いつもあなたの後ろ姿を追っていました。 いつか一緒に並んで歩きたかった。
あなたは人より とても速く進んでいるような気がしました。 でもそれは違っていた。
時間がそうさせていた。 今ならよく分かる。
あなたは何も変わってはいなかった。 時間があたしとあなたの距離を遠ざけていただけ。
いつもあなたの後ろ姿を追っていたような気がしました。 でも本当はいつもあなたはあたしに歩調を合わせてくれていた。
気付かなかったのは、あたしのほうなんです。
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無造作に開かれた肉の塊 ただ見つめた自分の指先 痛みなんてなかった 誰にもいえなかった
謝りながらもやめてはくれない 謝りながらも何も変わってない 謝りながらもこれはずっと続く
あたしはいつまで我慢しなくちゃだめなんだろう
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