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2008年12月31日(水) 年末総括

例年年末は北陸、年始に海外に行ったりしていたので、実質正月休みがなく少々疲れ気味。実家へのギリもあるし、今度の年末年始の海外旅行は無し。
比較的のんびりする予定だったのが、急に住み替え騒動が起こったので、結局以前から入れていた遊びの予定とともにかなりあわただしい年末となった。

まず住み替え願望が起きたのが12月中旬。うーん、どうしようという迷いを日記に書くと、コメントやら掲示板やらで「引越し!引越し!」という皆様の温かい声。確かにそうだよな〜。このまま今の家に住み続けて「ああーあの時住み替えてればよかったのに。」とイライラするよりも、たとえ失敗でも住み替えたほうが納得がいくというものだ。
その週末に1回目の内覧の予約。出張中だった夫は帰宅翌日に内覧といわれて寝耳に水だが、おとなしく従う。間取りのよさや眺望のよさが気に入って私は大盛り上がりだが、夫は寝耳に水だった分、冷静な観察眼を発揮してその週は結論は出ず。翌週末に2回目の再訪問。価格交渉に入る。年末年始の休み前に契約しちゃおうってんでぎゅうぎゅうと手続きが急展開して、契約したのがクリスマスの夜。売り広告を見てから2週間足らずの出来事であった。

こんなものなのかなーという感慨にふけるまもなく、翌日からは年末恒例、北陸餅つきの旅。朝早く起きて羽田へ。羽田はピーカンなのに到着地は強風・雪・気温2度という案内。強風の度合いによっては着陸せずに引き返すかもと脅されながら機上の人に。強風の中無事飛行機は着陸し、なつかしい町へ。
寄宿先のT口さんのお宅は同居の内孫に加え外孫も帰省していて、幼児3人こどもまみれ。
もちつき参加も5年目ともなると、だいぶ要領がつかめてきて、つきたてのおもちをちぎって丸めたり、延ばしたり、もち米を計ったり、地元の人たちともなんとなく顔見知りになってお手伝いしているという実感もあって嬉しかった。温泉につれていってもらったり、地元の大衆合間に北陸の盟友ゆみさんと久しぶりに会ったり、おもちまみれ&こどもまみれの3日間を過ごす。続いて金沢に移動。みんみんさんご一家と1年ぶりの再会。会いたい人に会い、食べたいものを食べた。その後一人で金沢を観光して、30日の夕方帰宅。お餅やら味噌やら野菜やらお土産が宅配便でどっさりと届く。
大晦日は実家にお土産のおすそ分け(山分け)に行って、午後から畏友マルコ嬢主宰するお茶会に参加。
自分で撒いたタネと言うか成り行きと言うか遊ぶのに忙しい年末だった。


2008年12月16日(火) 着付けマダム19回

年末最後のお稽古のテーマは、お正月のお出かけと小物使い。
今年のお正月に母に貰った小紋を少し晴れ着っぽくということで。
義母は私より小柄なので、丈が短めになるところを工夫して着るのが大切。そのまま着るとおはしょりが出なくなってしまうので、腰紐の位置は低めに。また、身頃が小さめな上に生地がつるつるしているので、胸紐の代わりにゴムの両側がクリップになっている着物ベルトを使ってしっかりと留める。着物ベルトを使うのは実に5年ぶりぐらい?すっかり使い方を忘れていてマダムに笑われる。相変わらず背中心の合わせがあまいのを注意される。
着物が短く、いつもの長襦袢の丈が合わないので、袖やまの中央あたりを安全ピンでちょいとつまんで丈を短くする。長襦袢と着物の袖口のあたりを両方掴んで奴さんのようにきゅっきゅっと引っ張ってなじませる。
初めの予定では、作り帯をあわせるつもりだったが、どうもしっくりせずに長○静の教材であった半幅帯に変更。半幅帯にすることで、おはしょりもたっぷりと出せる。半幅帯は都結びにするが、これもすっかり忘れていて四苦八苦。
まず、胴にふた巻きして、左右の垂れと手先が等しく床に着くぐらいにする。
これからは身体の前で結んでいき、出来上がったら背中に回す。


垂れと手先をそれぞれ胴の近くで半分の幅にして、ぎゅうっとひとむすび。
結び目が緩まないように紐でしっかり固定する。
蝶結びをしたら根元をよく広げて輪の部分をきれいに整える。
新しくできた結び目の中に三つ折にした帯揚げを通して、後ろで仮結びしておく。
まず長いほうの垂れを結び目の下側からくぐらせて羽根の上に垂らす。
このとき引き抜いてしまわないようにしてもう一つ羽根を作る。
次に短いほうの垂れを同様に下側からくぐらせて羽根の上に垂らし、引き抜かなかった分で羽根を作る。
画像は羽根が2つさらに追加された状態。

というわけで出来たのがこれ。帯留は母のおさがりの菊の帯留。菊は季節はずれかと思ったがそうでもないらしい。そういえばお正月も菊を飾るし、一年中ある花のひとつなのでOKなのかも。






あとは、手持ちの着物のコーディネートをしていただいて、年内のお稽古は終わり。これは当分買わなくて済みそうなどと言っていた舌の根も乾かぬうちに、黒い半幅帯があればもっとコーディネートの幅が広がりそう…ということで、次回マダムに見繕っていただくことに(てへ)。


