水戸芸術館,蕎麦「みかわ」

緑さんに誘われて水戸芸術館「日常茶飯美−Beautiful Life?」展。

ペットボトルの恐竜や巨大亀や、ビデオテープやゴミ袋の服、
子供の古着で作ったクッションなど。
私はゴミ(と言ってはいけないのか)を使ったアートはあまり好きじゃない。

しかし緑さんの友人の伊達伸明の「建築物ウクレレ化保存計画」は良かった。
取り壊されていく由緒ある建物、思い出いっぱいの家屋の建材を使って
ちゃんと音の出るウクレレを作る。どれも個性的で遊び心があって気に入った。

屋外展示の西野竜郎も緑さんの知り合い。
芸術館の外のビルの屋上にある給水塔を床の間に飾った和室。
係員と他のお客さんにも手伝ってもらって工事現場のようなトラスを登る緑さん。
ビルの屋上に浮いてるかのように作った和室は一度に5人しか入れず、
緑さんと降りていくと順番待ちの人で小さなビルは大混雑になっていた。

ガイドブックに載っていた蕎麦屋「みかわ」。
限定20食の「こだわりそば」1,000円は品切れ。
日本酒にもこだわっていてなかなか良い店だった。つまみも美味しい。

店を出て少し行くと激しい雷雨、暫くしてやむ。22時頃帰る。4時まで決算、あと少し。
2002年03月31日(日)

西澤緑展,涵梅舫(カンメイホウ),決算

母と母の友人のKさんとギャラリー・サーチ&サーチ。
2人は前回の緑さんの個展「点と線」も見ている。
昼間に見る作品はまた表情が違う。高い窓から日が射して陽だまりになり、
自然光で優しい感じ。

母とKさんとギャラリー近くの中華「涵梅舫(カンメイホウ)」でお昼。
ここは過去2回食べた。美味しいが、今日の牛肉野菜焼きそば1人前は多過ぎた。
母たちが頼んだ海鮮汁そばの方がさっぱりして美味しそうだった。

Kさんは今年から年金が始まる第2の人生ということで、短大でフランス文学を学ぶらしい。
前から演劇をやっていて、夢はフランスの舞台に立つことだとか。活き活きしている。

母たちは帰って私は再びギャラリーへ。天気が良くて気持ちが良い。
緑さんと話していると、設営を手伝ってくれた学生が彼女連れで現れる。
男の子は原田知世ちゃんに似ていてかわいい。女の子がまたきれい。美しいカップル。
緑さんとのやり取りをずっと見ていたい思いに駆られるが、帰って決算。終わらないが、寝る。
2002年03月30日(土)

決算決算

徹夜して、やはり間に合いそうにないとわかる。
とにかく払うものだけ払ってしまえばいいんじゃないの?と東京都主税局に電話。
「31日は日曜日ですから期限は4月1日です」
なあんだ、よかった。

とはいえのんびりできるわけではなく、深夜2時まで作業を続ける。
なんとか領収証の処理は終わった。
一応「SOHO & 個人事業者の『経理・税務』のやり方」という本を見ながらやっていて、
その本には
「わずか2日で完成できるSOHO事業者の『青色申告決算書と申告書』の作り方」
と謳われているので、どうにかなるだろう。たぶん、きっと。
2002年03月29日(金)

決算

やっと決算の作業再開。
とりあえず出せば後から修正もできると聞いて、今日になってしまった。
やはりというか意外にというか、大変。明日までに間に合いそうに無い。

とはいえ「3年B組金八先生」、号泣の最終回は見る。
最近見逃すことが多かったので、憎たらしかった子供たちも
過剰演技の大人たちと一緒になって、みんながみんな素直に可愛くなっている。つまらん。
2002年03月28日(木)

BIWAKO HOTEL,裁判初傍聴,やまき,黄桜 治六亭

明け方、雨が酷い降りになる。30分ほど遅れて7:30近くに終点「浜大津」に着く。寒い。
早朝に開いている店などなーんにも無い、琵琶湖に面した駅。傘を買う売店も無い。
大津地裁のある大津駅には遠くは無いが不便な場所にある。

雨の中近くのビジネスホテルに駆け込むが、居場所が無い感じ。
また駅まで戻って、歩いている人など誰もいない中ずぶ濡れになってBIWAKO HOTEL。

\1,800の朝食ビュッフェをやっているラウンジは満席。
トイレに行って服を拭いて顔を洗って化粧をしてブュッフェを待つ列に並ぶ。
大きいホテルで他にも朝食を摂れるような場所はあるのに、
忙しい朝食を待たせるホテルというのは初めて。
悔しいので洋食と和食とめいっぱい、全面ガラス張りの窓から雨の琵琶湖を眺めながら
ゆっくり食べる。

傘を売っているか尋ねたらホテルの傘をくれた。歩いて大津地裁。

傍聴人が多いので法廷が大きいところに変更されたらしい。原告側の最前列に座る。
私の後ろの席には高山氏が座った。少し緊張する。

尋問「あなたはその時こうは思わなかったんですか、思いましたか」
証人「エー、私はこうこうこういう事情で…」
となるとすぐさま裁判官が
「聞かれたことに答えて下さい。思ったのか思わなかったのか、どっち」
と畳み掛けてくる。
「思いません」でも「思います」でも「どうして?」とは聞かれず「ふうん」。で、すぐ次の質問。

午前中は滋賀県警天下りの大津プリンスホテル従業員力石氏の証人尋問。
この人は自分がホテルの社員だという意識がまるで無い。
ホテルを利用するゲスト(高山さん、宮崎さん)を呼び捨てにする。
チケットがほとんど売れているイベントをホテル側が中止させて、
「チケットを買ったお客さんに迷惑をかけると考えなかったのですか」と聞かれて
「関係ない。それは主催者の考えること」。
主催者もイベントのお客さんもホテルの客だろうが!
このボケはどっかの署長を勤めていたというが、何でこれがプリンスホテルの部長なんだ?

