『2004新宿エイサーまつり』,『自然酒庵 虎乃介』,Aちゃん事務所

 沖縄好きな人たちのサークルに初参加して『新宿エイサーまつり』を見に行く。
何年か前に『新宿テーゲーズ』という名前のチームでエイサーを少し習ったことがある。
新宿通りはものすごい人と太鼓と琉球音楽が響いて、多分沖縄より暑い。

私は初参加だから緊張してそんなに遅れずに集合場所の伊勢丹会館へ。
幹事Yさんに挨拶。他のメンバーは新宿駅南口に出ちゃいました、とか遅れるとかゆるーい沖縄感覚。
Yさんも南口からの行き方を聞かれて「その辺から東口に向かってくると黄色いTシャツ着たエイサー祭りの人がいるでしょう。その人に地図をもらって…」って沖縄っぽいてーげーさ。

エイサーチームの周りは人垣が何重にもなっていて、踊りが上の方しか見えない。
販売ブースでオリオンビールを飲む。
同時開催している新宿伊勢丹「めんそーれ大沖縄展」へ。こちらも大盛況。沖縄そばの店は長蛇の列。

会場でものすごく可愛い手作りサンダルや日傘のお店発見。
(あちこち検索した工房のHP http://www.irodoru.com/)
大変気になるが、沖縄産の素材で作った日傘25,000円はかなり高級品。
サンダルも見るからに履き心地良さそう。
後から参加のサークルのメンバーも揃ってきて、時間もなく買わずにもう一度エイサー会場へ。

沖縄サークルの人たちは琉球料理『ナビイとかまど』でオフ会。
私は別の約束があるので別れて歌舞伎町の広場で一人エイサー鑑賞。
こちらは段差があるので全体が良く見えた。
私の好みでは「琉球國祭り太鼓」というチームの踊りが一番派手で良かった。
飛び跳ねる回数と高さでダントツ。両足が240度ぐらい開いていた。
私のやっていたエイサーとは全然違う。カチャーシーにちょこっと参加して会場を後にする。

かわいい踊り手がいっぱいいたなあ。DA PUMPやORANGERANGEみたいな男の子をナンパしようと思っていたのだが、あんまりたくさんい過ぎて絞りきれず。祭りの場は声もかけやすいのに、もったいない。
沖縄サークルの人は「一緒に写真撮って下さい」と話しかけていた。一番自然な台詞だ。

 GWに新潟旅行に行った、Aちゃんと建築家たちの集いで『虎乃介』。
こ洒落た創作和食ダイニング。美味しいもの、「なんだこれ?店の人たちは試食したのか?」と思うようなもの、いろいろ。

エイサーの男の子たちも可愛いが、建築家の若者たちもいい感じ。みんな好青年。
女の子たちもいい雰囲気。10人ほどの中私は一人だけかなり年上だけど、それをあまり意識させられることもなく非常に楽しい。

 Aちゃんの働いている飯田橋の事務所に移動して飲む。と言っても酒を飲んでいるのは私ともう一人ぐらい。
開設したばかりらしいオフィスはカーペット張りで車座になってお話。

ナンパ作戦について。男の子たちに聞いてみたら、先日思いついた第一声は好評な感じ。
「まだ実践してないんですか?」とAちゃん。そうやたらに出会うものでもないのだよ。

電車で帰るつもりが、床で寝てしまう。
2004年07月31日(土)

『檸檬屋新宿』

 思いついて彼にちょっとした問い合わせ。
言動を窘められる、というかアドバイスをもらう。
「ゴメンナサイ、変なこと言って」と電話を切った後、なんか違う、と思って「そういうことを聞きたかったのではなくて」と訂正メール。
素直じゃなかったかな。

 今日の仕事は11時からで、同僚Aさんには「17時に帰るからね、ぶっ飛ばして行くよ」と言っていた。ところが仕事は終わらない。
18時から宮崎学さんの主催する勉強会があるっていうのに。

 頑張って21時。Aさんも一緒に終わって話しながら帰る。
彼女とはなんだかいつも『ご近所さん』とかサークルとかナンパとかの話をしているので「くだらない話ばっかりでスミマセン」と言っておく。
「どうも日本人男性には人気ないみたいだし、これからは中国人じゃない?」と言ったら
「えー?意外。アジア人でいいんですか?」とこちらの方が意外な反応。
国などどこでもいいんだけど、勢いがありそうというイメージだけ。

 勉強会には間に合わず、2次会から参加。22時頃着く。
勉強会後の和やかな雰囲気で宮崎さんの面白い話いろいろ。

 大賑わいの『檸檬屋新宿』へ。勉強会に参加した人たちも多数。汗だく。
閉店間際ほとんどのお客さんが帰って、漸く冷房が効いてくる。

『ジュンコシマダ』と闘っているアパヤンさんから闘争支援の無農薬特選日本茶を購入。
『アパ茶』ご希望の方、お問い合わせ下さい。極上静岡茶がかなりお安くなってます。

電脳キツネ目組のYさんは、私が持っているPC2台をネット接続できるようにと、ルーターをくれた。感謝です。
2004年07月30日(金)

文章道場,実感なし

 11日に思いついた「面白いこと」というのは、『文豪宮崎学の文章道場』。
この話はずっと以前からあるのだが、宮崎さんの多忙から実現していない。
待ちきれないから一人でやっちゃおうかな、と思った。
道場はできてないけど、一人道場破り。…違うか。

しかし怠け者の私は、日記を書くのでさえ滞りがち。
なかなか見てもらえるような文章が書けなかった。
そんなことを考えているところへ原稿の依頼があって、丁度良かった。

今日のカタログの仕事が17:00まで待機だったのも、都合が良かった。書くのは楽しい。
久し振りの新作、ってことで近々アップの予定です。

 日記のアクセスがかなり増えている。その割に反響はあまりなくて、実感が湧かない。
誰かがカウンタいじってんのか?と思ってしまう。

『ご近所さんを探せ!』なんかで趣味が合うのか、興味があるのかわからない人とメールのやり取りをしてるより、日記読者と交流した方が面白そうだけど、メールもめったに来ないし。
ネットナンパとか、ないのかね。
2004年07月29日(木)

