『豆福』,『MOMIX』,炭火創作串焼き『和家』,Y先生,『ご近所さん』たち |
昨年は居酒屋だった店が『豆福』という豆腐と味噌の店になって、ランチは麦とろご飯+いろいろなメニュー。 肉豆腐を頼んでみる。かなり濃い味だが美味しい。
『なすび』の常連Nさんが声をかけてくださって、東京国際フォーラムに『MOMIX』を見に行く。 先週まで働いていた天王洲アイルの会社のFさんと、Aさんもご招待。
「身体の組み合わせによる超絶肉体造形馬鹿舞踊」とか「これは新種のサーカスか?」とかいう触れ込みだったが、それほどのものではなかった。 招待してもらって文句を言うのは大変失礼だが、感想なのでご容赦を。
サーカスと比べてはボリショイに、木下に失礼だろう、と思うほど単純な動き。全くドキドキしない。 舞踊というレベルのダンスでもない。会場の拍手はパラパラ。
倒立した両手を床から離して、…頭だけで身体を支えました!以上。 みたいな場面では失笑さえ漏れる。
砂漠の生き物を演じているらしいが、歌舞伎に登場するサルや馬の方がよっぽど本物に近い。 この演者、演出家はスーパー歌舞伎のスペクタクルなど見たことないんだろうなあ。 チケットは買えば8,500円だが、静岡大道芸フェスティバルでただで見られるパフォーマーの方が技は上じゃないかと思った。
退屈すぎて席を立ちたくなるが、我慢。休憩時間になって連れの二人に「つまんねー!」と言ったら「え?そうですか?面白いですよー」と言われてビックリ。 Aさんは明後日にフラメンコの発表会を控えて刺激になったとのことで、誘った立場としては喜んでもらえて嬉しいが。
終了後ガード下のお店に入ろうと歩くが、何処もいっぱい。席の空いている鴨料理の店に入るが、フロアに1人、厨房に1人しか従業員がおらず、お箸も出てこない。 フロアの女性従業員は「他に行って貰った方が…」と言う。私は鴨が苦手なので助かった。
暫く鴨の店に座っていたから、数軒隣の先ほど満席だった串焼きの店『和家』に空席があった。 天王洲アイルの職場のその後の様子、日曜日のフラメンコ発表会についてなど。
画家のY先生が中村うさぎのドキュメンタリー映画『UTAKATA』 を見に行って、「面白くもおかしくもなかった。俺の何処にも触れることがなかった、ある意味で珍しい映画です」とメールをくれた。 私はY先生が中村うさぎに興味を持ったことが不思議だったし、多分好きじゃないだろうと思っていた。
そう返信したら、Y先生から何故かメールではなく葉書が届く。 「『ウタカタ』は、なんだかみすぼらしい、と言うか貧しい感じがしました。真理さんはどういうことから、俺が好きじゃないと思ったのでしょう。その判定のもとを知りたい。」とのこと。
私はメールで答える。 「中村うさぎは現代女性の欲望を肥大化した象徴です。 ああいう貧しさ、虚しさ、弱さ、を多くの女性が抱えているんだなあ。 あまり痛々しくないのは、本人がそれを知っているから。
Y先生が、ホスト、ブランド品、整形や、それらにはまっている女に興味を持つわけないじゃないですか。」
『ご近所さん』Gとは写真を巡って一悶着。
> こらー!エムサク!人の顔拝んだなら、君のも見せろー
と言うので送ったのに、見られない、PCアドレスに再送しろ、と煩い。
「怒りはドコモにぶつけなさい。私は2回送ったんだから」
> そもそも、添付削除されてきてんだよ。わからない女だな
「つかえねー。自分の都合だろ」
無礼なメールはより無礼に返信。友人には「私ならぜったいやめる」と言われる。
温泉『ご近所さん』は、キーワードに「映画」と「ビデオ」があるので、夕張で温泉&映画祭はどう?と聞いたらゆうばり映画祭のラインナップに興味があるものがない、という。
「どんな映画がお好きなんですか。最近良かったのは?」
> 最近と言われると困るけど、「ザ・サムライ」は良かったかな。 > もう1年くらい前だけどね。 「私は週1本、映画館で見るようにしています。」
> それはすごい、本当に好きなんですね。 > 自分とは大違いだ。(笑) > 自分は古い映画をビデオで懐かしむのが好きかな。 > なんと言っても老人モード入ってますから。
> 火曜日、話題に詰まりそうな気がしてきた。 > 不安だな〜。
「ザ・サムライ」って「ラストサムライ」か?
そんな『ご近所さん』たちより、職場にケミストリーみたいなかわいい男子がいて、楽しい。 今日私はクマの頭の形のスカートを履いていた。他の誰もノーコメントの中ケミストリー君は「これはクマ?プーさん?」と興味を示す。私にではなくスカートに、とはわかっているがポッとなる。アハハーン。
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2005年01月21日(金)
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