快晴な空の下で体勢整えダッセーやつらと対戦対戦 体調万全ほらもういっちょかっ飛ばせーケリ入れろ断然トップイケメン度ホラホラねーさん眉間にシワいけんぞコラ察知しな危険 残すな未練試練試練試験に事件言えんよロック大丈夫?場外乱入気分爽快お客成仏教官ショックジョークジョーク!妄想中!
警戒してなよおれらのマイク絶対いかすぜ天才泣かせ奇形児ラッパーイメージ通りにリリック響くこんな夜は一晩中どんな曲も間違いない
始まりはなんやったっけあーそうそう確かこっちが声かけたマジここだけの話最初の印象メチャヤバイ感心したのはしばらくあとで内心、恋の対象外毎回笑わせてくれる飽きないあいつはチェリーボーイエリート集団男子校moneyと女に恵まれないインチキ下ネタ大博士内心ピュアな音楽馬鹿でそーゆうとこに惹かれた私も変わり者
風が少し涼しいセミからコオロギへバトンタッチ秋にはどんな演奏会が聞こえるのだろうパレットにはたくさんの茶色が必要茶色の絵の具を買っておかなくちゃ私のスケッチブックは新しいページへこうやって少しずつ好きな色が増えていくこんな時間を大切に白いページを埋めていく
オレンジの影が目の前の道に長く伸びている私の形よりも細長い影に誘われた散歩道影と私が歩く道がある車が走る道がある鳥が飛ぶ道がある夕日が沈む、道がある今、進もう
耳に直に響く声を聞いて苛立ちを感じ夏を感じ生を感じる長い時間夢見てたかのようにその短い時間の中で命を削り声をあげ夏を告げるただ、その為だけに彼らは生きて
私の声を返してもう同じようには歌えない私の言葉を取らないでもう同じようには綴れない歌えなく言葉も綴れないなら私の居る意味が無い私の存在意味を持っていかないで
このままどこかに消えてしまいたいこの青い空に溶けていったらどんなに心地良いだろうかセミの鳴き声は聞こえない狭い箱に閉じ込められることも無くただ地球を抱いていたい
小さな頃の夢を忘れはしない小さな愛を手放しはしない芽生えた幸せを踏み潰さないようもっと視界を高く見れるよう
私のほうが下がってばかりどう考えたって私の好きのほうが大きいあなたは其れに気付いてない
強い風が吹いた帽子を押さえて横を見る苦笑いの君強い風でさえも心地良いほど今が幸せ
小さな火を灯すように優しく私は恋をした揺ら揺らと力なくそれでいて十分すぎるほどの光を放つこの炎のひとかけら君に伝えていけばいい優しくあなたを愛していきたい
強い子だねとあなたは私を撫でた私の中身がどれだけ脆いかも知らずにこの強さは涙の塊だということも知らずにそんな弱さに気付かれないように私は精一杯意地を張っているだけなのにあなたの優しさが今日も私を苦しめるもっと傍に居てなんて私は強いから、言えるはずがない
あの時言えなかった言葉が今なら言える気がしたただ素直に感情を出して涙ではなく言葉をあなたに伝えられるようにただ夢だけが心に刺さったままで子供のように泣いていたもう独りで泣かなくても良いように好きだとあなたに伝えたい
軽く少しだけスカートの裾を摘んだ誰かの声をスカートの上へと転がしていく優しい日差しに優しい鳥の鳴き声優しい空の色に優しい雲の流れ誰かの声も私に優しくて私は少し優しくなった
私にもっと勇気があったなら両足を切断してあなたの元に逃げただろうにこの大地に縛られたまま空の向こうの笑顔を思い出して涙で歪む顔を隠す私が逃げたのはあなたの所ではなく安全な地上私は臆病だったあなたに、愛に対して私は臆病だった
あなたは気付いてないかもしれないけれどあなたは確実に無鉄砲な私の腕を掴んでくれたいつも何気ないあなたの言葉で私は救われている気がするその手で抱きしめられることはないけれどこのままでも、悪くない
あれほど人を抱きしめたいと思ったことは無かったあれほど長い時間をかけて恋に落ちたことは無かった手が届かない痛みが胸を襲うのも慣れない涙に目が腫れるのも憎むほどの愛情も初めてだった君が初めてで良かったと今、思う
今ならどこへでも飛んで行けれる自由なこの翼ででも本当はあなたの胸の中でどこにも行きたくなかったの
爪を噛む癖、やめてといったら唇舐めるなと怒られた結構お互いよく見てる些細な喧嘩がちょっと嬉しいなんて相当変なの
あても無い返事を待つよりも先に空に逃げていくあなたの心に残れるなら消えたっていい
あなたが居なくなった窓辺から金色の木漏れ日が舞い降りる埃がきらきらと落ちていって古びた本まで芸術のようきしむソファーに腰掛けてレコードを聴いて目を閉じよう彼の背中はいつでも見える私の心にいつまでも彼は住んでいた其処に私が居ないだけ
まるで幸せを撫でるかのように私の手に触れるあなたの手のひらが優しいまるで幸せの塊のように私を抱きしめるあなたのぬくもりが優しいその優しさがすべて幸せだと私は言わないけれどあなたの髪を滑るように撫でていくあなたは気付いているかしら私の優しい手のひらに