Midorium閉館,ガックリ |
Midorium-西澤緑美術館-を閉じる。
昨日の緑さんとの会談を振り返る。決裂以外に方法はあったのか。 1.「書かれるのは嫌だ」「書かない約束は出来ない」と喧嘩しながら友達でいる。 2.「西澤緑」というアーティスト名を変える。消す。 3.私の筆を折る。殺す。
「歩み寄りが無いじゃない」と言った緑さんの歩み寄り策って何だったんだろう?
私は緑さんにアドバイスしたが、緑さんは拒否した。 アドバイスを受け入れるかどうかは緑さんの自由だ。私はその選択を尊重する。 緑さんは私に「書かないで」と頼んだが、私は拒否した。 何をどういう風に書くかは私の自由だ。緑さんはその選択に戸惑いと疑問を持つ。
私は誰の自由も奪わない。自分自身の自由も自分で守る。 歩み寄り策がいくつあっても結論は同じだったんだろう。
映画監督の高橋玄さんは
> 作家(または作家志望)とつきあってれば、 > いつモデルに書かれても文句は言えないからね。 > 緑ちゃんも覚悟しなければ(キビシーだろーなー)。
と言っていたけれど、本当に厳しかった。 私は緑さんの回路(4月30日,5月2日の日記参照)を開こうと空回りしていた。 緑さんの殻を破るどころかますます厚く堅くしてしまったかもしれない。
昨年は男を失い、今年は最も大切な友人を失い、切ないなあ。 でも「新たな出会いの継続、別れの継続こそが生きる価値のある人生」 という言葉を抱いて、私自身の回路を開いていこうと思う。
檸檬屋新宿に出勤して住枝さんからの伝言メモを見てすっかりやる気を無くす。 もともと飲み食べ放題料金5,000円を昨日突然女性・学生3,000円にして、 今日は女性4,000円ですと。明日はいくらだよ?
そして「金のことはこいつ(私)が仕切っている」とみんなにさんざん言っておいて 理由も言わず「支払い待ってもらえ」では先方は私が悪いと思うだろう。
小さな店では朝令暮改もやむをえないと思うが度が過ぎると自分の存在が虚しく感じる。 あまりにばかばかしくて喧嘩する気にもならない。
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2002年06月03日(月)
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