2003年07月30日(水)    水天宮へ

週末から東北へと、都会からの脱出旅行を予定しているため、
今週の私は、平日は何かと大忙し。

今日は、午前中に実母と水天宮で待ち合わせ。
夏休み期間に突入した相方のKin-chanと一緒に10時前に家を出る。
母は、新幹線で上野まで出て、そこから地下鉄を乗り継いで到着。

営団地下鉄・半蔵門線には何度となく乗っているのに、【水天宮前駅】で
降りるのは、実はこれが初めて。
【水天宮前駅】っていえば、成田空港行きのリムジンバスかしらん?
私は、いつも成田エクスプレスを利用しちゃうので縁がなかった。

小雨が止んで薄っすらと晴れ間の覗いた水天宮。
【自称・晴れ女】の我が母。いつもながら、お見事です。(笑)
「とーっても混んでいる」という戌の日を外して出かけたせいか、
境内は意外にも閑散としていて、とってもノンビリした雰囲気が嬉しい。

母は、以前この近くに勤めていた時期があるみたいで、
御参りの後に歩く道すがら、周りの風景を見上げてキョロキョロしていた。
母の知っている水天宮の風景も、街の面影も、殆ど消えてしまったようで
「あの頃とは全然違う」と、少し寂しそうだった姿が印象に残った。

昼時で混み始めた蕎麦屋に入り、サラリーマンに混じって蕎麦を食す。
その後、近くの甘味処で、熱いお茶にあんみつなど・・・。(笑)

今度母に会ったら聞いてみようと思っていたことを聞いた。
私って、小さい頃、どんな子供だったの?
夜泣きとか、ひどかった?
店先で、何かを買ってと駄々をこねて大泣きしたりしてた?
などなど。

遠くを見つめるような眼差しをした母の答えは、
夜泣きは、ちっとも! むしろ、よく寝ていたわよ。
 そうねぇ、外に出るのが大好きで、雨の日でも毎日乳母車に乗せて
 買い物に行ったのを覚えてるわ・・・・・


どうやら、家の中で過ごすよりも、好奇心赴くままに外へと出かけて行く
私の性分は、今に始まったことではなく生まれつきみたいだ。(笑)
きっと、出不精の母ではなく、父の方の血だと思う。(確信)



帰りに人形町で人形焼を買ってから、母と別れて、私は広尾へ。

広尾の会社には、月曜以外の毎日出社という羽目に・・・(涙)
まぁ、それもこれも来週から半月も仕事を休むという我侭ゆえ、
自業自得なのですが。。。(苦笑)

私が仕事をしている間、「秋葉原散策して時間を潰してるよ」と言う
Kin-chan(なんだか嬉しそう。笑)と母が、
私と反対方向の電車に乗るために一緒のホームへと降りていく。
なんだか不思議な気分だった。

夕方、仕事を終えてから、大きな紙袋を持ったKin-chanと広尾で合流。
商店街の中にある、前から行ってみたかった鉄板焼のお店で夕食。
このお店は、お勤め時代に新人の時から散々お世話になった2つ上の
先輩が独立して開いた店。もうお店を開いてから数年が経つ。

「関西風お好み焼き+鉄板焼の店を始めたらしいよ」と聞いてたので、
気さくでカジュアルな店をイメージしていたら、正反対な雰囲気だった。
小奇麗で清潔、かつお洒落なお店。もちろん味の方も大したもの。
「鉄板焼って、こんなに美味しいんだ!」と驚く私達。

接客や気配りにも細心の注意を払っているのが、端で見ても分かった。
プライベートでなく、大切なお客様の接待でも利用できる、そんな気持ちの
いいお店。私の送別会、やってもらえるなら、ここにしよう。(笑)
→ とみや



2003年07月26日(土)    満5ヶ月の妊婦健診

とうとう昨日から妊娠6ヶ月に突入です。
本当は来週の平日に行こうかと思っていた健診ですが、
朝から天気もまずまず・・・だったので、今日行ってしまうことに。

今回は、一番最初に診察を受けた4月以来、
妊婦健診としては初めて Kin-chan と一緒に行きました。
というのも、前回の4ヶ月健診の際に、主治医の先生に言われたのです。
「次は、旦那さんも連れてらっしゃいよ。」と。

土曜日だけあって、平日に比べると少し混んでいたのと、
満5ヶ月ということで診察内容が増えて(心音とか)時間がかかった
ものの、なんとかスムーズに健診を受けることができました。

腹部の超音波検査では、先生の説明を受けつつ、
例のモノクロの画面、Kin-chan と一緒に見ました。
まぁ、これが今日の健診の一番の目的だったとも言えましょう。(笑)

私は、いつもの健診で見慣れているけれど、
彼は私が健診後に持ち帰った静止画像の白黒写真を見るだけ。
今日初めて動いている胎児の姿を見て、かなり感動したようです。

これが、また、超音波をあてた時にちょうど手足を伸ばしたり縮めたり、
かなり元気良く体を動かしていて。
画面を見た途端、Kin-chanが「わぁー!」とか言ってるんです。(笑)

加えて、私の主治医の先生がメチャメチャ赤ちゃん好きみたいで・・・・・
(40代後半くらいの、人の良さそうな男性の先生なのですが。笑)
初めて心音を聞き、初めて動いている姿を見た我が夫のために、
「ここが心臓で、これが胃ね。で、これが腕で、ここが大腿骨・・・・・」と、
それはそれは丁寧に説明してくれるのでした。

健診を終えた後、商店街で買い物をして家に戻ってからも、
二人の中でホワ〜ンとした、何だか嬉しくて楽しい気分は続いていて・・・
いつもは一人で受ける健診ですが、たまには一緒に行くと、同じ気分を
共有できて、これはこれでまた良いものですね。



2003年07月25日(金)    胎動!

今日、妊娠してから満20週となりました。
妊娠期間の目安が大体40週なので、ちょうど折り返し地点です。

折りしも、一昨日くらいからでしょうか・・・・・
お腹の中の丹頂ちゃんの胎動を【ハッキリと】感じるようになりました。

今月に入ってから、時々ポコポコとしているのを感じる時があったのですが、
本当に微かな動きだったので確信がもてず。
「あれ?動いた??・・・・・でも、これって私の腸の動きにも感じるなぁ・・・」
という程度のものだったのです。

あんまりにも弱い動きですし、お腹は徐々に大きくなっていくものの、
定期健診の時に超音波で見るとき以外は、起きているのか寝ているのか・・・
元気に動いているのかどうか、サッパリ分からない。(苦笑)

元気に育っているはずと思いつつ「ほんとに元気なのかな?」と思って、
先週くらいから「おぉーい、丹頂ちゃん、元気ですかぁ〜っ?」などと
声をかけつつ、お腹をトントン叩いてみたり、さすってみたり。(笑)

その呼びかけ?が効いたのか、一昨日の夜から、急にお腹の中で動くように
なりました。それがもう、ポコポコなんて可愛いものではなく、
グニュ〜、ムニュ〜、ボコッてな具合です。あいたたた・・・。(笑)

お腹に手を当てた Kin-chan も、ちゃんと動いているのが分かるみたい。
この週末か週明け早々には、6ヶ月の健診に行ってきます。
今回は Kin-chan も同伴。一緒に腹部エコー(超音波)を見てくる予定。
動いている様子を見たら、彼の実感も強くなるでしょうか?



