「内富義之氏が語る、万年東一」,『檸檬屋新宿』,『とときち』,『楽庵』

 宮崎学さんの著書『万年東一』『不逞者』の中で登場する、社会大衆党党首・安部磯雄襲撃事件の実行部隊であった内富義之氏の勉強会が、都内某所であった。

「万年への傾倒がひときわ激しく後年に至るまで万年の脇を固めた舎弟の一人である。氏は現在90歳。今でも『兄貴に付いて良かった、本当に楽しかったね。もう一回生まれたら、やっぱり万年の兄貴につくよ。』とおっしゃる。そういう風に万年東一の颯爽とした生き様に惚れぬいた内富さんに、万年さんの思い出と愚連隊流の生き様を語って頂く」と宮崎さん。

非常に貴重な機会なのに30分遅刻。会場は満席。重ねてある椅子をガタガタと取り出してもらって座る。

内富さんは非常にお元気で、万年さんのエピソードいろいろ。

万年さんが愚連隊とは全然違う組織である軍隊にいた時に、嫌な思いをしたり苛められたりしたことは?という問いに
「名前で助かったって言ってました。『お前は名前がいい』って…。どこへ行っても好かれる人なんです。誰でも好きになる」とか

「グレープフルーツが体にいいって聞いて、グレープフルーツばっかり食べてました。食べ過ぎは良くないんですけどね」とか。

 二次会は『檸檬屋新宿』。移動中に、入院手術を乗り越え元気に復活して滋賀県から来たUさんとお話。

 檸檬屋に入る前に母と電話。先日の「金なら貸せん!」の顛末について母の見解。
「私の格好とかを見て、あんたに言ってきたんじゃないかしら」。私もそう思う。

 檸檬屋では、政局、アウトロー界の夏の陣他いろいろな話。

 居酒屋『とときち』。万年さんに因み生グレープフルーツサワーの杯を重ねる。

本日の参加者はほとんど男性で、中に宮崎さん関係のイベント初参加の女性がいて、お話。

年齢について。
「若々しい=○、年寄りくさい=×というのはおかしいと思う。その価値観に毒されている自分もいや」と意見一致。

私は若く見られる方だが、喜んで「幾つに見えます?」と聞いて2、3若い年齢を言われて「なんだ」と思う。

でも、その女性は私より10歳以上年上だが「同い年」と言っても通用しそう。
「若く見える」というのはこれぐらいじゃないと。美容関係のお仕事と聞いてナルホド。

 寅さんの真似をして私を「さくら」と呼ぶMさんが「蕎麦食おう」。
「いや、もう無理」と言ったが、
「この間の寿司『高かった』って日記に書かれちゃったからな、奢ってやる」と言われてついていく、現金な私。

新宿2丁目の『楽庵』。お腹いっぱい、といいつつスルスル。ご馳走様です、おにいちゃん。
2005年07月31日(日)

『植垣康博&李紅梅ご両人の結婚を祝う会』,『バロン』,ささきもと子バッグ


 午前中激しい雨で、結婚パーティーに出かける格好に悩む。考えていたら雨は止んだが時間がなくなり、走って駅へ。

乗り遅れられない「ぷらっとこだま」で静岡。化粧は車中。現金とご祝儀袋は静岡で調達せねば。

 車中、『MARIBAR』パーティー開催の意向を関係各位に送ってみる。この段階で反応が悪ければ駄目だろう。

 16:55静岡着。静岡は不便な街だ。コンビニがあまりない。静岡銀行は土曜日は提携銀行のキャッシュカードが使えない。
三井住友銀行の場所を聞いたら、駅に立ってた警官が教えてくれたのは三井信託銀行だった。もう。

松坂屋の店員は地図を持ってきて説明してくれ、結婚パーティーの会場のホテルも教えてくれた。親切な人だった。

 銀行に向かって歩いていたら「桜井!」と呼ぶ声が。
振り向くと、黒いタクシーからサングラスの男性が窓を開け、タクシーの進行方向をこっちこっちと指差している。
銀行に向かう私を道を間違えたのだろうと、ホテルの方向を教えてくれたらしい。

しばらくして三浦和義さんから電話。タクシーの男性は三浦さんだった。
心配して電話までくれるところがさすが三浦さん。まめ。

汗だくになって『静岡グランドホテル中島屋』のテラスラウンジ。
三浦さんが蜷川正大さんとお茶をしていて、私もアイスティーをご馳走になる。ほとんど一気飲み。

三浦さんはサングラスが赤みがかっているものに変っていて、相変わらずのかっこ良さ。
実は紹介して頂いた蜷川さんと私は同じこだまだったらしく「あら、もしかして化粧してるところを見られちゃいましたか?」と恥ずかしい思い。

三浦さんは月刊誌に写真日記を連載することになっているそうで、写真を撮られる。私の写真なんか撮ってどうすんじゃ?
映画製作の話などもいろいろ聞きたかったのだが、時間でパーティー会場へ。

私はロメオ・ジリのドレスに着替える。三浦さんに「また派手になったね」と言われる。三浦さんにはまるっきり負けるが。

植垣さんは紋付袴姿でお出迎えをしていた。会場には宮崎学さん、電脳キツネ目組の人たちもいて、ご挨拶。
23歳の新婦は朝鮮族の中国人とのことで、赤と緑のチマチョゴリが可憐な感じ。

客席はマスコミ、左右思想系、法曹界など多彩な面々の集まりで、スピーチも皆めちゃくちゃ面白い。
特に獄中にあった人たちの連帯感は強く、しかし皆明るくてとてもいい雰囲気だった。

ご夫婦の年齢差は33歳。植垣さんは27年間獄中にあったので、その年を差し引けば実社会年齢的にはお似合いだ、というよくわからない共通認識もあり。
特に植垣さんのご両親は嬉しそうだった。

中村うさぎさんに「ドキュメンタリー映画『UTAKATA』見ました。監督の中田文さんは知人なんです」と挨拶。
「ああそうなんですか」と見開く大きな目が印象的。

 うさぎさんに映画の話、ホストクラブ通いの後はまっているものなどを聞きながら、電脳キツネ目組の人たちも一緒に二次会場『バロン』へ。

植垣さんのお店『バロン』はぎゅうぎゅう立ち飲み状態、床で座って飲んでいる人もいる。

キツネ目組は新婦の友人、親戚の若い女性たちにいきなり「小泉の靖国参拝は反対?私は反対」などと話しかけている。堅いなあ。

 明日は午後から新宿で宮崎学さんのイベントがあるので、帰りをどうするかというのは着いた時からの皆の話題だった。
新幹線最終か、夜行の「ムーンライトながら」か、朝まで飲んで帰るか。

私は明日からインド出張のHさんと一緒に新幹線で帰る。

 車中ささきもと子さんから電話。バッグの話いろいろ。トンネルで電波が途切れてアウト。帰って話の続き。

 『MARIBAR』パーティー、最もコアな人たちに聞いてみたのに「いいね!行く!楽しみ!」という反応は無し。
これじゃ難しいかなあ。

植垣さんの結婚パーティーもご本人たちは遠慮するも、周りが是非と呼びかけ人となって催されたのであって、自分からやるものではないかもしれない。

でも、多分やる。だって面白いと思うもん!
2005年07月30日(土)

金なら貸せん!,第17回池袋演劇祭審査員説明会,『アナスタシア』


 午前中、Xさんから「お願いしたいことがあります」と留守電メッセージ。
通勤中何度も公衆電話からかかってきて、何事かと思ったら
「女房が出かけてて、日曜に帰ってくるが、それまでにお金が必要で、誰にも連絡がつかなくて、45,000円用立ててもらえないだろうか?僕の事だから絶対迷惑かけません」という話。
「へ?私お金ないですよ」
「そうですか。困ったな」
切羽詰った様子で大変そう。今現在45,000円なら口座にあるかもしれない。
「日曜日には女房が帰って来て、すぐにお返しできますから、郵送でお返しします」
「へ?郵送?なんで?」
「いや、急いで返した方がいいかと思って」
ってよくわからない。14時までに振り込んで下さい、と言われて口座番号を聞いて電話を切る。

母に電話。昨日の激論後なので「なあに?」と怖い声。
「今ね、Xさんから45,000円お金貸してくれって電話があったの。どう思う?まさか寸借詐欺ではないだろうけど、私にお金貸してくれって、変じゃない?」
「まさか。私が貸してもいいけど。」
「いや、それは大丈夫。ちょっとYさんに聞いてみてからにする」

XさんとはYさんを通じて知り合った。飲み屋で会うだけの仲だ。
母よりも恐らく年上で、過日母ともどもお世話になった。
「世話してやったんだから金を貸せ」ってことなのか?

Xさんは私の経済状況など知らない。知ってたら私に金を借りようとするはずがない。
私もXさんの経済状況や仕事の詳しい内容など知らないが、私より遥かに高い社会的地位にあるのは確かだ。

Yさんにやっと電話が繋がった。YさんもXさんにお金を貸したことがあるという。
「ちゃんと返してくれたけど遅れることもあるし、男と女の事だからやめておいた方がいいよ」と言われる。

「男と女だから」というのもよくわからないが、考えてみたら私はXさんの住所も知らないし、電話は公衆電話からで、こちらから連絡もとれない。
そんな人に金を貸すか?やっぱりやめよう。

それに「方々当たったけど誰とも連絡がつかないから」とXさんは言ったが、私よりXさんと親しいYさんは今度の事は何も知らないじゃないか。

約束の14時過ぎ、電話がかかってきたがクライアントとの打合せで電話に出られなかった。
「あのー、まだ振り込まれてないんですが。銀行に手形を…どうたらこうたら…、なんだったらこれから僕が取りにいってもいいんですが…」とメッセージ。

仕事中になんでこんなに煩わされなくちゃならないんだ。どうして私が申し訳ない気持ちにならなきゃいけないんだ。

16時前、電話が来る。
「あのねえ、振り込まれてないんですが」
「あー、ゴメンナサイ。残高が無くなってて」
「だったらねえ、重なったら困ると思って…、それだったら始めから断ってくれたらいいのに」
「すぐ連絡したかったんですが、こちらから連絡とれないから。スミマセン」
「わかりました」ガチャ。

またすぐ電話。
「今の事はYさんたちに言わないでくれる?心配するといけないから」
「はい」ガチャ。
もう言っちゃいましたよ、黙ってる訳ないでしょう!と言ってやりたかったがやめる。
もちろん母とYさんにはそのまま報告。

ああやだやだ。あちこちあたったのではなく、当初から私がカモだったのだ。
Xさんは始めの電話で「また今度お世話しますから、それぐらいしかお礼できないけど」と言った。

お世話になっておいて言いたかないが、してもらったのはXさんの懐を痛めるような「お世話」ではない。
例えば、私がイベントの仕事をしていた時に入手困難な人気イベントのチケットを取るとか、招待券をあげるとか、そんな類の行為で、私はそれをしてあげた人に借金を申し込んだことはない。

Xさんは別に悪いことをしているわけではない。長い間いろんな人に繰り返してきたのだろう。
「貸して」「嫌です」「あ、そう」でいいのだが、今まで小銭以外を人に貸したことがないドケチな私には、勉強になる経験だった。

 9月に開催される『第17回池袋演劇祭』の審査員に応募して、母も私も当選。
本日は18時半より審査員説明会。審査員は105名いるという。
前夜祭とか、意見交換会とか祝賀会とか、演劇人との交流もいろいろあって面白そう。

