於徒楽的日記(OFF生活編)
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2002年12月31日(火) 久し振りにピアノ伴奏の編曲が

 大学時代からの杵柄。とはいうものの、やり始めは中高生の頃からその気はあったなり。知人に頼まれて、市販のメロディー譜を参考にしながら手書き敢行。今年からPC編曲が可能になったんやけど、出来上がりの状態がいまいち気に入らないなりよ、アレ。
 今回のご依頼は岡本真夜。先日出たベストアルバムを入手して雰囲気を掴む。改めて聴くと、前向きな歌詞としっとり落ち着いたアレンジが目立つねぇ彼女は。ま、所詮ピアノにまとめるにはある程度ザクッといかんくちゃ、なので、またアレンジャーが備えたピアノの力量も大したことないから、たたき台に使ってくだされればのう。短期集中型で2日間にて作業終了。
 ピアノ伴奏編曲譜を本格的にはじめて創ったのは渡辺美里かな。荒井由実も、爆風スランプも手がけた。耳から立ち上げるのはなかなか手間がかかるので、編曲には、最低メロディーにコードネームのついた譜が欲しい。どうしても難しい場合は完全耳コピやりまっせ。でも大抵歌詞にコードがついてたりするから、音源さえ確保できれば於徒楽は譜おこし可能なり。ギャラは応相談で如何?


2002年12月30日(月) 第九@京都駅ビル

 今年で5回目とのこと。知らんかったわ〜。でもあの大階段前の広場にはオーケストラは無理やからどうやって演奏するんやろう? という興味が先に湧いて、初めて行ってきた。
 ピアノ2台と幾つかの打楽器がみえる。マイクが何本か並んでいて、ソリストと合唱団の分はOK。ステージ前には飛び入り参加者用エリアが設けられている。「第九(歓喜の歌)」は市民合唱の代表曲であるからして、各地で必ずこの年末の時期に歌われている。故に歌える人口が格段にデカイ。
 ステージは2部構成になっており、第1部はソリストのお披露目を兼ねて6曲をピアノ伴奏にて。第2部がメインの「第九」。なんとピアノ2台で演奏できるように編曲してくれた人が居た! ピアノの天才リスト。でもそれでは迫力不足ということもあり、打楽器2名が加わり、ティンパニ・大太鼓・トライアングル・シンバルが要所に絡む。
 飛び入りエリアが埋まるほど盛況となった。MCによれば、年々参加者が増えてきている由。口コミの大きさよ。そして聴衆も大階段にズラリ。本番前にメロディーの歌唱指導の時間もあって、ビルに響いてくる。
 2回公演で、於徒楽は1回目階段にて口づさみつつ聴いた。2回目は2年振りに歌う側に回ってみた。歌詞が一部怪しいけれども、周りの皆さんがしっかり歌っておられるのでお構いなく。「1万人の第九」の楽譜を持参されている方が目立った。ソプラノで歌ったが、飛び入りエリアにプロ並みの声量の方が居られて妙に安心。そんでもって、固まってやるから寒さもさほど気にならなかった。うーむ、ヤミツキカモ・・・(どっかでちゃんと練習すべしってか)。


2002年12月27日(金) CROSS 藤瀬丈士 さわだしげゆき @アザーサイド

 年末のくそ寒い夜に熱く流れる友情・・・。さわだ氏の「まくら」がピアノとギターの2バージョンで楽しめてしまった。えへへへ。今回は3組ともお久し振り、経験済みなのでとっても安心できたっす。
 CROSSさんはやっぱり相変わらずのペース。歌が流れ出すとその世界にギュイーンと引き込まれるのだが、MCに変わるとほんわかムードへガラリ。是非持ちつづけて欲しいものなり。
 藤瀬氏は乗りに乗ったピアノでグイグイ。「まくら」を小田和正が歌ったらこんな感じやろーなー、なんて。作戦勝ちで御座居まする。事前に相談してはるもんや、と思ってたのに、全く逆やなんて恐れ入りやした。
 さわだ氏は「20分前に白紙になりました」とショックを隠せない御様子。一応予定通りの曲を終えて、客席から予定通りアンコールの拍手が上がって、それでオリジナルを。導入がまたオサレなりよ。立っての演奏に慣れ、アルペジオもストロークもいい感じ。ただし、新曲についてはちょっくら苦言をアンケートに記させていただいた。
 来週さわだ氏邸にてプライベート新年会を予約。すんまへんのぉ。


