2004年10月20日(水)    パタパタと過ぎていく日々

台風23号が近づいて、昨日も今日も雨。
夕方には本降りになって、水曜はノー残業デーの夫が無事に帰宅。
ジーンズが雨に濡れてビショビショになっていました。
こんな日にもお勤めだなんて大変だなぁ。
男の人って偉いなーと思う瞬間です。



この日記を更新するのも、半月ぶりとご無沙汰になってしまいました。
満10ヶ月を過ぎた息子は、未だ一度も発熱することもなく
毎日それはそれは元気に過ごしています。
最近は3回食も軌道に乗り、昼寝は昼と夕方の計2回。
食事の時間も昼寝の時間もほぼ定まってきて、日々の生活にリズムが
出来てきました。ありがたいことです。

日々のこと、息子のこと、日記に残しておきたいことは
あるにはあるものの、なんとなくパソコンに向かう気分になれず、
最近は2〜3日に1回くらいしか立ち上げていません。(汗)
仮に立ち上げても、必要最低限のメールの返信などで終了。

10月に入ってから、日中は遊び盛り・育ち盛りの息子の相手で精一杯
なのだし、平日の昼間はパソコンを立ち上げないと決めました。
周りをウロチョロする息子を気にしながら気忙しくパソコンをいじる
というのもなんだか居心地が悪い気がしたのです。
パソコンの画面を見ているよりも、今は息子の笑顔や泣き顔や寝顔を
見ている方が健全だと思える。自然な流れなのだと思います。

そして、夜は夜で平日は早々に眠りについてしまう毎日。
秋の夜長を読書や手芸で楽しむどころではなく、ぐっすり寝ています。
おかげで、最近は夫とも朝しか顔を合わせられません。
平日は、完全に母子家庭状態ですが、だいぶ慣れてしまいました。

週に1度だけ、水曜日の夜は、家族3人で食卓を囲みます。
夫が帰宅した時の息子のはしゃぎようは、それはそれはすごくて、
「父ちゃんラブ!熱烈大歓迎!!」といった面持ちは微笑ましい。(笑)
夫は、そんな大喜びの息子と一緒にお風呂に入り、晩ご飯を食べて、
その後は深夜に息子が目覚めるまで添い寝をします。

その間に、私はノンビリとお風呂に入り、その後はこうしてNetを
彷徨ってみたり、本を読んだり、手仕事をしたりします。
週に1度、せいぜい3時間くらいの自由時間なのですが、自分自身を
取り戻すために大切に使っています。
そんな時間をもたせてくれる夫と息子に感謝感謝なのでした。



順調に成長する息子を連れて、今週末は弔事で千葉へ行ってきます。
初めての千葉。初めての旅館でのお泊り。
そして、夫の両親・夫の弟家族と一緒の、初めての家族旅行です。
総勢8名。(大人6名、子供2名。)

というのも。
先週半ば、夫の祖母が亡くなりました。享年91歳。
死因は心不全ですが実際は老衰。天寿を全うされたというところ。
生前、曾孫となる息子を連れて会いに行けなかったのが悔やまれますが、
義祖母が天国に召される前に、ご挨拶してきます。

弔事にあたり、気づかされたこと。
義父も、夫も、そして息子も、長男なのです。長男トリオ。
いつもは意識したことのない「長男の嫁」の役割を果たしてこねば・・・
義弟夫婦の方に先に子供が出来たせいもあって、いつもは義妹の方が
しっかりしていて長男の嫁のようなんです。(苦笑)

長男だからといって、何を継ぐというほどのものがあるわけでもなく、
もしあるとすれば「名(姓)が残る」といったところでしょうか。
来月出産予定の友達と話をしていて「男の子でよかったね」と言われ、
マンションでお世話になっているSさんにも同じことを言われて、
ハッとしました。人に言われて気づくなんて間抜けですが、
「家督を継ぐ」
なんだかピンときませんが、そういうことですよね。