 19時半過ぎに会場を出て、新宿三越『アナスタシア』で眉カット。
アナスタシアメソッドは誰がやっても同じなのかと思ったら、髪色に合わせてくれたり、施術者の個性もあると知る。
髪型のように毎回違うものでもないだろうが、参考までにヘアカタログにアップしてみた。

相変わらずの混み具合で次回予約は11月。

私はまだ使ったことがないが、香港でアナスタシア女史に直接施術してもらったという友人に、眉型シートをもらったので、自分でも描けるかもしれない。

 明日は完璧眉で静岡、植垣康博さんの結婚パーティーに行くぞ。
2005年07月29日(金)

お誕生日続き,ささきもと子バッグ完成!,七月大歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』,『なすび』


 7月26日が木村タカヒロさんのキャラクター、キムスネイクのお誕生日で、27日が三浦和義さん、28日はサエジマニアのoちゃんのお誕生日。御三方にお祝いメール。

 ささきもと子さんから「サクランボバッグ完成!」と写メール。

> かわいいけど、シックで上品☆

ホントだ!素晴らしい。素敵!(『MARIBAR BBS』29日の投稿参照)

24日にバッグ職人Kさんにもと子さんのオブジェを届けて、もう完成とは驚き。
もと子さんが出演するNHK『おしゃれ工房』の撮影に間に合うように急いで仕上げてくれた、Kさんの職人魂に感動。

 獅子座の男たちの誕生日が続き、ささきもと子バッグが完成し、なんだか気分がハイになる。
私も獅子座、日記もまもなく111111アクセスのゾロメか。「パーティーやろうかな」と思いつく。

興行打つにはお金がいる。10万アクセスの時は仕事もなく、気分も乗らず、静かに過ぎた。
今の仕事はちょこちょこ続きそうだし、夏は私の季節、暑さのあまり粋狂をやってみたくなる。

 目白のバー『なすび』の常連客に古典芸能の評論家先生がいて、歌舞伎座の『NINAGAWA十二夜』のチケットを取ってもらう。
暑いのに劇場まで来て下さり、チケットを受け取る。なんと、招待券!
蜷川幸雄の歌舞伎初演出が話題の作品で、大変な人気興行なのに。感激。

やはり、セット、音楽からして普通の歌舞伎とは全然違う蜷川ワールド。
襖も鏡張りで、非常に不思議な感じだった。
客席のフットライトも、鏡に映せば幻想的に浮かび上がって、歌舞伎座ってきれいな劇場なのね、と感心。

男女二役(女は男の振りをしているから三役とも言えるか)の尾上菊之助が頑張っていた。

舞台半ばで地震。客席はどよめくが演技は続く。
後で評論家先生に聞いたのだが、劇場の決まりでは、舞台の照明が落ちたら役者も逃げていいことになっているらしい。

「あほう」「きちがい」という言葉を何十回も聞いて、その馬鹿っぷりにこちらも気が変になりそうなくらい。面白かった。

9月の蜷川演出『天保十二年のシェイクスピア』もどうしても見たい!と思う。
どなたか、チケットないですか?買います!

 数寄屋橋交差点で評論家先生と再会。先生は丸の内線で、私と母はJRで『なすび』に向かう。
母と私が先着。先生にお礼。

先生は『FLAMENCO曽根崎心中』の帰りで、母は30日に見に行く。
千秋さんと他の常連客の中にも、今年の上演を見た人がいて、音楽、演出、衣装などについて議論百出。
ホント、『FLAMENCO曽根崎心中』が素晴らしい作品であるのもそうだが、『なすび』は文化レベルの高いお店だ。

 母と、絶縁状態にあるT叔父について激論。
「T叔父さんは、『気にしてる、と伝えてほしい』と言ってた」と私。
「一生気にしてればいいじゃない」と母。
「そう叔父さんに伝えてほしいということ?お母さんだって気にしてるんじゃないの?」
「私は許さない」
「なんで?」
「私は47年間働いた。それをあの子は『俺だって三十何年働いたんだ、威張るな』って言ったのよ。私の47年と一緒にされるなんて、冗談じゃないわ」
「そんなの!T叔父さんだって大変だったでしょう」
「Tはただ働いてただけ。私はTたちを食べさせて、夜学に行って、あんたを育てて、おじいさんの世話をしたの。私の苦労に比べてTは何にもしていない!だからKもHも(母の弟たち)怒ったのよ」
「じゃあ、T叔父さんは常に何を言われても『やあちゃん(母の呼び名)のおかげです。ありがとうございます』って下手に出てなきゃいけないの?」
「そうじゃないけど、TはYさん(母の夫。私の父親)を馬鹿にしたのよ」
「馬鹿にしたんじゃなくて、真実を言っただけじゃない。私だって同じように思ってる」
「あんたが言うのとは違うのよ。Tがそういうふうに見てたなら、私は許さない」
「T叔父さんに言われたくないという気持ちは分かるけど。その一言で傷ついたから、全部否定するわけ?
前にお母さんが私に『親子の縁を切る』って言った時に仲裁してくれたのはT叔父さんでしょ。
傷つけたり、傷つけられたり、癒したり、癒されたり、家族ってそういうものじゃないの?」
「Yさんが入院した時とか亡くなる時、Tはいろいろ助けてくれた。感謝してる。なのにYさんのことを悪く言うなんて、最低」

「で、『一生気にしてれば』って伝えればいいの?」
「私からは絶対に連絡しない。Tと付き合ってもプラスはない。マイナスになる人間とは付き合わない」
「へえ、全部損得なの。自分が『あの人はプラス』『こいつはマイナス』って決めるの。随分偉いんだね。」

母はT叔父の言葉に傷ついたのかもしれないが、自分もT叔父を傷つけていることに全く意識が及ばない。
「自分は間違ってない、あいつは馬鹿、私は誰も傷つけてない、って思ってるでしょう。それは傲慢だよ」と私。
「傲慢じゃない!」
「常に自分が正しくて、私は偉い、あいつは私を傷つけた、許さないって自分で言って人もそう言うべきだと思っているなんて傲慢じゃん」
「私は傲慢じゃない!」
「間違ってるよ!だから嫌われるんじゃん」
「嫌われてない!誰一人切れてない!皆続いてる!」
「それは皆大人だから言わないの。しつこく誘われて、うるさいなあと思ってるの!」
「ああそう!そう思ってりゃいいじゃない。私もこのままで行くわ!今更変えられないから!」

ますますヒートアップする母。元気で何より。T叔父には大変申し訳ないが、仲裁失敗。
2005年07月28日(木)

映画『モディリアーニ〜真実の愛〜』,『檸檬屋新宿』,『ル・マタン』


 午前中にゲラが届くと聞いて、午後出勤するつもりが3時近くに会社。
フレックス出社だとどこまでもダラダラしてしまう。18時半過ぎまでお仕事。

 映画『恋する神父』か『ヒトラー〜最後の12日間』を見ようと思ったら、どちらも大人気らしく、次回も立ち見とか、立ち見もいっぱいで入場不可とか。

 仕方なく『モディリアーニ〜真実の愛〜』。
モディリアーニの絵は特に好きではないが、芸術家の生涯を描いた映画は好き。
でも「真実の愛」というタイトルなのに最初に「映画のストーリーは実際とは違う。映画と画家、遺族は関係ない」というような断り書きが出て「なんだよ」と思う。

舞台がパリなのにセリフが英語でまたがっかり。雰囲気が出ない。

実際のモディリアーニの顔は知らないからアンディ・ガルシアはいいが、ピカソって、こんなんじゃない!もっとカッコイイだろう!と腹が立つ。

テレビドラマみたいな映画だった。

 7月11日の修道学園同窓会で写真を撮ってくれたKさんから郵送でCDが届いた。
最初にメールで写真を18枚送ってくれたら1枚しか届かなかった。
1枚が2MB以上あって、何度も再送して…ってサーバーの負荷も大変なものだったのでは。

手紙に、朝日新聞の「天声人語」に引用されたという、Kさんの書いたエッセイも同封されていた。
「まめな自分に驚いています」とあり恐縮。

『MARIBAR』を見てくれて、私の文章は「趣味なんですか?」と聞かれたので

「私の書いているものは趣味というよりウンコです。(スミマセン、汚くて)」

と返信。

 修道学園同窓会に潜り込ませてくれた住枝さんに報告するため『檸檬屋新宿』。大賑わい。
テレビ屋さんらとお話。メディアについて、本について。

ある本を書いている人は、読者に「本読みました」と言われて喜んで、必ず「どこで買われました?」と聞く。
そこで「人に借りて」と言われた途端に不機嫌になるという。
その人は「読まなくてもいいから買ってくれ」と思うらしい。

宮崎学さんは「自分で買うのが嫌なら図書館で借りろ。図書館に買わせい」と言っていた。

私は本をあまり買わないので申し訳ない気持ちになる。
佐藤優氏の『国家の罠』も図書館で予約したら、44人待ちだった。借りられるのは来年か?

 テレビ屋さんと、メルマガ発行人さんとゴールデン街『ル・マタン』。
ここは『噂の真相』の岡留さんもよく来る、マスコミ関係者の多い店らしい。

岡留さんの話、韓流映画・ドラマの話、日記読者のテレビ屋さんに聞かれるままにギネス君の話。
テレビ屋さんの隣にいる人は全く知らない人なのにペラペラと、私は本当に口が軽い。尻もか?違う!

テレビ屋さんにご馳走になって、タクシーで送ってもらって帰る。ああ楽しかった。ありがとうございました。
2005年07月27日(水)

『この指とまれ!』退会,『なすび』?


 7月5日の日記に書いたウェブ同窓会『この指とまれ!』だが、何も面白いことがないので退会。
ちなみに『ご近所さんを探せ!』はメールが続いている人が岡山県職員一人のみ。
沖縄好きサークルのイベントにはこのところ顔を出していない。

 本日のお仕事、10時過ぎから21時過ぎまで。118枚。すっごーい、私。

 BBSでお知らせしているが、8月15日にバー『なすび』主催のアコーディオン&ピアノ奏者とフラメンコギターのコンサートがある。
(興味のある方はメール下さい。)
私は当日受付を担当することになっている。

『なすび』の千秋さんからメール。

> 事前打ち合わせに来てくれるときは
> なすびでの飲み代無料ですかすらね
(略)
> きてちょうだい。宣伝ちらしもできてます。

とのことなので仕事帰りに行こうと思ったが、電話が通じない。台風休業か?
2005年07月26日(火)

新宿運転免許更新センター,映画『アマロ神父の罪』,『バッド・エデュケーション』


 朝まで日記。全然追いつかない。

 3時間睡眠で会社。「今日の分はありません」。おーい!
社長に「何か他にお手伝いすることありますか?」
「うん?特にないね」
帰る。

 クソ暑い中、都庁。新宿運転免許更新センター。
朝、スッピンで慌てて出た。免許写真のため化粧をしようと思ったら、馬鹿でかい都庁の1階には女子トイレの個室が1つしかない!なんて造りだよ、丹下!!
そして立派な石の壁にはビロビロのコピー用紙に、他のトイレの見難い案内図。来庁者をなめてる。

講習開始を待つ間、庁内にある『セブンイレブン』で買ったおにぎりを食べる。
『セブンイレブン』の看板は派手なセブンイレブンカラーではなく、シックな色で建物との調和を図り……ってトイレもそのぐらい配慮してよ!