お昼は電脳キツネ目組の人達と大津駅前の蕎麦「やまき」。
雨が上がったので傘をBIWAKO HOTELに返しに行く。

午後はもう一度力石氏、中止させられたイベントの主催者、
大津プリンスホテルの副支配人、そしていよいよ滋賀県警林良介。
私は今度は被告人側の傍聴人席に座って宮崎さんと原告弁護団をじっくり見る。

林も力石も
「四代目会津小鉄の会長だった高山登久太郎は未だに暴力団に強い影響力を持ち、そんな人物がホテルでイベントをすることは危険が予想された」
と言い張るのだが、当の高山氏はその前後もホテルでイベントをしているし
今日の裁判にも傍聴に来ていて、特段の警備も危険も無いじゃないかと言われると「…」。

最後に宮崎さんが滋賀県警の林に原告質問。
「林さんは一般人から情報提供があってこのイベントを知ったと言うが、
天下りをした力石さんから聞いたのではないですか?」
「違います」
「力石さんは天下りですが前任者は誰ですか?」
「なぜそんなことを聞くのですか?」

そこで裁判官が「私にも質問の意図がわからない。止めて下さい」と言って
今日の審議は終わり。

後で宮崎さんが解説をしてくれる。
つまり天下りの力石は自らの存在感を示すために「こんなイベントやるって言ってます」
と古巣の警察に言いつけて一緒になって中止を働きかけたのではないか。
ホテルの従業員としては無能そうな、リストラに怯える彼のマッチポンプ
という図が透けて見える。

取材記者に「判決の根拠としては、それで勝ち目はあるんですか?」と聞かれて
「法的根拠は弁護士がやることだろ。俺は嫌がらせに対して嫌がらせを返しているだけ」
と答える宮崎さん。さすが、素敵過ぎる。

電脳キツネ目組の組員の中には裁判傍聴を多くしている人や、
原告や被告の経験がある人もいるが
今日の法廷劇は相当面白い、見所満載の裁判だったようだ。
初めての傍聴としてはかなり見ごたえあるショウだった。
誘っていただいた宮崎さんに深く感謝。

キツネ目組のみんなと「黄桜 治六亭」。
往復バスは辛いので格安チケットを買って新幹線で帰る。

いろんな事を思い出したり考えたりした滋賀行きだった。

一つ、想像。もしも、緑さんが裁判の証人になったら?
尋問「その時あなたはそう思ったんですか?思わなかったんですか?」
緑証人「それは…」
尋問「どっちなんですか?思ったのか、思わなかったのかそれだけ答えて下さい」
緑証人「うーん、考えます」
とか?

緑証人「思いました」
尋問「そうですか、では次に…」
緑証人「ちょ、ちょっと待って下さい。なぜそう思ったのか説明させて下さい」
とか?

一つ。彼女を襲った相手をぼこぼこにして刑事裁判の被告になったことがあるという人の話を聞いて、「告発の行方」という映画を思い出した。
あの映画で輪姦された女性の恋人は、深く傷ついている彼女に
「バイクで飛ばすかい?気分も晴れるぜ」
みたいな事を言うのでびっくり。「殺しに行けよ!」と激しい怒りを感じた。

一つ。天下りは社員になってもお役人。
私が辞めた会社にも消防署長の天下りがいて、
会社の利益に反することばっかり言っていた。
「どうして君はこんな会社に入ったんだい?」なんて聞いてるお前こそ何しに来たんだ。
今日の力石みたいなすっとぼけた人だった。
2002年03月27日(水)

大津へ

29日が期限の税務申告だが、作業はほとんど進まず。

宮崎学さんが原告の裁判傍聴に滋賀県大津地裁へ向かう。
22:50池袋発高速バスに乗る。横3列のバスは初めて。思っていたより快適。
宮崎さんの「鉄(KUROGANE)」を読みながら。

この裁判は、四代目会津小鉄の会長だった高山登久太郎氏と宮崎さんが
チャリティで出演するはずだった大津プリンスホテルでのトークショウを、
滋賀県警が横槍を入れて中止させたという言論集会妨害に対する損害賠償請求。

明日は裁判のクライマックスで、「宮崎が来るなら滋賀県警機動隊を呼んで阻止する」
と圧力をかけた警察官林良介警部と、滋賀県警からホテルに警備係として天下りした
元県警職員が証人として出廷するとのこと。

裁判の傍聴は初めて、滋賀県入りも初めて。どんな法廷劇が見られるのか楽しみだ。


2002年03月26日(火)

名称未定さん,ストロベリー・フィールズ

名称未定の友人から電話。
「今まで日記に書かれても問題は無かったけど、これから困るかもしれないし、
『これは書かないでね』とか『書かれたらどうしよう』とか言いながら話すのは嫌だから
名前が決まるまで私の事を書かないで欲しい」と言われたので断る。
「あなたとの事を書かない日記などありえない。
でも書かれない方法はあるよ。一切の関わりを絶てばいい。」
「……」
「何もかも書くわけじゃないし、私なりに書くべきこと書いちゃいけないことは
判断してるから」
「それはわかるけど」
「じゃあ何、書かないと約束したら、今まで聞けなかった特別の秘密を教えてくれるとか
取って置きの話とかがあるわけ?」
「それはない」
「じゃあやだ」
ってことで、協議の結果「名称未定さん」で書く事になった。

誰なのかは口外してくれるなという本人の強い希望。だけど私は口が軽い。
なので皆様、私に「『名称未定』は○○さんでしょう?」と聞かないで下さい。
ああ面倒くさい。でも愛する名称未定さんの頼みだからしょうがない。

名称未定さんの友人で映画監督志望の男の子がいて、
高橋玄監督と会わせてあげて欲しいと頼まれて、高橋玄さんにメールを書く。
「んじゃあ、今日の夜に。」
ということで急遽出かけることになる。

玄さんの行きつけの店阿佐ヶ谷「ストロベリー・フィールズ」。
「突破者太陽傳」に出演していた俳優さんのお店。

前から高橋玄監督のアウトロー話を直接聞いてみたい、
ストロベリー・フィールズに行ってみたいと思っていた。
玄さんとゆっくりお話したことは無かったので緊張したが、
名称未定さんと高橋玄監督という大好きな人と一緒に会えるのは楽しい。

