ベルリス,報告

 朝、汗をかいて寝ていた。確かに6畳和室はほんわか暖かい。
しかし夜のLDは寒くてたまらない。12畳まで対応のはずなんだが。
仕方ないので左にベルリス、右に電気ストーブを置いて作業。それでも寒い。
ベルリスだと電気代は1時間22円。なんとエアコン(19円)より高いではないか。
サイズを間違えてつんつるてんになってしまったカーテンの裾からの冷気で、ますます寒い。

 1月は日記の訂正がいくつかあった。これはどうしようかと随分考えた。
実は読者から日記スペースを提供している「エンピツ」を通じて
2002年12月15、17、21、29日の日記を修正、削除するようにとの依頼を受けていた。
いろいろな人や機関に相談した。
「削除した上で別のページで全部経緯を公開したら?」という意見もあった。
一方「粘着的、ストーカー気質な人(注・その読者がそうだ、と言っているのでは無い)の要求の場合、できるだけ応じるようにした方が…」というアドバイスに不安を感じたりもした。

結局修正も削除も断った。このことを日記に書くかどうかも非常に迷った。
いろんな意見があった。私は書きたかった。
年賀状効果で1月から読んでくれている読者にはよくわからないかもしれない。

読みたくなかったですか?不快でしたら「読まない」。これが一番です。
こんなものですが、これからも精進しようっと。
2003年01月31日(金)

ベルリス,食彩 膳所

 睡眠不足できついのついでに、午後出勤にしてフランス キャンパ社製遠赤外線暖房機ベルリスの配送を待つ。
届いたので早速組み立てて取説に従って点けてみる。1時間ぐらいしてもあまり暖かくない。
うむむ。税込み71,400円もしたのに失敗か?使い方、何か間違ってるのかな?
まさか、オークション用の不良品をつかまされたか?

 高校時代の友人Sちゃん、KMちゃん、K、アパレル販売業Y、と兜町『食彩 膳所(ぜぜ)』。
最後に登場のNさんは明日から人間ドック入りとのことで、お茶のみ。可哀想。
この店はふぐがメインで、これなら27日の飲み会で無理矢理ふぐを頼まなくても良かった。
兜町の店だからか、周りはオジサンばっかり。

 香港在住のSちゃんはこの度就職が決まった。
暫く休めそうに無いからと2歳になる娘と来日。
今度の仕事は日本のエアラインの香港支社のなんだかすごそうなセクション。
驚くのは、Sちゃんはインターネットで「働きたい」と会社宛てにメールを書いたら
「じゃあ、来て下さい」。
行ってみたらいきなり香港のトップの人たちとの面接で、泡食って
「これは失敗」と思ったら「採用」。
まあ、キャリアを聞けば日本の大手銀行、香港のエアライン、トップホテルを経てきているのだから不思議ではないが。

そんなSちゃんも娘のトイレトレーニングには悩んでいるらしい。
「私は1歳の時にオムツが取れたの」とKMちゃん。
「そんなこと普通知らないよ。よっぽど早くて、ママの自慢だったんじゃないの」と皆。
他いろんな話。楽しかった。

 帰ってベルリスの温度設定をやり直す。やっぱり暖かくない。
仕様書と、実際の能力が違うんじゃないか?和室で点けっ放しにして寝てみる。
2003年01月30日(木)

違う,ロフトプラスワン

読者からメール。23、24日の日記を読んで

> 彼が出来たんだ。良かったね、仲良くね。

「残念ながら違います!彼の家は遠いので終電がなくなって泊めてあげただけ。
仲のいい友人です。」

と返信。他にも誤解している方がいたらNANIOさんも迷惑だろうから念の為。

名原さんからメール。

> 企画書読みました。真理さんのメールによく出て来る企画書とは一体どんなものだろうと想
> 像していましたが、良く解りました。
> これで良いと思います。ご苦労様!。

「ありがとうございます。
企画書は出版社や編集者に「こういう本が出したい」という話をする時に提出するものです。
この企画書を見て興味を持ってもらえたら原稿を読んでもらいます。
高橋玄洋さんに原稿を渡した時に周りにいた生徒さんたちに企画書を見せたら、
興味深そうに読んでいました。」

と返信。これも名原さんと同じように思っていた方もいるのでは。

 「前衛講談田辺一鶴 エルビス・プレスリー断固支持波止場」というタイトルのイベントで、ロフトプラスワン。出演は「かつて幻の名盤解放同盟だったグループ」???

「やってる事は変わらないんですけどね、あはは」と解散の経緯を説明してくれる、
いつも通りの根本敬さんと、湯浅学さんと、船橋英雄さん。

キャロルの『甘い生活』とクレイジー・ケン・バンドがカバーした『甘い生活』の聴き比べ、
湯浅さんが監修した勝新太郎スタンダード・ソング集『夜を歌う+8』から『イエスタデイ』を聴くなど。ジャケットはメキシコのマリアッチファッションの勝新で、カッコイイ!

