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最後に残った採点を、黙々黙々とやり続けて夕方非常勤先Tに持参。対象は3,4年生なので、かろうじてゆとり教育世代ではないのだが、確実にレベルが下がっている。採点をしている最中は「なんでこんなのだすかねぇ」「やる気あるのか(-"-)」とか、ずーっとぶつぶつ言いっぱなし。 ぜいぜい言いながら転機して、電卓叩いて集計して、清書して提出。 ケーキを買って帰る。
朝一番で投票を済ませ、高尾山口へ。 芸さん家族と、遅れてきた青年とランチ仲間のたみちゃんとで、うかい鳥山で優雅な昼食会。 芸さんちのお嬢さんたちはフランス人形のように可愛く、そして普段は日本語で生活しているので、日本語も達者。1時半に食事を開始して、食後散策をし、気がついたらもう5時。 スポーツクラブに行く予定ですごく急いで帰ってきたのに、行ってみたらなんと5週目でお休み。なんだかなぁと思いながら選挙速報を見る。 まるたまが受かったのはびっくり。 自民党総裁は早くも続投の意思を明確にしているが、どういうつもりか。
出身大学でお世話になった先生が還暦で、違うゼミ出身なのだがお祝いの会に混ぜてもらった。名目はお誕生会。その前に研究会があったのだが、遅れていったら席がなく、目に付いた席はあろうことかその先生の隣。しかも私がいた通路側から座るのは難しく、先生を奥に移動させてしまう。 あとから他の人達に、先生をどかして座るなんてさすがれいこな(仮)さんよね、とからかわれる。すみませんすみません。 お誕生会は大学から程近いレストランを借り切って行われ、花束や特大ケーキもその近所で調達。違うゼミ出身なので出席者の半分ぐらいは知らない人だったが、お料理もおいしく楽しい時間だった。 その後漢字を中心とした二次会のお茶にも混ぜてもらって楽しかった。 携帯を機種変更。今度のはスライド式。
麻疹で振り回された今年度前期。 学事日程延長(麻疹期間中を空白として、その分繰り延べ)した分をやって 昨日で全ての授業が終わり。繰り延べ期間は1週間ほどなので、10日間休んで結果2回休講になったところは、レポート等で代替ということになる。 すべての授業が終わって気が抜けたのか、やや微熱。咳ものどの痛みもないのですが、まあ夏風邪でしょう。まだまだ採点が残ってるのに(-"-)
非常勤先の若い専任の人が新居を見せてくれるというので、のこのこと出かけていった。本当は私を含め4人で行くはずが、1人がお子さんの病気でやむなく欠席。この1人@♂は何年も前から顔と名前は充分すぎるほど一致しているのに一度も話す機会がなく、今回をひそかに楽しみにしていたのだが、残念。 新居は白亜の3階だけ。さすが設計段階から彼がいろいろ考えた注文住宅だけに、よくできている。細部にも凝っていてうらやましい。初めてにしては上手くいったほうではないだろうか。気に入ったのは、玄関脇、キッチン脇などにバックステージのように収納兼通路のようなものが用意されていること。これはいいなぁ。外から持ち込んだ荷物などを整理前に長い時間おくことができるし、扉をしめれば表はきれいなまま。彼らは二人ともフルタイムで働く同業者なので、きっと大助かりだろう。 設計段階からいろいろ苦労話を聞いていたので感慨もひとしおだが、自分でこれをやる気力はないな。こういうヘタレは建売りもしくは分譲マンションで、リフォームというのがいいとこだと思う。
先週会った同期との連絡を取り持ってくれた別の同期の女性と代々木でランチ。本当は彼女も含めて3〜4人で会う予定だったのだが、こちらを立てればあちらが立たずという具合で、ゲリラ的に二人で会うことになった。 結婚式に来てもらったが、その後私はすぐに北陸に引っ越してしまったし、彼女も子育て真っ最中でなかなか会う機会がないまま、東京に戻ってきても年賀状のやり取りぐらいで今日まで来てしまった。私の結婚式の日以来の再会ということになる。 彼女は結婚してすぐに子宝に恵まれ、数年後2番目も生まれたので、今は中学の男の子と小学生の女の子2人がいる。女の子は私の家の近くの私立に通っていて、なかなかの良妻賢母振りを発揮している様子。パートで仕事もしていて忙しいらしい。 同じように同期で同じ職場に居ても、その後十数年経ってみるといろいろな立ち位置に身をおいていて面白い。みんな一生懸命生きていて、あえてよかった。
フランス人の芸さんが家族を連れておくさんの実家に一時帰国しているので、食事会をしましょうということになり、5人で席を予約した。新宿の創作和食の店に7:30集合。お店に行くべく道を渡っていると、相次いで遅れますという連絡があり、お店でぽつねんと30分ほど一人で待つ。 芸さんのお姉さんも日本で働いているので合流して、半年振りで会う。日本語が少し上手くなっていた。たわいもない話をしながら2時間ほど。フランス語と日本語と英語とちゃんぽんで話す。 食事は串焼きとかサラダとかよせ豆腐とか、まあそんな感じ。デザートにシュークリームを頼む。なぜか木のへら状のものとフォークがついてきた。めんどうなので手で食べていると芸さんが「あ、手で喰ってる」という。「喰ってるだってぇ〜」と笑うと、「手で食べてる、手で召し上がっている」と切り替えしてきた。この人の日本語の上達度は相変わらず異常。手で喰ってると揶揄したフランス人たちは、へらとフォークをナイフとフォークのように使って、真面目な顔をして平らげていた。あの使い方はちょっとまねできないと思う。 食事が終わってカラオケに1時間だけ行く。私は矢野顕子と、事務所を解雇されて話題になっていらいYoutubeで習い覚えた「ともちゃん」の曲を歌う。 兄家族も兄を除いて来週帰国予定だし、そうか、夏は一時帰国の人達が増えるのでけっこう忙しくなるのだな。
