日々の戯れ言

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(えもしちより) 

2005年01月26日(水)  法の無力

今日、二つの判決が出ました。
ひとつは、東京高裁。
ひとつは、最高裁。
いずれも原告の請求を棄却する内容でした。
公権力とは何か、私たちとの関係はいかなるものであるべきかについて、私たちはもっと真剣に考えなくてはならないのではないか。そんなようなことを思いました。

私たちは何故一人ではないのか。人が集うのは何のためか。何故社会を形成するのか。国家は何のためにあるのか。権力とは何か。何を源泉としているものなのか。何のためのものなのか。
無知であることは必ずしも恥ずかしいことではありませんが、無知であることに甘んじこれを恥じないことは、恥ずべき事だと思います。頭脳を酷使することをやめ、真剣に考えることを揶揄するようになったときから、私たちは社会的存在としての人間の歩みを緩めてしまったような気がしてなりません。

……今この瞬間にも頭脳を酷使することを怠っている、ナマケモノの私が言うことではありませんけれどもね。


2005年01月24日(月)  煮詰まる

またしてもしめ切りウィークに突入してテンパっている北条です。ぎりぎりにならないと本腰を入れないこの怠惰な性格は何とかならないもんでしょうかね……。っていうか、何とかなっていれば今頃苦労はしていません。ええ、わかってますとも(ヤケ)。

というわけで、こういう時に限って余計なことをしたくなるのが世の常というものですが、今回も例に漏れず、この前入手したiPod miniのケースを編みあげてしまいました。市販のいわゆる「iPodソックス」を見て「こんなん買うまでもなく自分で編めるわい」とうそぶいた北条、毛糸では精密機器に障りがあるので、レース糸で果敢に挑みました。糸はオリンパス・エミーグランデ・カラーズ。同じ配色にしようと思ったんだけど、グランデ・カラーズには色数があまり多くないので(それでも他者よりは豊富な色数)、やむなく濃いめの色を選択、しかもうろ覚えのデザインを確かめずに編んでしまったので、気が付いたときには配色が上下逆になっておりました。そんなわけで、雰囲気だけ酷似のなんちゃってiPodソックス完成です。ネックストラップ標準装備(取り外し不可)。本体は輪編みにしたのですが、技術力のせいか、針換え位置に線が入ってしまったのが残念です。レース糸は棒針にとってはなかなか強敵でした。ちなみに色はグリーン。

そして実は次にiMac miniに食指が動いている私……。しかも丁度よく仕事用Macが不調続きときたもんだ。やっぱり支給品はダメダメですよ愛着沸かないし。買っちゃおうかなあ。どうしようかなあ。もう少し考えようかなあ。


2005年01月13日(木)  今日のできごと

たとえば、ボーナスの査定で専務と面談をするような場面があったとしよう。
私は今、新商品開発プロジェクトをチームリーダーとして取りまとめているところだ。新商品のコンセプトは、まだチーム内で議論がまとまっておらず、若手のメンバーはこれまでにない新発想で一発大当たりを狙おうと主張している。プロジェクトの内容はチームに一任されているので、他の社員や役員たちが口を差し挟む余地はないが、プロジェクトそのものは社内でも注目を浴びており、チームメンバー以外の社員もその内容について何かと話題にしている様子だ。漏れ聞くところによると、折からの不況のための業績不振もあって、管理職クラスの社員やとりわけ保守的な経営陣は、冒険的かつハイリスクなことをするのには消極的で、若手メンバーの言う「新発想」にはあまりいい顔をしていないらしい。
そんなときに、部下も含めたチームメンバーのボーナス査定の相談を、専務とすることになったわけだ。
専務が若手メンバーの「新発想」に消極的であることは知っている。だからなおさら、念のためプロジェクトの進行状況について説明して、一応話を通していた方が、このあとの進行もスムーズではないかという気がした。そんなわけで、ボーナス査定の会議の「ついでに」今のプロジェクトの状況について話をしておくことにした。
プロジェクトの説明をし終えた私に、専務はこういった。
「中立の立場で社内の意見にも耳を傾けながら、公正に決めてくれたまえ」
もちろん、一任されているプロジェクトなのだから、何か意見を言われたとしても聞く必要はない。
でも、ボーナス査定の権限を持っているのは、専務および専務とおそらくは同じ考えを持っている役員たちである。しかも自分のボーナスだけではなく部下のボーナスだって同じだ。
プロジェクトに予算をつける場合の額の査定だって、「経営的判断」にもとづき最終的には経営陣の意向が反映されるだろう。

そんな背景事情がある中での専務の発言を、私はどう受け止めたらいいんだろう、なんてことを、今日の「報道ステーション」を見ながら考えたりしたのだった。F舘I郎はツメが甘いと思うよ?