第32回 狛江市花火大会

 ジャン・ポール・ゴルティエのメッシュ地にラメを散りばめたドレスを着て会社に行ったら、椅子もデスク周りも落ちたラメでキラキラになる。
クライアントの担当者に笑われる。

もう何年も着ているから、接着剤も剥がれているんだろう。
今年のラメ撒き散らし振りはひどい。全てのラメが剥がれ落ちてしまうのではと思う程。

 映画サークル主催者Iさんに誘われて、多摩川の花火大会。
Iさんの知人の音楽プロデューサーのマンションから鑑賞すると聞いていた。
辰巳から、待ち合わせの小田急線和泉多摩川駅は結構遠かった。

Iさんは主催者だからサークルメンバーを知っているが、私は知らない人ばかり。
Iさんは人のことも自分のことも誰にも紹介しない。
私は自分から話すタイプだからいいけど、積極的に話しかけられない人もいるだろう。
ケアが足りないというか、気が効かないというか。

音楽プロデューサーのマンションは和泉多摩川駅から10分程のデザイナーズマンション。かなり凝った造りだった。
部屋から見るのかと思ったら屋上に直行。
公立小学校の教師をしている女性と並んで座って見る。

周りに高い建物もなく、程よい風で気持ち良く花火が見られた。
隅田川や東京湾に比べると打ち上げ数も少なく、目新しいものはなかったが。

終了後、どうするのかどこへ行くのかわからないままマンションの中庭に立ってだらだら。
「屋台に行く」という人が現れて「屋台に行きたい人」とIさんが呼びかける。
「私、部屋が見たい」と言ったら「行けば?」とIさん。
「知らない人の家だし」「平気だよ」って何て言って訪ねればいいんだ?
「『花火を見に来たものです』って」「変でしょ、そんなの」。
「しょうがないな」とIさんが一緒に行ってくれようとするが、また皆を待たせることになるから「もういい」。

人の流れに逆らって花火大会会場の屋台を一巡り。何も買わず。
皆が焼きそばなど買っているのを待っている間に雨が降り始める。
皆はマンションの部屋に戻って食べるようだったが、私は帰る。

普通サークルには話題の豊富な人や面倒見のいい人がいるものだが、なんだろうな、このつまらなさは。
今時はこういうものなのか?皆、楽しいのか、このサークルが。私は全く面白くなかった。
2004年07月28日(水)

切らない

 ほとんど私に関心なさそうな彼なんてやめ!と思っても、電話をすると問い質す気が失せる。
甘い会話という程でなくても、楽しく話せれば自ら切る必要はないのでは?と思ってしまう。
「フリーラブ」に「けじめ」はいらないだろう、ってこれは逃げか?

暑っ苦しーい恋愛を彼に求めるのは無理なので他を当たる、ってのは「他」に対して失礼か?
2004年07月27日(火)

社会・政治・法の勉強会=お遊び会,『兄夫(ヒョンブ)食堂』

 出勤したらクライアントの担当者に笑われる。「どうしたの、それ」って髪型のことか。
「バンドやってるの?」と聞かれたので「そういうことにしておきましょう」。
午後にも「かなり話題になってるよ」と言われて「え?駄目ですか?」と聞いたら笑って「いや、そうじゃないけど」。喜んでいただけて(だよな?)嬉しい。

ファイルメーカーやエクセルがわからなくなると親切に教えてくれるFさんにも「目立ちますね」と言われる。

 仕事が早めに片付いて、赤坂の法律事務所に向かう。
一ツ木通りを南に行って赤坂通りとぶつかる交差点、と言われたのに青山通りまで歩いてしまい、おかしい、と気づいて戻って汗だくになる。「地図の読めない女」だ。
誘ってくれた、宮崎学さんを兄弟と呼ぶYさんに迎えに来てもらう。

前回は小沢一郎、その前は加藤紘一が来たという勉強会。
今回はアジアプレスの社長と、北朝鮮問題に詳しいジャーナリスト石丸次郎氏のお話。
盛況だった。なんだかすごい勉強会みたいで、普通の講演会などでは壇上にいるようなメディアの有名人が参加者側に何人もいた。

 2次会は辛淑玉さんが先導して『兄夫食堂』。
辛さんがオーダーもしてくれて、今まで食べたことのない韓国料理。美味しかった。
2004年07月26日(月)

ヘアカタログ更新,つまらん

 日記、ヘアカタログ更新。やらなきゃいけないこと山積みだが、出来たのは半分ぐらい。

 男に振られた痛手も癒えつつある友達からメール。

> 普段は忘れてるんだけど、時折、フラッシュバックがある。
> 1年ひきずってるって、どーいうことかなあ。

「あら、私は昨夜も元内縁夫の夢を見ました。別れて3年経ちますが。
普通、付き合った期間ぐらいは引きずるものみたいですよ。私の場合は11年か。
もはや引きずっているという感覚はないですが、友達に戻りたい、というかなわぬ願望がある限り、時々思い出して切なくなるのでしょう」と返信。

> 真理ちゃんは、今もあの彼なんだよね。
> あえないけど、好きってのは、わかる気がする。
> 相変わらず、いじわるな感じだけどさ。

「そうですねえ。好きな気持ちはあるけれど、いまや恋人とはいえない状態だし、私は次に行きたい。
会ったら言おうと思っているけど会えない。
手紙を書いてみようかと思っています。」

 そんな彼と電話。全く私に関心なさそう。つまらん。もうやめやめ!
2004年07月25日(日)

『駒沢美粧』,映画『マッハ!!!!!!!!』

 「あまりの暑さに気が狂ったのかと思うようなスタイルにしてもいいですよ」と『駒沢美粧』の斉藤さんに言ったら、頭前半分白、後ろ半分黒になる。
横から見ても、左から見るのと右から見るのでスタイルが違う。面白い。
(ヘアカタログに写真UPしてます)

斉藤さんとナンパ作戦の話。
「僕なら無視しますね。自分に話しかけてるんじゃないだろう、と思うから」と言われる。
「『あ、眩暈が…』ってしなだれかかって倒れるのはどうですかね?」
「『救急車呼んできますからここで待っててください』って言って、名前も告げず行っちゃうでしょうね。救急車が来ちゃたらどうするんですか」
「そっかー」
で、究極の言葉を思いつく。斉藤さんも「それはいいですね」。
今どこで何をしているのかわからない運命の人、行くわよ。

