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マンションは売り出し直後こそ若干の反応があったものの、1ヶ月経っても具体的な話が出ないので、売却希望価格を大幅に下方修正。しょぼーん。 やっぱり高層マンションは上層階じゃないと人気がないらしい。高層マンションの低層階のメリットって全然理解されないのね、と嘆きながら今度の新居の様子を見に行ったら、やっぱり全然いい。 夫も私も住宅街の戸建て育ちなので、今の階に住んでいるのだって人生で一番標高が高いところに住んでいるわけなのだが、マンションに住み慣れている人は、もっと上じゃないと満足しないのかも知れないなぁと思ったり。 一方、リフォームはちゃくちゃくと計画が進んで本日めでたく着工。手始めに今うちが使っているブラインド2箇所を外して上の階の新居に運び、新居からカーテンレールとカーテン2箇所を下ろしてきた。窓の大きさがまったく同じなので、無問題。こういうところは便利よね。カーテンは前の住人さんが残していったもので、花柄。これだけで部屋の雰囲気がガラリと変わるものだ。
売りに出してもう1ヶ月かまだ1ヶ月か、まだ良い知らせなし。 中古マンション市場というよりは、新築マンション市場でかなり安い設定が出回っているという説もあり。古いマンションは、それなりに住民も設備もこなれていていいと思うんですけどねぇ。 新年度、マンションの理事になってしまったので、将来の修繕計画とかいろいろと考えることは多いのだなと納得。大体マンションの売りであるオプション設備(すてきな噴水がついてるとかすてきなガーデンがついてるとか)は、長い目でみるとお荷物になることが多いのね。みすぼらしく垂れ下がったレースのようだわ。 家は売れないが、引越し準備はちゃくちゃくと進む。今週はいよいよ買い物件は本契約。さらにリフォーム業者、引越し業者とそれぞれ打ち合わせがあり、新居での家具の配置プランなどに熱が入る。 頭の中だけで案を練っているとスパークしてしまいそうになるので、台紙に家具のつもりの小さな紙片を並べてあーでもないこーでもないとパズル開始。その様子を見ていた夫が「パズルが好きなの?」えーと、パズル好きです。ていうかそんなこと、度重なる引越しで知ってると思ってましたが?? 今回の引越しの肝は、夫の1畳書斎を5畳書斎に昇格させ、そこに私の本や机も入れてしまおうという寸法。今までリビングにはみ出した分を指差して「ここは物置じゃないんだからね!」といい続けていた日々とはサヨナラするのだ。5畳間を思う存分物置にして2人ともそこに生息してしまうのだ。そこからモノがあふれ出なければ、だけれど。 ……いっそリビングを物置にして、5畳間をサンクチュアリにしたほうがよかったかも。
今年度限りの非常勤先の近くで所用があったので、教員用PC室のキーを返しに寄る。ついでにPC室で少し仕事をしていくことに。お昼をはさんでだらだらと作業。たまたま私が抜けたあとのコマをやる同業者も仕事をしに来たので、「お聞き及びかと思いますが、ワタクシ今年度限りで…。」と挨拶しかけると、「あの!なにがし先生(仮名)!」と遮られてたじろぐ。「はい?」「あれって、ほんとなんですか!?」……どうも話の主題は共有されていた様子。私の後任は彼女だろうと思っていたので、後任を依頼されているのではないかと尋ねると、秋口から専任教員にはそういわれていたのだが半信半疑だったので、という。半信半疑っていったって、来年度の授業計画の提出〆切り間際に何をおっしゃってるのやら……。話がかみ合わないまま、彼女の質問攻めに遭う。話をまとめると、どうも彼女には、一定期間の任期が内規として定められているのではないか、という不安感があったらしい。いや、そういうんじゃないんです。安心してください。と、なぜか去る私が残る彼女を宥めつつ説明する側に。それ、私の職務じゃないですから。 作業はそれなりに快調に進み、成果物をプリントアウトして、一度ファイルをしまって中座して、トイレに行って戻ってきて、プリントアウトしたものに目を通す。さっそく修正箇所が見つかったのでもう一度ファイルを開いてびっくり。さっきまで作業していた内容が全然反映されていないかなり初期の状態の文書になっている。作業中、合間合間に上書き保存していたはずなのに、ファイル保存のタイムスタンプを見ると3時間以上前。 狐につままれたような気分で、あちこちPC内を探してみたが、ない。この私が上書き保存を3時間以上しないなんて考えられないので、これはPCのせいか、USBメモリのせいか、ソフトのバージョンのせいか。非常勤先のPCはffice2007で、自分のファイルは2003。ずっと2003以前の形式で上書き保存していて、その保存中のメッセージも表示されていたと思うのだが……。 今となっては、途中で作業効率がいいだろうと思って画面が大きいほうのPCに場所を変えて作業したのがいけなかったらしい。