2002年06月29日(土)    slow select 〜そして未だにベットを物色中

床から高い生活に変えたくて、春から検討している寝室用のベット。
しかし、未だに買うベットが決まりません。目処さえ立っていない。(苦笑) 
途中でKin-chanの出張が入ってしまったから・・・というのもありますけど。

でも、さすがにサイズをどうするか?ということについては、目安が欲しくて、
嫌がるKin-chanを連れて青葉台東急スクエアに行ってきました。(笑)
本当は、もっと広くて種類の多い家具屋に行きたいところだったんですけど、
今日の彼は乗り気じゃなさそうだったので断念。先週末に秋葉原に行き、色々と
パソコン用のパーツを仕入れてきたようで、「おいら、今日は出かけるより家で
遊んでいたい〜」っていうオーラがすごかったんです。(^_^;

青葉台東急スクエアには Bo concept というお店が入っていて、お店に行けば
キングサイズ、クィーンサイズ、ダブルサイズのベットが見れて、寝心地や広さを
横になって試せるのです。こればかりは一人で行って試しても仕方がありません。
やっぱり2人で寝てみないとね。

私の感覚では、クィーンサイズでも十分な大きさに感じたのですが、Kin-chanは
クィーンでも狭く感じるという。体の大きさが違うのだから、感じ方も違って
当然ですよね。やっぱり2人で見に来て良かった!と思いました。

その後は、スタバに寄ってコーヒーを飲んだり、無印良品でベットを見たり、
大型書店のブックファーストに行って本を物色したりして帰途に着きました。

青葉台東急スクエアのことは以前の日記でも書きましたが、この春にまた幾つかの
お店が新規openしたようです。ブックファーストもその1つですし、渋谷にある
(私が通っている)カルチャースクールも入ったようです。旬で人気のあるお店
ばかりセレクトされているという点では、溝の口の駅前より使いやすくて便利だな
と思います。東急が頑張って開発してるというのが、よく分かる街ですね。


題名のslow selectは、私の作った造語です。こんな言葉があるのかは謎。
モノを選ぶにも、色々と吟味しながら時間をかけてゆっくり決めていこう、という
ような意味を込めています。ベットにしても、鍋にしても、本当に末長く大事に
使っていけるものを選びたいものです。

今、日本でも一部でスローフードって言葉が定着しつつありますね。
そもそもの発祥は15年前のイタリアでだそうですが、そのことについては、また
改めて近日中に日記に書きたいと思っています。

2002年06月27日(木)    「自分の"好き"を探す」という旅の途中

またしても、本を買ってしまいました。最近買ってばかりだなぁ。(笑)

廣瀬裕子さん「ハッピー ライフ カタログ」大和書房
廣瀬さんという方が愛用しているモノを紹介した本です。

先週から何ヶ所かの本屋の店頭で見かけ、その度に手に取って眺め、そして3度目
の今日、ついに買うことに決めました。(三度目の正直・・・?笑)
廣瀬裕子さんの本は初めて買ったのですが、どんな方なのかな?と思ってAmazonで
著書を調べてみたら、今までに表紙だけ見たことのある本がありました。
どちらかというと、セラピー系の本を多く出されている方のようです。

この本を買うことに決めたのは、冒頭の3ページに書かれた導入部分の言葉が、
今の私の心に響いたから。選んでいるモノの好みが自分と似ているから。
そして、紹介されているものの問合せ先一覧が巻末に載っていたからです。

ちょうど自分で布を買って、カーテンを作りたいと思っていました。
でもずっとコンセプトが定まらないまま、半年くらいが過ぎてしまっていて。
私のイメージに近いカーテンも載っていた、というのもポイントでした。

どんなカーテンにするのか?ということは、自分がどういうスタイルのインテリア
だったら居心地がいいのか?ということにも繋がっていきます。
色は?柄は?素材は?・・・一生懸命に考えないと、なかなか「これ!」という
イメージにたどり着けません。実際、私は半年近くかかりました。(笑)

