とれとれ日記
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2003年10月26日(日) 太刀魚騒動記

「海は熱いぞ!」
 団長の言葉にそそのかされて行ってしまった。当日の夜中に出発し、まずは岸壁にてテンヤで狙う。しかし釣れん!あがいてもあがいても釣れない。いい加減飽きてきたところで、鱸狙いに切り替えるがまったく反応なし。しかし突然、ヒロポン団員の竿がしなる!40cmオーバーの鱸を一本、ミノーで揚げやがった…。俄然やる気になった我々だったが、後が続かずに終わってしまう。
 このままではいけない。朝イチのナブラ狙いで南港に行くが、見事にナブラの影すら見ることなく終わってしまい、呆然とする。「アブレは嫌だ」ヒロポンを除く我々の意見は一致し(珍しく)、武庫一に渡船で渡ることを決意する。夕刻、早速渡船で渡った我々はテンヤを投げ続けるが、当たらない。夜からが本番と聞いてはいても、焦りが募る。そして団長に初ヒット!しかし途中でバラシ!!
 いる、回って来てる!俄然やる気モードに入った私に初ヒット!何とか取り込むが、のたくりまわる太刀魚は海に落ちてしまった…。そして海に夕日は沈み、夜が空を支配する。夜光虫の群れが怪しく煌く海面には、餌で太刀魚を狙う釣り師たちの電気浮きが無数に散らばる。周りでポツポツと釣れ始め、私の竿にがつんとあたりが!テンヤで太刀魚をゲット。中型であるが満足である。団長は餌に切り替え地道に釣り続けて5匹。ヒロポン団員はノーフィッシュに終わった。丸一日と半日を釣りに費やした結果がこれでは浮かばれんというべきか。無念である。


チャンコノフ |MAILHomePage

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