乗り過ごし,アンリ・シャルパンティエ,大黒屋

 朝っぱらから地下鉄を乗り過ごす。寝ていたのではなく、雑誌を読んでいた。大幅遅刻。
皆に呆れられるがYさんは「俺なんかさあ、遅刻しそうになって焦って改札出ようとしたら何べんやっても引っかかるんだよ。『これおかしいですよ』って駅員に見せたら『豊洲までの定期じゃないですか』って言うの。よく見たら、そこは辰巳駅だったんだよね。『アチャー』って感じ。」
それもすごい。

 「3時から緊急ミーティング」と招集がかかるが、実は茶話会。
こういう演出好きな人が多い会社だ。
現在チームは繁忙期のため他部署から応援が3名来ているのだが、
一人が今月いっぱいで戻ることになった。
銀座松屋に入っているアンリ・シャルパンティエの「のの字ロール」でお茶を飲む。

OさんとW君は甘いものが大好きで、知識もすごい。Oさんお薦めだけあって、美味しかった。

 夜はFさんとW君と浅草の蕎麦『蕎亭 大黒屋』。
ほぼ2年ぶりぐらいだろうか。元内縁夫とよく来た店だ。

相変わらず混んでいて、女将さんがパタパタと走っている。
今日はアルバイトがいなくて大変そうだ。

FさんとW君のリクエストで鴨すき鍋を注文。
私は鴨が好きではないので大黒屋でも2回ぐらいしか食べたことがなかった。美味しかった。

たたみいわしも焼き味噌も板わさも、変わらず美味しい。
FさんもW君も非常に喜んでくれて嬉しい。

蕎麦が出てきたところでお腹が壊れる。花粉症じゃなくて風邪なのかもしれない。
トイレから出ると2人が心配してくれる。蕎麦が伸びてしまって残念。

他のお客さんは皆帰って、女将さんと少し話す。ご主人ともご挨拶。
大黒屋の蕎麦はまさに「スローフード」。贅沢な時間だけど、非常にリーズナブル。

浅草に住んでいるFさんとは途中まで、私は鶯谷まで歩く。
W君は更に根津まで歩いて帰るらしい。

W君の仕事や会社への考え方など聞いて、私自身を反省する。
反省したからといって直るわけでもないが。
2003年02月28日(金)

花粉症,残業

 鼻水ズルズル。花粉症か?目も痒いから多分そうだ。

 会社の仕事は電子カタログのデータ入力やらチェックなのだが、
私と同じ作業をしている女性とスピードが全く違う。
遅刻ばっかりしている上に仕事も遅くちゃ、いつ切られても不思議は無い。
眠くてたまらないが頑張って残業、これまでの数倍のペースで片付ける。
「やればできる」が、やらなきゃ「できない」。

今日は2:00まで。
2003年02月27日(木)

ローリング・ストーンズ公演チケット

頼んであったローリング・ストーンズ東京ドーム公演のチケットをピックアップ。
今日まで日付も席もわからなかった。すごく良い席で感激。
誰と行くかはまだ決まっていない。

やらなければならない事いろいろで映画は断念。しかし片付かないまま2:30。
2003年02月26日(水)

『せとのなだ』もSt.Ives本企画書も…

 会社帰りに東武百貨店池袋店で本日まで開催の「大鹿児島展」に行こうと思ったら、
最終日は17:00閉場とのこと。
黒糖焼酎「せとのなだ」が入手できると聞いて楽しみにしていたのに残念。
酒売り場で問い合わせるも「物産展の商品はそのとき限り」とのこと。

元檸檬屋従業員Mのお母様の実家は奄美大島の黒糖焼酎「せとのなだ」の造り酒屋。
前は檸檬屋に置いてあってよく飲んだのだが。入手困難の銘酒だ。

 St.Ives本の企画書を書き直してゼミ先輩の編集者Oさんに送ろうと思ったら、
各種打ち合わせがたて込む。
「イラク攻撃反対チェーンメール」対応やら
「中国人とアラブと欧米と日本人の精神レベル」論争?などもあって3時過ぎ。
Oさんに言い訳メールを送って4時ごろ寝る。
2003年02月25日(火)

名原さん、高橋玄洋先生,M社しのづかさん,マイケル・ジャクソン

 本日は会社を休む。『真理さんへ』を共同執筆している名原さんが静岡から車で上京。
朝6時に出て都内各所を回り、千葉の息子さん宅に車を置いて新宿へと強行軍だったらしい。
雪と首都高の渋滞で「疲れたー!」と言いながらパワフルさはいつもと変わらない。

 新宿住友ビル50階の『サン』で、朝日カルチャーセンターの授業を終えた高橋玄洋先生に
『真理さんへ』のアドバイスを頂く。1時間半ほど。
指導料代わりに名原さん持参の釜揚げシラスを渡す。

『真理さんへ』の改善点いろいろ。直接会って話すことで理解が深まった。
もう一度名原さんと私の作品に対する意識統一と構成からやり直し。

高橋玄洋先生が帰られた後、2人で原稿の見直し。
名原さんは語りたいことがいっぱいあって、なかなか終わらない。
19:30には東銀座にいかなければならなかったのだが、20:40ぐらいになってしまう。

結局4時間ぐらい『サン』にいた。喫茶店にはほとんど行ったことが無いという名原さんは
「こんなにいていいの?喫茶店てこうやって使っていいんだー」と驚いていた。

 東銀座に行くのは『真理さんへ』執筆のきっかけを与えてくれたM社しのづかさんに会うためだ。しのづかさんは今日放映の日本テレビ「マイケルジャクソン独占密着スペシャル」を生で見たい、とのことでM社の会議スペースで、コンビニで買ったビールとおつまみ。

