2003年01月30日(木)    母からの宅急便に隠されたメッセージ

仕事から帰ると、実家の母から宅急便が届いていた。
あぁ、そういえば、昨日電話した時に荷物を送るとか言ってたっけ。

よく宅急便を送ってくる母だけれど、はて、今回は何を送ってきたのかな?
と箱を開ければ・・・・・ 出てくる出てくる、色んな物が。(笑)
 苺、はっさく、リンゴ、サツマイモ、干し柿、
 レモン、ハチミツ、紅茶、温泉まんじゅう、
 グミキャンディ、カレーのルー、お餅、アズキの缶詰、
・・・・・ えーと、他に何だっけ?

何の脈絡もないと思える品々を、神経衰弱のように並べてみる。
なるほど、紅茶にレモンとハチミツを入れて飲みなさいってことね。
他には、お餅を焼いて、お汁粉でも作りなさいってことかな。
サツマイモには、特に何を作れとかいうメッセージは見つからないなぁ。
各種色とりどりの果物は、ビタミンを補給して風邪を予防しなさいって感じ?

私の母は、いつも思いついた時に好きなものを送ってくる。
もう、これは半分くらい彼女の趣味なんじゃないか?と思う。


2003年01月29日(水)    風の強い日

朝一番で悲しい知らせがあった日。
朝から泣いた。急にこの世からなくなってしまった命を思って。

その後、自分を慰めるかのように、友達に電話して他愛のない話を。
そして、続けて実家の母にも電話して、2月に帰省する日程を伝える。
誰か知っている身近な人の温かい話し声を聞きたかったのだと思う。
だって、Kin-chanは家に居ない。

午後から電車に乗って、本を探しに。
快晴なんだけど、吹きすさぶ冷たい風に流されて、ヨロヨロと駅に向かう。
けれど、こんなに肌寒い日は、暖かい家の中で大人しくしていた方が良かった
かもしれないと後悔する。肌に突き刺さるような冷たい風が強烈で。

1/27(月)の日記に買いた穴原里映さんの本は、何処にも見つからず。
代わりに買ってきたのは、ずっと探していて見つからなかった本だったり、
買いそびれていた本だったり、たまたま見つけた出たばっかりの本だったり
の、計4冊。 <買いすぎ!(笑)

「PHaT PHOTO 2003年1月-2月号」 (ビクターエンタテインメント)
「arne2」 (イオグラフィック)
『チョコ+スイーツ×ラッピング』 福田理香 (NHK出版)
『写真とことば』 飯沢耕太郎 (集英社新書)

飯沢耕太郎さんは、ご自身が写真評論家でいらっしゃる。
「よき写真家は、よき文章の書き手でもある。」というト書きに惹かれて
買ってみた本。はっきり言って衝動買いです。(苦笑)

日本を代表する25人の写真家の「ことば」が紹介されている。
中には、萩原朔太郎氏の文章もあるし、アラーキーの文章もある。
たまには写真というものを文字で感じるのもいいかな。
ゆっくり大事に読みたいと思います。冬はまだ終わりそうにないから。


2003年01月27日(月)    明日が待ち遠しい!

明日1月28日は、楽しみなことが2つ。

1つめ。
大好きな写真家である 久保田結花さん が一部撮影された本が出ます。
「Anano"ベアのお菓子と小物 Anano"cafe'」穴原里映(学習研究社)

著者である Anano"さん こと 穴原里映さん の作品は、最近色々な雑誌や
Netなどでよく目にするのですが、とってもとーっても可愛いのです。
その写真を、結花さんが撮影されたそうで、手芸好きの私は興味津々!
仕事場に行く前に、広尾の青山ブックセンターに寄って探そうと思っているの
だけど、うまく見つけられるかな?

2つめ。
28日の夜は、NHKおしゃれ工房に 橘記子さん が出演。
そう、私が受けているハンドメイドフェルトの講座の先生です。

番組で扱うのは、ルームシューズ!
撮影では緊張しっぱなしだったという橘さんですが、はてさて、どんな風に
映っているかな? いつもの先生らしく映されているといいのですが・・・。


↓今月のフェルトのレッスンで、以前作ったルームシューズのリベンジを。
 今回はスリッパ風にしてみました。
 型紙は「おしゃれ工房」のテキストに付属のものを使用。
 今回は、ちゃんと足が入ったし、なかなか満足な出来です♪(自己満足)





2003年01月26日(日)    日曜日には花束を買って

先週末に買った水仙の花。
さすがに暖かいマンションのリビングでは、1週間が限界でした。
でも! この1週間、存分に香りを楽しむことができて嬉しかった。

毎日遅くに家に戻って、誰もいないリビングに電気を点けようとすると、
どこからともなく、ふわ〜っと優しい香りが漂ってきました。
おかえりなさい」と言われている感じがして、すごく励まされた。

朝起きて、隣の和室からリビングに出ると、やはり良い香りがして。
おはよう。今日も頑張ろうね。」と声をかけられているようでした。
水仙の花に励まされて、ファンヒーターを点けるのが日課でした。

数百円の出費で、こんなに嬉しい毎日になるのなら・・・と、今日も駅前で花を
買ってきました。春らしいガーベラと、まだ蕾だらけのポピー。



昔から、繊細な花よりも単純なつくりの花が好きです。
子供でも、すぐ絵に描いてみることができるようなシンプルな花。
チューリップ、ガーベラ、桜、梅、スズラン、ヒマワリ、あさがお・・・。
特に、ヒマワリとガーベラは大好き。力強くて元気が貰える気がするのです。

2つも買うのは少し欲を出しすぎているかな?と思いましたが、
買って家に持ち帰ると、それぞれ別の楽しみ方が出来ることに気付きました。
高さが違ったので、え〜い!とまとめて活けてしまいました。(笑)

ガーベラは、もう既に咲き誇っているので、部屋に入れた瞬間に視覚的な春を
運んできてくれます。もう、その存在だけで部屋の中は既に春です。(笑)
一方、蕾だらけのポピーは、これから花開く楽しみがあります。
先日の水仙のように。きっと何日もしないうちに、満開になるでしょう。

実際、夕食前に活けた花が、暖かい部屋の中で「春がきたぞ!」と感じたのか、
少しずつ蕾を膨らませていきました。そして遂に一輪、咲いてしまった!
Kin-chanと2人で思わずジーッと観察してしまいました。30分ほど。
私は食器を洗ったりの「ながら」観察でしたが、彼はテーブルの側に座り込み
ずっと見ていました。まるで子供みたいな姿だったなぁ。(笑)



既に咲いている花もいいけれど、できれば蕾のうちから買って、花開くまでの
様子を楽しみたい。そう思った2003年1月なのでした。
庭があるお家では、こういった機会は沢山あるのでしょうけれど。

そうそう、蕾だらけの花束は、一見ものすごーく地味な佇まいです。
そして、何色の花が咲くのか咲くまで分からない!というお楽しみ付き。(笑)
10本あるうちのポピーで、一番最初に開いた花はピンクでした。
開いたピンクの花の中の写真、昨日の日記に貼り付けてあります。
一見シンプルな花でも、よくよく観察すると芸術的な美しさを持ってますね。

