赤色音楽映画声顔右上君を捨てるには捨てる物が多すぎてわたしは何も捨てれずにいるおとなしくわたしはゴミ箱へきっとなによりも一番先に捨てなくちゃいけなかったのはわたし自身だった
守りきれなかった約束は深い、深いところへ埋めてしまって叶えきれない愛と一緒にしていたけど自分の手が届かない所でそれは深く深く根を生やして癒えきれない傷はどうしたらいいのだろうかさぶたになった擦り傷はいつまでも痕が残って今になっても時に疼く自分のしらないところでついてしまった傷はどうしたらいいのだろう誰も知らないところでわたしはひとり知らない傷に涙するいつか誰にも分からない、いつか埋めてしまった事を忘れてしまうまで君のことを忘れてしまうまで
もう少し、手を伸ばしたかったのだけれど指がむず痒くて君まで届かなかったそうやっていつも理由をつけて結局は追いつきたくなかっただけなのかもひょっとしたら、君が待っているかもと期待していただけなのかも夢はいつだって夢でしかないのに
過去のなにかに惑わされぬ強さをくれたのは誰でもない過去の君わたしはこのままどこをめざせばいいのだろう
白いノートと黒いペンわたしはなんでもかけます書きたいものはわたし自身伝えたいことはいつも言葉でなくこころだったよ