『サティスファクション』,ささきもと子『コラージュ・アート ハート展』,『三忠』,N君宅

 初めて『amazon.com』を利用してみた。
買ったのは、今更本屋で買えない『サティスファクション』。
2002年に本屋でワゴンで売られていたときからずーっと気になっていたのだが
一人身の女が読む本ではないと思われたので手にとらなかった。

10年程前『ジョアンナの愛し方』という本を女友達からもらった。
プレゼントに文句を言って申し訳無いが「彼の職場にエッチな電話をかけてみる」とか
くだらない提案ばかりで気持悪かった。
「男性があなたに夢中になる213の方法」って、こんなの実践したら「ヘンタイ女」じゃん!
友達は私にただ笑って欲しかったのかもしれないが。
『サティスファクション』もその類かもしれないという危惧はあった。

「ヘンタイ」じゃなくて「愛しタイ」な私としては『サティスファクション』はいいと思ったけど、それは私が大人になったから?
『ジョアンナの愛し方』も今読めばそれ程抵抗無いのかもしれない。処分してしまったけど。

 ささきもと子さんの『コラージュ・アート ハート展』を見に、谷中の古今東西雑貨店『Irias』。

もと子さんの作品は可愛らしいものが多いが、今回はちょっと大人テイストが増していた。
ハートの赤が、落ち着いた色合いだったからかもしれない。カードを2枚購入。

 檸檬屋新宿常連のYさんも来て、ご近所に住む電脳キツネ目組N君を誘って、4人で団子坂『三忠』。

たこシャブ、たこコロッケなど、たこ料理いろいろ。
ビール、焼酎お湯割梅干入り、日本酒『正雪』など。後半から記憶無し。

 気が付いたらN君の部屋。Yさんもいたけど、もと子さんはいなかった。
冷蔵庫のお水を勝手に飲んで、帰る。うへえ、気持悪い。
2004年01月31日(土)

『寿司勝』,『ラジェマ』,『カフェ ビスタ』

 カタログデータの精度について注意を受ける。
同じ仕事をしているOさんに誘われて対策ミーティング的ランチか?と思ったら
本日はOさんのお誕生日とのこと。

「昨日も寿司だったんだけど、他に2軒寿司屋があって、食べ比べをしようと思ってる」
と私が提案して『寿司勝』。ご主人の感じが悪い。

「何?ランチ?」
「はい。にぎりで、卵が苦手なので…」
「ランチは決まったものなんだから、あれこれ変えられないね」
「駄目なの?!」
「いいよ、やってやるよ」

Oさんに向かって「普通はどこでもお願いすればやってくれる。嫌がられたことは無いよ」と、ご主人にも聞えるように言う。

隣席に出てきたお寿司はネタがものすごく大きくて、田舎くさい。
「うわ、スゴイですね」とOさん。
「あれは、ランチじゃないんじゃない?」
やはりランチ700円内税のネタは3分の1ぐらいだった。

昨日の『鮨きたがわ』700円外税の勝ち。

Oさんの知人で、付き合って間もない頃に異常に高額なプレゼントを女性にあげては振られることを繰り返している男性について。

 Oさんのお誕生日のお祝いにポルトガル菓子『ラジェマ』でケーキをご馳走する。
仕事の話。Oさんは、かなり年下だけど仕事はしっかりしている。
会社の状況・人間関係についても私より遥かによく知っている。
今日注意を受けたことも分析・対策をきっちりしなくては、という態度。大事だ。

 休憩時間に大先輩Mさんらに相談。新宿厚生年金会館『カフェ ビスタ』。
私たちのデータ校正を、更にMさんたちがチェックしている。
「間違いはゼロではないけど、問題になるほどじゃないわよ」と先輩方。

 職場に戻ってプロデューサーにも「具体的にどんな問題なんでしょう?」と聞いてみる。
「いろんな要因があって、全部君たちの責任にするつもりは無いから」と言われる。

この現場もあと数日。残りのデータは精度を上げて、頑張ろうっと。

 久しぶりにまっすぐ家に帰る。一人キムチ鍋。食べ過ぎ。
連日の睡眠不足で、眠くて何も出来ず、早めに寝る。
2004年01月30日(金)

『鮨きたがわ』,『ギャラリー St.Ives』,『coccolo』

 店の外も中もパソコンで自作したらしきカラフルな貼り紙でいっぱいの『鮨きたがわ』。
私が入ったとき他に客はいなくて、乳母車に乗った赤ちゃんがいた。ご主人の子供らしい。

ご主人はにぎりを出した後、カウンターの中で立ってタバコを吸っている。
下北沢の『小笹寿司』のおじさんもタバコを吸っていたけど、座っていた。
いずれにしてもあまり美味しそうな感じはしない。

 世田谷区深沢『ギャラリーSt.Ives』で現代イギリス陶芸作家についてのインタビュー3回目。今回は3月号分。連載でとり上げる作家第一号はリサ・ハモンドさん。
リサさん滞在中の美濃へはI氏が何度も訪ねているので、私の美濃行きはとりあえずなくなる。

21時頃インタビューを終えて、I氏がイギリスの男性陶芸家のカレンダーを見せてくれる。
なんと、皆さんオールヌードで、自分の作品やろくろで股間を隠している。笑った。
もちろん普通のイギリス人のおっさんで、Jメンズ(古い?)みたいなのは一人もいない。
よくある、資金難のためにアスリートがヌードになる、というのとも全然違う。
皆とても楽しそうに写っている。でっかい壷など抱えたり毛むくじゃらだったり、漫画のよう。

来年は女性陶芸家版を予定しているとかで、ちょっと怖い。
リサ・ハモンドさんは「作るなら、私も出るわ」と乗り気らしい。

「こんなのもらっても、困るんだよね。どこにも掛けられない」と言っていたI氏だが、
私が「もらってもいいですよ」と言ったら、ちょっと考え直す。
かなり可笑しいし、話のネタになるはず。お店にはふさわしくないかもしれないが…。

 久しぶりに元美味追求の会メンバーKさんの店、イタリアンテイストの創作和食『coccolo』。
21:30ぐらいがラストオーダーかな、と思ったら22:30ラストオーダー。

惣菜5点盛と、白ワイン、黒糖焼酎『浜千鳥乃唄』。美味しい。
カレー味のひじきが変わっていて面白かった。

 帰ったら彼から留守電。「飲んで帰って来てお風呂で寝ないようにね」。今日は大丈夫。
2004年01月29日(木)

『アカシア』,映画『ミスティック・リバー』

 古いケータイのアドレス帳をコピーしにauショップ。お昼は近くの『アカシア』。
ロールキャベツが名物だがハヤシライスも魅力的。キャベハヤを注文してみる。
ご飯が真中にあって半分ハヤシソース、半分ロールキャベツ。普通。

