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今日は夫の研究室の有志の人々と遠足。 留学生や外国人研究者が増えてきたので、まとめて交流しようと言う試みらしい。幹事は学生さんではなく夫(らしい。) お弁当が要るというのは初耳だったので、朝、卵焼きだけ急いで作ってあとは普段のお弁当要員の冷凍食品とプチトマト。まあ、ようはいつものお弁当ですな。冷凍ご飯のストックがなかったので、おむすびをコンビニで買うことに。夫によると、要弁当はちゃんと前から私に言ってあったそうだが、最近この手の行き違いが多い。コンビニの弁当類は朝から品薄。さすがGW。 ターミナル駅に着くと、研究室の学生さんがいて手を振ってくれる。開口一番「いつも日記楽しんでます」といわれて軽く動揺する。そうかー読まれてるのかー、いや、ありがとうございます。うーむ、夫の悪口は書けなくなっちゃうなぁ(書いてないけど。) 現地集合で総勢15名ほどになる見込みという。電車はずっと混雑していて、現地でどっと人が降りる。ホームに臨時の集札要員が立っていて切符の人はすぐに出られるが、プリペイドカードで降りられる改札は1つしかなくて、そこが渋滞。行楽地に行くときは、あらかじめ切符を買ったほうがよさそう。改札を出たあたりでゆるい待ち合わせをして、行楽客であふれるひとごみの中一番近いお寺の中を歩き回る。お弁当をあれほど持ってくるように言ったのに(夫、談)、持ってこなかった人半数。遠足のメインイベントであるお昼ごはんは外食組とお弁当組に分かれてとることに。 一番最近加わった研究員はフランスの人で、来日したときリサとガスパールの絵本を買ってきてくれた。フランス語で話しかけるととても喜んでいた。日本人でフランス語を勉強している人は多いが、発音が違うのでわかりにくいんだ、キミは違う!天才だ!とほめてくれた。天才じゃなくて発音のクラスを半年とっていたのよ。とほほ。フランス語の発音は、ちゃんと口や舌の動きの仕組みを勉強しないと難しいと思う。いろんな人とちょっとずつ話せて楽しかった。記念写真をとったりお土産を買ったり(一部買い食い)しながら駅に向かい、そこで解散。 その後夫の旧友に迎えに来てもらい、近くにある彼の家へ。行楽地はどこも混んでいるので、家で食事を用意したという。彼はSOHOをしているので、三度々々用意する夫人も大変だろうなあと思うが、それだけにお料理の腕はすばらしく、数年前にお邪魔したときも大変美味しく頂いたのだった。私も夫に「うちでは滅多に食べられないので沢山食べなさい」と勧める。夫は学生時代から彼のことをすごく尊敬していて思い出話に上ることが多いのだが、夫もその夜は饒舌で、昔話や共通の友人の消息や、業界の現状などをずっと語り合っていた。 地元の名産品まで持たせていただいて夜半にお宅を辞し、日付が変わる頃帰宅。
今年から4月29日は昭和の日。昭和の日オフィシャルページと言う怪しいページもある。国民の日になぜ民間団体のオフィシャルページがあり得るのか不思議。 午前中、パーマをかけに行く。昨日携帯から予約の電話をしたのだが、なぜか1回目はなぜかガチャ切りをされ、2回目は10回近く呼び出し音が鳴ったあげくにすごく急いた応対をされたので、頭の中は「?」が一杯。店に着くなり開口一番「昨日の電話はどうしたの?」と聞いたら、ちょうど手の離せない時に掛けていた上に、その直前にいらつく電話があって、私の電話がその続きと思われたらしい。一人で切り盛りしている店なのでこういうときは大変だが、それなら手が離せませんという応対音声を流してくれると助かるのになぁ。 パーマは髪の長さがまだ充分でないわりによくかかった。白髪が目だってきているので次回は髪を染めなくちゃ。白髪はいつあきらめようかな。いろんな雑誌でお肌のケアの特集が組んであって読み倒す。うーん、いろいろな方法があってわからないじょ。読みながら思わず顔をマッサージしていたら、頭が動くとやりにくいからやめてくれといわれる。確かに。うちはまつげパーマもやってますよ、と勧められる。面白そう。 終わったのが2時ごろで、夫と駅前で待ち合わせてアイスクリームを食べて、ちょっと離れた神社まで散歩に行こうと思っていたが、空腹につき断念。行ったことのないチェーンの寿司店(回らない)に入ってみる。お勧めを軽く握ってもらって、飲み物もお茶で済ませたので安く上がった。板さんは口の達者な人でいろいろお愛想を言ってくれる。この店は初めてですかと聞かれて「はい」と答えると、隣で「いえ」という声。さっきまでさも初めてなそぶりを見せていたのに、実は何回か来たことがあるらしい夫。あらびっくり。今度は奥さん一人でも来てくださいよ、と言われて店を出る。 明日はちょっと遠出をして夜は夫の旧友と会うので、お子様向けにクッキーの盛りかごを買う。 夜はスポーツクラブ。 参考サイト 昭和の日オフィシャルサイト http://www.429jp.info/