ここんとこ、ちょっと日記の更新が滞っているのですが、
母子ともに元気なのは相変わらず。風邪もひかずに元気です!
でも、この異常なほど涼しい日が続くお天気は、自律神経を乱すようで、
なんだかダル〜イ・・・ってな日々を過ごしています。

さて、 相方の Kin-chan は明日から約3週間の長期夏期休暇に入ります。

7月一杯は、月末で私の仕事が休めないので、彼のためのお休み期間。
8月に入ると、旅行(青森)と帰省を兼ねてお出かけ。
戻ってきてからの盆休みは、部屋の片付けなどをして過ごす予定です。

頃合を見計らって、いつものごとく日記やサイトも夏休みをいただこうと
思っていますので、よろしくお願いします。
(夏休み後の再開は、お盆休み明けの8/20辺りの予定です。)



2003年07月17日(木)    やっぱり、いつかは田舎に住みたい

昨日買った雑誌「Lingkaran(リンカラン)vol.2」には、
東京から少し離れた所に住み始めて。」という記事があります。

今日、それを読んでいたら東京を離れた所に住みたくなりました。
別に突然そう思ったわけではなく、前々から思っていたんですけれど・・・。

もともと中学の途中までは、栃木の田舎で育った私です。
小学校への通学途中には川も田んぼも桑畑もある、ノンビリした所です。
中学以降は、ずっとこちら神奈川&東京で生活していますが、やっぱり
10代・20代の頃に比べて、そろそろ疲れてきたという感じでしょうか。
東京は魅力的な物や場所や店も沢山あるのですが、その分、やはりとても
疲れます。たまに遊びに行く程度ならいいのですけれどね。

東京は、日本の中でも、ある意味、別の次元で時間が流れている、とても
特殊な場所だと思います。
東京は、たしかに日本の中心ではあるかもしれないけれど、そこに属する
人達は全人口のうちの割合でみれば、実はたった少しなんですよね。
そして、東京で当たり前なことが地方でも同じではないのです。決して。

もちろん、田舎だったら万事が都会よりも良くて、静かで穏やかに暮らせる
とは限らないということも、実際そういった所に住んでいたのですから
知っているつもりです。

夜は早く暗くなるし、お店だって大してない。
電車に乗る機会だって殆どなく、行動エリアが極めて限られている。
東京の私立の小学生みたいな電車通学なんて、想像もできません。

若いうちは、刺激が少なすぎて息が詰まりそうで退屈な時もあります。
仕事だって、都会の方が絶対に数も多いし条件がいい。
教育環境や進学率だって、ほぼ間違いなく東京の方が恵まれてます。
そもそも、高校までの学校の数が違いますもの。
選択の自由という点では、都会の方が断然恵まれている。それは事実。

それじゃあ、そういう環境の都会の方が幸せな人生を送れるのか?といえば、
それはやっぱり違うと思う。そうとは限らないと思うのです。

田舎だったら、受験戦争に関係なくノンビリ&マイペースに生きていけた
のに、都会に引越したばっかりに必要以上に頑張らなくちゃいけなくなる
子だっています。うちの妹がそうだったかもしれません。

やっぱり、周りの進学率が高いと、親も子も少なからず影響を受けてしまう
んですよね。専門学校くらいでいいや〜と呑気に構えていた子が、
いつの間にか4年制大学を受けることになってしまったり。
まぁ、それも1つのチャンスではあるのですが、そうしたチャンスを上手に
活かせる子もいれば、少しばかり重荷になってしまう子もいるのです。

で。
チャンスを活かせるくらいの才能や生命力旺盛な子は、たとえ何処にいても
田舎で暮らしていたとしても、いつか必ず都会に出てこれるのではない
だろうか?と、私は思うのです。本人が望みさえすれば。

事実、私の進学した大学は、地方出身者が多い国立大学なのですが、
ゼミとか研究室とか部活動とかサークルとか、何かしらのグループで
リーダーになっていたのは、地方出身者の方が多かった気がします。
地方から東京に出てきた学生の方が、良い意味でアクが強くて個性があって
存在感があります。まぁ、全員が全員ともそうとは限りませんが。

力のある子は、放っておいても自力で這い上がっていきます。
東京に限らず、海外だろうが、本当に出て行きたければ出て行けるもの。
で、そこまでの力のない子は、いいんです、田舎に残れば。
それは、決して不幸せなことではなくて、むしろ本人の身の丈にあった幸せ
かもしれない。東京の速いペースでは潰されてしまう人もいて当然だし、
そうなってしまうのが負け犬とか、そういうわけでもありません。

世の中には色々な人がいて、その人それぞれに合った人生があっていい。
そうした人生に、幸福とか不幸とかいう極めて個人的な概念は存在しても、
どちらが優れていて、どちらが劣っているというような、優劣の概念は存在
しないと思うのです。

だから、最近本屋や雑誌の見出しでよく見かける「勝ち組、負け組」という
言葉、私は大嫌いです。何が勝ちで、何が負けなのか、分からない。
そんな言葉に縛られない、東京ではない場所に住みたい。
最近ふとそんなことを思います。


2003年07月16日(水)    Lingkaran(リンカラン)という雑誌

久々のオフ。
昼過ぎに駅前の商店街に出て、産婦人科と本屋さんへ。

産婦人科は、定期の妊婦検診ではなく、イレギュラーなもの。
来月の旅行後からマタニティスイミングに通ってみようと思っていて、
そのための診断書をもらいに行ったのです。
産婦人科の先生が、ついでに心音だけcheckしてくれて、前回よりも
ハッキリとして元気な音を聞いてきました。相変わらず極めて順調です。

さて、病院の後は夕飯の買い物前に本屋さんへ。
15日過ぎにはNHKおしゃれ工房の8月号のテキストが出ているはずなので。

おしゃれ工房8月号では、手芸家の大西淳子さんが出演されます。
そう、今私が青葉台で古裂のレッスンを受けている講座の先生です。
今回は「暮らしになじむアジアン雑貨」というテーマで、
帯地を使ったクッションが紹介されています。放映日は8/27です。

