under one umbrella

2004年07月31日(土) えらかったな。


すごくすごく、懐かしいことを思い出した。


一番最初、寺島と別れたとき。
寺島をひっぱたいたとき。
その夜、ネットの友達に話した。
友達というか、兄さんと呼んでる。



別れてきた。ひっぱたいちゃった。
けど、彼の前では泣かなかった。

そう言ったら、

えらかったな。
じゅんはえらかったよって、言ってくれた。



今、全てを話したら。
兄さんは何て言うのかな。
最近ちっとも話してないから。寂しい。

そういえば。
結婚するって言ってたな。
どうなったのかな、彼女。
就職したから忙しくて、メッセも出来ないのかな。
今日メールしてみよう。


1度だけ、電話したことがあったな。
「思ったより可愛かった」って言われた。
「もっと黒い声かと思ってた」らしい。
黒い声って…。
兄さんひどい。


でも、大好きって言えるから、
この関係がいい。
普通に片恋だったら、言えないから。
恋人だったら、失うかもしれないから。

好きというより、尊敬してる。
いつか会えたら、そう言いたい。




2004年07月30日(金) いつものことすぎて


しばらく、日付を無視した更新をしていたけれど、
この日のことは、覚えている。


前日の29日は、大学の友達との飲み会だった。
しかし女の子ばかりで、
いつも強い男2人と飲み明かしているあたしは、
不完全燃焼のような気分で帰って来たのだった。


飲めるだろうと思って持っていったワインが、
1本丸々残ってしまって、
1人じゃ飲む気にもならず、寺島にメールした。
「今日飲もうか」
って返ってきたときは、嬉しかった。



女の子達との飲み会は、いつものことすぎて、笑えた。
皆一様に、
「寺島君なんかやめて竜崎君にしなさい」
と口をそろえるのだ。

タイミング悪く、その日は、
初めて竜崎君のほうからメールが来た。
あたしも騒いだけど、
皆の方が騒いでた。

でも、本当に嬉しかった。




寺島達との飲み会も、いつもどおり。
いつもどおりの席に座って。
いつもどおり馬鹿やって笑う。

その日に限って、映像を残したのは何でだったんだろう。
後で見たら、
竜崎君の映ってる時間が長くて、笑えた。
それは、
撮っている途中にカメラから目を離したからだけれど、
消したくない映像になってしまった。
竜崎君の声も、かすかに入っている。



その日から何度もその映像を見たから、
この日のことを覚えてる。


あたし、変かな。




2004年07月29日(木) あの人の名前


もう何だか、あなたには恋していないみたい。
と、日々、思うのに。
あの人の名前だけは、まだ、見たくない。



アドレス変更の、メール。
久しぶりに“二宮アミ”の名前に触れた。
頭の中にならいつもいる人だけど、
現実にこうやってメールとかもらうと、
変に意識してしまって、上手く受け止められない。

この人がもう別の世界にいて、
別の人間関係を築いていることは、知ってるのに。



たった一言、
アドレス変更の旨が書いてあるだけのメール。
件名に書かれた名前を見れなくて、
あたしはメールを消去した。



これはまだあなたに恋をしている証拠ですか。
あのメールがあなたにも届いていると思うと、
不安で、いてもたってもいられなくなる。
4月2日を忘れられない。




2004年07月28日(水) 音楽についての(理想)論


あたしにとっての音楽は、音しかない世界。
音によって創造される世界。
ユーフォニウムには最近触れていないけれど。


だから、音楽に触れたとき、
それを歌っている人間しか思い浮かばない音楽は嫌いだ。
映像に偏りすぎている、とでも書くのだろうか。
その映像を際立たせるための音楽なら、それで当たり前だが。

(と、今書いて気づいた。
成る程、彼女達を際立たせるために存在する音楽なのだから、
歌詞に意味がないのは当たり前だ。)


音から、そして言葉から、
個人の中で創られる世界。
それが鮮やかなほど、あたしは、素晴らしい音楽だと思う。


まぁとても、ラインが見えない、
要するに理想論だとは思うが。




数日前、いつものごとくあたしの部屋で飲み会をしたとき、
好きなアーティストの話になった。

細かな話の流れは覚えていないが、
寺島が、
「俺、アーティストは見かけで選ぶから」
と言った。

先に書いたような価値観のあたしは、その発言がたまらなかったが、
寺島を批難する言葉は言えずに、黙っていた。


…というのがいつもの情景だが、
そのときのあたしには酒が入っていた。
しかもあたしはどうやら、
市丸と竜崎君と3人で飲むよりも、
寺島がいる方が酔っ払うらしい。

よくは覚えていないのだが、多分、
「見かけに音楽の本質はないんだから、そうやって判断する人嫌い!」
と、言った気がする。
後半は覚えている。


寺島は寝転んでいたのだが、
その発言の後ちっとも起きてこないので、
「嫌いって、訂正するから」
と言って起こそうとしたら、
ちょっと反応したから面白かった。
あたしの考え違いかもしれないけれど。

君がそんなに偏った考えの人じゃないって知ってるんだから。
ひとえに嫌うわけがない。
LINKIN PARKを、見かけで好きになったわけじゃないでしょう?