 飯田橋ギンレイホールで『アマロ神父の罪』を見る。
アマロ神父役ガエル・ガルシア・ベルナル、21日に会った編集者Oさんと似てるような気がする。好きな顔。

しかし、アマロ神父が酷い男で驚く。
「信者の少女と肉体関係を持ち、司祭にも愛人が。そして、教会がマネーロンダリングに手を貸し、事態をもみ消す為には権力をかざして関係各所に圧力をかける・・・。」
ってそんな腐敗は世界中どこでも、いつの世にもあるんだろう。
美しいアマロ神父は、そんな醜い組織社会に苦悩し、いかにして抗うのか?と思いきや、どっぷり浸かりやがって。
「許してくれ!」ってお前なあ!!

予想を裏切るところが素晴らしい、いい映画だった。

 本当は韓国映画『恋する神父』と比較して見たかったのだが時間が合わず、もう一本のガエル・ガルシア・ベルナル『バッド・エデュケーション』を見る。

『バッド・エデュケーション』は一度見たが、不明なところもあったので見てよかった。
ガエル・ガルシア・ベルナル、いい。やっぱりOさんと似ているような気がする。
なんかすごく気になってきた。メールしてみよう。

 帰って日記。まだまだ追いつかない。
2005年07月25日(月)

Kさん宅


 ささきもと子さんと金町駅で待ち合わせ。
10分遅れて、暑いのに申し訳ない、と思ったらもと子さんも同じ電車だった。ほっ。

ささきもと子バッグの製作をお願いしているKさんを訪ねる。
もと子さんのオブジェ部分が出来上がって、これをKさんにバッグにしてもらう。

ささきもと子さんは8月8日放映のNHK『おしゃれ工房』に出演が決まっている。
他の様々な作品と一緒にバッグを撮影に使ってもらえたら嬉しいが、間に合わないかと思っていた。
「せっかくだから、撮影の前までに仕上げるよ」とKさん。素晴らしい!
初のささきもと子バッグはさくらんぼのオブジェ。合う皮と縫い糸、裏地の色を決めていく。楽しい。

Kさんは、私の偽皮革のアクセサリーも余った皮を使って再生してくれた。「おいくらですか?」と聞いたら「いいんだよ」。感謝!

他にもトランプとか楽器などのアイデアがあったんですよ、という話をしたらKさんがいろんな形のバッグを持って来て
「こんなのもできる、こんなふうにしたら面白い」と説明してくれる。
「あー、なるほどー。可愛い!」ともと子さん。
ものづくりをしている人間同士、次から次へと浮かぶアイデア。

帰りの車中も打合せ。プライスについて。ささきもと子さんの芸術作品であるが、生活用品でもある。
もと子さんの他の作品とのバランス。経費とアガリ、3者のバランス。捕らぬ狸の皮算用で盛り上がる。
2005年07月24日(日)

調布市花火大会,『ハートビート』,『中華樓』


 昨夜は深夜に目覚めて、朝寝て昼過ぎに起きる。夕方地震。出掛ける準備をしていたところだった。
イタリア製のどっしりでっかい本棚机がミッシミッシいって揺れ、押さえてみる。これが倒れたら押さえた私は潰れて死ぬだろう。

 18時に新宿駅でサエジマニアのoちゃんと待ち合わせ。地震の影響で山手線ストップの情報をテレビで知る。
oちゃんと電話もメールも繋がらない。埼京線は動いてるらしいので出掛ける。

池袋駅は大変なことになっていた。通常5分のところ、ぎゅうぎゅうで20分かかって新宿。
新宿駅が更に大変なことになっていて、ホームから西口改札までもぎゅうぎゅう牛歩。ヘトヘトになる。

18時半、oちゃんからの電話がやっと繋がって、会えた。良かった。
oちゃんの車で調布へ。19時過ぎには着く。意外に近い。

 コンビニでおつまみを買って、デッキチェアを持って、調布市花火大会会場の川原へ。
私は今年初の花火大会。川原の花火はビルでさえぎられることもなく、いい。

調布市市制50周年ということで「50」の文字花火。市民でなければわからない。
今年はハート型とか猫とか、凝った形が流行りなのかもしれない。
私は昔からあるタイプの花火をガンガン続け様に派手に連打するのが好きだ。

 終了後、トイレに行きたくなったoちゃんとoちゃん宅まで走る。

 調布駅近くのレゲエバー『ハートビート』まで歩く。
「意外にタフですね」と感心される。歩くのは嫌いではない。
今年は本当に浴衣が多い。男の浴衣もかなり増えた感。

ラム酒を飲みながら冴島奈緒さんの話、沖縄の話、音楽の話。

 帰りは調布駅から電車。座れない。新宿駅に着いて、ホームが近い山手線にしたら事故でストップ。またかよ!
埼京線はまもなく終電の時間。埼京線ホームに移動している間に出てしまうだろう。あああ。

10分もせず運転再開、またしてもぎゅうぎゅう。もうヘトヘト。
しかし、前もoちゃんと出掛けて、大変な思いで帰ったような…。

 池袋についたら腹ペコ。近所の『中華樓』で麻婆豆腐冷やし麺を食べて帰る。不思議な味と温度だった。
2005年07月23日(土)

お仕事,破談


 少し寝て、ヘロヘロのまま家を出ようと思ったら、お仕事のパートナーから「今日はゲラがまだ来てない。13時から打合せ」と連絡。
出掛ける格好のまま、また少し寝る。

 初めてのクライアントとの打合せにより第2弾を全て見直す。夜までかかるかと思ったら17:30で終了。ふう。

 合間に母から電話。
「あんた、Sさん(お見合い相手)に名刺渡したの?」
「渡さないよ」
「なんで?」
「くれって言われなかったから」
「フッ…あんたは電話番号もらったんでしょう」
「Hさんからね。でも電話してない」
「なんで?」
「うーん、もう一度会いたいとか、仲良くなりたいとか思わないから。向こうが是非、というなら会ってもいいけど、あちらも情熱なさそうだし」
「あ、そう」
というわけで縁談になる前に破談。

宮崎学さんに報告。
「お見合い相手はお断りしました。宮崎さんと遊んでいる方が遥かに楽しいので!」
「そうか、はははは。じゃあ遊んでやろう」

そう、宮崎さんとか、木村タカヒロさんとか他にも、恋人ではなくても刺激的で素敵な男たちとファンとして遊んでいる方が、よっぽど心ときめく。
東久留米のカラオケスナックより、皆でチェーン居酒屋の方がずーっと楽しい。

本当はおしゃれな店や美味しいお店でデートが一番だが、Sさんはそういうタイプではなさそうだし。
Sさんは見た目も人柄もいい人だ。私などよりきっと良いご縁がおありになるだろう。

 ヨレヨレで帰宅。早々に寝る。「ムネムネ in 檸檬屋」情報を得るも起き上がれず。ああ、残念。
2005年07月22日(金)

宅校,『Kimsnake & Exhibition』,『北の家族』,『Café Le SANG DES POÉTES』,『ジョナサン』


 持ち帰った機械部品カタログ校正60枚を自宅で。業界用語?で「宅校」という。

 「BSフジの人気TV番組『無意味良品』の中で“金蛇商事”として一躍話題になったキャラクター、その名も『キムスネイク&カンパニー』。顔面作家としてすでに評価の高い作者のキムラタカヒロとキャラクターのコラボレーションを実験的に試みる“キムスネイク”として初めての展覧会(案内葉書より)」とのことで外苑前のピガ画廊。

本日18時からオープニングパーティーと聞いていたが、準備に手間取り出掛けるのが遅くなる。
20時ごろまでやってます、と言われて走って汗だくになって20時過ぎに到着。

木村タカヒロさんに挨拶。出版社M社のしのづかさんも来ていた。もともと木村さんの展覧会を紹介してくれたのはしのづかさんだった。

「どうしたの、その格好」としのづかさん。
「いや、リンダ(キムスネイクのキャラクター。悩殺ダンサー)のドレスみたいかなあと思って」
「あー、ホントだ。リンダだー」と木村さん。
大学の園遊会(謝恩会)で着たスパンコールドレスはリンダのウロコドレスをいろんな色にした感じ。
わーい。うけたうけた。

木村さんとしのづかさんに「どっちがいい?」と聞いて、キムスネイクTシャツを購入。
丁度シャツが欲しいのに街のバーゲンは終わってしまって困っていたところで、嬉しい。

間もなくパーティーはお開き。
「帰っちゃうんですか?」と聞いたら
「桜井さんお時間は?」
「ありますあります!」

 居酒屋『北の家族』に木村さん、しのづかさん、編集者、アーティストの方たちと6人で。
注文した料理がいつまでも出てこず、皆でブーブー言ってたら、中の一人が強力なクレーマークレーマーとのことで、戦果と戦術話を聞く。
私のクレーマークレーマーなんて、おとなし過ぎて駄目だ。

私が「ドレスはリンダなんですけど、これをかけるとボスなんです」
と言ってサングラスをかける(『MARIBAR BBS』7月28日の投稿参照)と
「うわ!キム社長だ!」
わーい。うけたうけた。

吉川晃司も「似てる似てる」。それはいいけど
「カールゴッチとかいうプロレスラー?似てます?」
「わははは!似てるー」と倒れる木村さん。そうなの……?

木村さんのお父様、『タイガーマスク』『サイボーグ009』『アタックNo.1』などのアニメーターとして知られる木村圭市郎氏について。
パパさんたちが初等教育について。

編集者たちが本の初版部数について。
最近は大手出版社から出る大御所とか売れっ子作家と言われる人の小説でも初版は2、3千部なんだとか。
そうだとすると宮崎学さんは凄い、と改めて思う。
因みに木村さんも『突破者それから』の表紙絵により電脳キツネ目組組員バッヂを授与されている、先輩組員なのだった。

 しのづかさんは帰って、5人で『Café Le SANG DES POÉTES』。
螺旋階段を上って、パリの誰かのアパルトメントみたいなお店。

あら、T君!学生時代の友人で、歌舞伎役者だったT君に再会。なんと木村さんの友人だった。まあ偶然。
今はシャンソン歌手のT君、芸達者なのね。
T君はクレーマークレーマーさんの元彼女にそっくりだそうで、驚くクレーマークレーマーさん。
暫くたってT君が男性と知って「え?!そうなの!」と立ち上がり、更に驚いていた。喜ぶT君。

木村さんの作家の本音的話。面白かった。

2時半ぐらいに編集者のOさんの知人の女性が来て、4時まで。
皆店を出てOさんは二人で帰る。
「あれは彼女なのかなあ」
「じゃなきゃ、あんな時間に来ないだろう」と男性たち。
「私なら来る。Oさんに呼び出されたら2時半でも行く。Oさん可愛い。あ、でも木村さんも素敵」って酔っ払いの夜明けの発言だが。

こういう、いかす男たちに女は私一人ってシチュエーション、好きだ。ああ楽しい。
男性は男同士より気を使うだろうし、つまらないかもしれないが。

 4人で原宿『ジョナサン』。ちょっと待てば始発の時間だが、遠慮せずどこまでもついていく。
でも酔っ払って気持ち悪。ほとんど頭は働かず、眠い。

 木村さんと池袋駅まで。朝の日差しが眩しく、ヘロヘロで帰る。

 29日まで木村さんは毎日会場にいらっしゃるそうなので、皆様も是非『キムスネイク』ご覧下さい!
2005年07月21日(木)

お仕事,宮崎学 VS 鈴木宗男 in Naked Loft,『桃太郎』


 11時に会社の予定が、起きられず11:40。
先週分の見直しを終えて、第2弾を18時まで、78枚。始めに説明を受けていれば、このペースでできたのに!