 映画『ミスティック・リバー』。評判だけど、あまり好きじゃない。
デイブの妻はなんで「夫がやったと思う」ってジミーに言うんだろう?愛する人なのに。
じゃあ「愛する人を守るためだから」って、間違って殺しちゃってもいいのか?
いいんだ、ミスティック・リバーで水に流すから?よくわからん。

 映画と言えば、高橋玄さんの『カロン』クランクアップ。
ほとんど奇跡的で、私など単なるサポーターだがグッと来るものがある。
2004年01月28日(水)

ブランニューケータイ

 風邪は1日で大分良くなる。ローヤルゼリーと新ルルA錠が効いたよう。
お昼は沖縄料理で身体を癒す。って、沖縄すばと中華丼のセットは食べ過ぎだ。
夜、お腹が壊れたのは風邪のせいか食べ過ぎか。

 新しいケータイをピックアップ。200万画素のカメラつき。
これで日記に写真をアップしよう、と思ったら画像は有料日記のサービスだった。残念。

 彼との関係について考える。
「彼のような人との恋愛っていうのは、結構人間修行になると思うよ。」
とFちゃんに言われた。
誰と付き合っても修行になると私は思うが、私だけじゃなくてお互いの修行にしたい。
Fちゃんのように、気を使いながらも率直で正直でいたい。彼に話してみようと思う。
2004年01月27日(火)

風邪,『太古八』

 暖房を入れるようになったら黴臭さの消えた職場だが、暖房の設定温度を28℃にしても寒い。
月曜日は週末の間にビルが冷えるのか、特に寒い。皆も「寒い」「手がかじかむ」と訴える。

酷く寒気がする。風邪をひいたかもしれない。貼るカイロと滋養内服液を買う。
早く帰って寝たほうがいいけれど、本日は飲み会。
幹事だし『太古八』だし、キャンセルできない。

 マフラーの代わりにひざ掛けを巻いて、『太古八』。
羽賀さんが用意してくれていた火鉢の隣に座る。

私の髪形について。好評。羽賀さんも褒めてくれる。
KMちゃんがケータイカメラで撮ってくれる。

久々登場のS。今日集まった女5人の中で一人既婚者で2児の母。
子育て、料理教室再開計画話など。母は強し。

Nさんが『結婚の条件』『負け犬の遠吠え』という本について教えてくれる。
『負け犬の遠吠え』の著者は私たちと同世代の女性。
「負け犬の10か条っていうのがあるんだけど、私ほとんどあてはまってるのー」とNさん。
才色兼備で新宿区内のマンションに部屋を持つNさんが負け組とは?

「勝ち組ってどんな人?」
「ちゃんとした人と結婚して子供がいて…」
「それが勝ち?そんなの全然羨ましくないよ」
「それが『負け犬の遠吠え』なのよ」
「なんじゃそりゃ」

30代、独身、子なしは「負け犬」だそうだ。あ、そうですか。
そんなゲームに参加した覚えはないね。勝ちたいとも思わない。
キャン、キャン、キャイーン!

Fちゃんには、ある食事会の誘いを断られる。「気を悪くした?」「全然」。
いつも率直かつ気を使ってくれるFちゃん、好きだ。

今まで知らなかったが『太古八』は22:00閉店。23時過ぎまで大騒ぎして申し訳なかった。

 皆は帰って、私は『なすび』。先日風邪でお店を休んだ千秋さんの様子を見に行く。
もう良くなったみたいで、良かった。

私も風邪を拗らせたくないので、「まだいいじゃない」と言われたけれど終電で帰る。
お風呂で暖まって寝ようと思ったら、お湯がぬるくなって湯船で目が覚める。いかん。
ローヤルゼリーを飲んで寝る。
2004年01月26日(月)

一人鍋の日曜日

 午前中に起きて、日記。
彼の意見を受けていろいろ考えたけれど、大きな方針は変えないつもり。一層配慮はする。
トラブルメーカーになりたいわけではないが、トラブルを避けたい、とも思わない。

トラブルになって去っていった人たちと、トラブルを避けて今でも繋がっていたかったか?と考えると、そんなことはない。
「そんなんじゃ、友達無くすよ」と言って去っていく人がいるけど、去る人来る人で友達の数は減ってないような気がする。数えてないが。
そういう発言をする人より友達は多いのではないかとも思う。数を競ってもしょうがないが。

 『大地を守る会』の鍋スープ醤油味で、一人鍋。野菜いろいろ、牛肉、うどん。美味しい。

 そしてもうすぐ3時。寝なくちゃ。
2004年01月25日(日)

デート

 起きると寝癖で立派なモヒカンになっていて驚く。ちゃんと白黒くっきり。素敵。
シャンプー後どちらに倒すかで雰囲気が随分違う。今日は柔らかいイメージで白メインにしてみる。

 赤羽。赤羽は小さい頃祖父母が住んでいた。叔父や母の友人が住んでいたこともあってよく来たし、私にとって縁の地と言えなくもない。

祖母は私が幼い頃に死んでしまってあまり思い出はないが、「おマスさん」といって恐れられていたらしい。あの母が怖がっていたのだから、凄かったんだろう。
母の実家K家では長女は亡くなって従兄弟は男子だし、母の妹にはそれ程激しいイメージはない。祖母の気質は次女の母が一番濃く受け継いでいると思う。
私の感情の激しさも「おマス譲り」なのかもしれない。

 それはそうと何で赤羽?と話しつつイタリアンレストラン。

可能な限り彼の都合に合わせたいけど、「長く付き合いたければ」などと言われると、違う感じ。「短い付き合いでいい」のではない。好きで楽しければ続いて行くのだろう。
彼は強引なところがあるし、課題の多い付き合いになりそうだけど、私は深く濃く付き合いたいと思っている。

髪形について。彼は「女性のヘアスタイルに好みはない」と言っていたのでそれ程心配していなかったが、「良くなったね」と言ってくれる。嬉しい。

前回デートで彼にもらったバッグにコーディネイトしたジャン・ポール・ゴルティエのうさぎトップ、O.D.O.Bのピンクのベスト、モスキーノフリンジたくさんスカートも「どう?」と聞いたら「いいんじゃない。そのベスト好きだよ」。

女性歌手について、映画『ラストサムライ』について、日記について。
日記についての意見には随分考えさせられた。デート後もずっと考えている。考え疲れて眠くなる。
2004年01月24日(土)

『La yema』,『MEDIA BOX 高田馬場店』,『桜タイ』

 新しい髪形に職場の女性たちは「大胆ですね」とか「うわーすごい」とか。
「素敵」とは言ってくれない。男性陣は一切ノーコメント。誰も話し掛けない。
夜の池袋駅では見知らぬおっさんに擦れ違いざま「ちゃんころめ!」と言われた。
大丈夫かね?私はいいと思うんだけどなあ。

 ポルトガル菓子の店『La yema』のランチ。ジャガイモと白身魚の煮込み。
美味しいが量が少なくて夕方にはお腹が空く。
職場のAさんは「2回行ったけど、2回とも同じ煮込みだった」。人気メニューなのか?

