『気分矢』,『鳥良』,『Kirin City』,『なすび』

 昨日気がついた、ランチの看板を出している店『気分矢』に行ってみる。
おじさん店員が他のお客さんと話していて、つい最近始めたことを知る。

ランチメニューは日替わり30食限定で、健康ジュース、サラダ、鯖の押寿司、天婦羅、
秋刀魚刺身、帆立、ご飯、味噌汁にデザートで860円。安い。

しかし、店はスナック風の作りで鏡張りの壁、変なの。

前の客が帰って片付いていない席に座らせ、
テーブルを拭かないまま私のセットを持ってくる。
箸は前の客が使わなかったのを私に使わせたいようだが、箸袋が汚れている。
「汚いから拭いて欲しいんですけど。箸も取り替えて欲しいんですけど」と言ったら
恐縮していた。
刺身の醤油皿もちゃんと洗ってない。「汚れてるからきれいなのに取り替えて」。

おじさん店員は一生懸命やっているようだが不快だった。2度と行かない。

 カタログ編集のSさんの送別会で『鳥良』。20人超。今の職場の人と飲むのは初めて。
面白かった。編集部の一部では「おや、まあ」とか「甚だおよろしくない」とかいう言葉が飛び交っていて、「校正の皆さんは聞く度頭の中で校正してますよねー」と言われる。

 2時間で追い出され、Sさん他計4人で『Kirin City』。主役のSさんがご馳走してくれる。

カタログ編集室は印刷会社の製作部門の人と営業の人、データシステム関係の人、製作会社の社員とアルバイト、派遣社員、そして私たち校正と、いろんな人たちが働いている。
今までよくわからなかったが、Sさんが丁寧に解説してくれた。
他の2人には退屈な話だったかもしれないが。

 『なすび』のちあきさんがBBSに、日記や宮崎学さんについて書き込みをしてくれて、
直接話したいから飲みに行く。うまい営業方法だ。

満席で、男性ばかりで驚く。紅一点で歓迎されて気分がいい。
太古八の羽賀さんもいて楽しい。
羽賀さんに失恋の報告をしたら何も言わずに笑っていた。…ような気がする。

『座頭市』について話したことは覚えている。

 以降記憶が無く、マンションのオートロックの前で郵便受け棚によっかかって眠ってしまったらしい。誰かが入ってきてハッとする。
前にエレベータで襲われそうになったことがあるので、咄嗟にマンションを出る。
「大丈夫ですか?」と声をかける男性。悪い人ではなかったみたい。
「大丈夫です」って怪しげなのは私の方だ。

この後また覚えてなくて、コンビニでケーキを買って、朝までテーブルに置きっ放し。
ジャケットも革のスカートも着たまま、勿論顔も洗わず寝てた。
2003年10月31日(金)

『玉屋』,『BiCE』

 天婦羅『玉屋』の焼き魚定食800円は美味しい。味噌汁が少ししょっぱいけど。
何故か店は空いていて、静かなのもいい感じ。

 大学ゼミのデリクラ(デリシャス倶楽部)でカレッタ汐留47階の『BiCE』。
この辺りを「汐サイト」というらしいが、初めて行く。

URLをもらっていたが見ていなかったので何の情報もなし。
すごい店らしいことだけは予想していた。

スパークリングワインが2,000円。高!と思って食事のメニューを見たらコースが1万円から。
そんなにするとは思ってなかった。参った。

アラカルトで頼んでシェアすることになる。
伊勢海老?のスパゲティは美味しかったが、ウニのスパゲティは全然ダメ。味がうすーい。
肉料理も特別美味しいとは思えない。
この値段は場所代だ。夜景は確かに素晴らしい。インテリアも、特にライトが素敵だ。
それだけ。

「窓際の喫煙席」と聞いて不安だったが、ヘビースモーカーだったS君は禁煙16日目。
他は5人とも非喫煙者。素晴らしい。

S君はOさんと3日前にも一緒にクラブに行っていて、すっかりクラバーになっているらしい。
この年齢からテクノ、トランスにはまるっていうのも面白い。

Oさんはいつも変なものを持ってくる。
この会の為ではなくて、最近持ち歩いているものを見せてくれるのだが。

一つは宴会グッズのような、まぬけなタレ目が描かれている眼鏡。
皆でかわりばんこにかけてみる。
各人がかける度に皆笑い転げているのに、私がかけると「普通だ」と言われる。
携帯カメラで撮ってもらって見ると、アメリカの犯罪者みたい。
「いや、犯罪被害者っぽいな。殺された方」とS君。フン。

もう一つは耳にかけるライト。「結構明るくて、バーでも本が読めるんだぜ」。
確かにあると便利かも。

S君に26歳のガールフレンドのことを聞くと嬉しそうに
「凄いんだから!子供には教えられないよ。凄いんだ、ホントに。言えない言えない」
と教えてくれない。つまらん。

デザートも頼んで、会計は1人19,000円。あああ。
私は今大学卒業以来最も貧乏なんだけど。

Fちゃんに一昨日従兄弟Tと飲んだ話をする。
「5千円で『2回分だ』って言われたんだけど、今日は8回分だね」。ははは。
名だたる企業にお勤めの皆もちょっと痛そうだった。

帰りに、カレッタ汐留に入っている会社にお勤めのHさんにオフィスを見せてもらう。
打ち合わせロビーが、素晴らしい眺めで魂消る。
眼下に築地市場、浜離宮(夜で見えないけど)、正面にレインボーブリッジ。
ドラマみたいだ。

こういうオフィスで働いたことは一度もない。
今の黴臭い雨漏りオフィスを思い出して寂しくなる。
しかし23時頃なのにまだ働いている人や、会社に戻って来る人もいて、相当激務なのね。
明日好きな方に出勤していいと言われたら、私は新宿に行くだろう。
2003年10月30日(木)

NANIOさんの恋,初遅刻,『ABHU』,映画『座頭市』

 昨日の日記に追加。

帰ってNANIOさんのHP『NANIO PAGE』のBBSでNANIOさんの失恋を知る。
経緯とNANIOさんの思いを聞いていたので、かなりの衝撃だった。

私自身の失恋震度4では泣かなかったけど、女があんまり残酷で涙ポロポロ。辛いよなあ。

 朝、昨日従兄弟Tと飲んだ店の名前を調べに寄り道。
新宿2丁目の飲み屋街に入ってしまい、遠回りになって仕事に1分遅刻。
1回やると癖になるので絶対遅刻しないつもりでいたが、失敗。やばい。

 インド料理の弁当屋『ABHU』のチキンとほうれん草のカレー。豆のスープと合わせて700円。職場に持ち帰って一人で食べる。

同じ仕事をしているAさんが仕事の質問をする。適当に答える。

ものすごく不味いカレー。コクが無い。お湯にカレー粉パラパラ入れただけ、みたいな。
スープも同様で、だめだこりゃ。

食後、自席に座っていたらAさんがまた質問。「どうなんでしょうね」と言ってしまう。
「ごめんなさい。ご飯モードになってるからぼーっとして頭が働かなくて」と言ったら
「そうよね。ごめんね、昼休みなのに」。

 本日は残業しないで18:30からの映画『座頭市』。
最近の武の映画は面白そうではないからあまり見ていない。

勝新を愛する私としては比べるために見た。勝新の圧倒的な勝ち!

畑を耕す音とか、タップダンスは良いけど、ダンスなら『ゲロッパ!』の方が好きだった。
後は殺陣にしても博打にしてもギャグや艶っぽいシーンにしても勝新の座頭市にはかなわない。
最後のダンスだって、勝新の舞台はいつも最後に踊り狂っていたし、真似だ。

11月15日から新文芸座で勝新太郎映画祭がある。近所だしなるべくいっぱい見るつもり。
武の座頭市に惚れた若者に、見てほしい。
2003年10月29日(水)

『太子楼』,『OSTERIA LA FORZA DEL SOLE』,『なすび』

 『太子楼』の坦々麺は大変良かったが、麻婆豆腐は普通。つまらなかった。

 母が見合い話を進めている、私の従兄弟Tと初めての「いとこ飲み」。
メールで
「まさかその時もう誰か来るのですか」
「いや、そんないきなりなことはないです。私とサシです。ってそれもいきなりですね。」
というやり取りがあって、伊勢丹で待ち合わせ。

Tが洋食がいい、というので新宿3丁目『OSTERIA LA FORZA DEL SOLE』。
小さなイタリアンで、客は私たちと後から男性2人組のみ。大丈夫か。
ペスカトーレは美味しかった。お店の可愛い男の子が選んでくれたワインも良かった。

Tとは同い年で、昔から細くておとなしくて優しい男の子だった。
凶暴だった私はいつも彼を苛めていた。だからなんとなく気恥ずかしい。

次回3度目の見合い相手は新座の人。もう写真も届いているとのこと。
それで彼はもしかしたら私の知人で、今日連れて来るのかとびびっていたらしい。

傾向と対策を練る。2人目とデートはどんなところに行ったか、何を話したか。
「俺はこの店でも緊張する。だからいいとこの娘はダメ。庶民がいい」
「結婚前提なんだからいつもいいところでなくてもいいけど、初めてのデートとか
イベント的な日は特別なところにしてほしいよ。きっと。庶民の特別があるじゃん」

「結婚したらどうしたいとか、こういう家庭がいいとか、話した?」
「話してない」
「ダメじゃん!相手にも聞かなきゃ。それ目的に会ってんだろうが。この人と結婚したらどういうことになるのか想像したいじゃん」
「そうか」
頑張れT!