そういえば、お坊さんのこない弔事も今回が初めてです。
(夫の家は神道なので)
いつもと勝手が違うので、その点でもなんだか緊張します。
うーん、かなり頼りない長男の嫁ですが、義母の指図を受け、手足と
なって立ち回るくらいは出来るかしらん。
いや、0歳児抱えての身では足手まといなだけかも・・・(汗)
とにかくやれることだけやって頑張ってきます。



2004年10月03日(日)    初挑戦>クロスステッチ

「いつかクロスステッチに挑戦したい。」

もうずっと長いこと、そう思っていたような気がします。
でも、なんだかキッカケがつかめないまま月日だけが流れていき、
その一方で道具だけはきっちり揃えていた私。(笑)

しかし、この度ついに「これが刺したい!」といえるものを見つけ、
ようやくたどり着いたクロスステッチ初挑戦の日。

昨日の夕方、夕食作りの合間に思い立って刺し始めた。
その後、空き時間にちょこちょこと手を動かしていただけなのに、
夜寝る前には刺し終えてしまった。
しかも、体も目も疲れることもなく、ただ楽しくて、あっというま。
「こんなにスムーズに刺し終わるなんて!!」
思いのほか早く刺し終えることができてしまい、満足度高し。
裏側の糸の始末はグチャグチャですが、それはまぁご愛嬌。(苦笑)

ちなみに、初めて刺したのは、夫のイニシャルのK。
ご好意でいただいた図面をもとに刺しました。
初めて刺した割には、なかなか上出来かな?



今回は、「初めてなので駄目になってもいい生地で練習しよう」と
使い古しのキッチンクロス(綿100%)を使用。
なので、この生地を何かに仕立てあげることはないのです。
練習だと思って気軽に刺し始めたのが良かったのかもしれない。

初めてのクロスステッチは予想以上に楽しくて楽しくて、これはもう、
暫くの間は夢中になって次々と刺してしまいそう。
次はぜひ刺し終えた後に何かの形に出来る生地に刺したいな。



2004年10月02日(土)    スポーツの秋

天高く、眩しいくらいに青い空が広がる土曜日。
季節はすっかり秋になり、あちこちでスポーツの話題が花盛り。

今日は、マリナーズ・イチロー選手が大記録を成し遂げましたね。
テレビで観戦していた夫(と息子)は大喜び。
最近、拍手が出来るようになった息子。
夫につられて笑顔で手を叩いていました。(笑)

他にも、パ・リーグのプレーオフが盛り上がっていたり、
先日は川崎フロンターレがJ2で優勝してJ1に返り咲いたり。
大学では後輩がリーグ戦を頑張って勝ち抜いていて、その速報が
マメにメーリングリストで報告されたり。
いいなー、私も久しぶりに体を動かしたいなーと思いつつ、
今年はもっぱら応援する立場です。



↑ポストに号外が入っていました。こんなこと初めて。

野球好きの夫は「記念に取っておく!」と言っております。
その夫、目下ベイスターズが優勝した年のビデオをDVD-Rに編集中。



2004年10月01日(金)    新しいパソコン

今日から10月。早いもので今年も残り3ヶ月。
息子も、あと数日で満10ヶ月になります。ほんと早いなー。

夫は朝から体調不調を訴え、会社を半休→全休。
ものすごーく体調が悪いというわけでもないけれどダルイ。
まさに季節の変わり目で風邪を引きかけているのかも。
頭痛・鼻水・鼻づまり・喉の痛み。
そう言われると、なんだか私も喉が痛くなってきたような。。。

そんなわけで、家族3人、家の中で大人しく過ごした一日でした。
殆ど和室で寝ていたような・・・(笑)
夕食も、なんだか体調がさえず、珍しく中華の出前なんて取ったり。
ま、こんな日もありますね。
早く治して元気に楽しく週末を迎えたいもの。