午前中非常勤先T。午後から実家へ。 大学近くでロールケーキを一本お土産に買っていく。ここのケーキ屋さんもリーズナブルで美味しいが、非常勤先Bの近所のには負ける。ロールケーキはカットしたのも売っていて、ホールだとその5倍ぐらいの長さがあって値段は3倍。逆にホールケーキは割高感がある不思議。 夫が先日イギリスに寄ってきたときに紅茶を買ってきてくれたので、それも持参。昨日非常勤先Bで同僚に貰った高菜漬けとスライスしたサーモンも持参。なんかえさを運び込んでいるみたいだが、母はなんだか食事の支度に恐怖感を持っている人なので(というか自分の仕事や勉強の時間が減るのが惜しいらしい)、食べ物さえ持っていけば喜ぶのだ。 さっそくお茶にして、のんびりしていたら一転にわかに掻き曇って、大雨が降ってきた。雷もがらがらどんと落ちてくるので、しばし足止め。昼寝でもしろと母の自慢の健康布団を勧めてくるのだが、うとうとし始めると「ねぇえ?」とお茶を運んでいたり相談事を持ちかけてきたり愚痴をこぼしにきたりするので生殺し。雨があがったようなので急いで帰り支度をして、おみやげにメロンだの生卵だの貰って帰ってきた。 明日からいよいよGW突入。開放感に満ち溢れている。
非常勤先のメールボックスに、聞こえない学生への対処方法というプリントが入っていた。それによると全学年で聞こえない学生は一桁で、新入生は私のクラスにいる二人だけだとわかった。複数展開している授業科目なので、私のクラスに入るのはまったくの偶然。神様、よくぞ私のクラスに彼らを配置してくださいました、という気持ちに。 プリントには、手話通訳者や教員の話を筆記するノートテイカーの学生への対処方法(彼らと直接やりとりしてはいけないとか、カーテンの開閉などの用事を言いつけてはいけないとか)が記載されている。が、どうやって手話通訳者やノートテイカーを手配するかなどは書かれていないし、窓口となる部署の記載もなかった。ただ、本学は積極的にサポートしているのが売りでございます、というような文言が並ぶだけ。うーむ。 聞こえない学生への対処方法は、基本的には知っていることばかりなのだが、授業の内容をあらかじめ知らせるとよい、ということが書かれていて目からうろこが落ちる。もともと半期の講義予定はかなり詳しいものを渡してあり、毎回の授業にはレジュメを全員の学生に配って、極力迷子をださないように講義を進めている。ろうの学生のついては、その場でレジュメの該当を指差したりして今どこをやっているかを知らせて気を配っていたつもりだったが、事前配布は思い至らなかった。 基本的に予習不要なのだが、事前にレジュメを一読しておけば、確かに負担は軽減されるだろし、クラスには日本語に難のある留学生にとっても同じことがいえる。 なんでこんなことに気づかなかったんだろうなぁ。いろいろ知ってるつもりでいてもまだまだですな。
非常勤先O初給与。 控え室で押印と引き換えに給与明細を貰う。押印とは大げさな。 額は交渉の時も何も知らされず、勤務の案内冊子にも記載されていないので、封をあけるまでドキドキ(笑)。結局、非常勤先Iと同額だった。本務の身分や大学を卒業してからの年数によって変わったりするところがあるが、どういう仕組みでどのあたりに位置するのかもよくわからない。ナゾのまま。 近頃は当局の指導で出勤簿にサインしなくてはならないところが増えているが、いまだにまったく不要なところや、機械にピッとカードを通してチェックするところもある。非常勤先Оは出勤簿にサインが必要で、自分の欄を探していたら、他の同業者の名前を2〜3つぐらい発見した。それがまあ同業者と呼ぶのがもったいないほどの大先輩で、定年後の第二の職場の一つとなっているらしい。代々の専任が伝統的に高年齢なのでその伝手で頼むとこういうことになるのだな。 非常勤先Tから非常勤先Oは一度乗換えて行っていたのだが、今日は乗換え駅の一つ手前で降りて、非常勤先Оまで歩いてみることにした。道が入り組んでいるので、google mapで付近の地図をプリントアウトして、一番近道と思われるルートを赤線で印してそれを頼りに歩く。このあたり、私の実家から3キロほどしか離れていないところなのだが、ぜんぜん行ったことがないところなので、新鮮。個性あふれるしゃれた家が立ち並んでいて、地名とのギャップが…。いくつか交差点を過ぎ、細い路地に入って二股に分かれたところを左に入り、右に曲がると見えてくるはず…うわー地図と一緒(笑) 帰宅したら、非常勤先Оから委嘱状と身分証明書の原本が送られてきていた。原本というのは名刺大の紙であらかじめ割印が押してあるもの。写真の欄が空欄になっていて、そこに自分で写真を貼って講師控え室に持参せよ、と書いてある。そうするとなにやら処理をするらしい。きっとパウチをするんでしょう。 ある非常勤先は身分証の写真は事務が撮ってくれて初回出講日には用意されてるし、図書館の入館カードとしても、勤怠用カードとしても使える。今になってみればそれがなんて手厚いことかよくわかる。