NHKのテキストをさくっと見つけた後は、本屋の他のコーナーを物色。
そこで「Lingkaran(リンカラン)」という雑誌の
vol.2を見つけ、まずは中身をパラパラ〜と物色。
結局、そのままレジにてお買い上げとなりました。(笑)

この雑誌、ソニーマガジンから出ています。
今回の表紙は、タレントのYOUさんと、電気グルーヴのピエール瀧さん。
たしか、vol.1の表紙は、ケンタロウさんと歌手のCHARAさんでした。
vol.1の発売時も店頭で手に取って見たんですけど、それほど惹かれる記事が
載ってなかったので購入は見合わせたのです。

題名の Lingkaran はインドネシア語で「輪(ring)」という意味だそう。
インドネシア語といえば、リクルート社から出ている旅行雑誌「じゃらん」。
たしか「じゃらん じゃらん」で「散歩」って意味なんですよね。
さすが同じインドネシア語。響きが似てるーと思いました。

ところで、この雑誌。
初めて見た時、某雑誌の二番煎じな雑誌かと思ってしまいました。
いえ、あまりに表紙の雰囲気とかが似ていたので。(苦笑)
でも、今回vol.2を買って読んでみて、その先入観を改めました。
ごめんなさい・・・。

実は、この雑誌には、ちゃんとした基本コンセプトみたいなものがあって、
そのスタンスは、ココロとカラダにやさしいオーガニック・ライフと
身近なエコロジーを提案する雑誌
 なんですね。

実際、vol.2の記事では、NPO・NGOでの活動なんかが紹介されていたり、
かたやホメオパシーや自然派コスメに始まって、ソーラーパワー、生理用の
布ナプキンなんかが紹介されていて、実はとってもエコロジー。
エコロジーなんだけど、がちがちなスタイルではなくて、若い人でも気軽に
入っていけるように雰囲気も大切にしたのかなって感じの雑誌です。


2003年07月15日(火)    図書館で、絵本を借りる

胎教を兼ねて・・・というわけじゃないのですが、
最近図書館で本を借りる時に、絵本を一緒に借りることがあります。

この間はじめて借りたのは、
酒井駒子さんの 「ぼく おかあさんのこと…」 です。

Daily Journel@M403



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2003年07月31日(木)    7月も終わり、そしてまたしてもPC不調

今日で7月も終わりですね〜。

なんだか旅行前に済ませなければならない用件や、
8月以降に始まる広尾の職場での業務引継ぎの準備などなど、
慌しくこなしているうちに7月が終わってしまいました。

今月は、とにかくよく働きました。(苦笑)
代表取締役が7月から交代になったので、その関係もあります。
それに【年に一度の社会保険の届出】など、イレギュラーな処理も沢山
ありましたし・・・・・ ほんと来月のお給料の支給日が楽しみです♪



1つのことで忙しくなると、別のことでも連鎖反応を引き起こし、
更に忙しさが増すということは、私にとっては【よくある現象】では
あるのですが・・・・・。(いや、しかし、参ったな〜)

私が自宅で使っているパソコンのOSが再び壊れました。(苦笑)
実は、去年もパソコンの調子が悪くなって、6月に初期化をしました。
で、今回も、ほぼ同様の症状が、ここ1週間くらいで出始めました。
 → 2002/06/07の日記参照

去年、このトラブルが発生したことを日記に書いたら、
茂吉cafeの【何でも!BBS】の方で、具体的な対処方法や、参考になる
サイトのURLを教えてくれた方がいらっしゃいました。

今回そのことを思い出して過去ログを探すと、幸い去年の6月のログが
ちゃんと残っていて、お陰様で事なきを得ました。
まさか同じトラブルに二度も苦しむとは思ってもいなかったので、
「また初期化しなくちゃ駄目なのー?(涙)」なんて思っていたのですが、
本当に助かりました。

あの時アドバイスをくださった rima@77777さん、そしてtokidokiさん。
本当にありがとうございました!!

2度あることは3度ある・・・ということで(苦笑)、今回の対応方法を
この日記に備忘録として書き残しておきたいと思います。(汗)

---------------------------------------------------------------
【トラブルの内容】
Windows9x/Me のフォントに関して発生するトラブル

フォントトラブルの多くはフォントキャッシュファイル (ttfCache)
の破損で発生します。
ttfCache が破損すると以下のような症状が発生します。

・ウィンドウ右上の最大化や最小化ボタンが数字などになる
・ドロップダウンリストの▼やスクロールバーの矢印が数字や
 おかしな文字になる
・アプリケーションで選択できるフォントが減る
・フォントをインストールできない
・フォントをインストールしても、アプリケーションのフォントリスト
 に反映されない
・フォントが横向きになる   などなど
---------------------------------------------------------------
【実際の対応】
(1) C:\WINDOWSの【Tempフォルダ内】を全て削除。
(2) 同じくC:\WINDOWSの【ttfCacheファイル】を削除。
(3) パソコンを【セーフティーモード】で再起動。
(4) 何もしないで、再び通常の再起動。
---------------------------------------------------------------
【参考にしたサイトのURL】
http://homepage2.nifty.com/winfaq/fontstrouble.html
---------------------------------------------------------------

それにしても・・・・・
どうしてまた突然フォントキャッシュファイルが壊れたんだろう?
約一年前も、私が北海道に旅行に出る前でした。
そして今回も旅行前。はて、ここに因果関係はあるのでしょうか。(笑)


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ぼく おかあさんのこと…
4894232618酒井 駒子
文渓堂 2000-05

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おこりんぼママ ロンパーちゃんとふうせん よるくま いつまでもすきでいてくれる? よるくまクリスマスのまえのよる



この方の絵、とてもいい感じです。絵を見ているだけで心が和みます。
反抗期を迎えたくらいの、3〜4歳くらいの小さな男の子を持つお母さんが
読むと、ついホロリとしてしまうのではないでしょうか?
子供の気持ちをよく描いた本だと思います。

なんとなく、絵本に出てくるお母さんと、未来の自分がだぶりました。
すぐ怒るところなんか、きっと私もそうなるんだろうなぁ・・・と。(笑)
話の中で、いっぱい文句をならべてみる子供ですが、それでもやっぱり
お母さんのことが大好きで。
読み終わると、そんな子供の存在がとても愛しく感じられて。
子供のためというより、母親のための絵本でしょうか。

読み終えた後、絵本をダイニングテーブルの上に置いておいたら、
たまたま見つけた Kin-chan が手に取って読んだらしく、読み終えた後に
(別室にいた)私のところに絵本を持ってきました。(笑)
遠い昔に小さな男の子だった彼、何か共感するものがあったのでしょうか。
彼も、この絵本をとても気に入ったようです。

2人でソファに座って、何度も何度も声に出して読んでみました。
話の中で「お母さんなんか嫌い! だって・・・」の「お母さん」の部分を、
夫婦のお互いの名前に置き換えて読んでみるのも面白いです。

Kin-chanなんか嫌い! だって、・・・だし、・・・だし、・・・だし!

