index/past/will
information : 01/01 BMR gallery/photo/小艾/001 up!!



2003年09月30日(火) 涙眼...透明感を進化させるもの

早朝,地平線の向こうに富士山がみえた.
空気がきれいな証拠だ.

夕方,マジックタイムが終わりかけたころ...
言葉では表現しきれない...
きっと表現したら陳腐になってしまうであろうサンセットの彩り.
オレンジと水色の間にあるグラデ−ション.
三日月がその空間に浮かんでいて
そして,そのすぐ横に富士山がいて
なぜかうれしくなってしまうくらい綺麗で

煙にしみてでてきてしまった涙が
透明感を進化させた.

9月の贈り物かもしれない.

★ 涙眼(るいがん) 涙をたたえた眼,涙ぐんだ眼.


2003年09月29日(月) 残像...夜に延びるテイルランプ

薄地の白いカ−テン越しにアゲハの影が舞い映る.
アゲハなのか.
幻なのか.

慌ててベランダへ.

羽のテイルだけが眼に映った.
建物の影へと
蒼い空へと吸い込まれてそれは消えていった.
気がした...
いや,確かにみた.

夜に延びるテイルランプの帯ように.

★ 残像(ざんぞう) 光を見つめたあとに起こる感覚現象.


2003年09月28日(日) 薙袖...橙色の鋭利な月

漆黒に限りなく近い
濃紺の絞り染めの中の橙色の鋭利な月が
人間の感覚では到底気づくことなどない感覚で
ぼくの心を切り裂く.

その様は紙一重の現在と未来をつなげろといっているようで
ぼくの感覚を研ぎ澄ます.

それらがつながったら...
ぼくは千古不易のものにするのだ.


君に捧ぐ.

★ 薙袖(なぎそで) 袖口の下部が薙刀なりになっている袖.


2003年09月27日(土) 無題...眉を描いたらラブもあんな風になるのか

高橋留美子劇場が終わってしまった.
結構,毎週楽しみにしていたので寂しい気がする.

最終回にでききたゴ−ルデンレトリ−バ−.
眉を描いたらラブもあんな風になるのだろうか...

いつもクスクス笑ってしまう感じのニュアンスが好きだったな.


終わるということは何かはじまるということで.
終わりは始まりなり.

ちょっと意味は違ってしまうかもしれないが
破壊は創造だということだ.

新しい世界を創るということは犠牲が必要なのかもしれない.
最近,同じようなこと書いたかな...まぁ,いいや.

★ 無題(むだい) 週末の奥義なり.


2003年09月26日(金) 生死...自然の摂理は絶対なんだ

完璧とはいえないが(完璧とはそう簡単に存在しないだろうが),何かと一段落
したので少しばかりのんびり過ごした.
映画をみたり,小説を読んだり.

映画は二重丸.
予算的には低予算ながらも,できは良い映画だった.
前から観たかったのだが,いつもレンタル中でやっとありつけたのだ.
できたら8月に観たらもっとよかったかもしれない.
返すまでにもう一度とか,また借りてきて観てしまうだろうな,きっと.

小説も文庫本だったけれどちょっとばかり厚めで読みごたえがあった.
が,一気に読んでしまった.
以前読んだことのあるスト−リ−がかぶっているなと思ったら...
何年か前に読んだことのある作品のサイドスト−リ−がメインになっている
といった感じの構成で,クロ−ズアップした部分が違っていたのである.
こんな手法もあるのかと...
内容も面白かったが,そちらも楽しめたりした.

感想を詳しく書こうと思ったけれど
きっとかなり長くなると思うし,あくまでここは日記なのでこの辺で...


やっぱり海はいい.
自然の摂理は絶対なんだと...
そんなことを感じながら
久しぶりに海に行くであろうきっかけが,確実にできたのかもしれない.

題があまりにストレ−トすぎるが,この言葉が一番ぴったりくる映画と小説だった.
ので,今日はひねりやそこから生れ出づる意味や創造は省略なり.

★ 生死(せいし) 生きることと死ぬこと.


