セルフライナーノーツ。

2005年02月28日(月) 年に一度のアカデミー休暇。


仕事が一山超えたので、休日にようやく美容院とネイルサロンへ。
来週末の土曜が友達の披露宴なのだ。
しかし、この時期の衣装って難しいよね…(汗)ぴらぴらワンピじゃ薄ら寒いし、ロングドレスだとコートからはみ出てなんかヘンだし(汗)
タクシーで行ける距離ならこんなに悩まなくて済むんだけど…(^-^;
あちこち見て回ったけど、どうにもこれだ!と思う服が無いので、もう新調はしないことに。
代わりにネイルとメイクに金かけるよ!(笑)
…いや、勿論主役は花嫁なんだけどね。でも、友人代表スピーチ頼まれてるので…(ひいー!!!)
まずい…まだ草稿作ってない…(大汗)
短くていいよね?『早く酒が飲みたいから!』(笑)
そして席に戻った私を、『いいスピーチだった。……短くて』って、ファラミアが(以下略)・゚・(ノД`)・゚・
フォーゴンドー!フォーゴンドー!!
(;>ω<)/
……どんなスピーチだ(笑)



久々のネイルサロンでは、整形・バッフィング・キューティクルクリーン・トリートメントマッサージ・パラフィンパックにカラーリングのフルコースを頼みました!
はー、癒される〜v(エナメル臭いけど(笑))
伸ばしっ放し、爪切りで切りっ放しにしてても”それ、自爪?”って聞かれることが多い私の爪ですが、有り難いことに適当にやってても見栄えがするらしい(笑)。
(ネイリストさんいわく、プレートが凄く長いんだそうだ。)
高3までピアノやってたので爪はまったく伸ばせなかったんですが、それでもたまに指とか爪とか誉めて貰ってたなぁ…。
(よそのクラスの女子がいきなり教室入ってきて、”指綺麗ね〜っv”とかそのまま言って去っていったようなことが何度か…(;・∀・)ウチ、女子校じゃなかったのに!(笑))
爪もすごく強いので、今はかなり伸ばしても平気だしなー。親に感謝できる、数少ないポイントかも(笑)
パラフィンパックは初めてだったのですが、めちゃ面白かったですv
3回くらいにわけて液に手を浸すんだけど、引き上げられるたびに白くプルプルの膜が張ってゆく己の手は…
まるで豚足!(笑)
時間を置いて剥がされてゆくパラフィン、これもどこかで見たような…
そうだ、ホビッツの足だ!!!(笑)
カラーリングはおめでたいカンジに紅とゴールドの混じった玉虫色を。1本だけネイルアートも入れて貰いましたv
さあ、週末までこのラインストーンを落とさないよう気をつけねば…(ブルブル)
手袋手袋!!!



休日出勤のご褒美(?)に、今年もアカデミー中継の本日、お休みを頂きましたーv
今年は一人なので甘いものたくさんとつまみちょこっとを用意してゴロゴロと(笑)
思えば、あれからもう1年なのですねぇ…
ちょうど1年前、WOWOWでTTTを見て私は指輪の幽鬼になったのでした。
そしてそのまま、Kさんと見たアカデミー中継で、LotRが11部門制覇を!
昨年は正直、作品賞・監督賞あたりはもう酔っぱらってて記憶が定かじゃなかったんですが、今年は大丈夫だった(笑)





うーん。
終わってみると今年は、妥当なノミネート、妥当な受賞で終わったんですかね。
思ったよりミリオンダラー・ベイビーが強かったのかも…。
作品賞か監督賞のどっちかは、アビエイターが取ると思ってたのになぁ。
監督賞発表の瞬間、スコセッシのあのマユゲがさらに下がってしまい、何とも哀れで涙出そうになっちゃったよ…・゚・(ノД`)・゚・
レオ様は正直、今年は難しいかなと思ってたのです。ジェイミーがいたからなぁ…
というか、レイ・チャールズが亡くなったからね!
ご存命だったらまた結果は違ったかも知れないけど…このタイミングでは、彼にオスカーが行くのは仕方あるまい。
あと、主演女優賞のヒラリー・スワンクも驚いた!
(正直、イメルダ・スタウントンとか強いのかなと思ってたんだけど…)
あの若さで、しかもあまりハリウッドに後ろ盾もキャリアもなさそうな彼女が、前回受賞からこんなに間を置かずオスカーを手に出来るってことは、よほどハリウッドのニーズに合った演技をしてるんだろうな。


それにしても…彼女のドレスがあまりに地味だったので(背中は派手?だったが(笑))、てっきり受賞はないんだろうと思ってたのに(笑)
ビバヒル出身から、こんなところまで上り詰めたんだなぁ…。
海外では映画俳優とTV俳優は別にカテゴライズされてると聞いていたけど、近年は境がなくなってきてるみたいだ。
『デアデビル』のJ・ガーナーとか『アンダーワールド』のS・スピードマンはドラマ『フェリシティ』出身だし。
『完全犯罪クラブ』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のM・ピットも『ドーソンズ・クリーク』の何シーズン目かに出てたし…
そうだ、ジャレッド・レトのデビューも『アンジェラ/15才の日々』だったんだよね。クレア・デーンズしか覚えてないんだけど(汗)(ひょっとして自転車乗り回してたあのコか…?)