あれれ?
実際に声に出してみると、そんなに幾つも嫌いな部分を挙げられません。
そして、やっぱり、最終的には彼のこと、大好きなんですよね。(笑)



さて、赤ちゃん誕生も未だの我が家で、絵本ブームとなるのでしょうか?

個人的に、子供が生まれたら沢山の本を読んであげたいな〜と思いつつ、
そのための本を全部買うのは、贅沢で幸せなことかもしれないけれど、
いささか危険と感じている私です。

金銭的な問題や、狭いマンションでの収納スペースを考えてのことでも
ありますが、何でも買い与えることが果たして子供のためになるのか?と
思ったり。まだ生まれてきてもいないのに、気が早いですね。(苦笑)

ただ、最近、好きなものや大切なもの、そうしたもの全部が全部、自分の
所有物じゃなかったとしても、十分幸せに暮らしていけると感じているので
「やっぱり、まずは図書館でしょ。」と、未来のために予行演習している
感じなのでした。

ちなみに、いま(図書館で)予約して取り寄せてもらっているのは、
ユッタ・バウアーさんの 「おこりんぼママ」 と、
マーガレット・P・ブリッジズさんの「いつまでもすきでいてくれる?」 です。

上の2冊の本も、子供のための絵本というよりは、どちらかというと、
子供を持つ親のための絵本かもしれません。


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2003年07月14日(月)    The more I know, The less I need.

午前中、生協のファイバーリサイクルに古布を出してきました。
前回も沢山出したのに、今回も45Lのゴミ袋2つ分の量です。
我が家の一体どこに、こんなに古布を隠し持っていたのでしょう。(苦笑)

さて、標題の言葉は最近読んだ本に書かれていた言葉です。

 The more I know, The less I need.

所出を失念してしまったのですが、たぶん津田晴美さんの本だったと
思います。ただただ素直に「良い言葉だなぁ〜」と思いました。
そして、「まさに、そのとおりだなぁ!」とも。

最近、自分の荷物の持ち方を見直していて感じたことでもあるのです。
被服、様々なジャンルの本、その他もろもろ・・・・・

自分の好みがハッキリしていると、つまり自分自身がよく分かってくると、
本当に必要な物って案外少ないなぁと思います。
逆に、どういうものが好きなのか分からなかったり、自信のない分野は
雑多な物で多くなりがちであることに気づきました。
まぁ、あくまで私の場合ですが・・・・・(汗)

料理の本にしてもそう、持っている洋服にしてもそう。
自分の好みやスタイルが分かっていると、たとえ巷で流行しているもの
だとしても、それがどんなに素敵でお洒落なものだとしても、
「私のスタイルじゃないから(いらない)」と後ろ髪ひかれることなく
キッパリ割り切れます。

でも、そうじゃない時、私の場合は、あれもこれも欲しくなってしまう。
どれも素敵に見えてしまうんです。(苦笑)
皆が持っていると欲しくなってしまったりする時もあります。
生活雑貨とか、キッチン用品とかね。

だけど、そんな気持ちで手元に集めた物は、てんでバラバラだったり・・・
そして、意外にも、手に入れてしまうと気が済んでしまったり。(汗)
一時的な気持ちの勢いで買ったものは、色褪せるのも早い気がしました。

人によって違うのでしょうが、私は本を衝動買いするのが多い方です。
でも、最近それは出来るだけ止めるようにしています。
まずは図書館で借りて読んでみる。本屋で何度も何度も手にしてみる。

時間をおいて、気持ちを熟成させて、それで欲しかったら買う。
本当に必要で、日々まめに使うものだけ買う。
ちゃんとマメに手入れしたり管理・把握できる範囲内で物をもつ。

実際に試してみたら、気持ちを熟成させてから買う方が楽しいのです。
ボーナスが出たら買うとか、お金が貯まったら買うとか。
図書館で予約した本が、3ヶ月経ってやっと順番が回ってきたのも嬉しい。
待つ楽しみというのもできました。

いつかは手にすることができるから、今は急いで買わない。
新しいものを追いかけるのもいいけど、あえて気持ちを寝かせてみるのも
いいものです。何より気分が軽いのです。(笑)

とか言いつつ、ずっと心の中で購入のタイミングをはかっている物は、
それでもやっぱり幾つかあったりします。(笑)
ミシン、フードプロセッサー、鍋、白い食器、そして一眼デジカメ(!)。

物欲は決してゼロにはならないようですが、きっと物との出会いにも
タイミングは大切だと思う今日この頃。
まずは購入にむけて貯金でも始めながら、どの機種がいいのか?とか、
色々調べて楽しむことにします。あれこれと検討した結果「やっぱり
必要ないや!」ということになったら、それもまた良し。(笑)


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2003年07月13日(日)    片付ける、そして磨く

今日も我が家はお片付けモードです。しかも夫婦で。(笑)

午後から台所の棚の入れ替えをしました。
我が家には食器棚はなくて、食器は全て作りつけの棚に収納しています。
流しの裏の壁沿いには、食器棚の代わりに幅120cmのエレクターを設置して、
炊飯器やコーヒーメーカーなどの家電や食材を収納してます。

そのエレクターの棚板を2枚ほど買い足して(1枚は木目の天板つき)、
エレクター内の棚の配置を変えました。

まずは、エレクターの荷物を全て和室に移動して・・・・・
下2枚の棚板は動かさないので、そのままにして、棚板を木槌で叩いて
上の方から1枚ずつ抜いていきます。
高さ190cmのポールを使用しているので、これがなかなかの大仕事!