↑VOTE.



2004年07月27日(火) きっと幸せ。



違う、とあなたは言う。
君が好きだと、言う。


全てを聞き流す癖を、あたしはいつ身に付けたんだろう。
傷つかないように。


寺島がくれた言葉を、大事に護って。
記して。
刻んで。
そんな日々だった「17歳」を送れたことは、きっと幸せ。
けれど、繰り返したくはない。


嘘じゃないって、知ってる。
昔も本気だったって、知ってる。
あなたを責めようとは、思わない。



2004年07月26日(月) 火傷の痕


あたしにとってのセックスは、やっぱり愛在るものだった。
愛していたから、抱かれることが出来た。
愛していたから、愛されていなくても、幸せだった。

そう、幸せでした。
愛していたから。
こんなに何回も言うと、有り難味がないけど。


あたしなんかを、抱いてくれてありがとう。
あなたに抱かれたという過去だけで、あたしは幸せです。


ありがとう。
初めてがあなたで、よかった。
愛してた。


飲み会の後の、お酒の残る体で。
あの日が最後だね。
夏なのに、くっつくのは不思議と暑くなくて。
向かい合って眠った。
起きようとしたあたしを引き止める、あなたの腕の力が、愛おしかった。


このまま泣いてしまえたら、と何度思っただろう。
絶対にダメだと言い聞かせて、ただ、あなたの匂いを感じた。




あなたとのセックスは、いつも楽しかった。
いつも、笑っていたね。
変な話、
将来他の人とするときに笑ってしまったらどうしようって、思う。
不謹慎だって思われるよ。




あたしはきっと、火傷の痕を探してしまうね。
きれいな鎖骨に、少し驚いてしまうんだろうね。





ありがとう。
あなたと、あなたとのセックスと。
両方、愛していました。




2004年07月25日(日) 少なくとも


寺島から、
「フラれた」
ってメールが来たときは、
バイトがダメになったのかと思った。
あなたはそういう言い回し、よくするから。
だから反応らしい反応も、しなかった。


本当に誰かにフラれたなんて、ないと思ってた。
あたしがいるのに誰かに告白するなんて。
せめてあたしを切ってくれると思ってた。
むしろそうしてくれないかな、と最近思っていたから。
疲れていたから。


なのに、
市丸と2人であなたの家に行ったら、
あなたは笑って、
「テニス部の人に告ったんだ」
と言った。

あなたのテンションが高かったのは、
自嘲だったのかな。

少なくともあたしのテンションは、それだったよ。




せつなくてせつなくて、
家のドアを閉めた瞬間から泣いていた。
気づいた市丸にびっくりされて。
「フラれてんだからいいじゃん」
って言われたけど、
つい、
じゃぁあたし達のセックスには何にもないじゃんって言ってしまいそうで、
口をつぐんだ。


セックスに理由を求めたあたしが馬鹿でしたか。
自分の存在を、ちょっと勘違いしていましたか。


あなたにとってあたしは本当に。
本当に本当に本当に、セフレなんだって。
切る意味もないほどの存在なんだって。
知って初めて。
もう抱かれたくないと思った。


あなたをこんなにも信じていたのかって。自分で驚いた。
でももう。
2度と信じられないと思う。


捨てられた方がまだマシだった。
「好きな人が出来た」ってメールを読む方が、まだ楽だった。



もう、言っても良いですか。
「疲れた」とつぶやいてもいいですかせめて。
涙は止まらないだろうけれど。




2004年07月24日(土) 知ってる。


抱いてくれなくていい。
あなたの胸で泣きたい。




あたしはまだ、外を遠ざけている。
島にいる間、帰りたくて帰りたくて、仕方なかった。
市丸に会いたくて、
何で寺島じゃないんだろうと思ったとき、
市丸はあたしの話を聞いてくれるからだと思った。
そうして笑ってくれるからだと思った。
泣かせてくれるからだと思った。


寺島を支えようとするあたしを支えてくれるのは、
市丸達だから。
彼らに対する感謝ばかり、溜まってく。




でももうそろそろ、限界みたい。
そのうちきっと、
寺島にも会いたくなくなるよ。
市丸にしか、会いたくなくなるよ。
あぁ、あたしも十分病んでいる。


「好き」と言って欲しいなら、あたしを泣かせて。
抱いてくれなくて大丈夫だから。
ただ昔のように、あなたの胸で泣かせて。
昔のように、袖であたしの涙を拭いて。
そうして昔のように、抱き締めて。