あーだこーだ思うことは色々あるけど、所詮日本ではまだ公開されてない作品ばっかりなんだよね。
観てないものには何も言えない(笑)
賞の大半は『ミリオンダラー・ベイビー』と『アビエイター』が分け合った形だけど、自分がこれから観に行きたいなーと思ったのは『エターナル・サンシャイン』『sideways』『アビエイター』『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』くらいかなあ。
『ミリオンダラー』観ればきっと感動するに違いないんだけど、それだけに何となく展開は読めそうな気がするんだよね…(^-^;
昨年評価の高かった『ミスティック・リバー』、実際に見たら自分的には今ひとつ、だったこともあるし。
俳優としてのイーストウッドは好きだけど、監督としては…どうなんだろう(^-^;
以下本年のアカデミー雑感。↓




・オープニング・ムービーで使われたロードの映像は何故か、”ヘルム渓谷へ駆け下りるガン爺+ローハン軍の足下”&”ゴラムのアップ”&”スケボーレゴラス”(笑)
・ムービーのラスト、並んで歩くチャップリンとシュレックがかわいいーv
・レッドカーペット、J・ギレンホールは何故かひとりでブラブラ、キルスティン・ダンストは弟と登場。なんで?より戻ったんじゃなかったのか?(笑)
・ビヨンセ歌いすぎ。特にlearn to be lonelyの演歌調は酷い。伴奏のウェバー怒ってないか?(汗)ピアノの上にサルのオルゴールがーv*(´∀`)*
・科学技術賞プレゼンターのスカーレット・ヨハンソン、異常に片手がブラブラしてたのが気になる…
・サルマ・ハエックのヘアーメイクが激しく微妙。(隣のペネロペの方が綺麗に見えるなんて…!(ノД`))
・全体的に今年はマーメイドライン、彩度の高い濃いめの色ドレスが多し。みんな同じでつまんない…何年か前の、ヴィンテージドレス流行りの時は観てて楽しかったのに…
・会場で最も美しい3ショット→ジョニデ・ヴァネッサ・ケイト(ウィンスレット)!!!
・サンタナとバンデラスの2ショットステージは男臭ぷんぷん!(*゚∀゚)=3(笑)


しかし何と言っても一番面白かったのは、ムービープラスの授賞式後ライブで、ティム・ロビンスのジャケット(ヴェルサーチ)のぶっとんだボタンを、その辺の全員がしゃがんで探してるシーンだったかも!(笑)




とまれ、今年も楽しませて頂きますたーv
来年も休み取れるといいな♪(コラ(笑))








2005年02月21日(月) オペラ座の主演女優。【オペラ座ネタバレ?】


いきなり仕事が忙しくなって参りました。
まあ…もうすぐ3月だしね、そろそろ覚悟を決めなくては!(;>ω<)/
そんな訳で先週は、土日も23時くらいまで会社で仕事してた訳です。
SEEの特典ディスクで、最終〆切近くのWETA現場の混乱ぶりが見られたけど…そう、まさにあんなカンジだ。納期前夜は(汗)
もー、マウス握ってる手とディスプレイと己の頭が分離しちゃってるんだよねー。
それで神業スピードが出ることもあるけど、凄く単純な操作にものすごく戸惑ってる時もある(^-^;
あと、大体マシンも疲れてきちゃってしょっちゅう固まるし(笑)
仕事が山に入る前に、『オペラ座〜』観に行っといてよかった!( *´∀`)





つー訳でワタクシ的『オペラ座の怪人』レビューですが。
うーん、何とも言い難い…というか、何故、映画化する必要があったのか?
その一言に尽きる。



主演3名は見目麗しく演技も素晴らしく、(俳優としては)歌も素晴らしかったと思う。
だけど、ミュージカルとして捉えるには歌で伝えられるものが絶対的に足りない。
映画として観るには、人物の書き込みが足りないしストーリーにもほころびがある。
(ラウルとクリスティーヌは屋上まで逃げた割にはのんびりと愛の歌を交わし、さらに何事も無かったかのように下へ戻って行ってるんですが…あんた達、何しに登ったのよ?!Σ(゚д゚;))
そもそも、この「オペラ座の怪人」て戯曲としてはちょっと出来がマズいんだと思うのよね。
ホラーでありミステリーである原作から、無理矢理恋愛要素を押し出して固め上げた、その結果の矛盾。底の浅さ。
それを抱えながらも、音楽劇という形を取り、歌の力を借りることで強引に押し切って成功したのが「オペラ座の怪人」というミュージカルだと思うのです。
敢えて映画化するなら、どうしてもっと人物の内面を掘り下げなかったんだろう。
それを楽しみに観に行ったんだけどなー…。
要の「マスカレード」のシーンも、思ってたより見栄えしてなかったし。
あれなら、狭い階段にぎっしりダンサーが並んでる舞台版の方がよほど迫力あったような…