どこかで妥協しないで自分の好きなものを探すという行為のは、自分探しに似て
いるような気がします。「流行だから」「評判だから」「誰々が使っているから」
というのではなくて、自分が好きか嫌いかで選ぶ。
「なぜ好きなのか?」その理由を「なぜ?なぜ?」と突き詰めていくと、それは
根っこの方で1つに繋がっていることもあるんだなぁ、と思ったり。

カーテンが決まったのは、自分の好きな部屋のイメージが分かった時でした。
そうしたら、それにそぐわない何となく可愛いかなと思っていたモノは欲しくなく
なってきて、何となく捨てられずにいた若かりし頃に買った雑貨も実にアッサリと
捨てることができたのです。

私は、まだまだ自分の"好き"を探すという旅の途中ですが、少しずつ自分が本当に
好きなものが分かってくると、なんだかとても嬉しいし、そしてスッキリします。
「あぁ、これだったんだ」と分かると、心が落ち着く気がするのです。

その人が好きなものは、その人自身を表しているヒントだったりするのですね。


〜自分がどんなものがすきか。なにを大切にしたいか。どう暮らしていきたいか。
    それがわかれば、すきなものもわかります。
    それがわかったら、その気持ちに合うものを、少しずつ選んでいく。
    そうすれば、暮らしのなかには、すきなものが多くなっていきます。
    もしかすると、すきなものが見つからないこともあるかもしれません。
    そんなときは、すきなものと出合えるまで待つ。
    ほかのものを工夫して使う。そういうことも必要です。

    暮らしの中で使うものは、自分の時間をいっしょにすごしていくものです。
    まいにち、気持ちをいっしょに感じていくものです。
    だから、大切にしたい。
    それは、自分の暮らしを、自分の時間を大切にすることと、
    とても近いように思います。〜

廣瀬裕子「ハッピー ライフ カタログ」大和書房より抜粋



2002年06月25日(火)    LE CREUSETの鍋

この半年くらい、ず〜っといいなぁと思っている鍋。LE CREUSET。

先日、Netをさまよっている時に、私好みの雑貨屋さんを見つけました。
【楽天市場】ピーウィー(peewee)

上にリンクしたお店では、今月いっぱいル・クルーゼの鍋が20%offなのです。
実際の店舗も割と近くにあって、他にも私が探していたものを売っているので、
今週末ちょっと覗きに行ってみようかな〜なんて思っています。

しかし、肝心のお鍋。
デザインも好き。機能も評判でお墨付き。色は白がいいな〜と思っている。
買うならこれ!というのは、だいたい決まっているのです。

でも・・・このお鍋を買って何を作るか?がイメージできないのです。(笑)
だって、うちには既に圧力鍋があるから。
シチューもカレーも煮物も作れるし、ご飯だって炊けます。うーむ。

やっぱり、我が家には当分いらないお鍋なのかもしれません。
本当に必要に感じた時に買う、それもいいかなと思うこの頃です。
ものを手に入れるにもタイミングやご縁というものがあるのかもしれません。

何より、買ったら毎日使いたいですしね。きっと、それが一番大事なこと。

2002年06月23日(日)    久々のフェルト作り

久々にハンドメイドフェルトのレッスンを受けました。

いつもは第2日曜日に通っているハンドメンドフェルトのレッスン。
今月は、友達の結婚式の予定が入っていたので、第4日曜日のレッスンに
振替したのです。そのため、約1ヵ月半ぶりのレッスン。

今月は、クロッシェという帽子を作りました。
今回もバックの時と同様に、どんな色の原毛を使おうか?など色々と
悩んだのですが、無難に表が黒、そして裏がグレーの帽子となりました。
グレーの部分を表にして被った時、縁の部分に黒が見え隠れするのが
アクセント。