そして、新しい棚板を追加して、間隔を測りながら組み立て直します。
このリメイクされた棚に荷物を戻す際、いらないものを取捨選択したので
ゴチャゴチャしていた棚も、だいぶスッキリしました。
やっぱり、定期的に物を出し入れして見直さないと駄目ですね。(汗)



すっかり綺麗になって「なんか違う家の台所みたい(笑)」と言いながら
夕食を作るのは、なかなか気分がいいものです。作業もしやすい!(笑)

夕食後、今度は気になっていた玄関の掃除をしました。
下駄箱から靴を出して、革の靴を磨きます。
衣替えしそこなっていた革のブーツも、綺麗に磨いて箱に仕舞って・・・

ついでに、彼が日々愛用しているホーキンスの靴2足もお手入れ。
ゴアテックス+スエードという素材の、トレッキング用?の靴です。
ゴアテックスなので通気性もよく、水も通さない。
そして、底が厚くて頑丈。彼のお気に入りの靴です。

全体の埃を落とし(特にゴアテックス部分は念入りに)、スエード部分を
クリーニング液で綺麗にして、乾いたら最後に防水スプレーを。

2年前に同じ型の色違いを2足買って、交代に履き回しているのですが、
思ったより痛みは少なくて「え?これ、もう2年も履いてるんだっけ?」
という印象です。ちゃんとお手入れすれば、まだまだ大丈夫そう。

毎日往復の通勤時に40分以上歩いている彼にとって、通勤用の靴は
まさに足同然。普通のスニーカーでは、1年持たずに靴底に穴が空きます。
でも、なかなか「これだ!」という靴に回り逢えず・・・・・
ようやく見つけたお気に入りの靴(2代目)だから、大切に手入れをして
長く履き続けたい。彼もそう感じているようです。


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2003年07月12日(土)    吉祥寺に行ったら、寄りたい店

もし今度の中林ういさんの個展に行けるとしたら、
吉祥寺に行くのは、とーーーっても久しぶりなので、実は色々と寄りたい
と思っている場所がある。

今日は、その備忘録。(笑)


ギャラリーFeve
 → まずは個展の開催場所へ(水曜は休み?不明)
Dans Dix ans
 → Feveの近くにあるはずのパン屋さん(水曜定休)
吉祥寺シープメドウ
 → オリジナル手染め毛糸のお店(木曜定休)
ニキティキ
 → シープメドウのすぐ近く、ヨーロッパ玩具を扱う店(木曜定休)



上記のお店は、全て東急百貨店の裏の通り(大正通り)にある店。
でもなー、水曜か木曜に行こうと思っていたのに、どうもその辺にお休みが
重なっている模様。うぅ〜む、要調整ですな。

これとは別に、寄りたいお店@吉祥寺。(主に手芸関係)
COTTONFIELD (年中無休)
アナンダ(水曜定休)
・ユザワヤ

吉祥寺じゃないけど、寄れるものなら寄りたい店。
・ピンドット@西荻窪 (月・火曜定休)
・bagel @南阿佐ヶ谷 (火曜定休)

うーん・・・・・
全部のお店を見れて一番都合がいいのは金曜日ってことになるのかな。
でも、金曜日は、ういさんの個展、期間に入ってないんだよね。(苦笑)
というわけで、やっぱり要調整なのでした。


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2003年07月11日(金)    久々のNetサーフィン

実は昨日も広尾で仕事をしていたので、今日は代わりにお休みしました。
急ぎの仕事も一段落したので、ちょっとした息抜きです。

昨日の日記に書いたイベントのことなど、久しぶりにゆっくりNetで検索の
旅をしていたら、素敵なサイトを見つけました。
Afternoon Tea Life Style

昨日、個展の紹介をした中林ういさんの他に、
CHAJINさん(フラワーアーティスト)、廣瀬裕子さん(作家)、
岡尾美代子さん(スタイリスト)などのエッセイが掲載されています。

上のサイトの別のコーナー「Shop+Event」を見ていたら、
来週7/19(土)から、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ
ジャック・タチ フィルム・フェスティバルというイベントが始まる
というのを知りました。詳細は、こちら↓
『ジャック・タチ フイルムフェスティバル』公式サイト

無口で風変わりな紳士ユロ氏の日常生活を描いた『ぼくの伯父さん』などの
作品で、日本にも多くのファンを持つジャック・タチ。
没後20年を迎えた昨年、カンヌ映画祭での再評価を機にジャック・タチ
ブームに沸いたパリ。その波が、この夏いよいよ日本にも上陸のようです。

このイベントを記念して、7/18〜8/6の間、ザ・ジェネラルストア銀座、
六本木ヒルズ、千駄ヶ谷などのアフタヌーンティーのお店に
“ぼくの伯父さん”ユロ氏が登場するそうです。それも楽しそう!

ところで、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズといえば、
先日大学時代の友人と話題になった映画館です。
そして、ヴァージンシネマズといえば、学生時代に海老名(神奈川)に出来て
わざわざ車で見に行ったりしていたのですけど(懐かしい)、今はNetで席が
取れたりするんですね〜!(感心!)

なんでも、毎週水曜日はレディースデーで\1,000で見れるとか。
ちょうど今日から公開が始まる『 ターミネーター3 』。
さっそく来週の7/16(水)にでも、仕事帰りのKin-chanと一緒に観て
こようかな〜なんて、ついつい予約画面に進んでしまう私なのでした。(笑)


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2003年07月10日(木)    7月はイベント続き

来週末の3連休を中心に、各地で色々なイベントが目白押しのようです。

この1週間ほどで、色々な告知が手元に届いて、既に浮かれ気分な私。
でも、さすがに全部を周るのは(体力的に)たぶん無理でしょうから、
「さてどうしよう〜」とスケジュール帳と真剣に睨めっこの日々です。

なんてったって、先月のイベント「ホーム・クチュリエvol.1」に行けず、
加えて、妊娠でボーッとしている間に、中林ういさんの春・夏の個展
(@スパイラルマーケット)も見逃した様子。

その上、せっかく事前にcheckしていた松浦香苗さん
松浦香苗のパッチワーク・レッスンギャラリー”(6/30月〜7/2水、
@渋谷東急百貨店本店8階特別サロン)も見逃しました。うぅ・・・。(涙)
まぁ、松浦香苗さんのイベントは、これから半年に一度は定期的に開かれる
そうなので、今度11月にある時に見に行けるといいのですけどね。
(しかし、出産予定日に近くて微妙な時期ではあるのですけど・・・・・汗)

というわけでですね〜、今月は先月の分も(?!)頑張ります。(笑)
備忘録として、ここに幾つか書いておこうかな。

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中林うい「journey」展
7/20(日)〜7/24(木) 12:00AM〜19:00PM(最終日は18:00PMまで)
ギャラリー フェブ Feve(吉祥寺)

 文化出版局から7/17に『Journey トキメク旅心をバッグにつめて
 という本が出版されるようです。その本の出版を記念しての展示会。
 本の中で紹介している作品や、旅先で集めた旅みやげなどを展示。
 (※会期中、バックなどの販売は行っていません。とのこと)
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菊池しほ「布こものにニットを少し」出版記念イベント
7/20(日)〜23(水)@SUNNY DAYS(小田急線・向ヶ丘遊園)
8/6(水)〜26(火) @キャトル・セゾン・トキオ(自由が丘)

 布小物作家である 菊池しほ(le duvet doux)さん の本が
 文化出版局から出版されるらしく、その出版記念イベント。
 7/20(日)、21(祝)、23(水)には、ワークショップの開催も。
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romi-unie presents「Fete Degustation de Confiture!」
7/21(月・祝)午後 (各回とも、完全予約制)
il piatto Cacciatora(三軒茶屋)

 お菓子研究家である 五十嵐路美さん による
 ジャムを楽しもうというイベント。
 パンやスコーン、ヨーグルト、パンケーキは好きなだけ。
 とにかくジャムを食べまくるという魅惑的な企画です。(笑)
 お土産用に、仏・フェルベールさんのジャムや、romi-unie confiture
 の販売(Weck入りのと量り売り)もあり!
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さ〜て、今回はどれとどれに足を運べるだろう。
出来れば、上の全部に行きたいところなんだけどーーーっ!!!