ヘアスタイルが出来上がって、斉藤さんに「これでナンパ作戦もバッチリ?」と聞いたら頷かれる。

 私は基本的に映画は一人で見るが、『マッハ!!!!!!!!』は誰かと一緒に見たいと思った。
美容院帰りで、このゴキゲンなスタイルを人に見せたい、というのもあった。
しかし結局一人で見る事になる。

やっぱり誰かと一緒が良かった。あまりに素晴らしくて、話したくてうずうずする。
トニー・ジャー、惚れたぜ。
『少林サッカー』みたいな可笑しい映画なのかと思ったら、大真面目だった。
クソ真面目過ぎて笑ってしまう。

私はCGやワイヤーアクション映画は全く面白いと思わない。
アニメも含めて走って滑って転んでぶつかってすり抜けて、ドタバタ大騒ぎ!みたいな映画は嫌いだ。
が、『マッハ!!!!!!!!』は生身の人間トニー・ジャーのとても人間業とは思えない技と、タイ映画の底力を焼き付けられたよう。
トゥクトゥクチェイスって!

タイ語のふにゃーっとした響きと、目に飛び込んでくる動きのギャップも面白かった。
2004年07月24日(土)

『ギャラリーSt.Ives』

 同僚のAさんが14:00までなので、先日の失敗を繰り返さぬよう、二人で手分けして作業。
一昨日、昨日は私がパニクって、今日はAさんパニック状態。

 私は定時に終わったが、世田谷区深沢はかなり遠くて、『ギャラリーSt.Ives』のI氏インタビューに30分近く遅刻してしまう。

『やきものネット』の連載で次号取り上げるウォルター・キーラーについては、以前一度話を聞いている。
今回のインタビューは補足程度で雑談中心という感じ。

 今週は暑さと仕事と飲み会と取材とで結構疲れた。
今日も飲みたい気分だったが、明日にする。
2004年07月23日(金)

『なすび』

 早めに出勤して昨日の続き。結局出来たのは15:30。知恵熱が出る。
今日も約束があって、20:30には出るつもりが、終わらない。

こっちは頑張って考えているのに、マックはすぐに思考停止する。
「ここをこうすればこうなってああなって、だからここをこうしてこうやって、ええいどうだ!」
で、私の論理と、エクセルの論理と、ファイルメーカーの論理が噛み合わないらしく、データがぶっ壊れる。私の頭もぶっ壊れる。

出来たところまでのデータを提出。
「なんで最後まで出来ないの?」と聞かれて「頭が爆発して」って、なんちゅう仕事ぶりだ。

 今日も辰巳から目白は遠い。友人Mさんを『なすび』で1時間待たせてしまう。
Mさんの作っているグリーティングカードについて、千秋さんや常連の人たちと話す。
「女が男から、男が女からもらって嬉しいもの」についても。

「現金じゃないの?」と千秋さん。「言葉だな」と私。
丁度三島由紀夫『午後の曳航』を読み直しているところだったので「そりゃあ通帳と印鑑ごとあげる、って言われたらグッと来るかもしれないけど」。「だろう?」

先日黒柳徹子が「日本の最近の子供たちに『一番大切なものは』って聞くと最も多い答えが『お金』なんです」と言っていた。嫌な渡世だねえ。

私は、好きな人が作ったものをもらうのが嬉しい。一番大切なものは、うーん「自由」かな。
2004年07月22日(木)

『太古八』,脅迫メッセージ

 Aさんと私で仕事の分担をして、Aさんは入力と印刷、私はデータ作成。
18時に業務終了予定が、終わらない。
Aさんの仕事の方が優先順位が高かったから、そちらを先に手分けしてやるべきだった。失敗。
印刷作業はAさんにお願いして、データは明日早く来て仕上げることにして、先に帰る。

 辰巳から目白は遠い。母と、私の大学時代のお友達A君(故人)のお父様と『太古八』。
2人は18:30に待ち合わせて、私は19:00にはお店に着く予定が20時過ぎになってしまう。

『太古八』のご主人羽賀さんは体調を壊してお店を休んでいるらしい。
6月23日に母と二人で来た時も調子が悪そうだった。
お料理は変らず美味しい。器が今まで見たことがないものが出てきて、それも楽しい。

母とAパパが会うのは2度目。なかなかよい感じだと思うが、母は強烈なのでちょっと心配。
夫の身を案じている羽賀さんの奥様に向かって、母は死んだ夫のガンの話を大声でしてるし。

帰りも目白駅で別れ際、「この子は冷たい。池袋まで一緒なのに『降りる場所が違うから』って、私の降りる場所に来てくれないんですよ!」とAパパに訴えている。
そんな事言われても困る。私の降りる場所は手前なのだから、先へ行ってしまう母の方が冷たいのでは。暑っ苦しいから冷たくていいけど。

 帰ったら、家の留守電に脅迫メッセージ。留守電設定にしないで出掛ればよかった。

「もしもし真理ちゃん、××です。無視される立場じゃないと思うんですけれども、私の関係の大事な人の職業名、実名及び関係が、私の関係であってあなたの関係ではないので、それだけは消してもらいたいんです、先に。
 で、画廊の人の時はあなた消したでしょう。だからとりあえず私のその大事な人の実名、職業名に関しては削除して下さい。それも出来ないんだったらとても残酷なことになると思います。
 その人の名前を書くのであれば××(彼女の実名)というのも一緒に書いておいて下さい。よろしくお願いします。」

BBSにも書いたが、礼を欠いた意味不明の質問、依頼、命令には一切応じない。
このメッセージの内容も、脅されているということ以外わけがわからないが、わかりたくもない。もう個人的にやり取りをするつもりはない。
電話もメールもBBSへの書き込みも迷惑だが「やめてくれ」という言葉を投げかけるのさえ嫌だ。
関係は、既に終わっている。
2004年07月21日(水)

『ご近所さんを探せ!』考

 11日の日記に書いた「面白いこと」を実践しないまま時は流れているが、そういうことを考えていると、関連した依頼があるもので、不思議。
これで行動に移せるだろう。頑張ろうっと。