次は真っ赤な花びらの蕾が、既にほころんでいます。
いつ咲くのかな。毎日楽しみだなぁ。うふふ、小学生みたいですね。

冬は大好きだけど、今年の冬は寒すぎるから、冬に飽きてきたのかな・・・
春らしい花を愛でながら、本当の春が来るのを指折り数えて待つ気分です。
北国の人が春を待ち焦がれる気持ちが、少し分かる気がするなぁ。

 
↑本当は、真っ黄色なガーベラなんですけどね。(笑)
 白熱球タイプの蛍光灯の光の下では、デジカメで綺麗に撮れずじまい。



2003年01月25日(土)    ピンぼけな写真

この週末で、写真講座の宿題を撮影しています。
天気もいいことだし、お布団干しつつ、お掃除しつつ、お洗濯しつつ。(笑)
その間、相方のKin-chanは自分の部屋でゴソゴソと何か作業している様子。
2人で家に居るのに、お互い好き勝手なことをして過ごす週末。

来週の土曜日までの宿題の写真。
課題の1つは「どこにもピントのあっていない写真」なのですが、これ結構
面白いです。ほんとは屋外でも撮ってみたいのに、平日はなかなか忙しくなって
しまって、専ら家の中でピンぼけ写真を撮って遊んでいます。
ちょっとフィルムが勿体ないかな〜?なんて思わなくもないのですが。(笑)

一眼レフと同じように、デジカメでもピンぼけ写真が撮れないかな?と実験。
さすがに、私の持っているデジカメでは、これが限界のようです。
IXY-Digitalじゃなくて、同じCanonでもG2とか高機能なデジカメだったら、
もっと上手く撮れるのかな。 一眼デジカメなら間違いなく撮れそうですね。

 



2003年01月24日(金)    ドップリ落ち込んでみたり、はたまた浮上してみたり・・・

習い事でも、仕事でも、
ときどき自分の思うように出来なくて、ドップリ落ち込む時があります。

「うー、なんでこうなんだよぉっ!なんで、こういう風に出来ないんだっ!」
と、自分で自分に呆れるというか、怒るというか。
すごいモヤモヤした気分なんです。そんなねぇ、自分を責めても仕方ないのに。

例えば、テニスで上手にボールを打てなかった時期とか、
誰かに自分の気持ちを話していて上手に表現できなかったときとか、
なんか涙が出そうになるくらい自分で自分が嫌になる瞬間。
いわゆる ジレンマ ってやつでしょうか。自分自身が歯痒いような感じ。

そんな感覚、ここのところ久しく忘れていたのに、
今月は既に2回経験してしまいました。(苦笑)
1つは、先日の日記にも書いたけれど、リボン刺繍に苦戦したとき。
もう1つは、今週現像した写真の出来上がりを見て。

久しく忘れていたのは、年齢を重ねて出来ないことが少なくなってきたから?
面白いのは、悶々としながら、頭の中で冷静に分析する自分もいること。
「ああすればよかったのかな?・・・いや、こうかな?」と。(笑)

「あぁーん、違うよ、こうじゃないー!(きーっ!<心の叫び)」と思う時、
きっと具体的なイメージが自分の中にあるのだと思う。
だからこそ、そのイメージどおりにいかないことが無性に悔しいのだ。
そして悶々とする。

こういう時、人は見えない部分で少し成長するのかもしれない。
子供の背が伸びる時に、背骨がムズムズしたように。
新しい歯が生えてくる時に、歯茎がむず痒かったように。
自分の中に何か新しいものを生み落とす時って、居心地はよくないものね。



若い頃に比べれば、このジレンマ、それほど感じなくなった。
そして、長く引きずらなくなった。開き直りが早くなったというか。

けれど・・・ それだけモノゴトへのこだわりや執着が減っているってことかも
しれない。悶々とする、そのついでに、余計なことまで考えが及ぶ。

やりたいことや、達成したいことに対する執着が小さくなっていって、人は
大人になっていくのかな? 
キラキラする夢や希望って、私って何歳くらいまで持っていたっけ?
自分の置かれた現状に照らし合わせて現実的な採算を考え、それなりの
結果で手を打つようになったのは、一体いつからだろう?

今の生活には満足しているけれど、夢はどこに行っちゃったんだろう?
今の私の未来って、夢や希望に満ち溢れてキラキラと輝いているのかなぁ?
そもそも、私のどうしても叶えたい夢って?

少し前に、大人になりたくない症候群って言葉があったっけなぁ。
あんな感じだ。もう大人なのに。そして、その生活も気に入ってるのに。
なのに、ほんの時々、自分の中で子供の私が顔を出す。



2003年01月23日(木)    季節の先取りから生まれる、心のゆとり

町田貞子さんの本、読み終わりました。
きっと、これからも何度も手にとって読むことでしょう。

そして、今は続編を読んでいます。 「続・暮らし上手の家事ノート」
こちらは季節ごとの家事や暮らしの知恵が紹介されている本で、章立てが
月別(1〜12月)になっています。
本の内容自体は、4月から始まっているのですが、私は11月くらいから
読み始めています。これまでの暮らしを振り返りながら。

続編の本の中でも度々触れられていることに 季節の先取り があります。
これは1冊目の本でも、最後の方で触れられていて、「私の主婦日記から」
という題名がついています。私は、そこの内容が特に気に入っています。

「私の主婦日記から」
 日記をつける楽しみ
 気持ちよいゆとりのある暮らしは"季節の先取り"から
 12月になってあわてはじめる人は?
 日記は"楽しいこと、励みになること、感謝の心"を
(以上、町田貞子「暮らし上手の家事ノート」三笠書房・目次より抜粋)

私が特に共鳴したのは、上の下線をひいた節です。
せっかく日本という四季の美しい国に生まれたのだから、それを幸せに思い、
季節を大切にし、季節を生かした生活をしていきたい。
そして、季節を追いかけていくのではなく、季節を先取りして、毎日の生活を
早め早めに準備することで、精神的にも安心感とゆとりができる。

本当にそのとおりだと実感しました。この一年で。
完璧ではなくてもいいけれど、出来れば私も季節を追いかけるのではなくて、
先取りし早めに準備して過ごしていきたい。

将来の予測できていることに対して、予め予定に組み込むことが出来ている
ことほど安心できるものはありません。しかも、私は予想できることに対し
予め予防線を張っておくタイプなのです。行き当たりバッタリが大の苦手。

結婚して3年も経てば、お互いの生活リズムも見えてくるし、この時期には
何をしなければいけないのかも分かるはず。
例えば4月には税金を払うとか、その金額は大体幾らくらいなのか?とか。
衣替えなんかも、季節を先取りして、その都度こまめに替えていけば、回数は
増えるものの大きな仕事にはなりませんね。年末の大掃除も同じこと。

家庭経済は、計画経済であって、家事はそのために必要な仕事なんだなぁと
最近つくづく思います。子供が出来れば尚更ですよね。
だから、大抵の家計簿には何年か先までの支出計画の表がついているわけで。
目標を達成するためには、まずは予定と計画を立てないと駄目ということ。
それも、大きな目で見れば「季節の先取り」、つまり将来の先取りですね。