バトラーの怪人は、なんか、無意味なほど自信に満ちあふれてましたな(笑)好きだけど(笑)
このファントムにとってのクリスティーヌは、”自分に与えられる筈だが得られなかったもの”の象徴なんだな。
もちろんそこには彼女への愛はあるんだけど、他にも、己の才能に対する評価、栄光、称讃、表舞台にいれば与えられるだろう(と勝手に思ってる)すべてが、彼女のかたちに集約されてるのだ。
この人は間違っても、”この顔が醜くさえなければ、人並みの幸せが…”なんて思ってないよな。人並みの評価なんて我慢できなさそうだ(笑)
これまでのファントムは、他に縋るものも希望もなく、ただ最後にクリスティーヌの愛を求めた哀れな男ってイメージだったので、ちょこっと新鮮でした。
お歌に関しては……何も言うまい(^-^;
ていうか、ミュージカルにしなきゃよかったのにな。メジャーな曲2、3曲歌うだけにしとけば…
下手、とは言いませんが、見せ場であるデュエットでエミー・ロッサムと根本的に声質が合わないのが残念。
(↑これはミュージカルでの配役なんかでもよくあることだけど)





クリスティーヌは相変わらず、二人の男の間でフラフラするばかりの”都合のいい女”だった。
ラウルと共にありながらも、ファントムを想う感情を同時に少しでも見せていれば、あそこまで尻軽にも見えないだろうに。
エミーはとても良かったと思うのですよ。少なくとも、彼女に求められていた若さとか純真さとか、それは十分に出ていたと思う。声も可愛らしかったし。
でも、クリスティーヌってそれだけの役じゃないでしょ。
監督は映画化に際し、ミュージカルでは使えない若手女優をクリスティーヌにと希望し、彼女を選んだそうだけど、それが終盤に進むに連れ、仇となっている。
別れ際のファントムへの母性を感じさせるには、せめてあと5歳くらいは上の女優を捜した方がよかったんじゃないかなぁ…(^-^;
そんな訳で今回もやっぱり、指輪のシーンではムカムカしていた私でした(笑)
(余談だが、「ハンニバル」での衣装がエリザベートを彷彿とさせて嬉しかったな〜vvv)






ラウルは…ミュージカルでの印象より、映画でだいぶ株を上げたかも。
でもやっぱり”アンタ何しに出てきたの…(;・∀・)”的キャラであることに変わりはない(笑)
が、しかし。
前回の日記でも書きましたが……パトリック・ウィルソン、やっぱり脱いでくれましたな!ちまっと、だけど。(笑)
怪人とクリスティーヌを追って地下への階段を降りる彼、ぴらっとヒラヒラブラウス(?)を…
てゆーか、その1枚くらい、脱いでも着てても変わりないじゃん!(笑)厚手のコートとか、ジャケットなんかだったらともかくさぁ…(笑)
墓場のシーンでは頑張ってアクションしてましたね。ラウルの見せ場だもんね…
でもあのシーン、不必要に長くないか?私、ミュージカルでもあの辺でいつも睡魔に襲われるんですが…(汗)
映画一緒に観た友達も、墓場でちょっと寝たって言ってたし(笑)
……あれ?
でも、ミュージカルの決闘シーンって、剣で闘ってたっけ?ピストルじゃなく?
(私、ウトウトしてて銃声で目覚めたような記憶があるんだけど…気のせいかな(^-^;)

あーでも、ダメだ、この人『エンジェルス・イン・アメリカ』のイメージが強すぎて…
ダメだよクリスティーヌ!結婚してもこのひと2度しかエチしてくれないヨ!しかも終いにゃ男に走っちゃうヨ!とか、余計な助言したくなっちゃう(笑)






そんでもって唯一(?)この映画で拾いモンだったと思うのはマダム・ジリーとメグ親子ですな。( *´∀`)
子供の頃からファントムの存在を護り続けて来たマダム、そして、天賦の才を持つクリスティーヌを親友としてきたメグ。
ひょっとして彼女たちは、ファントムを恐れつつも、彼に選ばれたかったんじゃないか。
ファントムさえそれに気づけば、彼はクリスティーヌに以外にも拠を見つけられたんじゃないか。
またしてもサリエリを引き合いに出してきて申し訳ないが(笑)、どうしてもサリエリ的キャラに肩入れしてしまうのですよワタクシ(^-^;
だって好きなんだもーん♪(笑)





ファントムに限らず…かも知れないけど、外見だ何だで己を判断されていると嘆く主人公ってのは、往々にして自分も同じことやってる訳です。
たとえばここでメグがファントムの苦悩を理解し、彼の側にいたいと望んだとしても、彼はたぶんクリスティーヌ以外の腕は取らない。
結局は自分も外見であったり才能であったり、そういうもんで独りよがりに選り好みしてる訳だ。
映画のバトラーファントムが人生悲観するほどじゃなさそうなルックス(笑)だったので尚更そう思うのかも知れないけど、やはりこの作品、どのキャラにも感情移入しにくいんだなあ…。
その辺の改善を映画化では期待してたんだけどね。
でも、ロイド・ウェバー氏が”この作品を映像として遺しておきたい”という想いから実現させた映画化だと知って、じゃあ何一つ変化がないのも仕方ないか、と納得(^-^;
おじいちゃんの記念ポートレート、じゃ仕方ないよね!(笑)



この作品のワタクシ的主演女優賞は……マダム・ジリーに決定!!
地下洞窟へラウルを案内しながら、トラップ直前で自分だけ引き返す………あの駆け引きはお見事です!(*゚∀゚)=3(だから”主演”じゃないって(笑))











さて、次に時間が取れたら、今度こそ『ボーン・スプレマシー』を…!(>ω<)
カールだけでも見に行こうかと思ってたのに、マートンまで出てるなんて知らなかったよママン!あぁんv
胸毛出てるかしら胸毛…v(←指輪役者中、私的最愛胸毛(笑))










2005年02月15日(火) あの人が今!