勘定は割り勘。
Tはいつも『村さ来』とか汚くて安い居酒屋で飲んでいて、「2回分だ」と言われる。
確かに1人5,000円超では高いと感じる店だった。

 一人で目白のバー『なすび』。店主のちあきさんが日記を読んで、少し前にくれたメール。

> あなたの想いが あなたの恋心が あなたの相手を慕う遊
> びたい気持ちがどんな遊びなのかわからないから
> 聞きたい。 何をしてても一緒にいれば嬉しいのか、ベッ
> ドインが楽しいのか、観劇 映画 コンサート 旅行 討
> 論 いろいろきりは無いけど 彼の何処が魅力なのか
> インテリジェンスなのか セクシィなのか
> 欲求不満も多多あって その対策も多種多様でしょう。

返信代わりに飲みに行く。
答えは「ぜーんぶ!」なのだが、加えてその人が作るものを間近で見たい、という強い欲求がある。それが一番かもしれない。

『なすび』の常連Kさんと日記について。
「日記を公開してライターとして注目されたい、営業的な目的があるの?」
「ないわけではないけど、それを目指してはいないです」
「何で公開するの?」
「自己紹介です」
「全てが事実とは思わないし、創作ならもっとエンタテインメントにしたら?」

私はこの日記に事実を書いているとも、創作だとも、日記上では言わない。
読む人がどう思おうと、どうぞご勝手に。
日記に登場する人はその部分についてはわかるはず。
日記を読んで私と話しても、その話も「嘘だ」と考える人もいるかもしれない。
それもご自由に。

「日記に登場する人をイニシャルにしている点で既に創作でしょ。もし事実であるなら全部実名にして公開するべきだ」
「実名にはしない。お店とか、名前を出して活動している人は別だけど」

私は人のことを書いているのではなくて、自分のことを書いているのだから
フルネームである必要はない。後から読んで私がわかればいい。

「2001年の日記は面白い。僕がまとめたいぐらいだ」
「自分でやります」

そうだ。名原さんの『真理さんへ』企画は消えたし、現代イギリス陶芸本は長期間かかりそうなので、新たな企画を立ち上げよう。
2003年10月28日(火)

『そば処 香名屋』,『大黒屋』

 このところ食べ過ぎでやばい、と思って昼はそば屋にしたのに牛丼セットなど頼んでしまい失敗。
『香名屋』は珍しい日本酒の瓶が壁の棚にずらりと置いてあって、目を奪われる。
しかし冷蔵庫の中はすかすかで、割と一般的な品揃え。あの空き瓶は飾りか。

 金券ショップ『大黒屋』で12,250円で買って、使わなかった新幹線のキップを売る。
売値は10,000円。勿体ない。
帰りや泊まりについては考えないで行くべきだった。
しかし、もし新幹線を使っていたら朝まで飲んで散財していたはず。
そう考えたら深夜バスで帰って来たのは正解。と無理矢理納得。
2003年10月27日(月)

NHK『東京スカパラダイスオーケストラ in 平安神宮』

 早朝東京駅着。帰ってまた寝る。15時過ぎに起きて洗濯、日記、家計簿など。

 夏のスカパラの平安神宮でのライブをNHKで見る。凄い雨。
1ヶ月のヨーロッパツアー後日本で初ライヴが平安神宮だったらしい。
赤い平安神宮と濃紺?のスーツのいかした男たち。素敵。

近く『川上つよしと彼のムードメイカーズ』を見られることになる。感謝。

 番組終了後皿洗いなど。4時過ぎに就寝。
2003年10月26日(日)

『浪商のヤマモトじゃ!』プレミアムイベント,『DoYa!』,お誕生日会

 1時間半ほど眠って、9:06発の新幹線で新大阪。
頂いたローヤルゼリーのお陰か、それほどしんどくはない。

12:45四天王寺夕陽ヶ丘駅集合に間に合う。
東京では15分ほどしか見ていない映画『浪商のヤマモトじゃ!』を全部見る。
トークショウも見る。原作の山本集さんは体調不良で欠席。

会場のクレオ大阪中央は市の施設で、新しくてきれいだった。
渋谷公会堂より遥かに快適。

 母から電話。「布団屋がセールをやっているんだけど、布団カバーとかいる?」
「どんなの?」
「ラズベリーの柄」
「赤いの?」
「赤くないわよ」
「ラズベリーは赤だよ。赤くないならラズベリーじゃないんじゃないの?」
「ラズベリーって何だっけ?」
「ブルーベリーとかストロベリーの仲間」
「違う。タツノオトシゴみたいの」
「それはラズベリーじゃないよ!」
「何よ?」
「えーっと、忘れた。…ペイズリーだ!」
「何?ベイズリー?いる?」
「ペイズリー!いらない。どんなのか見ないとわからないから」
やれやれ。

 宮崎学さんのお誕生日会まで2時間余り。
インターネットマンガ喫茶『DoYa!』のリクライニングシートで漫画を読んだり少し眠ったり。最近の漫画はほとんど知らないし、在庫の少ない店のようで、読んでみた2冊ともつまらなかった。

ささきもと子さんが作ってくれたカードになんて書こうか、ずーっと考えていた。
もう行かなきゃ、という時間になってしまう。

「まなぶ
まねぶ
あそぶ
かぶく
enjoy致しましょう」

我ながら良い感じ。宮崎さんは喜んでくれるだろうか。

 電脳キツネ目組Tさん御用達のお寿司屋さんで宮崎さんの誕生日会。
焼肉とかしゃぶしゃぶとか肉が好きなのかと思ったら、宮崎さんは魚好きだったと知る。

「今まで一番楽しかったお誕生日と、寂しかったお誕生日を教えて下さい」と質問。
「10月25日は結構いろんなことがあったんだよ。30億の借金作って会社がつぶれたのが10月25日。35歳の時。悪徳弁護士をどついてパクられたのも10月25日だった」
「逮捕の日ですか?逮捕令状の日付け?」
「ブタ箱に入った日」
「はあ、凄い…。良い思い出というのは?」
「ないね」

Tさんは日記の読者で、名原さんの話、恋話など。
「突破塾に参加してる女子は不幸やわ。すごい男の人ばっかり見て、目が肥えてしまって
普通の男の人の話ではすごいと思わなくなる。独身率たこなるわー」

やはり日記を読んでくれているJさんに「いい悪いは別にして桜井さんはかっこいい」と言われる。
元内縁夫に「桜井さんは『かっこ悪いはかっこいい』だ」と言われたことがあるけど、そういうことか?

いつもは朝までコースのAさんが友人宅に行くというので、東京組の私とRさんは深夜バスで帰ることにする。
2003年10月25日(土)

『La yema』,『檸檬屋新宿』,ヴィデオ『レッド・ドラゴン』

 隣の席で同じ仕事をしているOさんにお昼を誘われて『La yema』。
チキンカレーの上にのっているものを、私はナスだと思った。Oさんはリンゴだと思った。
しかしそれはバナナだった。甘くて変な感じ。

Oさんはインターネットのコミュニティサイトで知り合った人と結婚したとか。
「そのサイト教えて下さい」と言ったら、メンバーになるには60万円かかるとのこと。
何だそれは?
「悪徳商法みたいなもんです。私は結婚できたし元を取ったのでいいんですけど」
って、凄い話だ。

Oさんは元製薬会社勤務で、ローヤルゼリーが家にいっぱいあると言い、
風邪気味の私になんと箱ごとくれた。60包入り。買えば何千円もするものだ。
なんて優しい人。天使に見える。

 派遣元の校正の仕事ではいつも3時から30分休憩を取っていいことになっているのに、
今の会社では休んでいなかった。先輩のMさんが「ちゃんと休みましょう」と言ってくれて、きっちり休憩を取ることになる。
時給もダウンしたことだし。

 明日は宮崎学さんの誕生日で、22日夜に思いついてささきもと子さんにバースデイカードを発注。本日『檸檬屋新宿』でピックアップ。
急だったのに引き受けてくれて、特注オリジナル作品なのにお友達価格。素晴らしい。

まだ調子が悪いし、明日が早いのですぐ帰るつもりだったが、
住枝さんに「牡蠣飯を食べろ。もっと食べろ。」と強く勧められて頂く。

 帰って炒め物(こればっかり)をしていたら電話。デートのお誘い。
失恋の傷が癒えてからの方がいいか、寂しいからこそ楽しむべきか、ちょっと考える。

 最近映画を見ていないからと借りてしまった『レッド・ドラゴン』を、明日返さなければならないので見る。
前2作を見たからこれも見なくちゃいけないかしら、と思っていたが、別に見なくてもよかったかも。