突き詰めて考えるなら、管理できていることによる安心感でしょうか?
例えば、家の中の荷物についても、「あそこの押入れの中のあの部分、何が
入っているのか分からなくて心にひっかかっている」と思う気持ちがあるのと
ないのとでは、日々の暮らしようも違ってくる気がします。

人間って面白いもので、気がかりなことは無意識のうちに心の中に留め続けて
いる生き物ですね。まるで、パソコンのメモリに常駐しているようです。
肝心の原因が消えるまで居座り続けるので、それらによって知らないうちに
心が消耗していく様子まで、パソコンのメモリの働きと本当によく似ています。
原因を取り除かないと、意識していなくても常駐し消耗していく。
当然、本来もっている機能は使いきれず、作業効率も落ちます。

町田さんの本を読んだら、彼女の本の中で、再三にわたって紹介されている
羽仁もと子さん の著書が読みたくなりました。
明治・大正・昭和を生きた教育者で、ジャーナリストだった方です。

計画性のある暮らしをするためには、家庭経済を記す「家計簿」と、生活時間・
家事内容を記録する「家事帳(主婦日記)」が、車の両輪のように必要だ
という考えをされていた方です。町田さんの師匠みたいな存在でしょうか。

婦人之友社から羽仁もと子著作集が数多く出ているようなので、図書館で
探して読んでみたいと思います。


2003年01月22日(水)    父からのメール

父がチュニジアに行って、はや1ヶ月。
その後、クリスマス直前に彼からメール開通の知らせが届き、既に何回か
やり取りをしています。インターネット様様ですね。



彼のメールによれば、首都チュニスは南国風のきれいな街らしい。
三色模様の海の色が、とても綺麗だそうだ。
春が来て泳げるようになるのが楽しみという台詞は、さすが瀬戸内育ち。(笑)

白い建物が並び、緑も思っていたよりも多く、とてもアフリカとは思えない
と聞くと、老いた身体にもそれほどきつい気候ではないのかな?と思えて
少し安心した。尤も、南に200kmも下ると、木が殆どない赤茶けた土地が
広がっているらしいのだけれど。

アパートが決まり、渡航以来続けていたホテル暮らしも終わったそうだ。
4LDKで170平米もあって、家具に食器もついている家を借りたらしい。
今月中旬に引越しを済ませ、今は悠悠自適に生活している様子。

一人で4LDK?! それでも我が家の家賃に比べると大層お安いけれど、
管理維持が大変じゃないか!!と思ったら、今月末から週に3日メイドさんに
来てもらうことにしたそうな。(苦笑) 自炊や洗濯とかが面倒なんだって。
やっぱり、最後の一年は母に来てもらった方がいいよ、きっと。

何はともあれ、私達が訪ねていっても、部屋はあり余っているようで有り難い。
というか・・・父よ、誰かが泊まりに来ることを想定して借りてるね?(笑)

その上、今度は車も買ったらしい。
 トヨタ・ランドクルーザ プラド 3000cc ディーゼル 1998年製
うーん、インド赴任の時も、デリーでトヨタの車に乗ってた人だからなぁ。

・・・って、父よ、乗ってる暇あるんかい?!って思ったら、あるらしい。(笑)
3月に入ったら、一泊で地方を訪ねて回るのを始めようと思ってるそうな。
2月納車ってことだけど、くれぐれも事故に遭わないでほしいなぁ。



元気そうなのはいいんだけど、元気すぎてちょっと心配。
毎回、メールの最後には、私達が遊びに行くことを楽しみにしている言葉が
あるし。さすがに、この歳で一人で赴任というのは寂しいのかなぁと心配。
・・・って、これじゃ一人暮らしを始めた息子を心配する母親のようですね。(笑)

さてと、近いうちに「地球の歩き方 チュニジア編」でも買ってこようかな。
折角行くのなら、どっぷりチュニジアで父のお世話になりましょう。
なんか、もう既に現地の旅行会社で南部の砂漠ツアーとかのリサーチを開始
しちゃってるようなのです。(苦笑)

これはもう、カメラと大量のフィルムを持って行くしかありませぬ。
父よ、覚悟!(笑)



2003年01月20日(月)    大寒に、一足早い春を愛でる

昨日のフラワーフォトの見学で刺激されたのか、
池袋からの帰り道、ふと見つけた花屋さんに立ち寄ってしまいました。

その花屋さんで私の目に止まったのは 水仙
他にも、バラやガーベラ、チューリップにスィートピーなど明るい色をした
花は沢山あったのですが、なぜか水仙に釘付け。

10本束になって400円の水仙。
出来るだけ長く楽しめるように・・・と思い、蕾が開いていない束を探したら、
1束だけありました。まだ一輪しか花開いていない束が。
一輪しか咲いていないのに、とても良い香りがします。

家に帰って、水切りをし、ガラスの瓶に活けました。
華道やフラワーアレンジメントは習ったことがないので、かなり適当。
華道といえば、私が小さい頃、母が習っていたのを覚えている程度です。
いつか習ってみたいけれど、今はまだ私の中での優先順位が低いようです。



さて、今朝起きてリビングに行くと、一晩で沢山の蕾が開いていました。
「マンションって高気密・高断熱で暖かいからかなぁ」とビックリ。(笑)
昨晩より花の香りもずっと強くなって、まるでリビングだけ春が来たよう。
暦の上では【大寒】なのに、日中は天気が良くて暖かい一日でした。
日当たりのよい室内(リビング)に居ると、ますます春を迎えた気分です。



午後から外出して、帰りは夜遅くになりました。
でも、あの暖かいイメージの部屋に戻れるのかと思うと、駅から自宅までの
雨まじりで暗い夜道を、楽しくてウキウキした気分で歩くことができました。
数百円の花束1つで、こんなにも気分が違うのだからすごい効果ですね。
寒い冬だからこそ、部屋の中だけでも暖かいイメージにしたいものです。

花とか、キャンドルとか、照明の色とか、ファブリックとか、編み物とか。
冬に屋内で明るく楽しく暖かい雰囲気で過ごす知恵は、寒さの厳しい北国で
暮らす人々の方がよく知っている気がします。赤い布を使うとかね。
「寒い寒い」と言うだけでなく、寒い季節を迎えるのが楽しみになるような、
そんな冬の過ごし方をしたい。冬が長くて寒いほど、暖かい春を心底待ちわび、
だからこそ春を迎えた時の喜びが大きいように。

 

↑デジカメで撮影したもの。ほぼ同じ時刻、同じ天気です。
同じシーンを【色温度の設定】を変えて撮影しました。
左は太陽のマークの【晴天モード】、右は雲のマークの【曇天モード】です。

左の写真は、【青みが強くて冷たい cool な感じ】に、
対して右の写真は【赤みが強くて暖かい warm な感じ】に見えませんか?
他にも【蛍光灯モード】【白熱球モード】などの設定があって、色々と変えて
撮ってみると色温度の勉強になります。