今日は非常勤先B。 ここの授業は1年生担当なのだが、仲間意識が強いのかノリがいいのか、毎年うるさいうるさい。大学なのに授業中何度もおしゃべりを注意して、ついには「寝ててもいいから静かにして」というぐらいなのだが、なぜか今年は3クラスともとても静か。今日は2回ぐらい*しか*注意しなかった。遅刻してくる学生も少ないし、おとなしく前を向いて座っている姿は拍子抜けするほど。午後の授業は特に静かで、あとから感想メールを読むと睡魔と闘ったり負けたりしていた学生も少なからずいたようだが、なんにせよ静かなのは疲れなくてよい。静かというよりは従順な感じもする。ゆとり世代? 聴覚に障がいのある学生に「インターネット」と「メール」という手話表現を教えてもらった。感想メールには、手話で説明されると本当にほっとすると書いてあった。そうだろうなぁ。耳を補うために、一日中あらゆる神経を尖らせて暮らしているのだろうから。 使用教室にはワイアレスのハンドマイクしかなくて、これだと片手がふさがってしまうので困っていたのだが、先週事務の人に事情を説明したらいろいろ苦心してピンマイクを用意してくれた。よかった。
授業二週目。 新しく始まった授業はどうも落としどころが見えない。共同担当の人からもらった判じ物のようなカリキュラムによると、どうも私のペースよりずっと遅いペースでじっくりやる感じ。時間が余っちゃうなーと思いながらだらだらやってたら時間ぎりぎりになった。 もう4年目の授業は、レジュメもかなり作りこんであるのだけど、話していてどうも現状とずれている気が。もう内容も古いし、今からけっこう直さないと自分が居心地わるい。今年度教室変更で、前回はAV機器の操作手順に戸惑ったが、今回は挽回。その代わりにホワイトボードの板書がわかりにくい、字が読みにくいというメッセージ多数。一方でわかりやすかった、ノートが取りやすかったという意見もあってナゾ。多分座っている席に関係しているのだろう。ホワイトボードにマーカーで書くとつるつる滑って字が小さくなるのか?あるいはこの教室は100人教室だが、今までその半分の定員(奥行き)の教室で書いていた感覚で字が小さいのか?いずれにしても次回からは気をつけないと。青いマーカーも見えにくいらしい。 しかし、板書が写しにくいとか、大事なところは色を変えて強調して欲しいとか、そういう意見もあるのだけど、でもなんで写すことを期待しているのだろう?自分の頭で考えてノートを書くってことをしないのかしら。 非常勤先TからOへの移動の際は、A線に15分乗って(途中急行から各駅停車に乗り換え)一回乗換えてB線で5分ぐらい乗って10分歩くのだが、5分乗って10分歩くなら、A線の急行の止まる駅で降りて乗換えなしで20分ぐらい歩いたほうが精神衛生上いいかな(電車賃もちょっと浮くし)と思って、帰り道A線の最寄り駅まで歩いてみた。あてずっぽうで歩いていたら30分経ってもつかない。電車が見えた!と思ったらA線ではなくB線の全然違う駅だった。ひー。 夜の授業は順調。履修理由を聞いたら「厳しくてやりがいがあるから」とか「自分を鍛えたい」とか前向きな意見が書かれていて、ちょっと引く。
非常勤先L。 必修の授業の初回を休んだ学生が4人もいて、そのうち1名は授業開始1時間後にご出勤(ていうかほとんど終わってますがな)。 3人に初回休んだ理由を聞くと、一人は体調不良、一人はインフルエンザ、もう一人は「単に、フツーにかったるくて…」と正直なお答え。しかし「フツー」も「かったるい」も、まさか教室で聞く言葉だとは先生思わなかったよ。2回目にして遅刻2回、課題を「まだ印刷してない…」といいつつばっくれて帰った学生には心の閻魔帳に大きなバッテン。主に遅刻と欠席が原因で2年続けてこの授業を落として、今年は正念場ですと言っていた学生は今日は欠席。今まではこういう学生を叱咤激励してたけど、もう手厚くするのはやめるんだ。叱咤激励しても労多くして報われること少なし。それよりやる気のある真面目な学生に力を注ごう。 NHK語学のテキストの来月号を書籍部に買いに行って、テキストの場所を見誤る。来月号は紫っぽいピンクだった。各号の色を知っていればまだ心の準備ができるのに。というわけでテキストの色を月替わりに統一するのには反対、ということにやっと気づいた次第。 もう3週連続して水曜日は雨。冷たい雨でぶるぶる震える。