2003年09月25日(木) 晨昏...憎悪にも似た感情

ここ何日か,自分の一日の時間の動き,時間の使い方をチェックしながら
メモしていた.
なんと...
時間を無駄に使っていたのだろう.
それは自己への憤慨であり,憎悪にも似た感情まで湧き出てきたくらいだ.
憎悪なんて言い過ぎか...

これだけの無駄な時間を使えばいろんなことができるだろう.
なんて思った.
やりたいこと,しなければならないことは山のようにあるのだから.

時には,時間を無駄に使うのも悪くない.
無用の用というのだってあるだろうから.

しかし,時間の過ごし方を表とかグラフにすると
流れていってしまった時間が具現化されて目にはいってくるわけで.
なんとも,その過去の産物に打ちのめされた...

神経質的なことをいつまでもするわけではない.
学校の時間割のようなものをつくるわけでもない.
デ−タとして参考にするまでなのだが...

陽が昇ったときから陽が落ちるまで,あらためて振り返ってみると
少なくとも,何らかのメリハリときっかけが新たに生まれて
そこから進化がはじまるのかもしれない.

★ 晨昏(しんこん) 朝と日暮れ.


2003年09月24日(水) 表出...ほんとうのきもち

一日中,書類制作に打ち込んでみた.
眼が...
肩が...
しかし,ストレッチして疲れを取り除いてあげると
いつもの調子に戻る.


少しづつになると思うがサイトのBMRを更新しようかな.
ここ2ヶ月何もしていないし...

ふと,何気ない閃きがあったので編集が途中になっていた
作品「ほんとうのきもち」を仕上げにかかろう.
ちょいとリニュ−アルしながら
みやすく,わかりやすいものへと導いてやらないといかん.
尺がきっとかなり短くなるだろう.
しかし,仮編集の段階はあまりにもひどかったなと反省.
手抜きをした自分が許せない.

編集用のMacを起動ぉぉぉ.

★ 表出(ひょうしゅつ) 精神活動の動きが外部に表われること.


2003年09月23日(火) 直情...説明はいらない

半額キャンペ−ンをしていたので
みたかったものをレンタルしてみた.

正直,あまり面白くはなかったな.(悲)
ちょっと不思議な感じはあったが
それ以上でも以下でもなかった...
主演の女優は相変わらずにきれいだったが.
流石は宝石といわれるだけのことはある.

スト−リ−的には....なのだったが
セリフにいろいろなことに通じるであろう内容があったので
その部分だけは魅入ってしまった.

要約すると
「全てに説明を求めるのではなく
心で感じ
体で感じ
精神と肉体を解き放つこと.
それが大事であり,信頼に繋がる.」
ということになる.

今の自分に必要なのかもしれない.

★ 直情(ちょくじょう) 思ったままに表現して飾らないこと.


2003年09月22日(月) 変生...顎髭を久しぶりにそってみた

きれいな青空が広がっていた.
雨が十分すぎるほど降ったせいか空気もきれいだ.
青が碧だと感じてしまう.
何か気分も晴々していい.

だからというわけでもないが...
顎髭を久しぶりにそってみた.
久しぶりといっても,もう何年経つのだろうか.
覚えていない.

髭といっても無精髭なんだけれどね.

見慣れない顏がそこにいて
妙に違和感が漂っていた.
自分なのだが,自分じゃない.

無精程度なのでまたすぐに元に戻るだろう.

心配していたアゲハは舞っていた.
透通る空間を斬るかのように
透明な空間に華やかな色をつけるが如く
...の素晴らしい舞いだった.

何かいい変化が起こりそうで楽しくなってきた.
たまにはこんな変身もいいかもしれない.

★ 変生(へんせい) 形が変わって生まれること.


2003年09月21日(日) 無題...冷たい雨が針のごとく

かなり雨が降っていた.
冷たい雨が針のごとく肌を突き刺し...
それがツボに的中して心地よし.

読みたい本があったので購入.
楽しみだ.

★ 無題(むだい) 無常な感じのときの題名.


2003年09月20日(土) 夢虫...逢えると信じよう

台風15号が秋雨前線を刺激して雨がよく降っている.
関東も今後,雨が強まりそうだ.
おまけに気温も一気に下がり肌寒い.

こんな日はアゲハ達は何をしているのだろうか.