もともとは、光の色温度によって被写体の色見が変わってしまうのを補正する
ための機能だと思うのですが、逆手に撮って使うと面白い。一眼レフカメラの
レンズに、カラーフィルターを付けて撮るように、補正ではなく効果を狙って
使ってみるのも手です。たまに不自然すぎる写真になりますけれど。(笑)

デジカメの機種によっては、色温度の調整ができないものもありますが、もし
マニュアルを見て載っていたら、ぜひ一度お試しあれ。



2003年01月19日(日)    お花の写真

今日は、久しぶりに池袋まで外出。
私にとって、池袋は滅多なことがないと出かけていかない場所です。
午前中、お花の写真を撮る講座(フラワーフォト)の見学をしてきました。

講座見学をしての感想は・・・・・
私が秋から受講している講座とは、全然雰囲気が違って驚きました。
と同時に、人数が少なかったからか、一人一人へのアドバイスに割ける時間が
多くて良いなぁと感じました。それだけに技術的に学べることも多い。

自宅でそっくり真似するのは無理(というか、かなり設備投資が必要)と思える
スタジオ撮影が体験できます。気分はプロカメラマン?(笑)
宿題で撮影してきた写真も、1枚1枚に赤いダーマトで入念なcheckが。

スタジオ撮影では、ちゃんと露出計で露出を測ってから撮影してます。
フィルムはリバーサルの ISO100 か ISO64、レンズはマクロレンズ推奨?
スタジオ撮影だとシャッタースピードがかなり遅くなるので、三脚を使用。
構図やライティングについての説明も、とにかく具体的で丁寧。

まぁ、私がいま習っている方法・スタイルとは全然違います。
正反対とまでは言いませんが、結構対極にある内容かもしれません。(笑)
どっちのスタイルがいいのかは、一概に言うことができません。好みと相性?



実は、4月以降の写真講座をどうしようかな〜と悩んでいました。
継続しようかな? お休みしようかな? うーん、どうしよう・・・という感じ。
決断の参考になればいいなという軽い気持ちで見学に行きましたが、お陰で
何となく方向性が見えてきた感じがします。

私が今通っているスクールでは、来月の中旬すぎに4月以降の講座の申し込み
受付が始まります。中にはすぐに満員〆切になってしまう人気講座もあるので、
どうしても受講したい講座は早めの申し込みが必要なようです。

個人的に、習い事というものは、申込むこと自体は容易いけれど、実際に受講
し始めてみてから、継続して出席し続けることがまずハードルになります。
加えて、常に前向きな気持ちで受講できるかどうかも大きなポイント。

新しいことを始める際には「勢い」で決めるのもいいと思うのですが、
継続する際には、あまり衝動的かつ感覚的に慌てて申込みをしたくありません。
他の習い事や勉強のこと・仕事のことも念頭に置いて、出来るだけ冷静に、
じっくり時間をかけて検討したいと思います。

そういえば、今の写真講座を受ける前にも、8月に講座見学に行きました。
同じ先生の受け持っている1つ上の講座も、11月に見学に行きました。

見学の時、先生に「え?見学してから来るの? みんな結構慎重なんだねぇ。
(ニヤ)」と、あのイタズラっぽい独特の笑顔で茶々を入れられました。(笑)
でもね、先生、私はやっぱりどんなことをやってるのか見学することは大切だ
と思ってます〜。(苦笑) もちろん時間があれば・・・の話ですが。

それに・・・・・ 見学すると写真の勉強になります。しかも無料です!
あんなに素晴らしいプロカメラマンによる講座を、タダで見せてもらえる!
他の人の撮った素敵な写真を、全然関係ない私にまで見せてもらえる!
そう考えると、せっかく制度があるのに見学しないというのは、むしろとても
勿体ないような気がします。損得の問題ではありませんが。(笑)



2003年01月16日(木)    Slow Career 〜スローキャリアに思う

仕事と予備校に行った帰り、渋谷の本屋で 「日経ウーマン 2月号」 を買って
読んでいる。珍しく2ヶ月連続で買って。(苦笑)

「日経ウーマン」は、前職で働いていた頃によく買って読んでいた。
でも、大学院に入って学生という身分になってからは殆ど立ち読み程度だった。
それが、先月久しぶりに店頭で手に取り買ってしまったのは、日経ウーマン・
オブ・ザ・イヤーが発表されていたからだ。知っている人が入賞していた。

そして、今月は スローライフ がテーマになっていたせいかな。
スローという言葉を色々なところで見かけるようになり、流行語になりつつ
ある感じ。今年の年末の新語・流行語大賞に入りそうな勢い。
ついつい買ってしまった私も、すっかりその言葉に踊らされている。(苦笑)

扱われている記事の中に スローキャリア という言葉があった。
他にも、「スロータイム」「スローラブ」などの言葉が出てくるのだけれど、
個人的には スローキャリア の記事をじっくり読みたくて買ってしまったのだ。
糸井重里さんの「晩熟のすすめ」の文章も、なかなか良い。

初めて就職し約5年勤めた会社を辞める時、「これからは生き急ぐのではなく、
もっとゆっくりじっくり行こう
」と強く思った。自分のしたい仕事、もしくは
自分に適性のある「コレ!」という仕事に一生かけて携わりたいと思った。
その時々の流行の職種を追いかけるのではなく、自分らしい職業につきたいと
思った。

要は、私が仕事を辞めた時に自分自身で感じた気持ちと同じようなことが、
5年経った今、記事になっているのかな〜、というのを確認したかったのだ。
そして、結論を言ってしまえば、そのとおりだった。



私の勤めていた会社は、この記事で使われている言葉を使えば、非常に
ファストキャリア な会社だった。
在職時は、それこそ身が擦り切れそうになるまで一心不乱に働いていたので、
私が「生き急ぐのを止めよう」と思ったのは反面教師というやつだと思う。

その会社で私が体験した職種は、営業・技術・企画と実に様々で、よくもまぁ
短期間でそれだけ体験させてもらえたものだと今では感謝している。
学んだことはとても多く、魅力的な人も沢山いた。
情もあったし、辞めると決めた後も、去りがたい気持ちで一杯だった。

けれど、長く勤めれば勤めるほど、「これは一生は続けられない」と思った。
今まで自分はタフで精力的な人間だと思って生きてきたけれど、そういう人
ばかり集まった会社の中で、自分はついていけないと実感したのだ。

別に、会社や職場の人間関係が嫌だったわけじゃなく、報酬に不満だったわけ
でもない。企業カラーも好きだったし、職場で出会った人も好きだった。
ただただ「もう体も気持ちもついていけない。私には場違いな場所になって
しまったなぁ。
」と思ったのだ。故に、その場所や仕事から新しく学びたい
ことも吸収したいことも無くなってしまった。

実は、辞めようと決心がつくまでには約2年くらいかかって、ずっと「辞めて
から自分は何をしたいのだろうか?」と探し続けていた。
候補の仕事は幾つかあったのに、最終的に自分が選んだ仕事は、堅くて地味な
国家資格の職業だった。(笑) 動機は割と単純で、「これからは女は資格だ!」
と思ったのと、細かくて几帳面な作業は自分の性格に合っている気がしたのだ。

