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王様の耳はロバの耳
戯言。暴言。失言。


2002年01月31日(木) ココロとカラダ

昨日の続き・・・


ベンツさんは優しく抱こうとしてくれた。
だけど頭の中では呪文のようにサトシの名前を連呼していた。
ベンツさんがワタシの中に入ってきても、
ただ目をつぶって横たわっているだけ。
『サトシ・・・サトシ・・・』と呟きながら・・・

ベンツさんが何度も言う。

「あすみ、あすみ、どうしたん?」
「あすみ、俺を見て!」
「あすみ、何かあった?」


ワタシは首を横に振るばかり。
「このままイッてもいいんやけど・・・」
と小さな声でベンツさんは言った。
そしてそのまま私からカラダを離した。

「疲れてるん?少し眠るといいよ」

そう言ってベンツさんは私の髪を撫でてくれた。
ベンツさんの視線を遮るために目をつぶった。
そして・・・
浅い眠りに落ちたのか、空想の世界に入ってしまったのか
自分でもわからない。

〜〜〜〜〜〜〜

サトシのことを思い出していた。
一年前、同じようなことがあった。
この日記を書き始めた頃だ。
ギクシャクした関係に苛立ちを感じていた。
沈んだ気持ちでサトシに会った。
忘れもしない2月16日。
バレンタインのチョコを持って、
それなりに気分を盛り上げようとしたのに・・・
どうしても気分が乗らなくて
天井をボーと見つめていた。
サトシは何度も私の名前を呼んでサッサと諦め
一人イッてしまった。

そして・・・

「別れよう」と言ったんだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜


私は空想から醒め恐くなった。
ベンツさんの腕にしがみついた。
激しくベンツさんにキスを求めた。

ベンツさんがイッたあと言う。
「今日のあすみはわからないよ。」


そうだね・・・
自分でもわからないもん!


その後、距離を感じていることを話した。
だけど上手く言葉にできなかった。
気持ちが向かっていないとカラダも反応しないことも説明したけど
わかってくれたのかどうか?
ベンツさんは「俺ほど正直な人間はいないと思っていたけど
あーちゃんもわかりやすいな」と笑った。
そう言って笑い飛ばしてくれたことで少し気持ちが楽になった。
帰り際、ベンツさんは強く強く私を抱きしめた。
一度カラダを離して、「もう一度」といって抱きしめてくれた。

ベンツさんはいい人だと思う。


だけどね


私はベンツさんじゃ満たされない。
ココロもカラダも満たされない。


ココロとカラダがバラバラになりそうなのに
切り離すことができない。




2002年01月30日(水) 気乗りしないのに・・・

今日は久しぶりにベンツさんとデート。
一週間前に少しだけ会ったけどね。
ゆっくり会うのは1月7日以来。

だけど、気乗りしなくてね。
昨日の夕方、待ち合わせの件でメールくれて
「いいよ」と返事したのちメール来ない。
確認しなくていーのかよ!

ここんとこなんとなぁーくベンツさんと距離ができつつある。
メッセで話すこともないし、オフメッセ残してもレス返ってこない。
元から自分の気持ちを表現しない人なのはわかっているけどイライラする。

あれ?

ついこの間、ベンツさんにはそういう気持ちを抱かないって言ってたのにね。
とにかく、私はほっておかれるのが嫌いなのよ!
蝶よ華よと煽ててちやほや構ってほしいのよ!(おいおい)

と、まぁ、そんなこんなで会う約束の今日になった。


だけど朝からメールも来ない。
待ち合わせ場所に行ってもいいんかい?
一応支度をするものの・・・
なぁーんかウダウダしていてはかどらない。
『こりゃ、思い切り遅刻だわ!』と思いつつ、車を走らせた。
約束の時間はとうに過ぎている。
待ち合わせ場所の近くまできてメールした。

『今日○○でいいんだよね?
またメール届いてなくて行き違いになってなければいいんだけど・・・』

「もう待ってるよ」

なんやとー!
いつもなら待ち合わせ場所に着いたらメールくれるやん!