日記を書いたら5:30。
2003年10月24日(金)

『呉さんの厨房』,オータムポエム

 喉痛・咳から鼻水・くしゃみに症状が変わる。

 『呉さんの厨房』で酢豚とお粥。ドアを開けっ放しで扇風機が回っていて寒い。
店員はノースリーブで全然平気そう。

 週末の資金を下ろして、残高危機に気付く。

 『大地を守る会』のおまかせ野菜セットに入っていた「オータムポエム」で野菜炒め。可愛い名前で美味しい。
2003年10月23日(木)

『Die Katze』,『おちゃのこ菜々』

 服のまま寝ていた。二日酔いというほどではない。

 お昼は『tea & wine Die Katze』でトマトとナスのスパゲティ。紅茶がついて850円。
店がタバコ臭い。
多分『女子十二楽坊』がかかっていた。男性客が「音量低くしてください」と言ったら
なんだかわからない程かすかな音になる。私は結構好きだったのだが。

 風邪は良くならないが、基本的に飲み会は断らない方針。
母に誘われて、東久留米でT叔父と3人で飲む。
母は「『ちょこちょこ』だっけ?3階の店よ」と言ったが『おちゃのこ菜々』だった。

近々従姉妹が結婚する。その披露宴に私を呼ぶとか呼ばないとかで一悶着あって、
結局欠員が出たので出席してくれないかという話。断る。

その従姉妹にあげる結婚祝のことでまた母がブーブー言ってるから「だったらあげなきゃいいじゃん」とT叔父と一緒に言う。
「私が言ってるのは礼儀の問題」と母。
「礼儀なんか期待しちゃダメなの」と私たち。

T叔父の次男も近く結婚する。
私と同じ年の長男は見合いがうまくいかず、ちょっと自信を失っているらしい。
「次が控えているのに」と母。T叔父にも頼まれて、私が説得することになる。
失恋直後の私が従兄弟に恋愛指南?よくわからんが、やる。

先日頼まれて買った舟越桂の写真集は母にプレゼントすることにした。
今日もご馳走してもらったし。

T叔父は新座に泊まる。私は池袋に帰る。
2003年10月22日(水)

『太子楼』,突破者恋愛塾,『檸檬屋新宿』

 咳。やはり風邪。休みたいけど休まない。遅刻もしない。

 『太子楼』のランチは880円。坦々麺、美味。今の職場界隈で1ヶ月、一番美味かった。
他のメニューも試してみよう。
同じ仕事をしているAさんが偶然同じテーブルになり、一緒に食べる。

 都内某所で宮崎学さんと、NANIOさん。
同時期に玉砕したはずのNANIOさんは意中の彼女とご飯を食べて来たとか。フン。
「桜井は幸せか不幸かって言ったら、不幸なのか?」と宮崎さん。
ううう。
「男の価値は別れた女の数で決まるんだよ。女だってそうさ」と宮崎さん。

「『女と別れたことが無い』っていう男の人もいるけど。宮崎さんは追い駆けられるばっかりなんですか?追い駆けて断られたり、関係が壊れて傷つくことはないんですか?」
「俺の場合は、まず男女の中になるだろ。で、女は放って置かれるわけだ。他に面白いことがいろいろあるから。そのうち他に男が出来て、別れざるをえなくなる。そうすると傷つくわけ。俺が悪かったんだなーと思う」

今回の私の「早過ぎる」失恋について。
「宮崎さんが私と同じようなシチュエーションだったら、やめときます?」
「当然やる」
「男はいいけど、女はダメなんですか?」
「いや、いいよ。」
「そうですよね!当然ですよね!ホラ、NANIOさん」
「だけど、常に最悪の事態を想定しなきゃダメだ」と宮崎さん。
「そうだよ」とNANIOさん。
「でも、言いたかったの。やってみたかったの!」と私。
「で、ダメだったんでしょう。普通そうでしょ」
「ううう。普通じゃないと思ったんだもん。面白がるかと思った」
「傷つくことを前提とするならいいけど、女の方が傷は大きいだろうね」と宮崎さん。

NANIOさんに聞く。
「もしも私が急にNANIOさんのこと好きになったらどうする?」
「ちゃんと考えるよ。でも、会ったばっかりの頃に言われたら『何だこの人、変な格好して』って引いたよ」

宮崎さんに聞く。
「男同士はずーっと友達なのに、何で女の人とは別れちゃうんですか?」
これは私が内縁夫と別れることになった時にも聞いたことがある。
「恨まれているケースはほとんどない。本当に困った時は相談にのるし。
子供がぐれた、とかさ。俺の子じゃないんだよ。『そんなの亭主に相談しろ』『ダメなのよ』とか言って。気心が知れてるからね」

そうなんだ。だったら私だって最悪の「これっきり」を想定しつつ「これから」の関係を模索すればいいのではないかしら。愛は減るもんじゃない。

宮崎さんが「傷つく」と言ったのも素敵だ。
やっぱり「全然平気、ハイ次の人」より、傷つく方が人間として深いと思う。
NANIOさんは心配してくれるけど、実はあまり傷ついてない私はもっとチャレンジングになって傷つくべきなのかもしれない。

 他にもいろいろ、久しぶりにお話できて楽しい。
カタログ校正の仕事の話、名原さんとの喧嘩、からゆきさん、東京新聞の宮崎さんの連載コラムのことなど。

「文章で感動を伝えること」についての話はものすごく面白かった。
私が宮崎さんと話した感動を書いても、それが人に正確に伝わるかはわからない。
伝わろうと伝わらなかろうと私の感動は薄れない。
それって私の感性が鈍いってことか?表現しきれないもどかしさは感じる。
「書ききれてない」と思うから書き続けられるんじゃないだろうか?

 宮崎さんは帰られて、NANIOさんと『檸檬屋新宿』。トークは続く。
途中NANIOさんが箸を投げる。
服が汚れてしまい、NANIOさんがジャーにおしぼりを突っ込んで拭いてくれた。
前もやられたような気がする。何の話してた時だっけ?
2003年10月21日(火)

喉痛,『Khana』

 喉が痛い。風邪か。

今の職場は雨漏り事件があって、湿気が多くて黴臭くて、快適とは言い難い。
天井には穴ぼこがあいていて、黒かびが発生している。
これから寒くなって閉め切ったら、身体に悪そう。

 最近オープンしたカレーの店『Khana』でキーマカレーとカボチャカレーのランチ。
あまり美味しくない。
男性客が「日本人だから冷たいとダメ。温めて」と言っていた。

 私が夕飯に作った炒め物の方が美味い。これはピーマンがいいものだったからだと思うけど。たまーにこういうこともある。
2003年10月20日(月)

欲求不満?,『どうぞご勝手に』

 今回の失恋では皆に「早すぎる」「段階踏まないと」「もっと引っ張らなくちゃ」
と言われるが、私は全くそう思わない。早くていけない理由がわからない。
時間をかければお互いを理解できるというものでもない。

引っ張るのは実は相手のためではなくて、自分が傷つくのが怖いからじゃないのか?
玉砕だって、引っ張ったって、10年付き合ったって、傷つく。

今回のアプローチ法にはお手本があった。お手本となった人に聞いてみた。
「好きな人に断られたり、関係が壊れたときに傷つかないんですか?」
「全然」
「私は傷つきました」
「一つに僕は結婚しているから、追い駆けたりしないんだよ。女性が嫌がることはしない。あと、男性と女性の違いもあるかもしれないね」
「そうかあ。違うのか。どうしたらいいんですかねえ」
「欲求不満なの?」
「へ?そうなの?私そういう感じ?」
「いや、わからない」

「欲求不満女」って、突きつけられると面喰うけど、そういうことだ。
惨めったらしいからやめよう。

私もお手本男性のように、好きなら「好き。遊ぼうよ」と言ってみて、
それでダメでも長続きしなくても、「全然傷つかない」と言えるように頑張ろうっと。
ダメージはそれ程大きくかった。震度4だし。暫くこのやり方でやってみようと思っている。
だけど、よくわからん。これは「欲求不満女」なのか?見苦しい?
私は「強くていい女」だと思うんだけど、ダメ?