 すっかり静かになってしまった『ご近所さん』たち。
やはり圧倒的に普通の人たちが多い中、マニアックなキーワードには反応しないのね。
多くの人が好きなドライブ、スポーツ、動物、カラオケ、ハリウッド娯楽大作映画などに興味がないと、話も続かない。

私はメル友が欲しいのではなく、一緒に楽しくお出かけする人が欲しい。
じゃあ、一般的で具体的なキーワードにしてみる。
例えば「花火大会」とか「新宿エイサー祭り」とか。ん?後者は少々マニアックか?
まあいい。どうせたいした反応はないだろう。最後の実験。

MSNやYAHOO!のやってるサイトだって、『ご近所さん』との違いは写真だけで、登録しているのは同じような人たちなのだろう。もうネット作戦はやめる。
お出かけしたいところへ一人でも出かけて、素敵な人がいたらナンパすればいい。

しかし花火大会やお祭りに一人で行くのは寂し過ぎる。
女同士で行くとそれで楽しく終わっちゃうし。
あ、ナンパ目的の女同士でいけばいいのか。だけどそんな女友達いるか?
読者の中に、います?
2004年07月20日(火)

メキシコ祭り

 元檸檬屋従業員Aちゃんのお家でホームパーティー。
テーマはメキシコということで、昨夜から考える。
友人Mさんも一緒に行くことになったので相談。
2人ともメキシコっぽい服は持っていないから「フリーダ・カーロ」になることにする。

久し振りに部屋の掃除やら溜まった洗濯などやっていたら出掛けるのが遅くなってしまう。
18時に西荻窪駅とか言ってたのにAちゃんのお家に着いたのは20時頃。

Aちゃんが私の格好を見て喜んでくれて、私も嬉しい。
色使いがメキシコっぽい、と言えなくもない程度のドレスだが。

昼前からパーティーは始まって、既に帰った人もいたらしいが20人ぐらい?
メキシコ人はいなかった。マリアッチみたいな格好の人がいるかと思ったけど、皆普通。
Aちゃんによる部屋の装飾と、お料理・飲み物、音楽がメキシコ。

お腹が落ち着いたところでMさんと『The Two Fridas』になる。
洗面所でMさんに眉毛をつなげてもらう。笑ってしまう。
自分で口ひげをうっすら書く。いい感じ。
Mさんは100円ショップで買ったひまわりの花飾りを頭に載せると、まさにフリーダ。
皆が「おお」と言って、写真を撮ってくれる。

暫く経って、一人の男の子が変な顔をしているので、何?と思ったが、変な顔なのは私たちの方で、彼はフリーダ・カーロを知らなかったのかもしれない。
或いは知っているけど「よくやるよ」と呆れていたのか。

楽しいパーティーだった。Mさんの終電に合わせて、眉毛を離して、口ひげも消して帰る。
2004年07月19日(月)

映画『新・O嬢の物語』

 15、16日と一緒に飲んだCさんは福井のお寺のお坊さんだが、ニュースを見て、豪雨の被害に遭っていないだろうかと心配。

 3週間ぶりの映画。期待していた『新・O嬢の物語』は、あまり良くなかった。
O嬢、態度はカッコイイが美しくはない。セックスシーンの音楽が過剰な印象。
言葉や声がなくて、映像がそれほど美しくも官能的でもないから、映画としてつまらなかった。
2004年07月18日(日)

終わりましょう,遊びましょう

 何も言ってこなけりゃ日記に書くことなど何もないのに、自分から電話やメールやBBSでぎゃあぎゃあ言って来ておいて「書くな!」と命令する人がいる。
静かになったかと思たら、折り返し電話を寄越せとか、「秘密厳守」というタイトルのメールで「返答を、優しく24時間以内に」くれとか。
「精神的にも肉体的にも苦痛であり、関係が耐えられないから、終わりましょう。」って、ホントそうしましょう。

 彼と電話。空しいと思いつつ「会いたい」と言ってみる。「そうだねえ」と彼。
会えないとわかっていても、気持ちは伝えておく。
会える状況なら会うかもしれないが、無理はしない。私と彼の距離はそうなってしまった。
これが2人の現在にとって良い状態ならば、不満に思う必要はない。
状況を変えようともがかず、楽しめばいい。ねえ、ダーリン。
2004年07月17日(土)

『檸檬屋新宿』,詩子のクッション専門店『ル・ココン』,6万超

 軽い二日酔い。Cさんの東京見物案内を買って出たものの暑さと仕事で疲れ気味。
辛いかも。と思ったらCさんの予定が延びて、晩御飯を食べましょう、ということになる。

電脳キツネ目組組員が上京したら案内するのは、とりあえず『檸檬屋新宿』。
しかし檸檬屋はだらだら飲むのに適した店。
新幹線の時間まで1時間しかいられないCさんには慌しくて悪かったかもしれない。
なのに今日もご馳走になってしまう。恐縮です。

Cさんを新宿三丁目駅まで送ってお店に戻って閉店まで。

常連Tさんに、私は常連Yさんと同い年だと思ってた、と言われる。うーむ。
すっぴんだったから?でも前からそう思っていたってことだよな。

年齢に拘りたくないと思うが、そう思うところが既に拘ってるってことで悔しい。
若く見られたい、と思いたくないけど、老けて見られると悲しい。
「若い=素晴らしい」「年寄り=駄目」という価値感は、非常にいやなんだけど囚われてしまっている。

 幼馴染の詩子がネット上にクッション専門店“ル・ココン”を開いたというメール。
http://www.le-cocon.jp/door.html

多芸な人だなあ。詩子はライフスタイル提案のできるアーティストだ。素晴らしい。
アメリカのカリスマ主婦は転落してしまったが、詩子は歌うカリスマ主婦として活躍して欲しい。

 気がついたら日記のアクセスが6万を超えている。読者の皆様ありがとうございます。
多分来月あたりだろうと予想して、8月なら誕生日もあるので何かイベントを、と考えていたのだが。さて、どうしようかな。
2004年07月16日(金)