愛してくれなくていい。
あなたがそれを出来ないことは、知ってる。


信じられぬと嘆くことは、本当に、こんなにも辛い。
けれど信じて傷つけば、もう信じられない。


どうしてあなたは今更、
あたしに「好きです」なんて言うんだろう。
信じられるわけなんか、ないのに。



2004年07月23日(金) 2人の私。


恋していると、愛していることが邪魔。

愛していると、恋していることが邪魔。



あなたにひどいこと言われてもやり過ごせちゃうのは、
あなたを愛しているから。
恋する私は、辛くて逃げてしまいたいのに。
愛が私を引き留める。


あなたが他の人を見ていると辛いのは、
あなたに恋しているから。
愛する私は、そんなの笑って許したいのに。
恋は私を、狂わせる。


どっちつかずの私。
どちらも真実。




2004年07月22日(木) 頑張らなきゃ。


どの道を選べば、あなたは幸せになれる。




ある方の日記を読んで、ぽろっと泣いた。
喧嘩して、仲直りした後の、安心感。
懐かしくて懐かしくて。


昨日のバイト。
結婚式の担当じゃなくて、よかった。
この人達は、ちゃんと愛し合って、信じあって、
ちゃんと「恋人」で、しかもこれからは証明されるんだ。
そう思いながら仕事なんてしてたら、
きっと泣いていたよ。


昨日の、急なカラオケ。
あたしが嫌な人とカラオケしてストレスたまったからって、
集まってくれた寺島と、市丸と、竜崎君。
君らの歌声を聴きながら、
なんかわかんないけど涙が出てた。


君らがいてくれたら大丈夫だって思うけど、
むしろ逆に、
君ら以外の人があたしの近くに来るのは嫌なんだ。
今井も幸子も、もう許せない。

知らない間に、ストレスが溜まってるのかもしれない。
市丸と話していないのもあるんだきっと。
カラオケの帰り、別れ間際にちょっと話したら、
帰りたくなくなったりして。
また、涙が出た。



頑張らなきゃ。
皆で笑う未来のために。
弱音吐いてる暇なんかないから。
こんなわざとらしいセリフで自分を立たせて。
けど真実だから。
頑張る。


↑VOTE.



――――――――――――――――――――――――――――――――――

私信>
応援してくれて、ありがとうございました。
もしかしたら違うのかもしれないけど…



掲示板のレス、遅くなってしまってごめんなさい。
それと明日から旅に出るので、PCから離れます。
ただでさえこのところ更新していませんでしたが…。
しかも忙しいわけでも何でもなく、
毎日誰かと会って、カラオケ行ったり飲んだりしています。
答えを出すのが、怖いのかもしれません。
もしそれで後悔したらどうしようか、とばかり思ってしまいます。


愛とは何でしょうか。
今の私は、向き合うことが、怖い。



2004年07月21日(水) 意味ないね。


飲んだり笑ったりの毎日で、
何となく、何も書かなかった。


本を読みたくて、
本棚をあさったり、買ったりした。
浅田次郎先生の本を読んだら、
あまりに純粋な愛がそこに在って、泣けた。


未来を教えて欲しくて、本を読む。
直接の答えは勿論ないけれど、
何かしら、私が私になるためのヒントを、本がくれる。
本を読める人間に育ててくれた母に、感謝である。




それでも、
最近、自分の心が見えない。
私が本当に求めていることは、何だろう。
時間をくれ時間をくれとそればかり、叫んでいる。
その時間は誰かと笑って、
悩みを忘れて過ごす。
意味ないね。


ときめく、とか、
激しく「愛してる!!」って思うことはなくても、
寺島がいなくなると思えば、
寂しい。



過去をリセットできたら、どんなにいいだろうね。
そうしたら君にまた、
曇りなく笑いかけられる。


私らの過去。
多すぎる過去。


↑VOTE.




――――――――――――――――――――――――――――――――――

掲示板のレス、遅くなってすみません。
もう少し、お休みさせてください。




2004年07月20日(火) 「何でも許してあげる」=「愛」


何でこんなにもこの人に時間を費やすのか、
恋愛感情で片づけて欲しくないと書きながら、
自分自身もそれで片づけてしまおうとしていた。
そんなの苦しいに決まっている。


「好き」だからじゃない。
混ざってはいるけど、別物だ。
あたしはあなたが、
「心配」
なんだよ。


でも、
「きついことを言う」=「手を離す」
じゃないとも思った。
「何でも許してあげる」=「愛」
でもないと思った。
よくあたしは、弟に何でも買い与える母に意見していたけれど、
あたしが寺島にしていることもそうなんじゃないだろうか。


もう少し。
もう少しで、あたしの答えが見つかりそうなのに。


自分を、見失わないで。
そうすれば、「生きて」いられるよ。


↑VOTE.





