セルフライナーノーツ。

2001年08月26日(日) 晩夏の悲劇。


8月も終わろうとしているのに未だ更新できず(-_-;)
明日中に何かアップしないと、また暫く手がつけられないし。。。がんばろ。
やー、色々と忙しかったのです。。。今年はオフ活動も無かったのにな。(笑)
今日明日の大阪で夏のイベントも終了のようで。皆様ご苦労様でした。
気分はもう冬!に向かってる方も多いんでしょうねぇ。。。いやはや凄いよ。ホントに。とても昨年まで自分もやってたとは思えんな(笑)


そういえば先日、ふと思いついてオフラインのサークル名とかPNで検索かけてみた。
良識ある同人(パロ)サイトさんは大抵ロボット避けしてくれてるハズなので、まあ殆ど引っかかるまいと思っていたのだが。
知り合いの日記ページとか、購入本リストなんかの穴ページ(笑)で幾つか引っかかったのはご愛敬として。。。どこぞの会社が作ってたらしい、昨夏版の『夏コミ外周サークル一覧表』とかいうのに載せられてたのは吃驚した。
はぁ。。。そうだよな、この不況でこれだけ金落としてくれる業界って他にはないもんね。それにしても、色んな商売があるもんだ(笑)
(ちなみに、更にその前ジャンルのサークル名で検索かけてみたら、今度は同人誌販売専門店のリストにひっかかった。。。一体何年前の本扱ってるんじゃ!(-_-;)
しかも、己の同人歴で最もハズい某パラレルシリーズ(←女体化・お貴族様・ロミジュリ(だけどホモ)・エセ日本史・しかも腹ボテ(汗)とイタタ要素総て網羅!(笑))のみ全部完売だったちゅー辺りが。。。何とも。。。(苦笑))
悲劇か喜劇か。(笑)



それは、盆休みの最中に起こった。
前を歩いている親子3人。どうやら帰省中らしく、若い母親も幼い子供二人も皆それぞれに大荷物。
小学校低学年らしき男の子は、片手に”fresh fruits”と描かれた紙袋を大事そうに下げ、暑い中大して騒ぎもせずに大人しく歩いていた。。。が。
何の前触れもなく、不意に紙袋の持ち手がビリッと千切れたのだ!
ニュートン氏の法則に従って袋は素直に道路に落下、伝家の宝刀マスクメロンは何のクッションも無く、ごろりと裸でコンクリートへ。。。べしゃりと潰れて溢れた、黄色い果肉の痕を残しながら。
声もなく硬直する親子(と私)。
信号が変わり、哀れなメロンのすぐ傍らを、排気ガスを吐きつつ通り過ぎる車。
さっきまで宝物だったハズのソレはもはや、その辺の塵と変わりない。
「………………」
。。。ああ、こりゃあ暫くトラウマっちゃうねぇ(^-^;
「………………」
沈黙は続く。
恐らくはこれから訪れる親戚(?)への手みやげであったろうその亡骸を、踏まないよう、せめて注意して。
佇む親子をそっと追い越した、夏の夕暮れ。


嗚呼、晩夏の悲劇。







悲劇、といえばこれまた悲劇?
某アイドルのメンバー一人逮捕で、これ以降のコンサは4人で続けるって?
うわー、さ来週の金曜、わざわざ休み取って行くのにー(泣)ただでさえ今年は追加公演日に回されてナーバスだったのにさ、ひどい追い打ち。。。しくり。
(嗚呼、もういっそ鳥肌実の講演会行こうかなー。。。同日だし(泣))
一番人気(笑)が結婚しても、不動でやってけるんだと安心してたのに、まさかこんな事態で一人欠けるとはね(^-^;
大した事故じゃなかったにせよ、年に一度しかツアーしないんだから、せめてもう少し気ィ張ってて欲しい。ライブは撮り直しの利く仕事じゃないんだから。
自業自得の彼本人に、というより彼のファンにとって悲劇の夏だねー、全く(^-^;