 使用中の携帯電話の電池の持ちが悪くなってきた。
3月まで使うつもりだったが、機種変更することにした。
職場のKさんが「安い」と教えてくれた、高田馬場『BIG BOX』2階の『MEDIA BOX』。
確かに最新機種がauショップや大手カメラ屋などより4,000円安い。

 職場のOさんには高田馬場でお薦めのタイ料理店『桜タイ』を教えてもらったので、帰りに寄ることにしていた。OさんもKさんも来ることになる。

生春巻に髪の毛が入っていたので注意をする。店員の可愛い男の子が、春巻の皮の繊維だと説明してくれた。おお、それは失礼。

2階には私たちだけで、大きな声で恋話。
食事が終わった頃にOさんが誘った男性が来て、コーヒーを飲む。
話題が急に硬くなって仕事の話。
勘定のほとんどを男性が払ってくれる。なんだか申し訳無い。

 明日はデートだから早く寝なくちゃ、と思ったがお風呂に水を汲んでしまう。
熱湯を入れたりして、漸く入浴。エクササイズなどしてたら3:00。
2004年01月23日(金)

『駒沢美粧』,『ミリバール』

 職場のK君は過酷なダイエッター。私は勘違いして「3ヶ月で80kg痩せたらしい」と皆に言ってしまったが、3ヶ月で約80kg→約50kgの29kg減が正しかった。それでもすごい。

 彼と電話。身辺整理とか、もう会えない、という意味ではなかったらしい。
少しホッとした。

 19:00の予約に大分遅刻して『駒沢美粧』。
「本当は丸坊主にしたいんですけど、寒いですよね」と相談。
「坊主にしたい気持は何%?」と担当の斉藤さん。
「うーん80%かな」
「100%じゃないなら止めておいた方がいいんじゃない?」ということで、
今回のテーマは『ブラックジャック』。
左右非対称のソフトモヒカンとも言える。右から見ると黒くて左から見ると白い。
大変気に入った。斉藤さんも楽しそうで良かった。

 『ミリバール』に新しいヘアスタイルを見せに行く。
しかしミリバールの照明は暗くて、「こっち側が黒くて、こっちは白いの」
と言ってもあまりインパクトなかったかも。

隣の席にいた常連の男性とお話。内装屋さん、とのことで建築家y君のトラブルについて。
仕事の進め方や交渉方法などアドバイスいろいろ。
「作業が終わった、店が出来たら終わりじゃなくてお金の回収が終わるまでが仕事でしょ」
なるほど。

「そんなに応援してるってことは惚れてるんだろ?」と聞かれる。
否定も肯定もできる。y君に限らず、可愛い人を応援するのは楽しい。
2004年01月22日(木)

『ギャラリー St.Ives』

 朝、出かける支度で大変なところへ「合資会社マリバールですか?」と電話。
「今ものすごく忙しいので、スミマセン」と切ってしまう。酷過ぎる対応。
しかし遅刻はせずに済む。

 お昼はアジア・中華料理の店『大地』。初めて行ってみる。イカとチンゲン菜の炒め物。
なかなか美味しかった。いろんなメニューがあるので、また来よう。

 『月刊やきものネット(http://yakimono.net/monthly.html)』の打ち合わせで
『ギャラリー・セント・アイヴス』。やきものネットの編集者Yさんと。

現代イギリス陶芸を紹介する連載が2月号から始まる。2月5日頃アップ予定。乞うご期待。

3月号の原稿締切は2月10日だが、作家2人分の原稿はあるし、と思っていたら、
3月まで日本滞在中で展示会の予定もあるリサ・ハモンドさんをとり上げる事が決まる。
近々、滞在している窯元に取材に行くことになる。これは大変、だけどやる。

打ち合わせが終わったのが21:30で、今日は映画は無し。

 彼から「なかなか会えなくなる」と言われて不安なのに連絡が無い。
いきなり身辺整理か?選挙にでも出るのかよ。
『対決!ハエ嫁ウンコ姑』にも書いたが、私は好きな人が大切にしているもの(仕事とか家族とか宗教とか趣味嗜好とか生活習慣)を私も一緒になって大切にはしない。「これが大事だ」という好きな人の「気持」を大事にする。
だから諸般の事情の説明ももちろん必要だが、彼の気持が聞きたい。
2004年01月21日(水)

『Koke Cocco』,『太古八』厨房

 お昼、彼から電話。「愛されタイの?」。笑った。
昨日のNANIOさんとの話を彼にメールしていたので。お茶目な人だ。

 私は占いは信じないのだが、占い師の友人Eさんが私の恋の行方を占ってくれた。

> 試しに勝手に占ってしまいました(プライバシー侵害だったらすいません)。
> 素敵な人そうだと言う印象と近い未来に問題勃発、しかし丸く治まり
> 桜井さんの今後の活動にはプラスになりそうって感じでした。

問題って?「愛は冒険」で乗り越えることを決めたから、もう収まってるじゃん。
と思ったら夕方、彼から電話。諸般の事情により思うように会えなくなるらしい。

これかい!占い、当ってるじゃん!ドッカリ落ち込む。溜息ばかり、泣きそうになる。
障害があってますます燃える恋の炎ってんだ!!クゥー。

 夜、占い師Eさんと飲む。
新宿西口の名古屋コーチン炭火串焼き『Koke Cocco(こけこっこ)』。
ここは私が昨年8月まで働いていた会社にいたKさんの義弟が開いたお店、ということで
前から行ってみたかった。
串焼きを焼いている、それらしき人に「Kさんの義弟さんですか?」と聞いてみたが違った。
共同経営者である義弟さんはこのお店には出ていないことが判明。
カウンターだけのお店で、満席。美味しかった。

Eさんが占い結果の詳しい解説をしてくれる。他にEさんの占い師稼業と、別の仕事について。

 Eさんは終電が早いので、22時に新宿を出る。
私は寝不足でフラフラだが目白『なすび』に顔を出そうと、『太古八』羽賀さんを誘う。
「『なすび』は休みだからこっちへ来なさい」ってことで『太古八』へ。

最近お店を手伝い始めた人と、閉店後の『太古八』厨房で3人で飲んでいると、
『なすび』が休みで途方に暮れる人がまた一人登場。
新潟の蒲鉾を山ほど持って来て、皆で分ける。
生のマッシュルームなどもらいながらビール。

「ハゲにするには季節はいつがいいですか?今は寒いですよね」と羽賀さんに聞く。
「そういうのハゲ、って言わないの」
「つるっぱげにしたいんです」
「だからハゲじゃないの。だいたい何時がいいとかあれがこうなったらとか言ってる奴は出来ないんだ。やりたきゃ今やるか」
と腕を掴まれる。

白髪染めについても、「自然のままでいいじゃないか」と皆言う。
私も「老い」をネガティブに捕らえたくないと思っていたけれど
肌の衰えや白髪が気になり出すと、老いに抵抗している自分に気付く。

それは自分に自信が無いからかもしれない。
かつて内縁夫に何か言動を「オバサンくさい」と指摘されても
「若い=○、年寄り=×ってくだらない考え方!」と言い返していたが
今だったら「あら、いけない」とか言いそう。愚かな事だ。

 終電で帰る。眠くて目がショボショボだけど、メールやらで3:30。
2004年01月20日(火)

y君始動,NANIOさん

 建築家y君からメール3通。トラブルを抱えてどうしたかな?と思っていたところ。
いろいろ動いていた様子。応援で、私も忙しくなるのかしら?喜んで。

 NANIOさんと電話。
NANIO PAGE BBSの「愛されタイとヘンタイの間(笑)」の考察が面白かった。
私は「愛されタイ」より「愛しタイ」だな。

> 僕はあなたが遠い世界へ行ってしまうのが、ホントに心配DA(笑)

そうだが、私は、まだ誰も見たことの無い惑星『カロン』に行くのさ!