映画監督志望のY君も後から来たK君も初対面ながら、面白くてためになる話を
いっぱいしてくれる玄さん。かっこいい〜。

玄さんは昔映画の制作費を引っ張るために、
長者番付1位から順番に電話をかけていったとのこと。
私も緑さんの作品売り込みやってみようっと。

名称未定さんには
「風邪も直らないしお金の事もあるから、少し家でおとなしくしていなさい」
と言われていたのだが、結局2人とも走り回ることに。ああ楽しい夜だった。
2002年03月25日(月)

谷中墓地,檸檬屋,三浦屋

緑さんと檸檬屋のお花見、谷中墓地。曇り空で寒い。
電脳キツネ目組の人達は昨日来たらしく、私の知っている人はTBSのKさん、Tさんくらい。

檸檬屋特製の広島名物ばら寿司を頂く。美味しい。
住枝さんが緑さんと私に、いろいろな人のお墓を案内してくれる。
ボランティアで歴史解説する人たちや
宴会花見客を回ってハーモニカで「さくらさくら」を演奏してくれる人などがいた。

緑さんは「私たちの場所って桜咲いてたっけ?」
大きな桜の木2本の真下じゃないか!
「そうだったっけ?」
ばら寿司に夢中だったのか、ホントに「花より団子」なのね。

緑さんはお客さんが来るのでギャラリーに向かい、私は檸檬屋。
TBSのKさんと古書店のご夫婦と話す。古書店で行うライヴイベントについて。

緑さんと待ち合わせて大塚「三浦屋」で日本酒。

緑さんに
「最近『出会いがあるかしら』とか『きれいな男の子がいい』とかそんなのばっかりね。
餓えてるんじゃないの」
と言われたので、アーティスト西澤緑に聞く。作品、制作について。こういう話も大好き。
2002年03月24日(日)

パルコ蕎麦屋,メール,日記

13:00に原稿とデータを届けに池袋駅。
匿名希望Aさんも来て、パルコの中の蕎麦屋でお昼。
匿名希望Aさんは結局今朝4時までかかったらしい。
えらい迷惑をかけてしまったかと思ったが、悪い仕事ではなかったと言ってくれて
良かった。

帰りは結構な雨。風邪をひいてるというのにずぶ濡れになる。
明日のお花見の事も気にかかる。

溜まってしまったメールと日記を片付ける。
元彼O君の叔母さん一家が緑さんの個展を見に来てくれるというので
私も行きたかったが、諦める。O君のいとこのCちゃんにも会いたかった。
「ちぇりーのおねーちゃん、迷子になっちゃったよ!」と電話が入る。駆けつけたい思い。

明日は緑さんと檸檬屋のお花見に行くのだが、ミリバールのお花見も明日になったらしい。
このところそういうのが多い。
あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

緑さんは「切った方が楽になるよ」と言う。
緑さんが誘われるままに出掛けていたら作品は出来ない。
作品は全てに優先する。それは正解。
映画監督の高橋玄さんが「映画作りを邪魔するものは全て切る」と言うのと一緒だ。

私も大事にしたいものだけ大事にしていると思うのだが、
書くことを全てに優先させてはいない。それでは絶対駄目なんだろう。

だけど私は緑さんと桜を見たい。緑さんと檸檬屋の住枝さんの会話を聞いてみたい。
2002年03月23日(土)

お仕事,匿名希望Aさん再登板,風邪

20日深夜に届いた原稿は、聞いていたより大量で今日中に1人ではとても無理。
匿名希望Aさんに依頼して、断って、やっぱりお願いでは失礼だと思ったが、
恐る恐る聞いてみると「いいですよ。面白いですね、桜井さん」とのこと。助かる。
お昼に大塚の中華料理店で会って原稿を渡す。

大塚駅周辺の桜も満開。桜は心を逸らせる。興奮する。

帰って仕事。早めに終わらせて日記書いて、HP更新して、と考えていたが深夜2時までかかる。
作業中にどんどん風邪が酷くなる。朦朧としながらAさんに電話。
「締め切りが延びたから明日の朝にしよう」と言うが「頑張ってやっちゃいます」。
私はダウン。

2002年03月22日(金)

「身毒丸」,ギャラリー・サーチ&サーチ,鳥良

昼前に起きる。酷い二日酔い。
「身毒丸」昼の公演でBunkamuraシアターコクーンに出かける。

藤原竜也最高。惚れ惚れ。きれい。頑張ってる。
蜷川幸雄は素晴らしい演出家だけど、藤原竜也を見せてくれたことに本当に感謝する。
これからもずーっと見守っていこうと決めた。

噂の入浴シーンは照明が当ってなくてよく見えなかった。でもドキドキ。

やっぱり私はきれいな男の子が好きだ。
子供を産むなら絶対女の子、男の子なんていらない、と思っていたが
「お母さん、もう一度僕を妊娠してください!」
と藤原竜也が叫ぶのを見て、こんなに可愛い男の子ならいいよなあとうっとり。
ここまで慕われる母という存在になってみたいものだ。

他に印象に残っているのは端役で、お面をつけている上半身裸の女性。太っている。
激しい踊りで夕張メロン大のおっぱいが上下左右にブルンブルン動く。目が釘付けになる。

終演後、ギャラリー・サーチ&サーチ。緑さんに昨日の不義理を詫びる。

「Undulating States」は人のあまりいない静かな時に見るとまたいい。
音が聞こえてきそうだ。

緑さんの知人が何人か訪ねて来る。
私の知らない人たちと一生懸命話している緑さんを見るのがまた好き。

人が帰って初めて2人でゆっくり話す。「男」について。
「私が男だったら、絶対緑さんだな」
「嬉しい。でも昨日は宮崎さんをとったのね」
昨日のパーティーに来なかったことは、きっと一生言われる。

緑さんの話がのってきて止まらなくなる。作業の手も遅くなる。
私は大学の同級生I君と池袋で待ち合わせをしていたのだが、
結局I君はギャラリーまで来てくれる。いい奴だ。

緑さんと3人で食事をすることになって、表参道の鳥良。
ここは昨年緑さん来日時に行こうとして入れなかった店。

二日酔いだし「3年B組金八先生」も見たいし、なんて思っていたが
緑さんと一緒で幸せな気分になる。

I君に聞く。
「緑さんは『男にもてない』って言うんだけどどう思う?」
「それは嘘でしょう」
「そうだよねえ、惚れるでしょう?どう?I君」
「いや、作戦があるんだよ」
とニヤつくI君。

奢られるのが嫌いな緑さんは最後まで抵抗していたが、I君がご馳走してくれる。
いい人過ぎる。それともこれは作戦か?