先日の日記にも書きましたが、8月下旬に新しいパソコンを購入。
今度はノートパソコンです。
白と黒の配色の、すっきりシンプルなA4サイズ。
概観が真っ白なのと、液晶画面が大きめで綺麗で見やすい点が、
個人的には気に入ってます。(<自己満足)

私にとっては4台目のパソコン。
デスクトップ(Mac)→ノート(Mebius・B5サイズ)→デスクトップ(FMV)
→ノート(Mebius)という風に変遷している。
今回久しぶりにMacのノートPCを買おうかと悩んだのだけど、
使い慣れたソフトがWindowsのものばかりだったので断念。

新しいパソコンは、まだ完全にはセットアップできていないけれど、
(いまだスキャナとプリンターの設定が出来ていない。苦笑)
操作性もスピードも向上し、今のところ使い心地としては大満足。
PhotoshopもFTP用ソフトも入れたので、とりあえずHPと日記を更新。


↓閉じると真っ白な概観は、ちょっとだけ Mac の iBook 風?
 でも、マークは林檎マークの方が好き。


↓開くとこんな感じ。液晶画面の周りが黒縁になってます。


↓無線LANカードをPCカードスロットに挿して使用。
 キーボードは、ちょっとだけ弧を描いた配列になっています。
 

ノート型にしたら、使う時だけリビングのテーブルの上でスッキリ
使用できるようになって嬉しい。
でも誤算だったのは電源コード。(笑)
こればっかりはスッキリと無くせない代物のよう。



パソコンが念願かなってスッキリ小型化したので、近いうちに
古いパソコンともどもパソコン机も撤去する予定。
なんだかんだと不具合の多かったWinMe搭載のFMVよ、さようなら〜。

↓パソコンの蓋を開けたり閉めたり・・・
 

自由に動き回れるようになった息子が、私の足元でパソコン本体を
楽しそうにいじっていた。<この好奇心は父譲り?(笑)
母は、いつ壊されるかと内心ヒヤヒヤ。(汗)




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2004年10月31日(日)    瞬く間に10月も終わり・・・

またまた日記の更新に間があいてしまいました。

明け方頃、遠くの方で雷鳴がして目が覚めました。
春雷のような、遠くで微かにゴロゴロという音。
朝になったら、雨が上がろうとしていて、お昼にかけて段々と気温が
上がっていくにつれ、なんだか少しホッとしました。

明け方の雷の音は、秋の終わりを伝えているかのようでした。
そういえば、一昨日、真夜中に夜泣きした息子を抱いてべランダに出たら、
空には明るい月が出ていて、息子の顔を明るく照らし出していました。
満月前夜の明るい月夜であるにもかかわらず、東南の空にはオリオン座と
シリウス、そして冬の大三角形が月に負けじと明るく輝いていました。
いつのかにか、空には冬の星座が登場していたのですね。

雨続きの10月が、もう終わろうとしています。
秋晴れの日が少ない秋で残念だったなー、などと呑気なことも
言ってられない1ヶ月でした。
台風による水害、新潟中越地震による震災、など。

被災された地域の皆々様には、心よりお見舞い申し上げます。
テレビを見るたびに、何かしないではいられない気持ちになりますが、
さりとて今は身動きの取れない身。
せめてものと気持ちばかり、郵便局で義援金を送金してきました。
わずかながらのお金しか出せないことを、もどかしく思いつつ。
でも、何もアクションしないよりはマシと信じて。

それにしても、
今年の夏は異常なほどの猛暑で、つづく秋はとにかく災害続き。
はてさて、この調子だと、今年は豪雪に厳寒の冬となるのでしょうか。
本格的な寒さが訪れる前に、少しでも1日でも早く、被災地の方々の
生活が元通りの平常さを取り戻すことをお祈り申し上げます。



明日から、いよいよ11月。
季節は晩秋へ移り変わり、冬も目前。
もうすぐ息子が生まれて1年が経とうとしています。早いなぁ。

30余年生きてきた中で、私にとって忘れられない激動の1年でした。
身も心も、かなり変化しましたよ。
自分では良い方に変化したと思っているのですが。(笑)