辰巳,ジャーナリズム講座,『魚がし日本一』,居酒屋

 本日もプリンタートラブルが予想され、別のデータも作成しなくてはならないので友人Mにヘルプを頼む。

原因不明のトラブルは続いていて、今日中に290枚プリントアウトしなくちゃいけないのに、午前中に出来たのは1枚。
Mは冷静にトラブル分析。午後、漸くキャノンの修理が来て先が見える。
18:30、後はMに任せて先に帰る。

 「必ず来て」と言われた、ジャーナリズム講座のライターズスクール。15分ほど遅刻。
先月は漫画原作講座があって欠席、課題図書も読んでない、出版企画も進んでいない。
来月は夏休みとのことで、またサボッてしまいそうだが頑張らなくちゃ。

他の受講生2人と講師のYさんと『魚がし日本一』。
漫画原作講座の話をして、才能がないから諦めたと言ったら「そんなこと言わずやってみたら」と言われる。ウムム。

関西突破塾などで会った事のある電脳キツネ目組組員でお坊さんのCさんが受講生として来ていて驚く。このために上京したわけではないらしいが。
宮崎学さんについて、東電OL殺人事件の現場と松涛美術館について。

 Cさんは東京は不慣れなようなので、駅まで送るつもりがもう1軒。水道橋駅近くの居酒屋。
Cさんのお寺は福井県、ということで福井のお酒『黒龍』をご馳走になる。
Cさんは明日夕方の新幹線で帰るとのこと。私はお休み。
「東京案内しましょうか?」と言ってみる。
2004年07月15日(木)

お仕事

 10時出勤。眠くて堪らない。

昨日の作業の続き。プリンターの調子は相変わらず。勘弁してくれ、キャノン!
校正もピークを迎えて酷使され、冷房が効いてるオフィスとはいえこの暑さでマシンもいかれてしまったのか。
エラーと紙詰まりの繰り返し。キャノン、カモーン!

えっちらおっちらプリンターとPCの間を往復し、22時、やっと完成。

 今日こそ映画が見られるかと思ったが甘かった。
しかしこの夏は働きまくる覚悟。稼ぐのだ。
2004年07月14日(水)

深夜残業

 本日も友人Mがヘルプしてくれる。予想の倍ぐらいのデータが来るが着々と処理するM。

 Mは高校からの友人で、先週7日に集まった仲間の一人でもある。
あの時は「Mは帰国したらしいね。何やってるのかな」などと皆で話していた。
こうして同じ職場で一緒にランチを食べているとは、自分たちも不思議な感じだが、皆も驚くだろう。

7日に皆にした質問について、Mとも話す。
「真理ちゃんが友達の立場だったらどうするの?」と聞かれて
「まず友達に言うよ。話してくれと言われたら洗いざらい全部しゃべる。メールも転送する。」
「誘ってきた友達の彼が実は好きなタイプの人だったら?」
「言わない」
と笑ったものの、私にそういう経験はない。
ここまで拘っている私は、友達の彼に誘われるという経験を持つ友達に嫉妬しているのだろうか?

 Mが入力したデータを変換してプリントアウトすれば今日の仕事は終わり。
Mも1時間近く残業して、後は手伝ってもらうこともないので私が一人でやる。

つもりがうまく行かず。データの変換に手間取る。何回もやり直し。
「1時間弱で仕上げられるつもりだったのにスミマセン」。情けない。
今日も晩御飯を逃してしまい、空腹で頭が働かない。

夜になって漸く出来たと思ったらプリンタートラブル。原因不明。
PCを替えてみたり、プリンターの設定を変えてみたり、今日中に仕上げる予定なので頑張る。
深夜になっても校正ルームは働いている人大勢。
2時半を過ぎて、「今日はもう諦めよう」と言われる。

ヘロヘロになってタクシーで帰宅。初めてのMKタクシー。噂通りの接客ぶり。
3時半ごろ着いただろうか。辰巳から20分ほどだったらしい。

 倒れるように眠る。
2004年07月13日(火)

友人M登場

 同僚Aさんが忌引休暇で、私の友人Mが助太刀。
Mは中国など長旅で20キロ太ったというから、どんなになっているかと心配だった。
美人だったMが「ウッホ、真理ちゃん、まいうー」みたいになってたら、なんと言ったらいいのだろう?

辰巳駅での待ち合わせに5分ほど遅刻してしまう。
改札近くにかなり体格のいい女性がいて「まさかあれ?」とじっと見つめたら違った。
向こうで手を振るM。なんだ、普通じゃないか。4年振りらしいが、そんな感じは全然しない。

仕事の説明をしているうちにお昼になって、社食でランチ。Mの家族の話、中国の話など。

3時過ぎからデータ入力開始。Mは早い早い。社会人としてのブランクは全く感じない。
いきなり22時過ぎまで晩御飯も食べずに働いてしまい、二人で疲れ果てる。
Mは長時間の座り仕事は久し振りで、腰が痛くなったという。
2004年07月12日(月)

人権派弁護士,参院選挙

 人権派と言われるある弁護士について、知人に問い合わせ。
「同業者なので何処かに書いたりするなら何も言いたくない」と言われる。
「一緒に仕事したことがあるの?」
「それも含めて答えたくない」
「OK、わかった」
賢明な判断であろう。何か聞いたら作戦上書かないが、何も聞いてないから書く。
書いた内容には何の価値もない。「情報」ではないから。

 参院選挙投票。記入台で溜息。投票したい人がいない。
こんな選択肢しかないのか、とうんざりしながら書いてみる。
2、3気になる候補がいるので開票速報をチェック。面白くない。

さて、次はオリンピックだ、アテネだ。ますます面白くない。

 面白くなければ面白いことをすればいいのであって、ナンパ作戦以外の新企画を思いつく。
ムフフ。
2004年07月11日(日)

二日酔い,『第16回写真の会受賞パーティー』,『夢華そば』,Aちゃん邸

 一昨日よりは軽い二日酔い。飲む気はしないが、飲めば元気になるかもしれない。

 お友達の写真家北野謙さんが第16回写真の会賞を受賞した。
記念の展覧会と受賞パーティーで新宿御苑近くの『ギャラリーPLACE M』。
盛況。北野さんのHPを制作しているyuhi君にも久し振りに会う。元気そうで良かった。
8月には北野さんの受賞作『our face』をyuhi君が映像化した作品を北海道で発表するとか。
デモ版らしき一部を見せてもらう。面白い。

yuhi君と一緒に来ていたKさんは、今晩会うAちゃんの学校の後輩で、ユニークなオブジェを作っているアーティスト。
作品の写真を見せてもらう。いいなあ、物を作る才能のある人は。