 19時から新宿『ネイキッド・ロフト』にてイベント「突破者・宮崎学、鈴木宗男を斬る!」
テーマは「鈴木宗男はなぜ辞めさせられなければならなかったのか?政界の裏側、小泉政権etc.を徹底検証!」

私は鈴木宗男が大嫌いだった。選挙では地面に頭をこすりつけるようにして、役人には怒鳴り、記者の前では泣き、田舎の強欲オヤジが利権のためにギャアギャアうるさくあちこち動き回っている、そんなイメージ。
そのメディアを通じて抱いたイメージがどう変るのか、興味あるところだった。

胃がんを克服したと聞いていたが、あまりの血色の良さに驚く。ギラギラしている。凄い生命力だ。
休憩時間には会場の人全員に名刺を配り、握手をし、終了後は写真に納まり、まあ精力的なこと。

「始めに政治の生々しい話をしましょう」と宮崎さんが言って、郵政民営化法案の行方とその結果小泉はどうなるか。
宮崎さんが作った議員リストには法案に反対する◎、多分反対○、そして△、▼がつけられ、一人ひとりについて「この人の地盤は何処何処ですね」「これは誰々の子分ですよね」と宗男にコメントを求めていく。

だんだん宗男がタジタジになり「宮崎先生、これは、このリストはですね、ここには記者の方たちもいますし、ここであの議員は○か、△かとなりますと、それをもとに揺さぶりをかけられたりしますから、名前を出して記号をつけるのはどうかと、ええ、私、思いますよ」。
「じゃあ、やばい話はやめときますか」と宮崎さん。可笑しい。
これは宮崎リストの情報、読みの確度がかなり高い、ということだ。

宗男によれば、小泉は法案が通ると思っているし、選挙になっても勝てると思っている。らしい。
選挙になったら宗男は、新党で2人で立つとのこと。
お?チー様と二人で?と思ったら違うらしい。チー様には新党の名前をつけてもらうことになっているそうだ。

2部は宗男逮捕の狙いと、メディア、司法について。

よく分からなかったのは、宗男はマスコミによってひどいバッシングを受けたのに「メディアも不幸、権力に利用されている」とマスコミを擁護するところ。
可哀想なもんかね?自ら権力にすりより、悪者を仕立てて騒いで金儲けをしているメディアが、なんで可哀想なんだ?

他ロシアについて、アフリカについて。「利権、私欲でやってない」と宗男。
そのまま素直に信じるほど素朴な私ではないが、理念があるように感じさせるのはさすが、と感心した。

宮崎さんのイベントでなければ宗男の話など聞こうと思わなかった。面白かった!

 電脳キツネ目組の人たちと歌舞伎町でお寿司『桃太郎』。ちょっとつまむつもりが一人7,000円。イテテ。
2005年07月20日(水)

お仕事,『仮面ライダー響鬼』オタク,ささきもと子バッグ


 バーゲン巡りで気になっていたジュンヤ・ワタナベのトップの在庫を伊勢丹に問い合わせる。
「売り場は全て秋冬物になっております」。
そうか、バーゲンも終わってしまったか。今シーズンは1着しか買わなかった。お金もないし、丁度いいか。

 機械部品カタログ校正に問題があったのか緊急呼び出しで午後から会社。
「何か不備があったのですか?」と社長に聞いたら「いや」。
しかし、細かく見ていたところは必要なくて、飛ばしていたところをもう一回見てほしい、とのことで先週の分全部見直し。
やはりマニュアルを読むだけで始めるのは無駄が多くなるのでは。

持ち帰りの仕事も発生。晩御飯に誘われるもお断りする。
知育絵本シリーズ、今回は『仮面ライダー響鬼』の校正。
前回の『魔法戦隊マジレンジャー』で要領が分かったつもりで開始が遅くなり、朝5時半までかかってしまう。

同時進行で、ささきもと子さんとバッグ製作のメール打合せ。こちらも3時半までやりとり。
可愛いバッグが間もなくできる。楽しみ!
2005年07月19日(火)

宴の後,『土間』


 始発の時間になって、皆で片付け。
和服限定なのにTシャツなどで来た人は、ペナルティとして洗い物をさせられていた。素晴らしいルールだ。
私の後に3人ぐらい洋服で来た人がいて、洗い物の溜まり具合と丁度いい感じだったのでは。

甚平にさらしの大工さんと、浴衣のテレビ制作マンと、3人で西荻窪駅。
エスカレーターで前に立っていたら後ろから大工さんに足を触られる。ビックリした。

パーティーで「何フェチ?」という話を皆でしていたからか。
ラジオアナウンサーのきれいな女性は、電車の中で突然腕をつかまれ「僕、矯正フェチなんです」とジーッと歯を見つめられたことがある、と言っていた。

パーティーで話したことといえば、岡村靖幸。
下町の祭りスタイルが凄く似合っていた、私と同じ「サクライさん」という男性が、岡村ちゃんの大ファンだと語っていた。
帰ってみたら、岡村ちゃん覚醒剤で逮捕。あらら。

 高校からの友人、香港在住のSちゃんから突然の召集で品川イーストワンタワー『土間』。緊急帰国していたらしい。
一流企業への転職を繰り返す華麗なママさんでもあるSちゃんは、私の見合い話とかギネス君の話を聞いて
「なんで真理ちゃんはそんなにいろいろあるの?」と言う。
いろいろって、トホホ話ばっかりだけど。

お見合いの話をしたら

> あまりがんばって欲しくないな(^^ゞ僕がくどきたい

と言ってくれる人もいたので

「では頑張ってみて下さい。あはは」

と返した、と言ったら元生徒会長Nさんに
「可能性が無いのに気を持たせたりするのは良くないわ」と言われる。
「それはわからないよ。すんごい頑張ったら、心を打たれるかもしれないじゃん」

 宮崎学さんにお見合いの報告。
「三里塚闘争に青春を捧げたとかで。そんなこと熱く語られても…って感じでした」
「暗いな。まあ当分一人でおれ」
「はい」
いや、やっぱり駄目。楽しまなくちゃ!
2005年07月18日(月)

テレビ朝日『サンデープロジェクト』,和服限定宴会

 二日酔い。気持ち悪くて何度も起きる。
いつ布団に入ったのか知らないが、母もウンウンいいながら寝ている。

突然母が起き上がって「あら!8時!」と言って、また横向きに寝て足を上げ始めた。
いつもは5時ぐらいに起きて行ってる体操サークルに寝坊して、自主連してるのか?笑った。

「寝過ごしちゃったわ、こんなこと初めて」と母。
「多分お母さんが寝たの、4時ぐらいだよ」
「あらそう?」
母も昨日は相当飲んでいたようだ。

 テレビ朝日『サンデープロジェクト』に宮崎学さんが出演すると聞いていた。
頑張って起きて、お風呂に入って、見る。本日のテーマは「談合」。
「私は毎日のように談合してましたから」と宮崎さん。
「え?!そうなんですか?」と大仰に驚いてみせる女性司会者。

 「浴衣があるから取りに来て泊まれ」と言ってしまった手前か、和服限定宴会に出席する私のために和服探しに奔走する母。
母の浴衣はつんつるてんで駄目だろう、とのこと。いろんな人に電話してくれる。
しかしよく知らない私に着物なんて貸してくれるのか?帯やバッグはどうするんだ?

着物でも浴衣でも甚平でも作務衣でもいい、と言ったら「あ!Hさんなら法被があるんじゃない?」
「おお、そうだね!法被なら簡単でいいや」

期待して待つが「探したけど無かったよ」と塗装工のHさん。
とりあえず見てみよう、ってことで母の浴衣を探すうちに、押入れから絽の着物が出てくる。家紋入り。
「多分お母さん(私の祖母)のよ」と母。
「これは金子(母の旧姓)の家紋なの?」
「知らない。金子だか高橋(祖母の旧姓)だかわからない」

これでいいじゃない!→じゃあ誰かに着せてもらわなくちゃ→Hさん着付けもできるって→嫌だよ!
などと3人でギャアギャアやっているうちにHさんが
「こういうの着てる人はいない」と言い出す。
「変わってていいんじゃないですか?お葬式みたい?」
「うーん。イトーヨーカドーに1万円ぐらいで浴衣セットが売ってるから買ったら?」
「えー、そんなの…」

しかし、このクソ暑いのに絽の着物を着て出掛けるのもしんどい。
気に入る浴衣が無かった時のために黒い羽織だけ持って帰る。
母が浴衣代をくれた。私の遊びのために。昨日の母の涙を思い出し、心が痛む。しかし何も言わない母娘。

 Hさんに昨日のお見合い相手Sさんの電話番号をもらう。SさんとHさんは4時まであのスナックで飲んでいたらしい。

 『池袋西武』、『PARCO』で着物、浴衣を見る。欲しい物が無いし、値段も4万円とか。困った。

 結局、ジョン・ガリアーノの金太郎みたいなビスチェ、黒のショートパンツに借りた家紋入りの羽織って、ガイジンの勘違いジャパネスクみたいな格好。
ひい、どうしよう。でももう時間もないし、出掛ける。
皆は、可愛い浴衣とかちゃんとした着物で来るんだろうなあ。こんなの、いいのかね?冷たい視線を浴びそうだ。

 二日酔いのまま西荻窪のAちゃん宅に着いたのは20時過ぎ。
玄関が開いていて扉に大きな「宴」の筆文字が、通りからも見える。おお。

恐る恐る入って行くと、やはり女の子は皆浴衣で、写真を撮りまくっている。
「すみません、こんな格好で」とAちゃんに謝ると
「うわー!皆、見て!桜井さんやっぱり違うわー!」
え?
「すごーい、討ち入りみたい!かっこいいー!」
え?大丈夫なの?
「おおー、家紋が入ってるよ!回転して!」
そう?クルクルクルクル。

で、みんなの絶賛を浴びる。大評判であった。
調子に乗って羽織をチラッと脱いでみたら「エロい!セクシー!」とまた大騒ぎになって、もう得意顔。
わはははは!ありがとう、お母様、おマスさん(祖母)!

いやー、楽しいね。Aちゃんちのパーティーは。
女子は皆浴衣。男子は浴衣、甚平、法被にねじり鉢巻といろいろ。さらしを撒いてる人までいる。
前回5月4日「緑の日」は70名という驚異の参加人数だったが、「和服限定」のハードルは高く、精鋭が30人ほどか?

会話も楽しいお習字部屋、音楽談義部屋、キャバクラ浴衣祭り部屋。西瓜、南瓜、冬瓜も美味しい。
私は二日酔いのため始めは緑茶、だんだん復活して日本酒、焼酎。いいお酒が揃っているから。

 実は今日は早朝から川原でバーベキューというお誘いもあった。
新座・お見合いファッション→調布・アウトドアルック→西荻窪・和服に対応するのは無理と判断した。
バーベキューは冴島奈緒さんが来るので会いたかったが。

 3時ぐらいに眠くなってベッド。ベランダでタバコを吸ってる人たちのウンコ談義を聞きながら少し寝る。
2005年07月17日(日)

お見合い,新座泊


 仕事と明日の状況が不明で確定していなかったが「お見合い決行ですか?」と母に問合せ。
17時半になって電話が来て「あんまり先になるのも良くないから、今日にしましょう」とのこと。

紹介者Hさん案:先方がよく行く飲み屋のパーティーがある。そこへ私と母が偶然っぽく行く。

「偶然」なんて全く不自然だし、みんなが知り合いの飲み屋のパーティーに私が初めて行くのはどうなんだ?
母案:まずは寿司屋で会食、その後二人でどこかへ。

なぜ寿司屋が却下されたのかわからないが、東久留米のきれいな店に、パーティーを抜け出して先方が来る。
という段取りになる。

20時に東久留米駅。私の人生初のお見合い会場は駅前のスナックだった。
「きれいな店でしょ」と母。汚かないが…。食べ物もある、と聞いていた。
「何がありますか?」と聞くと「焼きそばとか」「焼きそばと?」「焼きそばですね」
見合いに焼きそば…。青海苔が歯についたりしていいのか?空腹なので食べる。
「美味しいでしょ?」と母。
「普通」

紹介者である塗装工Hさんが来る。
お見合い相手のフリーライターSさんを「とにかくハートのいい男なんだ」。

そして大工のなんとかさんと一緒にSさん登場。
ポロシャツに短パン姿。「スミマセン、こんな格好で」。別にいいけど。

48歳には見えない。
若い頃は成田空港の反対闘争に燃えたそうで、かなり目立っていたとか。だから成田空港は絶対使わないという。
もの書きの仕事の話、ヤンキース松井の話、映画の話、過去の女性の話。

前にSさんに会っている母は「タバコは吸わなかったと思うわ」と言っていたが、原稿を書くときは1日3、4箱吸うらしい。

「僕なんか興味ないでしょ。あなたみたいな人が僕に関心あるなんて、おかしいですよ」と何度も言うSさん。
なんだかよく分からなくなってきた。このお見合いは私がSさんに強く会いたがったためにセッティングされたものなのか?