2002年12月26日(木) ゴスペルコンサート@同志社

 今年2回目とのこと。京都のプロテスタント教会としては大きい会場のひとつである同志社教会。同行の臥龍氏は女子大の中にあるというところが最も興味を引いたらしいけれども、とにかく本物のゴスペルミュージシャンによるコンサートを2階下手から体験。
 最初はALL日本人のクワイヤーが20名ほど出てオープニングを務めたが、音響がアンバランスで聴けたもんやないねんこれが〜。きっとマイクの所為ですなぁ。性能がよすぎるんかね、コーラスには多方向からの集音に向くものをおすすめいたしまするよ。それか、一人ひとりの腹筋にアンプを埋め込むか・・・(なんてこったい)後半からメンバーを約倍にしてバックバンドに追いついた感じがした。
 メインはリチャード・ハートリー氏率いるセッション。今回は若干11歳のハートリーJr. がドラムを担当して大いに会場を沸かせてくれた。大人顔負けのテクニックでっせ。ホンマにどんな訓練してるんじゃい?
 クリスマスを意識して後半は純白の衣裳にお着替え。ばってんクワイヤー達は着たきりクロ烏。客席降りが2回ほどあったかしらん。客をノセルのは流石なりよ。手拍子とか、大きく左右に振るとか、途中ブレイクを挿んで緊張・弛緩を自在に、次第に客席との距離を縮めていく。終盤はスタンディング。
 終演後、CDへのサインと握手の時間が設けられた。この文章を記しながらそれを聞いておりやす。直筆って貴重やよ。


2002年12月15日(日) ゴスペリアン体験

 この日の夕方、京都市内の某教会にて音楽礼拝が持たれた。というと堅い話やが、つもるところは合唱とかオルガンとかの発表会。関西を拠点に出没中のアカペラグループが出演、均整の取れたゴスペル・スピリットを披露して下さった。8名で構成し、ベース2、テナー1、アルト3、ソプラノ2というバランスで、ベースのひとりがボイスパーカッションも担当。
 合唱経験のある耳には、特にアルトのハーモニーメイクが驚愕もの。ソロ・メロディーは聴かせて当たり前であって、グループには分厚いハーモニーメイクができるかどうかでその優劣を判断するもの。メロディーが心地よく感じるのにはちゃんと支えてくれるバックコーラスがあってこそ。ホント何ともいえないのだが、脱帽でござった。
 今年はゴスペリックなクリスマスを準備中。また別のゴルペル系アーティストのコンサートに出向く予定ありなので、いずれ触れませう。


2002年12月11日(水) 聖書研究&交流会

 某教会にて、夕食にお好み焼きを食べながら10名ほどが集まって「アドヴェント」にふさわしいネタで盛り上がった。於徒楽は初めて他教会の青年達が集う場に出て行き、いわば他流試合のような感触だった。
 讃美歌と聖書を使うものの、イメージはどちらかというと宗教学のゼミに近い感じかしらん。ひとつひとつのフレーズについて、何か感じたところに4種類のマークを各自つけていき、情報提供してからそれぞれの発言について分かち合い。材料はひとつでも、それぞれの解釈が違うので幾とおりにも受け取れるのが面白かった。
 惜しむらくは全体での解釈・意見を受け取ったあとの作業が不充分のままに終わった点。そこは宿題ということですかねぇ。ま、よいとしてやね、会が終わってからその仲間でもう少しくつろぐ。初対面の方がほとんどだったので自己紹介で時間がどんどん過ぎてしまう。共通の知人が居たりとか楽しく過ごしたものの、覚えるのに必死だった。
 この会はある種聖書系MLのOFF会を兼ねていたので、敢えて記した次第。


2002年12月01日(日) 三重県南部まで日帰りはきついっす

 LIVE明けで強行スケジュール。臥龍氏と車に乗って、国道と有料自動車道を使いながら太平洋を目指した。国道42号線に入ってからが長く感じた。ネットの友人の元へお見舞いに出ただけなのだが、滞在は1時間ほどで結局また同じ道を帰るしかない。だって於徒楽は翌日仕事なので。ま、収穫はあったから良いことにするなり。
 その友人は社会福祉士ということで、しっかり病床ピアカウンセリング(?)をやっておった。退院も年内でいけるとのこと。そんで、その後は仲間の社会福祉士とソーシャルアクションを検討中とのこと。そっかそっか。
 伊勢・鳥羽までは行ったことがあるから、と思って今回の企画を決行してみたのだが、案外と疲れた。あの時は国道1号線で滋賀県経由だった。今回は奈良県経由、国道24号線から名阪国道(25号線)に入ってみた。結局両方共に関Jct.から伊勢自動車道に通じているわけで、京都から行くとなると、どっちが楽かよー解らん。ま、舗装状態と交通量を考えると、奈良県からの方が安心じゃろうか。スリルという点では国道163号線でもOKなのかな。あの辺も、専用自動車道路を作る計画はある様子。何でもヨロシイわ。


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