幻の名盤解放同盟のイベントに来る人らしくない格好の男子が隣に座って、
ホットミルクを飲んでいた。店員が「何で来たの?」と聞いている。
「昨日だよ!」と笑っていたのでスケジュールを見てみると昨日のイベントは
「トランスジェンダーとニューハーフ対談」だった。ミルクを飲み終え立ち去る2人。

そしてワイドショウでやっていた、女性を刺してマンションの部屋に火を放った男が
ベランダから突入してきた警察に逮捕されるまでのヴィデオ。
部屋は火の海、炎はベランダの洗濯物にも迫り、消防車はまだ来ない。
警察が「飛び降りろ!燃えてまうで!隣の部屋に移れ!」と叫ぶが男はしゃがみこんだり、
燃え盛る部屋に入っていこうとしたり。梯子をかけても倒してしまった。
警察がよじ登ってきた隣の部屋のベランダから突入を試みるが
洗濯機&乾燥機が行く手を阻み、ああ、燃える!燃えちゃう!
ってすごい緊迫感のある映像だった。
しかし名盤解放同盟の3人が言いたいのは
「犯人、この人(誰だ?)にそっくりでしょう」ということ。

さて、いよいよ田辺一鶴師匠の登場。和服。立派なお髭。
私は全く知らなかったが、昔はテレビに出まくって、外国でも知られた人らしい。
なにしろ「ポーク・サラダ兄ィ」という作品をA面プレスリー、B面田辺一鶴でリリースしたってんだから、そんな日本人アーティストはいない。らしい。

私は講談は初めて。すごい迫力で、面白かった。
湯浅さんは「真横で聞いてると、失神しそうになりました」。

 帰って深夜に肉野菜炒め。最近こんなことばっかりで太った。

メール、日記で5時ぐらいか。
2003年01月29日(水)

お仕事紹介,とんがり村2号店

 今、派遣会社から紹介される仕事で多いのはプロバイダや銀行などのテレマーケティングだ。時給はだいたい千円ちょっと。まるで興味無し。

昨日は私が希望する編集の仕事の紹介メールが来て、心ときめく。
教育関連の専門書の編集アシスタントで時給は今より150円高い。
勤務地は大塚。徒歩通勤じゃん。オフィスは禁煙。業務経験1年以上が条件。
理想的だけど競争率高いだろうなと思ったら、やはり撥ねられた。

といわけでここ当分は豊洲でOL。しかしこの仕事も編集アシスタントと言える。
派遣会社の職務経験リストに追加しておこう。

 NTTデータからの出向解除で本社に戻るMさんの送別会。
会社近くの『とんがり村2号店』。20人ほど。
Mさんとは一言も喋ったこと無いし、私のチームからの参加も少ないので迷いながら出る。

ふぐ刺しを頼みたいと言ったら隣のAさんに
「ダメ、高いから。頼むなら桜井さん、別会計」と言われる。
「エー、この人数で割ったら痛みも少ないでしょ。じゃ、1つだけ」と注文してしまう。
「俺、絶対食べない」と言うAさんに「アーン」と言って食べさせてあげる。

結局Mさんとは話さずじまいだったが、楽しかった。

帰りは、気がついたら練馬駅。引き返して家に着いて、お餅を2個も食べてしまう。太るね。
よくやるのだが、今回はお湯を溢れさせること無くお風呂に入った。
でも気がついたら水。指の先シワシワ。3:30になっていた。ブルブル。
2003年01月28日(火)

高橋玄洋氏,バーゲン巡り,ミリバール

 1時ぐらいに寝て6時半ぐらいに起きて、『真理さんへ』の企画書を仕上げる。
午前中に届いた書類を元に英国現代陶芸専門ギャラリーSt.Ives本の企画書も作る。

以前にフリーライター教室でお世話になった作家の高橋玄洋氏に見てもらうために
新宿住友ビル50階のコーヒーショップ『サン』。
朝日カルチャーセンターの授業を終えて、生徒十数名とお茶をしているところへ乱入。
六本木のフリーライター教室で一緒だったTさんがいて、先生に話をしてくれていた。

玄洋先生は2月半ばまで非常に忙しいとのことだが、『真理さんへ』を読んで
意見を頂ける事になった。第2稿を預ける。

陶芸の個展を開いたりしている玄洋先生のことだから、
St.Ives本についても相談できるかと思ったが、
「イギリス?陶芸にはいろんなジャンルがあって、そっちの方は よくわからないんだよね。
付き合いの長かった陶芸関係の出版社もこの間つぶれてしまってね、
今は難しいんじゃないかなあ」。
しかし、日本のVIPが参加している陶芸クラブの人に聞いてみて下さるとのこと。

Tさんたち生徒数名と玄洋先生は日本橋高島屋へ。
玄洋先生がラベルを作ったドレッシングを買いに行くらしい。

 私は激しい雨の中、今期最後のバーゲン巡り。
原宿に出てしまったのだが、この日は伊勢丹のデザイナーズブランドバザールが開催されているのを忘れていた。失敗。

ラフォーレ原宿はバーゲン最終日で15:00からは「爆発タイム」とかいうらしい。
それぞれのショップでお立ち台にトラメガ、太鼓の店員が「80%オフ!最後です!」と絶叫。
大変なことになっている。
私の見る店は絶叫も無く、落ち着いたものだ。しかし客はいない。
ラフォーレ原宿は大人向けに改装したとか言っても、やはり顧客は10代が中心だろう。

次は表参道のセレクトショップ『SPACE』。
雨はますます激しくなるが歩いて渋谷西武。A、B、モヴィーダ館全部見る。
ジョン・ガリアーノのセーター18万が9万。池袋では白しかなかったが黒もある。
黒の方がジャラジャラついてる装飾品が目立ってカッコイイ。
うーむ。しかし高くて買えない。

今期「欲しい」と思った服はこれ1点。やはりもっと早く見なければダメだ。
バーゲンが始まったらすぐ見に行き、30%オフが50%になりそうなものは、下がったら買う。
次回はそうしよう。

 『ミリバール』。バーゲン、暖房機について。
九州出身の男性2人がいたので
「直方市に知り合いいる?お友達のお母さんが市長選に出るの。」と話す。
九州男児は「わかりました、じゃ、これで」と言って親指と人差し指で丸を作る。
そうじゃなくて!
2003年01月27日(月)