行く前は「ヴィデオに摂って見たらいいんじゃないの、俺は全く興味ねえな」と言っていた名原さんも、「やっぱりマイケルは凄い!」とゲラゲラ笑いながら見ているしのづかさんと一緒に
「へえー」と興味深そうに見ていた。

名原さんの東京進出計画、家族の話など23時過ぎまで。
しのづかさんは引き続き仕事、千葉の息子さん宅に行く名原さんを駅まで送って帰る。

 名原さんにはお土産をいろいろ頂いた。
昨日フジテレビ『EZ!TV』で出版業界事情を特集していたとのことで、
名原さんが録画したヴィデオテープ。日本茶とヨーグルト菌も。

正月に母が叔父からもらってくれたヨーグルト菌は作り方がわからなくて捨ててしまった。
今回は名原さんに作り方を詳しく教えてもらう。
大井川の川根茶も、ちょうど切れたところで嬉しい。帰宅後早速入れてみる。美味。
2003年02月24日(月)

大地を守る東京集会,東京五美術大学連合卒業制作展,東京芸術大学美術学部卒展,東京芸大ストリート!展

 大地を守る東京集会2日目。本日は神保町の一ツ橋ホールにて、
オゴウチ君が「原発とめよう会」で寸劇を披露するとのことで見に行く。
15:00ぐらいからかと思って会場に行くが、オゴウチ君の妻のMさんも娘のCもいない。
もう終わっちゃったのかと思ったら、3人ともステージに登場してビックリ。

オゴウチ夫婦が声色を使ってせりふを言って、メンバーが動いて、
「原発を止めよう!」「オー!」終り。10分間Cはずーっと飛び跳ねていた。

 終了後オゴウチ一家に挨拶をして、上野の東京都美術館に向かう。
17:00までと聞いていたから入場は16:30までかと思ったら
「16:00で入場終了です」と看板。
すり抜けて入っても何も言われなかった。まだ人がいっぱいいる。
会場があちこちに分かれていてわかりにくい。駆け足でまわる。

緑さんの個展を手伝ってくれたれいあちゃんがいて、
れいあちゃんと、檸檬屋従業員だった美智の作品の場所を教えてくれる。
しかし、もう一人、ささきもと子さんに薦められた峰尾君の作品が見当たらない。
そのうち各会場受付で「もう終りです、入れません」と言われ、閉館時間が迫る。
こうなると意地でも見たくなる。
「ちょっとだけ、すぐ出ますから」と強行突破。
会場の学生に聞いてもわからないのでもと子さんに電話すると
峰尾君は日芸ではなく、芸大だった。しかも彫刻ではなく油画だった。やっと見つけた。

五美大も芸大も作品と人でぎゅうぎゅうだったが、活気があって面白かった。
他の作品ももっとじっくり見たかった。

帰りに上野駅正面玄関口「ガレリア」2F Breakステーションギャラリーに寄り、
これまた檸檬屋従業員だった大久保あやちゃんが参加している
「東京芸大ストリート!」展を見る。

上野駅がきれいになっていて驚いた。

帰って『真理さんへ』の原稿チェックなど。
2003年02月23日(日)

『北海道』,『藩』

 「だいちのわ2003〜大地を守る東京集会」で池袋の『北海道』。
昨年はオゴウチ君一家もいたが今回は一人で参加。
大地を守る会のスタッフと生産者と消費者の交流会の2次会、60人ほど。

農家や畜産家の人と話す機会はあまり無いので興味深い。
北海道で両親と3人で農家をやっている人に
「一番広いところで端から端まで歩いたら何分かかりますか?」と聞いたら
「歩かないけど、20分ぐらいかな」。東京ドーム10個分くらいだろうか。もっとか?

「百姓」という肩書きの手作り名刺をくれたHさんが教えてくれた。
「生ゴミ堆肥を作っているけど、コンビニのおにぎりはいつまでたっても堆肥にならない」
「そうなの?セブンイレブンなんか『保存料0』って宣伝してるじゃないですか」
「保存料は0でも、ものすごい量の防腐剤を使ってる」
お昼はほとんどコンビニ弁当の私。やめようかな。

私がいつも食べている、山形村の短角牛を育てているKさんは、
「見た目はチャラチャラしているように見えるんですが、本当にそうです」
と挨拶。話してみると真面目に頑張っていて頼もしい。

 続いて3次会『藩』、10人ほど。
豊島新聞社の記者の女性と隣になる。私は豊島区民だが初めて聞いた。

いろんな人と話して面白かった。散々食べたのにポテトチップを買って食べながら帰る。
2003年02月22日(土)

睡眠不足

昨日の「愛ある指導」により、本日は朝礼に何とか間に合う。寝不足続きでフラフラ。

昨日W君とFさんと「ハエ嫁ウンコ姑」の話になったので、
『対決!ハエ嫁ウンコ姑』をメールで送ることにする。
あの話は皆笑ってくれる。

名原さんから『真理さんへ』第6稿が届く。

いろいろやらなければならないが、眠くて駄目。早めに寝る。
「マイペース」じゃなくて「本能の人」か。
2003年02月21日(金)