気乗りしてなかった上にますます気分悪くなってしまった。
ベンツさんの助手席に乗り込んで、
テキトーに話すけどベンツさんの方は見ない。
気まずい空気。帰りたい。

ベンツさんが軽く何か食べたいというのでお店に入った。
普通に話そうと思えば思うほど目が合わせられない。
それでもなんとか話すことに慣れてきて
結局お決まりの如くホテルへ行った。

好きでもない人とセックスすることに慣れてきてるワタシ。
だけど今日はなんかダメ・・・
好きなフリすることも快楽を追求することもできない。

好きでもない男と
しかも気乗りしないのに
抱かれるなんて

馬鹿げてる!
ちゅうか、完全にアホやん!



続きは明日・・・




2002年01月29日(火) 一年

一年前の今日から日記を書き始めた。
あれから一年・・・
色々あったなぁ〜

サトシとの終わりの予感が現実になった。
辛くて、苦しくて、もがいて、あがいて、、、

一年前と私は何も変わらない。

成長しないヤツだ!(苦笑)



私はいつまで彷徨い続けるのだろう・・・






2002年01月27日(日) 心の闇からの自信

自信満々くんにごめんなさいのメールをしたら、返事が来た。
サトシと逢い続けるべきだと言う。
逢って満たされる想いと惨めな想いを味わっていくうちに
何かが見えるかもしれないと・・・。

もう会えない状況に私が追い込んだと返事したら、また返してくれた。
そこには「生きるということ」について、彼の考えが書かれていた。
「普通に生まれたからこそできること・・・」
彼は普通に生まれて
何でもしようと思えばできる自分の可能性について書いていた。
彼のお子さんは障害をもっている。
少ないつき合いの中で話してくれた。
私はただ聞くだけしかできなかったけれど。


自分に自信を持つ彼の姿勢は、彼の心の闇から来るものなのかもしれない。



私は甘い。
誰かに依存し、甘え、支えてもらうことばかり考えている。
できることさえしようとしない。
嫌なことから少しだけ避難しては、
さも自分が悲劇のヒロインかのように打ちひしがれる。
そんな自分に自信なんて持てるはずもない。



だけど・・・



自信満々くんからのメールは
いつもの如くぶっきらぼうな物言いで
威圧感のある文章だったのに、何故だか暖かく感じた。



人の気持ちに触れて暖かいと感じられる私は
完全に腐りきってはいない。


きっと、まだ、がんばれる。





2002年01月25日(金) 息を殺して・・・

昨日やったかな?
自信満々くんから携帯にメールがきた。

「大人げない終わり方でごめんな。
あすみ自身の問題だから、別の男で間に合わそうとしてもダメだと思うから。
時々はメールするよ。また。」

謝るのは私の方やのにな・・・
返事、出せないままやわ。
今夜にでもPCのほうにメールしよう。



これも、いつだったかな?
美形くんからメールが来た。
「また遊ぼう」と言われたけど、もう会うつもりはない。
セックス抜きで考えたとしても無理だ。
一緒に過ごす時間が楽しいと思えないから。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



サトシのことは私の中では何も変わっていない。
毎日サトシ専用のメッセは立ち上げている。
話しかけたりオフメッセを残すことはしないよう
ただ耐えるのみ。


本当に
何も
変わっていない


毎日サトシの事を考えない日はないし
頭の中は相変わらず妄想、空想に支配されたまま。



息を殺して時が過ぎるのを待つのみ・・・


このまま何も起こさず、何も起こらず
時が過ぎるのを願う反面
また、サトシから訳のわからないメールが送られてこないかと
待っているワタシがいる。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