2004年07月19日(月) 言葉たち。


まったく、あたしというのは。
語彙力がないのだ、要するに。
言葉にならないなんて、言い訳にもなりやしない。



深夜、あたしだけで寺島の家に行くなんて初めてだった。
砂利の音を立てないように歩くのは、不謹慎だけど楽しかった。
それでも、立てすぎって怒られたけど。

部屋に入れば、
服の固まりが2つあって。
たたむ物かと思ったら、全部脱いだ物だって言うから。
思わず笑ってしまった。

並べてある、見慣れないタイトルのCDを眺めていると、
腕をつかまれて引き寄せられた。
見上げると、変な意味でなく「飢えた」寺島が居た。
「飢え」を少しでも忘れたくてあたしを抱くのかと、
今更に、その瞬間気づいた。





じっとあたしの顔を見ながら、何を思っていたんだろう。
慣れてなくて、恥ずかしくて、目線をそらしてしまった。






乾ききった顔でつぶやかれた「うざい」は、
重たくて、上手く受け止めてあげることが出来なかった。
「全部、やめてしまいたい」と、寺島は吐いた。
こぶしをベッドにぶつけ始めたときは、少しだけ驚いた。
脇の壁にぶつけた後、自嘲気味に微笑みながら、
「帰る?」と、私に聞いた。
「このままだと、俺の八つ当たりを見なきゃいけない」
「そんなの平気だけど…」
「君にじゃなくてさ」
わかってた、けど。
伝える言葉を知らなかった。




どんな言葉も、無力に思えて。
簡単に口にすることが出来なくて。
それでも、何か言いたくて。
「したくないときはしなくたって、いいんだよ」
帰り際に、そんな、
寺島から聞けば根拠のないこと、言ってしまった。
まったくもって説明が足りない。

おやすみ、と言って歩き出した2歩目に、
ただ傍にいるだけでよかったのかもしれない、とも思った。
どうして『大丈夫』って、言えなかったんだろう。

あたしは髪の毛をぐしゃぐしゃと崩した。




言葉を知らないのは、
母から教えられたからだろう。
あたしが導き出した答えでは、ないからだ。


言葉に出来ないことを言葉に出来る力が欲しくて。


↑VOTE.




2004年07月18日(日) ちょっとだけ

一晩、癒されてみた。
漫画。小説。ネット。

それでも日記を書く画面にくると、夕べのあたしのまんま。
先の見えない苦しさと孤独に、打ちのめされて。


寺島が電話にうてあってくれなかったら。
どうなっていたんだろう。



寺島は電話で、
自分は変わったと言った。
あたしを励ましながら思ったと、言った。

それはつまり、前ほど親身というか、
真剣に相手の悩みを分析してどうこうとしなくなったことだと思うのだが。

今のあたしは、寺島がそうなってしまったこれまでが、
ちょっとだけ、わかる気がしている。




でも要するに寺島は、
あたしの「恋心」を見たくないのだな、と思う。
「恋心」というよりも、これまで積もり積もった感情だったけれど、
それが混ざっていることは間違いない。


幸せな日があれば、辛い日もある。
そんな風に、恋心を割り切ろうと決めたことを思い出した。
ちょっと前のことなのに、情けない。


夕べ、その恋心は久しぶりに軋んで、悲鳴を上げていた。
ゴスペラーズの「ひとり」がしみた。
けれど聴けるだけ、幸せだと思った。


本を読もうと思った。
読めないときもあったから、読めるって幸せだと思った。


寺島を思い出した。
夕べの辛いことも思い出したけど、よく考えたら、
その直前に嬉しいこともしてくれてた。
それ1つで、元気が出た。


あぁ。
また、頑張らなきゃね。


↑VOTE.



前日の日記は、同じ話題ですが、
これよりどろどろしていて支離滅裂です。
でもちょっとだけ、事情がわかるかもしれません。
興味のある方は、どうぞ。



2004年07月17日(土) 近づいている。


1人じゃないことを知っていることで生きているあたしの弱点は、
そのことをどうしても信じられないような日に出逢うこと。

そんな日だってあると割り切るまでに、
一体どれだけの迷惑を、寺島にかけるんだろう。
孤独を感じる日はどうしても。
この人に、傍にいて欲しくなる。
全てが昔のままのこの人じゃないことは、関係ない。

電話で、際限ない愚痴を聞かせてしまいながら。
こんなのうざすぎる、って思いながら。
それでも止まらなくて。
否定されても、叱られてもよかった。
でもそういうのが、1番うざい。
寺島を支えられなかったときより、消えて無くなりたかった。

冷静に答える寺島の声が、余計にそう感じさせた。
そう、その通りなの。
大吉の日ばかりだったら、そのうち箱の中から大吉が無くなっちゃう。
こんなに簡単に片づけられるのに。
何であたしは、まだそれを教えてくれる人が必要なんだろう。

知らないわけじゃないの。
今までも何度も、辛い日はあった。
でもちゃんとまた、幸せな日はやってきた。
わかってる。
全ては一時の感情で。
生きていれば、また全てがめぐってくること。




寺島は、あたしの愚痴を全部聞いてくれて。
とりとめのないことも聞いてくれて。
言葉もちゃんと、くれて。
けど、たった一つ。
けど、あたしが一番欲しかった答えは、
当たり前だけど、くれなかった。
それに対して、
孤独を感じたり、やっぱりとも思ったり、
悲しかったり、馬鹿らしかったり。