そういえば,昨日...
横浜での面接が終わり,オフィスをでてきたらクロアゲハが翔んでいた.
アゲハに絡んで,何かいい縁があるといいが.

もう,9月も終盤.
暖かさとか暑さが蒸し返したら,また彼らは翔んでくるのだろうか.
また来年まで逢えないのだろうか.
いや,逢えると信じよう.

太陽の光が待ち遠しい.

★ 夢虫(ゆめむし) 蝶の異称.(荘子の故事より)
           または夢見鳥ともいう.


2003年09月19日(金) 居做...修正しながらしていること

横浜まで車を走らせる.
自分の四駆を駆っていった...というならいいけれど
修理中のため代車の軽自動車.

普段は大きめの車なので,なんか小さくて怖かった.
トラックやらダンプやらが近づいたりしたら潰されそうだった.

しかし,小回りが利くという点では楽しかったように思う.
よくいう話だが,近所までお買い物とか...街中をちょっとした用事とかで
走るのは楽しい車だ.
今日はあまり小回りという点では活躍しなかったけれども.

なので,横浜までのちょっとしたドライブはなにげに疲れた.
渋滞する時間にわざわざ走ることなどしない性質なので
いささか参った.

例えば,海に行くときなどは,夜明けには海にいるようにでかけたり
しているので,本日の通勤時間帯の走行はイライラが募ってしまった.

車の運転はキライじゃないが,毎日だとどうなってしまうのだろう.
満員電車もキライだ.
単にぼくがワガママなのだろうが...


修理中の車ももうかなり長い間乗っている.
いろんなところにガタがきていてボロボロだ.
新しい車を買う気にもなれないし,買う金もない.
もうしばらく付き合ってもらうとするか.
ダメなところを直しながら乗り続けるのは...
金はかかるがなんか楽しい...実際は楽しくはないな(苦笑)

さてさて...

普段の生活でも,修正しながらしていることも多々ある.
自分でわかっていること.
人にいわれて気づいたこと.
などなど,ちょっとずつでも直しながらやっていくと
いいのかもしれない.

きちんと何かが成立するまではがんばるとして
はやく,スロウなSTYLEでのんびり穏やかに仕事ができる環境が
できたらいい.
田舎にいて,生活に困らない程度でいいのだ.
海の近くなら文句はない.

はじめの一歩を踏み出したら,目的達成までがんばりますかね.
長いだけで意味のない日記だな...


私信
M氏,板にワックスアップしておくであるよ,ベ−スだけね.

★ 居做(いなし) すまいぶり,居住状態.


2003年09月18日(木) 小序...思いついても忘れてしまう

今日は,しばらく連絡をとっていなかった友に連絡したり
しばらく音沙汰なかったひとから連絡がきたり.
楽しい時間をもてた.

よく何人かの友人にいわれるのだが...
この日記はぼくが何をしているのか,わかるらしい.
それはそうだな,日記なんだから.

マメに連絡をとっていなくても
ちゃんとやっているなとか
ちゃんと生きているなとか
何か考えているなとか...

ひとつの情報源になっている.

仕事も,生活も,人間関係も
ふと,気づいたときに後回しにしないでアクションを起こせば
そこから生まれるものはすごいのだろうな,と思った.

思いついても忘れてしまうのがオチなことって結構ある.
なので
普段から自分はそうするようにしているのだが...
手帳やメモ帳でもいいのだけれど
わざと目のつくところにメモを残しておくのもいいのかもしれない.
その短いひとことが長いものになる可能性は計り知れない.

★ 小序(しょうじょ) 短い序文.


2003年09月17日(水) 無題...二度寝と昼寝と上腕三頭筋

かなりバテ気味.
体も精神も疲れたなり.

朝は二度寝して
昼は昼寝して
気をためて,身も心も癒してあげた.

今日は完全にオフ.

夜になって,腕の筋肉がおちたなぁっと思い
少し元気を取り戻した体にむち打ってトレ−ニング.

今日のメニュ−の中で...
上腕三頭筋をいぢめて,いじめぬく.
限界の限界まで追い込んで,腕が上がらなくなった.
パンプアップした腕は心地いい疲労感を持っていた.