それは、私が大学時代に専攻していたジャンルの職業で、別にこれといって
珍しい今時の職業でも何でもなかった。「そうだ、これだ!」と思った時に、
「まるで灯台下暗し。今更って感じだなぁ。(笑)」と笑ってしまった。
自分のやりたいことを探しに就職したのに、いざ見つけてみれば大学時代に既に
出会っていた。巡り巡って元の位置に戻ってしまったのだから、笑うしかない。



その目指す職業に就くために、大学院に進学し、修了し、そして修了後もまだ
試験勉強を続けている。同時に下積みのためのアルバイトをしたりして。
きっと、この試験勉強と下積みの仕事はまだまだ続くだろう。
個人的には、40代で一人立ち出来ればいいや・・・くらいに思っているのだ。

一生かけて取り組むと決めた仕事なのだから、何も焦ることはない。
大器晩成型で行こうと思っているので、それくらいのペースで十分だ。
それからでも、ざっと20年は働くことができるのだから。
もちろん早く合格して試験勉強とは縁を切りたいとは思っているけれど。(笑)

とはいえ、今の時点で資格が取れていれば、間違いなく私の顧客になってくれ
そうな会社というのが何社かあって、こうしてグズグズしているうちに
千載一遇のチャンスが、私の手の平からこぼれ落ちていってしまうのでは
ないかしらん?という不安が、実はないこともないんだなぁ。

スロー、ファストと、それぞれの概念や思想を言葉で説明するのは簡単だけど、
難しいのは何処でその両者の線引きをするのかということだと思う。
どこまではスローで行き、どのタイミングやどの部分でファストであるべきか?
という判断は難しい。時は金なり、そして金は天下の回りもの。

判断基準は自分の心の持ち方次第だというのなら、縁や運にもよるのだろう。
まるで結婚するのに、出会い、ご縁やタイミングが大切であるように。
そう思えば、少しくらいタイミングを外して逃したところで、大勢に影響はない
ような気もする。そうか、そういうことか、と納得するのであった。(笑)



2003年01月15日(水)    初めて作った、小さな小さなセーター

友達の赤ちゃん(男の子)のために編んだ、小さな小さなセーターを、
明日とうとう発送します。



クリスマスプレゼントのつもりで編んでいたのに、実際に編み終わったのは
クリスマス当日。(笑) 小さいから楽勝♪なんて思っていたが甘かった。
小さいので各パーツはすぐに編み終わります。でも繋ぎ合わせる作業は、逆に
小さいからこそ難しかったりして。

とはいえ、なんとか無事に仕上げることが出来ました。
が、当然クリスマスには間に合わないので、年明けにでも送ろう!と思っていた
のが間延びして、遂に1月も半月が過ぎてしまいました。(苦笑)

しかし、各パーツを編み終えて繋いでいる時、1つ重大で致命的なミスに私は
気付き愕然としました。写真を見てお気づきの方、いらっしゃるでしょうか?

答えは・・・・・ そうです。
男の子用なのに、前立てが右前に作ってしまった!! のです。(涙)
布用スタンプを押して作ったネームタグも、ボタンを縫い付けるのに使った
糸の色も、思いっきり男の子を意識してあるというのに。。。

まぁ、今回は「2人目の赤ちゃんは女の子だといいね♪」という苦しい言い訳で
友達には勘弁してもらうことにしましょう。(笑)

私の大切な友達がこの日記を読むのと、実際に彼女の手元に荷物が届くのと、
はてさて、どっちが早いでしょうか?


2003年01月14日(火)    暮らしについての本

去年一年は、実に多くの暮らしに関する本を読みました。

節約生活に関する本。家事に関する本。
料理に関する本。片付けに関する本などなど、とにかく沢山!

でも、なかなかしっくりくる本が無かったのです。
どの本も、参考になったり、読んだことで新たな発見があったりしたのですが、
何度も読み返したい本というのは、本当に数少ないものだと思いました。

その中でも、これは!と思えた本は 町田貞子さんの本 です。

「これは!」と思える本というのは、自分の目指すスタイルであったり価値観に
近いことが書いてあって共感できる本なのかもしれません。
収納や家事の本は、最近実に多く出版されていますが、そのどの本を読むより
彼女の本を一冊読んだことで、私の家事に対する認識は変わったと思います。

著書を読み進めていくにつれ、著者の町田貞子さんという人は、日々の生活に
正面から向き合い、そして人生を大切な家族とともに丁寧に紡いできた人なの
だろうなぁと感じます。家事に対する姿勢が理路整然としていて潔いのです。

町田さんの文庫本は、文字が多くて最初は読むのに疲れるかもしれません。
でも、読み始めると、色々な生活の知恵や思想が満載されていて、彼女の思想に
共感できてしまった私は、すきま時間で少しずつ読み進めています。

ちょうど「暮し上手の家事ノート(知的生きかた文庫)」を読み終えたところ。
明日からは、続編の「続 暮し上手の家事ノート ― もの・時間・心…人生は
すべて整理です(知的生きかた文庫)
」を読み始めます。

せっかくの読書タイムは、お気に入りのブックカバーをして・・・・・
とある雑貨ショップで手に入れたブックカバーに入れ、バックの中で他の荷物
で本の端に傷つかないように、キャトルのCDが入っていた麻の袋に入れて
持ち歩いています。赤い糸のアクセントがお揃いみたいに見えますね。

電車の中で本を読むために取り出す度に、一人ニマニマしてます。(笑)
お陰で読書タイムの楽しいこと、楽しいこと。





2003年01月13日(月)    今年の目標

3連休中に、今年の目標が決まりました。
何か具体的に決めよう!決めよう!と悩むこと2週間。

で、今年の目標は・・・・・ 
いろいろなことを上手に両立することを練習する一年にする! です。(笑)

以前の日記にも書いたことがありますが、
今までの私は何かに取り組むと、そのことだけで精一杯でした。
つまり、複数の物事を並行して行うことが、とてもとても苦手なのです。

これは、1つのことに取り組む時の集中力は並外れて高いという長所でも
あるのですが、独身で一人暮らしの社会人の時ならばまだしも、現状にはあまり
役に立たない能力です。
夫(家庭)を持ち、仕事もし、資格試験の勉強もして、趣味の習い事もある。
そんな今の私に必要なのは、「複数のことを効率的かつ無理のない範囲で並行して
実行する能力」だと実感したのです。

複数のことといっても、そんなに大層なことばかりではありません。(苦笑)
日々の家事だったり、ちょっとした息抜きの時間にする読書だったり。
今までダラダラと過ごしてきた中で、自分でも気付かないうちにこぼれ落ちて
しまっていた時間をもっと大切に過ごしてみたい!という思いなのです。

ごくごく簡単に言ってしまえば、すきま時間を有効に使えるようになりたい
ということに尽きるかもしれません。既に当たり前のように実践されている
方も多いでしょうし、必要に迫られてそうしている方も多いでしょう。

このトレーニングは、今の私に差し迫って緊急に必要なものではありませんが、
これから新しい家族が増えたり、共働きになったりするかもしれない可能性が
ある限り、身に付けておいて損はない能力だと思うのです。