私はカラオケは嫌いだ、と言っているのに何故東久留米のオヤジたちが演歌をがなり立てるスナックでお見合いなんだ?
「二人でどこか他の店に行く?」と母に聞かれたが、もう面倒なので「ここでいいです」。
Hさんの入れてくれたヘネシーをガンガン飲む。

Hさんとチークダンスを踊る母。
私と父親の話になって「この子は冷たい。潤いがない」とSさんに訴え、泣く母。なんなの、この絵は。

 泊まるつもりはなかったのだが、明日の和服限定宴会用の浴衣を借りるため、2時過ぎ、新座の実家へ帰る。
先月泊まった時に2階のベッドでダニに刺された。今日は母と布団を並べて寝ることにする。

私が布団に入った後、母は別の部屋でずっと泣いていた。
酔って泣き上戸になっているのか、何が悲しいのか知らないが、私は声をかけない。

私が冷たい人間だと言うなら、何故冷たくされるのか原因を考えればいい。
今母が私を恨んで泣くように、私も幼い頃、思春期の頃、母を恨んで散々泣いた。
母のすすり泣きを聞きながら、いつの間にか眠る。
2005年07月16日(土)

お仕事,宮崎学さん,『檸檬屋新宿』,ギネス君ナンパ待機中


 昨夜は飲んで帰って寝てしまったが、3時に起きてお仕事。
本日はマンション全戸に排水口掃除の業者が来ることになっているので、掃除、洗濯をしながら13時まで。

会社に行って続き。15時ぐらいに昨日の分が終わる。
本日分は残り30枚の予定だったが、パートナーHさんの仕事が早く、私は16枚やって終了。
ギャラはページ単価なので多くこなした方がいいのだが。

始めの2、3日えっちらおっちらやってた分を見直して、納品発送作業を20時過ぎまで。
6日間2人で500枚のうち194枚。次回はもっとできる。頑張ろうっと。

 宮崎学さんと都内某所。
最近聞かれるのが「男はできたか?」ではなく「掃除してるか?」
「はい!」排水口だけですが、…とは言わない。

 今週3回も来てしまった『檸檬屋新宿』は本日大賑わい。住枝さんパニック。

 終電よりちょっと前の山手線で帰る。
池袋駅を出て、前方約100m『ビックカメラ』の降りたシャッター前に見覚えある人影発見。
先方も私を見て、看板の影にすっと隠れた。ギネス君に違いない。

ガードレールに座っているギネス君。
私は笑いながら「何やってるのー?」って明らかにナンパ待機中だ。
「可笑しー。ははーん、こうやってたわけねー。なるほどー。ねえ、ちょっとやってみてよ」
苦笑いのギネス君。
「帰りなさい、大事なところなんだから」
「えー、どんな風に声かけるの?見たーい。見ててあげるからやってみて」
「帰りなさい」と駐車場に逃げるギネス君。
私も駐車場に入って行って「勝率ってどのぐらいなの?」と迫る。
「そこそこ」
「ふーん、そうなんだー」
「もうやだ。落ち込んだ。早く行って」
車輪止めに腰を下ろし、ずーっと下を向いているギネス君。黙ってしまった。
なんだか可哀想になってきた。「じゃあ帰るね」と言っても項垂れたまま頷くだけ。

ギネス君もバツの悪い思いをしたかもしれないが、私も少なからずショックだった。
笑っていたけど顔は引き攣っていたかもしれない。

帰り道、いろいろ考える。
連休前で気合が入っていたのかな。邪魔しちゃって悪かったかしら。
前からああやってナンパを繰り返し、私はそれに引っかかったって訳か。
私に会うかもしれないことぐらい想定しろよ。
私に使った手を繰り返しているという事は、私は「失敗例」ではなかったってことか?

ギネス君に対しては好きな気持ちはほとんど失っているが、感心と軽蔑、心理的な興味が入り混じっている。
また会うだろうか?次は無視されるかもしれない。

「調子はどう?
ナンパ作戦うまく行ってる?
実は私の今年のテーマはナンパだったのです。
されるのではなくする方ね。
極意を教えて!」

なんてメールを送ってしまったから。
2005年07月15日(金)

二木会,御茶ノ水居酒屋,『ダブリナーズアイリッシュパブ』


 持ち帰った機械部品カタログ校正のお仕事。今日は56枚に挑戦。
しかしお出かけのため17時まで。後は帰ってからやる。……つもり。

 T叔父に誘われて知った『平成フォーラム・二木会』は平成元年から続いている第二木曜日の勉強会で、今回が第180回。
本日の講師は元日本経済新聞ベンチャー市場部長で現日本経済研究センター主任研究員の大塚将司氏。

大塚氏は2003年1月、突如社内メールを使って日本経済新聞社社長鶴田卓彦を告発、退任に追い込み話題になった。
大新聞のサラリーマン記者が、自社の、「天皇」とも呼ばれていたワンマン社長に喧嘩を売った、ことの顛末はいかに?
興味津々のテーマだが15分程遅刻。

企業の内部告発というと、現体制に干されている人物からとか、派閥抗争絡みだったりするのが常だが、大塚氏の場合そのどちらでもない、義憤にかられての反乱だった。
*詳しくは大塚将司著『日本経済新聞の黒い霧』(講談社刊)を。

日本ムラ社会では組織に反旗を翻したりすると孤独で惨めな結果に終わることも少なくないが、大塚氏は裁判で和解。懲戒解雇されたが復職し、給料も変らず。

そして日経改革は大きく進んだか、と思いきや鶴田の元秘書が幹部に複数いて、事件のほとぼりも冷め「夜の社長室(=赤坂の高級会員制クラブ)」が復活、元秘書を編集局に配置するなど宮廷政治体質は変っていないとか。

私の質問。
「年間3500万円の交際費を使い、1000万円の株式配当を個人で得ていた鶴田は何にお金を使っていたんでしょう?わからない、とのことでしたが、証拠はないけど多分女とか、政治好きだったとか、大塚さんは何かネタを握って喧嘩を仕掛けたのではないんですか?」

大塚氏。「わからないです。女好きはかなり好きでしたけどねえ」

大塚氏は「裁判の決着は玉虫色でしたから、すっきりとはしないですね」というが、私は痛快だと思うし、かっこいい喧嘩だったと思う。

朝日、読売など大手新聞各社の組織体質と企業体質の共通点と違う点の話なども大変面白く。

 御茶ノ水駅近くの居酒屋にて懇親会。
他の皆さんは大手マスコミの給料とか車代とか、お金のことを話していた。
私は大塚さんに、組織対個人の喧嘩のいろいろな局面での判断、組織人としての立場とジャーナリスト魂の葛藤、「やった!」「やばい」「しまった…」などドキドキ話をもっと聞きたいと思った。

 5月21日に母と喧嘩して以来連絡を取っていないT叔父と、池袋『ダブリナーズアイリッシュパブ』。

母は、T叔父が酷いことを言ったので追い帰したと言っていた。T叔父が何と言ったのか私に言わなかった。
「そうか。何か悪いこと言ったかとずーっと考えてたんだが、思い当たらなかった。でも、君に言わない、ってことでなんとなくわかった。怒らないでよ」とT叔父。
「わかりません。私も怒るかもしれませんよ」
「いや、怒らないでよ。君の今の仕事の状況。全く安定していなかった君のお父さんと一緒じゃないか、2人はそういうタイプの人間なんじゃないかって言ったんだ」
「それは事実じゃないですか」
「だろう?君のお母さんの見方は違うかもしれないけど、周りはそう見てた」
「母は父親と一緒にT叔父さんを援助した、という強い自負がありますから、T叔父さんに言われたくない、というのはあるかもしれないですね。私は威張り過ぎだと思うけど」
「愛する人のことを悪く言われたくないんだな」
「謝る事ではないと思うけど、何に傷つくかは人それぞれですからね」
「『謝ってた』とか言うとまた蒸し返すから、『気にしてた』って言っておいてよ」
「わかりました」

2003年9月5日に母に「親子の縁を切る」と言われて、仲裁してくれたのはT叔父だった。
今度は私が姉弟の仲裁役となるか。しかし、何をやってんのかね、我がファミリーは。

 帰ってお仕事の続き……できるわけない。
2005年07月14日(木)

お仕事


 朝6時に起きてお仕事。昨日の分の続き。会社に行って今日の分46枚を22時半までかかって終える。
凄いペースの進歩じゃない?と自分で感心する。

しかしクタクタ。飲みの誘いも断り、家事もバーゲンも映画も時間がない。働いてるって感じ。たまにはいいやね。
2005年07月13日(水)

お仕事,『ロフトプラスワン』,『ルノワール』,『檸檬屋新宿』


 持ち帰りの機械部品カタログ校正、目標42枚。お昼から始めて18時半までで28枚。
やはり家で作業する方がはかどる。

 NANIOさんから電話。宮崎学さんと打合せで会うから「来れば」とのこと。「行く!」
2時間後「会場変更でロフトプラスワンだって」と連絡あり。
「へ?ロフトプラスワンで打合せ?イベントやってんじゃないの?関係ない私はなんて言って入ればいいの?」
「呼ばれたから来ましたって言えばいいじゃん。宮崎さんはイベントに出るのかなあ。ロフトプラスワンは今日何やってるの?」
「うーんとね『高須基仁プロデュース“変態性欲ナイト40回記念”』だって」
「何?」
「ヘ・ン・タ・イ・セ・イ・ヨ・ク、ナイト!」
「それに親分が出るのかな?」
「いやー?20日のネイキッドロフトの打合せも兼ねてるのかしら」

 よくわからないが20時にロフトプラスワン。19時から打合せをやってるはずのNANIOさんに連絡が取れないまま会場へ。
入口で「宮崎学さんが打合せをしているとのことで伺ったんですが」と言ったら
「今、ステージにいらっしゃいますので」。
え?ホントに宮崎さんが変態性欲ナイト?