 14日『なすび』で水元祐輔さんに詩集をもらった。
その中の『どうぞご勝手に』という一編が、私の今の気分に少し似ている。

『どうぞご勝手に
          女の子の自立を歌う』

あなたは好きなところへ行けばいい
あたしを捨てて好きな人のところへ行けばいい
勝手にしたらいい
行きつけの居酒屋にいたらいい
飲みつぶれて泣いていたらいい
いつまでもあたしは凹みはしない
いつまでもあたしは泣いたりしない
あたしはいつまでも責めたりはしない
あたしは束縛しないし、束縛されたくない

あたしは生き方を変えるつもりはないのだから
それがあたしの生きていく道だと思っているのだから
2003年10月19日(日)

『通し狂言 競伊勢物語』,オゴウチ家

 歌舞伎界の異端児猿之助の新たな挑戦は必ず見ると決めている。
でも今回はお金がないから、と思ったらe+で9,200円→8,200円。
1階12列目花道の左側のいい席で驚き。

121年振りの復活通し上演という『競伊勢物語(はでくらべいせものがたり)』。
『ホネホネロック』みたいで面白い。
忠義の為に娘夫婦を殺してしまう苦悩とか、優男だと思ったら女で、いや実は男、みたいな騙し合いや、大立ち回りなど見所満載。
右近も頑張ってる。笑三郎はお琴も唄もうまくてビックリ。本当に彼の声なんだろうか。

 多分今年初めてのオゴウチ家。ミリバールの芋煮会に忘れられたので、忘れられないためには遊びに行かなきゃ。
Cは4歳になっていて、玄関のドアを開けてくれる。可愛い。運動会の話、幼稚園の歌など。

本日のメニューは豚肉サラダ、豚と切干大根の炒め物、茄子と赤い蒟蒻の煮物。
持って行ったお土産の白ワインは私が一人で飲んでしまう。

デザートは梨と林檎のゼリー。Cはお皿まで舐めていた。
お料理上手なお父さんで良かったね。

終電がなくなってしまい、タクシーで帰る。
2003年10月18日(土)

『だるま飯店』,『真希』,『velfarre』

 お昼に行った『だるま飯店』ではメジャーリーグ放映中。
サラリーマンが見ながら話しているので私もつい見てしまう。
9回の表だか裏だかで5対5、さーてどうなるか?というところで12:45連続テレビ小説になる。
悲鳴をあげるおじさんたち。「BS!!3番!!」と叫ぶがダメ。可笑しかった。

 19:15に六本木で、8月まで働いていた会社の人たちと待ち合わせ。15分以上遅刻。
5人で六本木交差点近くのそば屋『真希』。天婦羅そば。麺が太め。味は普通。
4人ともタバコを吸う。L字型の真中の席に座ってしまい失敗。煙かった。

4人のうち1人は、飲み会で話したことはあったが、その後会社ですれ違っても挨拶してくれないから嫌われているのかと思っていた。
今回セッティングしてくれたS君と仲がいいから来てくれたのだろうか。

 本日の『velfarre』は『Hawaiian Surf』というイベントで、大学ゼミの後輩Hさんが仕掛け人。
「フラダンスやウクレレバンドといった昼の世界と、アンダーグラウンドな夜の世界を両方1度に楽しめるという趣向」とのこと。
私はハワイアンにはそれほど興味はないが、誘われたので来てみた。

入って暫くするとフラダンスレッスンが始まる。参加してみる。ダンサーは皆日本人女性。
フラダンスは腹筋を使う踊りらしい。

フラダンスショウ。やはりダンサーは全員日本人女性。ハワイでは男は踊らないのか?
ウクレレバンドもいかさない日本人男性2人。ヴェルファーレには来なさそうな女性ファン数名がダンスフロアの中央で熱い視線を注ぎながら一緒に歌っている。
なかなか終わらない。

常連と思しきギャル軍団がワーワー騒ぎ始めるとウクレレバンドファンが睨みつける。
変なの。金曜日のヴェルファーレがこんなんでいいのか?

やっといつものヴェルファーレになって、ギャル軍団が跳ねている。
カッコわるーい。Hさんに「この後はずーっとこんな感じ?」と聞いたら「こんな感じです。後10分ぐらいでハワイから来たDJになります」と言われたが、10分間も耐えられず、出る。

皆はビリヤードに行くという。私は帰る。私を嫌っているのでは、と思う人も帰る。
霞ヶ関まで一緒でちょっと緊張した。松尾スズキのエッセイは面白い、と教えてくれた。
2003年10月17日(金)

愛の余震,『かこみ』,『夢・音楽館』

 昨日『ミリバール』のG君が「地震は4時ぐらいだった」と言い、私は「4時半ぐらいじゃない?」と言った。好きな人からのメールの受信時刻が16:22だったから。
ネットで調べたらまさに16:30だった。やっぱり私が揺らしたんだ。

一人でいると口ずさんでしまう歌。

愛したひとはあなただけ
わかっているのに
心の糸がむすべない ふたりは恋人
好きなのよ 好きなのよ
くちづけをしてほしかったの だけど
せつなくて涙が出てきちゃう
(『逢いたくて逢いたくて』作詩:岩谷時子)

その程度の悲しさ。
皆が「早すぎる」と言うけれど、早い展開のメリットは「傷が浅い」。

彼を知る人は私に「お薦めしない」と言ったけど、
私が知っているのは彼の素敵なところばっかり。嫌な思いはほとんど無い。

彼にとっても悪くはないと思う。
無条件に応援してくれる女がいる、というのは心強いのではないか?

そう思うと昨夜のI君には感謝してしまう。電話。
「昨日は来てくれてありがとうね」
「襲いかからんばかりで、ごめんなさい」
「あれはI君流に私を励ましてくれたんでしょう」
「そうだよ。桜井真理はもてる女なんだよ」

I君は本当にいい奴だ。友達は有難い。
私も好きな人にとってそういう存在になれれば、と願う。

 今の仕事を紹介してくれたAさんと、同じ仕事をしている女性2人と一緒にお昼。
『炭火焼 かこみ』。混んでいる。きりたんぽ鍋膳。豪華で美味しい。Aさんがご馳走してくれる。

ご馳走してくれたのには訳があって、クライアントに時給の値下げを要求されているとのこと。そうだったのか。私の能力が低いためではなく、予算の都合であることは理解できるがやはりショックだ。

私の方からはAさんに、校正料を合資会社マリバールに振り込んでもらうようお願い、了承。
マリバールは売上大幅アップだ。素晴らしい。

 NHK『夢・音楽館』の今週と来週のゲストは矢沢永吉。痺れる。
黒のタイトなノースリーブシャツに、光沢のあるグレーの細いパンツ。
50歳を超えてこの体型はすごい。
或いは赤いシャツに赤茶色か落ち着いたピンクに見えるスーツ。
こんなスーツが似合うオッサンが他にいるか?

「桃井さん、とってもいい。僕は個性って大事だと思うんですよ。ずっとそうあってほしいですね」
きゃー、永ちゃんにそんなことを言われている桃井かおり。いいなあいいなあ。

私の好きな人は「もし中山美穂に『付き合ってくれ』と言われても俺は付き合えない。
世界が違う。無理」と言ってた。私は「なんで?同じ人間じゃん。同じ表現者でしょ」と言った。
私と付き合おうとか付き合えないとかいう話をしている時の例えが中山美穂で、
久本まちゃみとか山田花子とかではなくて少し救われたような気がするが、
私は永ちゃんに「付き合ってくれ」と言われたら付き合う。
私の好きな人はヤザワと並べる男になれるところだったのに、残念なことだ。

私も、永ちゃんに向かって「私のやってきたことは間違ってなかった、と思うわ」と言える桃井かおりのような個性的な女にならなくちゃ。
2003年10月16日(木)

『Sun Set Kiss』,愛の震度4,『ミリバール』

 8月まで豊洲の会社で同僚アルバイトだったKさんが、今日からまた同僚になった。
彼女は昨日念願の免許を取得したとのことで、お祝いにお昼をご馳走する。
『Sun Set Kiss』でパスタ。やっぱり強烈ニンニク。

 好きな人から音沙汰がないので、勝負に出る。仕事の合間にメール。

「私が『大好きで仲良くなって、楽しければいいじゃない』と言ったら
君は『そんなの軽すぎる』って言ったけど、私の愛は強くて大きいの。
あなたは完全に自由よ。やりたいことといい男道に励んでね。大好きです。」

すぐに返信が来た。怖くて、数分置いてから読む。

> お気持ちはわかりました。でも、今まで通りでいてください。ごめんなさい。

これ、彼からもらった初メール。眩暈。目の前真っ暗ってこういうのを言うのか。
座ったまま腰が抜けるような感覚。「このまま仕事なんかしてられるか」と胸が痛くなる。

ビルが揺れ出す。結構大きい地震だった。
私の心の衝撃より遥かに弱いが、お断りメール直後の震度4とはあまりのタイミングの良さ。
笑っちゃうほど悲しい。

「了解です。ショックで大地を揺らしてしまったわ。感じた?愛の動揺。応援する気持は変わらないから、大きくはばたいて下さい」とメール。

NANIOさんに電話。
「飲もうよ」
「いやあ、金ねえし、体調悪いし最悪。どうした?」
「玉砕よ!」
「俺だって玉砕だよ。とても出かけられる状態じゃない」
「そうか。さっき地震あったでしょ。あれ、私が揺らしたの」
「なんだそりゃ」
「ラブラブメールを送ったら、お断りメールが来て、ガーン!でグラグラグラ…」
「はえーんだよ!もっとあっためろよ」
「だってそれこそ明日死んじゃうかもしれないのに、グズグズしてられないよ」
「俺なんかなあ、2年かけて(どうでこうで)」
と、NANIOさんは人の失恋話を聞いて「元気になった」だと。