「中林ういさんの個展は、ちょうど吉祥寺の行ってみたいと思っていた
エリアだから、あそことあそこにも寄って・・・ あ、ついでに買い物も・・・」
などと計画だけは膨らむ、膨らむ。(笑)


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2003年07月09日(水)    使い捨てじゃない布

図書館で(予約して)借りた本で、
津田晴美さんの「住まい方は、生き方」 という本を読んでいます。

4062640368住まい方は、生き方
津田 晴美
講談社 1996-10

by G-Tools


津田晴美さんの本は、ちくま文庫から出ている「小さな生活」くらいしか
持っていなくて、他にも何冊か図書館で借りて読んでいる。
(「毎日が旅じたく―everyday is a day trip」とかね。)
今読んでいる「住まい方は、生き方」は、とても気に入ってしまった本で、
いっそ Amazonユーズド で買ってしまおうかと悩んでいるくらい。(笑)

何が良いって上手く表現できないから、「知りたい人は読んでみて下さい
としか言えないのだけど、今読んでみても1996年に出版された本とは
思えないくらい、内容が洗練されていて、一本筋がしっかり通っている。
というか、津田さんの書く本は、どれも筋が通っているのだけれど。

この本の中では、特に、第2章「好きなものに囲まれた暮らし」
最後の方のセンテンスが大好きで、つい何度も読み返してしまう。
日常のリネンに愛を」という節と、それに続く「極上の肌触りを
知る幸せ
」という節は、布好きの私のお気に入りだ。

ヨーロッパでアンティークリネンが大切にされていることに触れつつ、
以下のような文章がある。(7年も前の本なのに!)

  日本では、中古のシーツやピロケースを買うなんて、考えられないこと
 でしょう? ファブリックに対する感覚が違うと言ってしまえば
 それまでだけど、「布なんて、使い捨て」といった風潮が、この国では
 一般的なのではないかな。だから日本でベッド・シーツを探したって、
 ロクなものが見つからないのかもしれない。
  「ファブリックはいいものを大切に一生使う」という感覚が、
 ヨーロッパにはある。ダウン、スロー、キルトといったアイテムを
 季節によって使い分ける楽しさも、彼らはよくわかっている。日本人が
 こういう感覚を持てるものといったら、着物ぐらいではないかと思う。

最近は日本でも一部で麻ブームで、私もそんなブームに乗っかって(苦笑)、
麻の布で出来たものを(布巾を中心に)買い揃えてみたけれど、
できれば一過性のブームではなくて、長いこと大切に使い続けていけるよう
心がけたいと思っている。

特に寝室のシーツには、お金の許す範囲内で身の丈にあったもので
いいからこだわりたい。麻100%のシーツ、この間はじめて無印良品
買ってみたのだけど、実はこれがなかなか心地よいのだ。
あの手頃な値段のものでこれだけ良いと感じられるのだから、上質な麻なら
尚のことだろうと思うとドキドキする。(笑)

麻のシーツは洗いたてもいいけれど、一晩寝て少しクタッとしたのもいい。
毎週末できれば毎日でも洗って、洗いたてをかけ直したいと思うほど。
そして、洗うごとに、使い込むごとに更にクタクタと柔らかくなった極上の
状態に、早くお目見えしたいと思ったりもする。

もし、またいつかヨーロッパへと出かける機会に恵まれたなら、
アンティークのリネンを扱う店も是非覗いてみたい。
流行とかミーハー心は別にして、また、部屋に合うか合わないかとか、
買うか買わないかはともかくとして、ファブリックやリネンに対する意識
見つめ直すには、とてもいい勉強になると思うから。

物心ついた時から布が好きだからこそ、「布なんて使い捨て」という
寂しい発想だけはしたくないと思う今日この頃です。


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2003年07月06日(日)    こんな休日

なんだか夏を飛び越して、涼しい秋風が吹きぬける残暑のようだった
この週末。いかがお過ごしでしたか?

15時くらいに近所に買い物に出ただけで、殆ど家で過ごした一日。
今日は、掃除の続きはせず、台所でノンビリ&マイペースに料理ばっかり
してました。こういう休みの日もいいものだなぁとかって思いつつ。

私が台所に立つと、何か手伝うことはないかな?とやってきてくれる夫の
Kin-chanですが、今日はそれは気持ちだけいただくことにして。
なんだか、自分のペースで料理を楽しみたかったのです。
それに、ここ何ヶ月か彼に手伝ってもらうのが当たり前になってきていて、
ちょっと甘えすぎている面も否めず・・・・・。(苦笑)

ちょうど借り物の一眼デジカメもあったことですし、「カメラでも持って
近所を散歩してらっしゃいな。1〜2時間くらい行ってきてね。
」と
送り出したのが16時。それから私はコトコトと煮物をしたり、豆ご飯の
下準備で豆を茹でたり・・・・・なかなか穏やかな時間を楽しみました。

何処かに行ったわけでもなく、特に変わったことをしたわけでもない。
ごくごく当たり前で日常的なことをしただけなのですが、不思議と心が
満たされるのを感じました。なんだか不思議な気持ち。

日常の単なるルーチンワークになってしまっている食事の支度も、
いつもの急ぎ足のペースでするのではなくて、ちゃんと時間を確保し自分の
好きなペースでこなすことで、こんなに満ち足りた気分になるのですね。

丁寧に過ごすって、こういうことかしらん?
たっぷり2時間以上かけ19時に出来上がった夕食を、目の前で「旨い〜」
と嬉しそうに頬張る彼を見ながら、ふとそんなことを思うのでした。
(あ、大した料理は作っていないのですけどねーー。汗)

なんだか いつも時間に追いかけられているような気分 のする今の時代、
時間を確保するのは、意識しないとなかなか難しいのかもしれません。
でも、彼のためにも、そして自分自身のためにも、週末のうち一日くらいは
こうした時間を作りたいな〜と今日は思いました。

夕食後、たっぷり2時間の散歩に出かけたKin-chanに、何をしていたのか?
話を聞くのも予想以上に楽しかったのです。
ちなみに、今日の彼は、近所の公園で人見知りをしない猫を2匹ほど見つけ、
大半の時間は、彼らの写真を撮ったりして過ごしていたそうです。

独身時代の彼の写真には、通勤途中や休みの日に撮った写真が沢山あった
のに、結婚してからはめっきり少なくなっていたのは、週末になると段取りの
悪い妻と一緒に、日々の家事に追い回されていたせいかもしれません。

今の私は、彼に「もっと自分の趣味を楽しむ時間も作ってあげたいな〜」と
思っているので、やはり週末のうち一日だけでも家事にはノータッチな日を
作るようにしようと思いました。
この冬に赤ちゃんが出来たら、当面の間は、なかなかそういう時間は取れなく
なる気もしますしね。ノンビリ料理を楽しむのも、きっと今のうちですね。



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2003年07月05日(土)    家中のお掃除!お掃除!