3人で漫画原作講座の話、ナンパ作戦の話。
yuhi君に「どうかなあ?」と聞く。「僕は声かけられたら話は聞きますよ」「そう?yuhi君はナンパしないの?」「しないです。僕は自分に自信がないので」
もっと自信持って大丈夫だと思うが、そうじゃないところが彼の良さなのかもしれない。
「なんて話しかけたらいいかな?『私こういうものですが』って名刺を渡すとか?」
「いや、それはキャッチと間違われるでしょう」とyuhi君。
「でも、今怖いですよ。知らない人に声かけたりかけられたりするのは、危ない」とKさん。

もっといろいろ話を聞きたかったが、次の予定があるので北野さんともちょっとお祝いの挨拶をしただけで失礼する。

 元『檸檬屋新宿』従業員のAちゃんとは西荻窪駅に着いたらケータイに連絡することになっていた。
美味しい蕎麦屋に連れて行ってくれるという話だった。
西荻窪には『鞍馬』という有名な蕎麦屋があるがそちらではないらしい。

ところが、何度かけてもケータイが繋がらない。蕎麦屋の名前もわからない。
どうしたものかと考えつつ駅近くのマクドナルド。お腹がペコペコなのでポテトとジュース。
やっとケータイが繋がってAちゃんが迎えに来てくれる。

 Aちゃんお奨めの蕎麦屋は『夢華そば』という店だった。洒落た造りの店内。
私の蕎麦の基準は浅草『瓢亭 大黒屋』だが、Aちゃんの好みとは違うようだ。
今日のお昼に『鞍馬』の蕎麦を食べ比べてみたAちゃんによると「桜井さんは『鞍馬』の方が好きかもしれない」とのこと。
悪くはなかったが、焼き味噌や蕎麦がきも『大黒屋』には遠く及ばず。

 Aちゃんが最近女の子3人で暮らし始めた部屋を訪ねる。
Aちゃんらもかなり気に入っているようだが環境抜群の部屋だった。

八海山泉ビールを頂く。すっきり系。好みのタイプではないが二日酔いには丁度良いかも。

恋話。ナンパ作戦について。
yuhi君との会話の内容を話したら「それって実際声かけてるんじゃないですか?」とAちゃん。
「私が?yuhi君に?そう?じゃあ彼は『話は聞く』って言ったんだからナンパは成功ってことかね?」
自信を深めるワタクシ。何にしてもyuhi君は可愛い。センスもいいし、好きだ。付き合うとかいうことではなくて。

Aちゃんのお友達のMさんに「yuhi君てどんな人なんですか?」と聞かれて
「ドラマ『東京湾景』の書道をやってる兄ちゃん、あれをもっと可愛くした感じ」。
yuhi君を知ってるAちゃんも「なるほどね」。

Mさんはお泊りで、Aちゃんの同居人も揃ったところで終電の時間になり、二人に駅まで送ってもらって帰る。
2004年07月10日(土)

『GRAN CYBER CAFE』,『ソナム』

 同僚Aさんのお父様が亡くなって、私一人で14:00出勤。17時前に仕事が終わる。
来週は処理しなければならないデータが大量に来ることになっているので、最近中国から帰国した友人Mにヘルプを依頼。

 19:30まで時間が余って六本木でネットカフェを探す。
オープンしたばかりの『GRAN CYBER CAFE』。
オープンキャンペーンで始めの1時間500円→100円。
場所柄か、シックな感じの店内。高そうな椅子。

 時間通りに西麻布の韓国家庭料理『ソナム』。一番乗りだった。
大学ゼミの同級生と一つ先輩と院生の皆。10人ぐらい集まっただろうか。

幹事Sの最近生まれたベイビーの写真を見たり、三菱自動車担当広告マンの苦労話、モテモテ先輩の結婚秘話など。皆それぞれドラマチックなことがあったのだなあ。
ママさんも何人かいて、「置いて出かけられるぐらい成長した子供がいる年になったってことよね」。
私はいろんな機会に皆に会っているが、中には卒業以来初めて会う人たちもいて、かなり盛り上がる。

料理も美味しかった。焼酎をガンガン飲む。最後の方覚えていない。

先輩Nさんが家まで送ってくれる。皆に優しくて親切なNさん、いつもありがとうございます。
2004年07月09日(金)

二日酔い

 酷い二日酔い。幸い仕事は14:00からで昼まで寝ていられる。しかし頭が痛くて眠れない。
と、ウダウダしていたら同僚のAさんにその旨連絡するのを忘れていた!と気がつく。
慌ててAさんに電話。「今どこ?」「会社です」「アーごめん!今日は14:00からだったのよ。申し訳ない」

Aさんはご家族が危篤状態で昨日早退したので、今日はお休みすると勝手に思い込んでいたのだった。失敗。

頑張って出勤。激しい頭痛。夜になっても治まらず。
左手首には青あざが出来ている。これはどうしたのだろう?
2004年07月08日(木)

お茶目な彼,『SPAGO』,『北前炙り 高田屋』

 七夕で織姫は彦星に会えるが、私は彼ともう3ヵ月会っていない。
ほとんど関心ないのか、と思うけど電話。面白いことを教えてくれる。
お茶目で可笑しい人。やっぱり好きだ。

 某県の医師と遠距離恋愛をしている友人にメール。
なんだか大変なことになっている内容の返信が来て驚く。
そんな状況なのに彼女は私のことを心配してくれる。
「まりちゃんもその調子で早く彼氏出来るといいね。とにかく前の男と切れたからよかったよ」って、切れてはいないのだが。細々繋がっているような。

 七夕だからかイベントお誘いいろいろ。愛するバンド『ナインアンダー』のライブとか、宮崎学さんが小金井市長選挙の応援演説をするとか、『FLAMENCO 曽根崎心中』の写真展パーティーとか。
どれも行きたいが、高校からの女友達との飲み会を選ぶ。彼女たちとは4月の花見以来で、積もる話があるから。