2008年12月15日(月) どうするれいこな

前述したとおり、面積のわりにデッドスペースが多いわが家。
買ったときに、すでにムダが不満だったのだが、販売会社のおねえさんが即座に「これがゆとりでございます。」と言ったので、まあそんなもんかと決断。

月日は流れ、契約してから早10年近く…。

やっぱり、デッドスペースと動線の悪さが気になる。作りつけ収納も効率悪いし、寝室からトイレまでぐるっと回らないといけない(のに、位置的には隣)。
バタバタうごきまわるのでなければ大変いごこちのいい空間なのに、このままなんとなく不満があるまま住み続けるのはやだなー。
あー新しいマンションに引っ越したいなー。せっかく子供の通学問題もないんだしさ。

でもこの土地を動きたくないとごねる夫。

じゃあリフォームか。デッドスペースを収納に回し、動線を短く直線にできないかなー、そうするとトイレの位置が大幅変更になっちゃうから難しいしお金もかかるしなーなどと考えながら、ちょっと資料を集め始めたら目の前に一枚の物件広告。あら、これうちのマンション??

わが家をy軸プラス方向に十数階ずらした物件が売りに出ているのだが、うちと同じタイプのはずなのに、間取りが全然違う…。契約時に同じタイプで間取りのバリエーションがいくつか選べたのだが、それのどれとも違う。オーナーが全面リフォームしたのか??でもこの間取り過去にも物件広告で見たことがある。その時は意識していなかったが、われわれに提示されたものとは全く別の間取りがもう1つ以上存在していることを初めて認識した。
大規模マンションなので、売り出し時期の後半に新たなバリエーションが発表されたのだろうな。しかも私が今の間取りで問題となっているところが全部クリアされている(^^;

現状維持は不満が溜まる。が、無駄な出費はなし。
リフォームすれば住所変更手続きも引越しもなし。が、リフォーム中が不便。
リフォーム代上乗せしたつもりで、買い換えるか。
to be or not to be.どうするれいこな。


2008年12月09日(火) そんなにヒマなら授業を聞け

先週のこと。
某非常勤先の仕事仲間から、在日外国公館から人を招いて講演をしてもらうので、興味がありそうな学生に声をかけて欲しいと頼まれた。せっかくの機会なのに全然盛り上がっていないらしい。とりあえず自分が受け持つ学生には案内メールを出したが、案の定反応無し。
話が面白そうなので、その時間は空いているので私も参加させてもらおうと思って、普段の授業が行われているPC教室の最後列に陣取る。定員は40名だが、そのクラスの履修者はその半分ぐらい。教室に一歩足を踏み入れてそのどよんとした空気にとまどう。その回は講演者の話を聞くだけなので、PCを起動する必要は全くないのだが、大半の学生がPCを開いていて、しかもゲームをやってたり、全然関係ないページを見ている。授業が始まっても全く変化無し。
前のほうに座っている1/3ぐらいの学生は、それなりに講演者や教員の問いかけに反応したり、質疑応答の時間に質問が出たりしているのだが、それ以外はまったく教室内の出来事に興味なし。遅れてやってきて、資料だけ貰って目も通さずに折り曲げて仕舞ったあとは、ひたすらこそこそとおしゃべりをしながら、PCを弄ぶ。真後ろに見慣れないおばさん(私)が座って、彼らの画面をしげしげと眺めていたりするのに全くお構いなし。
私のすぐ前に座っていた男子学生2人は、オンラインゲームで遊び、Yahooを眺め、自分の属するサークルのページを開き、パチンコの後略サイトを研究し、Google mapで富士山までのツーリングルートを確認し、ついに見るものがなくなったのか、あとはソリティアで時間をつぶしていた。傍で見ていて気の毒になるほど、退屈している。レベル低めの大学だとはいえ、このモチベーションの低さはひどい。
見たところ出席をとる授業でもなさそうなので、そこで友達と落ち合ったのならさっさと外に出て行けばいいのにとも思うのだが、それもしない。ひたすら授業時間が終わるのを待って、ただ漫然と時間をつぶしている。ゲストスピーカーの話自体は、外国人の日本語なのでちょっと聞き取りにくいところもあったが、その分、話は平易だし、初めて知ることが多くて私としては大変ためになった。普段の授業と違って、話や演習についてこられなくて落ちこぼれるということもないだろうに、そんなにヒマなら授業でも聞けばいいのにな。


2008年12月06日(土) 同期会

大学卒業20周年記念と銘打った、サークル同期会。
早い時間から始めるというので、開始時間に行って2時間ぐらいでさっさと引き上げるつもりだったが、思いのほか楽しく、結局6時間飲み続けて千鳥足で帰る。
同期会は集まりが悪く、MLに幹事が呼びかけても反応が鈍く、当日も開始時間にいたのは私と幹事の男だけ。しばらく差しで飲んでいる間にもう一人来て、ちびちびと飲み続ける。会場となった店は、私たちが学生のころからすでにOBOG御用達だった老舗のパブで、渋谷センター街のど真ん中にあるのにドアを隔ててそこだけ空気が違う。客層の高齢化も目立つ。
徐々に人が集まり始めたのが、開始1時間後。総勢10人ぐらいで色んな業種が集まった。下手な異業種交流会よりもコアな情報が集まるかも。昔の思い出話に涙を流して笑い、今の不景気を嘆き、為替と株の動きを予測し、体重増加と老眼進行の度合いに探りをいれ、家庭をぼやき、なんだかやっぱり恵まれた人たちなんだなぁと思う。まあ同期会に顔を出すぐらいの余裕があるんだから、そういうことか。


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