『Hard Rock Cafe Tokyo』,幹事考,遅刻考

 会社の同僚Oさんの誕生日祝いで六本木『ハードロックカフェ東京』。
幹事のW君らといろいろ相談。気付いたのだが、ハードロックカフェのHPは不親切だ。
上野駅店は予約が出来ないらしいのだが、HPには書いていない。

誕生日パーティーの演出がいろいろあるのに、
「当日のみ」「IDで確認」と厳しいことを言う。
W君が電話して食い下がっても駄目。頭に来てHPからクレーマークレーマー。

「東京にも六本木にもパーティー会場はいっぱいある。その中から御社のお店を選んだ。
誕生日当日はカップルで、パーティーは別の日に皆でワイワイやりたいという人もいる。
エアラインの誕生日割引には期間がある。『当日のみ』『ID確認』とは寂しい限り。
いずれにしても今日のパーティーは楽しみたいのでよろしく。」

電話とメールで相乗効果があったのか、
「スタッフ全員によるバースデーソング」は無かったが、
優勝カップのような大きなパフェの「デザートサービス」と「ポラロイド撮影」「風船」が出てきた。
Oさんも喜んでくれて良かった。

 忘年会、新年会、誕生日パーティーと幹事の続いたW君は「もうヤダ、めんどくさい」と言う。気持ちはわかる。皆わがままだし、意見は言わないが文句は言う。
仕事が忙しくて集合時間に揃わない。世話好きな人でないと幹事は大変だ。

私が嫌だと思うのは「飲もうよ」と言われて、いろいろ決めたら「その日は駄目になった」。
「ああそう、じゃあいつがいい?」に無反応。むかつく。
「飲もうよ」は社交辞令だったのなら「今は忙しいからこちらから連絡する」でもいいから、
駄目になった方に提案してほしいと思う。

 11月から出向元の会社に戻ったUさんが
「桜井さんは相変わらずマイペースか」と聞くので「はい」。
「皆がどんなに忙しかろうが6時になったら『お先に失礼しまーす』って帰るもんなあ。」
「はい」。
「桜井さんには『いつまでにこの仕事をここまでやりなさい』って言った方がええと思うよ」
「はい。なるべくこちらからも聞くようにしてます」
「なるべくじゃなくて、いつも聞かな駄目やで」
なんだか説教モードになってくる。
「俺も人のことは言えんが、いっつも遅刻されると『なめとんのか』と思うよ」「はい」
「これは愛情から言ってるんやで」「はい。ありがとうございます」

親にも先生にも友達にも先輩にも上司にも恋人にもまわりのあらゆる人に「愛ある指導」を受けても直らない遅刻癖は、「なめている」のではなく「甘えている」のだ。
「時は金なり」で失うものは多いし、信用も無くなる。
わかっていても改まらないのは「中毒」なのかもしれない。

「時給制なんだから時間にはちゃんと来い」と言うのも変だ。遅れたらその分給料は出ない。
時給制なんだから定時で帰るのは当たり前で、残業の必要があるなら上司が命令するべき。
時給制なんだから稼ぎたい人は残業すればいし、
定時分の給料で構わない人は「忙しそうな雰囲気」など気にせず帰ればいい。

実際今の仕事はチーム全体で見ても順調な進捗状況。
これからも「覚悟のマイペース」さぁ。
2003年02月20日(木)

『フリーエージェント社会の到来』読了,映画『ティント・ブラス 秘蜜』,一人『プロジェクトX』

 ダニエル・ピンク著『フリーエージェント社会の到来 「雇われない生き方」は何を変えるか』読了。非常に面白かった。

始めは、アメリカの会社員も日本のサラリーマンと同じように窮屈な思いをしているのに驚いた。
しかし、フリーエージェント(フリーランス、臨時社員、ミニ企業家など、決められた上司の下ではなく、組織に縛られること無く、複数の顧客を相手に自分にとって望ましい条件で独立して働く人たち)はいまやアメリカの労働人口の25%を占めるまでになると言う。

フリーエージェントの労働倫理は「自由」「自分らしさ」「責任」「自分なりの成功」によって構成される。
他にも「互恵的な利他主義」「弱い絆の力」などの言葉は私にはすんなり入ってくる。

アメリカでもまだ法律や社会制度は「雇用」が前提、日本は更に気が遠くなるほど遅れている。
しかしきっとアメリカを追いかけるような形になるだろう。兆しはある。
私もフリーエージェントを模索している一人だし。

 『ティント・ブラス 秘蜜』は期待が大き過ぎた。
ティントブラスの映画は女がアーパーでケタケタ、ウフフ、アハハって笑ってばかり。
それはばかばかしくて、まあいい。お尻の動きやファッションも面白い。

しかし、今回は戦争がらみの暗い話。
女の悩みは下らないんだけど真剣に悩んでいて笑えない。
『髪結いの亭主』のアンナ・ガリエナは頑張っていたと思うが。

乱交パーティーも奇妙な格好の人たちが登場するけど、
同じ動きの繰り返しで何の驚きも無い。
もっと変なのでなくてはつまらん。

 昨日の『プロジェクトX』を「見たよ」とゼミの後輩T君にメールしたら、
解説メールが来る。
彼はケーブル敷設船には乗っていなかったが、
KDDの事務方としてプロジェクトに関わったらしい。
海外との熾烈な争い、通信ビジネスへの思い等、
私一人のためのメール版『プロジェクトX』という感じ。
番組内容の理解も深まるし、T君の活躍も教えてもらって、興味深い。