−−追加


PM10:40 サトシがオンになる。

不可視にしてあるのでサトシからは私はオフに見える。
いつものことだ。
暫くしてすぐにサトシは落ちた。


ふと見るとサトシからメッセが・・・

「元気か?生きてる?」

にわかに鼓動が早くなるのがわかる。
慌ててメッセージウィンドーを消した。

「元気か?生きてる?」

たったこれだけの文字なのに、もう一度確認したくて
オフラインメッセージを開くとそこには無かった。
そっか・・・私は実際はオンなんだもんね。
窓を閉じた時点で痕跡は消えたんだ。
オフメッセが残されているのは12月21日が最後。
痕跡が残らなかったことに落胆してる。

馬鹿げているな。

今ね、私は明らかに動揺してる。
たったアレだけの言葉に胸が熱くなる。



2002年01月24日(木) チョコ!チョコ!チョコ!

昨日(水曜)の夜、少しだけベンツさんと会った。
正直、出かけるのが億劫だった。
そんなにゆっくりする時間はないのに
ベンツさんは「部屋とろうか?」と言う。
私は「あんまり時間ないし・・・」と曖昧な返事。
車の中でイチャイチャするだけにしてもらった。

テンション上がらないんだよ。
時間がなくても抱かれたいと思えば行く。
例え一時間、いや、30分でも抱き合いたいと思うならね。
だけどベンツさんに対して、そういう気持ちが起きない。
イチャイチャする気にもならない。

まずいよ・・・

ほんとに性欲減退だ。


食欲と性欲の因果関係について。
私はそれを信じていない。
だって最近の私ときたら食欲旺盛なのに性欲減退だもん!
生理前ってこともあるけどね。
兎に角チョコが食べたい!チョコ系のものが食べたい!


なもんで、ベンツさんと別れた後コンビニ寄って
チョコケーキを買った。
2個入りのヤツ。
それを帰って2個とも食べた。


まずいよ・・・


夜中にチョコケーキバクバク食べてちゃいかんでしょ〜




あーーーー、なのに・・・
トップスのチョコケーキ食べたい。
普段ならワンカット食べたらウッとくる代物なのに
今なら一本全部食べられそう!

いかん、いかん・・・




男じゃなく甘い物の方が欲しい今日この頃でした。

チャンチャン♪




2002年01月20日(日) 穏やかな日曜のはずだったのに・・・

日曜の朝。
いつもより少し遅めに起きる。
携帯にメールが届いている。

「ベンツさん?」

と思いながら、開くとサトシからだった。
深夜2時半。

「今日も事務所泊まり!
あすみの毛布助かる。ありがと!」


また、胸がチクチク痛む。
あの雨の夜を思い出して、チクチクする。


逢いたくて
逢いたくて
毛布が雨で濡れないように包んで
ワイパーの音より高鳴るココロの音

そして、サトシの驚きの表情と
優しく抱きしめてくれた腕


イタイイタイイタイ



夕べの穏やかな夜が私の現実。
あの夜が幻想。
なのに、たった一通のメールで
穏やかな現実のほうが夢のように感じる。




優しく穏やかな現実に戻りたい。





2002年01月19日(土) 穏やかな暖かさ

金曜、ベンツさんに会わなかった。
ベンツさんの仕事が押して連絡が取れたのが遅かった。
この日はメールも電話もすれ違いばかり。
夜、メッセもすれ違いだったようだ。

普通の恋人達と違って、いつでも気軽に連絡できるわけではない。
すれ違いが続くとイライラする。
だけどベンツさんに対してそういう感情が起こらなかった。
苛つかない自分に気が付いて、寂しくなった。


もう
熱い
気持ちに
なることはない




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


久しぶりに夫が土曜日家にいた。
特に何処に出かける訳でもなく、のんびり家で過ごす。
子供達が寝静まった夜。
夫が私を求めてきた。
気乗りはしなかったけれど、抱きしめて欲しいと思った。

カタチばかりの繋がりを終えて、コーヒーを入れる。
夫は椅子に、私は畳みに腰をおろして
コーヒーを飲みながら本を読んだ。
同じ空間を共有して、静かで穏やかな時が過ぎる。

これが私の現実なんだ。
カラダの芯から熱くなるようなセックスはない。
だけど穏やかな暖かさはある。
誰もがその「穏やかな暖かさ」が幸せだと思うのだろうか?
私は何故それが幸せだと思えないのだろうか?