昨日はグラミー・アワードでしたね。
例年だったら、(他に見たい番組がなければ)BGV代わりに点けっぱなし…という程度なんですが、今年はWOWOWモニターレポのお題に挙げられてたのでそれなりにきちんとcheckしました。
うーむ、キーボード打ちながらだと落ち着いて見れんなぁ(汗)
アカデミーの日は有休取ってゆっくり2度観れるよう、仕事がんばろ…!(;>ω<)(アカデミー授賞式もレポのお題なのだった)
しっかし、久しぶりに見たよ松尾潔!朝○ンの男ボーカルオーディション以来かも(古!)
さらに、思いがけずケヴィン・ベーコンがプレゼンターで登場して興奮したワタクシ…(むはー!)
彼、ものっすごく馴染んでませんでしたが…(笑)



連休中の深夜、某サイトさまの受ハル絵チャに混ぜて頂きましたv
ゼンゼン絵描けないクセに、大興奮でいつも最後まで居座らせて頂いております…すみません!(;>ω<)
はーっ、でも今回は近年稀に見るエロ茶でしたよ(笑)
ハルちゃん、もうぐしょぐしょでびちょびちょでどろどろで(だからもうええって!)
ウチでも久々に絵チャやりたいなぁ…。
碁だったらお相手が複数でも和谷受!で統一できるんですが、指輪の場合…ボロ受・ハル受って共存可能なのかしら?(笑)
王様、モテモテになりそうだ…( ̄ー+ ̄)



発売日よりややフライング気味ですが。
指輪SEEトリロジーBOX、手元に届きましたー!
ヽ(>▽<)ノ
楽天の某ショップで20%オフ、ついでに5000円くらいポイントも残ってたのですかさず使用。
2万切ってようやく、我が家に指輪がやってきたよ…(ノД`)
(webで見た時は薄汚…いえ、やけに黄色っぽく見えたボックスも、マットな渋めのゴールドでいいカンジv(*゚∀゚)=3)
1年前にハマって以来、”欲しがりませんBOXまでは…!”と衝動買いを堪え続けてきたSEEが!
(とは言っても、友達が長い間貸してくれてたり、レンタルで借りたりもしていたので、常に手元には1本あったのですが(笑))
平日は特典映像を細切れに見るしかできそうにないですが、週末にはじっくりゆっくりと本編を!
それから感想とか連続上映イベントレポとか、あと、停滞している連載を再開させたいと思ってますv(*゚∀゚)=3
(DVDで見返したいところがあちこち出てきたので、ちょっとお休みしていたのですヨ…←建前?!(笑))
西さまとの企画ページも、週末には2話目が上がるのかな?(テキストの方はもう最後までお渡ししているので…)
ちらっと次のイラスト下絵を見せて頂きました。
も、鼻血吹きましたよ…っっ!あ、兄上の…○○○!!!(;´Д`)ハァハァ


ちなみに、ようやく手にしたパスポートはホビット・通行証はアルウェン・住民手帳はゴンドールでした。
見事にバラバラじゃん!(笑)でも嬉しい〜v
これでようやく、指輪世界の住人になれたような気がします…( *´∀`)



ここのところずっと、観に行こうかどうしようか、迷ってるのが『オペラ座の怪人』
ロック怪人のジェラルド・バトラーは『タイムライン』とか『ドラキュリア』でも好きだったし(しかし『トレインスポッテイング』の彼が思い出せないよ…(大汗))、エミー・ロッサムはもろ好みのカワイコちゃんだし、でもイマイチ押しが弱いんだよな…
何せあの話あまり好きじゃな…げふごふ。(※昨年12月26日の日記参照)
そして、ラウル役のパトリック・ウィルソン。
品のいいお顔立ちなのに、経歴が『フル・モンティ』って凄いな(笑)でも…。この顔どっかで…見たような……
はっ!Σ(゚д゚|||;)
出演作『エンジェルス・イン・アメリカ(TVドラマ)』?!
えーっっっっ?!
思わずニュースソース(ムビ☆(笑))を握りしめるワタクシ。
つーとこの人、あのドラマに出てた若手弁護士?
妻帯してるのに実は隠れゲイで、夜な夜なハッテンバ(セントラル・パーク)を彷徨ってたあの弁護士?(←勇気がないので見てるだけ)
ついには事務所のバイトくん(ゲイ)に熱く口説かれ、ついにそっちの道に目覚めてしまうあの弁護士?(←めっちゃエロい口説きっぷり…)
ベッドシーンで、モルモン教徒の掟(?)純白のぴったしブリーフ(というよりも、アレはも○ひき…(笑))姿を披露してたあの弁護士?
しかも恋人(バイトくん♂)に捨てられそうになり、冬の浜辺で突如ストリップを開始して彼を引き留めようとするあの弁護士?
………(;´Д`)ハァハァ  
『オペラ座』鑑賞決定ー!!!(早!)