体が活動モードに切り替わってしまったのでしょうか。(笑)
最近お掃除に張り切っています。

今日は、昼前から夕方まで、ひたすら台所の掃除をしてしまいました。
5月からず〜っと気になっていたコンロや壁の油汚れも、やっとスッキリ!
水回りも綺麗にして、清々しいキッチンになりました。
なんだか、いつもより明るく見える気が・・・?(笑) 
久しぶりに台所に立つのが嬉しくなるくらい、とても気持ちがいいです。

台所の掃除をしている間、洗面所では洗濯機がフル回転です。
いつもの洗濯物以外に、カーテンやシーツなどの大物を洗ったりしたので。
幸いカラッとした気持ちの良い天気でしたので、夕方になる頃にはすっかり
乾いてくれました。あぁ、気持ちがいいなぁ!



台所が一段落した後は、寝室のクローゼットの荷物整理を。
もう着ることのなさそうな服を物色しつつ、ビニール袋に詰めていきます。
ついでに、押入れの中の引き出しや、洗面所のタオル置き場も物色。
もう使わない古シーツとか、古布とか、古タオルとかも詰めこみます。

さて、この集めた布類。
もちろん、我がマンションのゴミ集積場に捨てるのではありません。
前回4月にも出したファイバーリサイクル@生協が、来週前半に
また開催(回収)されるので、そちらに出しに行くのです。

ちょうど妊娠して数ヶ月。
出産後のサイズは分からないですし、良いタイミングなのかもしれません。
ずっと愛用していたけれど、今年の夏は(サイズ的に)着られそうにない
服(結構ヨレってきているものなど)を中心に処分することにします。

私が自分の服をクローゼットから出し入れしながら捨てている姿を見て、
相方のKin-chanも自分の服を選別したらしく、もうだいぶヨレヨレになった
シャツなどが袋に入っていました。いつのまにっ!!(笑)

こういう風に定期的に古布を出せる機会があること、本当に助かります。
今まで、どうしても服なんかをゴミとして出すのには抵抗があったので。
それは、私だけでなく彼も同じだったらしく、「リサイクルなら・・・」という
気持ちが、ヨレヨレの服に「お疲れ様でした」と見切りをつける推進力に
なっているようです。



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2003年07月04日(金)    変化のとき

午後から広尾でお仕事でした。

実は、7月から職場の上司(代表取締役)が他の人に変わりました。
6月になって急に決めたことらしく、話を聞いてビックリ。(苦笑)
ってなわけで、先月末から少しバタバタと仕事をしています。

 ・会社の登記の変更 (手続き自体は顧問税理士さんに依頼)
 ・新社長の諸々の手続き (社会保険への加入手続きの準備など)

ちなみに、7月〜9月は新社長と元社長の二人が常勤し、社長間の業務等の
引継ぎをします。10月以降はどうなるのかは分かりませんが、元社長は
今まで兼務していたもう1つの会社の方に大幅にシフトするそうなので、
常勤ではなくなるかもしれませんね。(非常勤の社外取締役とか?)

まったくの偶然なのですが、時を同じくして、私の経理の仕事も8月中旬〜
10月中旬までの2ヶ月間で、新しい担当者に引き継ぎます。
元社長に声をかけられて2年前に始めた仕事ですが、辞める時には一緒に
姿を消すことになろうとは。これもご縁なのでしょうかねぇ。

そうそう、新社長さんですが、、初めてお会いする方ではなく、訳あって
これまで何度か面識のある方なので、職場全体の雰囲気としては、すんなり
移行できそうな感じです。(社長同士が、以前居た会社の同期なのです)
加えて、新しい経理担当者も、実は私の気心の知れた友人なので、きっと
スムーズに引継ぎが出来ることでしょう。

というわけで、これから1ヶ月、東北旅行に出かける前までに、色々と
業務引継ぎのための資料を作らねばなりません。(汗)
今日も、新社長に業務内容について口頭で説明しながら感じたこと。

「あぁ、今までの社長とは、ツーと言えばカーで、業務マニュアルなんて
 全く必要なかったけれど、10月からどっちも新しくなるわけだから、
 こればっかりはマニュアルを作らないとアカンなぁ・・・。」

今まで当たり前にこなしていた作業を、それを全くやったことのない誰かの
ために分かりやすく、なおかつ漏れなくまとめるっていうのは、なかなか
大変そうです。ふぅ〜。



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2003年07月03日(木)    夫から妻へのボーナス

はてさて、「あれとあれが欲しいなぁ」と言っている私が、
寝ている間に相方のKin-chanの夢の中にでも出てきたのでしょうか。(笑)

昨夜、仕事から帰って家でご飯を食べた後、彼がこう言うのです。
  「あ、今日ね、家計費の口座に奥さんへのボーナスのお金を振り
    込んでおいたからね!
(ニッコリ)」
というのも、先月に貰ったボーナスの明細を見て、私が一言つい漏らして
しまったんですね。(苦笑)
  「いいなぁ、Kin-chanはこんなに沢山お小遣いがあるんだねぇ〜」って。
そうしたら、彼は私にこう言ったのです。
  「おいらのお小遣いの中から、奥さんにもボーナスをあげるよ」って。

とはいえ、私も毎月少しは収入がありますし、自分が稼いだお金は家計費に
入れることなく好きなように使わせてもらっています。(ありがたや〜)
ただし、それは今年の秋までのこと。
出産に伴い、今の広尾での仕事を今度の10月で辞めることに決めたので、
それ以降は今までのように自分の好きに使えるお金は入らなくなります。

彼の発言は、もしかしてそれを感じ取ったものだったのかも・・・。
だから、彼のその気持ちだけで既に十分嬉しかったので、私はその後、
この話をきれいサッパリ忘れたままでいました。

そのお金を「今日入れておいたから、好きに使ってね。」というのです。
ビックリです! まさか本当に貰えるとは思ってなかったので。(←失礼!)