ゼミ仲間Fちゃんに電話。
「えー?随分早いねえ。怖がられたんじゃないの?今日ワイドショーで秋元奈緒美が15歳年下と結婚ってやってたけど、年下は相手にぶつかって来させるようにしないと。」

早いよなあ。一昨日Fちゃんに「気になる人と仲良くなれたの」って言ったばっかりだ。
Fちゃんは「駆けつけたい」と言ってくれたが、予定があって無理。

 一人で『ミリバール』。芋煮会のチラシを見つけたので見せてもらうと、「10月12日」。
「ひどーい!声かけてくれないなんて酷い酷い酷い。清野さん、また地震が起きて、電子レンジが落ちてくるよ。」
「いや、オゴウチ(とは清野さんは呼ばないけど)が『言っときます』って言ってたから」
オゴウチ君に電話、「ゴメンゴメン、忘れてました」
「なにー?!許さん!今夜もう一回地震が起きてレコードが降ってくるから気をつけて寝なさいよ」。

 ワインをボトルで頼んで、いろんな人に電話をかけて呼び出すも、断られる。
どうせまた地方出張で無理だろうと思いつつ、大学の同級生I君に電話。
もう22:30を過ぎているけど、成城学園にいるけど、汚い格好だけど、来てくれると言う。
有難い。

I君は左腕の骨を折って包帯で吊って現れた。転んだらしい。

今付き合っているロシア人女性と間もなく一緒に暮らすというI君。幸せでいいわね、フン。
プリクラ写真を見ると、とってもきれいな人だ。むかつく。

I君はもともとあまり飲めないし怪我しているのに「もう一本飲もう」と言う。
結局半分以上残してしまう。ケチな私は「勿体無いなあ。ここは奢るから家まで送ってね」と言って『ミリバール』を出る。

お店でも「俺明日7時に鶴見なんだ。一緒に泊まろうよ」とずーっと言ってたI君だが
路上で腕を引っ張られ、かつてない勢いで迫られる。怪我してるのにものすごい力。
「泊まらない」「無理強いはしない」「してるじゃん」「『従兄弟みたい』な存在だって、泊まったっていいじゃないか」

タクシーに乗る。
「I君をセクシーだと思う女性はいるだろうけど、私はエロスを感じない。だからイヤ」
って酷い事言ってるか?

こうして激しく迫られて私は、私の好きな人の戸惑いを実感する。
興味がない人に言い寄られるのは、気持のいいものではないんだろうなあ。
私とI君は20年来の友人で、何度も迫られ断っているけど関係は壊れていない。

だけど私の好きな人と私は、ほとんど何の絆も関係もない。引くのは無理ない。
それでも私に興味があれば始まったんだろう。いい感じだと思ったんだけどなあ。
あーあ、つまんない!
2003年10月15日(水)

慶応義塾大学病院,『ケララ』,『なすび』

 子宮ガン検査の結果が2回続けて「疑いあり」。心配するほどではないらしいが、面倒くさい。

 新宿御苑駅近くのインドカレー『ケララ』で500円カレーの日。
たまねぎとナンに髪の毛入り。ナンは半分食べちゃってたのだが、ひよこ豆のカレーとサラダとライスものったプレートごと作り直してくれる。食べきれず。

 9月24日の写真が届いているとのことで目白のバー『なすび』。
『太古八』の羽賀さんがセーター姿で飲んでいて驚く。作務衣以外の羽賀さんを見たのは初めて。

名原さんの話、好きな人の話など。
「もっといい男と付き合えよ」「『女と別れたことない』っていいだろ」と羽賀さん。素敵。
私が「羽賀さんは、いい男の中でも『別格』」と言ったら「そうかい。でもなんか『別格』はつまらないな」。
2003年10月14日(火)

「人生暇つぶし」お付き合い終了

名原さんとのやり取りを読んで心配メールいろいろ。

> おかしいわ、けっこう。この人。
> このまま本づくりは進めるの? そこまで心労かける必要あるのか、傍目からはちょっと??です
> いずれにせよ、自分の心と体を大事に。

とか

> 何事にも逃げずにぶつかっていこうとするまりちゃんの姿勢は私も大賛成だけど、彼
> らのようなひとに対しては専門家に任せるしかないと思うし、深追いするとかえって
> ケガするよ。
> どうしてもつきあわざるを得ないなら、極めてビジネスライクに淡々と接するしかな
> いんじゃないかな。

とか

> 僕はこうゆう人、嫌いです。
>
> もし桜井さんが共著を進めたいのであれば、
> 少し時間をおいてみる必要があると思います。
> それか、NANIOさんがおっしゃっているように
> 喧嘩本?(笑)名もなき二人の喧嘩本て考えように
> よっては新しいかもしれない(笑)

もはや喧嘩にもなってない。だめだこりゃ、って感じ。
一度始めたことだから責任持ってやり遂げたいと思っていたが、
共著の相手にコミュニケーション能力がなければ作品にはならない。
『ゆきゆきて、神軍』の奥崎謙三ぐらいぶっ壊れてればケガぐらいしてもいいけど、それほどでもない。

暫く放っておいた名原さんメールを読んでみた。
以下は7日のメール。7日は他に2通来て、そちらは6日と全く同じ内容だった。
興奮して送信ボタン何回も押しちゃったのか?

> 人生、暇つぶし。
> 2年と少しかな、最後の三ヶ月間は後味が悪かったがいろいろ面白かったゼ、良い暇
> つぶしが出来た。
>
> 作品は時期をずらし形を変えもっとおもしろくして、いずれ世に出す。
> その時御縁があったら、また。
>
> 君は損な性格だと思う。終わりに教訓を言う、もう若くは無いのだから酒と口は慎ん
> だほうが良い。
>
> おしまい。

最後が10日。「おしまい」じゃないのかよ。

> まだ解らぬのか!!、愚か者め。
> 世間は広い、早速素晴らしい人物に出会った。
> この件に関しては、いずれ何年か後に結果が出る。
> 自己批判しろ!!、ばか女。

嫌なこった!もうメールは読まない。
美味しいシラスと干物と静岡茶、本当にありがとうございました!!

読者の皆様、相当うっとうしかったでしょう?ゴメンナサイ。
私は今後もこの調子ですが、名原問題はこれにて終りとします。
2003年10月13日(月)

『ギャラリーSt.Ives』,『舟越桂 新作版画展』

 現代イギリス陶芸本の企画を一緒に進めているIさんから『カレン・マクドナルド作陶展』の案内があって『ギャラリー・セント・アイヴス』に行く。
18:00ぐらいまで作家のカレンさんがギャラリーにいるとのことで、是非会いたかった。

自由が丘駅から店までのバスがなかなか来ない。やっとバスに乗って、間もなく着くというところでIさんから「作家は次の予定があるので出ました」と電話。
ああ、もっと早く出かければ良かった。

ほとんど入れ違いでギャラリーに着く。作品はとても独創的な形。
可愛い色で女性が好きそう。どんな人が作っていたのか、会えずに残念。

軽く打ち合わせ。来年2月までに本を出版する予定は大幅に延期されることになる。
焦ることはない、いいものを作りましょう、と話す。

 母が渋谷Bunkamuraのザ・ミュージアムでやっている舟越桂展で3,800円のサイン本を買って来い、と言うのでBunkamura。
「ザ・ミュージアムってどこよ?1階?」
「知らないわよ、行けばわかるでしょ」
「正確にザ・ミュージアムなわけ?間違ってない?」
「間違ってないわよ。パンフを見ながら言ってんだから」
「何時までにいけばいいの?パンフに書いてないの?」
「書いてないわ。サイン会は3時から」

しかし、地下のザ・ミュージアムでは別の展覧会をやっていた。
舟越桂は『Bunkamuraギャラリー』。で、それはどこにあるの?時間は19:30まで。只今19:27。

走り回って見つけた。サイン会は終わっていたが3,800円のサイン本も売ってた。
会計を済ませてみると3,800円の本は2種類あった。母に電話をかけるが電波が悪い。
ギャラリーのスタッフに「ここは繋がり難いですよ」と言われるが、もう閉店時間を過ぎている。おまけにキャッチホンで待たされる。ムカツク。
「彫刻と、版画とどっちなの?」「え?聞こえない」という会話を3回繰り返して
彫刻の方に取り替える。もう!こんな重い本!

