わたしは今一番柔らかい

誰の事も思わず
何に関しても興味が無い
空に形無く浮いてる雲のようだ

大切なものを守るために
体をダイヤみたいに硬くする必要も無い

わたしは、一番柔らかい

寒空の下
暑い日差しの中
桜散る季
木漏れ日の日

どんな時が一番好きかと聞かれると

あなたの腕の中かななんて
言えもしない台詞に憧れる

私は。
恥を抱えて誰かを愛している
つまらない、プライド

久しぶりのあなたと一緒の休日
嬉しくて嬉しくて
前日寝れなかったあたしは
眠たくって眠たくって
必死に目をこじ開けた

あなたはよっぽど疲れてたのか
すやすや寝てしまって
あたしは思わず泣いてしまった

寝顔が好きすぎて泣いてしまった
あまりにも幸福すぎて
あたしまで寝てしまった

捨てきれない思い出が
いっぱい詰まった街に
再び足を踏み入れても
発病しない自信があるかと言うと
嘘になる

きっと私は思い出の中に
あなたの姿を探してしまうだろう

だからあの街には行きたくない
思い出はしばらく眠らせていて

灰色の空を流れる雲
大地を区切る虹
何処までも澄み切った空

鳥は空を泳いでいた
人は空を眺めていた

私には空が大地に見えた

夢を見た

とても幸せな夢だった
夢から覚めると隣にいるはずの
あなたの姿が無い

ああ、そうか
あれは夢だったんだ

現実と夢との区別が出来なくなるほど
幸せな夢を見た
眩暈がするような幸福な夢は
もう見なくていい



今が、辛くなるだけ

夢を見た

いつも後ろ姿を追いかけて
手を伸ばして引っ込めた
私がいくら泣きつづけても気付きもしない現状
喉の奥に詰まった２文字を言う事もなく諦めた
あの恋の夢を

あまりのリアルさに
今違う男の肩に抱かれている自分が
夢ではないかと疑う程

辛くても心から愛していた自分を羨んだ
あの綺麗な涙を、羨んだ

泣きたい時は泣いちゃっていいですが
笑いたい時はちゃんと笑ってくださいね

幸せ、逃げちゃいますよ

あなたを思って泣く事も無い
あなたを思って笑う事も無い

思い出すことは今でも有るけれど
自分で必死に感情を押さえているのか
本当にあなたに対する感情はなくなってしまったのか

何も分からないし
何も分かろうともしない

今、この瞬間が確かなだけ

さよならの果てに一体何があるというのだろう

あたしには相手を想って言ってるようには聞こえない
無しか残さない愛情などあたしは要らない

あなたのあけた穴は右だから
あたしは左に穴をあける

そう言ったら
なんでだよって
あなたは困ったように笑った

鈍感だね

反対にしたいんじゃなくて
二人で一対になりたかったんだよ

甘い口づけなんか要らないからさ
とりあえずもう少しだけ寝かしておいてよ

王子様の迎えなんて無くても
ひとりでちゃんと朝を迎えられるよ

あたしは強いフリも上手い分
結構うたれ強くなってるからね

朝には元気に笑ってるからさ
もう少しだけ傍にいて

背中の翼は些細な事では傷付かない
この空をほんの少しの力で飛び立てる

でもこんな世の中だからな
容赦なく風は打ち付けるし
雨は見も心も凍らそうとする

まあ
君がいるから大丈夫だけど

てゆーか
君がいる大地からは飛び立とうともしないけど

二人の間の沈黙が

痛かったらまだ慣れてなく
可笑しかったら親しい証拠

気にならなかったら相当近い関係で
普通だったら少し冷め気味か空気のような存在

苛立ったらお気の毒

好きって大声で言ってたら
何か変わっていたのかな
前に進めていたのかな

今でも思い出して
泣いたりなんて、しなかったのかな

気分が落ち込んでる時は
上を見て胸張って歩けよ
太陽はいつも君の上にいるし
見えなくたって上にいるし
プライドなんてクシャミと一緒に吐き捨てちゃえよ

友達と上手くいかない時は
無理して話して溝を深めんなって
喋んなくったって壊れるほどの関係ちゃうで
本当に話したい時まで話題はとっとけよ
空気が緩やかになったらまた笑えばいいじゃん

好きになって不安になるのもそりゃ分かる
あたしだってそう、つーことは皆同じ
上手くいったって失敗したって
好きになった事後悔してやるなよ
せっかく好きになったのにもったいない

まず上向いてみようや
まず笑ってみようや
まず自分好いてあげよーや

無駄なんてないぞ、全部自分の力にしてみろよ

心がどうしても潤わない
そのうち笑い方も忘れてしまうかもしれない

あ、それはない

そのうち、涙を忘れてしまうかもしれない
これが正しい

心が乾きすぎてきっと涙は出てこない
もうこれ以上悲しいことも
起きないかもしれないね

嫌いになろうと
悪いとこさがしたって

余計好きになるだけだった

いつも喋りすぎる君のお口にチャック
ペースを崩さん僕はファンク
鈍感な君の隣へジャンプ

はちきれそうな僕の思いはパンク
ダンクシュートは決まらずバウンド
リバウンド　狙ってひとまずまたチャンス

華麗なステップマイダンス
君も一緒に踊ってみないか
今宵も休まずステージにダイブ

いつも

言葉足らずな日本語だけど

あなたに伝えるには

きっとそれだけで十分



と思うのはわたしだけ？

表サイド　裏サイド
良い人ぶって本当は？

表がいいって訳ではない
だからといって裏でいいって訳でもない

色を混ぜては如何だろう
一番自然体なあなたでいてはいけないと
一体誰が決めたのだろう

色を混ぜては如何だろう
裏を見せることは勇気がいるかもしれないが
きっと今より楽になる

自分でも気付かないくらい
あなたのこと好きだったみたいです。

だから自分でも驚くほど妙にあっさりしてる。

好きだったあなたはもういないって
妙にあっさり
自分自身驚くほど現実受け止めてる。

ほんとは
自分自身気付いてないだけで
こうなる事分かってたりしてね。

涙も出てこない
驚くほど自然。

一体いつまで自転車こげばいいんだろう
まったく出口が見えてこない

生きる希望すらない

こんなにも心が裂けそうなのに
他の人に慰めてもらうのは
絶対イヤで

そんな事するくらいなら
辛い思いをしても
好きでいたい

本当に馬鹿です。

いつも理屈で動くのを嫌がるあなた
理由なく行動するのが大好きね

一回くらい理由なしに
あたしを愛してくれてもいいじゃない