でも悲しくて、涙が出た。







何もしたくなかった。
全て放棄して。全て消し去ってしまいたかった。
あたしとはつまるところ何のために生きているのか。
何のために今日という日を過ごしたのか、わからなくて。
ちょっとだけ、寺島の5月病を理解できる気がした。

寺島は、「張り合い」と「刺激」に飢えてそうなると言った。
あたしはきっと、恋「愛」と「信頼」に飢えてそうなるんだと思った。
理由が違うから、何も、解決してあげられないけれど。


この状態が毎日続くなら、そりゃ人も変わる、と思った。




寺島が、あたしの友達を紹介しろってずっと言ってて。
そのことにあたしが凹むと、何かおかしい空気が流れる。
それは当たり前すぎて、自分で自分が信じられなくなる。
寺島と楽しく過ごすことが第一なのに。
怖いって気持ちが、先行する。



とても矛盾してる。
寺島が潤ってくれればそれでいいとか書きながら、
やっぱり傍にいたい。

あたしが今、寺島が必要とする何かを補ってあげられてるとしたとき。
それは他の誰かでも、足りるんじゃないかって。
むしろその友達なら、有り余っちゃうくらい、
寺島を満たせるんじゃないかって、思うから。


それ程魅力ある子だから、あたしも大好きな子なんだけれど。


だって、あたしにしか出来ないことなんて、ない。
あたしにしかないものは、あるかもしれない。
けど、あたしが寺島にしてあげてることと考えたら。
自信はアリ程も、ない。

その子を紹介した途端、ぽいってされそうで怖かった。
だからこそ、本当に紹介しようって思ったとき、(結局勇気がなかったけれど)
代りにあたしは縁を切ろうって思ったんだ。
言われるより、自分が言った方が楽だから。



あたしは本当に、
寺島の傍にいちゃいけない女に近づいている。
そう実感すると、頑張らなきゃって思う。
じゃないとこの先、誰の傍にも、いられない。




2004年07月15日(木) 声と言葉にあったかく包まれる。


寺島からの着信に、
寺島の好きな本を読んでいて気づけないなんて、馬鹿らしい。
かけ直してみるけど、出ない。
こんなときのゴスペラーズは、反則だ。


声と言葉にあったかく包まれる。
そんな感覚を、もうどれくらい感じていないんだろう。
擬似にでも、それをくれるゴスペラーズの歌は。
ひどくあたしの耳に、しみて。
いいかげんあたしも、恋「愛」に飢えてると思った。


自分を磨いて、恋をしよう。
自分を愛するために、磨いて。
誰かを、愛そう。




今日寺島の家には、
女友達を含めた友達数人が、遊びに行っているらしい。
寺島が潤ってくれたら、それでいいけど。


↑VOTE.


今、寺島の部屋に、それがちゃんと在りますように。




2004年07月14日(水) もどかしくて、消えてしまいたい。


寺島は今、5月病だ。


まったくの季節外れだが、それ以外の言葉は知らない。
寺島には時々、その「波」がやってくる。
そうしてその治癒法も、あたしは知らない。


何にもしたくないと言って、明日は試験なのに、
勉強道具を片づけてしまう音が聞こえた。
何を話せばいいだろうか、と悩むうちに沈黙だけが過ぎて、
あたしの携帯を持つ手が、汗ばむ。


自分が「やる気がない」ときに、
何をしてもらいたいかと考えてみる。
原因にもよると思った。
けど…いつも好きなことをしているあたしは、そんなことがない。


本を読みたい。
ネットがしたい。
大学へ行けば友達に会える。
講義を聞くのも嫌いじゃない。
寺島に会いたい。
市丸達にも会いたい。
それでも埋まらないときは、母といろいろ語ったり。
携帯を模様替えしてみたり。

その間に、生きていく上で必要なことが入ってきて。
そんな毎日をあたしは過ごしているものだから。
「やる気がない」ことを自分の中に再現できずに、
また沈黙だけを呼び寄せていた。


結局電話は、うやむやの中で切ってしまった。



支えたいのに方法がわからないなんて、何て愚かで。
無力で。あたしは。



涙が出たのは、
決して恋しさなんかじゃなくて。
たった1人の人をも癒せない自分が憎らしくて。
悔しかった。


あたしの「やる気」がなくなるのは、こういうとき。
だから、どうやったら寺島を癒せるだろうかと考えたとき、
相手を求めることしか思いつかない。
けれどあたしと寺島のそれはきっと違うし、
第一、あたしは求めていることを伝えるのが、下手だ。



もどかしさだけが残る。
気持ちだけあっても、やっぱりダメだね。
誰かあたしに方法を教えてくれたら。
きっとあたしは、何でもする。


↑VOTE.