いや、別にラウルに脱ぎっぷりなぞ期待しておりませんのことよ?
ただ、あのドラマとのギャップの凄さを楽しみにゆくのだ〜っっvvv
俄然、張り切って参りました(笑)
そうか…あの弁護士かぁ…(役名失念)
『エンジェルス〜』のビデオどこ行ったかな…映画行く前に見直しておこうかな。
うしししし!*(´∀`)*










2005年02月11日(金) 黒馬とチョコレート。(【アレキサンダー】ネタバレ)


パンパカパーン!!!゜。・(/^▽^)/゜。・。
本日より、指輪部屋にて新コンテンツ始動しました。
王の帰還SEE完結・発売記念ページ、しかも憧れサイト【白雨】の西さまとのコラボ企画ですよ〜v
SEE発売記念と謳っているのに、何故か微妙に時期ハズレだったり、中身はなんとレゴボロ(!)だったりするのですが(…)
しかし、それもこれもあれもどれも(?)すべては、西さま描く超絶男前黒髪兄上としてきなwebデザインが包み隠してくださるハズ…v
指輪原作派サイトさんである白雨さんと、(恥ずかしながら)原作を全く知らないワタクシとがコラボなぞさせて頂いていいのかという恐れ多さは確かにあったのですが……
己の拙いテキストに併せてあの黒髪兄上が動いて下さる(!)というこの上もない誘惑に、打ち勝つことは出来ませんでした…!(;´Д`)ハァハァ
(西さまにはホントにご苦労おかけしてしまってますが…(汗))
色々と呟きたいのは企画終了後にとって置いて、まずは西さまの一ファンとして3作目の連載終了までを楽しみにしていたいと思いますv
よろしければ、感想などお聞かせくださいね!
(…とりあえず、18禁は連載2話目に登場!です(笑))



さて、去る水曜日は午後半休とって、『アレキサンダー』観て参りました。
愛しのジョナサン(カッサンドロス役)の為に、たとえあのラジー賞ノミネート作でも足を運ばねば…!とは思っていたのですが。(酷)
またもや3時間の長尺映画だからなぁ……仕事帰りに行くのはキツイ!・゚・(ノД`)・゚・
上映スケジュールを眺めていた友人が、”いっそ半休取って13時からの観に行っちゃう?”と誘ってくれたので、勢いで決行。(笑)
封切り後初のレディースデイということもあってか、妙な時間帯の割には席も埋まってました。やや年輩のご夫婦が多かったかな?
何と3人のお子さま連れのママさんもいらっしゃいましたぞ!(;・∀・)
いや、そりゃあママさんだって映画も見たかろうけどさー…少なくともこの映画は子供には過酷だったと思うぞ。内容的にも、時間的にも。
まあ、奇跡的に静かなお子方だったので(終幕近くはさすがに多少声を漏らしてましたが)問題はなかったけど。
(以下ネタバレ雑感↓)








ええと…結論から言えば、ワタクシはまあまあ並程度に楽しめました。
ただ、事前にあちこちから酷評を聞いて、覚悟していたおかげだとは思いますが。(笑)
細部まで手をかけ金をかけ、俳優諸氏も熱演、謳い文句通りの壮大なスケール。
けど、揃えた素材と調理方法が今ひとつ噛み合ってない料理だったように思うのです。
オリバー・ストーンはアレキサンダーという人物個人に興味を持ち、その人間像を描きたかったと語っているけれど、そして確かに、そのための諸々のエピソードを探し、集めてはいるのだけれど。
でも結果としてできあがっているのは、歴史のとある一時代を(多少偏った視点から)なぞった伝記映画に過ぎないのです。
さすがに母オリンピアスとの絡みだけは(多すぎるほど)時間取って描かれてますが、おかげで他人との関係は稀薄、統治者となった彼の孤独も、甘える子供のようにしか見えない。
(これはまあ、コリン・ファレルのルックスに因るところも大きいのかも(笑))
構成も時系列が行ったり来たりで妙にわかりにくい。(←伏線の貼り方がマズいのか?)
加えて酷いのが音楽ですな!壮大なオケ使いながら、何一つ印象に残る旋律がない。戦闘シーンにしろラブシーンにしろ、あきれるほど陳腐。
一番酷いのが、台詞や表情を観客に見せる以前に、音楽で状況を知らせてしまうような使い方をしている点かも。
(これが哀しいシーンなのか、喜びのシーンなのか、台詞を言いきる前に音楽が転調してしまうのです。)
サントラの影響って大きいのになぁ… 大作を担いながら、なんて勿体ない…・゚・(ノД`)・゚・


楽しめました、という割に文句ばっかり書いてますが(笑)この映画でよかったのはやはり俳優陣でしょうなぁv
アレキサンダーとヘファスティオンの二人は、どっちも浮きまくりのルックスで最期まで違和感拭えませんでしたが…(;・∀・)
カッサンドロスとダレイオスとバゴアスとクレイトスは申し分なく萌えさせてくれましたね〜v
特にダレイオス率いるペルシア軍は、あのガウガメラの闘いのさなかにあってもどこか物憂げで、憂いを含んだ瞳をしています。萌え!
(アレキサンダー@コリンも、馬に乗っている時のおみ足は非常に美しかったです…v←え?そこだけ?!(笑))
取り沙汰されていたゲイ描写は、ほとんど無いに等しかったような…。
バゴアスは兎も角、観る人によってはヘファスティオンとアレキサンダーの関係は暑苦しい友情なんだかどうなんだか分かりにくかったのでは?
(わざわざ幼少期に同性愛の講義を持ち出して伏線貼ってるんだから、もっと明確に描けば人間性も出ただろうに…)
あ、大王と忠臣達の子役達、ちゃんと俳優諸氏(成人後)によく似たルックスの子揃えてありましたねv
カッサンドロスってば子供時代から面長細面で、思わずにんまりしますた(笑)
大好きなアンジェリーナは意外と見栄えしなくて吃驚。まあ、老け役だから仕方ないのかもしれませんが…
むしろ、紙媒体ではあまりぱっとしなかったロクサネ役の女優さんが、動くと非常に魅力的で美しく、びっくりでしたv
あとはやっぱブーケファロスに尽きる、かなぁ…
太くてしっかりした力強い脚と、黒く美しい鬣。むしろ、「ブーケファロス」って映画作ってもよかったんじゃあるまいか?(笑)
あの、獣象との対決シーンで、思わずボロミアの最期を連想してしまったのは私だけではあるまい!(;>ω<)/
(同行のN嬢は、ガウガメラの出陣でセオデン王の檄を思い出していたらしいですが(笑))
思えばこの映画、ブケファロスの最期で終わりにすればよかったのですよ…そうすればラストの、アンソニー・ホプキンスのだらだら語りもばっさりカットできたのに!(あの部分全部いらない)
大王の最期に関しては、ナレーションで1行”後に暗殺された”って入れて終わりでいいじゃない?
どうせはなっから”ミステリー”なんて欠片もない映画なんだから…(苦笑)




