イタロ日記

2010年05月17日(月) 三鷹・国立天文台

スマスマとザッピングしつつ、報道ステーション見てた。
プラネタリウムの特集で取り上げられていた、79歳の弁士・河原郁夫さん。
素晴らしかった。

機械本体を操作しつつ、アドリブをまじえながらのナレーション。
身体が覚えているんだろうけど、いくつものスイッチやつまみを切り替えながら、語り口調はとても穏やか。
仕事が終わると小さな身体でスタスタ帰る。
こういうのを「美しい人生」って言うんだと思う。

昨日の日曜日は三鷹の国立天文台に行ってきた。
トーゼンながらまた徒歩。
こないだその近所の調布飛行場に行ってたからね。
そこからの帰り道、天文台の脇を通って帰宅したんだけど、気になってたものはすぐ見に行くのだ。

ちなみに無料。受付で申請して「見学」のステッカーもらって、見えるところにペタリ。あとは自分で適当に見学。

ドーム型の建物が木立のなかに点在し、見学可能なもののほとんどは今は使われていない。
デッカい望遠鏡、何に使うのかよくわからない錆び付いた機械。
泉鏡花の小説に出てきそうな立ち入り禁止の書庫。
宮沢賢治の世界にありそうな金属製の計測器。
暗がりのなかに、ただ転がされてるみたいに眠ってる機材を見るとドキドキする。

敷地の裏手はまるで小さなクレーターみたいにくぼんだ草むらの中に、これまた小さな百葉箱。そこにいるのはカラスだけ。
曇天の時は風が妙にざわざわ。雲の切れ間から太陽が顔を出すと、とたんにのどかな楽しい風景。全然関係ないが「クラムボンは笑ったよ」とか言いたくなる。

だあれもいないのをいいことに、またゴロ寝してみた。
あ〜。。。
なんか知らんがやっぱり鬱だなあ・・・
「生きる」のは良いけれど「生き延びる」のはつまらんなあ・・・

まあこんな精神状態の時もあるだろう。
しばらくの間は放電中。
自宅からたいして遠くない場所なのに、時空を超えてしまったような、不思議な空間。
さて帰宅はしているが・・・
本当に戻ってきているのは「前と同じ私」なのだろうか?



2010年05月10日(月) 調布飛行場

連休明け〜連休明け〜

ああ疲れた。
さすがに9日間休んだ後だと頭がマヒしてて、電話応対できるか不安だった。
意外と何とかなったけど、フランス人とかバカンスで1ヶ月近く休んで、まともに仕事復帰できるのかしら???

ところで昨日は調布の飛行場に行ってきた。
今回も家から徒歩。。。
あちこちウロウロしたから、またもや10km位歩いちゃったかも。

飛行場への経路で、以前住んでたアパートの前を通るのね。
そのアパートは取り壊しになって、敷地には既に大家の家屋が建っていた。なんか不思議な建物になっとったが・・・

自分が住んでたとこ、無くなっちゃってるとなんだか変な感じ。
昔勤めていた会社も社屋自体が無くなっちゃってるところあるしね。
こうやっていろいろ変わって行くんだなあ〜と。

しみじみした後、野川公園でゴロ寝。
もう最近、すっかりビニールシートとお友達(笑)

GWの間は新宿御苑に通いづめだった。なんだか身体によけいなものが溜まりまくってる感じで「放電」しないと居られなかったのよ。
計5日間くらい通ったんだけど、入園料かかるからね〜。野川公園で十分だったかも。
30〜40分くらいゴロ寝して、また場所変えてゴロ寝して。

その後、龍源寺に行って勇さんの墓前にご挨拶しまして。

最後に目的の調布飛行場へ。
ここ、結構良いよー!セスナくらいの小さい飛行機しか離発着してないけど、滑走路って見るとワクワクする。「プロペラカフェ」ってカフェも良いらしいが、今回は行かなかった。
周辺もかなりきれいに整備されてて、小さな丘に絵のようにベンチがある。
来ていた男性が「ここでビール飲んだらいいなあ〜」ってしみじみ言ってた。

ジョギングしてる人や親子連れや、近所のグラウンドで野球やってる少年達や。
なんかここで「世界ふれあい街歩き」やってもいいんじゃない?ってくらい心地よい風景。

ここでもまた、丘の上のベンチやら芝生やら、場所変えてゴロ寝。
しかしどこ行っても私、ゴロ寝してるのよね。
ポルトガルのオビドスでもトマールでも、フランスのストラスブールでも、チュニジアのシディブサイドでも。
そして新宿でも調布でも(笑)

たまに広い空でも見上げてないと、やってられない時がある。
しかし周りは家族連れやらカップルやら。たま〜に一人で本読んでる人もいるが。

連れがいるとね、ゴロゴロしてても説得力があるのよね〜。。。
子連れだからこそ行きやすいところもあるし。
ええ、アラフォーの女1人。浮いていようとも気にせず、心の洗濯が必要なんですよ。


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