ギャラリーの人も私が殺気立っているので驚いたことだろう。

 私は舟越桂の名前は知らなかった。
母は「あんたの家にある、鈴木さんの版画に似てる」と言う。
ギャラリーに行く前に、ものすごく久し振りにゼミの後輩の鈴木玲子ちゃんに電話。
MARIBARにいくつか載ってる版画は、全て玲子ちゃんの作品だ。

「知ってますよー。有名ですもん。真理さんも絶対見たことありますよ。私の作品と似てるかなあ」
「あ、失礼だったらゴメン」
「いや、そうじゃなくて、船越さんに失礼かも」
お互いの近況を少し話す。
「真理さんのHP、暫く見てないんです。喧嘩ばっかりしてるから」
「相変わらずよ。きついよね。癒されたい人は見ちゃダメだわ」

確かに舟越桂の木彫りの作品は見たことがあった。でも全く興味なし。
版画も玲子ちゃんの作品の方が好きだ。

 帰りのJRでは「定期券とioカードは一緒に使えない、切符を買ってください」と言われてムカツク。そんなの不便じゃないか。

しかしなんで私は酷く苛ついているのだろうか。時々こういうことはある。
夜早めに寝る。
2003年10月12日(日)

好き好き

電脳キツネ目組のKMさんは名原さんとのやり取りを見て

> 人間を好きになったり嫌いになったりするのに、理由付け
> (分析)は後付のことで、気分や雰囲気が大きな原因である。
> と私は理解しています。だから人間関係は面白く、怖い面もあるの
> では。

という感想をくれた。全くそうかもしれないと思う。

8日に飲んだ時NANIOさんには「食べ物の好き嫌いを言うな」と言われたけど、
私の好きな人も好き嫌いがあって、これは問題なかった。

「嫌いな食べ物ある?」
「さっきも聞かれた」
「ごめーん、あと3回ぐらい聞くかも。教えて」
「○○と××と…。チーズが嫌いなんでしょ?」
「何で知ってんの?」
「言ってたじゃん」
ありゃりゃ。でも気にしないんだって。良かった。

OMさんには「『好き好き』って言わないでさりげなくしろ」って言われたけど、できなかった。これは問題だったかもしれない。

「じゃあ、これも言った?『好きなんです』」
「えー?!そうなの?やめといた方がいいよ」
「どうして?まずい?」
「いや、だって、(どうでこうで略)」
「付き合ってないといけないなら付き合おうよ」
「無理!」

無理かあ。無理なんだ。
「大好きで、仲良くなって、楽しければそれでいいじゃん」
「そんなの軽すぎる」
「ダメなの?なんで?」
「俺が中途半端だからかも」
「あなたは素敵よ」
「余裕ない」
「大丈夫。私が余裕しゃくしゃくだから。あなたにとって何が大切かはわかってる」
「面倒くさいんだよね」
「恋愛は面倒くさいよね。それが面白いんだけど。
でも私は結婚とか浮気がどうとか慰謝料とか言わないから面倒くさいことはないと思うけど」

こんなふうに迫っているところが既に面倒くさいか。
だけど明日死んじゃうかもしれないのに、好きな人に好きと言わずにいれようか。

ゆっくり人間関係作って、じっくり愛を育てて、は経験済み。
迷惑ならやめる。大好きなことには変わりはないけど、距離を保つ。
そういう関係も経験済み。同じことの繰り返しでは成長ないじゃない。
と言ってもこれは頭で考えていることで、
感情と身体は面倒くさいことになるのかもしれない。

別れ際「本当にありがとう」と彼は言ってくれた。
「じゃあお礼にチューして」
「えー?!いや、ここでは」

失敗。人がいっぱいるから?やっぱり私に興味無いってことかしら?
簡単にはいかないところが、ああ楽しい。
2003年10月11日(土)

呉(ウー)さんの厨房,「浪商のヤマモトじゃ!」プレミアムイベント,『EX'REALM』,池袋,男比べ

 今夜のパーティーは「黒」がテーマで、ドレスコードも「黒」。
私は黒い服はあまり持っていない。15年程前に買った『オゾン・コミュニティ』の裾の直径約1mのドレスにする。仕事には着て行けない。
激しく嵩のある、ドレスの裾を膨らませる下着(なんて言うんだっけ?)と共に旅行用バッグに入れて、めったに履かないちょっと踵の高い『オゾン・コミュニティ』の靴で出勤。難儀する。

 ランチは『呉(ウー)さんの厨房』。週に2回行くってことはお気に入りってことだ。
食後にゆっくりしていられる店でもないので、近くのビルの敷地で屋外読書。少し寒い。

 18:00まで仕事。18:00から始まっている渋谷公会堂で映画『浪商のヤマモトじゃ!』プレミアムイベント『捨て身の人生劇場!全国ツアー』に駆けつける。
『浪商のヤマモトじゃ!』の原作は山本集さんという元ヤクザの画家で、2002年9月28日関西突破塾でお話を聞いた。今日のイベントでは宮崎学さんとトークショウをやると聞いていた。

金曜日の新宿、渋谷を大きなバッグを抱えて慣れない靴で歩くのはしんどい。19:00頃着く。
映画の上映が始まっていた。高校生の山本集さん役が山本さんとそっくりで可笑しい。

20:00にはパーティー会場の原宿に行かなければならない。15分ほど映画を見て、トイレで着替える。渋谷公会堂のトイレは古い学校のトイレのようで、狭くて大変。
洗面台も昔ながらで、大きなバッグを置く場所もなく、化粧も苦労する。

上映の合間のトークショウが始まり、トイレでもアナウンスが聞こえるが宮崎さんの名前はなかった。不思議に思いながら会場を後にする。

パーティードレスで大きなバッグを抱えて歩くのもかっこ悪いけど、NHKホールの方から歩いていけば暗いし人も少ないし、平気。

 バンド『ナインアンダー』の松本ミヤコさんが誘ってくれた『TOKYO DESIGNERS BLACK produced by BLACK YAMAHA』というパーティー。会場の『EX'REALM』はナインアンダーのtomoさんが働くカフェ。
松本さんのお友達で『プロドットコム』というシルバーリング屋さんの松本恵子さんも一緒。

やっぱり皆黒。混んでいる。この混み様の中直径1mのドレスは迷惑だったかも。
しかし概ね好評で何人かに「素敵ですね」と声を掛けられる。良かった。

大学ゼミの後輩でパーティー仕掛け人のような仕事をしているHさんに遭遇。
この後も違うパーティーに顔を出すとのこと。

こういうパーティーの料理で美味しいものは食べたことが無いが、意外に美味しくて驚く。
tomoさんと店長の腕によるものらしい。普段の営業日にも来てみたい。

パーティー終了。店が明るくなるとナインアンダーのボーカルジャブロ君が片付けを手伝っていた。

 私はかなり酔っていて、あまり覚えていないが池袋でジャブロ君と二人で飲んで、いろいろな話をした。ものすごーく楽しかったことは覚えている。

 宮崎さんに会えなかったのは残念だが、楽しく忙しい一日だった。

宮崎さんと言えば、8日の日記に書き忘れたこと。
電脳キツネ目組のYさん、NANIOさん、OMさんに言った。
「名原さんが変な人で、おかしなことを言われるほど、宮崎さんはなんて素敵なんだろう、って思っちゃう。ああせいこうせい言わないし、とっても優しい。自慢話はあまりに豪快で、桁外れに面白い。
『桜井、それはやめとけ』と言われることはあるけど、それは私が『どうしたらいいでしょう?』って相談した時。
名原さんは私に『宮崎さん宮崎さん言わねえでもらいてえな』と言った。
宮崎さんは、私が『共著の魚屋さんがどうも軍国主義というか右翼っぽくて、なんか嫌なんです』と言ったら『いいじゃねえか、そんなの。俺は極道主義だ』。
この違い。ああ、宮崎さん!」
2003年10月10日(金)

『蔵』,サーバ復活

 ランチは和定食の『蔵』。大失敗。680円だけど汚くて作り置きを重ねてて、合宿所とか安宿風。カウンターの隅に座って、暗くてよく見えなかったが奥の方にゴキブリが死んでいたような気がする。

 昨日の夜からネット接続がダウンしていたが、プロバイダのIさんに問い合わせて2時間程で復活。女優冴島奈緒さんの日記をずーっと読んでしまう。面白い。
メールやらで4:00近く。明日大丈夫だろうか。
2003年10月09日(木)

天婦羅『玉屋』,JOHNNIE WALKER BLACK LABEL -The Journey of Taste-スコッチウイスキー テイスティング イベント,『SAMURAI 氣流』

 和食が食べたくて天婦羅『玉屋』の焼魚定食。本日の魚は鮭。800円。美味しい。
落ち着いた店で良かった。

 電脳キツネ目組のYさんが「ただ酒を飲もう」と誘ってくれた『JOHNNIE WALKER BLACK LABEL -The Journey of Taste-スコッチウイスキー テイスティング イベント』で、初めて渋谷のセルリアンタワー東急ホテルに行く。

OMさん、NANIOさんも一緒。スコットランド人のウィスキー・アンバサダーが案内人。
始めに試飲の仕方を教わりながら『ジョニー・ウォーカー』を飲む。美味しくない。

『キャメロン・ブリック』は甘くて飲みやすい。『カーデュ』は後味さっぱり食前酒向き。
43度の『タリスカー』は炭っぽい。食後酒向き。そして『ラガヴーリン』はくっさー、という感じ。58度とのこと。

そして最後にまた『ジョニー・ウォーカー』を飲めば「なんてバランスのいい酒なんだ」となるらしい。確かにそうだった。40種類の原酒をブレンドしているから。ふーんなるほど。

アンケートを書き終えてパーティー会場に向かうと料理は長蛇の列。並んで待っていたがほとんどの料理が空になってしまった。仕方なくミックスナッツとポテトチップをつまむ。

