今日は父の命日だ。
昨年の今頃は病院で途方に暮れてたんだよなあ〜
この一年、早かったと言えばそうなのかもしれないけど、あまりにも居場所を点々としたので妙に密度が濃い。
昨年夏は仕事の合間に保険会社・役所・警察と連絡とりまくり。 秋には職場が移転して。 落ち着いたかと思ったら、春に派遣切り(笑)
相変わらず母親は実家に放置しているのだが、なんと従兄があのゴミ屋敷を一人で片付けてしまった!! 文字通り足の踏み場が無かった家が、裏庭から表に面した板の間まで「風が吹いている〜」といきものがかりを歌ってしまうような状態だ。
それは良いのだが。。。
母親曰く 「イタロちゃんが昔描いた絵ね、ネズミが齧ってボロボロだったからみんな捨てちゃった」
・・・何故まず私に聞かないのだ・・・
ほとんどの絵は学生時代の、画風も定まってなかった頃の絵なんでいいんだが。 ぶっちゃけ「イタロ屋」のイラストの項目に載ってる絵も、トルコの絵以外は「無かった事に」したいくらいなんで・・・(銅版画、陶器、イタリョーシカさんは別です)
でも1枚だけ残しておきたかったのは、卒業制作のB1サイズの絵。
娘道成寺をテーマにして描いた、ヒジョ〜にオドロオドロしい作品。 当時、バイト先の男にかなり酷い振られ方した時だったので、それはそれは怨念がこもっていたかと。
なので、捨てられてかえって良かったのかもしれないな、とも思うんだが。
しかし、ウチの母親、ほんと〜に「何かを一生懸命」やったことって無い人なのね。。。ってこの一件で思ってしまった〜(涙) ついでに従兄も。
何かを創ったことある人ならわかると思うんだよな〜
やれやれ。 まあ存在するものはいつかは壊れて消えるもの。 だからと言って、何かを創るのを止めないことに意義があると思うんだよね。
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