蟄居して授業の準備。 年度初めは環境設定とか学生の登録とか、仕込がいろいろとかかるのを忘れていて、共同担当はラクだがいろいろ連絡事項もあるし、午前中はメールの処理で終わる。楽しそうなメールの返事や、こちらの楽しい予定のメールを出したいのだが、そこまでたどり着けず。 午後から本腰を入れて授業の資料作り。合間にラジオ英会話。チョコレートをたくさん食べる。夕方気分転換にフランス語のテキストを始めたら、量が多くてかなり大変だった。しかし、今までなんとなくおざなりにしていたところがよくわかって有意義。フランス語は二人称複数(アナタ/vous)と二人称単数(キミ/tu)では動詞の活用形が違うのだけれど、このテキストはtuを使った例文が沢山出てくる。教室ではお互いtuと呼び合うような状況はないので、普段使わない二人称単数の勉強がよくできていい。 思いついて、ダンボール箱につめたままになっていた手話辞典を引っ張り出してきて、授業に使えそうな単語(「レポート」とか「図書館」とか「講義」とか)を拾い出してみる。10年前の本なので、「インターネット」とか「メール」とか新しい単語はぎりぎり載ってないなぁ。学生に聞こう。
非常勤先が増えると、その分メールアドレスもふえるのだが、いちいち個別にチェックすると大変なので、gmailもモバイル対応になったことだし、全部gmailに集約することにした。 gmail側で設定をして、他方のメールカウントで認証させれば各メールアドレスのままgmail上でやり取りできるので、とても便利。別の言い方をすれば、pop受信のメールでもWebメールとして扱うことができるので、私のように週の半分は外に出ていてしかも自前のPCを持ち歩かない人間には本当にありがたい。 マンションで貰ったメールアドレスはpop受信で使いにくかったので、しばらく前に数少ない知り合いにメールアドレス変更を知らせてからは放置していたのだが、これを機会にgmailで読むことにした。gmailに設定するにしてもとりあえず一度はPCのメーラーでgmailからの設定メールを受信しなければいけないので、ここ2年ほどチェックしていなかったメールを受信してみる。 ざっと200通以上あって、メールボックスがいっぱいになったので削除してくれという管理者からのメールあり。今どきメールボックスのサイズが3Mですってよ、奥さん。 受信メールの1割は銀行のDM、3通ほど知り合いのメールがあって、しばらく使わないでいたオンライン決済システムもカードが期限切れのお知らせが3通ほどあったが、支障なし。残りは見知らぬ外国人名義のいわゆる迷惑メール。こんなに外国人の知り合いはいないぞと思いながらバシバシ消す。 マンションのユーザIDは、部屋番号と各戸の通し番号でユーザーIDが決められているので数字だけの羅列。そりゃ迷惑メールも殺到するよ。 gmailはスパムメールのチェック機能がけっこうしっかりしているので、これで取りこぼしなく不快な思いをすることもなくメールを受信できるはず。
マンションのゴミ捨て場で出会った老婦人。 杖をついてリュックを背負った姿で、ゴミを捨てるのに難儀していたので、代わりに捨ててあげた。燃えるゴミ用のダストシュートはごみ収集車の高さにあわせてあるのか、4段ほど上がったところにあり手すりもない。「普段は這ってあがってるんですよ、年を取るって嫌ですねぇ。」とお礼を言って去っていった。 われわれが住んでいるマンションは高層棟と低層棟があって、高層棟は各戸口ごとに燃えるゴミを回収してくれるが、低層棟は各自が地下のゴミ捨て場まで行かなければならない。このご婦人のように足が不自由だと敷地内なのにゴミ出しに不都合が生じてしまうのだ。これはゆゆしき問題だと思って、早速管理人さんに今の出来事を報告に行く。 管理人さんは、自力でゴミをだせないようなお年よりは皆家族と一緒に住んでいるか、介護ヘルパーがいるので、そういう事態は聞いたことがないと言って半信半疑。ともかく事実であるので、その老婦人の外見を説明して、そういう場合はどこに言えば手すりをつけてくれるなどの措置を陳情できるのか効いてみると、マンションの理事会の議題に上げるのがスジだという。 理事の人は何人か顔見知りなので、じゃあ話してみますといって話を切り上げた。 夕方スポーツクラブに行こうとするわれわれを管理人さんが呼びとめ「先ほどのおばあちゃん見つけました、理事長にも話をしておきました。」と言ってくれた。 便利に見えるマンションも、思わぬ盲点がある。せめて手すりがつくといいな。