スターバックス,よるのひるね,ラピュタ阿佐ヶ谷,ユザワヤ,えん

 女優のNさんと阿佐ヶ谷駅で待ち合わせ。
遅刻した上に、中央線の快速は日曜日は阿佐ヶ谷を通過。13:00の約束に20分遅れる。
Nさんはスターバックスで待っていてくれる。

Nさんお気に入りのバー『よるのひるね(夜の午睡)』のフリーマーケットを見に行く。
14:00からってことで、スタバで暫くおしゃべり。

昭和風バー『よるのひるね』は、Nさんを紹介してくれた映画監督高橋玄さん行きつけのバー『ストロベリー・フィールズ』の、下の店だった。

コスチュームデザイナーのRさんを待って、Nさんと二人で阿佐ヶ谷の商店街を歩いたり、
ラピュタ阿佐ヶ谷でお茶をしたり。いろいろ話す。楽しい。

 Nさんの毛皮のコートをリメイクしたRさんが来て、3人でもう一回『よるのひるね』。
ミシン購入を考えているNさんと一緒に吉祥寺の『ユザワヤ』。
ここで私は、次々取れてしまうマルニのスカートの装飾パーツを買う。
「マルニは可愛いけど、本当に縫製が酷いよね」とNさんと話す。

 3人で和風ダイニング『えん』。
テーマはファッションと、「男と女の間の深くて暗い川」。
Rさんは宴会などで、気になる男にオシボリをわざとぶつけて、
投げ返されたら脈あり、なんだそう。
Nさんは「好きじゃない男に勘違いされるくらいなら利用される方がまし。お互い利用すればいいんだから」「彼氏には段階を踏んで欲しいの」。

私が、「好きだった男性が『魂を売りたくなる』と言ったので『私が買う!』って言ったんだけど、ダメでした。全く興味なかったみたい」と言ったら
「いいじゃない、それ。私はそういうのダメだけど」と2人。
だけど、男には不評なんだなあ。♪ふりかえるなロウ、ロウ

 Nさんと一緒に新宿駅のコージーコーナーでケーキを2個買って帰る。1個食べてすぐ寝る。
2003年01月26日(日)

キャンパ製ベルリス,ガボールブーツ

 フランス キャンパ製の遠赤外線暖房機をインターネットで調べていたら、
フォトンよりも更に高機能のベルリスが欲しくなる。
新品がオークションに出ていたので入札してしまう。
しかし定価85,000円が68,000円からは、たっかーい!!落札できないことを祈りたくなる。
逆オークションで3割引ぐらいにならないもんかな。

 またしても夕方になってしまうが、今日こそはバーゲン巡りに出掛ける。
バーニーズと伊勢丹。
伊勢丹の靴売り場でドイツ ガボールのブーツに注目。履いてみるが、迷う。
洋服を見て回って、ブーツは渋谷、原宿、表参道の店も見てから決めようかと思う。
靴売り場に戻って、もう一回履く。
黒に白のステッチが入った膝下までのものと、紫の脹脛丈のもの、どちらにしよう。
店員に相談。彼女は黒に白のステッチの方が変わっていてお薦めだと言う。
脹脛丈は上に着るものの丈も難しいですよ、と。
「ダメだ、決められない」。閉店の放送が始まる。うーん。

困ってファッションマニアの女優Nさんに相談。
「私だったら絶対紫よ」と言われて「そうします」。

帰りに道行く人のブーツを観察。圧倒的に黒の膝下まで、普通のタイプが多い。
新宿と池袋だからか?素敵、と思うものは無かった。

ブーツは長年探していた。
ヒールが低くて、デザインの良いものにはなかなかお目にかかれなかった。
私の選択は、今のところ正解。

帰って日記。もう6時前。
2003年01月25日(土)

同伴出勤

 いつもより早く起きる。「お味噌汁飲む?」とNANIOさんを起こす。夫婦みたい。
「寒い」と言ってたNANIOさんは綿毛布を掛けずに敷いていた。あらら、これでは寒かろう。

味噌汁のお椀が一つしかないので私はご飯茶碗で飲む。泊り客用の歯ブラシも無い。
あまり快適ではなさそう。「私だけのお城」状態はまずいと反省。

NANIOさんの会社は新富町で、豊洲の2つ手前。同じ10時始業。
「今日は久し振りに始業のチャイムが聞ける」と思っていたらバスが来ない。
有楽町線のホームについたらドアが閉まる。結局いつもどおり遅刻。

普段は途中から座れるのだが、二日酔いの寝不足で立ち続けはきつい。
目の前にはだらっと腰を落として座る男子と、横向きに座って落ち着き無くぐにゃぐにゃ動いたり彼の膝にうつ伏せたりしている女子のバカップルが囁きあっている。
朝のラッシュ時で相当鬱陶しい。
コピーライターのNANIOさんが「二人の恋は思い上がる」と呟く。

 会社では「髪形変えましたね」に続いて「Mと同じだー」「似合ってるけど普通」等々。
私は気に入っている。Mにお礼を言う。

 眠くてたまらないけど頑張って残業。帰って今日は早めに寝る。
2003年01月24日(金)

Ridicule,弥七,檸檬屋新宿,ニューサザエ,我が家

 会社のイケメンNo.1と言われているMが紹介してくれた原宿の美容院『Ridicule』に初めて行く。
担当のTOMITAさんもかなり素敵。喫煙者らしく、煙草の匂いが気になるが。
「M君てかっこいいよね」とTOMITAさんも言っていた。

Ridiculeに行く途中で、建築家修行中のyuhi君が手がけたショップを発見。
yuhi君に電話して確認、状況報告。
論文で大忙しのyuhi君は「卒業したら遊びましょう」とのこと。イエーイ、お祝いしよう。