  太陽系第九惑星、冥王星。
  現在、人類の探査機が唯一、到達していない太陽系最遠の、
  この惑星の衛星が「カロン(Charon)」です。
  ギリシャ神話に登場する、三途の川の渡し守、
  つまり、死後の世界への警備員といった意味の名前がつけられた衛星です。
  カロンは、私たちの住む地球と違い、自転周期が6・387日。
  地球における1日が、カロンでは約1週間の時間となるのです。

  さて、こんな話から皆さんは、なにを想像するでしょうか。
  切迫する日常の経済、卑近な人間関係の煩雑、
  世界に視野を広げても止まない紛争と病理の社会が私たちを取り囲む中で、
  太陽系で最も遠い星についての話など、誰が耳を傾けるでしょうか。

  しかし、カロンの存在は「希望」や「未来」といった漠然とした言葉が
  イメージする世界に非常に似ています。
  生きる希望や輝ける未来は、カロンのように、私たちから常に遠い場所にあり、
  いまはまだ見えないイメージの世界です。
  それでも、人間はそれを見ようとし、または、そこへ辿り着こうとしながら地上の世
  界を生きているのです。

  この映画『CHARON(カロン)』は、カロンという冥王星の衛星をキーワードに、
  未知の未来と希望を捨てずに生きる大切さを語るラヴ・ストーリーであると同時に、
  ひとりの女性の自立した旅を描くヒューマン・ドラマなのです。
  (映画『カロン』オフィシャルサイト http://www.movie-charon.com/ より)

あれ?話が摩り替わってる?

20:00まで残業して帰って家事やメールやらで3:30。お風呂に入って寝たのは5:00近く。
2004年01月19日(月)

『イタリア食堂 TOKABO』

 14時過ぎに起きて、味噌汁を作って鯵の開きを焼いていたところへ彼から電話。
少し話した後、冷めてしまった味噌汁と鯵を食べ終わって洗物をしてたらまた電話。

「ナントカ(聞き取れず)さんですか?」知らない女の声。
「はい?」間違い電話か?
「桜井さんですか?」なんかの勧誘オバチャンか?
「はい…」警戒心いっぱいの声。
「わからなかった?」彼だった。全然わからなかった。

 T叔父に誘われて、従兄弟Tを誘って、3人で池袋『イタリア食堂 TOKABO』。

同い年の従兄弟Tは私の髪色が衝撃だったようで「どうしちゃったの?」。
エクステンションにした時「一緒に歩きたくない」と言ったT叔父の方が
「俺はもう慣れたよ」。

お見合い3人目を控える従兄弟Tに傾向と対策を伝授。
「披露宴なんて金の無駄だからやりたくない」と言うので、
「お見合いするような女の人は普通にやりたいんじゃないの。
女の人にとっては、自分のために皆が集まってお祝いしてくれて
きれいな格好して、人生でめったに無い晴れ舞台でしょう。
いきなり『必要ない』って言ったらガッカリされるよ。
『僕はなるべく簡素にしたいから一緒に考えよう』ぐらい言ってよ」。

T叔父が聞いてきた養老孟司の講演会の話。私が昨年10月に決裂した名原さんの話。
「そんなバカの本を出そうとした君もバカだ」とT叔父。
「普通の人や優秀な人の本なんて面白くないじゃないですか」と私。

私の昨年の失恋話。「その話を書けば?」と従兄弟T。
今の彼の話。「『つるっぱげにしてもいい?』って聞いたら『いいよ』って言われた」。
言葉を失う従兄弟T。
自分の話ばかりしてしまったような気がする。母みたいだ。

別れ際、「頑張れよ!」と従兄弟Tの肩を3回叩く。
子供頃いつも彼を小突いていたのを思い出す。今日のはエール。
2004年01月18日(日)

愛は冒険

 彼から電話。2日話していないだけで久し振りな感じがする。

二人の問題について。戸惑っている私に、彼は意識改革を迫る。
「愛は冒険」なのだからついて行くべき?とも思う。
「私の葛藤は理解できる?」「わかるよ」と言いながら、待ってはくれない彼。
「考えさせて下さい」と言って一旦切る。

再び電話。「迷ったら、より困難な道を選ぶのだ!」の岡本太郎で行くことにする。
「積極的にね」と彼。

 モテモテカウンセラーFちゃんと電話、1時間。
ただ聞いてもらいたい悩み事ではないので、結論を出して確認事項洗い出し。
Fちゃん、かっこいい。友達は有難い。
2004年01月17日(土)

『Taverna Rossana』,宮崎学さん,焼き鳥屋

 カタログ校正を一緒にしているOさんにお昼を誘われて『Taverna Rossana』。
近くだがOさんは知らなかった店で、喜んでくれてよかった。

9日の新年会、Oさんの夫や私の彼の話、職場の男性の誰がカワイイか、などOLランチ的話題。

「桜井さん、犯罪を犯した人とかどうですか?」
「過去?気にしないけど、レイプ魔とかは嫌だなあ。あと、覚醒剤やってる人とか」
「今現在やってるのは困りますね」
という話から連合赤軍について。全くOLランチっぽい話題ではなくなる。

 風邪でダウンされて忘年会で会えなかった宮崎学さんが復活。
都内某所に電脳キツネ目組の人たちと。
Aさんは着物、私は先日購入したジャン・ポール・ゴルティエのトップ。気合が入っている。

私が風邪をひいた時に、職場のOさんにもらったローヤルゼリーを宮崎さんに渡す。
風邪のひき初めや直りかけに、多めに飲んで寝るといいらしい。

イラク派兵、福岡県警とのタタカイ、大阪府知事選についてなど。
宮崎さんに会うのは約1ヶ月振りで、楽しかった。

 Aさん、Yさん、K君と新宿の飲み屋。
ちょっと飲んで帰るつもりが、宮崎さんのことなど話していたら、終電を逃してしまう。
結局朝まで。眠くて堪らない。3人はまだまだ元気に飲んでいるが、私は一人で帰る。
始発も逃し、新宿駅で20分ほど待つことになって、寒くて辛かった。