全部回って、顔見世興行も一段落。 一番手間のかかるのは、準備と後始末なので、始まってしまえば授業中が一番ラクなのだが、さすがに8コマはきついかも。気がつけば過去最高のコマ数である。後期は一つ減って7コマの予定。去年のこの時期は7コマやっていたし、周りの人で二桁持っている人はザラにいるので、1コマ増がことさら大変ではないんだろうけど、もうぐったり。これから体力も落ちるし、どこまでできるか。 土曜日の授業は、既に木曜日にやった内容を1コマ分、少人数相手に繰り返すだけなので気が楽。ゆっくり起きて出かけて1コマしゃべって、仲良くしている専任(というかもともと友達)とお昼を食べて解散。大学の近くに、名物のお菓子を売っている店があるというので、ふらふら出かけていったが、全然見つからずかなり歩いてしまった。仕方がないので目に付いた書店に入って地図を探すと、なんと通り過ぎてきたあと。店はしまっていて気がつかなかったのだった。しょぼーん。 もう少し歩いて別の店でケーキを買い、ターミナル駅まで出て靴屋さんへ。ペッタンコ靴の底が磨り減るたびに修理に出していたのだが、革の部分がへたってきて、雨の日には水が沁みるようになってしまった。もう4年以上履いたので、買い換えることに。ぴったりの型が見つかったが欲しい色がなかったので、取り寄せてもらうことに。今はいている靴も微調整してもらったが、手ぶらで帰ることになってさびしい。 バスの中で爆睡。帰宅してからすぐ爆睡。 夕寝のおかげで夜は目が覚めて、ラジオ英会話。 ここ3日、フランス語のテキストは全然進められず、かろうじてラジオだけは聞いている。
13日の金曜日(="=)。 非常勤先B初出講。 この科目を持つのは5年目。例年、定員を超える受講希望者が来て人数調整に手間取っていたのだが、今年度から開講前に抽選を行うことになったので、事前に受講者もわかってスムーズな滑り出し。なんてすばらしいのかしら!それでも抽選を知らなかったり、申し込み方法を知らずにいきなり出席していて動こうとしない留学生がいたりして、やや手間取る。 クラスわけが必要な他の必修科目との兼ね合いで、名簿より2割ほど減。TAもついているし、以前とは比べ物にならないほどスムーズに運営できそう。授業が始まる前に、聴覚に障がいがあるという学生が二人連れ立って「大事なことは黒板に書いて欲しい」と頼みに来た。『手話で説明できるから大丈夫』と手話で言うと、大変に驚いていた。大学に私が手話をすることは知らせていないので、この二人が私のクラスに入ったのはまったくの偶然。 この大学は手話講座やノートテイカー講習会などもあるし、学生へのケアは厚いほうで、他の授業の打ち合わせではこうした学生への対応などが話題に上ってはいた。私のところにはそういう学生は来ないなぁと思っていたのだが、なんの目的もなく勉強した手話が役に立つときが来たのはやや感慨ふかし。 口の動きで大体わかるというので、補助程度に手話や指文字を使えばいいのだが、手話で説明して板書してPCを操作して…いたら手が足りなくなった。 ショッキングなこと。講師控え室の事務で、とても気がつく親切なアルバイトの人が前年度限りで退職していた。他の教員の噂話によると他の職員より仕事ができて頼りにされていたので、妬まれて居辛くなったらしい。ぉー。 夜は異業種交流会。もともと非常勤先Lの人が多く集まっている会なのだが、過去に教えた元学生が二人も参加していた。ぉー。 主催者と帰り道話したところによると、この会も当初の頃とかなり毛色が変わってきているらしい。確かに営業の場と心得て名刺を配りまわったりする参加者もいたりして、ちょっとしらける。
新規非常勤先O初出講。 この曜日は今年度から一日のうちに3つの大学に行ってしまうという荒行。それぞれもともと20kmほど離れた2つの大学に朝・晩と行っていたのだが、午後の数時間が半端に空くので、ちょうど中間地点にある新規先のコマを午後入れてしまったのだ。が、やっぱり午後にのんびり彷徨うのとみっちり働くのとでは疲れ方が違う。初年度と言うこともあり疲労困憊。 それぞれ移動時間は数十分といったところだが、急行に乗れるか乗れないかでずいぶん時間のロスが出ることがわかった。午前中に行っている先は駅までスクールバスなので、最適解のスクールバスに乗って渋滞に巻き込まれなければ、急行に乗れて2回乗換えで駅to駅が30分弱、急行を逃しても乗換えなしでその6分後には最寄り駅到着。