日本の美容室は久し振り。シャンプーもマッサージも丁寧で気持ちいい。
一軒家風の作りもインテリアもいい感じ。
カットは初めてだと無難にされがちなので「変なのにして」とお願い。
今までと違う感じになった。

Ridiculeの近くの串揚げ屋『弥七』に行ってみる。
前に働いていた会社の後輩で脚本家の卵Mさん週1回の出勤日。
雰囲気のいい店だが今日は天候も悪くて初めのうちは私だけ。
分厚いメニューだが食事は2ページのみ、あとはご主人が生きがいとする焼酎のリストと解説。

Mさんに「髪型どう?どう?」と聞いたら「わかりません」。え、ダメ?
「違和感はないですけど、桜井さんだから普通」「えー、つまらん」他いろいろ話す。

 まだ話し足りないけど電脳キツネ目組のNANIOさんから、
Iさんが上京して檸檬屋新宿に行くとの情報で、新宿に向かう。
22:30頃着く。Iさんはおねむでホテルに戻ったとのこと。残念。

交通違反一筋20年の今井亮一さんが隣の席にいてお久し振り。
今井さんはHPを巡るトラブルで裁判になったこともある。日記について話す。

檸檬屋新宿店主の住枝さんは酷い風邪のようで、24:00で閉店。
最近は終電で帰るようにしているらしい。

 既に終電の無いNANIOさんと二人で新宿二丁目のクラブ『ニューサザエ』。
私たちの他にお客さんは2人?あれは店員か?

 1杯飲んで私の終電で我が家。NANIOさんが買ってくれたおでんをつまみにまだ飲む。
4時過ぎに寝る。NANIOさんと、じゃなくて「眠る」。
2003年01月23日(木)

映画『8人の女たち』

 母に電話。ものすごく落ち込んでいる。
発表会が近づいていた朗読も、やめてしまったらしい。
「楽しくないならやめたほうがいいよ。面白いことだけやればいいじゃん」
「面白いことが何もないのよね」
「そうか。まあそういう時期もあるよ」
「ふう」
こういう時期は何を薦めても否定的だし、何に誘っても乗らないので、どうしたらいいか困る。

 元気な映画『8人の女たち』を見に行く。映画館は女性でいっぱい。香水の匂いプンプン。
以下ネタばれあり。
唯一人登場する男、殺された男は最後まで顔もわからない、本当に女たちだけの舞台。
こんなふうなめちゃくちゃな人間関係ってスペイン映画とか南米っぽいと思った。
ファッションも髪型も素敵。歌も踊りも楽しかった。

 23:20に終了、銀座一丁目から有楽町線。
『噂の真相』を読んでいたら2駅も乗り過ごしてしまう。戻る電車が最終だった。
ふう、疲れた。
2003年01月22日(水)

POT&POT,フォトン,日記訂正

 残業夜食に『POT&POT』の野菜スパイシーカレーを食べたらお腹が壊れる。
ご飯が見えないくらいいろんなものをトッピングして「食べきれない」
と言っていたW君も具合が悪くなったらしいが、これは食べ過ぎなのでは。

 ロンドン時代の友人Mが買って、Tに薦めて、二人とも大絶賛の
フランス キャンパ製遠赤外線暖房機フォトンの購入を検討。
この商品は「通販生活」でしか売られていないらしい。ちょっと高い。悩む。

 元檸檬屋従業員で絨毯屋アルバイトのAちゃんからメール。2003年1月18日の日記の訂正依頼。

> 直方市  のうがたし ではなく、
>        のおがたし です。

とのこと。失礼しました。お母様が市長に立候補するのである。市名は大事だ。
2003年01月21日(火)

遅刻魔,『真理さんへ』

 一度遅刻のパターンが出来てしまうと、戻すのは至難の業。本日も起きられず。やばい。

遅く行ったからには少しは残業して、帰ってご飯食べてメール書くともう24:00。
メールは書かないで、とりあえず読むだけにしよう、
と思うと面白いメールが何通も来たりして、返信せずにいられない。

 名原さんの『真理さんへ』チェック続き。名原さんのプロフィールが届く。
企画書も作らなきゃ。

3:00まで。また遅刻パターンだ。
小学生の時担任の関先生に「あなたのために地球は回っているんじゃないのよ!」
と注意されたが、本当に残念だ。私に合わせて回って欲しい。
私には遅刻の神様がついているんだ、きっと。
2003年01月20日(月)

長電話,『真理さんへ』

 お昼に起きてバーゲン巡り、のつもりが友人の女優Nさんとメール、
盛り上がったんで 電話で続き、とやってたら夕方になってしまう。 出かけるのはやめた。
最近長電話ってしないが、楽しいものだ。

Nさんは意外に古風で、気になる人がいても自分から誘ったり絶対しないらしい。
出かけるところも男に決めて欲しいし、経済力がないとね、というタイプ。

男から見ると古風なんだけど熱情的で、駆け引きで恋愛をしない、強くて、可愛くて、
バカな振りをできる、男を縛らない、何でも話せる、って女神のよう。
実際そうなんだけど、でもそう思って頼られても女は困る。

『黒の舟歌』だな。
♪男と女の間には深くて暗い河がある 誰も渡れぬ河なれど エンヤコラ 今夜も舟を出す
 ローエンドロー ローエンドロー ふりかえるな ローロー ♪
この歌、NさんはバンドもやっているのでNさんふうに歌ったらかっこいいかも、と思う。

 名原さんの原稿『真理さんへ』のチェック。やっぱり面白い。
前半と後半の硬軟のギャップが可笑しい。

5:00まで。
2003年01月19日(日)

『近代の奈落』,日本大学藝術学部,シャマイム

 お昼頃目が覚めて、布団の中で宮崎学著『近代の奈落』読了。随分遅くなってしまった。
豊洲図書館に12月18日までに返さなくてはいけなかったのだが。宮崎さんに怒られそう。