 帰ってお風呂。またしても入浴中寝てしまい、冷たくなって目が覚める。
布団に入ったのは8時頃。大丈夫か、私。
2004年01月16日(金)

ジャーナリズム講座

 5時過ぎに帰って、服のまま寝る。目覚ましはかけたが起きられず。
二日酔いで風邪気味だけど頑張って午後出勤。

10時過ぎに編集室に電話連絡したのだが、伝わっていなくてメールや電話が来る。
皆は私が一昨日酔払ってお風呂で寝てしまった事、昨日も飲んでいる事を知っているので「風呂で溺れているんじゃないか」と心配してくれる。

 遅く来たのに定時で帰って、ジャーナリズム講座。
本日のテーマは「書店は時代を映す鏡」。講師は『ジュンク堂』池袋店副店長の田口久美子さん。田口さんには『書店風雲録』という著書がある。

小さな出版社がベストセラーを出すと潰れる、とか
本の注文は近所の小さな本屋で、新刊は大きな本屋で、という話など、面白かった。

講座終了後、来期の打ち合わせ。文章教室みたいな形式にするらしい。
Yさんに「H君と桜井さんも講師やってよ」と言われて固辞するH君。勘違いしている。
ただのスタッフでしかないのに。

お蔵入り状態のジャーナリズム講座本を「いろんな出版社に売り込みたい」とH君。
「おまかせします」とYさん。
「企画書書いたら見せてよ」と私。
「見せない」
「何でよ!」
「もめたら嫌だから」
「もめるに決まってるじゃない!自分一人の仕事にしようっていうわけ?」
「じゃあやらない」
「いいよ、やらないで。私がやる」
「またー。喧嘩しないでよ」とYさん。

やっていいなら私だって売り込みたい。
1冊の本を出すのに何の揉め事も無く出したい、出せると考える方が甘い。
H君におまかせします、とは私には言えない。
2004年01月15日(木)

『新宿一丁目食堂』,『ナインアンダー』in 手刀,『中国茶館』,飲み屋

 二日酔いで駄目かと思ったが、頑張って仕事。10:00ギリギリに着く。

 『新宿一丁目食堂』。ご飯、豚汁、いんげん白和え、焼き鮭で577円。
ここは夜は飲み屋で、電子レンジがあって、酒の燗とか、肴を温めたりもセルフサービスらしい。

私の前に座った男の人はガテン系スタイルで、ずーっと独り言。
「お、ふりかけがある。なんだよ、おかずいらないじゃん」。すごく嬉しそうだった。

 昨日Fちゃんに相談したことを彼に報告。ますます難題となってしまう。
Fちゃんに電話。「真理ちゃんの気持を尊重してもらわないとね」と言ってくれる。

 19:00まで残業。急いで池袋『手刀(チョップ)』。
お友達の松本美弥子さんがベースを弾いている『ナインアンダー』のライヴ。
NANIOさんも来る。

今回はいつもより曲数も多くて、初めて聞く曲もあった。

松本さんの新しいベースの話は聞いていたが、ゴキゲンで動きもカッコイイ。
NANIOさんに「松本さんいいねえ。結婚したら?」と言ってみる。
「なんだそりゃ」とNANIOさん。

ボーカルのジャブロ君は長めのステージのためかちょっと抑え気味な気がしたが、いつもいい曲を作るなあと感心する。

 ナインアンダーの次のバンドも面白いらしいが、お腹が空いた私とNANIOさんは『中国茶館』。
映画『THE LAST SAMURAI』について、他。

手刀に戻って打ち上げに参加。ナインアンダーの今後の展開について。楽しい。

 電車の無くなった松本さんとNANIOさんと、3人でつまみ全品300円の飲み屋。
私と彼の問題について、激論。松本さんもNANIOさんも友達思いのいい人だ。
気がついたら4:50。
Fちゃんといい、いないところでこんなに話題になってる私の彼がすごい人なのか、
私がやばいのか?
2004年01月14日(水)

日記訂正,『けらら』,『竹富島』

 9日の日記訂正。カタログ編集室のTさんは「筆跡鑑定士」ではなく「筆跡診断士」とのこと。

 3のつく日は『ケララ』のカレーが500円。満席。ひき肉のカレー、美味しかった。

 9日の新年会の記憶がほとんどない、と言ったらOさんが「ぶっちゃけトークしてましたよ」。
「ええ?!本当?何言ってました?」
「ちょっと今は言えません」
「そんなすごいこと言ったんですか?!」

焦った。しかもその発言は3軒目『檸檬屋新宿』ではなく、2次会での話らしい。
2次会から記憶がないって、酷い。

「あの時『愛とは何だ!』って話してましたよね。で、私は何て言ったんですか?」
「はい。桜井さんは『阿部定になるところだった』って言ってました」
「ゲ!ホントに?!内縁夫に女が出来て…って話したの?」
「いえ、そこまでは言ってません。ただ『噛み千切ってやろうと思った』って言ってました」
「ゲゲッ!そんなこと言ったの?!みんな引いてました?」
「いえ、私は全然平気でしたけど」

そんなの聞きたくない人にとってはセクハラじゃないか。
何で職場の人にそんな話してんだろう。
日記に書いてるぐらいだから、酒の席で話すのも平気なんだろうか。呆れる。

 ゼミ仲間のFちゃんと銀座の沖縄料理『竹富島』。
年末は元気がなかったのにお正月にはいいことがあったらしく、今年もモテモテのFちゃん。
私も彼氏自慢ができるのが嬉しい。

私は彼が大好きなんだけど、ちょっと戸惑っていることもあって、Fちゃんに相談。
言ってみて良かった。さすがカウンセラーF。

気がつくと24:50。ありゃ、5時間半ぐらい経っている。満席だった『竹富島』も数組に。
タクシーで帰る。

 酔払ってお風呂にお湯を溜めると溢れさせてしまう事がよくある。
溜まるのを待たないで、腰ぐらいまでで入ってしまえば溢れることはない。
頭いい、と得意になっていたのに、気がつくと冷たくなった湯船で目覚める私。

結局冷めたお湯をこぼして、また熱いお湯を足して…。手の指はシワシワ。
お風呂を出て時計を見ると5:00。震えながら布団に入る。
2004年01月13日(火)

NANIOコール,『銀兎』

 NANIOさんから電話。「彼氏できたの?」「そうなのー」
NANIOさんも新しいガールフレンドといい感じらしい。
ゲラゲラ笑い合う。

 母と、池袋らしからぬおしゃれな『カジュアル・ニューヨーク・スタイル 銀兎』。
あまりお腹は空いていなかったのに、メニューのユニークさと、見た目の面白さと上品な味でガンガン食べる。