きっと・・・
穏やかな暖かさを失ったとき
「それが幸せだったんだよ。馬鹿だね。」
って嘲笑されるんだろう。



2002年01月18日(金) 身辺整理

テンション低い・・・
何もやる気がおこらない。
このままじゃ加齢速度が速くなるぅ〜!



気が付けば・・・身辺整理されていた。

サーファーくんから
「明けましておめでとう」メールは来ていたが、それっきり。
惜しい気もあるのが本音だけど
相手が私とヤリたいと思わない限り会うことはないだろう。
なんせルックスいいし、カラダもいいし、
女に不自由することはないと思う。
って、ことはワタシャお払い箱さっ!

自信満々くんとは細々携帯メールだけで繋がっていたけれど切れた。
私が元気がないことの理由。髪を切った理由。
あれこれ聞かれて面倒になったから
「前の彼を吹っ切れない」と返事した。
その後、メールは途絶えた。
彼は私が自分に惚れていると思っていた。
彼のプライドを傷つけてしまった。
根拠のない自信を持っている人。
故に自信満々くんなんだけど・・・何故にそこまで思えるのか?
確かに見た目はイケてる方だと思うよ。
だけど話がかみ合ってなかったこと、気が付かなかったのだろうか?
ちょっと私が振り回した感じで悪かったとは思うけどね。

ライダーくんは10日ごろに大阪に来ると言っていた。
でも風邪ひいたらしく、私も体調悪いし会えないかもっていう話になって
結局大阪には来なかった。
まぁ、ライダーくんとあってもセックスすることはないって断言できる。
この子は時々メールしたり電話で話したりする友達のまま。
リアル友達に話せないことを話せる。感覚的には女友達に近いかも。


ってな感じで、気が付けばベンツさんだけ。
そのベンツさんから今日お誘いがあったけれど
やはり特別会いたいと思わないので何も準備をしていない。
今日は会うのはやめておこう。
相変わらず体調も優れないし、テンション上がらない。
会ってもつまらないと思う。

会うとなれば家のこと身の回りのこと
色々やらなきゃいけない。
「会いたい」気持ちがあれば頑張るのだけど
どうも、そう言う気がおこらない。


ヒーターの前でヌクヌクしていたら、あかんな・・・
性欲も減退。恋する気持ちもおきない。
こうなると自分のカラダに気を配ることもなくなって
オバサン化が進んでしまう。


身も心も朽ち果てていきそう・・・



2002年01月17日(木) 女としての存在確認

ベンツさんとはぼちぼち続いている。
一日一通来る携帯メール。
時々夜メッセで話すこともある。
時々電話をかけてくれて、たわいない話を少しする。

7日が仕事始めだったベンツさん。
「午前中挨拶程度で仕事が終わるから出てこられるか?」と言ってきた。

ベンツさんは決して「逢いたい」とは言わない。
「時間とれそうだけど都合はどうか?」と言うような聞き方をする。
夜、仕事帰りに会いに来るときも「少し出ておいでよ」などと言う。
「会えるといいね」くらいの言い方は使うが、
「逢いたい」という言葉は使わない。

年末年始と体調を崩していた私は、7日のお誘いに気乗りがしなかった。
「風邪ひいているからうつしたら悪いし」と曖昧に答えた。
体調が悪いのは本当だったし、無理して会いたいとも思わなかった。