それにしても、こうして毎月レッスンを受けて、バックや帽子などの
作品が1つ1つ出来上がってくると、今度の秋冬が待ち遠しくて
たまりません。
ただでさえ、一年の中で一番秋という季節が好きなのになぁ。
そして、まだ今年は夏も訪れていないというのにねぇ。(笑)

  



2002年06月20日(木)    手作りのパンと、堀井和子さんの本

最近Netで知り合って、「実はご近所?!」という方とオフでお会いしました。
その方は自分でパンを手作りされる方で。

先日の北海道旅行の際、富良野で立ち寄った店で「はるゆたか(全粒粉)」を
見かけたら、その方をぱっ!と思い出し、迷わずお土産用にと買ったのです。
それと、小麦の穂のドライフラワー。近いうちに会う予感があったのかも。
いえ、むしろ、それを口実にお会いしたかったのかもしれません。(笑)

実際にお会いした際に、お手製のパンを頂戴しました。(嬉)
白くて丸くてフワフワのハイジの白パンみたいで、とても美味しそう。
なんだか見るからに幸せの香りがします。

夫の帰りを待ちきれず、先に1つ食べてしまいました。
何も塗らずに食べたのですが、シンプルで素材の風味を活かしたパンは、
とても美味しくて! なんだか心が温かくなりました。
次は手製のイチゴジャムと一緒に食べようかな。
今日いただいたパンは、堀井和子さんのレシピで作ったブレッチェン
というパンだそうです。

堀井和子さんと言えば・・・
最近、本屋でたまたま見つけた堀井さんの本、初めて買って読んでます。
表紙のトーストの写真が本当に美味しそうなんです。

Daily Journel@M403



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2002年06月30日(日)    ワールドカップ閉幕、そして6月も終わり

ワールドカップ、ブラジルが優勝して閉幕しましたね。

ドイツも頑張っていたのになぁ。最後の方になってカーン選手のファンになって
しまった私です。(あまりにも遅すぎ。笑)
いや、言い訳をすれば、ワールドカップの予選をやってる時、Kin-chanが日本に
居なかったのも大きいんじゃないか?と思っています。
というのも、私、普段殆どTVを見ないので、彼がいないとTVがついていない
ことが多いんですよねぇ。あ、でも好きなテニスは一人でも見るか。。。(笑)

そんなこんなで、我が家ではサッカーにはあまり盛り上がりを見せないうちに
6月が終わりました。オリンピックなら、もっと真剣に見るのに不思議。
気持ちは既にNHKでやってる全英オープンテニスに移っているのでした。(^_^;

それはさておき、今日は先日の日記に書いたように夏越祓いの日。
早いもので6月が終わり、そして今年も半分が終わりです。早いなぁ〜!!

友達の結婚式から戻ってきたKin-chanは、風邪の引き始めか、頭痛と吐き気を
もよおしていて冷や汗をかいていました。体も冷え切っている様子。
礼服から着替えて少し横になり、落ちついてから足湯をして体を温めました。
足湯をしている間、腰と肩をホットパックして、とにかく全身を温めます。
体が温まってラクになったのか、彼はそのまま眠りに落ちていきました。

というわけで、最後の日にKin-chanが体調を崩したものの、今年も半分を無事に
過ごせました。そのことに感謝しつつ、これから後半も健やかに過ごせることを
お祈りして。。。さぁ!明日からは7月です!

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4062113066朝ごはんの空気を見つけにいく
堀井 和子
講談社 2002-05

by G-Tools


読めば読むほど、堀井さんという方は本当に朝ごはんが大好きな方なんだなぁ
と思います。好きだからこそ、その楽しみ方も半端じゃない。
「ふ〜ん、こういう風に考えられたら、朝起きるのが楽しくなるかも!」
そして、朝にパンもいいなぁと思ってしまうのでした。
(うちはご飯党ですが)
そのうち、気がついたら今度はパン作りにハマっているかも。(苦笑)

 