原宿まで送ってもらって私は車を降りる。I君は落合まで。
「いいなあI君。緑さんと二人で」
何が作戦なのかわからないので「緑さんに変な事しないでよ」と言っておく。
しかしご馳走してもらっておいて酷い捨て台詞だな。
2002年03月21日(木)

匿名希望Aさんゴメン,西澤緑 VS 宮崎学,駒忠,檸檬屋

朝、次の原稿が来るはずがほんの少しだけ。匿名希望Aさんと手分けする量ではない。
夕方また来ると言うが、一人で出来そう。
おまけにこれでおしまい(当初は1週間分かそれ以上という話だった)。
匿名希望Aさんに謝って断る。

先日自分は派遣会社に補償を要求したのに、
匿名希望Aさんに同じような事をして気を持たせる形になってしまった。
匿名希望Aさんは「気にしないで下さい」と言ってくれる。申し訳無い。

原稿を市谷に届けて、ジャーナリズム実践講座。当初予定されていた講師は宮崎学さん。
「でも、多忙につきいらっしゃらないかも。そしたら来期の企画会議をしましょう」
という話だった。30分ほど遅刻して駆けつけると会場からは宮崎さんの声が。
ああ、失敗。一言漏らさず聞きたかった。

取材の仕方、本を書くのは何のためか、タブーと差別について、映像vs文章など。
受講生は10名ほどで質問も次から次へ。
私は要領を得ない質問しかできなかった。宮崎さんに対しては未だにものすごく緊張する。

お酒を飲まない宮崎さんは懇親会には出られないかと思ったら「付き合うよ」。嬉しい。
でもどうしよう。今日は緑さんの個展の公式パーティー。
私が誘った人も何人も来ている筈。
遅くなっても行かなくちゃと思っていたのだが。
NANIOさんからは5回ぐらい電話がかかっていた。

宮崎さんに
「桜井さんは書いてるの?ホームページの更新ぐらいしかしていないんじゃないの」
と言われてしまう。それさえ覚束ない、とは言えず「生活に追われてまして」。
「27日の大津(裁判傍聴)には来るの?」
「う、え、は、い、え」
としどろもどろになってしまう。しかし宮崎さん直々に誘われたら断れるものではない。
「必ず行きます」。

二次会の駒忠では宮崎さんに仕事の相談を少ししたものの、
別のテーブルなのであまりお話できず。
宮崎さんが帰ると、隣に座っていた受講生の男性が
「宮崎さんとは知り合いなの?好きなの?」と聞く。
「愛してるんです」と答える。
「君のメルクマールなんだね」
「メルクマールって何ですか?」

そんなことはいいんだが、緑さんのパーティーに行かなくちゃ。
電話をするとイタリアンレストランにいてもうすぐラストオーダーだと言う。
「『桜井さんの紹介で来ました』って言う人が何人もいたよ。
『遅くに来ます』って引き止めたんだけど」
あの人が来た、この人も来たと聞く。ああ、申し訳無い。

今日は本当に悩ましい日だった。かつて私と付き合っていた男性に
「僕と緑さんとどっちが大事なんだ」と言わしめた西澤緑の晴れ舞台と、
1年前から決まっていた宮崎学のジャーナリズム講座。

「宮崎さんに言って日にち変えてもらえないの?」
ってそんなこと言える訳ないでしょ!緑さん。
「宮崎さんは来てくれないかしら」
来ないよぉ、緑さん。
でも私は本当にちりぢりの思いだった。緑さん、足を運んでくれた方々ごめんなさい。

パーティーに来てくれた電脳キツネ目組のNANIOさんとN君が檸檬屋にいるとの事で檸檬屋。
前にメールで怒られたMさんもいたので謝る。
「『もういい』って書いたじゃないかよ」と、怒ってないみたいでホッ。

私のパーティー衣装にみんなが驚く。これで駒忠、檸檬屋っていうのがちと悲しい。

緑さんの話、宮崎さんの話、他いろいろ朝5時まで。
2002年03月20日(水)

喉痛,匿名希望Aさん

もう3週間ぐらいずうっと風邪気味。熱は無いようだが咳が出て喉が痛い。
こういうタイプの風邪は生まれて初めて。

市谷に昨日の書類を届けて、今日の分をもらおうと思ったら
未だ原稿が出来ていないとの事。桜をチラッと見て、帰って原稿を待つ。
午後に届いた原稿を、匿名希望Aさんに頼んで手分けしてやることにする。

17日ぶりに掃除。原稿を取りに来た匿名希望Aさんに「きれいですね」と言われる。
私は「掃除嫌いのきれい好き」。

匿名希望Aさんとは久し振り。花粉症で苦しそう。仕事の話、近況など。

「桜井さん、大学生とかと付き合えば?」と言われる。
「無理でしょう。若くてきれいな男の子は大好きだけど」
「友達では10歳ぐらい年下と付き合ってる人結構いますよ」
「大学生の時のようなデートをするの?」
「そうそう」
全然想像できない。

匿名希望Aさんが帰ってからまた仕事。
2002年03月19日(火)

在宅ワーク,助っ人現る

9:50にAさんと市谷で待ち合わせ。
仕事の説明を受けて「どこでやるんですか?」と聞いたら「家」。書類を持って帰る。
煙草の煙の心配も無いから快適。在宅ワーク20:00まで