ちなみに、去年の論文提出後の一年の目標は「丁寧さ癒し」でした。
それを実現したくて、家の中のモノの整理なども始めました。
まだ完全には片付いてはいませんが、モノを整理し、取捨選択し、要らない物を
捨てるという作業の中で学んだことは沢山あります。
そして、その作業を短期間に力技で行わなかったことからも、実に多くのことを
学びました。日々の生活を営みながら「並行して行う」という練習が出来たし、
その意義も大きく感じました。

だからこそ、今年はそれをもう1歩進めて、片付け以外のことにも応用した
モノゴトを上手に両立して快適に過ごす」一年にしたいと思います。
もちろん、時間がかかっても、ちゃんと目標達成することも大切です。



そうそう、まずは年明けから家計簿をつけ始めました。
去年もやろうと思っていて、1月に挫折したままで終わりました。(笑)
仕事で経理関係をやってる私が、家の金銭管理ができないなんてオカシイ!し
情けない!というのがキッカケなのですが(苦笑)、これ、肝心のつけ始めの
時期さえ乗り切れば、意外と楽しい作業ですね。

何事も大仰に考えすぎず、最初から完璧を求めすぎず、まずはやってみること。
そして早く慣れてしまうことが大事なのかもしれません。
何でもきっと、そうですね。(笑)


↑ これは今年の年賀状です。来年は自分の写真だけで年賀状を作りたいな。



2003年01月09日(木)    新しい職場 〜色んな環境、色んな人

昨日から、今までの職場とは別の会社(事務所)で働き始めました。
先々のことを考えた時、経験しておいても損はないはず・・・という向上心と
ちょっとした好奇心から始めてみることにした仕事です。
当座3月末までの短期アルバイト(というかヘルパー?)ということで。

もともと友達が勤めている会社に紹介してもらった形になるので、
半分くらいは「友達を助けるため」みたいなボランティア精神もあったり、
同じ職場で友達と一緒に働けるという共有感みたいなものもあったり・・・・・
動機はかなり不純かもしれません。(苦笑)

今のところ、週1回の出勤で仕事する約束にしています。
が、ちょうど仕事がめちゃめちゃ忙しい季節なので、今月前半だけでも週に
2日or3日かのペースで行けるだけ行こうかと思っています。
その方が早く仕事内容や職場環境(PCでの専用ソフトの操作など)に慣れる
ことが出来ますし、収入も増える。旅行代を稼ぎたくて必死。(笑)

というわけで、2日続けて今日も行って働いてきました。
動機は不純ですが、やる気と責任感は十分にあります。
正社員だろうがアルバイトだろうが関係なく、与えられた仕事にはプライドを
持って取り組みたいと思っています。



それにしても・・・・・世の中には色々な会社があって、色々な人がいるのだなぁ
と感じさせられます。良い意味でも、悪い意味でも・・・・・。
そして、今まで自分が身をおいて働いてきた環境が、物的にも人的にも質的にも
如何に恵まれていたのか・・・ということを思い知らされるのでした。

「そうするのが当たり前」と思っていたことが、決して当たり前ではない世界が
あると知った時、当時は目に見えない部分で大切なエッセンスを教育され、
自然と身に付けていたことのありがたみを感じます。

例えて言うのなら、「お母さんが毎朝ご飯を作ってくれるのは当たり前」と
思って育ってきた人が、世の中にはそうしてもらえずに育った人もいるという
現実を知った時の感覚に似ているかもしれません。

そして、そういう当たり前すぎて形として見えにくいことって、実はなかなか
言葉では教育しにくいものだと感じるのです。生活習慣病みたいなもので、
一度ついた悪癖は改善するのが難しいように。



2003年01月06日(月)    縫い始め 〜今年はじめての古裂のレッスン

年が明けて間もない今日、今年はじめての古裂のレッスンに行ってきました。
そう、今年初の縫い始めです。

今月は、2回のレッスンで、バックではなく箱を作ります。
まず前半のレッスンで布に刺繍をするのですが、今回は糸ではなくリボン。



実は、リボン刺繍には苦い思い出があります。(苦笑)
以前、友達の結婚式のお祝いに、リングクッションを作ったことがありました。
一人目の友達には、白が基調のハート型にブルーのリボンを使ったもの。
それは、まぁ、まだ良かったのです。

1つ作って調子にのった私は、その半年後にイエローが基調で、リボン刺繍で
2人のイニシャルや薔薇の花を刺繍するタイプのものを作りました。
これがいけなかった!(笑) 我ながら情けないくらい不器用で、上手に刺せな
かったのです。どうにかこうにか、形にはしましたが、「もう二度とリボン
刺繍には手を出すまい!」と思っていました。

そして、今月、苦手なリボン刺繍のお出ましです。(^_^;
いやー、やっぱり苦戦しました。刺しながら泣きたいくらい嫌になりました。
こんな気持ちは久しぶりです。こんなに自分自身に失望し、情けなく感じたのは
一体いつ以来だろう?なんて考えてしまいました。

どうやら、苦戦しているのは私だけではない様子で、それならばもう少し私も
頑張ってみようと、なんとか頑張って刺し続けていくうちに、少しずつコツが
分かってきました。「こういう風に刺したい」というイメージや、そのために
必要なテクニックが、先生のアドバイスなどから掴めてきたのです。

「あぁ、授業料を払って教室に通ってみてよかった・・・」と思った一瞬でした。
だって、コツが掴めたら、今度は逆に楽しくなってしまったのですから。(笑)
本などを見ていても分からない小さなコツってあるんですよね。
それは、実際に刺しているところを見てみないと分からない感じのもので。



ところで、写真にも撮る人の個性が写し出されるように、手刺繍にも刺す人の
個性や性格が出ます。これは本当。
同じ図面で刺繍をしても、皆その表情が違うのです。
大雑把な人/几帳面な人、ラフな人/丁寧な人、などなど。

かくいう私の刺繍には「几帳面な性格」が実によく表れています。(笑)
全体的に統率が取れていて、良くも悪くもキッチリした刺繍です。
不器用なので時間をかけて丁寧に刺す、というのがウリなので当然の産物なの
ですが、作業が早くて大雑把な人の刺繍が汚いというわけではありません。
むしろ1つ1つの刺繍に動きがあって表情が豊かだったりします。

そのことに気付いてから、私は敢えて大きさや形を揃えすぎないよう、多少は
ラフに刺繍するように努めています。全部が全部同じように揃っているのは
刺繍にしても写真にしても味気ないと感じたのです。難しいですね。(笑)



2003年01月05日(日)    夫婦の距離感

お天気が良くて暖かく、まさに掃除に洗濯にと相応しい一日。
というわけで、早起きして働きました。明日から仕事始めですしね。

(正月の天気が悪くてサボっていたために溜まった)大量の洗濯物も、
(ずっと家で過ごしていて散らかった)部屋の掃除も、
2人で真剣に頑張れば、あっというまに片付きますね。(笑)

昼前には全てが終わり、お昼を食べたあとは夕方まで各自好きなことをして
過ごすことにしました。

Kin-chanは、調子が悪くなったオーディオを持って川崎のヨドバシへ。
私は、家で縫い物をすることにしました。作りかけの古裂の作品が溜まりつつ
あったので、正月で片をつけようと思っていたのに、手をつけることなく
過ぎてしまったので。(笑)