以前は、子供を持ったらマイナスの方に変化する気がしていたのに、
そんな勝手な推測は見事に外れて、マイナスどころかプラスに変化した
気がします。デメリットよりも、断然メリットの方が大!です。
なんでデメリットの方が多そうだなんて思い込んでいたのでしょう。
勿体ない、お馬鹿な思い込みをしていた自分が情けない。
こんなことなら、もっと早く体験しておけばよかったと反省しきり。

母になって、以前より人として女性として強くなった自分を感じます。
まだまだ新米母1年生ですけれど、でも確実に一歩前に前進したという
確かな手応えを感じています。
母という新たな面の増えた今の自分が、以前の自分よりも好きです。
決して模範的に立ち回れているわけではなくて、毎日あっぷあっぷで
いっぱいいっぱいな状態なのですが、自分なりに頑張っていると思う。
100点満点な母親でなくてもいいんだ、ということを、息子から
学ばせてもらってます。出来のいい母よりも、不器用ながらも精一杯に
愛してくれる母の方がいいんですね。当たり前か。(笑)

どうも、ここのところ、落ち着いて自分自身を見つめ直したり、
日々の生活を振り返る余力がなくなっていました。
息子が生まれてから続けていた育児日記も、満10ヶ月を過ぎた頃に
パタリとつけなくなってしまいました。
仮に時間があってPCに向かっても、どうにも気持ちが向かず、
日記を書く気になれなかったのです。不思議。

だからといって、育児をおざなりにしているというのとは違う。
そうではなくて、もうキッチリと記録を残すことが大事な時期は過ぎて、
もっと目の前のこと、そして少し先のことを見つめる方が大切な時期に
差し掛かってきたということなのだろうと思う。

少しのことで不安になって過去の記録を振り返っては、これまでの歩みを
いちいち確認しなくても大丈夫、もう少しくらいイレギュラーなことが
あっても鷹揚に構えて、しっかり前を向いて対処していける、
ということなのでしょうか。
少しは力がついてきたのかな。
うん、きっとそうだな。そうだといいなと思っています。



肝心の息子は、この週末は軽い鼻風邪。
でも熱はありません。先週末に会った従姉の鼻風邪がうつったかな?
急に寒くなってきたせいか、夫も少し体調不調。
なので、国立のお祭りを見に出かけるのは中止としました。
残念ですが、また来年。季節もお祭りも再び巡ってくることですし。

代わりに、近所へのお散歩がてら、最近出来たばかりの新築マンションを
見学をして(=冷やかして・笑)帰ってきました。

といっても、当面、買替え・住替えの予定はありません。全く。
ただ、10〜15年くらい先の、そう遠くない未来に可能性があるかも
しれないので、今から少しずつ勉強がてら見学させてもらっています。

出来上がったばかりのピカピカのマンションを見せてもらいつつ、
我が家のこれからの家族計画や、お互いの親の老後のこととか、
色々なことを考えます。
一体どういう生活スタイルがいいんだろう?
間取りや広さを実際に見ながら、シュミレーションしています。
そもそも、マンションがいいのか、戸建てがいいのか。

私達の答は一朝一夕には決して出ないけれど、今の我が家が私達にとって
ひょっとしたら終の棲家ではないのかもしれないと予感しています。
ま、それもこれも、これからの流れ次第なのですけれど。

いつか自分の親や夫の親と一緒に住んだり(或いは近くに住んだり)する
日が来たりするのかな? その時、我が家の子供は何人になっていて、
私は毎日どんな生活を送っているんだろう??

なんにせよ、きっと今と同じように自分なりに一生懸命頑張ってやって
いるだろうとは思うのですが。
そんなそう遠くない将来のことを想像しながらモデルルームを見学する
というのは、これはこれでなかなか楽しい作業です。(笑)



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