契約解除になった派遣会社から補償金について決まったと連絡。
「書面で下さい」と言ったら嫌がられたが食い下がる。
実際働いた期間に直した契約書を改めて取り交わすと聞いたが、
それでは契約解除の事実がわからなくなってしまう。その前に一筆もらわなくては不安だ。
18:00過ぎ、FAXが届く。
確認の電話をすると担当者はまだ「文章にはしたくなかったのですが」などと言っている。
とにかく交渉終了。

辞めた会社の同期Mさんからメール。

> 私のだんなは公認会計士です。弟は税理士です。
> 何かお役に立てることがありましたら何なりと

との言葉を頂く。ありがたや。
しかし3月末迄でまだなーんにもやってない。大丈夫だろうか。
申告書に添付する各種明細書は法人税だけで14枚、それに都と区に提出する書類もある。
…らしい(まだよく見ていない)。

自宅と会社の家賃の按分については
開業しているロンドン時代の友人Sさんがアドバイスしてくれた。助かる。
顧問税理士がいるとこういう情報を教えてくれるんだろうか。

というわけで「こんなに簡単!税務申告一発OK」とか、
「3日で出来る申告書類の書き方」など皆様のお役立ち情報お待ちしています。
2002年03月18日(月)

拾う神,Tにお任せ,(た)ちゃんの歌

Nさん宅で目覚める。少し頭が痛い。Fちゃんは珍しく酷い二日酔い。
「帰りに薬局で薬を買わなきゃ」とFちゃんが訴えていたのに、
直ぐに買ってきてあげることを思いつかない私は、
気が利かないなあと家に帰ってから反省。

Nさんが素敵な人にもらったと言う黄色いチューリップは、
男性ではなくFちゃんからのプレゼントだった。なあんだ。
すっかりホワイトデイの贈り物だと信じ込んでいた。

Aさんから電話。「データ入力の仕事する?」「しますします!」
Aさんが紹介してくれる仕事は契約書などないし、期間もはっきりせず、
普通の派遣会社とは違う。
しかし給料も聞かずに引き受ける。空白無く働けることになって良かった。

緑さんの個展のお手伝い、PC作業が上手くいかずTにお任せしてしまう。
Tは自身の仕事が忙しいはずなのに、大活躍。
家と会場が近いこともあって、こまめに顔を出して緑さんを強力サポートしている。
作業を押し付けていながら「ちょっとジェラスって感じ」と勝手なことを言う私。

(た)ちゃんはYUKIの「プリズム」を知らない。ラジオでかかっていたので書き留めて送る。

「涙の河を泳ぎきって旅は終わりを告げ
光の音に導かれてここまで来たけど
開いた手のひら あなたの代わりに
悲しみを抱いて 見果てぬ空の上

あなたは今もしかめ面で幸せでしょうか
愛してくれる優しい人見つかるといいね

花咲く丘まで口笛吹いていこう
意地悪な人がとやかく言うけれど
私はどこかで間違えたかしら?
今はわからない 答えは空の上

三日月がゆらりついて来るよ 私を見透かして
見たことのない場所へとまだ歩いていけると思ったんだ
私はこのまま信じていけるわ
愛の強さゆえ 優しき獣ゆえ

花咲く丘まで口笛吹いていこう
喜びを抱いて 見果てぬ空の上

咲くのは光の輪 高鳴る胸の鼓動」

YUKIのことはなんとも思っていなかったけれどこの歌は好き。
聞くたび(た)ちゃんを思い出す。

(た)ちゃんがお返しにマドンナの「Paradise(Not for Me)」を送ってくれる。

i can't remember, when i was young
i can't explain, if it was wrong
my life goes on but not the same
into your eyes
my face remains
i've been so down, down to the ground
i was so blind i could not see
your paradise is not for me
up to the skies
down to the ground
there is a light above my head
into your eyes
my face remains

アルバム「MUSIC」が手元にあってタイトルと訳がわかった。
私の場合この歌は(英語だから)詩よりも声、歌い方が心に迫る。コンサートで聴きたい。
2002年03月17日(日)

Nさん宅

高校の友人Nさん宅訪問。高田馬場駅から数分だけど静かな住宅街の豪華マンション。
2LDKを女手一つで購入したNさんはすごい。さすが生徒会長。

Kとゼミ仲間のFちゃんも来て、飲んで食べる。仕事を終えてYが駆けつける。

前はよく一緒に遊んだMの話。
「どうしてるかな、M」とK。
「元気だよ。メールが来た」と私。
「1人でいるの?」とNさん。
「言えない。内緒にしてくれって言われたから」
「どうして?」
「わからない。内緒にするようなことじゃないと私は思うんだけど、『言わないで』って」
「元気ならいいけど」とみんな優しい。
私は口が軽い。言いたくてたまらないが、なんとか堪える。
普通は「私は知ってる」っていうのも言ったらいけないんだろうが、ダメだった。

Fちゃんと一緒に、Nさん宅に泊めてもらう。
ソファベッドとドラマ「HERO」でキムタクが使っていた空気で膨らますベッドも完備。
黄色いチューリップをプレゼントしてくれる素敵な人もいるというNさん、完璧過ぎる。

2002年03月16日(土)

交渉,「Undulating States」開幕

交渉に向けての緊張と、緑さん個展開幕の興奮からか睡眠不足なのに全然眠くない。

派遣会社の上司は来なかった。補償はしてくれるとの事で一件落着。
派遣社員は賃金が安い上、立場が非常に弱いので
法律とか契約について勉強して主張しなくちゃいけないと実感。

仕事は予定より早く終わってしまい、PCを借りて緑さんの書類を作る。
昨日上手くいかなかった点をデザイナーの人に相談、やり方を変える。
プリントアウトもさせてもらう。なんとか形になる。

