2006年09月26日(火)
 

世界の声が木霊する
ざわりざわりざわざわざわ
僕に悲しい言葉を投げつける
自分がどうでもいい存在に思えてくる

あ、
この声は
僕のだったか
君のだったか
それとも知らない誰かだったか

世界の声が木霊する
なにも知らないくせにと責め立てる
まだ世界のことについて、勉強し始めたばかりの僕は
無知でごめんなさいと呟いて

世界の声に耳がふさがれる
ただひとつ
君の声がもう一度
聞こえたなら

他はもう、どうだって。





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