学校について授業開始まで1時間の余裕がある。最適解の次の便のスクールバスになると、ロス時間がぐっと増えて駅to駅が43分(うち急行の通過待ち10分強)。最適解のバスに絶対乗るぞーおー!午後大学と夜大学は乗換えなしでいけるはずが事故で不通。授業の1時間前に到着する予定が、ぐるりと遠回りをして予定より30分遅れる。 午前中大学と午後大学は、偏差値的にはほぼ同じ。午後大学のほうはスポーツ系の人が多く、2年生中心でややかわいい雰囲気。午前大学は4年目の授業で、3、4年生中心。今年度から新しい教室になったのを知らずに、勝手がわからずにあせる。ビデオの操作に手間取って時間をロスしてしまったら、感想カードにいろいろ書かれてしまった。「操作は慣れが肝心です!」なんて書いてある。慣れが肝心だからできなかったんだよっ!とは言い返せない、言い返しちゃいけない、悶々々。 夜大学も3、4年生中心で演習授業。こちらも4年目。3年前までは希望者が多くて抽選をして恨まれたり不公平が生じたりしていたのだが、2年連続で希望者減。定員の7割も埋まらずさびしい反面かなりラク。専攻で昨年度から導入している授業支援システムを使って欲しいといわれて、そちらに授業の資料などを載せたのだが、同時ログインはできないわ、ログインしたところで権限設定されておらず肝心の資料が見られないわ、はしごをはずされた気分。結局、別の非常勤先のサイトに必要な資料を上げて対応(-"-) 今日発見したちょっとうれしいこと。 非常勤先Oは講師控え室のベンダーマシンは、全飲み物無料だ!しかも種類が沢山ある。あと部屋から緑が沢山見える。
授業初日。 授業の進め方とか、お作法とかを一から説明しなおしっていうのは面倒くさいなと思う。授業の後で会ったベテラン教授も、新年度は疲れるねぇと。 桜はもう葉桜になってしまっていて、新緑の若葉がきれい。大学の構内を見学がてら集合写真を撮りに来た付属中学の1年生一行を見る。きっちり男女別に歩いていて、写真も女子が前一列男子が後二列、あれ、女子は少ないのか。よほどのことがなければ、このまま順調に高校・大学と進むんだなぁ、恵まれた子達。 お昼は新しく見つけたカウンターだけのお店に入る。メニューはカレーライスとハヤシライス、それらのハーフアンドハーフ。脱サラ@団塊といった雰囲気の店主が一人でやっていて、手際があまりよくない上にカウンター内部との距離が近すぎるので、居心地が悪い。夜はバーになるようで昼は副業らしい。なぜか「神田川」とか「いちご白書をもう一度」とかバリバリかかっていて、鼻歌と言うにはかなりはっきりした声で歌う店主。むー。
新規非常勤先Oに提出する書類を書く。提出が初回講義日でいいところなんて初めて。のんびりしてるなぁ。今年度から遠距離集中講義がなくなったので、異なり大学数としてはプラマイゼロ。通年の講義数としては半期1コマ分増加。なんだかんだで過去最高コマ数を更新。コマ数だけでいえば夫より多い。昨日国民年金払ったし、そのうち健康保険料も引き落としされるし、ちゃんと働かないと(あわせて非常勤1コマ1年分が飛ぶ)。 #でも働いてなければ払わないでいいものであることは確か。 現実逃避で語学に精を出しているせいか(?)今のところ挫折せず、継続。 今期はフランス語教室を休むので、初心に戻って初級〜中級者用のテキストを1日1単元ずつ。アテネフランセの名物教師だった人が書いているもので、細かい文法や活用は後回しにして、手を替え品を替え基本文型を反復練習する。自分の中の知識の隙間が埋まっていくようで気分がいい。 今やっているのはシリーズものの2巻目で、既修者の復習にもちょうどいい。オンライン書店のレビューによると1巻目は例文が(あまりにも機能に偏りすぎていて)つまらない、誤植が多い、と評判が芳しくなかったのだが、2巻目はアテネ・フランセが責任監修したとかで、今のところ不都合なく進んでいる。 英語のほうもあまりの口の回らなさに愕然としながらやっている。こちらは音読も書き取りもある程度長いものを間髪いれずに続けてやる方式。4行ぐらいのものをシャドウイングで一気に読んだり。会話で行き詰らないための訓練らしい。 クレモン・ボニエ、金子京子「楽しく身につくフランス語2」 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4054025803.html