折角の夫からのボーナスなので、大事に使い道を決めたいと思います。
そして、毎年1回ほんの少しの額でいいので、妻へのボーナスという習慣が
続くといいなぁと思います。(←欲張りな妻です。笑)

出来れば、長年使い続けていける、何か形に残るものにしたいなぁ。
飾っておくものではなく、日々の生活の中で実際に使っていけるもの。
かといって、早々に壊れてしまうものでは困ります。
なかなか壊れるものでもなく、使うたびに彼が妻にボーナスをくれたという
気持ちと、それを受け取った時の自分の気持ちを思い出せるような・・・
そして、その気持ちを思い出すたびに嬉しくて、大事に手入れしてしまう、
そんな愛着の湧く一品。

まぁ、私の心の中ではほぼ決まっているのですけどね。(笑)
今は、それを何処で幾らで買うのが妥当かしら、やっぱり合羽橋かなぁ?
と考え中です。(そして、昨日の日記に戻る。笑)



ちなみに、我が家は、家計費専用の銀行口座を1つ持っています。
そして、毎月彼のお給料が出ると、その口座に月々の生活費(定額)が
彼の会社から(自動的に)振り込まれる、という方式を取っています。

具体的には、彼の会社では、給与の支払い先の口座を3つまで選べるので、
 第1番目に 住宅ローンを支払っている銀行口座 を、
 第2番目に 家計費専用の銀行口座 を、
そして最後の第3番目に 彼個人の銀行口座 を指定しているのです。

ちなみに、第1番目と第2番目は「毎月一定額」を指定。
彼のお給料は、毎月の残業代で多少スライドするので、手取りの給与額から
1番目と2番目の口座に振り込む金額を差し引いた残金が、彼の口座に入り、
それがそのまま彼のお小遣いになります。

この【残額を彼のお小遣いにするという方式】は、【頑張って働いた翌月の
お小遣いは増える】というインセンティブ効果を狙ってみたわけです。
頑張って働いた分だけ、自分の懐具合が暖かくなり、それによって欲しい
ものが自由に買えるというのは、働く意欲にも繋がるのではないかな?と。

ちなみに、これはボーナスでも同じ方式を取っています。
そして、普段の生活費(光熱費や食費など全て)は、家計費専用口座から
賄うのに加え、家計としての貯蓄もここから捻出することにしています。
だから、節約すればするほど貯蓄に回せる、ということになりますね。

さて、私が当面働けない間ですが、【頑張って生活費を節約して残った分を
妻のお小遣いとする】ことにすれば、妻へのインセンティブも働くように
なるかもしれませんね。(専業主婦の妻を持つ友人がこの方式なのです)

その場合、「家計としての貯蓄に回す分の金額」を、第1番目のローン返済用
口座に(上乗せして)振り込み、生活費(+α)のお金を第2番目の家計費
専用口座に振り込んでもらうようにすればいいのかもしれません。

家計のやりくりも、各家庭ごとに当然やり方が違う(旦那様はお小遣い方式
であるとか)ので、折に触れて親しい友人に聞いてみると面白いです。



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2003年07月02日(水)    今の私が欲しいもの

昨日のバーゲンでの衝動買いの話は別にして、衝動ではなく最近ずっと
欲しいなぁと思っている物、実は幾つか(沢山?笑)あります。

    (1) フードプロセッサー
    (2) 料理用の小ぶりな包丁 (いわゆるペティナイフ)
    (3) 白い洋食器 (特に直径27cm位のディナー皿)
    (4) ホットプレート
    (5) 一生もののお鍋一式
    (6) お櫃 (できれば秋田杉のもの)

特に(1)と(2)は、すぐにでも欲しいなぁ〜と思っているもの。
数ある製品の中で、どの商品が欲しいのかも具体的に決まっているのです。
あとは、お金と置き場所の相談をして、折り合いがつくならGO!

(3)〜(6)の4つに関しては、ただいまどの商品にするか厳選中。
(3)〜(5)については、大体の目星はついているのですが、急ぐ必要もなく、
実際に購入するまでには、まだまだ暫く時間がかかることでしょう。
(6)に関しては、来月の東北旅行で素敵な出会いがあればいいなぁという
淡い期待もあったりして・・・・・ ただいま情報収集中です。

でも、こうして見てみると、どれもこれも台所用品ばっかりですね。(笑)
それだけ、昔に比べると家で家事をする時間が増え、興味の対象が
変化したってことでしょうか? 主婦らしいといえば主婦らしいのかも。
うーん、料理の腕はさっぱり上がらないのですけどねぇ。(苦笑)

それにしても、つくづく思うのは・・・
「こんなに具体的に欲しいものが決まっている、まさに今この時が結婚
 したばっかりだったら良かったのに!!」ということでしょうか。

というのもの、結婚した当時は「結婚祝に何が欲しい?」って聞かれても、
特に思いつくものもなくて困ったのです。
でも、今なら「これとこれ!」と具体的に商品名まで(しかも贈る側の
予算にあわせて)答えることが出来ますもの。うーん、残念です。



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2003年07月01日(火)    バーゲン!バーゲン!

あれよあれよと言う間に、もう7月。今年の後半戦の始まり。

今年が終わる頃には、家族が2人→3人に増えているんだなぁ・・・・・
平日昼間の一人で自由気侭な時間も、あと半年だけのお楽しみということ。
来年は、チビッコ一人にひたすら振り回されて、やっぱり、あれよあれよと
言う間に一年が終わっているんだろうなぁ・・・。
ふと、そんなことを考える毎日です。

さて、7月に入って早々、街のあちこちの店で夏のバーゲンが。
さすがに、今の状態で新しい服を買う気にもなれませんし、もともと
バーゲンだからといって買い物をするわけでもないのです。

が、今日たまたま寄った恵比寿駅のアトレで、たまたまアジア雑貨の店を
見つけてしまい、そして吸い込まれるように店内へ。(笑)
全商品50%offという言葉につられて、衝動買いしてしまったのは、
インドの布2枚と、やはりインドの綿のバックとシルクのバックの2つ。

今まで何回もアトレの中には入っているのに、こんな店あったんだ〜と
初めて気付いたお店。ちょうど職場に向かう途中だったので、購入済みの
荷物、お店に取り置いてもらうことにしました。

他にも、「あ!あの布、寝室のカーテン用にピッタリ!」というのがあった
のですが、寝室の窓のサイズが分からず今日は我慢。
でも、また後日(金曜日?)お店に行ってしまいそうな予感が。(笑)
それまで、あの布が残っているといいんですけどねぇ〜。

さて、皆さんは、夏のバーゲンで何か買う予定はありますか?



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