私にとって『近代の奈落』のテーマである被差別部落問題は身近な問題ではなかった。
しかし小学校でも同和教育はあったし、狭山事件の本なども読んでいたので、興味のあるテーマだった。

まだ在日外国人が指紋押捺を強制されていた頃、
その時が来て初めて「自分は日本人じゃなかったんだ」と知る人たちがいると知った。
でも被差別部落の場合はどうなんだろう、と思った。
国から認定のお知らせが来るわけじゃなし
「本人は知らないけど実はそうだった、ってことはあるよね」
と神戸出身の友人に話したら
「いや、やっぱり全然違うからわかるよ」
と彼女は言った。何がどう違うのか説明してくれたが、私にはわからなかった。
差別のきつい関西と、部落差別を実感しない東京という違いもあるのだろうかと思った。

「もしかしたら自分は被差別部落民かもしれない、って思わない?わからないよねえ?」
と大学時代の恋人に聞いたら思い切りひかれたのを思い出した。
『近代の奈落』を読んで、やはりそういうことはあるのだとわかった。

 昨年いっぱいで閉店した檸檬屋谷中本店でアルバイトをしていたMちゃんの卒業制作展を見に日大藝術学部。
檸檬屋新宿の従業員でもあるアーティストのささきもと子さんと、常連のYさんと、
元檸檬屋従業員で昨年日芸を卒業したAちゃんと一緒に。
面白いものいろいろ。結構レベルが高いのか、たまたま私の好きなタイプの作品が多かったのか、素人の私にはわからないが。
Mちゃんが作品を解説してくれる。その表情が晴れやか。
西澤緑さんの個展の手伝いをしてくれたRちゃんにも久し振りに会う。
皆頑張ったのねと嬉しくなる。

 もと子さんと、Yさん、Aちゃんと4人でイスラエル料理『シャマイム』。
私は何回か来たことがあるが皆は初めて。
2,000円でお代わり自由のお薦め料理セットを頼む。
誰もお代わりしないのでちょっと心配になる。
私はイスラエル料理はあっさりしていて好きなのだが。

 Aちゃんのお母様は福岡県直方(のおがた)市で唯一の女性市議で、
次の市長選に立候補するらしい。
「問題はいろいろあるんだけど、目立った争点がないから難しいんですよね」とのことなので
「お母さんが負けたら市議会はまた男だけになっちゃうんでしょう?それは良くない。
じゃあAちゃんが市議に立候補しなさい。お母さんが市長、Aちゃんは市議。
これで話題になるでしょ」
と無責任な提案。直方市に縁のある読者の方がいたら是非ご注目を。
2003年01月18日(土)

生活リズム,ポストカード『パピエ』

今週は未明に寝てギリギリに起きて朝食をちゃんと摂らずに会社へ。
1時間ほど残業して帰ってまた未明まで、の繰り返しになってしまった。マズイ。

夕飯に適当に作ったトマトスープの洋風雑炊が美味しい。一人で感動。

檸檬屋従業員でもあるアーティストのささきもと子さんから、
手作りカードのネット・ショップ「パピエ」が、本日オープンしたとのメール。
http://www.tumpre.com/shop/shop_papier.html
ふわふわハートのカードなど、可愛い。
2003年01月17日(金)

寒い我が家,キャベツ無惨

 今の部屋に引越してから2回目の冬だが、今年は去年に比べてすごく寒い。
去年はめったにエアコンをつけず、電気ストーブ一台で足りた。
今はエアコンをつけて、ストーブを足元に置いてもブルブル。
電気ストーブに近づき過ぎてひざ掛けが焦げたり、脛が低温火傷状態。
でもつま先は冷たい。早く暖かくならないかな。

 檸檬屋の常連Yさんから日記についてメールをもらう。客観的な意見で有難い。
Nさんもそうだが、彼も「日記に俺のこと書いてたじゃないですか、
なんかすごいいやらしい奴みたいに。俺『えへへへ』なんて笑ったっけ?
そうだっけ?えへへへへ」と笑い飛ばしてくれる人だ。余裕があって素敵だ。

 大地を守る会から届いた「おまかせ野菜」のキャベツが、葉っぱ3枚むいたら酷く腐っていてショック。
「おまかせ野菜」はいつもは3、4品入って500円以下だが、今週はキャベツ1個と下仁田葱一束。そのうちのキャベツ3分の1を捨てた。
無農薬野菜だからしょうがない。このキャベツの病気についてはお知らせがあって、中が腐っていても外からはわからないので届いてしてしまうかもしれないことは知っていた。
しかし、実際腐った部分を捨てて(くっさーい!)、ちっちゃくなったキャベツを見ると悲しくなる。
2003年01月16日(木)

日記訂正,相談事

 12日の日記について。

> 「キャバクラに行くNさんと別れる」と書かれると、
> 「おいおい、このオトコ、真理ちゃんとさんざん飲んだ後、まだ飲み足りなくて真理ちゃんほったらかしてキャバクラいくのかよ、サイテー」
> ・・・って思われやしないか、とか、どうでもいい心配をしてしまうわけね(笑)

「なんだよ真理ちゃん、僕があれだけ今日会いに行くキャバ嬢は、僕にとってはキャバ嬢じゃなくて、れっきとした友達で、でも今日会うつもりだったんだけどキャバ嬢のバイト嫌々入ってるから、こっちも仕方ないから、ホントは金使いたくないんだけど、なんか話しあるって言うから、しかたなくキャバクラにいくだけであって、なんかああいう書き方されると、まるで僕が果てしなく女たらしみたいぢゃないかっ!!けしからん!!訂正&補足せよ!!!!自己批判せよ〜!!!!」