と思ったら、本日のイベントに出演予定だった鹿砦社の松岡利康社長が逮捕されて、抗議の緊急記者会見が行われているのであった。
高須氏が「じゃ、宮ちゃん最後に一言」と言って、宮崎さん。

「イラクに行った若者たちが拉致された時に『自己責任論』なるものが言われたが、国民には『愚行権』も等しくある。
愚かな行為をするものでも国家は国民の命を守らなければいけないし、極端な右翼、極端な左翼も存在できるのが成熟した社会だ。
メディアの人たちに考えてもらいたいのは、今回ロンドンの多発テロで誰が得をしたのか。
警視庁は、警部補が、覚せい剤所持容疑で逮捕した女性を取調室で強姦した事件を7日に発表した。
この事件はもっと前に起きているのに、何故このタイミングで発表するのかを警視庁に問う記者はいない。この国のメディアは絶望的」

多分、松岡逮捕も大手マスコミでは発表通りさらっとやって終わる。
「プライバシー暴露本で知られた出版社だから狙われた」ぐらいの他人事感覚で。だから宮崎さんはこの話をしたのだろう。

記者会見が終わって、宮崎さんが出てくる。
「おお、桜井。どうした?」
「いえ、あの、NANIOさんが…」
変態性欲ナイトを見に来たんじゃありません!と心の中で叫ぶ。

『ルノアール』で打合せとのことで傘を持ってるから送りましょう、と外に出たら、雨は止んでいた。
「桜井も来るか」と言ってくれてついて行く。仕事の報告。
「そうか、仕事が来たか」と喜んでくれる宮崎さん。優しい人だ。

 間もなく『ルノアール』にNANIOさん登場。
「真理ちゃんは呼ばないと怒るから、僕が呼びました」と宮崎さんに言ってくれる。
「そう、ヤキモチ妬くんです」と私。
「グフフ」と笑う宮崎さん。

お酒抜きでお仕事モードのNANIOさんを見るのは初めてかもしれない。働く男の姿はいいね。

 NANIOさんと二人で『檸檬屋新宿』。
ネット小説『シャブン玉ホリデー』の出版が決まったお祝いの乾杯。トラック野郎就職お祝いの乾杯。

住枝さんはぐったりしている。昨夜私を送ってくれた後、今朝5時までカラオケをやっていたとか。
今日は早めに閉店。トラック運転手で朝が早いNANIOさんも終電で帰る。

 帰って仕事の続きを、と思うが寝てしまう。
2005年07月12日(火)

『しんと』,修道学園同窓会関東支部総会,『檸檬屋新宿』


 機械部品カタログ校正2日目、19時までやって23枚。昨日の倍だが、まだ遅くて話にならない。
「家に持って帰ってやったら」と社長。タバコの煙に悩まされることもないし、その方が良さそう。

 お昼は『しんと』のうどんとかやくご飯。異常にしょっぱくて驚く。何かの間違いでは?と思う程。

 20時過ぎ、『檸檬屋新宿』のご主人住枝さんに「来れば」と言われて修道学園同窓会関東支部総会に行く。
会場は『東京ドームホテル』。
何故そんな場に行くかというと、今年は36回生吉川晃司のライヴコンサートがあるから。

住枝さんには、受付で「17回生の住枝の会社のものです」と言え、と言われていた。
「え?住枝?」と受付のオジサマが言い、なんと住枝さんの弟さん登場。はじめまして。

修道学園は男子校なので会場は当然男性ばっかり。
それでも今年は吉川効果で同伴者の女性の割合が非常に高いらしい。

住枝さんに挨拶。「弟の奴、会費取りやがって。いっぱい食え、飲めよ」と言われる。

私が前に働いていた会社の社長は1回生。
「こんにちは」と話しかけると笑顔ながら「なんでここに?」という表情。
「吉川晃司のライヴがあるので…」とか「お元気でいらっしゃいますか」などと話したのだがなんとなく迷惑そう。
私の格好のせいかしら?元ペーペー社員が気軽に話しかけるなよ、ってこと?気のせいか?

そんなことより吉川晃司!
かつて布袋寅泰とのユニット『COMPLEX』のコンサートを東京ドーム最前列で見たことがあるが、それよりずっと近くで見られるとは。感激。

高校生の頃、吉川人気は大変なものだった。
修学旅行のバスでは常に吉川の曲をかけ、みんなで歌っていた。
水球で鍛えた体、修道高校という名門出身、ジャニーズ系とは違う硬派なイメージ。
異色のアイドルで、かっこ良かった。

最近だって映画『レディージョーカー』も吉川だけ良かったし、ちょっと前のNHKドラマ『真夜中は別の顔』で演じた小雪の夫役もいい感じだった。

さて、宴会場でのコンサートってどんなステージなるのかな、と思ったら想像以上に素晴らしくて驚く。
ベース後藤次利、ドラム村上ポンタ秀一、ってなんという豪華メンバー。
『LA VIE EN ROSE』のハワイアンバージョン?とか、痺れた。
会場から「モニカ!」と声がかかれば「40にもなると、そういうお約束にもちゃんと応えます」。
年配の先輩方向けに『ラヴ・ミー・テンダー』も。やるね、吉川!

最後の曲、ということで『モニカ』。最高に盛り上がる。
そして吉川も驚くアンコール。予定してなかったとのことだが、1曲やって終わる。
ああ良かった。素敵だった。

さて、後は飲んで、と思ったら住枝さんが「握手させてやる」と言って吉川のテーブルに連れて行ってくれる。
「素敵でした!東京ドーム最前列でも見ましたよ」と言ったら
「ドームより緊張するね」と笑う吉川。きゃあ。
「あんまりこういう感じのはないですか」
「そうだねー」
もっといろいろ話したいけど、みんな吉川と話したくて待っている。

住枝さんにお礼。「来れば」と言ってくれて、本当にありがとう!
そして住枝さんは「こいつ、天上がりした同級生。あれと写真撮ってもらえ」と言ってKさんを紹介してくれた。
立派なデジカメを持ったKさんは、吉川が他の人とお話しているのにガンガン割って入る。
私とボディガードに「お話中だから」と制止されても全く気にせず「ちょっと、写真撮るから!」

「スミマセン、何度も」と言って吉川とツーショット写真に納まる。ああ嬉しい。

 住枝さんらと『檸檬屋新宿』へ。
終電の時間になって帰ろうとしたら「タクシーで送るからまだおれ」と言われて、片づけを手伝う。

宮崎学さん出演の『R30』をDVDで見る。
アンテナがないためいつも檸檬屋のテレビは砂嵐の画面なのに、きれいな映像で「このテレビ、ちゃんと映るんだ」。

 住枝さんは私を送ってくれた後、雑誌編集者のお客さんたちと谷中あたりで飲むとのこと。元気だなあ。
2005年07月11日(月)

『マジレンジャー』オタク


 午後に起きて、持ち帰りのお仕事。テレビ朝日『魔法戦隊マジレンジャー』の知育絵本校正。ギャラは不明。
「簡単だから」と社長は言うが、5人いるヒーローの変身前と後のキャラクター、それぞれの武器、小道具、得意技、敵のキャラクター、怪獣の特徴と過去の闘いなどなど、公式ホームページだけではわからない細かいネタもあり、大変。
すっかり「マジレンジャーオタク」になった。昨日会ったSの息子のK君に自慢したいが、1歳ではまだわからないか。

前に働いていた会社で「何とかレンジャー、ヒーローもの」には馴染みがあり、用途もわからない部品のカタログ校正よりはずっと楽しい。
子供が対象の迷路を真剣にやったりするのも新鮮だった。
2005年07月10日(日)

お仕事,『MALABAR』,S邸,ギネス君


 朝、お腹が壊れる。私は本当に繊細な神経の持ち主。というか繊細なる大腸。
なんとか遅刻はせずにお仕事。会社は引越ししていて、新しい事務所にてお仕事。
作業をした部屋は禁煙になっておらず、煙い。

何の機械だかわからない部品のカタログ校正。
「マニュアルの指示通りやって」と言われても、マニュアルの見方がよくわからない。
意味もわからないが、とにかくやる。
500ページを来週金曜日までに、とのことだが今日1日で11ページしかできなかった。
一緒に作業をしていた人は36ページ。

ひい。大丈夫か?もう仕事のできない体になってしまったかと不安になる。
この仕事は時給ではなくページ単価になると聞いてガックリ。

お昼は事務所近くのインド料理『マラバール』。店名に親近感を覚える。
私が食べたのはカボチャのカレー780円。
ランチバイキングはいろんなカレーにナンでもライスでも、900円。食べ残し罰金制あり。
土曜日なので家族連れも結構いて賑わっていた。

 本日は大学ゼミ仲間の集まりがSの新居で3時からあった。18時に仕事を終えて駆けつける。
『カクヤス』でお酒を買って持って行こうと思ったら財布に1,000円しかなく、カードは使えない。
ATMを探して、などとやっていたらどんどん遅くなって、何も買わないで有楽町線辰巳駅。

辰巳駅は周りに店などなく、「飲み物も食べ物もあるからいいよ」と言われたのだが、皆は手作りお料理、極上デザートなど持参しているはず。
困った、と思ったら駅前で八百屋の移動販売。桃とさくらんぼを買う。

駅から大きな橋を渡ったところにある『Wコンフォートタワーズ』54階建ての35階って?凄いマンションじゃん!
エントランスもやたら豪華。億ションに違いない。

S邸にはS妻子、先輩のHさん、Kさん、Nさん、Aさんが集まって、キャンドルの灯りで談笑中。
Sの愛息子K君はやっと1歳ながら、Sに似て大きいのかな。私を見て笑顔で手を振る。かわい〜い。

雨とはいえ夜景が素晴らしい。学生の頃からSのセンスは良かったが、インテリアも素敵。
トイレなどサファリ風で、かっこいいレストランのレストルームみたい。

「このマンションは、ぶっちゃけウン千万。めちゃくちゃ安い」
「それは安いね」
「相場に比べて凄く安いから、サラリーマンの若い夫婦も多いよ」
って確かにロケーションとクオリティは億ションかと思うし、お得なのかもしれないが、私には縁のない金額の話で、高所恐怖症もあって、めまいがしそうになる。
最上階はメゾネットになっており、巨人軍のスター選手とか芸能界のゴッドねーちゃんがオーナーだとか。ほう。

Hさんの手がける、東雲にできるアミューズメント施設の話、Nさんの闘病話と快気祝い、学生時代の思い出話など話題盛り沢山。
私以外の女性は皆ママさんで、手料理を頂きながら。美味しく、楽しい夜。

 夜も更けてお開き。辰巳駅までHさんと歩く。10分弱だったが豪雨でびしょ濡れ。
池袋駅に着くと更に雨は酷くなっていた。

駅出口の手前で、電話をかけているギネス君の目の前を通り過ぎたことに気づく。

話しかけようと思って柱の陰で鏡をチェックしてたら、今度は黒のサマーセーターに黒い帽子のギネス君が、私の前を通り過ぎる。
腕を引っ張ったら「おお。よくわかったね」と驚いていた。
「元気だった?」
「元気だよ」
「あ、傘がないのか。入れてってあげようか。襲ったりしないから、送るよ」
「いいよ、タクシーで帰るから」
「じゃあ乗り場まで」
ということでタクシーに乗り込むギネス君。
「じゃあね」と言ったら「乗らないの?」

乗る。タバコを吸うギネス君。煙いよ。
「今日、取引先と野球(ソフトボール?)大会で、ピッチャーだったんだ」
「結果は?」
「ぼろ負け。13点取られた」
「13点!」
「でも1,2回で12点だから。3回以降は真剣にやって1点だけ」
「どこでやってたの?」
「有明」
「あらそう、じゃあ近くにいたのね。私は東雲のお友達のお家でパーティー」
などと話していたらギネス君の家の近くに到着。