そういえば、先日の北海道旅行で買ったものは、ドライフラワーだったり、
小麦粉だったり、アスパラガスだったり、ラベンダーの精油だったり。。。
なんだか自然素材のものばかりだったなぁ・・・と今気づきました。(笑)

ドライフラワーは、少し前から「欲しいなぁ」と思っていて、美瑛では
ぜひ買って帰ろうと思っていたのです。
色々な店に寄る度に探して回って、結構大量に買ってきたのですが、
やはり収穫を終えた秋の方が種類も多いそう。(残念)
今度は、ぜひ秋に行って買って来ようと思っています。

実は、帰ってきてから、近所のダイソーで似たようなのが100円で
売っているのを見つけて、ちょっとショックでした。
さすがに風合いは違うんですけどね。



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2002年06月19日(水)    有給休暇の満喫

昨日帰国した夫は、今日は有給休暇でお休み。

東京は、梅雨とは思えない清々しい爽やかな晴天に恵まれたので、
朝から彼が持ち帰った衣類を洗濯したり、アスパラを茹でて朝に昼にと
食べたり、お布団を干したり・・・
お金もかけずノンビリと過ごしました。(笑)

お昼は、アスパラとベーコンを使ったトマトソースのパスタを。
私が作ってる最中、いつもKin-chanは台所の中をウロウロしているの
ですが、皮をむいて切り分けたアスパラガスが余程美味しそうに見えた
らしく、生のまま根っこの辺りをつまむ彼。(笑)
「甘いよ!生で食べれるんだねぇ!」と言うので、私も生のまま食べて
みましたが、ほんと美味しいのです。感動〜。

その後は「生でも食べられるものだったら、そんなに加熱する必要なし!
むしろ火を通しすぎて柔らかくなったら、せっかくの食感が台無し!」
ということで、あまり火を通さずに食べるようになりました。
旬の素材だからこそですね。

昼ごはんの後は、少し疲れが出たのか、夫はソファで昼寝。
窓から気持ちのいい風が入ってくるのもあり、とても気持ちよさそう。
こうして家でノンビリしつつ、少しでも出張の疲れが取れるといいの
ですが。



夕方買い物に出かける際、少し足を延ばして、横浜・桜木町にある
伊勢山皇大神宮へ。ここは私達が結婚式を挙げた神社で、
以来何か機会があるとお参りしています。

今回は、夫が出張に出かける前に旅行用のお守りを買ってきたのですが、
日常に紛れて忘れてしまう前に無事に帰れたお礼参りに行こうと
思ったのです。

平日で人が少ない境内は、天気が良くて風も心地よく、なんだかすごく
落ち着きますね。お参りの後、大して広くはない境内を2人で
散歩しました。

そうそう、境内で、今日は珍しいものを見ました!(下の写真を参照)
見た途端、見覚えのある形に「あ!」と思いました。昨年6/28の日記にも
書いた6月30日の夏越(なごし)の祓いに使う茅(ち)の輪です。

暑さが厳しく病も流行りやすいこの時期、一年の半分が終わる6月末日に
厄祓いを願って行われる夏越祓い。
京都上賀茂神社、北野天満宮ほか各神社で行われ、茅で作った輪をくぐり
ぬけたり、紙で作った形代(かたしろ)を境内の川に流したりする行事です。

私達が行った神社でも、6/30の16時から夏越祓いが行われるそうなの
ですが、あいにくその日の夫は会社の友達の結婚式の予定が入っています。
当日来られない人は、大体1週間前には設置されるという茅の輪を、
好きな時に来てくぐって下さいと説明がされていたので、2人とも
喜んでくぐってきました。

すぐ側の説明のとおりに、八の字(無限大のマーク)に3回。

何だか一年前が懐かしいです。
金曜の仕事の後には、また渋谷・東急東横店の「とらや」で夏越祓いに
欠かせない『水無月』という和菓子を買ってこようかな。





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2002年06月18日(火)    Kin-chanが帰ってくる!

今日、旦那さまが約1ヶ月ぶりに帰還します。ようやく!