はい!誠に申し訳ありませんでした!訂正します。
「大切なお友達に会いに行くNさんと別れる」。

って、実はこれは「こういう『反論』はほっとけ」という見本である。
Nさんは私に訂正など迫っていない。
だけどこんなふうに正直だったら訂正せずにはいられなくなる。

 睡眠不足が続いているから映画も諦め帰る。
早く寝ようと思ったが、ある案件について信頼できる人と機関に相談。
誠実な対応と的確なアドバイスを頂く。そんなこんなで3:00。
2003年01月15日(水)

『真理さんへ』第3稿

 名原さんから『真理さんへ』の第3稿が届く。私も集中して作業する時間を作らなくちゃ。
日記を書くのに4:30までかかってちゃダメだ。

 ゼミ仲間のFちゃんのお父様が亡くなられた。
私の父親が死んだのも今ぐらいの時期だった。
葬式のことや、その後『酒仙の宝物』という小説を書いたのを思い出す。
父との葛藤の物語。
日本脚本家連盟のライター教室で高橋玄洋先生に
「200枚ぐらいの作品にしなさい」と言われたのだが未だに26枚のままだ。
13回忌までを目標にするか。
2003年01月14日(火)

BUJI ROCK FESTIVAL VOL.3,『せもりな屋』

 前に働いていた会社の労働組合の上部団体の女性委員会で一緒に活動していたNさんがギターを習っていて、ライヴをやるとのことで秋葉原のライヴハウス『GOODMAN』。

Nさんの出番を待ってロビーにいたら、
Nさんの友達らしき女性たちとNさんの彼氏らしき人の会話を聞いてしまう。
Nさんへの思いを熱く語っていて好感度高し。うん、いい人じゃない。(あ、書いちゃった。)

ピンクのボブのウィッグで登場したNさん。バンド『後日発表』はビートルズの曲等やっていた。

『後日発表』が終わったら帰ろうかな、と思っていたら最後まで7バンドも見てしまう。
人前で演奏するのは初めて、みたいな人からセミプロまでいろいろ。
曲もフォークからヘビメタ、コピーバンドありオリジナルあり。

上原多香子似の小さな女性がぴょこぴょこ登場した『半チャンらうめん』が面白かった。
上原多香子と違って歌はうまい。

Nさんと同じギター教室に通っているYさんという男性と話していたら、
Yさんは私のゼミ仲間のHさんの夫の上司の夫であると判明。

終了後打上には参加せず、
一人で駅前の伊太麺処『せもりな屋』で明太子と山芋とじゃこのスパゲティを食べて帰る。

メール、日記で4:00。
2003年01月13日(月)

『得得』『月うさぎ』

 10時過ぎぐらいに目が覚める。ごろごろしながら4人でお話。
たけちよさんのお家は、大工のお父様が建てたそうだ。
「建て増し、改装で迷路みたい」とたけちよさん。
下の階のトイレを借りたらいろんな部屋を通って幾つものドアを開けて案内してくれた。
たけちよさんが鉄腕アトムの椅子に座っているのが微笑ましい。

たけちよさんのお母様がトーストを焼いてくれた。
たけちよさんに「バター抜きで」と言ったのは聞こえなかったようだ。
厚切りトーストのバターが塗られていない裏半分だけ食べたら皆に呆れられた。
スミマセン、我がままで。

 昨夜Nさんが宮崎学さんにもらったというサインを見て大爆笑。
Nさんの名前の下になんとハートマーク!
しかも自分から言い出したのに「あれ?ハートってどう書くんだっけ?」と言ったとか。
そのハートがまたゆがゆがしていて、まるで左手で書いたよう。
宮崎さんて本当に面白いなあ。

 お昼頃出て、4人で近くのうどん屋『得得』。
うどん1玉から3玉まで同じ料金と聞いて1玉半の野菜いっぱいうどんを注文。
洗面器のような麺鉢で、食べきれず。

たけちよさんはニューヨークでガイドをしていた。
今日はこの地域の解説をいろいろしてくれる。
皆で行こうという話もあるメコン川下りについても教えてくれる。
私のイメージは豪華観光船の旅だったのだが、かなり違うものらしく怖気づく。

 たけちよさんと別れて梅田に出て、飛行機で九州に帰るEさんと別れて
格安チケットショップを探して、Nさんと新幹線で帰る。
18:00頃東京に着く。晩御飯食べる?という話になりNさんの案内で、
根岸『酒の肴 月うさぎ』。
「長いねー、突破塾は。まだまだ続くよ」ってことで終電まで。

『月うさぎ』は昨年末にオープンしたばかりで、20代の女性が店主。肴も美味しい。
「温野菜のゴルゴンゾーラソースが美味しいんだよ」とNさんに言われて3口ぐらい食べる。
「美味いでしょ?」「これバター入ってない?」「チーズだよ」
ゲゲゲ!私はチーズが大の苦手。
食べ物の好き嫌いのことで叱られたので遠慮していたのだ。ああ辛かった。
代わりに明太子ソースを作ってくれる。優しい&美味しい。

日記の話、恋話、キャバクラとキャバクラ嬢について、他いろいろ。面白かった。
上野駅まで送ってもらって、キャバクラに行くNさんと別れる。

山手線のホームで終電を待っていると、後ろから「食事の方がさあ」と声がする。
振り返ると、長髪の今時のでれっとした格好の若者が、ニタニタ笑いながら私に向かって
「食事の方がさあ、食事の方が、セックスよりやばいんだぜえ、イエイ、イエイ、イエイ、イエー♪」と歌っている。
面白いなあと思って下を向いて笑っていたら何処かへ行ってしまった。
薬でラリッていたのかな?それだけだったので怖くはなかった。