大学の同級生I君の部屋探しの話をしたら、母の友人で貸し部屋を持つ人数名。
すぐにI君に電話をしろ、と母。
席で携帯電話はマズイだろうと思ったが「大丈夫よ、宴会組もうるさくしてるし」と母。
I君と電話中に母がトイレに行って、知らない間にワインボトルが下げられていた。
怒る母。私も「あれ、もう1本飲んじゃったっけ?」と思った。
店員に「失礼じゃない、気がついたらないなんて。大変怒ってます」と母。
店長らしき男性が来て謝り、半分以上入ったワインボトルを置いていく。頷く母。
さすがクレーマークレーマーの親。

私の年賀状にもクレーム。
「年賀状に『喧嘩をした』とか書くもんじゃない。知らない人には何の事だかわからない」
「日記を見てる人はわかるし、『何のことだろう』と興味を持ってくれるかもしれない。どう思われてもいいんです」

1月8日の母の誕生日を忘れていたのは失敗。15日は確か結婚記念日のはず。何か考えよう。
2004年01月12日(月)

愛は冒険,NHK『新選組!』

 バーゲン巡りの予定だったが、起きてご飯を食べてシャワーを浴びたら18:30。
出かけるのは止め。

 彼と電話。ちょっと不安なことがあって、聞いてみる。
「考え過ぎだよ。絶対大丈夫」。強くて優しい人。素敵。

一昨日の「愛とは何だ!」の答え、今の私にとって「愛は冒険」。
まだ見たことのない、一人では行けないところへ、彼を信じて一緒に行ってみる、ってことだな。

 これがあるから外出を止めた『新選組!』。大河ドラマを見るのはどのぐらい振りだろう。
沖田総司の藤原竜也、毎週見るぞ。

しかし『THE LAST SAMURAI』の後に見ると殺陣シーンはかなり辛い。遅ーい。

そして男性は藤原竜也以外も結構魅力的な配役だが、女性陣がかなりしょぼい。
演じられる人は野際陽子ぐらいじゃないのか。
2004年01月11日(日)

日記,メール,I兄弟

10:30頃起きて、日記、メール。翌朝6:00近くまで。

『ギャラリー・セント・アイヴス』のI氏からメール。現代イギリス陶芸本企画について。

I氏の弟で大学時代の同級生I君から電話。
カタログ編集室のTさんは夫がロシア人で、東京のロシア人コミュニティ情報を教えてくれたので、婚約者がロシア人のI君に紹介する。

I君は風呂なしアパートに住んでいる。
「彼女が来たら引越しなよ」と言ったのに『神田川』生活をしているらしい。
「連休中に不動産屋に行きなよ」「うーん、そうだねえ」って、大丈夫か?
まあ二人が幸せなら私が心配することもないか。
2004年01月10日(土)

『Taverna Rossana』,『うおや一丁』,『はやり工房 香名屋』,『檸檬屋新宿』

 私も英語でメッセージを残そうと思って彼に電話。本人が出てしまい動揺する。
お昼にもう一回。「Hello」と彼が出る。
「Hello. This is Mari…何で出ちゃうの?」「邪魔してやる」よくわからん。
「今度は韓国語で、次はフランス語」と言って、それっぽく聞えるけど多分滅茶苦茶な言葉を喋る彼。
「アハハ。勉強になります」。

 『Taverna Rossana』でパスタランチ。
店に入る前に値段をよく見てなくて、予算オーバーの1,050円。
しかしパン、サラダ、お茶、デザートがついて、禁煙。
『Sun Set Kiss』のパスタのみ850円より断然お得だし美味しい。

 校正をしているカタログ編集室の新年会で『うおや一丁』。
取材の女性6人は皆可愛い、と思っていたら20代は一人で、他は30代と聞いて驚く。
Fさんなんか色が白くてホッペが『雪見大福』のよう、お人形さんみたいだ。

Tさんは筆跡診断士の2級だとかで、私の字を見てくれる。
性格判断はあまり当っていないと思ったが、「なりたい自分になるための字」とかもあるらしい。

 2軒目は編集室近くの居酒屋『はやり工房 香名屋』。
「デザートが食べたい」と女性の誰かが言って、お店のおばさんは「缶詰しかないけど」。
「いちごが食べたい」「じゃ、買って来るわ」。
フルーツポンチのようなものを特別に作ってくれる。
通常メニューではないので発泡スチロールの容器。
安定が悪くてすぐ倒れてせっかくのフルーツがあちこちでこぼれる。

カタログ案件を受注した営業マンのSさんが若者に「愛とは何だ!」と問いかけ、困惑するMさん、Kさん。「難しいっすね」「わっかんないっすね」。

 3軒目も行く気マンマンのSさん。新宿3丁目に来たので「私が前に働いていた店があるんですけど」と言って『檸檬屋新宿』。戸惑う編集室の人々。

住枝さんが「今年もよろしく」と言って握手をしたような気がする。ほとんど記憶なし。
失礼があったかもしれないと、結構不安。

 同じ方向のMさんとタクシーで帰る。洋服のまま寝てしまう。
2004年01月09日(金)

『ミュン』,『ジャン・ポール・ゴルティエ』,『南欧食堂 DELSOL』,『Yonchome Cafe』

 ベトナム料理『ミュン』のランチは同僚Oさんにも好評。もう何回も行っているらしい。
私は2回目。鳥肉とカシューナッツ炒め。マンゴージュース氷抜き、これは甘過ぎて失敗。

 皆遅くまで残業しているらしいが私は今週も来週も予定ビッチリ。今日も19:00まで。
急いで支度をして伊勢丹『ジャン・ポール・ゴルティエ』。
5日に見て気になっていたのトップをもう一回着てみる。
ストッキングのような薄い生地にうさぎの毛がモジャモジャついていてやっぱり素敵。
95,000円→57,000円。買った。

 脚本家でバンド『ナインアンダー』のベーシスト松本美弥子さんと飲む。
阿佐ヶ谷『ストロベリー・フィールズ』。店のドアには「7日から営業します」と貼り紙。
しかし、やってなかった。
ストロベリー・フィールズの店主藤村さんは俳優でロック好きなので、松本さんを連れて行ったら楽しいではないかと思っていたのに、残念。

仕方なく近くの『南欧食堂 DELSOL』。二人で飲むのは久し振りで、深い話。
去年松本さんが私のお願いを聞いてくれたお礼で、本日はご馳走する。

 2軒目は『ストロベリーフィールズ』の下の『夜の午睡』、のつもりが何かの撮影中。
「22:00まで」と貼り紙。もう22:05だけど終わってない。

 ご近所の松本さんは自転車。二人乗りで高円寺。
手はかじかみ、お尻が痛かったが、中学生みたいで楽しかった。

『Yonchome Cafe』。店員の男の子がとてもカワイイ。

松本さんと語り続ける。
「真理さんは感受性が強い。割り切って次々恋愛するタイプではないのでは」と松本さん。
確かに「フリーラヴ宣言」とか言ってるのは頭でっかちだと思う。
別れて2年経っても、元内縁夫に未練はなくとも拘りはあって、
次に付き合うなら元内縁夫よりかっこ良くて頭が良くてセンスがいい人じゃなきゃ嫌だ、サラリーマンはもういい、と思っていた。
(今の恋人はかなりの点で元内縁夫を上回る。元内縁夫の方が優っていた点もあるが。)
それだけの人だったらもてるのは当然で、独占するのはまず無理。
だったら共有すればいいんじゃない?というのは頭で考えたこと。
そんな関係が成立するのか、成立したとしてどういう感情が生まれるのかは、わからない。