仕事を教えてくれて、毎日一緒にお昼を食べていたSさんにお別れの挨拶。
「個展見に行きます。HPも見てみます」と言ってくれる。嬉しい。

ワインを買ってギャラリー・サーチ&サーチ。
作品は素敵に仕上がっている。美しい。

緑さんは設営スタッフの給料計算・支給で忙しそう。
ロンドン時代の友人TとMが大量の食料を差し入れ、盛り付けまで大活躍。

檸檬屋の常連Hさん、(た)ちゃん,大学の同級生I君,鈴木玲子ちゃん,
設営を手伝ってくれた檸檬屋Sちゃん他大勢。
「ささやかなパーティー」と言いながら結構な人数が集まった。
疲れているが幸せそうな緑さん。私も嬉しい。

(た)ちゃんに会うのは久し振り。最近よく聞くYUKIの「プリズム」は(た)ちゃんの歌だ。

晩御飯を食べずに飲んでいたので気持ち悪くなる。
2時過ぎ、みんなはTの家に行くことになったが私はI君と帰る。
最後まで緑さんと付き合いたかった、残念。
2002年03月15日(金)

クレーマークレーマー,檸檬屋,緑道

派遣の仕事は契約書を取り交わすのに「ごめんなさい、もういいから」
で何のペナルティーもないのか?飲み屋の予約じゃないんだから。
それで済むなら契約書は何のためにあるんだ、と思って派遣会社に電話。

「契約違反の補償はないんですか」
「そういうのはないです。
アルバイトでも途中で切られる事はあると思いますが補償はないです」
「ありますよ!解雇予告金というのがあるじゃないですか」
「上司と相談します」

しばらくして折り返し電話。先程は怒りモードになってしまったので始めに謝る。
「唐突だったかもしれないですが、聞いてみようと思ったんです」
「わかります。明日上司と説明に行きます。
ただ、私は『期間が短くなるかも』という話はしたと思います」
などと聞いていないことを言うのでまた怒り再燃。
「前にも『言った言わない』という話になりましたけど、私は聞いていないです。
契約書にもそうは書いていないでしょう」

この人とは前に仕事開始日の確認不足で私が無駄足を運んだことがあるので、
期間については神経質になっていた。だからそういう話があれば忘れるはずがない。
それに私には「担当者がぜひ桜井さんにお願いしたいとの事で」と言い
派遣先には「桜井さんがぜひ御社で働きたいとの事で」と、言ってもいないことを言う人。
その程度なら「決り文句」でいいけれど、契約について嘘を言ってもらっては困る。

檸檬屋。住枝さんが紹介してくれたお仕事について相談。

今日は早めに帰って緑さんの個展の準備仕事。上手くいかず終わらない。
1時過ぎに電話をすると緑さんも準備中。ロンドン時代の友人Tも手伝っているらしい。
もっと早く作っておけばよかった。納得いかない出来だが、諦める。

明日契約解除の件でややこしい話になるかもしれないので、インターネットで予習。
4時前に寝る。
2002年03月14日(木)

契約解除,羅生門,ミリバール

今の仕事は20日までの契約なのに「今週いっぱいで終わり」と言われてしまう。
派遣会社の社員が謝って「次のお仕事紹介します」と言ってくれたが、
具体的な話はない。

昨日別の会社のAさんから仕事の話があったのだが、20日まで入っていると断ってしまった。
慌てて「予定が変わって15日までになりました」と連絡。
昨日の話は日給4万円だったと聞いて大ショック。

大学ゼミの先輩Nさんと須佐美君と四谷三丁目の焼肉「羅生門」。
Nさんがご馳走してくれた。
須佐美君は年末に会った時も今日も風邪で調子悪そう。
須佐美君のタイ旅行の話、Nさんの仕事の話。

1人でミリバール。清野さんに緑さんの個展の宣伝をする。終電で帰る。
2002年03月13日(水)

住民税申告,誘惑されたい派?したい派?

昨年はほとんど収入が無いので確定申告はせず、住民税の申告書に
「どのようにして生活費をまかなっていたか」を記入して提出。
所得控除も無いので書類は簡単。来年は「ああ面倒くさい」と言いたい。

J-WAVEの番組で京田未歩の「RADIO Champ」に
「どっちの恋愛ショー」というコーナーがある。
「デートの食事は、向かい合って食べたい派?横に並んで食べたい派?」とか
「最初のデートは映画派?遊園地派?」とか他愛も無い内容。

最近考えたのだが、私は誘惑されるよりしたい派だ。
小さい頃からそうだし、言い寄られて長続きしたことはない。
興味を持っていた人でも、相手から口説かれると「面白くない」。

どちらかというと私に好印象を持っていない、無理めの相手を振り向かせる、
というのがドキドキして良いんだけどなあ。
2002年03月12日(火)

えん

大学の同級生I君と晩御飯、池袋パルコ内の和風ダイニング「えん」。
私は仕事の相談、I君も会社のいろいろ話。

私たちはお互い書きたいことがあるので、
「これからは書いたものを読みあうようにしよう」という話になる。
2002年03月11日(月)

二日酔い

頭と喉が痛い。
豚肉とキャベツとトマトの炒め物(我ながら美味い!)の遅いお昼を食べて、メールなど。

緑さんのHP「Midorium」に15日パーティーの案内を載せる。
緑さんは「ささやかなパーティー」とか言ってるけど、結構な人数が集まりそうだ。
2002年03月10日(日)

中国茶館本店,エイブル,レア・ルーム,オゴウチ家,月花如桃

池袋近辺で部屋を探しているというN君に池袋ガイドを申し出る。
中国茶館でお昼をご馳走になる。天気が良くて暖かくてビールを飲むと気分がいい。
N君は「なんか(部屋の事は)どうでもよくなってきました」と言うが、
エイブル池袋東口店に連れて行く。

今は部屋の中を見て決める時期ではないらしい。
空き予定の部屋を条件のみで決めなければいけない。
N君の希望条件はあまり限定されていない。

「他も見てみよう」と言って、レア・ルーム。
元気で大きな声、早口で押しの強そうな女性が分譲賃貸物件を次々に出してくれる。
幾つか候補が見つかって現地と駅周辺を見てみることにする。
店を出たN君は「疲れますねえ」。この作業を果てしなく繰り返した昨年夏を思い出した。