笑顔が戻るなら、それでもかまわない。
無力なあたしに、あの人の傍にいる資格は、ない。



2004年07月13日(火) だから言ったでしょう。



友達に戻ることを決めた電話で。
寺島はあたしに、
「もう、この日記に書くネタがなくなっちゃうな」
って、言った。


ほらね。
だから言ったでしょう。
あなたの中のあたしは、俗っぽい恋愛感情で彩られてるって。


↑VOTE.



17歳のあの頃より、たくさんの、
あたしの心を埋めるものを見つけたよ。


「友達」のあなただって、その1つなんだよ。
今じゃ、ね。



2004年07月12日(月) あの人、強いから。


前日の日記の続きを書くけれど、
要するに寺島は、
あたしよりアミさんの方を大切にする。
そう言うといつも寺島は否定するけど、
行動はそうとしか見えないし。

だから4月2日、寺島がアミさんを追いかけるって知った日。
何で、って思う一方で、
やっぱり敵わなかった、って思ってた。


彼女の体目当てで付き合う人を怒るのに、
何で自分はあたしにそれが出来るんだろう。
それはやっぱり、
あなたが彼女を好きだから、だよね。
あたしのこと本当に、体目当てだからだよね。


そんなことを口にしたら、
寺島が行ってしまいそうで、言えなくて。
無理にでも信じて、抑えてた。



時間が経って、
「どうやった?二宮さん」
ってメールすると、
「大丈夫みたい。あの人、強いから」
って返ってきた。


そうやって二宮さんのこと信じてるくせに、
何でメールするんだろう。
二宮さんにメールする理由が欲しかっただけなんだろうか。
そんなにまで彼女を、好きなのか。


更に後にかかってきた電話に、少し暗い声で応えると、
「何で私の心配はしてくれないの?ってか?」
なんて見当違いのこと、言ってくるから。
余計に悲しかったのを、覚えてる。



↑VOTE.




今、友達に戻ると決めてみると。
意外にもすっきりして。
少しの涙で、恋心を封印出来ました。


昔の自分と違うのは。
自分を支えてくれるたくさんの人を、感じられること。
いつだってあたしは、1人じゃなかった。
そうしてこれからも、1人じゃなくて。
それは寺島も含めてのことだから。

また、歩いていけます。




2004年07月11日(日) ぐるぐると。

あれは多分、今年の1月だったと思うのだが。
電話を、していたときだった。


あの時、寺島が追いかけると言った女性の名は、
二宮アミさんといった。
そのアミさんと、アミさんの彼氏の話をしていた。


彼氏は、アミさんの前の彼女のことが忘れられなかったらしい。
それをわかっていながら、アミさんと関係をもったらしくて。
関係をもった後、アミさんに謝ったのだそうだ。
アミさんとしては、どうしたらいいのかわからなくて。
そんなことは、知っていたのだから。
余計に辛くて。


アミさんは、人に話して悩みをすっきりさせる人だったようで。
あたしはそこまで仲良くなかったけれど、話してくれた。
そうそう簡単に励ます言葉など見つからなくて。
出来るだけ相槌を打つことしか、思いつかなった。
そしてそれを寺島に、電話で話した。



寺島は、それを聞いた途端、怒り出して。
「そんなの体目当てじゃないか!」
って。
そしてアミさんにメールするって言って、即電話を切ってしまった。


予想外な寺島の行動に、あたしは呆然と。

あたしを奴隷にしたのは、誰だっけ。
体目当てだよ、ってはっきり言ったのは誰だっけ。

そんな思いばかりが、ぐるぐると。




なんてこともあったなぁ、とふと思い出した今日。


↑VOTE.





2004年07月10日(土) 笑ってくれればいいから。


会えなかったけれど、
よく考えてみると、会わなくてよかった。

何せ私は寝起きだったし、
夕ご飯はエビチリだった。

部屋は、いつだかの飲み会のまんまで、
酒の缶は半端なく転がっていたし、
クーラーのある寝室も、
前に市丸と竜崎君が置いていったジュースの缶とかペットボトルがあって、
とても寺島と会える状況じゃなかった。


日記を見たからなのか知らないけど、
電話してきてくれた寺島。
ありがとう。
楽しかった。





電話の中で、
寺島が少し、
私達の今までを振り返った。
寺島と一緒に考えることは、ちょっと、涙が出た。


寺島は、高校2年の5月から高校3年の5月までを、覚えていなかった。
一番、「恋人」「らしかった」時期。
そのとき私は、日記を始めた。

今、まったくログは残っていないけど。
もし読み返したらすごいんじゃないかな。惚気で。
寺島は、キザなことばかり言ってたから。


寺島に、
「その頃が、一番よかったでしょ?」って言われて。
正直、そうでもないと思った。
あたしの頭からも、薄れてきているから。


何だか義務みたいに。
付き合い始めた日付とか、時期とか、覚えているけど。
何の意味もないと気づいたのは大分前で。
少女漫画への憧れが、まだちょっと残っているだけだと思う。