六本木の『カリフォルニア・キュイジーヌ SPAGO』。この店の40%オフのチケットがある、というのも織姫たちとの七夕の集いを選んだ理由の一つである。

「真理ちゃん、日記に書かないでよ」と言って離婚を語るS。元気になって良かった。

私が書くのは、自分のこと。皆に会ったら是非聞いてみたいことがあった。
それは「友達の彼に誘われたらどうする?友達に言う?誘いを断ったとして、詳しい経緯を聞かれたらどうする?逆の立場で自分の彼が友達を誘ったらどうする?彼には?友達とは?」

5人それぞれ。「友達と自分の仲による」「友達と彼の付き合いによる」「言う」「言わない」「下心があったら言わない」なるほどね。
皆「その男は変だよ」と言う。「それはわかっている」と私。変だから面白いんだもん。

「その友達はきっとその男と今も付き合ってるわよ!」の言葉に衝撃を受ける。
「いや、それはないだろう…と思う」
「甘いわよ、真理ちゃん!」
ううう。だから会えないのか?そうだとしたら彼もすごいが友達も相当な人物だ。

膝上までのスカートはもう穿かない、と皆。
「ミニスカートを穿いているといいことがあるよ」と私。
「どんな?」
「声をかけられる」
「声をかけられるのっていいことなの?」と皆。
そうか、街で男に声をかけられるのは彼女たちにとっては良くないこと、迷惑なこと、怖いことなのね。
ナンパ作戦の話は出来ない、と思う。が、酔っ払ってベラベラしゃべってしまったかもしれない。
『SPAGO』の閉店時間、最後のテーブルになっても話は尽きない。

 2次会は『北前炙り 高田屋』。話した内容、ほとんど記憶なし。
タクシーチケットをもらって帰る。

 池袋駅に2時頃着く。
『ナインアンダー』のライヴは池袋のライブハウスだったから、もしやまだ打ち上げなど近くで続いていたりして?と思ってメンバーに電話をしてみるが、繋がらないので帰る。
2004年07月07日(水)

『南欧東花房』,『なすび』

 『ご近所』のAさんには6月の始めにメールをもらってすぐ「美味しいものでも食べましょう」と言われて『ご近所さん』には珍しい積極性、と思っていた。
しかし今日まで日程が合わなかったり、メールも全く面白くないのでなんだかなあ、とも思っていた。

「いや、意外にかっこいいかもよ。メールがつまらないのはルックスに自信があるからじゃない?」などという人もいて、会ってみた。
見た目は普通、言うことはメールと同じサラリーマンだった。

「イタリアンでも行きますか?ここはね、美味しいです。3本の指に入りますよ」とAさんが言って小田急のエレベータに乗る。
そんなすごい店が小田急デパートに入っているのか、と思ったら『東花房』だった。

「あ、知ってました?」とAさん。
「はい。いろんなところにありますよね」
「そうでしたか。美味しいですよね」
「う、そうです…ね?」

二人で「ちりめんじゃこと山いもの明太子和えスパゲティ」。
Aさんはこの後仕事に戻るのでソフトドリンク、私はビール。
「美味しいね」とAさん。私はしょっぱくて全然駄目。社食のスパゲティとたいして変らない。
Aさんのキーワードは「グルメ」だったが…。

仕事の話、映画の話など。Aさんは『デイ・アフター・トゥモロー』が良かったとか『世界の中心で、愛をさけぶ』が見たいとか。

Aさんが「もう行かなきゃ」ということで私は「ご馳走様です」と言って席を立って、トイレから戻って来たら「最初は割り勘でいいですか?えーっと、1,400円でいいです」。
「あ、はい。1,400円」
「次はご馳走しますから。エヘヘへ」
次などない。別に男が払うべきだとは思わない。
ご馳走してくれると思っていた私が間違っていた。

ご馳走してもらっていたら、こうは言えない。あー、つまらなかった!不味かった!
やっぱり誘われてついて行くんじゃ駄目だ。

 『なすび』で飲み直す。先日『プレイ・ウィズアウト・ワーズ』に誘ってくれたKさんが来てお礼。ドラマや映画や文学の話。
先ほどまでの顛末を話したら「かっこよくないし、つまんないし、せこいんだ。最悪だね」と笑われる。
Aさんも私に対して同じように思っているかもしれないが。

 先週末は楽しかったのに、今日はなんてつまんねーんだ!と美しい月に向かって心の中で叫びながら帰る。
ところが『MARIBAR BBS』を見て気分一新。
愛するバンド『ナインアンダー』ジャブロ君の書き込みがあってムカムカからウキウキへ。
明日は約束があってライヴに行けない。悩ましい、でも嬉しい。単純だね。
2004年07月06日(火)

眠い

 今週も1,000円では映画を見れそうにない。
仕事帰りに定価で見ようかと思ったが、寝不足で無理。
日記を書くのも大変。
2004年07月05日(月)

ナンパ作戦,『BARNY'S』,『伊勢丹』

 昨日は楽しかった。この年になって街でナンパされて飲みに行くとは、思わなかった。
『ご近所さんを探せ!』で時候の挨拶したり、様子やタイミングを伺ったり、まどろっこしいことやってるよりずっと面白い。

私も昨日の彼を見習って、ナンパしてみることにした。
ごくたまに、電車の中などで目が釘付けになるぐらいの人に遭遇することがある。
話しかけたい、ついて行きたい、という衝動に駆られるが、行動に移したことはない。

次にそういう人がいたら、声をかけてみる。
怪しい女だと思われたらそれまでだが、それで構わない。
『ご近所さん』のメールが突然来なくなるのと同じで、傷つくようなことではない。

セールスとか宗教の勧誘だと思われないようにするのが難しいかも。
始めになんと言って話しかけるか。うーむ。
ハンカチ落としてうまくいくのは相手もこちらに関心がある場合だからなあ。