「それって男の人に都合いいですよね」
「いいよ。私男の人に優しく、がモットーだから」
「もっと自分に優しくした方がいいのでは」と松本さん。

私は惜しみなく愛を注ぐ。私を振った人にも、興味を示さなかった人にも。

「受けなくていい傷を負わないですか?」と松本さん。

愛は減らない。下心はあっても見返りはないものと知って応援し続けると、別な方向から返ってくる場合もある。情は人のためならず、と言ってね。男を育て、女を磨くのだな。

「私は独占したい。独占されたい。そういう人を探しましょうよ」と松本さん。

一応彼は「君だけ、自分だけ」という類のことを言う。
確かにその時目の前にいるのは私だけ、彼だけ。大好きな人の言葉だから信じたい。

 終電で帰る。留守電に彼から英語のメッセージ。WHY ENGLISH?
何度も聞いて笑う。
2004年01月08日(木)

まめな私,『太子楼』,『THE LAST SAMURAI』,高橋玄さんの『CHARON(カロン)』

 彼はとてもまめな人だが、私もまめだ。デートの時彼が何か質問する。答えられないことは調べて報告。話題になった出来事やら人物やらはネットでチェックしてURLを送る。
昨日の夜から「復習メール」4通。ストーカーっぽく思われたら困るので、そのぐらいにしておく。

 『太子楼』でチャーシュー麺。普通に美味しいが、やはり太子楼は坦々麺の店だ。

 映画『THE LAST SAMURAI』。J-WAVE『ソウル・トレイン』でリュウが「THEをつけなきゃダメ!『ラストサムライ』ではどこにでもいる感じだ。間違ってる」と怒っていた。

良かった。美しい映画だった。トム・クルーズ、全然好きじゃなかったけど見直した。
これまで全く関心なかった渡辺謙、素晴らしい。借金は人を作るってことか?これで彼はミフネとかカツとかキタノに並ぶのだろうか。
掌を返したような態度で申し訳無いが、日本人として誇りに思ってしまった。

真田広之はもうずっーと、期待通り、常に素晴らしい。

今年もいい映画をいっぱい見たい。映画館で見たい。
しかし静かなシーンで、ケータイが3回もズンチャカピリピリ鳴り出して、各所で液晶が光り、腹が立つ。隣の男子はラストシーンでケータイ開いてるし。眩しいっちゅうの!
これは本当に悩ましい。携帯の電源が入っていると上映できないような映画館を作ってくれ。
ゼミ仲間Oちゃんのおかげで最近交流が復活した大学の友人で東宝の御曹司M君に頼んでみるか。

 映画界の友人と言えば映画監督の高橋玄さん。予算1000万円で35mmの国際配給映画を撮るらしい。
『CHARON(カロン)』という恋愛映画で、2万円で特典満載のサポートメンバーを募集中。
主演のアイドルが降板でどうなることかと思ったが、新しくなったストーリーの方が遥かに面白そう。

皆様もハラハラドキドキワクワク感動の映画作りに参加してみませんか。
http://www.movie-charon.com/
2004年01月07日(水)

『CoCoLo Cafe』,デート

 今朝は元内縁夫の夢を見た。仕事の話をしていた。
「会社で出世と高給コースより薄給でも面白いことができるコースを選んだ」と言っていた。
ありえないセリフのような気もするが、今元内縁夫が何を考えているのか話をしてみたい、と思うことはよくある。

いろんなところで今の恋人と元内縁夫を比べてしまうが、夢まで続けて見るとは。

 出勤途中に彼に「沢山新年会があるようですが、私も新年密会したいな」とメールしたらお昼に電話。「今日は予定あるの?」

今日もバーゲン巡りの予定。それは変更するけど、今日の服はイマイチだ。
「私ご近所ルックなんですけど」
「そんなの気にしなくていいよ」
しかもこの前会った時とほぼ同じ格好のおしゃれ度低いバージョン。彼は気づかないかもしれないが。

 お昼休みにインテリアショップ『ACTUS』にお風呂の掃除ブラシを探しに行く。
トイレブラシはいろいろあるけどお風呂ブラシは無かった。

 アクタスの近くの『CoCoLo Cafe』でランチ。インテリアなど店の雰囲気は良くて、メニューがいっぱいあって、ドリンク・サラダバーもある。充実したランチが楽しめそう。

ところが明太子と大葉の和風スパゲティがあまりに不味くてビックリ。
私が作った失敗料理の方がましなくらい。きのこ入りの甘辛い醤油スープで明太子の味がしない。酷い!と思いながら全部食べる。

 仕事場のトイレは混み合う。休憩時間に近所のビルのトイレで化粧をしようと思った。
「勝手に入っていってトイレ借りられるビル、わかります?」と同僚に聞いてみた。
教えてもらって自分でも探しているとTOTOのビル発見。警備員もいない。
さすがTOTO、きれいで快適なトイレだった。

 仕事が終わってトイレで、可愛い20代のHさんに「デート?」と聞かれて「う、どうかな?」
って何動揺してんだ、私。

 彼は会うなりプレゼントをくれた。驚いた。お年玉か?
「気に入ったら使って。気に入らなかったら人にあげて」
「家に帰ってよく見てみます」
たまたま手に入ったものをくれたのかと思ったら「ちゃんと選んだんだよ」。

嬉しかった。
付き合っている男性から誕生日以外にプレゼントをもらったことはほとんどないと思う。
しかし皆小さな黒いバッグをくれるのはどうしてだろう。

 彼とお寿司屋。私は昼のスパゲティが効いていてあまりお腹が空いていなかった。
刺身とお酒でお腹がいっぱいになってしまう。
「お刺身ばっかり頼んでお寿司を頂かないのは失礼ですね」とカウンターの中のお兄さんに言ったら
「楽でいいです」。

 あらためて彼に好きな女性のタイプを聞いてみる。
「感覚の合う人」
「どういう?何の感覚?」
「具体的に言えないから『感覚』なんだよ」

私も酒を飲めない、タバコを吸う男とは付き合えないと思っていたからタイプなど聞いても意味はないか。

 彼はいつも別れ際に私の洋服を褒めてくれる。
見た途端何か言う人が多いけど、彼はコメントに困って考えているのだろうか。
次は彼のくれたバッグに合わせてオシャレをして会いたい。
2004年01月06日(火)