映画が終わって、語り合いついでに伊勢丹のサロン・ド・ショコラへ。
バレンタインのこの時期のみオープンする、世界最大級のチョコの祭典です♪
5時以降は会社帰りのOL陣でぎっしりになるので、今のうちに堪能しておこうかと。
今回はパスカル・カフェのパスカル氏も来場中でした☆(先日、どっちの料理ショーにも顔出してましたな…(笑))
1粒数百円の高級チョコが犇めく中、好きなチョコ2種+飲み物が525円で頂けるショコラ・バーは確かにオトクだ!(>ω<)
N嬢とは違う2種を選び、さらにその1片を半分に割って交換。みみっちく4種類のお味を楽しみましたv
どこのだったか忘れたけど、ラベンダーのゼリーをトッピングしてあったのは凄かった…まるでポプリを食べてるみたい!(でも美味しかったけど)
胸焼けするくらい試食を繰り返して(笑)、結局、テオブロマのショコランジェとリシャールのプチ・リシャール(9粒入)を自分チョコに買いましたv
デメルのウサギさんBOXもめちゃ可愛かったんだけど…ガマンガマン!(;>ω<)
しかし、じっくり回ってみて思ったんだけど…トッピングといい素材といいラッピングといい、”うわ、食べてみたい〜v”って思わせるのは大抵、ドメスブランドなんだな。(笑)
風味とか隠し味、とか……甘さや濃厚さに終始する外国産には、到底追いつけない域にあると思う。
誇れるよね、日本のチョコって!*(´∀`)*
だからという訳ではないですが…プレゼント用のチョコはいずれも、国産です。他意はないのです。
うひひひひ!(笑)




連休中に、何か新作UPしたいなと思ってますv
リベリオン書きたいなぁ……書けるかな(;・∀・)










2005年02月05日(土) 剣と毒薬。


本日のイベントは、蜷川幸雄氏演出『ロミオとジュリエット』観劇。
演じるは一昨年の『ハムレット』でも共演の藤原竜也&鈴木杏ペアです。
正直、それほど期待はしてなかったのですよね…。
苦悩の人を演じることにかけては、あの世代では右に出る者なしの藤原くん。
彼の完璧なハムレットを見ることの出来た後では、青臭いロミオはいささかキャラクターとして物足りない。
愛らしいオフィーリアだった杏ちゃんも、シェイクスピアには余り合ってないように思えたし、その上ジュリエットとして舞台を引っ張ることが出来るだろうか?
まあ、ハムレットに較べれば若くて軽い題材だし、あまり重厚さは期待しない方がいいのかな、と友人4人連れで劇場に入りました。


まず目を奪うのは、舞台一面に並ぶ巨大な顔・顔・顔。
3階まで組み立てられたブロック状のセット全体に、モノクロームの写真たちが貼られ、じっとこちらを見ているのです。
男あり、女あり、子供のようなものも些か歳を経たひとも。(解説によれば、これらは皆、愛に殉じて死んだ人達のポートレートらしい)
私が以前見た蜷川ハムレット(真田ロミオと松たかジュリエット)は、それなりにきちんとバルコニーを模したセットだったけれど、今回はあからさまに前衛的。
原作の年齢に近い年若い俳優達を使い、新しいロミジュリを生み出そうとした、蜷川氏の意気込みがここにも…。
さて、内容の方はと言うと。
藤原竜也、新境地!
この一言に尽きるかも…。(笑)