番組でケーブルを作った人は「地図に残る仕事だ」と言っていた。
記録でも記憶でもいいが、「これをやったんだ」というものがあることは
誇らしい、幸せなことだ。私も頑張ろう。
2003年02月19日(水)

『プロジェクトX』

 NHK『プロジェクトX〜挑戦者たち』を見る。
「太平洋1万キロ 決死の海底ケーブル」というタイトルで「おや?」と思って
日本脚本家連盟のライター教室で一緒だったG君に電話。
「あとで掛け直します」とすぐに切られた。
やっぱり彼も自身の乗っていた海底ケーブル敷設船の話を見ているのか?と思いながら見る。

最近の『プロジェクトX』は鼻につく無理やり感動物語もあるけれど、これは面白かった。

番組が終わるとG君から電話。
「見ました?僕もあれ楽しみにしてたんですよ」
「君が乗っていたのはああいうの?」
「まさに!出ている人たちはもう偉くなってましたけど、一緒の船だった事もあります」

番組はケーブル敷設監督のKDDと、ケーブルを作った工場と、船乗りの活躍を描くのだが
三者の葛藤と絆が感動的。
G君は船乗り系だった。海上からメールをくれたりした。

そしてゼミの後輩にKDDでこういう船に乗っていた人もいて、両者の話を聞いていたので
監督する側と船乗りたちの軋轢話など「ああ、こういう感じなわけね」と
餃子のエピソードに涙した。

昨日はCM監督、今日は海底ケーブル敷設船と続いて、
小学生の頃NHK「働くおじさん」が結構好きだったのを思い出す。
2003年02月18日(火)

『スーパーテレビ情報最前線』

 ゼミの先輩からメール。
やはりゼミの先輩でCM監督の神谷佳成さんが出る、ということで
日テレの『スーパーテレビ情報最前線』、「CM業界は元気です 見たぞ!新作の舞台裏」を見る。

神谷さんの手がけた「どうする〜アイフルー」の『アイフル』のCMでは、
チワワのご機嫌取りの様子など。他にも話題のCM裏側紹介が続く。

チワワぐらいならまだいいが、鳥が苦手な私には
「オー人事、オー人事」の鳩はかなり衝撃だった。
ジョージアといい、車(何だっけ?鳩の糞を避けるために自分のジャケットを車に掛けてしまうやつ。信じられん!)とか、最近なぜか鳩の出てくるCMが多くて大変不快。

そう言えば、昨日コンサートでソンコ・マージュさんが
「鳩は平和のシンボルのように言われているけど、実はとっても好戦的です。
喧嘩ばっかりしてる。私は昔50羽ぐらい飼っててね、すぐに100羽ぐらいに増えちゃってね。」
などと話していて寒気がした。

 ところでCM監督の神谷さんはかなり羽振りがいいという話で、
やはり今元気なのは広告とテレビ業界だけなのだろうか。
「本を出したい」などと言っても「厳しいよ」ばっかりだ。
2003年02月17日(月)

ソンコ・マージュ コンサート,『coccolo』

 檸檬屋で演奏会をやってくれていた、世界的フォルクローレギター奏者のソンコ・マージュさんのコンサート。
幻の名盤解放同盟の船橋英雄さんを誘って、新宿文化センター小ホール。

檸檬屋では演奏と同じくらいトーク炸裂で、大きな声のおしゃべりが止まらないという感じだったが、コンサートは正装で、お話も抑えめ。
次々に素晴らしい演奏を聞かせてくれる。かっこいい。

席は12列目だが後の方。満席。
檸檬屋では指の動きが見えるぐらい近くで聴いていた。あの演奏会の貴重さを改めて思う。
しかし檸檬屋には「携帯電話をマナーモードにして下さい!」と叫んでおきながら
「もしもし!」と電話に出たり、
「オイ!聞けよ!お前はここに座れ!」とお客さんに注意したり
「ソンコマさん、ちょっと待って。トイレ行ってくるから」と大騒ぎの住枝さんがいた。
今日はソンコ・マージュさん一人の場であるから、本当に集中して演奏が聞けた。
気持ち良かった。

 終了後船橋さんと楽屋を訪ねる。
ニコニコで70歳とは思えない、お肌ピカピカのソンコマさんに船橋さんを紹介する。
「檸檬屋みたいなところではもうやらないんですか」と尋ねると
「そうねえ、細かいところはね。地方なんかはあるんだけど。
今度2000人ぐらいのところでやるんだよ。あははははは」

そうか。私としては演奏はもちろんだが、あの硬軟織り交ぜた文明論、音楽論、Hな話なども
幻の名盤解放同盟の人たちに聞いて欲しいと思うのだが。
一般の人には演奏中心が好まれるのかもしれない。

 船橋さんはソンコ・マージュさんの師、ユパンキが好きだったそうで、
喜んでくれてよかった。
近くの喫茶店でいろいろお話。幻の名盤解放同盟の活動のことなど聞きたかったのだが、
本のことなど私ばかりしゃべってしまう。

 幻の名盤解放同盟が絶対的に支持している川西杏さんが、宮崎学さんと鈴木邦夫氏と鼎談をしたときに、2人に捧げる曲を作ったとか。
「キツネ目の男音頭」(だっけな?)はものすごくいい曲らしい。聞いてみたい!