またしてもハードで中身の濃い大阪行きであった。
2003年01月12日(日)

『ひろかずや東通店』『こにし』『贔屓屋』,たけちよ邸

 新幹線で大阪へ。13:30頃家を出るつもりが14:00過ぎになる。
大塚駅に向かう途中でお腹がぶっ壊れてセブン・イレブンに駆け込む。ますます遅れる。

 山手線に乗って立っていると、私の後ろを擦って通り過ぎる人がいる。
目で追ったところに激しい異臭。
その人は大きな汚ーいバッグを持って網棚の雑誌や新聞を集めて隣の車輌に移る。
異臭はまだ消えない。人々はハンカチで鼻を覆ったり、扇子で扇いだり。
子供たちは「臭い!」と騒ぐ。駅に着いてドアが開くと皆深呼吸。

暫くすると大きいバッグを持ったあの人が隣の車輌から戻って来て反対の隣の車輌へ移る。
強烈な残り香。
今度はおばさんたちも「うわ!臭い!」と言い合って、
車内は本当に「異様な空気」に包まれる。
私はその時は座っていたので今度は擦られないで済んだ。また駅に着いて深呼吸。
駅間の短い山手線で良かった。

ここで私は「不快だ」と言いたてる人のことを思い出す。
たとえ本人に「臭い!不快だ!」って言っても相手にされないだろう。
「車内マナーを守って欲しい」と新聞に投書しても、
放送してもポスター貼っても全く無意味。
となったらJRに「臭い客は乗せるな」とクレームするのかね?

 30分以上遅刻してお好み焼き『ひろかずや東通店』。電脳キツネ目組関西総本部新年会。
「ここのお好み焼き、しょっぱくないですか?」と聞いたら皆「そんなことないよ」。
私だけ「卵抜き」だからと気付く。色も全然違う。

赤と白とオレンジのストライプのコートを着たNさんが1時間遅れで到着。
「よ!馬鹿女!」と挨拶される。
「お風呂の足拭きマットみたいなコートね、とっても似合ってる」と褒める。

 2次会は『BISTRO BARこにし』。日記を読んでくれているEさんと話す。
宮崎学さんの「イズム(主義)は中毒」の話も面白かった。
3次会のカラオケはパスして『贔屓屋』。この辺になるともう記憶がはっきりしない。
カラオケ組から来た数名と合流してまだ飲む。

 『あの日から世界が変わった ニューヨークGood Bye物語』の著者たけちよさんのお家に、
九州のEさんとNさんと泊めて頂く。
3人で川の字にぴったりくっついて寝る。5:00ぐらいだったらしい。
2003年01月11日(土)

配置換え

 来週から会社のチームの増員で、そのための配置換え。
ちょっと片付けておしまいかと思ったら19:30までかかる。

 帰りに池袋西武のバーゲンを覗く。ジョン・ガリアーノの白いセーター。
羽やら毛皮やらいろいろぶら下がって可愛い!18万が9万。買えない。
2003年01月10日(金)

肩凝り,かまってかまって

 右肩から背中にかけて激痛。なんでだろう?寒くて代謝が悪いからか。

 私に向かって「傲慢だ」「不快だ」と言い募る人と、
宮崎学さんが「百歩譲って俺がスパイだとして、君たちはどうしてほしいわけ?」と言っても
「スパイだ!スパイ!スパイ!」としか言えない人たちって、似ている。
「かまってかまって」と言ってるようにしか見えない。

と思っていたら、そっち方面から「馬鹿女」とか汚らしい言葉の矢が飛んできた。
やっぱり同じタイプなのかも。そんなのかまっている暇は無い。

昨夜、電脳キツネ目組のMさんが「大丈夫か?」と電話をくれた。
「大丈夫ですよ。なんで?危ない?」
「いや、心配してた」
「え?『粉砕』されるの?」
「そうじゃないけどさ」

ご心配頂きありがとうございます。
あれ、もしかして反論しろってこと?ではないよな。
2003年01月09日(木)

午後出勤

目覚ましに飛び起きるが歩けない。やっぱりすごく疲れてるのかも。
頑張って午後から会社。右肩が錐でギリギリやられているように痛む。

映画は諦めて帰って洗濯、メール、日記。もう3:00。
あ、『大地を守る会』の注文書書かなきゃいかん。まだ寝ない。
2003年01月08日(水)

新春勉強会,『酒洛 弐番所』

 緊張しているからか、それ程眠くない。

某会議室で電脳キツネ目組の「新春勉強会」。定員15名の部屋が満杯。
喫煙者が多いので辛い。
宮崎さんのお話に続いて私とHさんがレポート発表。
って言っても「これってどういうことなんでしょう?」と疑問点をあげただけだが。
議論のきっかけにはなったと思う。宮崎さんにも「合格」と言われたし。良かった。

 2次会は高田馬場の『酒洛 弐番所』。10人以上だと地酒一升瓶サービス。
クーポン持参で全員に生ビール一杯サービス。全員にお正月の升酒サービス。
その上おみくじ抽選会で地酒の小瓶やビールが当る。すごい大盤振る舞いの店だ。
つまみも結構美味しい。バンバン頼んで1人2,000円。ビックリ。

 帰って、気がついたらお風呂のお湯が溢れている。
登別温泉の入浴剤を入れたのに、勿体無い。
足が浮腫んでいる。お風呂でマッサージ。2:30ぐらい?寝る。
2003年01月07日(火)

仕事始め,勉強会レジュメ

 10:00から社長の挨拶があるので早めに出勤せよとのことで、
数ヶ月ぶりに始業のベルを聞く。偉い!
しかしW君に「桜井さん、ものすごい寝不足って感じ」と言われてしまう。
朝寝て午後起きる8時間睡眠が続いて、いきなり2時間しか寝ないとそういう状態になる。