死の影のない1幕目は、会場のあちこちから笑いが起きるほど、バカップルぶりを見せつけてくれたふたり。
舞踏会での一目惚れ、勢いのまま恋を誓い合って、夜の窓辺に忍んで…翌日には神父の前で婚姻を。
今の世ならけして考えられないこの流れを、何の違和感もなく、若さと勢いと恋の盲目っぷりで見せてくれました。
ジュリエットに名を呼ばれるたび、顔も身体もふにゃふにゃに崩れて、あまーいチョコレートみたいに蕩けてしまいそうなロミオ。
幼さと聡明さと純真さで、かけひきも何もなく一身に想いをぶつけるジュリエット。
(生成りの豪奢な衣装と、杏ちゃんのピンクのツヤツヤほっぺがお人形のように可愛いのですv)
呆れるほど繰り返される小さなキスも、まっすぐに相手へと伸ばされる腕も、ふたりの若さによってただ自然に受け入れられる。
「ロミオとジュリエット」は美しい悲劇です。が、言ってしまえば、激情に駆り立てられた若くておバカな恋人達の”愚かな”悲劇。
両家の確執がいかに深かろうとも、不運な罪を負ってしまっても。
他にも講じられる手段はあったかも知れないし、時を待つことも出来たかも知れない。
まあ、そうした醒めた突っ込みをさせないのがシェイクスピアの筆の巧みさであり、主人公達の若さ、幼さなのですが。
この題材を演じる俳優さんの大半は、若くても20代。30代40代も、キャスティングされる不思議はない訳で。
もちろん、実年齢に関わらない演技を見せるのがプロの演者さんでありましょうが…
やはり、この若さでなければ出せない匂い、というものは確かにあるのだな、としみじみ思ったり*(´∀`)*


私は映画「ロミオとジュリエット」(もちろんオリビア・ハッセー版ですぞ!(笑))が大好きなのですが、結婚後、一夜が明けてふたりが別れる朝のシーン(雲雀をナイチンゲールと言い張るあの名場面ですね)は、今回の舞台の方が気に入ったかも…v
ジュリエットの必死さと、それにほだされてやろうとするロミオ。そして、その腕を振りきって彼を見送ろうとするジュリエット。
このシーンといい、最後のジュリエットの自害といい、この作品を見ていつも想うのは、女の強さ
恋しい男の剣で胸を貫くジュリエットは、追っ手から逃れる為でもなく時に追われるからでもなく自暴自棄になったからでもなく、はっきりと自分の意志を持って死を選ぶ。
しかも、その手段に剣を以て。
傍らのカンチガイ男はなまぬるく毒薬なんか飲んでるのにですよ?!このフニャ○ンめ!!(笑)
(いや、ジュリエットも毒薬舐めようとはしてますが…(笑))
覚悟と痛みを伴う剣を以て、それでも怯まない、恋する女の強さ。
(これをうっかりピストルなんぞに置き換えてしまった某バズ・ラー○ン、まさにヤッチマッター!ってところですな(^-^;)
杏ジュリエットは立派に、その最期を遂げてくれました。


若さを前面に押し出した演出として、忘れちゃならないのがティボルト一派とマキューシオ一派!
どちらも異様に露出度が高いお衣装で、肉体美を見せつけてくれていたのですが…個人的にたまらんのはティボルト派だったね!(笑)
胸板厚いメンツを揃え、白のパンツに白のタンク、髪はややリーゼント気味…と随所に醸し出されるこのドカチンテイスト!むっはー!(*゚∀゚)=3
対するマキューシオ派は今時の細身な男子軍を揃え、衣装も黒とカーキなおしゃれさん系でしたが…何故かマキューシオの見せパンが真っ赤なビキニで!(笑)
サスペンダーで吊られたダボダボのカーゴパンツのウエストから、絶えず覗く赤パンに意識がもぎ取られてしまいますただ(笑)



蜷川&藤原コンビ、次の舞台は6月の弱法師ですが……先行戦に惨敗しちゃったヨ…・゚・(ノД`)・゚・
激戦の一般発売で勝ち残れるか…?!さい芸、一度は行ってみたいんだけどなぁ…
昨年の当たり運(?)にどうぞ見放されてませんように!(;>ω<)
あ、でもその他にONLYと夏コミの当落もあるのか……ううーん。(笑)



















2005年02月02日(水) ティンカーベルのいる場所。(【ネバーランド】ネタバレ)


いよいよ王の帰還SEEが発売されましたね!
トリロジーBOX待ちのワタクシ、本当なら今頃見たくて見たくて気も狂いそうなところでしょうが(笑)、幸運にも1/29・30のトリロジー連続上映イベントに参加できましたので!
今はむしろ貝になって、余韻を楽しむ気持ちです…
2日間を費やしてのSEE連続鑑賞、体力的にはホントに疲れましたが(休憩時間にシアターの外に出るたび、空の色が全く変わってるんだもんなぁ…(^-^;)大画面で、しかも続けてあの世界を堪能できたのは本当に幸せなことだったと、改めて感動してます。
自宅のテレビでは見えなかったものや声が聞こえ、1作目からあきらかに変わって見えるキャラクターの成長ぶりに胸が詰まり。
RotKのSEEについては色々と呟きたいこともあるのですが、それはまた改めて。
手元にBOXが届き、ネタバレも許されるだろう頃に、イベントのレポと共に改めてここに書きたいと思ってます。






そんなこんなで休日2日間を指輪に捧げ、いささか疲れを遺した翌週も、あれやこれやとイベントは詰まっておりました。
まずは、前売りを買ったままになっていた『ネバーランド』へ。
こじんまりとまとまって、凄く優しい気持ちになれる映画でした。
魂にズシンと来た!とか、忘れられない名シーン、とかは見当たらないんだけど…それはけして映画に必須なファクターではないもんね。