 船橋さんとの約束には10分遅刻した。
次の約束、美味追求の会の待ち合わせには20分遅刻。しかし最初のお皿には間に合った。

美味追求の会のメンバーで、大手の外資系食品会社で働いていたKさんが独立して、
1月8日に自由が丘に『coccolo』というお店をオープンした。
白を基調にした女性らしいお店。シェフも女性。
料理もお酒もイタリアンと和の融合といった趣の構成。美味しかった。

 美味追求の会の昨年のクリスマスディナーは、丸ビルの『アンティカ オステリア デル ポンテ』。私は予算3万円超、と聞いて参加しなかった。
「どうでした?」と聞いたら
「会始まって以来の汚点」「思い出したくない」と散々。
まず、メインまで「味がない」もの続きだったらしい。
メインは「これにこれかい?」という意外な組み合わせで、
それが予想通りなのか反してなのか全然美味しくない。
半分残してもサービス係も料理人も何も聞かず。不思議だ。なめているのか?
「忙しいにしてもあまりに酷い」と、皆怒っていた。
デザートだけは美味しかったと言う人もいた。

『coccolo』は良かった。ランチは1,000円とのこと。
お近くの方は是非寄ってみて下さい。
2003年02月16日(日)

二日酔い,『真理さんへ』,直方市長逮捕

 頭が痛い。今日は世界規模でアメリカのイラク攻撃反対イベントがあるので
私も出掛けようと思っていたが、夕方になっても頭ズキズキで断念。

 家でメールと日記。激論になっていたゼミのMLに新たな展開が提案された。
ニューヨーク在住のOちゃんと、戦争反対デモとヴァレンタインの話題も交えて
激しいメールの往復。楽しい。

 『真理さんへ』の原稿を預けていた出版社役員のSさんから電話。
厳しい内容だが、「相当工夫」をすれば何とかなるってことだ(と勝手に解釈)。頑張ろう。

 夜、戦争反対集会のニュースを見ようとテレビをつけたら、直方市長逮捕の報。
驚いて元檸檬屋従業員のAちゃんに電話する。
「見た?!」
「あー、やってました?そうなんですよー」

Aちゃんは直方市出身でお母様は直方市唯一の女性市議会議員。
4月の統一地方選挙で市長に立候補すると聞いていた。(1月18日の日記参照)
これで市民の注目は高まるし、ものすごい追い風だ。拍手。
しかしどこからか別の風が吹いてくるかもしれないので、頑張って欲しい。

業者との癒着が囁かれていた市長に対抗して、環境や福祉に力を入れて
活動してきたらしいから、きっと大丈夫だと思う。
皆様も是非ご注目下さい。
2003年02月15日(土)

やきやき三輪,ミリバール

 会社で女性たちがチョコレートを買って男性に配るイベント。
メールでかなり盛り上がっていたが、
「申し訳無いですが私は参加しません。私の愛は一点集中主義なので」と水を差す。
積極参加したい人ばかりじゃないと思う。不参加は私だけなのだろうか?
配る時に「皆からです」と言ってたので「皆じゃないです。皆じゃありません」と呟く。
聞こえてないと思うが。

一点集中したいのは山々だが「チョコは好きですか?」と聞いても無反応、ってことはまるで興味が無いって事だ。溜息。

 ゼミ仲間のFちゃんに電話。
Fちゃんとは昨年花火大会とミレナリオを一緒に見て「恋人みたいだね」と話した。
「Fちゃん恋人だし、お父様が亡くなって励ます会やってなかったし、私も励まして欲しいから」と言ったら「実は飲み会の予定が入っていて。来る?全然構わないよ」とのこと。

お相手はS君だった。「エ?そうなの?」と思ったら「二人とも何の予定も無いから今日になったんだよ」とFちゃん。
しかしS君の方はどうなんだ?と思ったら「大丈夫。勝負パンツもはいてないし」ってなんだかよくわからないが、ヴァレンタインに「何も無い」3人で会うことになる。

場所は『やきやき三輪 南麻布店』。Fちゃんが生命保険会社勤務のS君に保険の相談をして、
S君はFちゃんが始めたカウンセリングの勉強で使っている性格テストを受けていた。

「ここのお好み焼きはあっさりしていて、非常に美味しいんだよね」とS君。
前の店長と仲良しだったらしく、「よく利用してたんだけど『毎回連れてくる子が違うね』と言われたよ」。
羽賀研二と梅宮アンナも密会に使っていた店だとか。
「この前久し振りにテレビで羽賀研二見た。やっぱり好きだなあ、いいよ羽賀研二」
と言ったら
「桜井さんの男の好みはよくわかんねえな。どういう人が好きなの」
「清水健太郎、羽賀研二、勝新、藤原竜也。スキャンダラスな人が好きなんだな。
だからゼミだったらOさん」
「Fさんは?」
「織田裕二。ちょっとバカだけど坂口憲二。20代はそういうタイプと付き合ってたんだけどなあ」

S君は昨年、物心ついてから初めて「本命チョコ0」を記録してしまったらしい。
急に会うことになったからってコンビニで買っても嬉しくないだろうと思って買わなかった。
それなりに喜んでもらえたかもしれない。失敗。

ワインもだいぶ残っていたのだが、次の予約が入っているため追い出される。
S君は明日朝早いので帰ると言う。
「なんて言って、誰かに会いに行くんじゃないの?」と問い詰める。

 渋谷まで送ってもらってFちゃんと二人でミリバール。
テーブル席に学生時代の仲間がいて、数年ぶりで驚く。向かいに座っている人が振り返る。
元内縁夫O君で更にビックリ。「おおー久し振り」と挨拶。1年数ヶ月ぶり。
先程S君とFちゃんに「O君本人とよりを戻したいとも戻れるとも思わないけど、
O君みたいな人がいい。今度はうまくやれる自信がある」という話をしていた。
運命の再会か?!ミリバールで会っても何の不思議はないが、ヴァレンタインだし。
…という雰囲気は、実はまるでない。乾杯をしても「あ…どうも…」。