だけど・・・
「そんなにしんどいなら仕方ないけど・・・
 俺は逢いたいよ」

「逢いたいよ」の一言が嬉しかった。


私は・・・
私を求めてくれる人が欲しいのだろう。
愚かだと思われるだろうが
「あすみに逢いたい。あすみを抱きたい。」と言われることに
女としての自分の存在を確認する。
そして安堵するのだ。



結局7日、私はベンツさんに会いに行った。
元気のない私にベンツさんは優しかった。
私を腕に抱き優しく髪を撫でてくれているとき、
嬉しいような悲しいような・・・不思議なキモチになった。

そして、やっぱり寂しい気持ちになった。

それは私がベンツさんのこと好きじゃないから。
抱かれてもいいくらいの好意はあるけど好きだとは思わない。
それでもベンツさんの優しさにつけ込んで
女としての存在を確認するために彼の腕にまとわりつく。
この手を、この暖かい手を、今は離さないで欲しいと願う。



2002年01月16日(水) まだまだ・・・やねぇ〜

サトシと先週木曜の夜に少しだけメッセで話した。
ずっと不可視にされていたと思っているんだけど、
その夜はオンになっていて、話しかけたら返事してくれた。
年末のことを詫びたら「ええよ」と言ってくれた。
いつもの私ならそこで有頂天になって食いつくところなんやけど
アッサリ「じゃあね」と落ちようとした。

するとサトシが「旦那はまだ?」と聞いてきた。
話を続けようとするなんて珍しいこともあるもんや。
「帰ってきてるよ」と返答したら「じゃ、バイバイ」
ということで私はログオフ状態にした。

その夜はまた仕事が終わらず事務所に泊まると言っていた。
一人で仕事していると寂しいんだろう。
前に毛布を持って行ったときも女と電話していた。
そう言うときは仕事の合間にチャットしたりして息抜きしているみたいだ。

次の日の夜、「今から帰る〜 胃の調子はどうなん?」とメールが来た。
サトシの考えていること、さっぱりわからん!
「おつかれ〜 胃の痛みは治ったよ」とレスした。

それ以来、音信不通。
と言っても一週間やけどね。
PCを繋ぐ頻度が落ちたので、サトシがオンになってるところに遭遇しない。
遭遇しなければ話しかけたい衝動にかられることもない。
PCに近付かなければ余計なことしないで済むような気がする。
オフメッセも送らないよう我慢している。




いっぱいいっぱい悩んでボロボロになって・・・
自分がどうしたいかわからへんようになってた。
「また逢えるなら!」なんて考えたりもした。
カラダだけでもいいと思った。
サトシの存在がなくなるのが恐かった。
どんなカタチでもいいから繋がっていたかった。

だけど、違う!
私は好きな人に愛されたい!

サトシと別れてから逢って抱かれるたび
傷ついてボロボロになっていったのはそう言うこと。
私はやっぱりサトシのココロが欲しかったんや。


いつもいつも空想するのは付き合いだした頃のことばかり。
あの頃のように戻れなくてもいいから・・・
友達だけどセックスする関係でいいから・・・
そんなの嘘!
私はあの頃に戻りたかった!


時を戻すことも、サトシのココロを取り戻すことも不可能なんだ。
わかっているのにもがいてもがいて・・・
訳がわからなくなっていた。


今もサトシのことを吹っ切れた訳じゃない。
この先私がどうするのか、自分でもわからない。


まだまだ闇の中・・・



2002年01月10日(木) 神様からの戒め?

さてさて・・・昨日の続き。病気の話ね。

サトシと逢ってから家に帰って手鏡で陰部を観察しましたがな!
サトシは「前にはそんないぼなかった」と言うけれど
男の人と違って女の場合いつも見える訳じゃない。
自分でマジマジと見ても、それが前からそうだったのか
突然できたものなのか、私には判断つきまへんわな!

