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足掛け2日かけて大物採点終了。 この大学はAが80点以上と90点以上の2種類に分かれていて、1割ぐらいは90点以上のAになるのだが、これは採点していて大変に気持ちがいい。 なんでこの人この(偏差値的に劣る)大学にいるんだろう??と思う。 その逆はもう、なんかずるずる。底なし沼のようだ。いくら温情と心に決めていても越えられない一線があるので、決断。 よく見ると明らかに友達のデータを借りて一部改ざんしてあるのもあるし、締め切りすぎてから、突貫工事で出してくるのもあるし。なぜその突貫工事を締め切り前にしないのか。 ちゃんとやってくれればなんの問題もないのになぁ。おばかな子たちだ。 そんなこんなでもう明日から8月だ。気分を入れ替えて夏を満喫しよう。
最後に残った大物採点中。 大物というのは、担当クラスが多く、かつ私が行っている大学の中では一番偏差値的に低いので気が重い。学生さんそのものは明るく元気で大変結構だけど。 先日出した中程度校の採点は、温情はあるものの、やや辛めに出してしまったのを少し後悔してるせいもあって、温情温情とつぶやきながら採点を始める。 不合格にして再履修になっても、結局同じなんだよな〜。2年目は去年と同じ内容だからって結局授業に身を入れて聞かないし。2年かかってやっと丙をとるって感じ。 で、採点を始めたら、1/4〜1/3は途中リタイアであることがわかって、少しは気が楽に<ぉぃ それにしても …なんでこんなに出来てないのかなぁ(涙) そもそも、提出物の何たるかがわかってないのよ。 私一人がしゃかりきになってやっても、十数年かかって蓄積されたものは払拭されないのよ。
通年授業は今日で終わり。 来週3日間連続で集中講義があって、あと溜め込んだ採点したら7月は終わりだなー。8月になると9月の集中講義の準備しなきゃ。 学生の感想。 「先生は怖いと聞いていましたが、僕はそれほどでもなかったです。(中略)言葉などをもっとやさしく対応してあげるともっとみんななつくと思います」 … って書きやがった!がっかりだよっ!いや、怖いといわれてることは別にかまわないんですが。実際厳しいし。 それにしても、なぜ私が学生さんにやさしくして「あげる」必要があるのか、「なつかれる」必要があるのか、まったくわからない。授業は真剣勝負なのでそんな余裕はないざます。 それに4年間のうちにたった1コマ受け持つ非常勤先の学生さん各数十人×掛け持ち大学数になつかれても困惑するのである。責任持てないしね。 なつくなら専任、ゼミや研究室の先生にしておくれ。
毎日新聞に掲載の記事によると、「合併しない宣言」をした福島県矢祭町が、本の購入予算ゼロで、全国からの図書寄贈に頼った新図書館計画を発表したという。 ご家庭の死蔵書を寄贈者負担で送ってください、ということだが統廃合した小中学校にも期待できそう。記事の中で研究者が指摘しているように、自分たちで目録を起こさなければならないのは大変そう。昔のベストセラーとか似たような図書ばかり集まったり、今は使えない古い(間違った)情報が載っている図書(特に理系・医学系)がまぎれてしまうと厄介ということもある。古い図鑑とか百科事典がいっぱい集まっても困るかも。もちろん新刊書が手に入る可能性は薄い。雑誌や新聞の購入費はなんとか捻出するのかな。 逆に、思わぬお宝本が出る可能性もある。お宝本1冊と新刊書3冊を取り替えるとか、だぶついた本は古本市をやってその売り上げで新刊書を購入するとか、いろいろ手立てはあるんだろうか。 参考サイト <福島・矢祭町>新設図書館の本、寄贈呼び掛け http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060718k0000m040128000c.html
西東三鬼の「恐るべき君らの乳房夏来る」という句を押してくださったのは、関西の才女ダイヤさんであるが、本当に恐ろしいのである、彼女らの乳房。 連日今年一番の暑さを記録している今週は、大学にも半裸族があふれている。特に非常勤先Bは、学業よりも人生の喜びを謳歌するタイプが多い学校なので、おしゃれの仕方もハンパでない。 今朝、授業開始前に教卓の前にやってきた彼女は、昔のほっとパンツなんてかわいいもんですよアナタ、な感じの超短い短パンに、タンクトップの重ね着。タンクトップから覗く、乳房裾野部分にはタトゥーシール。図書館ですれ違った子はおへそから鼠径部まで丸見えのミニスカート。後姿はおしりの割れ目部分がのぞいちょりました。もちろん生足。 このように誰に頼まれたわけでもお金をもらっているわけでもないのに露出度ばっちりの若い子たちが、キャンパス内を闊歩しているわけですわ。同性でですら目のやり場に困ってしまうのに、男性教員とか、血気盛んな同年代の男子生徒とかどう処理してるんでしょ<何を?? で、半裸族はPC教室で「寒い寒い」と凍えるんですわ。 あたりまえだっつーの(-"-)
非常勤先が増えてくると行った先でマッチングの回数も増えるので、また新たなジョブチャンスが増える。非常勤先の専任の人に紹介されると無碍に断れないというのもあるのだけれど。 ここ3年、毎年のように履歴書を求められて、あれよあれよと大学異なり数が5。そのうちひとつは地方の大学の集中講義で、集中講義といえば去年はひと夏で3つ集中講義があったのだった。集中講義はめちゃくちゃ体力を消耗するが、通常よりギャラがいいのでこれも無碍に断れない。これはもうピークでしょと思ったら、今年も6月ごろ非常勤先の専任の人から他大学の夏の集中講義の打診があった。週日はこれ以上増やせないと思っていたのだが、夏休みを狙ってくるか〜。すでにチケットをとった旅行の日程とぶつかっていたのでさすがにこれは断った。代わりに、と紹介した人も断ったのだが後からあっさり他の人に決まったらしい。そんなこんなで今年は新しい履歴書に縁がないなーと思っていたら、キタ。今度は大学ではなくて専門学校。うぉーついに専門学校まで手を広げるか、私。別の非常勤先の専任の人が旦那さんの友達に頼まれたのだという。私を思い出してくださってありがとうございます。 半年毎の一ヶ月間に週一回の集中講義だそうで、この条件ならできそうだし、ギャラもいいのでなんとなく受けることに。当初は来春という話だったが、いろいろ調整して先方の都合で来夏からということになった。ということは今年度の増加はなしだ。帰宅してから夫に「また仕事増えた。」というと「そんなに無理してやらなくてもいいのに。」と夫。「んーでもギャラがいい(きらりーん)。」「そうか、それならまあ(きらりーん)。」 引き受けることにして後から詳しい話を聞いたら、仕事は土曜日の午後から夜にかけてだという。子供がいたら出来ないライフスタイルだよな〜。もっとも男性の場合、妻子がいてこういう生活をしている人はよくいる。女性の同業者で私に負けず劣らず非常勤を沢山引き受けている人がいるのだが、彼女は独身。やっぱそうだよな〜。専任とかワーキングマザーが取りこぼした分をせっせと拾ってる感じ。
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