私たちはカウンター席で話し込む。少しして背中を突付かれる。「バイバイ」。
出て行った後Fちゃんに「今の、O君だよ」と言ったら今度はFちゃんが驚く。
「Fちゃん会ったこと無かったっけ?」
「無いよー!言ってよー!」

清野さんが、「何も無い」私たちのためにチョコレートをくれる。
Fちゃんと家族のこと、仕事のことなどいろいろ話す。気がついたら終電に間に合わず。
タクシーで多分2時頃帰る。
2003年02月14日(金)

憂鬱

 ヴァレンタイン・デイの明日のことを考えると溜息が出る。
くだらない、関係ない、と思いながら根が「イベント好き」なので
何のイベントも無いのが寂しいのだ。
だからと言って義理チョコ配ったりするのはもっと寂しい。
趣向を変えて先日会ったKさんのオナベバーでも行ってみようか。
2003年02月13日(木)

東京地裁,ゼミML

 二日酔い。そんなに飲んだだろうか。
辛いがお昼に東京地裁の傍聴抽選に行かなければいけない。
出勤してお昼休みに駆けつけるつもりでいたが、午後出勤にする。

集合時間に少し遅れる。電脳キツネ目組の人たち数人。
『あの日から世界が変わった ニューヨークGood Bye物語』を書いたたけちよさんもいた。
「寝起きでしょ。化粧ののりが悪いって感じ」と言われる。
ううう。二日酔いでほとんどスッピンはまずかった。

たけちよさんに先日見た映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』の疑問点を聞く。
「ハリウッド映画なんか見てもしょうがないじゃん」と言われる。
でも「スコセッシだから」見る価値はある。

整理券番号は18。これは私のラッキーナンバー、当然当り。
宮崎学さんの親友を殺した犯人の裁判で、
『司法の崩壊 やくざに人権はないのか』を書いた目森一喜さんや斎藤三雄さんも来ていた。
私も傍聴したかったが、10日も休んで四連休だったので今日は休めない。
会社に向かう。遅く出た分遅くまで働いて帰る。

 元内縁夫の叔母さんに所用で電話。彼の従兄弟のCとも話す。
「チェリーのお姉ちゃん、元気?本出るの?買うからね」と相変わらず可愛い。 

 ゼミOB会で私が「もっとMLを活用してコミュニケーション深めましょう」と提案してから
MLで激論が交わされてて面白い。
私は攻撃されていないので傍観している状態だが、人の喧嘩は参考になる。
私だったらどう返すか?と考えるが、
とても真似できない格調高い丁寧な反論が出てきたりしてすごい。
MLを「公」とするなら、激論についてのいろいろな人の「私」メールがまた本音炸裂で面白い。
2003年02月12日(水)

秘密アジトS,壮行会,『炙谷』

 占い師の匿名希望Aさんと、Aさんのお友達の占い師Rさんと、女優Nさんのフリーマーケットに行く。場所は秘密アジトS。

待ち合わせに30分も遅れてしまう。申し訳無い。
タクシーでバス停の名前を告げるが「タクシーなんでバス停で言われてもわからない」
と言われて、自分の遅刻は棚に上げて怒る。迷いながら到着。
「タクシーもなかなかわかりにくいところなのよね」とNさん。怒り過ぎを反省。

Nさんは占い師的雰囲気のある雑貨を、すぐにもお店が開けそうな感じで用意してくれる。
二人は数点お買い上げ。私は昨日いろいろ買い物をしてしまったので、今日は我慢。

お茶を飲みながらいろいろお話。ファッション、占い、緑さんについて等々。

Nさんのお友達の「大工さん」が来る。女性だが小泉孝太郎似の好青年。
「大工さんなんですよね」と私。
「あ、そう聞いてます?ダイクって、D-Y-K-Eって、スラングで…」と彼。
「お仕事が大工じゃなくて?」
「いやあねえ、パフォーマーってさっき言ったでしょ」とNさん。
「ああ、そうか。ゴメンナサイ!失礼しました!
パフォーマーっていうとジャグリングとか?」
「え…、役者なんだけどクラブイベントでペイントやったり」
「私は役者もパフォーマーと呼ぶの。身体を使って表現するのは一緒でしょう。
あなたは貴公子でいたらいいのよ」とNさん。
Kさんは新宿2丁目のオナベバーでアロマテラピーもやっているらしい。興味深い。

もっとお話したかったが、次の約束があったので帰る。
「Nさんて素敵な人ですね」とAさん。そう、Nさん大好きだ。
「私はインタヴュー女王なのよ」とNさんは言った。
勝新とかもそうだけど全ての言葉を記録したくなる人だ。

 電脳キツネ目組のHさんが、イラク政府の招待で人間の盾になりに旅立つとのことで、壮行会。HさんとMさんの指示で会場名は伏せる。都内某居酒屋。

ロフトプラスワンの平野さんが「宮崎さんも一緒にイラク行こうよ」と宮崎学さんを誘う。
「いやだよ。それよりせっかく行くんだから誰か一人ぐらい殺られた方がいいぞ。誰がいいかな」等と冗談を言って笑っている宮崎さん。
宮崎さんとは1ヶ月ぶりにお話できて楽しかった。

