるしをーオレは、無罪だー。」と言ったのが楽しかった。


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