予想とは大きく違って、登場するデイヴィズ家の子供達はみな、最初から大人に見えた。
(個人的には長男ジョージくんに萌え〜!( *´∀`))
この作品中では描かれていないけれど、父親を亡くした時点で皆、庇護を受けるだけの子供からは卒業していたのかも知れない。
大人になり切れない子供、はバリー本人だけ。そんな異質な存在である主人公を、少しも嫌味なく独善的でなく演じているジョニデに改めて底力を感じたり。
そして、ヒロインである母シルヴィアを演じたケイト・ウィンスレット。
立派に母の貫禄を備えながら(いや、体型だけの話じゃなくて…(笑))、地味に落ち着きがちな画面に華も添えている。
男顔・派手顔好きな私としては、ケイトは(金髪碧眼では珍しく)好きなルックスの女優さんなんですが……美女だと思うのに、あまりそう称されてないのはどうしてなんだろう?
雄々しいから?たおやかさがないから?!(笑)
(昨今、あちこちで美貌の誉れ高いニコール・キッドマンとか……彼女、けして美形ではないよね?顔歪んでるし…(^-^;
むしろちんくしゃキュート系の顔立ち(身長はともかくとして)だと思うのだけど、世の中って不思議だ…(笑))
オスカーには2作品でノミネートされてるケイト、今期の受賞は無理そうだけど(ぇ)息の長そうな女優さんだし、近いうちに是非主演女優賞ゲット!して頂きたいものですv


この映画の泣き所ってどこなんだろう?
やはり、母を喪おうとしている子供達の健気さ、いたいけさなんだろうか?バリーのやるせなさ?
きっと見るひとそれぞれなんだろうけど、私的に涙腺が緩んだのはどれも、大人達の台詞ばかり。
バリーから去った後も、初日の舞台を見に来る妻の言葉。(←奥さんの衣装いっつもゴージャスだったなぁv(笑))
”妖精を信じるなら、手を叩いてください”
劇中のピーター・パンの台詞に、懸命に拍手するシルヴィアの母(ジュリー・クリスティ)。
ああ、この人もまた己の娘を失おうとしているんだ。しかもその娘もまた、自分の子供を置いて去らねばならない苦しみを味わっているのだ。
奇跡や魔法を信じたいのは子供ばかりじゃないんだ、そう思うとじんわり目の奥が熱くなりました。
ネバーランドは、ひょっとして大人のためにある場所なのかも知れない。


バリー達が楽しんだ海賊ごっこ、カイトに付けられた鈴、鏡に反射する光、夜のベッドに飛び跳ねる子供達などなど、後の”ピーターパン”の礎となるポイントがさらりと織り込まれていて(しつこくないのが実にヨシ!)実に楽しい。
(特筆すべきは、乳母犬ナナを演じた俳優さんの熱演でしょうか。終盤のあの素晴らしき犬っぷりに乾杯!(笑))
ジョニデfanならまず観て損は無し、ついでにピーター・パンの映画なり小説なりを併せて見ると尚感慨深いものがあるかも、な作品ですv







日本にしかいない、”ティンカーベルに逢える店”があります。
東京・有楽町の帝国ホテル内にある、オールド・インペリアル・バー。
フランク・ロイド・ライトの貴重な壁画など遺されている、名高い老舗バーですが、実はここでティンクに逢えるのです。
ネズミー版ティンクを描いたM・ディヴィスがかつておしのびでこのバーを訪れ、お任せでカクテルを頼んだところ、出てきたのはなんと「ティンカーベル」
ちょうどその頃、当のバーテンダーが思いついたオリジナルカクテルだったそうで、彼は目の前にいるのが当のティンクの産みの親(ではないが…)とは知らずにお披露目してしまったのです。
この偶然に痛く感動したデイヴィス氏、感謝の意をこめて(その辺にあった)チラシの裏にさらさらとティンクの絵を描いてプレゼント。
後日帰国してから改めて、きちんと額装されたカラーのイラストをこのバーへと贈呈したのだそうです。


今でもバーに行けばその絵を見せて貰えるとの話を耳にしたので、数年前帝国ホテルに宿泊した際、足を運んでみました。
友達2人とカクテルを何杯か頂いて、その帰り際、カウンターに立ち寄って。
チラシ絵の方はすでに劣化が激しいので表には出されていませんでしたが、バーテンさんにお願いすると快く持ってきてくれました。
鉛筆の線も消えかけて、細かいところはあまり判別できませんでしたが…確かにティンクがそこに!
(むしろアンティーク好きな方にはチラシそのものにも食指が動きそう☆)
カラーイラストの方は色鮮やかで、手に取って眺めることもできました。
カクテルグラスの上を飛び回っているティンカーベル。これがね、もう何とも言えない幸せな表情をしてるんですよ…v
”美味しかった!”とか”嬉しい!”とか、ね。言葉より雄弁に。見てるこっちももう、ニコニコしてしまうくらい*(´∀`)*


正直言ってワタクシ、ネズミーのアニメは非常に苦手なタイプなのです。(どの作品にも共通する、あの、媚び売ったような上目遣いやくねくねした動きや不気味なマツゲや…_| ̄|○|||)
でもこのティンクは心から可愛いと思った!観れて幸せになれたな〜v
興味のある方は、尋ねてみて損はないと思います。チャージもそんなに高くないしね!
特に、チラシ絵の方はあと何年状態を保ってられるか甚だ不安なカンジなので…(^-^;
同行のPさんが”フィキサチーフとかかけといた方がいいんじゃないですか?”と進言してましたが、バーテンさんキョトン☆としてましたから……
まあ、無理ないよね!(笑)









<< >>