旦那さまことKin-chanは、5月中旬から出張で台湾に行っていたのです。
台湾といっても、台北ではなくもっと田舎の方なのですが。

「旦那さんが台湾に行ってるなら、一緒に行っちゃえば?」と、何人かの人に
言われました。うーん、もし台北だったら、先日の北海道旅行は一人旅じゃなくて
台湾旅行に行っていたかもしれませんね。(笑)

前回の出張(3月)から帰ってきた時、「後半は足がむくむし、冷房で冷えるしで
辛かったよー」と言っていたので、「だったら、今度は腰湯をしてみたら?」と
アドバイス。いくら田舎のホテルでも、バスタブくらいはありますものね。
それに腰湯だったら、日本のように追い炊きできなくても大丈夫。
今回は3日に1回は腰湯して、お陰で体調を崩すことなく帰れそうとのこと。

ずっとホテル暮らしで、平日の帰りも遅くて、週末も土曜は殆ど出勤したりして、
先週末は土日とも出勤だったkin-chan。本当に本当に、お疲れさま。
「帰ったら寿司が食べたい」とのことなので、明日の夜は久々にお寿司を食べて
こようと思っています。ボーナスも出たことですしね。

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2002年06月17日(月)    リセット 〜眠り

昔から、悲しいことがあったり嫌なことがあると、昏々と眠り続けます。
しかも、半端なく長く眠り続けます。(笑)

今回も、久々に随分と長いこと眠りました。20時間くらい?!

途中、朦朧と意識が戻ることもあるのですが、それでも寝続けます。
これだけ寝ると寝すぎて頭が痛くなりそうなのに、不思議とスッキリ目が覚める
のです。本当によく寝たー!という感じ。

悲しい時は、悲しめるだけトコトンドップリ底に着くまで悲しんで、疲れたら
眠り、そして十分すぎるほど寝たら起きる。
私にとって、何もしないで眠るというのが、最大にして最高のメンテナンスの
ようです。心も体も少し軽くなって、さぁ復活です。

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2002年06月16日(日)    父の日とアスパラガス

父の日なので、実家にゆうパックでプレゼントを送りました。

ゴルフ好きの父のために、渋めのデザインのナイキのポロシャツと、去年買って
渡せずにいた甚平を一緒に入れて。ついでに、母の日のプレゼントに買っておいた
もの(前回の里帰りで持っていくのを忘れたもの)も一緒に。

今週末は、父方の祖母の法事で、彼らは揃って四国に里帰り。
もうあちらはだいぶ蒸し暑いのでしょうか。

郵便局に行って戻ると、今度は我が家にゆうパック(チルド便)が届きました。
先日、北海道に行った際に頼んでおいたアスパラガス。
金曜日の手紙のように、旅の思い出が時間差で蘇ってくるような気分です。
旅の醍醐味を2度楽しんでいる感じで、こういうのもいいですね。

スーパーなどで売っているアスパラは、ひょろっとして細長いものが多いのに、
ずっしりと太くて青臭い香りがします。一般に流通に乗るものとは全然違うもの
なんだなぁと感心するとともに、新田さんという生産者の顔が見えることに
安心感を感じます。来年もまた注文したいなぁ。

当初の予定が狂って、本当なら14(金)には戻るはずだったKin-chanが出張先から
まだ戻らないため、近所の友達Sさんやお隣さんにお裾分けをしました。
Sさんの旦那さんは、アスパラが貰えると聞いて「コーンとバター炒めだな!」
と言ったそう。(笑) はてさて、お味の方はいかがかな。



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2002年06月15日(土)    真夜中を突っ走れ 〜Whatever Gets You Thru the Night

心の整理のつかないまま、それでも普通に日々を過ごしています。

こんなにショックを受けたのは久しぶりで、以前の私はどうやって乗り越えていた
のだろうと思うほどです。そういえば、若かりし頃は、こういう重たい気分を払拭
するために、真夜中に実家の車を拝借して、一人で夜のドライブに出かけていた
ことを、ふと思い出しました。