2001年08月14日(火) 消えモノ。


昨夜は関門の花火を観に行った。今年最後の花火見物かな。
九州でも最大規模。一時間で一万五千発、休みなしにただひたすら(笑)
海峡を挟んで、本州最南端と九州最北端の両岸で同時打ち上げ。
こっちが上がったと思ったら次は対岸、観る方も大変なんである(笑)
まるで、テニスの試合観戦中みたい。左右に首の揺れ続ける観覧席(笑)
必死にビデオに取ってるパパもいたけど、意味ないと思うんだよなぁ(-_-;)
。。。花火って、観てると胸がきゅんとする。
綺麗だから、じゃなく、後に何も残さないから。
一瞬で消えてゆくから切ない。
だから、ビデオなんかに録画しても意味ないと思うのよ。
この花火は今夜だけのもの、来年花開くものとはまた違う。
そもそも、素人録画じゃ大して撮れてるとも思えないんだけど(笑)


彼は翌日も休日出勤でそのまま新幹線に飛び乗り、自分もお盆は出勤(うちの会社は7〜9月の好きな時に夏期休暇を取っていいことになっている)なので、余韻に浸る間もなく帰って爆睡(笑)。
明け方4時に携帯にメールが入って起こされる(怒)。
昨日の花火の実行委員会に入ってる友達(ヤツは根っから花火好きで、1年中全国の花火を追っかけている男である(笑))からで、今後かたづけが終了して家に着いたとのこと。
そうだよねぇ、花火が終わって客が引けば、後に残るはゴミと拾得物の山なんだよねぇ。。。(^-^;
件の大事故で、警備も凄く神経質になってて、駅も入場制限かけてたし。色々、見えない苦労も多いんだろうな。
ホント、お疲れさまでした。一夜の夢をありがとうv
(。。。だけどさー、こんな時間にメールするのは止めてくれってばよー(-_-;)起きちゃうからー(泣))





眠い目をこすりつつ暇な会社に出勤、定時でさよなら。(笑)
帰り道、何度目かの決意も新たに本屋へ。
お目当てのブツはすぐに見つかる、平積みが残り3冊程度。
うわー、欲しいよー、めちゃカワイイよー!(;>ω<)/
だけど、だけど。。。
もう何度もこうしてウロウロしてんのに、どうしてもレジに持ってけないの、
石川梨○写真集。。。(ぽ)
くそう、カワイイ。。。かわいすぎるよチャーミー石川!(>ω<)
オーディションの頃からヒソカに一押ししてたもんv
(つ○くは吉沢ベタ誉めだったけど(笑)いや吉沢も確かに可愛いんだけどさ、色気がないんだよねぇ、何か。。。)
とりあえず今日も敗北(泣)
こ、今度はちょっと遠くまで脚延ばそう。。。(-_-;)


消えモノ代表みたいなモー○。
だけど、アイドルはすぱっと消えてくれた方がいいなぁ。夢だけ残して(笑)
いや、アイドルに限らずか。
某番組で王子様コスプレやったり、ハゲヅラ被ったり、子犬のような視線で下から見上げていたりするアナタの姿を見ると、もう泣きたくなります、河○隆一さん!(号泣)
(昔のあの、思い切りイッちゃってた、触れれば切れそうな白目は何処にいっちゃったのぅ〜(泣))
そりゃ10年も経てば人間誰だって変わるものだけどさー、それにしたってアンタ、変わりスギ!(;>ω<)/
それからいくと、B'zなんかホント、変わらない方だね。ライブでもしみじみ思った。
歳は確かにとってるし(笑)、声質も、歌詞の内容も変わってきてる(でもレベルは酷いまま(笑))けど、あのサブイボたちそうなどえらいファッションは10年間健在だ!(笑)
稲葉の衣装って、”派手”とか”エロ”とかじゃなくて、”オバハンモード”なんだよな。。。
高架下で売ってる、それこそ頭にネットかぶった大沢家○婦協会の皆さんが喜んで着てそうな(笑)。
カチコチのルナ・マティーノから一転してのあのファッション、それが普遍だってのもある意味偉大だ。
シングル連続初登場1位記録樹立なんてのより、遙かにずっと(笑)


永遠なれ、オバハンロッカー!(笑)







ええ、こんなこと言ったって、私はちゃーんとB'z愛してますんv  リ、リューイチも。。。す、少しは(笑)

2001年08月11日(土) トンネルのむこうは。


『トンネルのむこうは、不思議の町でした。』
。。。イトイ氏謹製だっけ?このコピー。
もう全然、”観たい”という気を起こさせないテキスト(笑)
もっとも『千と○尋の神隠し』なんてネムいタイトル自体、大失敗だったんじゃないかと思うのだけど(^-^;


という訳で、観て参りました、宮崎アニメ最新作。
まさか、金払ってまでジブリ作品観にいくことになろうとは夢にも思わなかったなぁ。。。(そもそも、アニメ映画に金払うこと自体何年ぶりだったのか。。。)
しかも、こんなに大満足で帰ってこれるとは!