頭の中に溢れ出る物語を持たない私は、実際行動してみなくちゃ駄目なんだろう。

 バーゲン巡り、『BARNY'S』。ため息が出るほど素敵な服も沢山あるが高くて買えない。
ため息ではなく「あら!こんなに素敵なのにこの値段?」と鼻息が荒くなるものを探すのだ。
閉店ギリギリに全店見終わって『gardem』の可愛いスカートを購入。

 こちらも閉店まで30分を切った『伊勢丹』。
黒は避けたい色だが形が素敵なフランス製のトップに決める。

渋谷や青山にも気になる店はあるが、もう今シーズンの予算をオーバーしてしまったので私のバーゲンめぐりはこれにて終了。
買ったものには満足しているが、短時間で決めてしまって、あっけなくてつまらなかった。
気になるお店を全てチェックして、一晩ぐらい悩みたかった。
2004年07月04日(日)

(た)ちゃん効果?,『ご近所さんを探せ!』,『池袋西武』,『おまた』,『Oasis』

 6月の日記アクセス数は2,500を超えた。(た)ちゃん効果か?
複雑な気分だが読者が増えるのは良いことだ。皆様ありがとうございます。

 『ご近所さんを探せ!』は一人を除いて、会った人とも続かないみたいなので、登録キーワードをより具体的に変えてみた。
「映画」→「ハリウッド娯楽大作以外の映画」とか
「ファッション」→「J.P.ゴルティエ、ジョン・ガリアーノ、ビクトール&ロルフ」とか。
これでメールをくれる人はかなり少ないと思うが、無駄なやり取りも減るだろう。
次回からは「数打ちゃ当たる」メールには返信しない。 

 バーゲンめぐりで、『東武百貨店』の後『池袋西武』。
『LA PERLA』の上下を50%OFFで購入。美しい、見せたい下着だ。

 1日にマーロン・ブランドが亡くなった。6月19日の『ゴッドファーザー』3本立てオールナイトに一緒に行った『ご近所』のsさんと、追悼飲み会。

21:30に『おまた』に集合。sさんは『おまた』のビルの地下の店『蘭蘭』によく行くらしい。私も1度行ったことがある。

シチリアワインを飲みながら『ゴッドファーザー』の話、『ご近所さんを探せ!』の話、日記やBBSの話など。

日本酒も飲んで、泡盛も飲んで、私から突然誘ったのにsさんがご馳走してくれる。恐縮です。

 Sさんと池袋駅で別れて、『ゴッドファーザー』の大きな看板がかかっているビックカメラの前を歩いていたら、後ろから「どこ行くんですか?」と声をかけられる。
「帰るんです」
「飲みに行きませんか」と言われたような気がする。
「素敵だなと思って」と男性。
「なんで後ろから来て素敵だってわかるんですか?」
「駅の階段ですれ違って、引き返してきたんです」
「ああそうなんだ」
ってことで私が店を指定して『Oasis』。ラムを2杯。

不安はあったけど楽しかったし、かなりいい気分だった。
悪い人ではなかった、と思う。
2004年07月03日(土)

『檸檬屋新宿』

 二日酔いで気持ち悪い。
今日の飲み会の予定をどうする、明日一緒の仕事が入るかもしれないから明日にしようか、などと言っていたら明日の仕事がキャンセルになって、結局飲むことになる。

久し振りの『檸檬屋新宿』。
住枝さん、常連Yさん、従業員Mさんも一緒に仕事の話、『MARIBAR BBS』の登場人物分析など。

Yさんに「今日私と一緒に来た女性は日記に登場しますが、誰でしょう?」とクイズ。
正解は、匿名希望Aさんです。
2004年07月02日(金)

コミック原作講座,居酒屋『なかよし』,居酒屋

 コミック原作講座の宿題は、一話完結の連載ものであらすじと、キャラクター分析表と、第1話の原稿を提出せよ、というもの。

企画趣旨とキャラクター分析表はできた。原稿が間に合わず。
同僚のAさんは劇団の手伝いなどしている人なので、お昼休みに意見を聞く。「面白そうです」と言ってくれる。

こんな人が出てきたら面白いよな、とまでは考えられるがその後が続かない。事件が起こらない。
私は物語が紡げないのだと気付く。溢れ出るストーリーなど持っていないのだった。
女梶原一騎の夢、危うし。

 新宿駅からタクシーでコミック原作講座最終回は、遅刻せず。
前回の宿題(映画『カロン』を漫画化する場合の冒頭7ページを書く)が採点されてみんなに配られる。
総論がかなり厳しいものだったのでショックだったが、個別評価も辛口。

私の作品は物語構成力5から期待度2までの数字が並び総合評価は3。10点満点で3。
2という人もいて、受講生の中にはプロの漫画原作者もいるらしいが、最高でも5だった。
「極めて平凡。“事件の予感”がゼロ」「映画を見てしまったので、その束縛から逃れられなかったかな?」とコメントを頂く。

だめだこりゃ。コミック原作者の道は諦める。才能なし。

こうなったら志波秀宇さんの話を一生懸命聞いて、何かを学ぶことをこの講座の目的とする。
志波さんは「命がけの人を評価する」というからには、自身も命がけだ。
お話は歴史、世界情勢など多岐に渡り、最大の情報をいかに得るかを教えて下さる。
非常に興味深い。漫画の世界を超える話だけど、全て漫画につながる話。素晴らしい。
そして笑顔が素敵な志波さん。かっこいい。もっと何時間でもお話を聞いていたくなる。

 講座の打ち上げで近くの居酒屋『なかよし』。志波さんのオフレコ話満載。面白過ぎる。
一人、プロの漫画原作者で、歴史や宗教、裏社会、格闘技などすごい博識で志波さんの話に質問することなくついていける受講生がいた。
彼は「ショックだ。僕はかなり勉強して、人には驚かれるのに、志波さんは何の話を持ち出しても軽く答えられてしまった」と打ちひしがれている。
「年齢が違うし、経験があるから当然じゃないですか」と私は言ったけど、この二人の会話はオタクのマニアック度勝負などではなくて、剣道の稽古試合みたいだった。

 志波さんは帰られて、受講生の一部で新宿駅南口近くの居酒屋。
何を話したのか覚えていない。寝てしまって終電を逃す。
タクシーで池袋駅まで送ってもらって帰る。
2004年07月01日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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