家にもきちんとしたフリ−ウェイトがほしい.
大きい筋肉は追い込めないからな.


明日は今日の裏側の部分のトレ−ニングだなと思いつつ
ストレッチして夜の眠りにつこう.
意識はすでに明日に向けていくのである.

★ 無題(むだい) オフ,おふ,OFF,off...


2003年09月16日(火) 劫臈...ボロボロになるまで

車のエアコンがどうも調子悪い.
前からそうなので,欠陥品なのだろう.
そのどこかの部品だけ.
車自体はお気に入りなので,乗り潰す予定.

ぼくは値段に関係なく気に入ったものだけ購入する.
服でも靴でもボロボロになるまで,次にいかない.

自分もボロボロになるまで,追い込んでみるのもいいかもしれない.


そ−いえば,PowerBookの15インチのNEWがでた.
ほしい...17インチもいいしなぁ.
G5も魅力的.

★ 劫臈(こうろう) 長い年月.


2003年09月15日(月) 神獣...本能で悟る

連休最後の日...といっても休日に関係ない自分だが.
実家にて夕食を御馳走になる.

たらふく食したあと,居間に寝転がっていると
ラヴがかなり喜んでじゃれてきた.
普段,そんなことをしないぼくが彼の目線と一緒の位置にいたことが
うれしかったのだろう.
すごい勢いで突進してじゃれつかれた.
顔をなめられてくすぐったかった.

同じ目線にいるとゴ−ルデンレトリ−バ−の大きさに
なにげに驚いた...
別になれると大きいとも思うことなどなかったのにだ.
でも,なんか面白い.

ちょっと遊んだら落ち着いたようで,眠気にまかせて
ごろっとよこになった彼は,何事もなかったようにこちらをみつめている.

本能でぼくの帰りを悟ったのだろう.
今度は散歩にいってあげようと思って,帰路についた.

そういえば,ここのところ毎日,アゲハと遭遇.
ベランダでも,車で走っていても.

朝,目覚めの水を飲んでいたり,一服していると
必ず目の前を横切ったり,舞い上がっていったり.

ぼくはただ...それにみとれて,アゲハの問い掛けに頷くだけで
もう一度たばこをふかした.

★ 神獣(しんじゅう) 神々が宿った獣,神々の化身.


2003年09月14日(日) 英雄...蘇れ!!その魂

夕べは,はやめに寝てしまった.
なので,今日は早起きなり.
かなり早起き.
まだ天高く月がいるのに,一緒に日の出をみてみたり.

友人が関わっているであろう番組をみてみる.
戦隊ものと仮面ライダ−.
いつかいろいろとつっこでやろうと思いつつ,子供のころを思いだし
楽しんでみてしまった.

最近の戦隊ものやライダ−,そしてウルトラマンも含めて
モ−ドが多い気がする.
モ−ドといえばいいのか...バ−ジョンといえばいいのか.
一度変身しても,更なる変身があるのだ.

そりゃ,面白いけれどね.
でも,昔のはひとつのモ−ドで貫いていたなって思う.

なぜか...
それはきっと,販売戦略に関係があるのかも.
スト−リ−の構成もそりゃぁ関係あるだろうが,モ−ドが多い分
おもちゃが売れるだろうからね.
3パタ−ンあれば,3倍.
5パタ−ンあれば,5倍って感じで.

みていて楽しくもある.
が,ヒ−ロ−なんだからもっとがんばってほしいなとも思うわけで
単にグレ−ドアップ,バ−ジョンアップより苦難に立ち向かうヒ−ロ−に
期待したいのだよ.
だって,結局はその初期バ−ジョンは弱いってことじゃんか.

一徹した,一貫したヒ−ロ−よ,蘇れ!!
と,思ったりした日曜日であった.

★ 英雄(えいゆう) 文武の才の特にすぐれた人物.
           実力が優越し,非凡な事業を成し遂げる人.
           かっこよくて,つよくて,悪を倒すひと.


2003年09月13日(土) 玄鳥...隠し技とか

最近何となく気になったこと.
ツバメが姿を消していた.
つい最近までよくみかけたのに...
ただ,みかけないだけなのだろうか.
どこかに渡っていったのだろうか.
習性などは調べないと自分の知識の中にはないのでわからない.
ツバメって渡り鳥だよね?
ね?...