そういえば数回USBメモリを認識しなくなったりして再起動したり、USBを抜き差ししたりしていたのだが、PC自体がなにか不具合があったのだろうな。とにかくプリントアウトはあるので、そこから再現するしかない。再入力してみると結構くだらないことを書いていることがわかった。頭の整理にはちょうどよかったかも。 その話を知り合いにしたら、そういう場合に備えて、大事な書類は上書き保存ではなく、どんどん別名保存して行き、タイムスタンプが一番新しいものを最終原稿とすればよいのだといわれた。確かに。 部屋に後まで残っていた同業者の彼女に別れの挨拶をして、事務によってキーを返却。ここでもちょっと首をかしげるような対応を受けたが、とにかくこれで立鳥跡を濁さずのはず。あとは専任や他の教員に挨拶すればおしまい。お世話になりました。 夜は西麻布の小料理屋で会食。六本木一丁目駅から六本木交差点を通り、六本木ヒルズの先までてくてく歩く。バブルは夢の跡か。最近は六本木に来ることはあっても、地下鉄から直にミッドタウンとか、地下道抜けて六本木ヒルズとか、六本木交差点の地上を歩くのは久しぶり。待ち合わせの名所アマンドが工事中になっていた。もう一つの待ち合わせメッカである向かいの誠志堂書店が数年前になくなったし、人々はどうやって待ち合わせるのだろう……なんてことを思うこと自体が時代遅れ。ちなみに誠志堂書店はdocomoショップになっていた。そう、携帯電話があればいいのだ。ちなみに今日の会食相手は携帯不携行である。待ち合わせはMEIDI-YAレジ前。 六本木六丁目交差点から青山方面を眺める。今は新国立美術館があるあたりも含めて、子供の頃はここに有刺鉄線やらトタン板やらの囲いがあって、その向こうはのっぱらだった。バブルの頃は敗戦国の色が濃く残っていたなと思う。今調べたら米軍のヘリポート(赤坂プレスセンターへリポート)あたりは、まだ不法占拠帯というか国が返還を求めている土地らしい。 ○「赤坂プレスセンター臨時ヘリポート問題の解決について」の概要(平成19 年1 月12 日) http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/03/DATA/20i3l400.pdf
妄想だけ。 楽しいはずの引越しがだんだんタスクになりつつある今日この頃。ある程度の荷物は自分達で運べるのと、同じマンション内での移動でトラックを必要としないので、引越しそのものは割と軽く済む予定。 夫は引越し要員としては能力を発揮しないので、当日は不在でもいいかもな。 子供がいない分、気持ちが若いんだか老いへの準備が切実なんだかで、トイレに手すりをつけようかとか、結構真面目に考えている。老いる前にぎっくり腰とか考えられるし。 今回の住み替えで是非ともこうむりたい恩恵は以下の3つ。 ・夫が保有している大量の本の置き場確保 ・夫の居場所@リビングの隣に夫の目隠しされた物置確保 ・普段食卓で仕事している私の仕事場確保 それに付随して、あるといいなの恩恵は以下の3つ ・広いウォークインクロゼット ・双方の就寝・起床時間のずれに影響を受けない独立性の高い寝室 ・テレビをもう1台 テレビはまあ、いつでも買えるけど。夫が夜遅くまで映画見たり、私が朝早くテレビ体操したり(しないけど)、語学番組見たり、そういうのに使いたい。 あとはゾーニングというか、動線の確保というか。 ついでにいうと住み替え先の間取りは、なぜか作り付けの小さい収納が多く、キッチンや洗面所は壁紙を貼るスペースがないのではと思うほど引き出しや浅い棚だらけ。コレでもかというほど、小物の収納力が高い。食品庫まであるよ。 案外困っているのが、すでに持っている大物家具たちの行方で、これが巨大な立体パズルとなって、私のCPUを喰っているのである。肝心の部屋のレイアウトを考え始めたら、これに関しても夫はパズル要員としては能力を発揮しないので、私一人で考え始めると貴重なCPUを喰われている感じがする。 わが家にきたことがある方ならお分かりなのだが、わが家の家具は少しずつ買い揃えた同じシリーズのユニット家具からほぼ成っている。結婚した当初、典型的な間取りの団地住まいだったので、それを少しでもマンション風にしたくて揃え始めたもの。以来2回の引越しでも家具を処分することなく持ち歩き、今の住居に越したとき少し買い足してコレで完成版と思いきやまた組み替え。それ以外には本棚2本と箪笥2棹がある。正直言ってあまり気味。これを意地でも一つも処分することなく、次の住居でも使うのだ。おー。 床面積が広くなるなら楽勝だが、次も広さは一緒なので、立体パズルの最適解が出るまでに時間がかかりそう。 ……しばらく考えるのやめよう(-"-)
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