長寿政権にろくなことはない。 たとえどんなに立派な人でも必ずほころびが出る。ましていわんや現都知事をや。 低気温のエクスタシーbyはなゆー: 【檄文】 〔資料増補版〕 さらば、石原都知事 http://alcyone.seesaa.net/article/38010764.html 今さら貼っても遅いかな。いやいやあと8時間ある。 でも他の候補弱いなぁ。 というわけで、薬石効なく残念な結果となりました(←用法間違ってます) 閑話休題。 朝は10時近くまで寝てしまう。午後から出かけて、まず投票。ついで近くの仏教系新興宗教の建物前に飾ってある降誕会の大きな白い象像を見学。夫は喜んで写真を撮る。それから家の反対側にある別のお寺に行ってお参り。ここには小さい白い象が飾ってある。甘茶が振舞われているようなので靴を脱いでお堂に上がる。若いお坊さんがお茶碗に甘茶を注いでくれるのを頂く。甘茶初体験。けっこうスパイシーというか独特の風味があるのね。身体によさそう。三宝にお布施というかお金が(仏教なのになぜ三宝?)ざらざらあったので倣って小銭を置く。花祭りとしてフリージアを一人一本貰う。やや風が強くて境内に桜のはなびらが散って美しかった。白い象像の上には桶があり、桶の中央に誕生仏がしつらえてあってそこに小さなひしゃくで甘茶をかける。これも初体験。このあたりは寺院が集中しているので、立ち寄った別のお寺でも境内の前に誕生仏がしつらえてあった。 その後、ちょっとはなれた人気ラーメン店へ。相変わらず店の外まで並んでいるが、3時近くなので15分ほどで入れた。テーブルに若いカップルと相席。二人ともおいしいと発する以外はニコニコと口数少なくスープまで飲み干し、てきぱきと器を重ねて一番通路際に寄せて、テーブルまで拭いて出ていった。気持ちのよい人達だった。 いったん帰って昼寝して、夜はスポーツクラブ。終了時間ぎりぎりまでいたら、ボイラーを落としたらしく温水シャワーが水になっていた。受付で苦情を言って帰宅。 速報で三選を知る。
昨夜HBのタイマーをセットして寝たのに、朝パンが焼けるにおいがしないなと思ったら、タイマーの設定だけしてスイッチが入っていなかった。というわけで急遽冷凍ご飯を解凍して、おみおつけを作り、ナスを焼いて朝食。夫は昨日お弁当箱を持って帰るのを忘れて、今日は私のお弁当箱におかずをいれ、ごはんは一膳用の冷凍容器のまま持たせる。どうせ職場でチンするんだから(←ひど杉)。なんかボケてるなぁ。 日○谷花壇から母の日・父の日用のギフト案内が来ていたので、さっそく注文。母には赤を中心としたカーネーション・バラなどが入ったアレンジメント、義母にはデンドロビウムの鉢植え(←名前からして浜名湖あたりの産らしいですよ)、義父にはタオルとひまわりのセット。注文表には送り先が印字してあるので、商品番号とカード番号を記入して投函。あっけないがこれで安心。 ラジオ英会話の方は4日目、かろうじて3日目を抜けた。あとは3週間、3ヶ月と続けられるか…。 既に世の中デジタル音源がメジャーになっていて、NHKの語学教材もCDやサイトからのダウンロードできる。 #しかし、なんでデータ形式がmp3じゃなくてATRACなんだろう(困) フランス語教室では依然としてカセットが王道で、電車の中で大きなウォークマンを取り出したりすると隣の人がぎょっとして、私の手元を思わず凝視していたりする。音声をデジタル変換して持ち歩いているクラスメートもいるので、アナログ録音をデジタル音源に変換できるソフトを買った。 しばらく放っておいたものを取り出して作業しているのだが、これがなかなかうまくいかないのよ(涙)なんか昔からこの手のものと相性が悪い気がする。
朝から温かいのか寒いのかよくわからないお天気。 お昼は陽も射してうららかで、昼食に出ようとキャンパス内を歩いていたら、二人連れの男子大学生が桜を見上げて思わず顔をほころばせて「きれいだな」と言っていた。その一角は若葉と桜のコントラストがはっとするほど美しいところで、私も朝そこを通ったときに思わず見とれていたのだけれど、若い彼らも思わず口にしてしまう美しさと、それを素直に口に出す彼らの様子がうれしさとなって私の中に立ち上ってきた。 ××× NHKのテキストは、タイトル文字数は6文字前後のものが多いので、言われて見れば瞬時に見分けるのはちょっと難しいかなあと思う。私が買ったものは、他のものより圧倒的にタイトル文字数が多いので間違えずにすぐ見つかったけれど。間違えて買ってしまって、せっかくだからそっちも勉強してみようということで売り上げ増につながる…なんてことはないと思うので似たような体裁のテキストにしたのは陰謀でも何でもなくて良かれと思ってのことだろうけど。 ××× 先日書店で見かけてよさそうだと思ったフランス語の初級者向けテキストは、どこかの非常勤先の書籍部で割引で買おうと思っていたのだが、そういえば非常勤先の図書館にあるかもと思って探してみたらあった。