「元気でな」と私のホッペをつまむギネス君。
「入口まで送るよ」と言って道を渡って彼のマンション入口まで傘を差す私。
「じゃあね」と言っても「寄ってく?」とは言わない。

服のまま泳いで帰ったみたいな状態になって我が家。

どしゃ降りの中歩きながら考えた。私って本当に男に優しい。
締め切った車中でタバコを吸うなんてとか、たいした距離じゃないんだからタクシーで送ってくれてもいいのにとか、腹も立たない。
これはもう終わっているからかな?付き合ってるのにやられたら怒るだろうな。

しかし何をやってんのかね、私は。
2005年07月09日(土)

人のために成功したい ,『伊勢丹』,映画『Ray』


 昨夜の冷えと夜行軍で風邪が悪化。15時近くまで寝ていた。

 晩御飯は大きな窓から濃い緑を眺められる個室で、極上会席料理をご馳走になる。風邪など吹き飛ぶ。
最高級の海の幸を頂きながら昨夜の顛末などトホホ話、恋話、仕事の話他いろいろ。

「私は全然駄目です」と言ったら「頑張ってる。偉いよ」と言われる。
何が偉いのかわからないけど涙が出そうになった。

BBSにも書いたが、何のために働くかなど人それぞれ、自分のため、家族のため、国のため、権力のため、金のため、暇つぶし、その他いろいろ何でもいいと思っていた。

映画『CHARON(カロン)』のセリフ「男は成功するために生きるが、女はみんな幸せになるために生きている、必死で」。
私は成功も幸せも必死で求めていないから駄目なんだ、と思っていた。

でも、今日私の成功を願ってくれる人がいて、その人のために成功したい、と思った。
こんな気持ちになったのは初めて。私はずーっと、楽しければいいや、だった。
人にはあまりそう言われないが、自分では楽な方へ楽な方へ、楽しい方へ楽しい方へ、ぬるま湯求めてどんぶらこってやってるつもりだった。

何が成功かはよくわからない。とにかく、その人に認めてもらうことを目標に「でも、やるんだよ!」で、頑張る。

この日の会話、聞いたこと、その人に誓ってはいないが自分で決めたこと、私の人生にとってかなり重要な意味を持つことになるだろう。

 食事を終えて、駅で別れ、トイレに行く。電話が鳴る。派遣会社からだった。
「明日仕事できる?」
「できますできます!」
おお、なんたる即効。感動的。早速報告すると「良かったね」。

 こうなると強気で、『伊勢丹』バーゲン。靴売り場で何故か急に泣けてくる。
目を腫らしてポロポロ泣きながらバーゲンの靴を見ている女一人。不気味な絵だ。

 新文芸坐で『Ray』を見る。
曲は聞いたことがあるものの、人物をよく知らなかったから似てるとか似てないとかはわからないが、面白かった。

何があろうと絶対別れない妻、良かった。母親も素晴らしい。

 明日は久し振りの労働。寝ないように、遅刻しないように…、って「成功したい」って、そんなレベルからかい!!
2005年07月08日(金)

『フリスコパスタキッチン』,クレーマークレーマー,『南風』,『ela "a"』


 気がついたら母から何回も電話がかかっていて、私は来週の話だと思っていたら母は今日私と会うつもりでいたらしい。
すぐには出られない、と言ったのだが母は昼を食べつつ待ってくれて、池袋で会うことになる。

全く美味しそうではないが、とりあえず池袋駅近くの『フリスコパスタキッチン』で私はスパゲティ、母はビール。
トマトソース・スパゲティがチーズ入りで閉口。吐きそうになりながら半分、残りを母が食べる。

母にご馳走になって、家賃の援助金ももらう。
「仕事もなくて毎日何やってんの?ダラダラしてんの?」と聞かれる。
「ダラダラしてる日もあるけど、お母さんが仕事してないのに毎日忙しいのと同じで、私もいろいろ忙しいんですよ」と答える。
本当はほとんどダラダラだけど。

 『大地を守る会』から届く野菜セットが、以前は2、3品入っていたのに火災事故以降はとうもろこし1本だけとか、ゴーヤ1本だけとか。
連絡便に苦情を書いたら全くトンチンカンな回答とお礼があり、頼んでいない牛乳1リットルが届いているし。
電話はつながらず、メールでクレーマークレーマー。
1時間も経たずに返信が来たのはいいけれど、回答に漏れがあるし。どうなってるの?大地。

母には「仕事もしないで、人の仕事にケチつけて毎日忙しいの」と答えるべきだったか。

 女優Nさんとサエジマニアのoちゃんと7月7日午後7時の待ち合わせ。伊勢丹でバーゲンを見ていたら少し遅れてしまった。
しかしバーゲンの服の見方も「ああ、これNさんに着てほしい。似合いそう」となってしまうのが不思議だった。

新宿ALTA前は人でいっぱいだがNさんは遠くからでもすぐにわかる。輝いているから。

Oちゃんに借りていた『漫画家残酷物語』を返す。
「この人死んじゃったでしょう」とoちゃん。
「永島慎二?いつ?」
「昨日ニュースやってた」
「まあ。私今日返さなくちゃと思って一昨日読んだんです」
亡くなったのは6月らしいが。

Nさんのウェブサイトの話などしながら歌舞伎町の沖縄料理『南風』。oちゃんにご馳走になる。
女将さんが三線を弾いて、他のお客さんたちと『安里やユンタ』『花(すべての人の心に花を)』などを歌う。
私は風邪で喉が痛くて声が出ない。

 六本木に移動して『ela “a”』。Nさんとoちゃんはカラオケ。
私はNさんを見る。可愛くてかっこ良くって、Nさん大好き。

美しさもNさんの魅力だが、作品の作り方、売り方、自らの演出の仕方がチャレンジングで素敵だ。
ずっと見ていたいし、応援したい人だ。
 
 六本木駅で二人と別れて、東京メトロ日比谷線で恵比寿駅。
お腹が壊れる。カラオケバーが冷房ギンギンで冷えた。
最終電車だったようで、トイレを追い出され、JRに向かうも終電が行ってしまう。

ああ、困る。渋谷まで歩いてネットカフェか?oちゃんに嘆きのメール。
お金は払うからタクシーで帰って下さい、と言ってくれるが悪いような気がして、頑張って渋谷まで歩く。
池袋まではとても無理。と思ったところにoちゃんから電話。お言葉に甘えることにする。

しかし歩けるところまで歩く。
明治通りを北上するつもりが、JR線路と体育館の壁の間の道に出てしまう。誰もいないし真っ暗だし、早くも怖気づいて原宿駅近くでタクシーに乗る。

タクシー運転手も、こんな場所から乗る人は珍しいようで「恵比寿から歩いた」と言ったら更に驚いていた。

2時半、無事に我が家。ヘトヘト。
2005年07月07日(木)

クレーマークレーマー,映画『9 Songs』,『MILLIBAR』


 一昨日の『BARNEYS NEWYORK』の接客について苦情電話。
売り場の責任者と話したかったのだが、電話に出たのが本人だった。
私のことを覚えていて「お話聞かせてください」と言うので、文句を言う。反省している様子。
「新人さんなんですか?」と聞いたら「長くないです」。
「上の人にちゃんと報告して、折り返し上の方から電話下さい。頑張って下さい」と言って電話を切る。

暫くして女性上司から電話。さすがの対応。
「彼女は新人さんなんですよね?」
「入社3年目です」
「えっ?3年?!」
「はい、ですが部署が違うもので、今の売り場はまだ2ヶ月ほどなんです」
うーむ。ならもう少し商品知識とか接客トークとか積極性があってほしい。
私の気持ちは理解して頂けたようなので「期待してます」と言って電話を切る。

 映画『9 songs』のレイトショー21:30から本編上映。21:31受付着。
映画はきっちり初めから見たいが、最近上映時刻に遅れることが多い。
この時間では他に選択肢もないので仕方なく。

映画はカップルの出会いから別れを9曲の歌で綴っている。
セックスしてるかライブ会場にいるか、ほぼずーっとそれ。

9曲のうち聞いたことがある曲は1曲もなく、知っているアーティストはプライマル・スクリームだけ。
ライブ会場の客席から撮った映像で、どんなバンドなのかもよくわからない。いいと思った曲も1曲だけ。

マイケル・ウィンターボトム監督作は他に『日蔭のふたり』を見た。大好きだったが、全くタイプの違う映画を撮るのね。

 終わって『MILLIBAR』へ。
先週少しお喋りした男性が「だいたい水曜日に来るの?じゃあ俺も水曜日に来よう」と言っていたのだが現れず。
「あの人お金ないからなあ」と清野さん。
「私もお金ないですよ」
というわけで今日は飲み物だけ注文。

いつも24時過ぎに来るという映画配給会社のIさん。
先週は連れの方と熱心に仕事の話をしていたので私は挨拶しただけだが、今日は映画の話をいろいろ聞く。

気がつけば終電5分前。泡盛を半分以上残して帰る。「間に合わなかったら戻って来ます」と言って走る。
お金がないって言ってるでしょー!待ってくれ山手線!
動悸、息切れ、目眩に倒れそうになりながら渋谷駅。ホームから『ミリバール』に報告電話。
「ほう、間に合ったの」と感心される。
2005年07月06日(水)

『この指とまれ!』,康芳夫著『虚人魁人 暗黒プロデューサーの自伝』,漫画『漫画家残酷物語』


 秋に高校の全校同窓会がある。これまで一回も参加したことがない。
情報交換にと思ってウェブ同窓会『この指とまれ!』に登録してみた。
100人以上登録しているのだが、全く活動している節がない。同じ代で私の他に登録している人はたった一人。
多分、リアルな同窓会と一緒で幹事(管理人)がいないと駄目なんだな。

中学はどうかな、と思って登録してみた。このところ安定している日記の読者数を増やすという目的もある。
「ゆびとま」は登録をしないとどんなメンバーがいるのかわからない。
さて、懐かしい名前に出会えるかな?ドキドキ……。

ギョッとして、すぐ登録削除。『 イジメっ子の記憶』の「マツ」の名前があったから。
もしマツがこの記事を読んだらどう思うのだろう、と考えると怖くなった。

『MARIBAR』のURLを記載せずに登録してもよいのだが、積極的に「ゆびとま」活動するつもりもなく、あまり意味はない。

『mixi』では高校のコミュニティはかなり活発な様子。中学はコミュニティ存在せず。私が管理者にでもなるか。
しかし「参加者1人」って寂しい。
そして『mixi』はプロフィールに参加コミュニティを公開するようになっているので、何か恥ずかしい。

日記読者に過去を知られるのは恥ずかしいし、過去の知人に情けない現状を知られるのは恥ずかしい。
知られるのは嫌ではないが、「知って頂戴。見て見て!」という行為が恥ずかしい。

しかし私は「恥ずかしいからやらない」ではなく「でも、やるんだよ!」がモットーなので、「ゆびとま」の中学登録も暫くしたらするだろう。

 康芳夫著『虚人魁人 暗黒プロデューサーの自伝』読了。やられっぱなし。
手がけた興行を巡る様々な交渉はスリリングだし、大成功と大失敗の行ったり来たりはジェットコースタードラマだ。
私がイベント制作・運営の仕事をしている頃に読みたかった。

「世界中に康芳夫がたったひとりしか存在しないように、私にとって人生そのものが仕事であり、事業であり、作品なのだ。だから、私は誰の影響も受けなかったし、また誰も私を模倣することはできない。」

先日まで「女康芳夫になる!」とか言っていた私。申し訳ございません。
しかし「私はこうして成功した。あなたも努力して頑張れば私になれます」みたいな本が溢れる中、康さんの言葉は真実だ。

康さんに初めて会ったのは宮崎学さんの出版パーティーだった。
その後いろんな場面で見かけているから、またどこかで会えると思う。その時はこの本のことを話したい。

康さんは「仕事は人生の退屈しのぎ」と言うが、恋愛もそうではないだろうか。
この本には神彰の再婚さえ康さんが仕掛け人であったとある。そのエピソードもかなり面白い。
なのに自身の恋愛・結婚についてはあまり触れていない。
康さんほどの人物が「恋愛なんて仕事ほど面白くないね」とは言わないだろう。そこが聞きたい。是非読みたい。

 サエジマニアのoちゃんが貸してくれた永島慎二の漫画『漫画家残酷物語』を読了。
永島慎二の名前も仕事も全く知らなかったが、なんと康芳夫さんと同じ1937年生まれ。へえ。
全然違うタイプですな。
2005年07月05日(火)

密会ランチ,『池袋西武』,『BARNEYS NEWYORK』,宮崎学さん,『檸檬屋新宿』


 ネットの冴島奈緒ワールドに浸っていたら朝になり、朝ご飯を食べてから寝たのは10時過ぎだと思う。
11時過ぎに電話。お昼のお誘い。全くお腹も空いていないが、行く。大好きな人なので。

待ち合わせの13時ギリギリに到着。赤坂の某店でご馳走になる。
日記に書かないで、とのことで、うぐぐ、く、苦しい!
でも久し振りにいっぱいお話できて、楽しい、美味しいランチで至福。ああ自慢したい!