行き場のない気持ちを振り切りたくて、真っ暗で車通りの少ない深夜の国道を、
平塚や辻堂の海岸に向けて運転しました。一人っきりの車内で大きな音で音楽を
かけて、大声で歌ったりしたものです。海に着いて、月明かりに照らされた海岸に
じっと座って波の音を聞いていると、不思議と心が落ち着くのでした。

そうすることで、必ずしもいつもスッキリしたわけではないけれど、少なくとも
気分転換にはなりました。今思うと、娘のそんな奇行に対し寛大だったというか、
付き合いきれずに放任してくれていた両親には感謝しています。今振り返ると、
大層危なっかしいことをしていたものです。若さ故でしょうね。(苦笑)

実家を出てからは、自分の車を持っていなかったので、そういう夜の逃避行に
くり出すことは不可能となってしまい、「いつでも好きな時に、時間を気にせず
好きな場所に行ける自分の車が欲しい!」と思っていました。
私にとって、車を運転すること自体が1つの気分転換で、ついでに場所も移動する
ことができるというオマケつきのようなものでしたから。でも、都心23区内での
車の維持費は馬鹿にならず、結局買えずじまいで終わり。

その後、結婚して、時々Kin-chanの車を拝借しますが、さすがに夜中に彼を家に
置いて一人で何処かに車で遠出するということはしたことがありません。
当たり前ですが、彼がひどく心配するので。

でも、こんな風に彼が側に居ない一人っきりの夜に、やり場のない哀しみを抱えて
いると、昔のように真夜中の静かな海に行きたくて仕方なくなります。
自分が自由に使える車はあるし、出かけて行くのを止める人は誰も居ません。

それなのに、暫し悩んだ末、出かけなかった私。
やはり老いたからでしょうか。刹那的にはなれない自分がいるのです。
いまや自分一人の体ではないということが、私を踏みとどまらせるのでした。
そうしたくて仕方がなかった時には肝心の車が無くて、今は車があるというのに。

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2002年06月14日(金)    旅先で知り合った人からの便り

帰宅して、ポストを開けると見覚えのない筆跡の1通の手紙。
北海道のYH(ユースホステル)で3泊を共にした女性からでした。

私が泊まっていた4泊の間にYHで一緒になった方は、男女を問わず皆一人旅。
それぞれが昼間は別行動をして、そして夕食に戻ってくると何処を見て回ったか
とか、道内で他には何処に行ったことがあるか、などで話に花を咲かせます。

YHでは、19時からの夕食が済むと、23時の消灯まで団欒室などで皆が思い思いに
過ごします。楽しいメンバーに恵まれると、この4時間が結構あっという間。(笑)
一人で北海道に行くというと、友達も母親も「えぇっ?一人で?」という反応を
するのですが(苦笑)、YHを利用する私にしてみると、別に孤独な一人旅というわけ
ではなくて、危険でもなければ寂しくもなく、むしろ楽しい旅なのです。

とはいえ、いつもいつもメンバーに恵まれるわけでもなければ、お互いの住所を
交換することも最近は少なくなりました。こうして手紙をいただく機会も。

美瑛が好きで何年ぶりかにやってきたという彼女は、宇都宮から来た方でした。
同じ日に同じ電車で美馬牛の駅に着いて、一緒にチェックインをして、それから
3泊を楽しく過ごしました。寝る部屋や昼の行動は別だったけれど。

私より1日早く帰るという最終日、途中で2日だけ借りた駅レンタカーを美瑛駅に
返しに行って、「帰りは1時間くらいかけて歩いて、一度YHに帰ってこようと
思ってるんだ」という彼女。一方の私は、十勝岳からのダウンヒル(MTB)の予定を
入れていたのが、山の方が雨で中止になってしまいました。