アメリカに渡ってそれきり音信が途絶えていた同期から、一時帰国中で会いたいと言ってきた。彼女は銀行の同期同士で結婚して寿退社して関連会社に移り(寿退社はほぼ強制なのでそういうしきたりがあった)、ほどなくしてその関連会社も出産退職して2〜3年で彼がアメリカに転勤になったのだが、数年後彼が日本に戻ってきた時に「こどもの学校があるから」という理由で残り、そのまま向こうでずっと働いているのだった。その後NYのテロが起こり、同期の一人から細々と消息を聞くほかは何も判らないでいた。 夕方有楽町で待ち合わせて長々とお茶をしつつ空白を埋めるべく話をする。彼とは彼の任期切れの前から既に別れて暮らしていて、こどもは彼女が引き取ってシングルマザーとなり、グリーンカードも取ったのでもう日本に戻るつもりはなく、ずっとアメリカで仕事をしながら暮らしていくつもりだという。一緒に働いていた頃は、勉強したり働いたりするよりもおしゃれに気を遣うような女の子だったのだが、外見は相変わらずおしゃれなものの、中身がしっかりと詰まった大人の女性になっていて、なんだか嬉しかった。
非常勤先Lは今日で終わり。 最初から最後までガミガミくどくどお説教してた気がするけど、学生もその甲斐あってか、得るものはあった様子でよかった。なんの巡り会わせか、留年生や再履修生が多いクラスだったのだが、やはり彼らはそうなるだけの理由があるのだと再認識。最後までダメだったなぁ…。 仕事場になぜか高校の現国の教科書が2種類置いてあったので、手にとってぱらぱらと見た。私の高校生の頃は安部公房なんかが載ってて、おお斬新と思ったのだけれど、今の教科書はもっとバラエティに富んでいる。カラーだし。小説は、江國香織、池澤夏樹、須賀敦子、井上ひさし、などなど。なぜか2種類とも夏目漱石の『こころ』の抜粋が載っていた。女子高生がトイレで出産して故意に死なせてしまうようなこのご時世に『こころ』である。いったいあのまどろっこしい『こころ』の世界が、高校生の胸に何かしらのものを与えるのだろうか。 それはそうと、全ての単元でいちいち「その時の先生(私)の気持ちはどのようなものであったか説明せよ。」とか「『そんな』は何をさしているか述べよ。」などとあって、無粋なことこの上ない。こんなことやって何の役に立ったかなぁ。そのほかにもプレゼンテーションの仕方とか、案内状の書き方とか(「お忙しいこととは存じますが」などという文言が出てくる)、レポートのまとめ方とか(まず国語辞典で言葉の意味を調べ、事典や専門書を使って事柄を調べる等々)、けっこういろいろ載ってるのね。 しかし今の大学生を見ていると、とてもこれらを勉強したとは思えない不思議。
ネットなお友達が合唱で参加している某大学OBオケの演奏会を聞きに、池袋まで。 手荷物が少ないので、この機会に修理に出していた靴を受け取ろうと、途中でデパートに寄るとちょうどセール花盛り。気がつくとサンダル仕様になっているウォーキングシューズを手に持っていた。ベージュ系で太いストラップにでややゴールドが入ったもの。本当は最初に目についたのはヒール細めで、ひも状のストラップが何本かかかったピンク系のサンダルだったのだが、がしがし歩くことを考えてやめる。ううーむフェミニンがまた遠ざかる。というわけで戻ってきた靴と新たに加わった靴で計2足持って、電車を乗り継ぎ演奏会場へ。 会場はエスカレータで3階分一気に上がったところにあるのだが、いきなり長蛇の列。このオケはさる高貴なご一家のご長男も団員なので、入場の警備が厳しいのかと思ったらさにあらず。こんな長いエスカレータを上る人もおるまいよと思うのだが、駅でもないのにみなさん片側をあけて乗っていらっしゃる。当然処理人数が半分になり、その分行列になるというわけだ。警備員が2列でご利用くださいと声をかけるとそのときだけ2列になるが、帰りはまた1列になっていた。みなさんお育ちがよすぎ(←偏見)。 演奏曲目はマーラー「復活」1曲のみ。途中休憩なし。会場は指定席で、チケットノルマの関係かところどころまとまった空席が目立つものの、ほぼ満席。さる高貴なお方は先月手術をしたばかりなので、壇上はもちろん客席にも登場せず。合唱団は椅子に座る。ぜひそうしてください。指揮者はなぜか左の親指に包帯を巻いていて(おそらくギプスつき)痛々しい。オケはエキストラの現役学生からご老人まで、まさに老若男女。演奏が始まってびっくり。上手い。ソロもみんな上手い。家柄のよい人達だから、幼い頃からちゃんと先生についてレッスンしてきた人ばかりなのか(←偏見)。 マーラーを中断なしに最初から最後まで通して聞いたのも久しぶりだったので(というか、演奏会場でないと無理)、大変よかった。帰り道、カップルの女の人が「曲に感動したっていうより、こんなに難しい曲を、みんな忙しくていろいろ大変なのに、よく練習して演奏しました!すごい!パチパチって感じなのよ〜わかる??」と相手に力説していたけれど、まさにそんな感じ。すばらしい。 お疲れ様でした。しばらく抜け殻になってゆっくり休んでください>該当の方。
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