2005年01月12日(水)  映画話など

寒いです。職場も、年末年始の間、無人だったビルがすっかり冷え切ってしまったようで、いくら暖房を入れても足下にポータブルヒーターを置いても、全然温かくなりません。
同僚がエレベーターホールで書類を読んでいるのを発見、エレベーターが来ても乗らないので声をかけると、「この階ではここが一番あったかいの〜」という返事が(笑) ガラス張りで日が差し込むので、温室のようになっておるわけですな(実際、守衛さんが、鉢植えを日中運んでくるのである)。しばらく一緒にぬくまってしまいました。

映画好きの同僚から「時代劇好きの北条さんとしては、任侠映画なんかは見ますか?」と突然の攻撃。時代劇と任侠モノとの間にどんな関係が!? と思ったら、彼曰く、正月にたまたま任侠映画を見て、一種の様式美があることを発見したとか。なるほど、様式という点では時代劇もそうなのかもなあ。でも私が好きなのはいわゆる様式に充ち満ちた時代劇ではなく、ドラマ性の高いものとか歴史物とか、そういうのだからなあ。
そういえば、以前、長距離バスで釧路から札幌まで帰ってきたときに、バス内で菅原文太の「トラック野郎」が上映されて、ものすごく興奮したことを思い出しました(笑) 峠を爆走するバスの中で、菅原文太がトラックで爆走する映画を見るっていうのも、なかなかオツですぜ旦那。

最近映画の話題づいている私。「チョコレート工場の秘密」が待ち遠しいと前回書いたけど、目前に公開が迫っているものとしては、北の零年に注目してます。北海道ものと言うことで。予告編をネットで見ましたが、畑がイナゴにやられるエピソードになにやらしみじみしてしまいました。私の実家近くでも戦前そういうことがあって、バッタ塚があったりします。小学校の学芸会の劇の題材になったりもしたんだよなあ。

映画は注目していてもここ数年は見逃すことの方が多くて忸怩たるモノがありますが、今年はもっと色々見たいもんです。いやほんと。


2005年01月09日(日)  戻りました。

昨日戻って参りました。昨日の札幌は朝から大雪で、ホントに飛行機飛ぶんかいなと思ってましたが、新千歳空港はそれほどでもなくて、何の問題もなく。
そして昨日はそのまま友人宅の新年会直行(笑) 奥様の豪華手料理を食しながらお子様と遊んで参りました。

我が心の書のひとつである『チョコレート工場の秘密』が映画になるそうで、愚妹に予告ムービーのありかを教えてもらいました。ああデップいい味出しすぎ! ワンカ氏=オジサンとインプットされていたのですが、これはこれで大アリです。読み返したわけではないけれど、予告を見たら結構内容を覚えていて、シーンもわかるのが多かったし。早く見たいですね〜。
ちなみに公式サイトはこちらのようです。


2005年01月04日(火)  猛吹雪

今日一日猛吹雪の札幌です。雪かきは午前と午後の二回やりましたが、夜になって向かいの家が見えないほどに吹いてきて、せっかくきれいにしたのが元通りになってしまった……。明日の朝が恐ろしいです。夜のうちに除雪車が入ってくれるといいんだけど。
さっきなんか、雷まで鳴ってました。警報も色々出ている模様。

年賀状はなんとか一通り書いて、あとは出していない人から来たら返事を出すという体制にまでもってきました。が、バーチャルスペースのおつきあいでは年始のご挨拶も全然していなくて、不義理をかましまくりです。すみませぬ〜。

明日から通常営業のつもり。「つもり」というのは、今週いっぱいは自宅勤務でいいからなのでして。土曜日に羽田に飛びます。飛ぶといいなあ(笑)


2005年01月02日(日)  謹賀新年

一日遅れになりましたが、あけましておめでとうございます。

今回は、年が明けてから年賀状を書いているというていたらく。例年は、恩師をはじめ目上には年内に出していたのに、それもさっきようやく投函したという恩知らずです。
というわけで、リアルスペースでのおつきあいのある方には、運がよければ明日以降ということで……。
なんだかんだで、今年はお正月用改装もできずじまいとなりそうです。せめて、あとでご挨拶の言葉ぐらいは入れておこう……(自分メモ)。

あまり喜ばしくもないスタートになってしまいましたが、また今年一年、ごひいきによろしくお願い申し上げます。




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