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■ ノートをプレゼント
ノートをプレゼントしよう。
もちろん、ピンクの表紙のノートを。 ラインストーンやレースで飾られているのもいい。 できれば、自分で買わないような分厚いやつを。
そこに書けばいい。
何が辛くて、どれほど哀しいのか。 眠れぬ夜の秒針がいかに残酷なのか、 その錠剤がどれほど甘いのか。
どんな言葉で、誰の心を傷つけのか。 幾人の優しさから目を反らして、 孤独を深めていったのか。
面白かったテレビのことや、嬉しかったメールの事も。
なにもかも全部書けばいい。
ページを遡れば、自分に絶望できるように。 あるいは、誇れるように。
誰も教えてくれないのだから、自分で教えてやればいい。
自分がいかに卑怯で浅はかで、純粋で愛らしい人間であるのか。
誰が裏切ってもノートは裏切らない。
貴女がノートを裏切らなければ。
2009年03月24日(火)
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