もうひとつちょっと気になったこと.
この日記って,投票ボタンなるものがあるけれど...
どうやら,この日記に投票してくれているひとがいるみたいだ.
うれしいかも.
いや,うれしい.
特に,今まで気にしてなくてみていなかったが
ひまつぶしにランキングをみてみたらいくつか投票されていた.

ありがとう.
誰かはわからないけれど,ありがとう.

で,これは個人的な意見なのだが
投票ボタンを押さないと読めなくなっているのは好きではない.
すっげぇことや期待を裏切らない隠し技とか,かくし味的な内容ならいいが
...と書いてやめまする.
とにかく,あれは...なんかキライだ.
(気を悪くした方がいらしたらすみません.)

ぼくはランキングとか上を目指そうとも思わない.
興味をもって読んでいただければいいのである.
暇つぶしでも読んでもらっていればいいのである.

なので,いつも読んでくれているみなさま,どうもです!!

さて,あのツバメたちは今はどこにいるのだろう.
また来年,逢いましょうってことで.
元気でいることを祈る.

★ 玄鳥(げんちょう) ツバメの異称.


2003年09月12日(金) 心受...神々の領域

以前,撮影をしたロケ地に行ってみた.
「想い」という作品を撮ったところ.
そこは,静かであり,厳粛であり,凛としていた.

その領域だけ何かが違うのは神々の領域だからだろうか.
明らかに空気が違う.

撮影したル−トをゆっくり辿りながら,その存在と雰囲気を楽しむ.
からだに何ともいえない「気」というか,「力」というか...
眼に見えない何かが入り込んでくる感じがした.

軌跡を辿りながら新しい閃きを求めて
惰性の生活に変化をとりいれるのもいいかもしれない.

★ 心受(しんじゅ) 心に会得すること,さとること.


2003年09月11日(木) 繭玉...顔を出したり出さなかったり

今宵は満月なり.

子供のころ,団子を木の枝にさして,ススキと一緒に飾った記憶がある.
翌日にそれをみたらし団子にして食べたっけな.
もちろん,つくりたての団子をみたらしの他にあんこをつけたり,きなこをつけて
食べたりもした.

美味しかった記憶が蘇って来る.
米の粉からつくるそれは美味しいほかに,粘土遊びのように楽しかったものでもある.
真ん丸のもののほかに,うさぎだったり,ヒ−ロ−だったり...
変なものをつくるからよく怒られたものだ.

月光を浴びながら,酒でも楽しみたかったけれど
体調がすぐれずに1日寝ていたに等しかったので断念.
ちょっとずれた最近の暑さにやられたかな.

しかし,よく寝たおかげで今はなんとか調子はいいので
月見酒はいいだろうな,と想像だけしてみる.

ベランダでは趣がないから,やはりその舞台は実家の縁側だろう.
先祖代々のおじいちゃんたちが,手塩にかけた立派な松が雰囲気を更に醸し出してくれて
酒もうまく,団子でもほんとにつくったりしたら最高だろうな.
秋の花も脇役でがんばってくれるだろう.

虫の声も聞こえる庭で
月と酒と団子と君と...
きっと最高で,いいかもしれない.

月は雲があるために顔を出したり出さなかったりしている.
雲に霞んだ月光を浴びながら,静かに鋭気でも養うとしますかね.

★ 繭玉(まゆだま) 小正月の飾り物.
           柳,榎,山桑,アカメガシワなどの枝に餅や団子などを
           たくさんつけたもの.


2003年09月10日(水) 天来...いつもと違う空間で

ちょこっとでかけてきて,エレベタ−をでて部屋に向かうときに驚愕した.
ハトが通路の手すり部分にとまっていたのだ.
ぼくもびっくり,ハトもびっくり.

しかし,そのハトは逃げもしないで居座っていた.
伝書バトだったので人に慣れているのだろうか.
ケガでもしていないか,心配だったけれど見た目は何もないようだった.
ただ,疲れたのか...
きっと一休みって感じだったのだろうか.