寺島が覚えていないのも、無理はない。
あたしの頭から薄れるのも、当然のこと。
だってあの頃は、きっと幻だったから。


忘れたくて、幻と言うんじゃない。
あたし達は、若かった。
「恋人」という響きに憧れてた。
「恋」に「恋」していた。
「恋」の辛さも、知らずに。


あの頃あたしは、あなたの何を見ていた。
くれる言葉に満足するばかりで、
何も見ていなかったから、今途惑っている。
何の努力もしなかったから、
今あなたに何もあげられなくて、苦しい。


あなたを失って。
自分を見つめて。
得たものは確かにあって。
だから昔がよかったなんて、思わない。
それでも傍にいれる今の方が、幸せ。


あの頃があるから、今のあたしがあるけれど。
決してあたしは、戻らない。
愛してくれる寺島を好きだったわけじゃないと、気づいたから。
ただ、好きなだけだから。
笑ってくれればいいから。



「今」が全て。
それは悲しいけれど、だからあたしは生きていける。
「未来」を見つめて、「今」を生きる。
それが正しい、こと。



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2004年07月09日(金) …はぁ。


寺島とのメールの途中に寝てしまい、
起きてみると、不在着信が2件、寺島からあった。
ちょうど30分前だった。
その後夕ご飯を食べて、それからかけると、
もしそのとき私が暇だったら家に行こうかと思ったとのこと。
でも今は古本屋で本を読んでいるから、もういいって。


…はぁ。
もっと早く起きればよかった。もとい。
寝るんじゃなかった。



いつもより悔しくて、会いたいのはどうしてなんだろう。


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2004年07月07日(水) 寺島へ。


寺島に言いたかったことがあったんだけれど。
ここ2、3日の様子では、しばらく会えないようなので、
この日記に書くことで、伝わればと思う。



高校生の頃から。
寺島はテニス部でのことを、あたしに話してくれていたけれど。
野球で育ったあたしには、ちっともわからなかった。
ルールは勿論、面白さも。


専門用語を聞き返すことも、ためらわれて。
むしろ聞いても、面白さはわからなかったろうと思うけど。
わからないながらに、必死に聞いていた。
テニスの話をする寺島は、笑顔だったから。
その笑顔を見るのはすごく、好きだったから。




人の笑顔を見ることは。
寺島に限らず、好きだ。
誰かに会いたいときは、その誰かの笑顔が見たいんだと思う。
市丸達と一緒にいたいのも。
あの人達の笑顔が、好きだからだ。





外国のテニスの選手の名前も、知らない人ばかりで。
テニスをしてないから、
各メーカーのラケットとかガットとかの違いを言われてもわからなくて。

今ここに書いてみると。
相手の知らないことをマシンガントークする人に。
よくついてきたなぁと(苦笑)



そうやって今まで過ごしてきて、
やっと少しずつ、選手の名前を覚えてきた。
新聞のスポーツ欄を見続けた、成果。
それのせいなのか。
深夜に放送されるテニスの試合が、急に面白くなって。
寺島にかじりついて、基本ルールを覚えようとしてる。


そうなると、
寺島のするテニスの話もわかるようになる。
大学の部活の話も、わかる。
ラケットの話も、少しは。
だからあたしも、笑えるようになった。



遅くなったけどこれからは。
こんな言い方をしたら、怒られそうだけれど。
テニスのことも、分け合えたらな…なんて。
思ったりしてみてた。


同じことで笑えるって、なんて素敵で。
更に言えば、
好きな人の好きなことを好きになれて。
あたしはとても、嬉しかった。


テニスの話を聞いてるだけで、寺島の笑顔見れてたから。
幸せだったけど、
わかるようになった今、もっと幸せだよ。
よくない?こーゆーのって。
そう言いたかった。


けれど急展開に置いていかれて。
そのままになってる。
伝えることは出来ないかもしれない。
それだけが、怖かった。
せっかく、ここまで言葉に出来たのに…と。


ちょっと不本意だけど。
今日の日記は、寺島への言葉。


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寺島とのことは、今は辛くて辛くて、しょうがないけど。
新聞の、新婚カップルの記事を読めて、ホッとした。
人の幸せを喜べてよかった、と思った。
ラブソングも普通に聴けるし。

ずっとこんな、あたしでいたい。



2004年07月05日(月) だって、そんなことなら


「彼氏作らないの?」って、寺島から聞かれて。
あなたが好きだからなんて、全然ひねりのない答えを返せるわけない。
ひとしきり「彼女が欲しい」って主張を聞かされた後じゃ、尚更ね。


何だかんだ言いつつ「彼氏」「彼女」にこだわってる自分は、嫌いだ。
結局は今の自分も、認めきれていない。
いつもは逃げてるから、楽なだけで。
一度考え出すと止まらずに、最後は泣いてしまっている。
茶原に、怒られるなぁ。