ネットで調べてみると、「これかな?」と思うものがあった。
【尖圭コンジローマ】(尖形という表記もあり)
ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染。
米粒くらいの尖ったいぼが特徴で、
いぼが増殖するとカリフラワー状になる。
良性の腫瘍なのでちゃんと治療すれば問題ないが、
子宮癌になる原因とも考えられている。
いぼの写真もあったけれど、すべて男性性器のもので
女性性器の写真は見つからなかった。

あれこれ考えても素人判断にすぎない。
暮れも押し迫った28日金曜日。
病院に行って確かめないと、このまま年明けるまで悶々と悩むことになる。
そう思って婦人科に行った。

結果・・・

何も問題ありませんでした。
ついでに子宮癌検診もしてもらった。


尖圭コンジローマは触ると文字通り尖っているらしい。
私のはなんつーか、ニキビのような?丸くちいさい粒で
まー、脂肪の塊みたいなもんらしい。
おできというんかな?
前からあったのかどうかは未だに謎である・・・


それにしても、やっぱ病気は恐いやね。
思い当たるのはサーファーくん。
サーファーくんは挿入する最初からちゃんとつけてくれるのだけど
一度だけつけなかったことがある。
潜伏期間を考えて、絶対サーファーくんだと疑ってしまった!(笑)
だって、サーファーくん、遊び回ってるもんな。
ベンツさんはつけない派なので困る。
シャワーなしでしようとするのも嫌だな。


まー、今回のことは神様の戒めか!
ちゃんと教えてくれたサトシはそう悪いヤツではないと思う。
ここまで私を惨めに陥れてもサトシのことは悪く思えない。
これが恋の病というものかね〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


新年も10日過ぎたけど・・・


今年は身を慎みます!(ほんまか?)
今、私に暖かい手を差し出してくれる人を大切にしたいと思う。


私だって、人生楽しくイキたいよ〜!!!






2002年01月09日(水) 惨めな女

年末年始、私が壊れてしまったきっかけは
サトシに逢ってしまったから!
12月27日のことだ。
私への戒めも含めて記憶しておきたい事ではあるが
詳しく書くか実は迷っていた。


ウェブ上に公開している日記に、どこまで真実を書くべきか?
あくまで個人的な日記ではあるけれど
色んな方が目にすることがわかっていて
どこまで書いていいものか?
また、自分の恥をさらけ出すことにもなる。
と言っても、今までもさんざん醜態晒してきたんだけどね。


前置き長くなったな。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


あの日の前日、メッセで「明日都合がつくなら逢おう」と言う話になった。
「昼までに連絡する」とサトシは言ったけれどメールは来ない。
夕方、私から都合はどうかとメールした。
サトシから場所と時間確認のメールが来た。

サトシの車に乗り換えホテルへ。
たわいない話をしながら並んで歩いて部屋に入る。
手を繋ぐことも、サトシが私の腰に腕をまわすこともなく・・・
部屋に入っても前会った時のように抱きしめてはくれなかった。
二人でサッサとシャワーしてベットへ・・・

流れ作業のよう?

愛情がないのは承知の上。
だけど、欲望という感情さえ感じられない。

サトシの流れ作業に身を任せていた時
サトシは私の陰部を観察して言った。
「あすみ病気ちゃうか?いぼがあるで。」
『え???』
「誰かとやったやろ?正直に言うてみ!」
『誰ともしてないよ』
と答えたものの、もちろん心当たりはあるだけに
その後、気もそぞろ状態。

「つけるわな」とサトシは言って、私の中に入ってきた。
さとしはいつもはゴムをつけない。
私が病気かもしれないなら、自己防衛は当たり前なのに
とてもカナシイ気持ちになった。

私は「何の病気?」という不安と
わかっているとは言いながらもサトシの気持ちのない動きに
胸が押しつぶされるような感じがした。

私が上になったとき、サトシは「寒い」と布団を引き寄せた。
その時、また、いい知れないカナシイ気持ちになった。
私もセックスしている最中に手足が冷たくなることがある。
それは気持ちがフッと冷める時。
欲望だけにせよ、心から求めているにせよ
その時、その最中、
相手をカラダがココロが求めている間は身体が熱くなる。
だけど早く終わって欲しいなって思ったりすると
急激に体温が下がるのがわかる。
多分、サトシはそういう状態だったんじゃないだろうか?
それを肌で感じて私は悲しくなったんだ。