その日は、朝からあいにくの曇り空で、次第に雨がポツポツと降ってきて。
当初の予定が無くなり時間が空いたので、前日に借りていたレンタカーで、彼女が
歩くと言っていた道沿いに美瑛駅まで行ってみることにしました。
案の定、傘も差さず小雨の中を歩いている彼女を発見し、車に乗せて残りの時間を
一緒にお茶をしたりして、静かな雨の中まったりと過ごしました。

彼女にとっては、車で迎えに来てくれたことが嬉しいと同時に驚きだったようで、
そのことは手紙の中でも触れられていました。以下、抜粋します。


「美瑛の道を迎えに来てくれた時は本当に驚きました。嬉しかったです。とても。
  こういうのもいいなぁって思いました。
  以前YHで一緒になった人が、『自分が嬉しいと感じたことを、いつか誰かに同じ
  ようにしてあげたい』と言っていました。旅に出ると人の優しさが身に沁みます。
  自分もそんな人になれたらと思います。(中略)
  次に会えるのを楽しみにしています。今度はご家族で歩いているのを見かける
  かもしれませんね。それもいいなぁ。。。それまでお元気で。」


今度はいつ会おうと確固たる約束をするわけでもなく、旅先でほんの一瞬の一時を
共有しただけ。次は、いつ何処で会えるかも分からない。会わないかもしれない。

でも、こうして旅が終わってから手紙という形で気持ちが届くこともあります。
旅の余韻ともいうのでしょうか。心が温かくなる瞬間。私はとても好きです。
自分が旅先で蒔いた種が、発芽して花を咲かせたような感覚に似ています。
今の私は、心理的に参ってしまっているので、余計に身と心に沁みました。

同封されていた写真(シブレットの花)が美しくて、元気を貰った気分。
どうもありがとう。本当にありがとう。





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2002年06月13日(木)    お別れ

一日たって、少しは気持ちが落ち着いてきた気もします。
こうして時間をかけて、少しずつ少しずつ消化していくのでしょう。

葬儀には沢山の人が駆けつけていて、これだけの人に慕われていた人なのに・・・
と思うと、とても残念です。

お顔も見ることができました。
なんだか、とても穏やかな顔をしていて、本当に眠ってるだけみたいな感じ。
冗談が好きで愛嬌があった方だったので、ひょっこり「嘘だよ〜ん!」と言って
飛び出してきそうな・・・。

悲しいです。本当に。
でも、周りには分からない、何かとても辛いことがあって、解き放たれたかった
のかもしれません。そして、今ようやく彼は本当に楽になれたのかもしれない。
穏やかな顔を見て、そう感じました。

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2002年06月12日(水)    やりきれない思い

月1のお菓子教室から戻ると、以前の会社の先輩からメールの嵐。

昨日、5つ上の先輩が亡くなったそうです。自ら命を絶って。
この間まで元気で働いていた様子とかのコメントが転送されてくればくるほど、
この上なくやりきれない思いで一杯になります。

悲しい、悲しい、悲しい。
どうして?どうして?どうして?

明日、仕事の前に式に出てきます。
笑ってる顔の遺影を見たりしたら、それこそ泣いてしまうかもしれません。

このやり場のない気持ちを、一人で家にいて何処に吐き出せばいいのでしょう。
何処かに吐き出したくて、こんな日記を書いています。(ごめんなさい)

Kin-chan、お願いだから、早く帰ってきて。無事に帰ってきて。

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2002年06月07日(金)    ようやく重い腰をあげて・・・

旅行から帰ってきたら、PCの調子が更に悪くなってしまいました。

最悪なのは、私はOSはWindowsを使用しているのですが、開いたウィンドウの右上
にある「最小化」「最大化」「閉じる」の3つのボタンが「文字列」で表示される
ようになってしまったことです。(苦笑)
ちなみに、最大表示している今は、「0」「2」「。」という感じになってます。
しかも、Internet ExplorerでHPを見てると、掲示板の文字色を選択するための
ボタン(ラジオボタン?)などの表示が潰れて見えません。(^^;