これで酒が入ったら大変かも、と思ったが意外に平気。
15:30から19:00ぐらいまでオフィスで飲む。

 帰って5時間ぐらい寝て、明日の勉強会のレジュメ作り。学生時代の試験勉強みたいだ。
明け方、ほとんど出来てレイアウトを整えている時にPCがフリーズして全てが消える。
なんてこった!気が狂いそう。朦朧としながらやり直す。6:30まで。
2003年01月06日(月)

『ソウルと平壌』読了

14:30に起きてご飯を食べたらもう夕方。静かなお正月休みであった。
勉強会の課題図書『ソウルと平壌』を読み終わると5:30。レジュメは明日にしよう。

しかし明日は仕事始めの飲み会だ。大丈夫かな。

『ソウルと平壌』も面白かった。
著者の萩原遼氏は「食糧危機や経済的困難の根本的解決は、南北の緊張緩和と話し合いによるしかない」と言っていて、「その方向で事態を打開しようとした人がいた。九四年に亡くなった金日成主席その人である」。
へえ。そうだったの。

だが、その路線変更の兆しが見え始めたところで突然金日成は死んでしまい、
金正日謀殺説も出まわったとか。
確かに「金正日には自分の生き残りしか念頭に無い」ようにしか見えない。

課題図書3冊では『北朝鮮に消えた友と私の物語』が一番面白かった。
2003年01月05日(日)

『朝鮮戦争 金日成とマッカーサーの陰謀』読了

 14時前に起きて読書。
正月休にはいろいろやろうと思っていたが、
勉強会準備で読まなければいけない本がもう1冊ある。
勉強会の後は飲みに行くよな、新年会で混んでるかも、と思ってこちらも段取り。

5:30までかかって『朝鮮戦争』読了。面白かった。
著者の萩原遼氏はアメリカの公文書館にある160万ページの資料を全て読んでこの本を書いた。

何年か前に「イギリスはおいしい」のリンボウ先生に話を聞いた。
リンボウ氏は「ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録」なども作っている研究者で
「図書館の倉庫で、今まで誰も見ていない、価値を知られていない書物を一番先に見る。
その貴重さの意味を知るものとしての興奮がある」と語った。
当時私には何が嬉しいのかさっぱりわからなかった。

全然ジャンルは違うけど、知りたくてたまらないことを自分の手で判明する喜びなんだろう。
結果わかったことがおぞましい事実であっても。

『ソウルと平壌』も読み始める。6:30に寝る。
2003年01月04日(土)

読書

 お昼に起きてお雑煮。母と掘りごたつで静かに読書。また雪。
「何読んでるの?」と聞くと
「くだらないの、全然面白くない」
「何?」
「何だっけ」
「題名もわからないの?」
「『恋愛中毒』とかいったかな」
「ああ、直木賞かなんかとってるよね」
「そう、それで買ったんだけど全然ダメ」だそうだ。

すぐに夕方になる。
また「何も無い」と言うので「明日食べるものが無くなっても悪いから帰る」
と言うと「ご飯は炊けばある」。面倒くさいってことね。
鮭、湯葉巻、カボチャ、ワインと納豆ご飯。お腹いっぱい。ご馳走様でした。

雪は止んだと思ったら雨。
傘も無いので家を出たとたん退き返したくなるが、
ダウンジャケットのフードを被って頑張って歩く。
びしょ濡れになって駅に着いて、勉強会の課題図書『朝鮮戦争』を忘れたことに気付く。
母に電話して届けてもらう。待つ間寒くて凍える。
車を降りた母が走って来て、駅伝のたすきのように本を受け取る。
私はホームの電車に駆け込む。

車中『朝鮮戦争』を読みながら、本に出てくる人たちの経験した寒さと状況の厳しさを想像すると、こんなんでブルブルしてる私はすぐに死んでしまうだろうと思う。

帰ってメール、日記。もう5時過ぎだ。あと2日!大丈夫か?
2003年01月03日(金)

新座,テレビ映画『連弾』

 14:00起床。ローソンで年賀状投函。回収は明日になるから着くのは来週か?

 正月に帰ると言ってる娘に「来ても何も無いわよ」という母。
「餅も無いの?」
「あるけど他は何も無いわよ」
「行かない方がいいって事?」
「いや、そういうわけでもないけど」
元気が無いってことね。
刺身を買って行く。肴はそれなりにあるではないか。2人で静かに日本酒を飲む。

母が元気が無いのは、習っている朗読がうまくいかないかららしい。
季節性のものかもしれない。
それにしても異常なハイテンションとどっかり落ち込みとの中間ていうのは無いのかね。
随分極端だ。

 母は先に寝て、テレビで映画『連弾』を見る。4時過ぎまで。
竹中直人監督作品は『東京日和』しか見たことが無くて、あまり面白くなかったが
『連弾』は面白かった。他のも見てみよう。

 新座は寒い。布団がものすごく重いのに冷たくてなかなか眠れず。
2003年01月02日(木)

年賀状

 皆様明けましておめでとうございます。
めったに更新されない『MARIBAR』に年賀状をアップしました。
http://www.inetsrv.com/~msakurai/image/2003nyc.gif
年賀状でも触れていますが、(多分)数十名の人がこんな私の日常を見守っていてくださることを大変有難く感じております。
2002年12月のアクセスは過去最高。励みになります。
これからも楽しんで続けたいと思います。今年もよろしくお願いします。

 10時前に池袋駅に着くと、初売り目当ての人々がパルコやビックカメラに列を作っている。
結構すごい人で驚く。

 11時に寝て19時に起きて年賀状にとりかかる。9:30まで。
2003年01月01日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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