こういう日の夕飯は、あんまりあれこれと欲張らずに、簡単なカレーに決定。
調子に乗ってなんでもかんでも欲張って行動すると、一番自分がやりたいと
思っていたことが結局できずに一日が終わってしまいます。去年の教訓。

それに、カレーだったら気長にコトコトと煮込んでいる間、針仕事に精を出す
ことができます。冬の午後、煮込み料理をしながら針仕事。最高です。

ところで、夕方暗くなっても、彼はなかなか帰ってきませんでした。(笑)
3時くらいに出かけていって、帰ってきたのは7時を30分ほど過ぎた頃。
彼の帰りが予想以上に遅かったのには驚きましたが、ぜんぜん問題なし。
お陰で今日は私も存分に大好きな刺繍を楽しめました。ありがとう。



平日は殆ど一緒にいる時間がないので、休みの日は出来るだけ一緒に行動する
ことを心がけていた時期があるのですが、たまにはお互いに好きな場所へ
好きなだけ出かけさせてあげたい。途中でそう思うようになって、去年から
少しずつ別行動するようになりました。決して仲が悪くなったわけではなく。

別々に行動する日があると、お互いがお互いのフィールドで新しいことを発見
したりして、また一緒に行動する時に別の視点ができる気がします。
2人一緒に行動して一緒に体験するのもいいけれど(Ex.旅行)、一人で行動
してみて感じたことを相手に伝えたり聞いたりするのも楽しい。
何より、そういう一人で行動する時というのは、自分の好きなことをする時が
多いので、相手に報告する時の表情がとてもいいのです。

2人で過ごす時間は大切な時間だけれど、いつもいつも2人で行動する必要も
ないかな・・・という適度な距離感が持てるようになってきた感じです。
いつも一緒に過ごしていた子供が、ある日幼稚園に通うようになって、最初は
寂しいのだけど、いつしか幼稚園での話を聞いたりするのが嬉しくなるのと
ちょっと似てる。

これ、ちょうど結婚4年目くらいの夫婦の距離感なのでしょうか。
少なくとも新婚時代とは違う距離感なのです。(笑)
10年、20年と経った時、私たちは一体どういう距離感になってるのかな。



2003年01月04日(土)    2人で横浜に初詣

元旦の日に、近所の神社に初詣に行きました。
掃除している時に見つけた大量の古いお守りを持って、自転車で。
簡単にお参りを済ませて、甘酒をいただき、お焚き上げの火で体を十分に暖めて
から帰宅しました。シンプル簡素な初詣でした。

そして、今日は式を挙げた横浜の神社に遠出しての初詣?です。
本当は松の内に行きたかったのに、今年は寒くて家から出る気になれず・・・。
やっと晴れて気持ちのいい日だったので、遠出してみることにしました。

去年も、事あるごとに足を運んだこの神社。
お正月に行くのは、別にこれが初めてじゃないと思っていたのに、
行ってみて「今年が初めてだ」と思い直しました。(苦笑)
いつもと違う神社の盛況ぶりが、到着前の想像以上だったので驚いた次第。
人の多さ、参道に至るまでの屋台の群れ、とにかく賑やかです。

率直な感想は、「大晦日にお寺に行って除夜の鐘を聞くのもいいけれど、
晴れた昼間の神社は清々しくて華やかで、なんて正月らしいんだろう!」です。
鳥居に飾られた大きなしめ縄、本殿に飾られている赤・紺そして紫の垂れ幕。
紫は高貴な色なのだと納得した瞬間です。

撮影途中のフィルムを使い切ろうと、2人で1台ずつ一眼レフを持っての参拝。
お参りして、お札とお守りを買って、おみくじを引いてから撮影しました。
でも、まだ現像できてないので、写真はまた後日。

日が陰り肌寒くなってきた夕暮れ。
少し小腹が空いてきたので、家路につく前に併設されているホテルの臨時の
蕎麦屋さんで暖かい蕎麦を食べました。
普段はお茶室に使われている建物で、お正月だけ営業している蕎麦屋です。
華々しい装飾性はなく、質素な中に温かみの感じられて居心地のよい部屋です。
暖房の程よく効いた中で、蕎麦が出てくるのを待っている時間が幸せでした。

隅々まで手入れが行き届いていて、大切に扱われていると感じられるような、
心から居心地がよいと感じられる部屋に住みたいものです。
今年の目標。



2003年01月03日(金)    今年のお正月 〜厳冬の日々

早いもので、正月3が日が終わろうとしています。
関東地方では、朝から小雪がちらつく寒い一日でした。
本当は横浜まで初詣に行こうと思ってたのに、あまりの寒さに中止。(苦笑)
家の中でTVを見つつ(ライスボールの中継など)暖かく過ごしました。



我が家は、来週の月曜日まで仕事はお休みですが、あと2日しか休みがない
という現実に少しガックリきています。皆さんは、どんなお正月でしたか?

私にとって、今年はお正月といっても今一つ実感が湧かないままです。
「今日は昨日の延長線」であるただの一日にしか感じられなかったのです。
この感覚は今までにない感覚で・・・・・・どうしてかなぁ。歳のせい? (苦笑)

それで、ふと気付いたのですが、もしかしたら私は元旦よりもむしろ大晦日の
方が好きなのかもしれません。遠足当日よりも、前日までのワクワク感が
好きなように。そういえば昔から、楽しみな行事ほど当日になるとガッカリ
していた変な子でした。終わりが見えてきて落胆してしまうんですね。(笑)



前回2002年のお正月は、論文にかかりきりで正月どころではなく、まるで
〆切前の漫画家さんのような生活をしていました。
その反動か、今回は何としてでもノンビリとした年末年始を過ごしたくて、
出来るだけ前倒しで準備するようにしてみたのですが。

その努力の結果は・・・・・「まずまず」といったところでしょうか。(苦笑)
念願のおせち料理、初めて自分で作りました。ちょっとだけ。
黒豆、栗きんとん、煮しめ。でも課題が残りました。料理は実に奥が深い。
蒲鉾も、お正月らしく「手綱型」に切り目を入れて並べてみたりしました。

年末の大掃除も、完璧とは言えないまでも、優先順位をつけてやり遂げました。
家の中でずっと気になっていた場所をスッキリさせて、実に気分爽快です。
(トイレの水受け、レンジフード、各種フィルター類などなど)
掃除して綺麗になった所を見る度に、嬉しくてニマニマしています。うふふ。

完璧ではなかったけれど、少なくとも"どうしても気になっていたこと"だけは
なんとか片付きました。また今年も少しずつ少しずつモノの量と格闘していく
ことでしょう。来年のお正月は、もっとスッキリした我が家で迎えたいなと
願いつつ、そして夢見つつ。

さて・・・・・ おせち料理も丁度良い量で食べ終わったことですし、明日からは
通常の週末と同じように過ごしたいと思います。まずは、早寝早起き!
今のうちから少しずつ平常運転しておかないと、週明けの社会復帰が難しく
なりそうなのです。(笑)