オゴウチ家の晩御飯はきびなごとけんちん汁とドーナツとのことで、N君を連れて行く。
N君がお土産にいろいろなビールを買ってくれる。

2月23日の「大地を守る会」の交流会の話。
「スタッフに『なんでコショーが4週に1回しか注文できないの?"サシスセソ"は基本でしょう』って文句を言ったの」
と言ったらオゴウチ君が
「胡椒は『さしすせそ』じゃないよ」。
「あれっ?…そうか!今まで気がつかなかったよ。どうしよう。
日記にも書いちゃったし、『大地連絡便』にも書いちゃった。かっこわるーい」。
「多分、大地の人は気付いていたんだけど桜井さんの勢いに押されて言わなかったんだよ」
「恥ずかしい!カッコ悪すぎ」
「『さしすせそ』の『そ』はソースって思っている人も多いでしょう」
「違うの?」
「味噌だよ」
こりゃダメだ。
「でも、やっぱりコショーは基本だよ」と負惜しみ。

オゴウチ家を出て、地下鉄を乗り間違えてながら池袋に戻って「月花如桃」。
ここは私が払う。

4時前に我が家。N君は少し眠って帰る。
2002年03月09日(土)

緑道

夕飯を食べて寛いでいたところへ緑さんから「宛名シール貼りを一緒にやる」と電話。
22:00頃我が家に着く。

私は未だ宛名印刷を終えていなかった。
緑さんがデリバリーの夕飯を食べている間にプリントアウト。
緑さんはTVの「日本アカデミー賞」を見ながら
「これだあれ?」「まあ、この人老けちゃったねえ」。

印刷された宛名を緑さんがチェック。私が葉書に貼る。
緑さんは腰が痛いので寝転がっての作業。
「1人で単純作業をするより2人でやれば早いし、話しながらで楽しいね」と言ってたら
緑さんは疲れと睡眠不足で、間も無く眠ってしまう。
「緑さん、チェックしてない分も送っちゃうよ」と声をかけても首が少し動くだけ。

葉書は諦めてメール作業。それも終えて緑さんに声をかける。起きてもらって作業の続き。
370枚ほどを豊島郵便局の窓口に持って行く。緑さんに送ってもらって5:30に帰る。

緑さんは本日も10:00から設営。ちょっと横になったとはいえ、かなり辛そうだ。
今は作品の事が一番なのはわかっているが、
ゆっくりいろいろな話を出来ないのがストレスらしい。

葉書が届いたら、みんなの期待も高まるだろう。頑張れ緑さん。
設営が終わったらしゃべり倒そう。
2002年03月08日(金)

決算法人説明会,クラフトスペース和,PEPI'S,ザ・ギャラリー・サーチ&サーチ

3月末の申告に向けての税務署説明会。30分以上遅刻。
先日の新設法人説明会でもらったのとほとんど同じ資料をもらう。

私がよくわからないのは自宅と会社の家賃その他費用按分の割合。
普通は総面積に対する仕事部屋の面積で按分するらしいのだが、
1DKだから仕事部屋というのはない。
マニュアル本には「トイレの分は人数で割って含む」とか
「風呂は含めない」とかあってやたら面倒くさい。

アメリカの会計士資格を持つ友人Mちゃんに聞いたら、日本の会計士に問い合わせてくれて、
そんなに厳密にやらないで大丈夫らしい事がわかった。
すのこベッドとお風呂以外は全て仕事場って解釈もありか?

大学の同級生I君のお兄さんが経営する、
日本で唯一というイギリスの陶芸作品専門ギャラリー「St.Ives」の展覧会を見に
渋谷「クラフトスペース和」。作家の女性も来ている。
I兄に日本ではやっている人のいない工法?の説明などしていただく。
我が家にはティーポットが無い。素敵なのがいくつもあってうっとり。買えないけど。

表参道のPEPI'Sに寄って、ベゴニアさんを緑さんの個展に誘う。
「I love Midori. And I love you. You meet together, I'm happy!」
ってめちゃくちゃだけど、気持ちは通じたみたい。

サーチ&サーチで緑さんから葉書を受け取る。
全然足りないので調整しなければならない。緑さんにとってはかなり頭の痛い作業だろう。
「この人にも出したいんだけどね、先日会った時に話して、どうのこうの」って
全部説明したくなるんだろうなあ。

帰ってシール印刷作業をするつもりだったが、明日は仕事、もう寝なくちゃ。
緑さんから電話は無いが、明日には投函したほうがいい。うーん、どうしよう。
2002年03月07日(木)

口福,ラフェ・クレール

寝坊。何とか始業には間に合った。
慌てて、今夜の飲み会の幹事だというのに携帯電話を忘れる。

夜は洋食なのでお昼は和食、「口福」。
やはり揚げ物はパリっと、ご飯も温かい方が美味しい。お弁当で節約作戦は無理。

先日ゼミの「サンデイ・ブランチの会」会場候補になった、
大崎ゲートシティの南欧料理「ラフェ・クレール」。
辞めた会社の労働組合の上部団体の女性委員会OG会。通称「女性企画」。
委員長だったMさんが会社を辞めて夫の赴任先浜松に行くことになったので送別会。

結婚しました、結婚します、会社を作りましたなど近況報告。
私もだが、女性委員会立ち上げからのメンバーもいて、
皆それぞれの会社で組合で頑張っている。個性的で面白い人達。
これからも活躍が楽しみだ。

緑さんの住所録がやっと届く。400件以上。
印刷した案内葉書が足りなくなって頭を悩ます緑さん。
私はこれをシール印刷し、貼って投函する。皆様今しばらくお待ち下さい。
2002年03月06日(水)

眠い,お昼事情

眠くてたまらない。夜早く寝ようと思っても3時過ぎまで眠れず。

20日まで働く会社のある浜松町はお昼を食べるところはいっぱいあるが混んでいる。
お昼代を節約しようと思ったが、2日やってもう辛い。

昨日ダイエー系の店で買ったお弁当は薬臭くて、
これまで食べた弁当の中で一番不味かった。
今日はフレッシュネスバーガーに行ってみた。
健康志向っぽい店だが禁煙席が無いのはいただけない。

