イタロ日記

2011年03月23日(水) 身近なとこから

今日になって初めてわかったことが。

友達の一人に今回の震災被災地出身の子がいた。
生まれた県は知ってたんだけど、確認のためにさっき彼女にメールしてビックリ。

彼女自身はずっと東京に住んでるんだが、親戚や友人の中に避難してる方がいるそう。
何かできることは無いかと聞いてみたんだが、彼女自身「友達に連絡したけど、宅急便も止まってるし、個人の配送は禁じられてるから何もできない」そうで。

うーーーん、はがゆい!!!
エガちゃんにできることが何故私にできんのだ!

考えたんだが、こういう時のためにもっと「姉妹都市」みたいな制度を密に利用できないものかと。
今回の政府の対応は勿論ほめられたもんじゃないが、1カ所に任せておくにも無理がある。

とりあえず自分の街とある程度離れたところとホットライン結んで、非常時に相手方の街に何かおきたか?となったら即他方が確認。
被災後もある程度まで一丸となって、姉妹都市側がケアするとかどうだろう。

今回の件で私も思ったのだが「あそこもここも苦労してて、どこから先に助けてよいかわからない」。
せめてその土地出身者を通してなら何かできるかと思ったら、やっぱりそうもいかない。

なので上記の姉妹都市というか街同士の互助会制度みたいなものがあったら、ピンポイントで各々助け合えるのでよいのではないかと。

しかし今回の震災は後から出るわ出るわ、不謹慎だが手品師のハトかトランプかというくらい、ずるずると問題が続く。
野菜の次は水か!ってくらいだし。

ワシは水道水はこれからもフツーに飲む。なぜなら40過ぎだから!
しかしお子さんの居るご家庭はそうもいかないしなあ・・・

今回の災害は日本人の意識を根底から変えるようなものだと思う。
自分も呑気に物作ったり(最近全然してないが〜)フランス語なんか勉強してる場合か?と思ったり。
でもでも、日常をいつも通り回すことも必要だと思うのだ。

考え込まない。できることから淡々と。



2011年03月13日(日) 巨大地震

発生してもう3日目。
最初の揺れがきた時、私は会社に居た。こちらでは震度5程度。
でもあまりの揺れの長さに、尋常ではないことが起きている気がした。
帰宅時はバスを乗り継いで、結局7時間くらいかかってしまった。

途中すごいお婆さんと一緒になってしまったが。。。
なんでも「山に行っていた」そうで。
男性の連れ(単なる知人らしい)が居て、その人が「遅くて危ないから、ビジネスホテルにでも泊まりましょう」って言ってるのに「男の人と一緒にホテルなんて嫌だわ〜」。

相手の爺さんだって「同じ部屋に泊まろう」なんて思っちゃいないだろうよ。
さらに婆さん、爺さんの「近場の体育館に行こう」という提案も断り「数駅先の街に女性の知人がいるから、泊めてくれるかも」。
泊めてもらえるかどうかは全く不明だそうで。
爺さんはあきらめて一人で体育館に避難。

婆さん、途中までは私と同じバスに乗ることになる。
車内では「今日って何曜日?金曜なの?じゃあ明日みなさん休みで良かったわね」となんか周りの人をムカムカさせる発言。

そのバスを降りて別々の方向に別れようとしたところ、
「トイレ行きたい!どこにあるかわからないから、一緒に来て!」
いや、駅構内にあるとしたら勝手に入っていただければ。。。
しかも私のバス、最終がいつまであるかわからないし。

とは言え年配の方だし、仕方なく駅のトイレまで行ってあげたら
「私の電車、動き出したわ!乗って行く!じゃあ!!」

・・・糞ババー!!!

まあ人間なんてこんなものね、と思ったりもしたけれど。

でも生きていた方がいいよね。。。

どんなことでも、やれやれと思うような日常でも。
生きていた方が良い。
せめて、どうかこれで地震が収まってくれますように。


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