 『炙谷』で2次会。飲み過ぎ。
最近飲み会で自分の気配りの無さを反省することが多い。
何故だろう?緊張感が足りないのかな。一人の食事が多いからかもしれない。
2003年02月11日(火)

『テーブルウェア・フェスティバル』,『HOT DOG INN』

 現代イギリス陶芸専門ギャラリーSt.IvesのI氏と、東京ドームで行なわれている
『テーブルウェア・フェスティバル 暮らしを彩る器展2003』。
4時間睡眠で10:00待ち合わせ。大丈夫か?と思ったら10分前到着。こういうこともある。

前に働いていた会社の同期I君がこのイベントのスタッフで、I氏と一緒にいろいろ話を聞く。
他にも知っている人々に挨拶。

開場時間は10:00から19:00。じっくり見たら丸1日はかかる。
箸と、我が家に1つしかなかった味噌汁椀を2つ買う。2つで5,000円を4,500円にしてもらう。
St.Ives本の参考になりそうなイギリス陶磁器の本も購入。
本屋の人に食器関連本の出版事情を聞く。

18:30に東京ドームを出て、『HOT DOG INN』で抹茶ケーキセットをI氏にご馳走になる。
この視察とI君との顔合わせは非常に有意義だったとのことで私も嬉しい。

St.Ives本についてブレスト的打ち合わせ。結構のんびりしている場合じゃないと判明。
早速いろいろ動かなくては。

来年の『テーブルウェア・フェスティバル』には『St.Ives』のブースが出て、
そこにはI氏と私の本も並んでいるはず。頑張ろうっと。
2003年02月10日(月)

緑考,PAPIER,映画『スコルピオンの恋まじない』

 昨年6月に決裂した緑さんに、昨年の今頃個展案内のため二人で頑張って入力した住所録データをやっと送信。
「約束したはずだが…」と言われると「ピナ・バウシュを一緒に見るという約束は?」と言いたくなって、ここまで引き摺ってしまった。私は執念深い。

 『真理さんへ』の原稿を読んでもらうために、出版社役員のSさんと高田馬場『PAPIER』。
今Sさんが手がけている本の話など。旅行記、St.Ives本についても相談。
「旅行記はよっぽどの有名人か特異な体験とか文章がものすごくうまくないと。
ある意味小説より難しい」と言われる。

 本当は『ボウリング・フォー・コロンバイン』が見たかったのだが、
恵比寿ガーデンシネマはレイトショウまで満席。
相当混んでいるとは聞いていたが、ここまでとは。

諦めて隣でやってた『スコルピオンの恋まじない』。
おとぎ話は好きじゃないけど、これは男女の喧嘩が面白い。
しかし『ボウリング・フォー・コロンバイン』の方がもっと面白いんだろう。早く見たい。
2003年02月09日(日)

田中宇『国際情勢の現状と展望』,大学ゼミOB会,つるのや,O邸

 池袋コミュニティ・カレッジの公開講座で国際ジャーナリスト田中宇(たなか さかい)氏の話を聞きに行く。
16:00〜17:30とのことだが、受付に着いたのが16:30。
遅れた私が悪いが受付の時間がかかり過ぎ。教室に着いたのは16:45過ぎ。
ちょっとしか聞けなくて、2,940円勿体無いなあ、と思ったが結局講座は18:00過ぎまで。
その後も別室で続いた模様。

私が聞いたのは「アメリカはイラクを攻撃するのか、実はやる気ないんじゃないか。
いや、待てよ。こういうことも考えられるな。うーんどうなんだろう」みたいな話。
ものすごい早口。思ったより若い。
勝手に近寄りがたいイメージを描いていたが、印象は違った。

田中さんが20万人以上に配信している国際ニュース解説メールマガジンと
政府招待のイラク視察旅行の裏話など。
「小泉がロシア訪問のすぐ後に靖国参拝に行ったのは、ロシアから石油を買いたかったからじゃないか?」とか、「中国要人が来たり国交30周年友好ムードの中突如靖国参拝したのはアメリカに気を使ったからじゃないか」とか「へ?そうなの?」的な話も面白かった。

 もうちょっと聞きたい気もしたが、大学ゼミのOB会に向かう。
会場は母校の学食。こちらも45分ぐらい遅刻。鶴木先生のお話は聞けず。
鶴木先生は9.11テロの時ニュース解説をするなど中東問題には詳しい。
今日の田中宇さんの説について意見など聞いてみたかった。

 2次会では大学院OBのNさんや生命保険会社勤務のS君と新規事業アイデアの話など。
もともと二日酔い気味で、酔払うのも早い。この後記憶が断片的。

 昨年から話題になっていた先輩Oさんのデザイナーズマンションに「行きたい!」と私が言ってS君と訪問。西新宿か中野坂上辺り。噂通りのおっしゃれーな部屋だった。
インテリアもカッコイーけど、照明がバーかクラブのようで怪しげ。
Oさんの細く剃り残したヒゲといい、襟に羽根の描かれたジャケットといい、
胡散臭くて私は大好きだ。

2時ぐらいか?S君のポルシェのオープンカーで送ってもらって帰る。面白い1日だった。
2003年02月08日(土)

調整,『マッサージ・豊』,『蘭苑飯店』

 『真理さんへ』出版の相談や、ギャラリーSt.IvesのI氏との東京ドーム『テーブルウエア・フェスティバル』視察や、匿名希望Aさんとの女優Nさん宅訪問や、幻の名盤開放同盟の船橋さんとのソン・コマージュさんコンサートなど様々な日程調整やら手配やら。
こういう作業は楽しい。良い出会いになれば、と思うとワクワクする。