24時過ぎにインターホンが鳴る。ドアノブがガチャ。
ラジオの音がうるさい!という抗議だろうか。
ボリュームを下げて様子をうかがう。部屋間違いか?気になってまた眠れない。
2002年03月05日(火)

お仕事,鳥元×,COO○

I君のモーニングコールよりも先に起きられた。8:50の予定が大幅に早く着く。
朝礼中で事務所に入れず、外で待っていたらトイレに行きたくなって、
近所のビルに駆け込む。

家に帰るとI君から電話。昨日大事なノートを紛失したとのこと。
鳥元は電話で問い合わせたけれど「ない」と言われた、
COOはレシートの電話番号が繋がらない。タクシーはレシートをもらっていない。
これから直接COOに行くという。池袋なので見に行ってあげようかと思ったが、
大事なノートだったら自分で探したいだろう。

暫くして電話。COOには無かった。だが従業員はあちこち探し、店の名刺をくれ、
I君の連絡先を聞いて「昨日出ていた従業員にも確認して連絡します」と言ったらしい。
諦めきれず鳥元にも行ってみた。「お客さんがご自分で確かめてください」
と言われて昨日の席に行ってみたら、あった。
どうなってんの?電話で問い合わせた時はどこを探したんだ?あったからいいけれど。
で、I君はCOOに「ありました」と報告に行き、2杯飲んで帰ったとさ。

緑さんは住所入力&チェックを昨日の夕方から朝までやったまだ終わっていないと言う。
いったい何人分なんだ?

2002年03月04日(月)

個展お知らせメール,鳥元,COO

緑さんの個展案内メール。多くの人に来て欲しい。
因みに前回の作品「点と線」も今回の作品も販売します。値段は未定ですがご相談下さい。

大学の同級生I君から電話。
先日I君のお母さんが録画してくれた「ニュース23」のヴィデオを借りる。
開店したばかりの「鳥元」。結構いろいろあった1週間の話。
「火曜日にデートした人からぱったり連絡が来なくなったのはどういうことな?」と相談。
「作戦じゃないか?」I君はいい奴だ。

明日からお仕事で早起きしなくちゃいけないと言っているのに「COO」。
日曜日も朝4:00までやっている店。
ご馳走してもらったうえに明朝モーニングコールしてくれると言う。
I君はホントにいい人だ。
2002年03月03日(日)

緑道,頑張れベゴニアさん

緑さんの99年個展の芳名帳から住所打ち込み作業。
緑さんが直接知らない人で、かつ住所が書いてある人だけで90件弱。
数えていないが緑さんの友人、住所を書いていない人を含めるとすごい人数だ。

緑さんは作品を解説しないアーティストなので、見た人が芳名帳に
「こんなことを感じました」「こんなふうに見ました」
などそれそれの言葉で書き込んでいて、私が読んでも感動もの。
作り手である緑さんには宝物だろう。

今回の芳名帳はきっと更に厚く、熱くなる。

私の「カリスマ美容師」ベゴニアさんと、
私の大好きなあるデザイナーとのコラボレイションを夢見て
伝を辿ってベゴニアさん売り込み作戦。
先日ベゴニアさんにもらったCD-Rを、まずはご本人に見てもらうべくメールを書いて、
って私はこういうことが大好き。
ファッションビジネス業界の常識なんて知らない、何の人脈も無いけど
ベゴニアさんは「過激なパンク美容師」にとどまる人ではない。応援する。

という重要な用事を終えて11日ぶりに掃除。

緑さんが設営作業の帰りに寄ってくれるのを待つ。深夜2時過ぎに来る。
芳名帳分住所録のチェック。葉書発送のためには住所さえあればいいのに
「この人だけはメールアドレスを打ち込んどいて」とか言うので
「面倒くさいなあ、むかつく」と言いながら引き受ける。
「ホントにむかついてるの?」
「むかついてないのにむかつくとは言わないよ」
「会話だと流れや雰囲気でわかるけど、書かれるときついかも」

そうか、ごめんね。でもこのむかむかする感じが好きだ。ざわざわするというか。
緑さんの、あの質問の答えになっているのかいないのかわからない
ながーい事情説明を聞いている時の「だから結論は?!」と言いたいような、
ずーっと聞いていたいような、不思議な感覚。
それを「むかつく」の一言で済ませてはいけない。
2002年03月02日(土)

檸檬屋

朝7時まで作業をして、やっと寝たのに何回も起こされる。

人材派遣会社から電話。来週から20日まで仕事が入った。とりあえず良かった。
他の派遣会社で、時給が若干高くて交通費支給、始業時間が遅い仕事にもエントリー
していたがそちらは書類選考で落ちた。

檸檬屋の住枝さんから電話。仕事の話があるので檸檬屋に来るように、
宮崎学さんも来るから宮崎さんの新刊「鉄(KUROGANE)」を紀伊国屋書店で買うように、
とのこと。

15時過ぎに起床、なんだかんだやってたら新宿に行く時間は無くなって、
ジュンク堂で本を買って檸檬屋。宮崎さんは今日は来られなくなったと聞いてがっかり。

珍しく満席の檸檬屋。お客さんの1人が大きな声で歌を歌い始める。
同窓会帰りの住枝さんが高校の同窓生を大勢連れて来てみんなで校歌を歌えば、
先ほど歌ったお客さんも校歌、詩吟、「野ばら」などを、説教を交えて激唱。

他の同窓生は全然酔っていないのに、住枝さんはズボンがはだけるほど酔っ払っている。
仕事の話は「ちゃんとやるから」で終わり。

電脳キツネ目組のFさんが
「遅刻をしない方法は、自分の時計を1時間早くすることです」と教えてくれる。
1人サマータイムか。9時出勤だったら8時に出社する?それは無理。
私にも遅刻をしない時はある。
それはたいてい、待ち合わせの前にいくつか予定が入っていて、
遅刻してその用事をすっ飛ばす。
結果として最後の待ち合わせには間に合う、ということがたまにある。

終電で帰って、「食後のアイス パンプキン&ナッツ」と「イチゴのシャルロット」を食べる。
2002年03月01日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

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