「彼氏」は、寺島しかいたことないから、どういうものかわからない。
「彼氏」だからわがまま言えるとか、「彼氏」だから話を聞いてくれるとか、
「彼氏」の前だから泣けるとか。
そういうことでもないだろうと思うし。


だって、そんなことなら市丸で十分だ。
別に「彼氏」にしなくたって、そうやってくれる人はいる。
それを他人に甘えているっていうなら、
「彼氏」だって他人じゃないかって話。

「彼氏」には何でも甘えて良いんだ、って人を見たことがあるけど。
おかしいよって思う。
そう簡単に、何もかも甘えられるほどの絆なんて出来るわけ無い。
数ヶ月で出来たと思うなら、それは自分だけだと思ったほうがいい。
相手もだと思いこんで行動すると、何かがずれてくるから。
ずれた人を何人も見たから。

そしてその絆をつくるプロセスが。
今のあたしには、ひどく億劫だ。



寺島や、市丸が。
素のあたしを知っていてくれて。受け止めてくれていて。
居心地のいい時間を、たくさんくれるから。
この先に出逢う人が、この人達以上にあたしを知るなんて、
出来ないんじゃないかって。
思うときがある。


だから「彼氏」を作る意味なんて、全然わからないし。
君がいてくれたら十分だよ、ってセリフの本当の意味までは、
伝わらないだろうと思って、言えなかった。

俗っぽい恋愛感情だけが、寺島の中のあたしを彩っている気がする。
でもあたしの中の寺島も、きっと要らないもので飾られている。
だから言えない。

それでも、寺島があたしにくれる何かは、
他の誰もくれない何かだ。



寺島が知っていてくれる。
そのことがあたしに与える安心感は。
何の感情なのか、よくはわからないけど。


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2004年07月03日(土) 人生初の。


前日の日記は、
寺島のことでも何でもなく、
私が思うことをつらつら書いただけであったのに、
たくさんの票をいただけて、ありがとうございました。

真剣に考えていたことだっただけに、とても嬉しいです。
今日(7/3)の投票も、ありがとうございます。


金曜日は、寺島と、市丸と、竜崎君と、1晩飲みました。
寺島と2人で、私の部屋に入り込む朝日を見ました。

そうして迎えた今日、
人生初の、ライブを経験してきました。
ゴスペラーズの長崎公演に、急遽行けることになって。


2日間の興奮がまだ冷め切らないので、
ゆっくり更新することになるかと思います。



寺島と1晩過ごすと。
やっぱり考えることたくさん、です。
酔った勢いで、いろんなこと話してしまいました。
寺島は酔っていないのに、ちゃんと聞いてくれました。
ありがとう、ね。




好きだよ、って。
うざいくらい言ってしまったね。
愛してる、って。
つい口がすべったよ。


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自信は、ない。



2004年07月01日(木) 「子供」じゃなくて、「人間」を。


妊娠すること。
子供を生み、育てるということ。
それは私が想像する以上に大きなことだと、
今は思うしか出来ないけれど。


赤ちゃんは、可愛い。
自分の子供は、尚更だと思う。
あたしの思考は、そこで止まっていた。

だから、誰々が妊娠したとかいう話を、
ネットやら、地元の噂やらで聞いても、
相手とどうするのかなぁとか、
誰々が赤ちゃんを抱っこしてるイメージとか、
どうしようかって悩んでる姿とか、
その程度のイメージしかわかなかったし、
小さな男の子を連れた中学の同級生を見ても、
「親になる」ことの重さなんて、
わかるようでわかっていなかった。


ある日ふと、下校する低学年の小学生を見て、
あの子らには親がいる、と考えたとき、
あぁ、そうなんだ、と今更気づいた気がした。

子供は成長していくんだ。
あの、赤ちゃんの親になるんじゃなくて。
その「子供」、1人の「人間」が成長していく様を見ていくことなんだ。
その人間と一生、時間を過ごしていくんだし、
一生「お母さん」だし。


今まで自分が歩んできた、
小学校とか、中学校とか、高校とか、
友達とか、先生とか、お祖父ちゃんお祖母ちゃんとか、
お父さんとか、お母さんとか、
世間とか、社会とか、世界とか。
そういうものが混在する「この世」というものを、
自分が生んだその子が、歩んでいく。

そうして、友情やら愛情やら、
同情やら劣等感やら優越感やら。
とても多くの感情を、実際に体験して。
いくんだ。



今更。本当に、今更。
「子供」を生むんじゃなくて、「人間」を生むんだと気づいて。
あたしはまだまだ、お母さんになんかなれないと思った。
寺島だって、父親になんかなれない。
だから絶対、間違っちゃいけないと思った。


男の子が生まれたらつける予定、という由来の、
「悠介」というHNを、重く思いました。


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それが女の幸せだ、なんて言わないけど。
女にしか、感じられないことだから。
大事にしたいと、思います。



最後まで読んでくださってありがとう。
こんな気分になったのは、今日(7/1)が、
種元駿君の一周忌だからです。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。



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