長年Windowsを使ってますが、ここまで壊滅的に壊れたのは初めてかも。
明らかに、ハードではなくOSが壊れちゃってるんだなぁ・・・という感じです。

そんなこんなで、この週末は重い腰を上げて、PCの初期化に励みます。
日曜日は友人の結婚式があるので、明日の土曜日が勝負でしょうか。

土曜の夜はグッスリ寝て、結婚式には元気に出席したいから、いっそ今晩から
頑張って初期化だけでもやってしまい、細かいセッティングは土曜以降にでも
ノンビリ・・・などと考えたりするのですが、なにせ北海道で体がすっかり朝型に
なっているので、はてさて何時まで起きてられるのか。(笑)

コンディションの悪い時に緻密な作業をすると、ポカをしやすいので、やはり
十分に英気を養ってから取り組もうかと思いつつ、とりあえずMOにバックアップを
取っています。すると、、、遂にはバックアップソフトまで起動しなくなり(笑)、
アンインストールとインストールの作業をする始末。(^_^;

というような状況なので、暫くHPの更新・掲示板へのresなど滞ることが予想され
ますが、よろしくお願いします。

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2002年06月06日(木)    馬喰町への旅

Netで知り合った布BAG作りが趣味の方と、品川で待ち合わせて馬喰町へ。

5月のフェルトのレッスンの際に、橘先生から、BAGの取っ手やお財布用の丸い
口金を扱っている問屋さんを幾つか教えていただきました。
先生からいただいたお店の地図を頼りに馬喰町の駅から裏通りに入ると、そこは
小さなお店が軒を連ねる楽しい小道でした。

お店の中には、入り口に「一般の方(会員以外の方)の入店お断り」という張り紙
がしてある所もありましたが、教えていただいたお店は大丈夫、入れました。

教えていただいたお店のうち、半日でたった3軒しか回れなかったけれど、もう
十分なくらいに堪能しました。とにかく種類が豊富で、そして何より安い!!
ユザ○ヤで買っていたのが馬鹿馬鹿しくなるものもありました。(笑)
上代ではなく卸値で買えるので、3割4割(引き)は当たり前なんですね。(^^;

目的の丸い口金とBAG用の取っ手を幾つか買って帰りました。
面白かったのは、布のBAGとフェルトのBAGで使えそうな取っ手の素材が全然違う
ということ。フェルトに竹の取っ手は使いにくそうだし、布のBAGにスェード調の
革の取っ手は、やはり使いにくそうなアイテムですね。(苦笑)

さて、念願の取っ手も手に入ったことだし、今週末にでも、先月のBAGの仕上げに
取りかかろうかな。

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2002年06月04日(火)    帰還

北の大地・美瑛の丘で、MTBから転げ落ちることもなく、無事に戻りました。

晴れの日あり、雨の日あり、最後まで見れなかった眩しいほどの夕焼けありの
旅でした。着いた日には乾いていた畑の土が、3日目と4日目に降り続いた雨の
お陰で、しっとりとした色合いを取り戻す様を見て、ここでの雨模様も悪くない
なぁと感じて帰ってきました。

北海道では、今アスパラガスが旬を迎えています。
というわけで、最終日には、宿泊先のYH(ユースホステル)のペアレントさんに
教えていただいた農家(新田さん)に出向き、実家と自分の家用に、それぞれ
2kgずつ配送をお願いしてきました。朝取りのアスパラガスを、その日の昼には
出荷してくれるなんて、我が家に届くのが待ち遠しい限りです。

名残惜しい気持ちで羽田に着いて思ったのは、「蒸し暑い!」ということ。(笑)
気温が上がっても、やはり北海道は湿度が少ないのだなぁと肌で感じました。
もうすぐそこまで梅雨の季節が近づいているのでしょうね。それもまた良し。

今度は、秋に落葉松が黄葉する季節に、またKin-chanと一緒に行きたいなぁ。

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