他キャンパスから取り寄せてもらって、テキストと付属CD2枚を早速ゲット。音声データは早速ipodに取り込んでしまう。これって出版業界の足を引っ張っている??毎日やれば1ヶ月で終わる内容で、貸し出し期間はちょうど一ヶ月なのでがんばってやろう。 ××× 午後から一転にわかに掻き曇って、空が黄色というか黄緑色というか変な色になって空気も急に冷えてきた。程なくして大粒の雨が降り注ぎ、場所によっては雪が降った模様。4月に雪が降るのは19年ぶりということで、ちょうど私が社会人1年目の時の研修期間だったことを思い出した。けっこう積もって、当時の上司が「きっと入社した4月に雪が降ったことをあなたたちは忘れないだろう」など言った記憶がある。あれからもう19年なのか。 あれ、でも数年前に中村歌右衛門が亡くなった日も桜が満開で雪が降っていたぞ?と思ったが、調べてみたら亡くなったのは3月31日だった。桜と雪の組み合わせはあのとき25年ぶりだったらしい。
その後集めた情報によると、テキストの色は月替わりだそう。 ネットで拾うに、経費節減かという声もささやかれているようだが、経費節減大いに結構。しかし違う言語のを買ってしまわないか心配する声があるのには笑った。そんなにあわてて買うことがあるのかな。 で、昨日の夜と今日の昼間、あわせて2回やってみたところ、とてもいい感じ。何がよいかというと、講師の話し方がいい。語彙をあまり欲張ってないところもいい。何より進むテンポが速くて集中力が途切れない。途中に「ではここで一息入れましょう」というのが入るけれど、本当に一呼吸しか休まない(笑)。What's new today?のようなリラックスさせる雑談もはいらない。ただひたすらテキストを見ながら(あるいはテキストをみずに)、口を動かしたり書き取りで手を動かしたりするうちに、「今日もおしまいの時間がやってきました」で、最後に「挫折しないで毎日がんばりましょう」というような教訓の英文メッセージが流れて終わり。英語の筋肉を鍛えると銘打っているが、本当に口の周りが疲れる。フランス語の筋肉が衰えたらどうしよう(笑) 英会話上級も聞いてみたが、さすがにちょっと難しそう。今日は日本の英語産業についてやっていたらしい。なぜ日本人はこんなに英語の勉強をするのか?というようなトピックで、老若男女あらゆる立場の人達がこんにち英語を勉強しているが、必ずしも何か目的があるわけではなく、勉強とその結果という何らかの達成感を求めてたまたま勉強しているのではないか、などと言う話だった。なるほどねぇ、そうかもねぇ。 こちらは英会話と言うよりはスピーチに近い感じ。英検の時事問題なんかには向いてるのかな、受けたことないけど。
新年度のNHK語学講座はすごい。なんつーか、本気って感じ。 書店の該当の場所にずらりと並んでいるテキストは全て芥子色の表紙に統一され、壮観。特にラジオ講座は表紙には「English」とか「Italiano」とか、ただ白文字でその言語名が原語で書かれているだけ。テレビ講座の方は、一応表紙に講師陣の笑顔などが載っているが、芥子色の部分多め。 NHKの番宣などを見ても、ラジオの特に英語に力を入れてるのが伝わってくる。やはり、ラジオとともに育った団塊の世代の定年後の余暇時間を狙っているのだろうか。 私は硬派のニンゲンなので(笑)、どうも昨今のNHK語学番組のちゃらけた雰囲気にはついていけないと思っていたのだが、今年度はけっこういけるかも、ということで英語のコースを一つ始めてみようかと、本屋さんで今月号を1つ買ってきた。コース名は「徹底トレーニング英会話」。タイトルを見るだけで徹底的にトレーニングしてしまったような錯覚に陥るこの快感★ 皆さん、私に会ったら「徹底的にトレーニングしてますか?」って聞いてくださいね。そうでもないと早晩あきらめてしまいそうだから(←既にテキストを買った時点でかなり満足している) フランス語は、この間見つけた既習者向けの参考書を買って基礎から復習しようと画策中。 参考サイト: ■「徹底トレーニング英会話」テキストホームページ http://www.nhk-book.co.jp/gogaku/lets/index.html ラジオ第2=月・火・水・木・金・土 午後0:25〜午後0:40 ラジオ第2=月・火・水・木・金・土 午後3:10〜午後3:25 再放送 ラジオ第2=月・火・水・木・金・土 午後11:30〜午後11:45 再放送 ラジオ第2=日 午前11:45〜午後0:30 再放送(月〜水・3本分)
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