ふと...いい知らせでも運んできてくれたのならいいな...と思ったり.

どうも最近,惰性で1日を過ごすことが多い気がしてならない.
いつも読ましていただいている日記作家さんで偶然にもその何人かの人が
ホテルライフを楽しんでいる.
普通と違う空間で自分をリフレッシュしているようだ.

いつもと違う環境でアレコレ考えて,そして考えたことを行動してみるのも
いいのかもしれない.
いや,それが必要なのだと思った.

3頭のアゲハと車ですれちがった.
アゲハもハトも,ぼくに何かを告げにやってきているのかもしれない.
感じたら行動することに決めた.
直感とか本能をきちんと覚醒できたらすごいんだろうな...

★ 天来(てんらい) 天から恵まれること.


2003年09月09日(火) 接近...遠くて近い,近くて遠い存在

月と火星がちかづいていた.
なんとも神秘的で,なんとも微笑ましい.
彼らは遠いところに存在しているのに,ぼくらには近くにみえる.

遠いのに近いもの.
近いのに遠いもの.

何かが起こる前触れなのだろうか.
出来る限りいいことへと考えるといいかもしれない.


接近連合
空間的時間的そして心的に相接近して経験された表象または観念,行動の連合.
接近したものは連合しやすいといわれている.
...らしい.

いろんなことに当てはまりそうだね.

★ 接近(せっきん) ちかよること,ちかづくこと.


2003年09月08日(月) 家族...空と高原とアゲハと

温泉旅行2日目.
ぼくは道中,ずっと運転だ.

夕べは眠れなかったのに,ひとりでないという責任があるため運転は
あまり眠くはならなかった.
意味は違うがなんか...DRIVE ME CRAZYな感じ.
ちょっと眠くなると狂いそうな感じ...!?
んな訳ないか.

軽井沢に立ちより,高原の風を感じて走る.
アゲハとたまに行き交う.
クロアゲハにもすれ違う.
昨日と違い,晴れ渡った空の青と高原の緑にとても似合う存在だ.
地元にいるアゲハ達にもこんなところで翔んでほしいと,ひとり願う.


帰りの高速では,みんなウトウト...
そんな中,母上だけはなぜかずっと起きていた.
いや,起きてくれていたのだと思う.

何年か前に,みんなでハワイに行ったのだが
車中...またいけたらいいと思った.

いつか南のアゲハに逢えたらいいと時速120kmの視界で眼を細めて
遠くをみている自分がいた.

★ 家族(かぞく) 社会構成の基本単位.
          夫婦の配偶関係や親子,兄妹などの血縁関係によって結ばれた
          親族関係を基礎にして成立する小集団.


2003年09月07日(日) 花笑...紫陽花と向日葵と秋桜と

小学生以来だろうか.
父上と母上と妹と...そして今回は愛犬のラヴも一緒に温泉旅行にでかけた.
家族だけの旅行というものも悪くない.

今回,泊まっているのは,ペットも一緒に泊まれる宿.
衛生上の問題はどうなのかはよくわからんが,食事も食堂で一緒にできるので
大変といえば大変だけれど,普段,一人暮らしのぼくにとっては
なんかアットホ−ムな感じで面白い.

他の宿泊客のペット達も一緒なので,ケンカなどしないか心配だったが
そんな必要はなかった.
ラブはお利口さんにしていたほうである.

基本的に自分より小さい犬には興味すら示さない.
自分と同格かそれ以上の大きさや威厳をもっている犬には反応する.
それは相手も一緒である.
大型犬が互いに威嚇している様は,結構ドキドキする.
単に興味を示しているときもあるし,求愛しているときもあるし...


夜,枕が違うからなのか...
眠れなかった.
夕食前は眠くて仕方なかったのに,なぜだろう.

誰も起こさないように,窓を開けて空を眺め一服する.
秋の霧雨に自分の白い息と紫煙が溶け込んでいった.
気温は何度だろう.
夕方は17度だったな.
吐く息はたばこの煙でなく,冷たい空気に混ざっていく自分の息なのだと
思うと秋なんだなとしみじみ感じたり.