 気がつけば街はバーゲンの季節。『池袋西武』を一通り見る。
ドルチェ&ガッバーナのパイソン×レースの半袖ジャケット、かっこいい!60万円ぐらい→30万円ぐらい。
買えないが、美しい服は見て触るだけでもいい。

クリスチャン・ラクロワの透ける黒に花火模様のようなトップもなかなか良いが、勇気のいる値段。

 寝不足なので一回帰って寝ようと思ったが、洗濯などしてたら時間がなくなる。

 新宿『BARNEYS NEWYORK』のバーゲンも一通り見る。
素敵なトップを見つけるが、店員が「あーいいんじゃないですかー」みたいな感じでやる気なし。
どこのブランドですか?と聞いても要領を得ない。札を見れば「中国製」と書いてあるのに。
「で、ブランド自体はどこの国のもの?」
「フランスからアメリカに渡って、コレクションはアメリカらしいんですが」とか。
何割引なんですか?と聞いても「3割と4割の間です」って計算機を使っているのに正確に答えない。

帰って計算してみたら3割引にもなってないよ。嘘つき。
ちゃんとウエブサイトもあるブランドじゃないか。「データがないんです」とか言いやがって。
物はいいけど気持ちの良い買い物ではなかった。

 都内某所で宮崎学さんが某社の取材を受けていた。終わるのを待って『万年東一』にサインを頂く。
「桜井は今何か書いてるのか?」と聞かれて「……書いてません」。すかさず「宮崎さんは次は何を?」
いくつかの企画を聞く。うーん、面白そう!

 『檸檬屋新宿』で出版社社長のSさんに太古八絵本について相談。Sさんの会社は傾向が違うとのこと。では、次。

Sさんの会社の新入社員は慶應大学院卒で英語もドイツ語もギリシャ語もできて、優秀だけど就職は難しかったそうで、周りはそんな院生ばかりでほとんどニート状態らしい。
Sさんの会社の出版物を書いて大学の非常勤講師をやっている人たちもとても食えず警備員をやっているとか。
何の才能もない私に仕事がないのは当然か、という気がしてくる。

じゃあ嫁にでも行くか、ということで縁談話。お相手の職業を言ったら皆口を揃えて「そりゃ金ないぞ」。
「でもかっこいいんだって!」と私。
「見合いだと年収はどのくらいとか聞くのか?」と住枝さん。
「知らない。私はあまり興味ないですけど」
「良かったら結婚するの?俺も何回か見合いしたけど断るつもりで会ったんだよね」とSさん。
「会ってみないとわからないです」
肝心のお見合いの日取りはいつになるのだろう?
2005年07月04日(月)

東京都議会議員選挙,奈緒漬

 東京都議会議員選挙だが、ほとんど状況がわからない。
近くになんとかいう候補の事務所があるが、男性であることしかわからない。
打倒石原の急先鋒という人がいるなら応援したいが、そんな話は聞いたことがないし、新聞など読んだところでわからなそう。

というわけで私が役に立ちたいと思っている人が応援している人がいるなら、と思って問い合わせメール。
頂いた返信に従って、顔も知らない、名前も聞いたことない人に投票。多分反石原であろう。

豊島区の結果も知らないが、民主党は大躍進とか。あの『君が代』強要都議も当選か?おお嫌だ。
そんな教員イジメをやってたら、子供のイジメも減る訳がないと思うが。

 冴島奈緒さんから会員制サイトの案内が来て、奈緒語、奈緒節にはまる。
奈緒さんも『mixi』に登録していることを知り、そちらもこちらもあちらも精力的で、本当にすごい。

奈緒さんも「でも、やるんだよ!」な人だけど、木村タカヒロさんにしてもアニメのキャラクターを一から作って、好きなように動かすのが楽しくて、20時間ぐらい続けてしまいフッと寝て、気がついてまたやる、という終わりのない世界の仕事をしている。
でもそれが嬉しい、というぐらい好きなものがあること、好きなことが仕事になっているというのは、大変羨ましい。
2005年07月03日(日)

木村タカヒロ展 in 『ちめんかのや』


 沼袋のバー&ギャラリー『ちめんかのや』で木村タカヒロさんのライヴ・ペインティング。今回はベリーダンスとのセッション。
20時からだが、着いたのは20時半。
始まっているようだったが、ギャラリーへの階段にダンサーらしき人がいて「飛んじゃう」と言っていた。
どうやら踊りの振動でCDの音が飛んでしまうトラブルで中断しているところに私が入って行き、空いている椅子にちゃっかり座ってしまったみたい。

先週より人が多く、踊るスペースも狭そう。
しかし、日本のベリーダンスの第一人者MAHAさんの体は柔らかく、開脚したらもういっぱいのスペースで、女性の体の曲線美をあらゆる動きで見せてくれる。
腰をくねらせ、胸を揺らし、お尻を振って、セクシーで激しい踊りなのに汗一つかかず、乾いている感じ。

失礼ながら、ベリーダンスはトルコ料理店などで何度か見たことがあるし、日本人らしいし、などと思っていたのだが、レベルが違った。
目が釘付けになってしまい、「おっと、絵も見なくちゃ」と木村さんの絵を見ると、MAHAさんの衣装の色と同じ色を使っていたり、MAHAさんがクルクル回ると丸を幾つも描いたり。

同じ場所でクルクル回り続ける動きというのはフィギュアスケートやバレエや歌舞伎にもあるが、「いつもより余計に回っています」という感じで回り続け、心配になるほどだった。
普通はだんだん回る速度がゆっくりになって回転が止まると思うのだが、MAHAさんはすっと回転を止めピタ。
「CD1枚分踊り続けました」と言ってたが、ハアハアもしてないし、歌舞伎の見得のようにグッと力が入ってるわけでもない。ビックリだ。
昼間にダンス教室を2レッスンやってきたとのこと。驚異的な体力。

出来上がった木村さんの絵は前回とは全然雰囲気が違って、皆が「美人ですね」と言っていた。

前回はライヴ終了後木村さんに挨拶をして帰ってしまったが、今回はバーで飲みながら木村さんにいろいろ質問。
イラストレーターとしてのキャリアとか、家族のこととか、今後のイベントとか。
20代の頃から活躍しているとは知らず、デビューの頃の写真が紅顔の美少年で驚く。
今も気取りのない素敵な人だ。

ライヴを見に来ていた女性が「みうらじゅんて何者なんですか?」と木村さんに質問して、「あの下ネタはなんなんでしょう?」
「あれは芸だと思いますよ」と木村さん。
「すっごいいやだったんです」
「そればっかりですからね」
「でも、だんだん慣れてきて、好きになりました」

『ちめんかのや』のご主人ともお話。バーの真ん中にある井戸や、古いアンプについて。
24時近くまで。楽しかった。
2005年07月02日(土)

映画『バス174』,『MILLIBAR』,『STARBUCKS COFFEE』


 2005年も半分終わってしまったが、私は細々消費する日々。
この平和で怠惰な楽しいけれど退屈な日常はいつまで続くのやら。

 映画の日で『バス174』を『ライズX』にて見る。
この映画館は初めてで、狭い螺旋階段を登った2階の一番奥の席で鑑賞。
火災が起きたらどうなるのかと、不安になる作りだ。元クラブとかバーとかだったのか?

映画はかなり衝撃的。バスジャック事件の中継は佐賀の少年バスジャック事件を思い出させるが、日本とブラジルでは事件そのものも犯人も社会背景もマスコミも全然違う。

日本の代用監獄制度の酷さとか、刑務所の待遇などブラジルに比べたら楽園ではないのか?
ストリート・チルドレンを殺す警察を歓迎・応援し殺害依頼する市民って、本当なのか。
日本の警察不祥事がなんとも可愛らしく思えてしまうほど。
若年層の刑務所を含む犯罪者施設収容者6万5千人のうち5歳以下が1割って!

 『MILLIBAR』でブラジル好きのG君に『バス174』の報告。I君の話。

22時半近くにI君を誘って、もう無理だろうから帰ろうと思った24時頃、I君登場。
もともと口数は少ない方だが、お疲れの様子でいつもより更に静か。

家出した妻Tとの話、仕事の話。
I君は多くを語らないので、私が言いたかったことを言い「聞いてる?」「うん」「なんとか言ってよ」「……」の繰り返し。

「Tの前で泣いたことある?」
「ない」
「泣け。I君は泣きたい気分じゃないの?二人とも素直に感情さらけ出してもいいんじゃないの」
「どうして突っ込むの?」
「友達だから。心配だから。TはI君の前で泣いたことある?」
「ある。ホームシックで」
「なんて言ってあげたの?」
「『帰れば』って言った」
「『俺がいるじゃないか』ぐらい言ってよ。」
「頭が働かない。話についていけないよ」
と言ってカウンターに突っ伏して寝るI君。24:55。おいー!終電なくなった時間に寝始めるかよ。

一人で飲む。I君がちょっと口をつけただけのウオッカも飲んでやる。
隣の席に映画配給会社の人がいて、挨拶。
清野さんからお互いの噂を聞いていたが、来店時間帯が違うので初対面だった。

I君が目を覚まして、店を出る。私は払うと言ったのだが、I君がご馳走してくれる。

 「茶しない?」とI君。可哀想なので『STARBUCKS COFFEE』は私が払う。
目が覚めたI君は映画『CHARON(カロン)』の話から、カロンと冥王星、月と地球は惑星と衛星ではなく2重惑星なのでは、と言われているとか星博士ぶりを発揮するトーク。
何年も前、小金井公園で天体観測デートをしたのを思い出す。

 代々木八幡の駅を越えるところまで歩いて、タクシー。
途中で車を降りたI君が池袋までのタクシー代も渡してくれる。
「ボーナスが出たからいいんだよ」とI君は言うが、呼び出したのは悪かったような気がしてしまう。

星の知識は語れても、自分の気持ちは語れない、男はつらいね。
I君は話すよりもメールの方が考える時間があっていいと言う。
私はイライラするけれど、I君が言いたいこと、聞きたいことがあるならメールでいくらでも付き合おう。
2005年07月01日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

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