初夢,『日月庵』,『伊勢丹』,恩師Fちゃん

 初夢は1月2日の夜に見る夢と言われているが、私は2日昼に起きて3日朝になって寝たので今朝の夢を初夢とする。
彼の夢だった。内容は忘れたけど良い夢だったような気がする。今年は愛に生きるんだな。

 仕事始め。昼夜逆転の日々が続いてたから眠くて堪らない。お腹は壊すし、仕事にならない。

 初ランチは日月庵のばら寿司。卵は抜いてもらう。

 仕事帰りに伊勢丹。輸入下着のバーゲンは池袋西武の方がずっと充実している。
ジャン・ポール・ゴルティエには池袋西武の店には無かったトップがあって、素敵。
予算をかなり超えるので迷う。

 中学1年の時の英語の先生、Fちゃんからメール。感激。
Fちゃんとは2002年2月9日に会って「次回はちゃんとデートしよう」と言われたきり。
「たまにメールで近況報告できたら」とのこと。
これは「デートの約束はできない」ってことだろうけど、まあいい。
しかし、「たまにメールで」って年に1回ってことではないでしょうね。
2004年01月05日(月)

新座,池袋西武

 8時半頃起きる。
お風呂、雑煮を頂いて、スープと蟹缶と枕をもらって、家賃援助で借金を相殺。
帰ろうとしたところへ隣の家のおばさんが来る。

「あら真理ちゃん、こっちへ戻ってこないの?」
「はい。まだもうちょっと」
「新座は嫌なんだって」と母。
「帰ってきますよ。老後は新座です」と私。
「そうなの。それはまた随分先だねえ」とおばさん。

「ごゆっくり」と言って、母にお礼を言って、帰る。

 西武冬市。Aubadeの下着1組購入。ショーツの値段をよく見なくて、上と同じ金額で驚く。

 帰ってメールチェック。オゴウチ家が『ミリバール』清野家と本日遊び初めとか。
後楽園ゆうえんち改め東京ドームシティアトラクションズでヒーローショーを見ているらしい。
場内放送を頼むも連絡来ず。ケータイに電話をくれればなあ。一緒に夕ご飯食べたかった。

 経理作業をするつもりが手をつけられず、正月休も終わり。なんやかやで今2:30。
寝るのは3時頃か。
2004年01月04日(日)

大掃除,新座

 午前中に起きて窓拭き、家具磨き。大掃除終了。完璧かも。気持いい。
これは恋愛効果だ。彼が家に来る予定はなくても、小奇麗にしていたい女心。

 夕方、新座へ。
「何よ、支度してもらおうと思ってたのに」と母。
「何時に来いと言われてない」
「言われなくたって常識でしょう。普通」
「常識の無い女なの。普通じゃない人間なの」って新年早々なんちゅう会話だ。

携帯電話の使い方が未だにわからない母に親身の指導。
T叔父に「猿以下の学習能力だな」と言われて母爆笑。
何が可笑しいのかさっぱりわからない。

T叔父は15時に来て飲んでるらしく、もう真っ赤。
T叔父の息子で私と同い年の従兄弟Tの見合いの話、年賀状について、他いろんな話。

母がT叔父の妻の悪口を言うので「もういいよ」と私、「黙って聞け!」と母。

「お母さんは自分は常に正しいと思ってる」と私。
「そんなこと思ってないわよ」
「思ってるよ。『あのバカ!』『あいつ大嫌い!』『私は間違ってない!』ばっかりじゃん」
「あんたこそ」
「いや、自分が一番正しいと思ってるよ。そういうところ女房に似てるよ」とT叔父。
「何よ!あの人と同じにしないで頂戴。あんたはさっきから気に障ることを言うわね。
冗談じゃない、帰ってもらうわ」

出た。宴の支配者、母の裁き。T叔父はへらへら笑って飲んでいる。

昨年親子の縁を切るとか切らないとか騒いで母が謝ったのに、またしても「あんた新座は嫌だと言ったじゃない」と言い始める。
「言ってないよ!」「言った!」「言ってない!」
ああもう、こんなで一緒に暮らせる訳ないじゃないか。
私が新座に戻ったら母は「出てけ!」と言うに決まっている。

子供の頃は「嫌な方が出て行け!」と言い返していた。
父の方が嫌いだったが、母も大嫌いだった。離れて暮らして初めて優しい気持になれた。
一緒に暮らさない方がいいのは母もわかっているのに、何故私を責めるのだろうか。
2004年01月03日(土)

大掃除,経理作業

 昼に起きて、ご飯を食べて、夕方から大掃除。今の部屋で初めてちゃんと大掃除。

 宮崎学さんを「兄弟」と呼ぶYさんからメール。

> 年賀状覗いてみたけど、「包茎亭日乗」って、どうゆう意味なの??
> 賀状の中身ではなかなか自分に正直に、エピキュリアン的になってるじゃないの。

年賀状を見てこの日記に初めてアクセスされた方もいらっしゃると思うので、ご説明します。

私のは「包茎」じゃなくて「抱茎」です。
アラーキーが『噂の真相』に「包茎亭日乗」を連載していて、それを意識したタイトルにしました。

エピキュリアンって素敵だ。今年はそれで行こうかな。

 2002年度マリバールの確定申告を今更始める。
最後は諦めて税理士に依頼するかもしれないが、できるところまで自分でやってみて、
2003年度は期限内に提出するぞ。

とりあえず領収書を月別に整理してみた。ここまでで5:00。先は遠い…。
2004年01月02日(金)

年賀メール

 読者の皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 お昼頃彼のメールで目が覚める。10時前に寝たので目がショボショボ。
空メールだったり、打ち間違いで幼児語のようになっていて、吹き出す。
「運転中ですか?気をつけて下さいね」と返信。運転中ではなく彼も寝起きだったらしい。

夕方、彼から電話。「寝てたんでしょう?」って、よくご存知で。
しかし毎度「何してた?」「寝てた」っていうのは、良くないな。
そう思って「起きました」と言いながら、起き上がってはいない。

彼は「2003年はどうという年でもなかった」と言うが私にはいろいろあったように見えた。
今年はずっと近くで、一緒にいろいろを楽しみ、成長したい。

 年賀メール作業は何とか今日中に終了。
http://www.inetsrv.com/~msakurai/image/2004nyc.gif

 前に働いていた会社の先輩Sさんから頂いた年賀状。

「日記見てるぞー!この頃ランチめぐりのようでつまらないと思います!!楽しみにしてます」

大きなお腹のSさんだからランチめぐりが出来ず悔しいんだったりして??(冗談です)
ありがとうございます。頑張ります。

 ゼミ仲間K君。

「日記たまに見てます。読んでいるだけで、こっちも酔ってくるような日が多いねー」

今年も酔わせて頂きます。酔って頂きましょう。
おっと、パイロットは二日酔いで仕事に行ってはいけませんね。
2004年01月01日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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