街灯に照らされた花がこちらに顔を向けていた.
紫陽花と向日葵と秋桜と.

そこには夏の前と真夏と秋の花があり,それぞれの季節を演出していた.

★ 花笑(はなえみ) 花が咲くこと.


2003年09月06日(土) 化粧...すっぴんできれいだ

今日は風を受けながらのんびり過ごした.
こういう日もイイモノだ.
風は秋らしく程よい冷たさを頬に感じさせて流れていく.

何もしない日.

気が抜けたようにぼぉ〜〜っとして時間を流す.

でも,頭の中でも心の中でもいろんな想いが巡っている.
不思議なものだ.

秋の心地よさに安心したり...
ないものねだりの子供のように夏を思い出したり...

今日の夜はいつもより空気がきれいで,月がすっぴんできれいだ.
その顏をたばこの煙がちょっとだけ覆い隠した.

アゲハ情報 ファミレスの窓際でモ−ニングを食していたら
      クロかジャコウが舞っていた.

★ 化粧(けしょう) 白粉などをつけて顏をよそおい飾ること.


2003年09月05日(金) 無題...Swallowtail

日記の題名をアゲハ日記とかSwallowtail Diaryとかに
変えようかねぇってくらいいつもアゲハがでてくるな.

今日も舞っていた.
昨日,助けたアゲハかな...


ちょっと,うれしかったなり.

★ 無題(むだい) ...


2003年09月04日(木) 覚悟...そして,守ること

アゲハがクモの巣にかかっていた.
かなりでかい巣だったな.
クモが怖い...(苦笑)
すぐに助けようと思ったけれど,一瞬躊躇する.
自然の摂理を壊していいのか...考えてしまったのだ.

アゲハの命か,クモの生活か.

やはり,アゲハを逃がしてあげた.
これでよかった...のだろうか.
そんなことでっていわれそうだが,考え込んでしまったのである.

ひとつのことを成し遂げることは,今更ながらに難しい.
ひとつを選べば,ひとつを諦めなければならない.
そうなのだろうか...
とも思いたくなり,なんとも難しい理だ.

何かを守ろうとすれば,他の何かは守れない.
犠牲を払わなければならないのは,残酷ともいえる.
自分のからだはひとつだし,それはどうしようもないし.
居合の達人のように刹那の世界を司ることができれば
少しはいいのかもしれない.

ぼくはアゲハを守ることを選んだ.
でも,助けるべきはおなかを空かしたクモだったとしたら...
アゲハの命はもうじき終わってしまうのかもと思ったり.
それでも,ぼくはアゲハを守り,クモを犠牲にしたわけで...

なんとも切なくなってしまった出来事だった.

★ 覚悟(かくご) 迷いを去り,道理を悟ること.
          あきらめること.


2003年09月03日(水) 無題...心のような

ぼくの凍りついた心のような雹が降ってきた.

★ 無題(むだい) どうしようもなく無題な感じ.


2003年09月02日(火) 恋水...何に対してなのか

とある映画を観てきた.
脚本がしっかりしていて,いい映画だったと思う.
かなり楽しめたなり.

登場人物の女性が流した涙.
それは男に対してのものか.
それは仕事に対してのものか.

どっちだろう...
いい画も,いいシ−ンもあったけれど
家に帰ってきて思い返したら,そのシ−ンが浮かんできた.

スト−リ−もちゃんとみていたけれど
カメラアングルやカメラワ−クが気になってしまったり
構図が気になってしまったり
忙しかった.

気に入った映画なので,もう2度くらい観ようと思う.
話に入り込んで.
カメラ位置を考えたり,カットを考えながらね.

ちょっとした都心にもアゲハはいた.
何故ぼくの視界にはいってくるんだろう.
まっ,偶然か.
にゃはは.(リサ風なかんじ)

★ 恋水(こいみず) 恋のために流す涙.


2003年09月01日(月) 進取...新たなる旅立ち

9月に突入.
新たなる気持ちで,新たなる旅路へ.
がんばろうかねぇ.

★ 進取(しんしゅ) みずから進んで事を成すこと.



jabberwock /mail /bbs /Blue Moon Rise /



(C)2004 jabberwock ALL RIGHTS RESERVED