サトシはすぐに私の上になり、「あすみの身体にかけていいか」と聞いた。
「手でしごいて」と言われるままにサトシのモノを身体の上に受け止めた。
はてたサトシは言った。
「独りよがりやったな」
『そんなことないよ』
と答えたものの、その言葉がまたグサッと刺さった。

終わった後、サッサとシャワーして身支度をする。
帰り際、サトシに抱きしめて欲しいとお願いした。
部屋を出て車に向かう途中、手を繋ごうとしたらふりほどかれた。


これほど惨めな想いをしたことはない。
別れてからサトシに抱かれる度に、
サトシの気持ちが冷めていることを思い知らされては落ち込んだ。
そして抱かれる度に、サトシの私へのキモチが更に冷めていくことを
知りながら気付かないフリをしていた。

愛される女ではなくなってしまっただけでなく
欲望の対象でもなくなってしまったんだ。
ただの性のはけ口になってしまった。
「欲望の対象」と「性のはけ口」は同じ事のようで微妙に違う。
あくまで私の捉え方で、上手く説明できないけれど。





〜〜〜〜〜〜〜

病気に関しては次回書きます。
幸い病気ではなかったのだけどね。

〜〜〜〜〜〜〜













2002年01月08日(火) 消えるのは私・・・

日記書けないまま年越してもた!

その時感じたキモチを書き残しておきたいと思ったりもしたけれど
できなかった。


それにしても、最悪の年末年始やったなぁ〜
サトシと会ったことで落ち込んで、神経性胃炎になってしまった。
その2週間ほど前にも同じように
うずくまって動けないほど胃が痛くなった経緯があったので、
周りからは「胃潰瘍だ!十二指腸潰瘍だ!」と脅される始末。

痛み止めをのんでも痛みは治まらない。
年末で病院はお休みやし、救急外来で痛み止めを打ってもらった。
強めの痛み止めだったので頭がクラクラした。
そしてそのクラクラする頭で、サトシに泣き言メールをしてしまった。
30日のことだ。

そして大晦日。
せっかく今まで耐えてきたのに、すべてを台無しなするような
バカ女丸出しのメールを何通も送った。
サトシを責め、ストーカーまがいの発言。
それに対してサトシからのレス。

「もう完全に消えるわ。にえきらん態度ずっとしてる俺が悪かった。」

サトシに私を切る決心をさせてしまった。


【消えるのは私のほうだ・・・】


だけどサトシからのレスを見た瞬間はそうは思えず
私は狂ったようにサトシにメールした。
そして慌てて電話をした。
サトシは「病院行ったんか?」と聞いてくれた。
私は『お願いだから切らないで』と懇願したけれど
曖昧に「うん」としか答えてくれない。
「うん」は「イエス」ではない。
私は何をどう言っていいかわからず電話を切った。


そのまま夫の実家に私は出向きお正月を過ごした。
サトシは一人で九州に帰っていた。
年が明けて4日の深夜、サトシのメッセがオンになっている。
実家にPCを持って帰っていたようだ。
話しかけたが「もう寝るから」と切られた。
その後、サトシはメッセを不可視にしているみたい。
オンになってすぐオフに切り替わる。
確かめるのが恐くてオフメッセもメールも送ってないけれど
受信拒否にされているかもしれない。



私は一体今まで何をやってきたんだろう?
サトシの存在が無くなることが何より恐かった。
どうすれば繋がっていられるか知っていた。
なのに私は沈黙を守れず、自分の気持ちを抑えることができなかった。


消えるのは私・・・

消し去りたいのはこのキモチ・・・




つくづく・・・アホやね〜


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