 渋谷と恵比寿の間ぐらいにNANIOさんのお友達の店があるとのことで『SAMURAI 氣流』。
インテリアが凝っていて、ロックグラスも一杯ごとに変えてくれ、どれも美しい。
NANIOさんのお友達で店主の平尾映二さんのセンス。いろんな表情のある店だ。

名原さんの話。NANIOさんはいつも、私が喧嘩する人は「真理ちゃんのこと好きだったんじゃないか?子供なんだよ。好きな女の子をいじめてるんだ」という。
男心は複雑なのね。

そんなことより私の気になる人への対応を相談。
「食べ物の好き嫌いを言うな」とNANIOさん。
「『好き好き』言わないでさりげなくしろ」とOMさん。
そんなことできるだろうか。そんなの私じゃないじゃん。まあ、やってみるか。
しかしそれでうまくいっても長続きはしないだろう。
2003年10月08日(水)

『Sun Set Kiss』,うんざり

 イタリアン『Sun Set Kiss』でランチ。ニンニクがきついスパゲティだった。
「すいません!ここ禁煙ですか?」と男性客。ドキリとする。
「すいませーん、禁煙でお願いしまーす」と女性従業員。ホッとする。

 名原さんからメールが3通。まだ言い足りないのか。
私の反論は読まない、私の気持は聞かない、私が聞いた事には答えないくせに。
私も読まずに削除するか。最後だろうから聞いてあげるか。

 9月の終りに都税事務所の法人調査係から確定申告の催促が来て、10日までに回答しなくちゃいけない。これにもドキッ。
2003年10月07日(火)

『呉(ウー)さんの厨房』,『珈琲館』,檸檬屋新宿,ぶち切れメール?

 私をカタログ校正として派遣しているS社の先輩が誘ってくれて、もう一人の校正担当の女性と3人でお昼。先輩のMさんがご主人と知り合いだという『呉(ウー)さんの厨房』。
ランチメニューは1種類しかなくて、ご飯かお粥か選ぶ。デザートもついて800円。
美味しかった。

 食後のお茶に『珈琲館』。S社の話。S社所属の女性はシングルマザーが多いとか。

先週言われた朝の掃除のことを聞いてみる。彼女達は掃除をするようには言われていない。
「Aさんには『9:45からつければいい』って言われたんですけど、いいんでしょうか」
「いや、よくないんじゃない。お金のことだから。どっちもよくわかってないのよ。」
「私だったら断るわ。そんなのおかしいわよ。仕事が違うんだから。やるべきではないわ」
「でも『明日からやりません』って言うのも角が立ちますよね。とりあえずやってみて気付いたこと、って感じで話してみます」
ベテランのMさんは「言い難かったら私が言ってあげるわよ」と言ってくれる。

 電脳キツネ目組のKMさん、Yさん、OMさんと檸檬屋新宿。従業員のMさんも今日は非番でお客さんとして一緒に飲む。

KMさんは日記の読者で、養老孟司ファンでもあり、名原さんのメールに出てきた『バカの壁』についても解説メールをくれた。

> 養老先生の持論は、人間自身(特に身体)は自然であるということです。
> つまり、人間は絶えず変化しているのに、それに気がつかないのは
> 脳(つまり人工物を創った元)のみである。個性・個性というけど、
> 同じ人間はまったくいないので個性があるのは当たり前。
> 人間は自然であるから、脳(人間の意志)が制御しようとしても必ず
> その通りにはならない。子供の教育も人間関係も、自分の身体も思い
> 通りにならないのは当たり前。
> という考え方で、私は大変好きです。

KMさんが書いている養老説は非常によくわかるけど名原さんの、読まずに語る養老説はさっぱりわからなかった。
名原さんは養老さんとは正反対のこと言ってるのでは?或いは支離滅裂?

キツネ目組の3人は静岡の名原さんの店に行ったことがある。
私はすごく美味しいと思うのだが「そうでもないよ」とYさん。
「あの程度は東京にいくらでもある」「美味しいけど高いね」と皆さん。
なんだ、そうだったのか。悪いことをしてしまった。

 OMさんは、名原さんに限らず私が誰かと喧嘩していると
「さくら、そんな奴はまともに相手にするこたあねえよ。時間がもったいねえじゃねえか」と言う。
でも私は喧嘩もコミュニケーションだと思うし、相手が自分を見下しているから自分も見下してやる、というのは好きではない。
鏡になって相手の姿を映し返してやりたい、と思う。

 名原さんからメール。今度は短くていいや。言ってることは前と同じ。

> きっかけは七月か、夜打ち合わせで俺が電話したとき酔っぱらって激興口調でベラベ
> ラ言いたい事を君がしゃべった、その時からだ。礼儀知らずで自己中心、人との協調
> 性が無い目先の事だけで何が大切なのかが判断出来ない人間だと解った。
>
> 人間と社会基盤に実績の無い頭でっかちの根無し草。心にゆとりが無い。他者感覚が
> 無い(客観的判断が出来ない)等々。無駄に歳を重ねて来た訳ではない、この指摘は今
> に解る。
>
> 仏心、親心を出したつもりで理解してもらうべく俺なりに努力したが無駄だった。
> 黙って去るべきだったと、今は後悔している。幸せを祈る、では。

7月の件は覚えている。7月10日の日記にちょこっと書いているが、私も方針を変えた。
名原さんには言うべきことを言ったまで。素面でも同じことを言っただろう。

反論されると次から次へ「あの時こうだった」「このとき腹が立った」と言ってくるが
思い通りの結果にならなかった恨み、自身の失敗を全て私のせいにしたいのだろうか。
醜く愚かな限り。

「今に解る」って、名原さんはわからないまま一生終えるのか。おめでたいことだ。

私は何一つ後悔していない。
2003年10月06日(月)

新座3日目,おもちゃ箱,現代イギリス陶芸本,容赦しない

 母は、プリントアウトした名原さんの9月23日と10月1日のメールを見て
「どうかしてるわね。だいたい『俺』なんて、手紙にそういう言葉使うのはおかしい。」
と言ったが、私はそんなことはどうでもいい。

9月16日には「お前」と言われた。「お前なんて呼ばないで下さい」と言いたかった。
が、それは「言い方」の問題で、重要なのは「何を言っているか」だ。
だからその場では何も言わなかった。
機会があったら「あんた」とか「てめえ」と言ってやろうか、と思った程度。

 母に携帯電話の操作方法を教える。電話をかけることはできるようになった。
私の何倍も機械オンチな母。明日は出来なくなるかもしれない。
慣れればなんとかなるだろうから、なるべく電話やメールをしよう。

 出掛ける母と清瀬駅まで道に迷いながら一緒に歩いて、私は池袋に帰る。

 9月24日『なすび』で写真を撮ってくれたMさんからメール。

> おもちゃ箱をひっくり返したようなホームページで、
> おどろきました。
>
> えらそうなことを言うようですが、
> もっと読者のことを想定して、
> 書かれるとよいのではないでしょうか。
>
> もっと客観視して書くというか、書かれている事柄や人物の背景、描写が足りないた
> め、よく伝わらないところがあります。

「はい。心がけます。工夫します。」と返信。確かに親切なHPではないと思う。
気に入ったおもちゃがあれば遊んでって、みたいな。

 名原さんとの共著『真理さんへ』は頓挫しているが、もう一つの私の企画、現代イギリス陶芸本について共著者のIさんからある提案。いい話だ。進展が楽しみ。

 M社しのづかさんから『真理さんへ』の原稿が送り返されて来た。
BBSでも『真理さんへ』をどうすればいいかが話題になっていて、有難い。

10月1日の名原さんメールに返信。

「懲りずにゴチャゴチャだらだらくどくど書いているのは名原さんです。

> 君はあーだこーだ議論好きだね。よく疲れぬよなーッ。

大変疲れます。

> を包茎亭と冠しその悩みを持つ男達からすれば辛かろう身体的欠陥用語をあさはかに

私はそんな言葉は使っていません。浅はかなのは名原さん。

(略)

己を振り返らぬ名原さん。トンチンカンなことで狂ったように責めたててい
るのも名原さんです。私も呆れています。

その見当違いの思い込み、押し付けがましさ、迷惑です。

> 以上、日常の一端とここ数日の君に対する感情を綴ってみた。
> 言い過ぎの箇所は長幼の序の特権をもって平にご容赦を。

それはいいけど、
私のメールは読まない、俺の話を聞け、は酷い話ですね。」
2003年10月05日(日)

宴会助っ人,名原コール

 10時に起されて宴会準備。テーブルセッティング、じゃが芋里芋の皮むき他いろいろ。

13:30過ぎ、3人のお客様が見える。母の元職場の人たち。檸檬屋のお客さんでもあるSさん、私の高校受験時代数学を指導してくれたT先生。
Sさんには8月22日檸檬屋で会ったが、T先生とは中学卒業以来かも。懐かしい。

今回母が、是非お祝いをしたいと言って招いたMさんは偉くなって、3人の中でも一番年上だが、母の隣という過酷な席。突付かれ叩かれキーキー叫ばれ、大変な目にあっていた。

たがたの魚は好評だった。1人でさんま1匹は食べられず。半分余ってしまう。

18:00頃3人とも帰られる。私も帰ろうと思っていたが面倒くさくなって新座2泊。

 朝、母が外出している時に留守電メッセージが入って、名原さんだった。
私は電話を取らなかった。出ていたらビックリしただろうなあ。

母が電話をかけ「『メールありがとうございました』って真理が言ってました」と言ったら笑っていたらしい。
「そうじゃなくて、『私も読みました』って言えば面白かったのに」。
2003年10月04日(土)

『D's Lagoon』,掃除問題,名原問題

 自然光の白いアジア甘味処『D's Lagoon』でお昼。ランチメニューはチキンココナツカレーのみ。それにポットのお茶とデザートを選んで735円。ここも禁煙。素晴らしい。

 今回の仕事を紹介してくれたAさんが会社に来る。昨日掃除のことを報告したので心配して来てくれたのかと思った。
「当番制だから、適当にやってよ」
「やるのはいいんですけど、早く来るのは無理です」
「つければいいじゃない。9:45からにすればいいさ」
「それならいいですけど」
って、しかしそういう風に派遣先とちゃんと話はついてるのだろうか?