 肩凝りが激しくて辛いのでマッサージに行くことにした。
昼休みに会社近くの『マッサージ・豊』。
お客さんが一人いて、多分中国人のお店の女性が「他の人(マッサージ師)いない。40分待つ」と言うので諦める。

しかしこのままでは耐えられない。仕事の後に行くことにした。
夕方はマッサージの女性もいっぱい。客も結構入っている。
肩を中心に30分のお試しコース。だいぶ楽になった。

 会社のチーム新年会。幹事長のW君は皆の我がままに対する心労か、ダウン。
他部署の人も混じって15人で新橋の純正中国料理『蘭苑飯店 新橋本店』。
Yさんお薦めの店とのことで、美味しい。海老マヨは期待したほどではなかったが。

「桜井さん、ものすごい食べてたよね」と指摘されるほど食べて、
紹興酒もカメ出しやら花彫やら女児紅やらいろいろ飲んで、3,500円ほど。安い。

寝不足で一人だったら絶対乗り過ごしていたと思うが、Oさんと一緒だったので大丈夫。
帰ってからまたお菓子を食べてしまう。ヤバイ。
2003年02月07日(金)

『真理さんへ』

名原さんの情熱とパワーには圧倒される。
企画書を送ったら1週間で第4稿が送られてきた。
昨日朝受け取ってざっと目を通して1つ提案したら、明日には第5稿が着くという。
なんて仕事が速いんだろう。
もちろんお店と会社は営業している。お休みは火曜日だけ。ビックリ。
私も頑張らなくちゃ。
2003年02月06日(木)

15歳救われる,映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』

 昨日『SWEET SIXTEEN』を見て、15歳について考えていたら、
中学生が電車を乗り間違えて、周りの乗客とJRに助けられたニュース。
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=368959
「泣きそうになったよ」と言ったら会社のW君に
「えー、こんなの自分が悪いんじゃないですか。ちゃんと調べて行けよ、って話ですよ」
と言われて議論になる。
「実際この電車に乗り合わせてたとしたらどうよ」
「無視」
「普段電車に乗らない中学生には難しいよ。受験で緊張するし、どれだけ不安だったか。
『この電車何とか駅には止まらないんですか』『どうしよう』って言われても無視するのかね」
「実際助けを求められたら無視しないですよ」
「良かった」
氷河に閉じ込められた鯨を大金かけて救出するより、いい話だ。

 映画監督の高橋玄さんの忘年会で、皆で見に行ったのに寝てしまった『ギャング・オブ・ニューヨーク』を見直す。
面白かったが、わからないことが幾つかある。
衆目の中選挙の立候補者を殺しても捕まらない。それ程の無法地帯だったってことなのか?
徴兵制に反対して起こった暴動はその後の政策にどう影響したのか。効果はあったのか?

9.11テロの後になった編集で、あちこち配慮しなければならなかったと聞く。
スコセッシがやりたいように編集し直したものが見てみたい。
2003年02月05日(水)

映画『SWEET SIXTEEN』

 過酷な15歳だ。16歳の誕生日に更に大変なことになって映画は終わる。
いい奴なのに悲しい、愛を乞う人だ。
ケン・ローチの映画は全部見ようと思う。

自分を振り返るとお気楽な15歳だったと思う。
私は高校1年の国語の課題で『フィフティーン』という小説を書いた。
受験と売春と妊娠…、あら?お気楽でもないか。
自らの経験を書いたのではないが、私たちのまわりに普通にあったことだ。

最近中国にいる友人と、中国の貧富の差についてメールで話している。
景気がいいといわれているイギリスでも都市と田舎の差は大きい。
日本も「誰もが中流」意識は無くなって、貧富の差が激しくなっていくのだろう。
今の日本の15歳も大変だ。
2003年02月04日(火)

節分

 仕事始めの日以来の朝礼参加。毎月初めだけ?いや、これから毎日頑張ろうっと。
朝礼では節分には特に触れず。当たり前か。
まだまだ寒いが花粉は舞っているようで、むずむずしている人出現。

昼休みや、会社の後にマリバール方面の業務で各所に連絡。
2001年に思いついたのだが頓挫していたノンフィクション本企画の、新たなアイディアも浮かぶ。なんかいい感じ。

というわけで今日は早めに(2時ぐらいかな)寝る。
2003年02月03日(月)

掃除、メール

 午前中に起きて、午後は久し振りの本格掃除。1LDKなのに半日仕事になる。
「ザ・ギンザ」のバーゲン案内が来ていたが間に合わず。プールも行かれず。
じゃあ、お風呂で体操でもしようかな、と思ったらもう3時過ぎ。

これは高校からの友人で現在ある国にいるMのメールのせいである。面白過ぎる。
『真理さんへ』と「St.Ives」本と平行してMの売り込みも考えよう。
2003年02月02日(日)

新年度

 合資会社マリバールは新年度を迎えた。今年度の目標は「黒字」。頑張ろうっと。

 午前中に起きてメール・日記で夜になる。
運動不足で酷い肩凝りだし、深夜の暴食で太ったのでプールに行こうと思ったが間に合わず。
檸檬屋の住枝さんが誕生日とのことでお誘いも受けていたが、顔出せず。

 ベルリスを一日中点けていると、結構暖まる。音と風が無いのがいい。
2003年02月01日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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