2003年01月02日(木)    ファミリーでの食事 〜義弟の働く職場にて

毎年お正月は、Kin-chanの家族と食事をします。
義父と義母、彼と私、そして義弟(彼の弟)と義妹と姪の7人です。
いつもどおり、彼の実家で食事をする予定だったのですが、義母が少し風邪
気味らしく、予定を変更して義弟の働くお店に食事をしに行くことに。

彼の弟は、高校を卒業してから調理師の道に進み、今は神奈川の本厚木という
駅のそばの店で働いています。ほんの少し前までは、相模大野という駅の側に
ある系列店にいたのですが、最近お店を異動しました。

義弟は、元旦こそ休めたものの、今日から働いています。
夕刻、彼の書いてくれた地図を頼りに、目指すお店へと向かう私たち。
辿り着いた店は、いまどきのお洒落な内装をした和食系創作料理の居酒屋です。

あちこちに個室のように仕切られた空間があるのですが、そのうちの1つが
予約されてました。その一画は、ちょうど厨房の隣に位置する掘りごたつ式の
席で、立ち上がると窓から厨房で働く義弟の姿を垣間見ることができます。

働く義弟を除いて、6人でコース料理を食べました。
サービスしてくれたのか、ものすごい量の料理が次から次へと出てきて・・・・・
前菜、刺身、肉料理、鍋料理・・・ 最後の雑炊はさすがに食べ切れませんでした。
途中、愛娘のためにスペシャルお子様セットスペシャルデザート
出てきて喜ぶ面々。(笑) たぶん通常のメニューには載ってない料理です。

カメラ持参の義父は、嬉しそうに姪の写真を撮りまくっていました。
2歳半の姪は、祖父や彼からお年玉とお菓子を貰って、ご満悦の笑顔です。
途中「パパ、見る〜」と言っては、抱き上げてもらって厨房を覗いてました。

「2日だから空いているはず・・・」という義弟の思惑は外れて、途中から沢山の
お客さんで混んできてしまい・・・・・ でも、最後のデザートの後に私達の席まで
挨拶に出てきてくれました。その姿がとても凛々しく格好良くてっ!!
働く義弟と一緒に写真を撮って、お正月の食事は終わりました。

お勘定をしている間に、義弟が愛娘を連れて厨房へ。
独身の従業員が大半を占める職場らしく、みんな興味津々だったそうです。
妻と娘は先に帰るけれど、義弟はこの後も深夜遅くまで仕事なのでした。

帰りの車中で、Kin-chanが呟きました。
「自分の子供に、自分の働く姿を見せられるって、いいよなぁ・・・」

たしかに、まさしく「働くお父さん」という感じで格好良かった!
子供だけでなく両親も、息子が働く姿を見ることが出来て嬉しそうでした。
男の人が働いている姿って、見るだけで何とも頼もしい感じがしますものね。

一方、会社員である彼は、自分の働いている姿を子供や家族に見せること、
きっと一生できないと思うのです。
飲食業の仕事は休みが少なくて、さぞかし大変だろうといつも思うのですが、
今日の出来事は、彼にとって、同じ男として、そして兄として、かなり
羨ましい出来事だったようです。


2003年01月01日(水)    明けまして、おめでとうございます。

2003年が幕開けしました。今年もよろしくお願いいたします。

昨年は、沢山の出会い(人や物事)や発見のあった楽しい一年でした。
今年は待望のひつじ年。そう、ハンドメイドフェルトの材料は羊です。
春が来て暖かくなるまでの間に、色々と作りたいな〜と意気込んでます。(笑)
まずは、今年最初のレッスンで何を作りましょう。

今年の抱負や目標については、また改めて。
昨年末から頭の中でグルグル考えているところです。

やりたいことは色々とあるけれど、何をするにしても土台になるのは、「家族の
存在」と「健康」でしょうか。自分が属する最も根っこの社会である「家庭」、
その基盤を引き続き大事にしていきたいものです。

「衣食住」の一つ一つを大事にして、季節の移り変わりを感じて過ごしたい。
目で、耳で、鼻で、肌で、私の持ちうる五感の全てを使って。

そうした日々の中の何気ない一瞬の輝きを、
或いは、無意識のうちについ見落としてしまいそうになる光景を、
写真という小さなフレームの中に捉え表現することができたなら、
それはささやかだけど、創造的で魅力的な作業になるだろうと思うのです。

今年の干支の ひつじ のように、ゆったりノンビリ、そして slow に。
フワフワとした暖かな幸せに包まれた一年でありますように!



Daily Journel@M403



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2003年01月31日(金)    悩みぬいた2時間・・・

夜、仕事から戻ってきてから、リビングのテーブルの上で明日の写真講座用の
写真を選ぶ。

今回は2か月分の宿題。そして2つのテーマ。
悩みに悩んで、全て選び終えて、かつマウントし終わるまでかかった時間は、
2時間!(笑) 

でも、作業が遅いわけでもなく、かといって出来のいい写真が多くて時間が
かかったわけでもないのです。(苦笑)
単純に、似たような構図のカットが多いので、どの露出(明るさ)のもので、
どの構図のものがいいのか決めきれなくて時間がかかった・・・という感じです。

えらく疲れた割には、優柔不断で不毛な時間だったかもしれません。
これだけ時間をかけて悩んで選んだのだから、少しは写真を選択する
というか選択基準みたいなものが身についているといいなぁと願います。

今回の写真、2か月分で10本以上あるのですが(汗)、最後の最後になって、
ようやく自分の求める明るさを安定して写せるようになったなぁと思いました。
達成感のような、納得感のような、少しスッキリした気分を感じてます。

しかしながら、私の写真、「勉強のために撮っている」という感は否めず、
おまけにセンスがいいとは決して言えない写真ばかり。(汗)
写真自体の出来(写真から受ける印象やイメージ)は今一つパッとしないの
ですが、光の捉え方が掴めてきたので良しとします。今の写真講座で、私が
一番学びたかったもの・・・・・それは何よりもの捉え方なのですから。



それにしても、本当に沢山撮りました。何十枚という無駄な写真を。
300枚以上撮って、自分が本当に気に入った写真は20枚もありません。
その無駄な写真たちのお陰で、自分の部屋の中にある光の特徴や、
自分の使っているカメラ&レンズの特徴が分かりました。そして、
次から1ショットあたり何枚撮れば済みそうであるのかも。

色々な設定(シャッタースピードや露出)で撮ってみないと分からないことが
あると思うのです。この2ヶ月で使ったフィルム代+現像代は、その勉強代だ
と思うことにしたいです。明日の講座が終ったら、しばし宿題も無くなるので、
自分の好きなペースでノンビリ楽しみながら撮りたいと思います。
正直、この2ヶ月の撮影は我ながらハイペースで疲れました。(笑)
それだけに得たものも大きかったのですが、ちょっとfastすぎました。

さて・・・・・明日の講座、今から楽しみです。
2ヶ月ぶりだから、きっと皆た〜くさん写真を撮り貯めているのだろうなぁ。
自分の写真を先生や皆に見てもらえることも嬉しいのですが、他の人の
撮った写真を見て、その写真からインスパイアされるのも楽しいのです。
これぞ、講座に通うからこその醍醐味?!



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