 明日、昼から母が元同僚を家に招くので、手伝いに新座。
母とは9月5日に「縁を切る!」と喧嘩をして以来。
明日の宴会の為に母は静岡の『たがた』からさんま、シラス、もずく酢など2万円近く購入。

私と名原さんの喧嘩話。
私はもしかしたら母は「名原さんの言う通りよ」と私を責めるかも、と思っていた。
案の定「あんたの物言いはうるおいがないのよ。元内縁夫のような人ならいいけど、
それじゃあダメよ」と言われる
「私は好きな人にはめちゃくちゃ優しいよ」
「誰にでも好かれるようにしなきゃ」
「誰にも好かれたいとは思わない。お母さんだってキャラクター強いから嫌いな人には嫌われるでしょう」
「そんなことないわよ。私は友達いっぱいいる」
「私だっていっぱいいるよ」

母に言わせると「名原さんて随分子供ね。あんたはプライド傷つけたんでしょう。でも『どういう育ち方をしたんだ』なんて、失礼よ」。
2003年10月03日(金)

4万超,『La yema』

 いつの間にか日記のアクセスが4万を超えている。読者の皆様、ありがとうございます。
やっぱり喧嘩してると伸びるのだろうか。私としては「抱茎」な日々を送りたいのだが。

 昨日の名原メールを読んで、NANIOさん。

> ・・・ってか、名原さん、もしかしたら包茎なんじゃないの?(爆笑)
> しかも真性。

> 気にくわないな、こういうオヤジって根底に「男尊女卑」の発想があるんだよ。
> キャバクラとか風俗嬢に説教する、イチバン嫌われるタイプ。

同じくMさん。

> 「何だよお、俺を立ててくれよおおお」という感じで
> 文章のはしばしから、おじさまの切ない叫びが聞こえます。

憐れだ。しかし私は共著者として名原さんには敬意を持っている。
だから誠実に反論したいが、相手はそんなのこれっぽっちも望んでいない。
私が一生懸命返信を書いても読まない。
ばかばかしいから彼にあれこれ説明するのは止める。

 会社で掃除を当番制でしてほしい、と言われる。
私が働いているのではない下の階のゴミまで集めて、皆の机を拭いて、掃除機をかけて、トイレ掃除も、ってこれは変だ。
「当番は早めに来て」という話が出たので「掃除をするのはいいけど早く来るのはできない」と断る。

 ポルトガル菓子店『La yema』のランチ。かなり上品な量で味もあっさりだが小さなデザートがついて892円。禁煙。素晴らしい。今度ケーキも買ってみよう。

 先日携帯電話を購入した母に何回電話をしても、全然繋がらず。
家の電話にかける。「電源入れてない」というので怒る。
購入に何時間もつき合わせて、戸籍謄本やら手続させて、操作方法教えさせて、
「何も言ってこないからどうなってんのかと思った」ってそれはこっちのセリフだよ!
2003年10月02日(木)

『だるま飯店』,迷子のKさん,映画『ゲロッパ!』,違う!!

 朝、玄関のドアを開けると鼻がひん曲がりそうな臭い。犬か誰かがオシッコでもしたのか?
何とかしてもらわなきゃ、と思うが遅刻は出来ないので出掛ける。
夜帰った時は異臭は消えてた。

 お昼ご飯は『だるま飯店』。麻婆豆腐丼と半ラーメン、600円。お腹一杯。

 今私が働いている会社でカタログデータ入力のアルバイトを募集しているとのことで、豊洲の会社で同僚アルバイトだったKさんに声をかける。
Kさんが面接に来ることになってメールで場所を知らせた。
「ちょっとわからないです」と電話が入って、私もまだ詳しくなく、人に聞きながら説明。
「やっぱりわからないです」とSOSの電話。担当の社員の人が迎えに行ってくれる。
なかなか戻って来ない。15:00面接の予定が、16:00になってしまう。

要領を得ない説明で本当に申し訳なかった。これで面接がうまくいかなかったらどうしようと心配したが、条件は合ったみたいで良かった。

 映画『ゲロッパ!』。JBファンの、『ミリバール』アルバイトのG君は「西田敏行よりグッチ裕三にやってほしい」と言っていたけど、やくざの親分だから西田敏行がいいんじゃないだろうか。

予想以上にいい映画だった。山本太郎も良かった。好きな俳優だ。

 いつまで続くのか、名原さんの意味不明メール4通目。これは私宛なのははっきりしている。

> 土曜日(9月27日)の朝に戻る。
> メールを開くと中に君からの返信もあり、一見したがまたこりずにごちゃごちゃ書い
> てあるなーと面倒に感じ終わりの一部分を読み次に進んだ。未だに気が進まぬので読
> んでない。

> それにしても、君はあーだこーだ議論好きだね。よく疲れぬよなーッ。弱い犬程良く
> 吠えるという例えもあるが、この特質は政経ではなく法学部向きだだろうと思う。

(略)

> ああ言えばジョウユウ(オオム真理教の上祐?この字かな)の戯れ言葉ではないが、堂々
> 回りで果てしなく終わらぬ議論や青い書生のような主義主張は止めにして、一歩退っ
> て大局を見よ!!、大きな視野から直感が湧く!!。次ぎの段階が待っている。

> 身に障害が無く、天からのそして先祖からの良き能力の矜持があれば人はいくらでも
> 大きく成長できる。俺は君を否定しているのではない、素晴らしい能力の持ち主であ
> ると思っている。だが、先ずいくら議論をしても変わらぬ人間の基本がある事に気付
> いたほうが良い。

> 出来上がった固定観念価値観や意識のその方向性を、例えば君のホームページの日誌
> を包茎亭と冠しその悩みを持つ男達からすれば辛かろう身体的欠陥用語をあさはかに
> も勝手平気で使う今の君から変化させ、それこそ自分自身が一皮剥けて大人の女に成
> 長しろと言うことだ。

> この包茎亭日乗と気を衒った低俗なネーミングにも腹が立つ。
> 永井荷風の断腸亭日乗を戯れに模しただろうが、その悩みを解決してくれるならいざ
> 知らず、事もあろうに何も知らぬ若い女が包茎亭などとふざけたネーミングにすると
> は、偉そうに理屈を抜かすがその人格を疑う。

> 本文中 (略) を俺が書けば差別だ、と非難する。どこの
> 誰がモラリストだ!!、聞いて呆れる。他人(ひと)を簡単無碍に傷付けるが違う意見や
> 自分に対する批判には狂ったように反論する。己を振り返らぬ、自己批判をせぬ単細
> 胞ではいけない。そんな程度のままで変わらねば、ますます心ある人達は君から離れ
> て行くだろう。

> 最近世間では、あさはかにも大事な人物や組織に楯突いたり刃向かう世間知らずや女
> が増えて来たが、相手の寛容さに限界が来ると永久に捨てられる。君はそんな人間に
> なってはいけない。
> 大局や大きな流れを把握し人間(じんかん)に自己を確立し社会に根を張り溌溂と前向
> きに生きなければいけない。一歩前への自己変革は優秀な貴女ならできる。たった一
> 度の人生だから、今からでも遅くない。

(略)

> 以上、日常の一端とここ数日の君に対する感情を綴ってみた。
> 言い過ぎの箇所は長幼の序の特権をもって平にご容赦を。

> PS.昨日の午後、君のお母さまから魚の注文がありました。
>  有難うご在います、また何時までもご健勝にてお暮らし下さい、と伝え願う。

「懲りずにごちゃごちゃ」はお前だよ!
私の日記のタイトルはそんなんじゃねえよ、ばーか!と言いたいが、
「そんな人間になってはいけない」?
はいはい、言い過ぎはご容赦致しましょう。言いたいだけ言えばいい。
でも言ってる内容が間違ってるんだから、浅はかなのはどっちだ。
2003年10月01日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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