そう、私は(従来の)宮崎作品はあまり好きじゃなかった。
ヒロインに共感ができない事が多いので、どうしても話の内に入り込めないのだ。
どうして彼女はこんなに必死に闘ってるんだろう?何を探そうとしてるんだろう?周りはどうしてそんな彼女を護ろうとするんだろう?とか考えてるうちに、総てが終わってしまう(笑)
ストーリィ自体は感動的なんだけど、キャラクターの行動にそれまでに築かれた過去や背景がどうしても見えないのだ。ただ、書き手の都合の良いように動かされてるだけの気がして。
(小説で言うと、同人界でも不動の人気、高○薫が私にとってはまさに同タイプである(笑))
。。。唯一『耳をすませば』は好きだったんだけど。
(詳しい知人に言わせればあれは"正確には宮崎アニメじゃない”んだってさ。そうなの?(笑))


※以下ネタバレのオンパレードです。クライマックスに関係する部分は見えないよう表示しております。
(読みたい方はカーソル反転させて読んでくださいませ〜m(_ _)m)



今回のヒロイン・千尋は、これまでの凛として雄々しく、どれほど幼くても既に揺るぎ無い信念を持っていた他のヒロイン達とは違う。
まあ最終的には彼女も成長してゆくのだが、その過程や理由づけ(両親を救う・元の世界に戻る)がはっきり描かれているので、素直に共感できるのだ。
ブサかわいいルックスもイイv(笑)
これがナウシカ顔やクラリス顔だったら、ハクに護られたりカオナシに付きまとわれたりするシーンがまた、全く別モノに見えてしまっただろう(笑)
襷掛けまで一人で出来るようになったんだねぇ。。。なんて、ついほろり。


つーか、カオナシって全くのストーカーだよなぁ、表面的には(笑)しかもヒッキーの(笑)
でも、偶然メイキングで観た彼があまりにも可愛かったんで、映画に行く気になったんだけどね(笑)
初めは消え入りそうに細く、影も薄かった彼が次第に大きくなってゆくに連れ、これは、人間の欲望そのものの姿なんじゃないかな、と思った。
初めて自分に気づいてくれたひとに近づきたい、気づかれたい、好かれたい、もっと欲しい。
一番欲しいモノが手に入らなくて、他のもので間に合わせようとするけれど、物でもひとでも埋まらない。そうして気づけば、自分の居場所はなくなっている。
最後に自分の居るべき場所、やるべきことを教えられて、彼は嬉しそうに頷いた。
やっと見つけた、だからもうそこに千尋はいなくても構わないのである。
よかった、よかったねぇ(ほろり)。
列車に乗ろうとする千尋を追って海に飛び込むあの細い脚が、何とも言えずに愛らしかったのですv


そして、麗しのハク様(笑)メイキングでアテレコ風景観た時には恐ろしい位の棒読みで、どうなってんのかひやひやしてましたが。。。何とかなってましたね(笑)
美少年で知的で優しく、時にはクール。。。と非の打ち所のない彼でしたが、同行の知人(非オタ)曰く、『変身前より変身後の方が格好イイ〜』!(笑)まぁね(笑)
最後に明かされた彼と千尋の秘密は、全く想像していなかったオチだったんだけど、私的にはすごくすんなり納得できた。つまり、

彼が千尋に対して見せてきたあの愛情は、千尋個人に対するものじゃなく、自然が万物に対して与えてくれる無償の恩恵の、一つの現れだったのだと思うのだ。
千尋でなくて他の子供(その川で遊んだことのある、ね)でも、同じように彼は護り、導き助けようとしてくれたんじゃないだろうか。
千尋とハク様の間にあるのは、恋愛感情とはまた違うものだろうと私は思う。
千尋の年齢には何の関係もなく。(ていうか、今時の10歳は彼氏持ちも沢山いるんだろうしねぇ(笑))


トンネルの向こうの町、奪われた名前、小さい頃から自分を見守り続けていてくれたという謎の少年、それらが示すのは”記憶”とか”思い出”とかの具現化したものなんじゃないんだろうか。
凄く仲の良かった友達、顔は覚えてるのに名前は思い出せない。
嫌な記憶をいつの間にか頭の中で巧くすり替えてたり、忘れない、と誓った筈の約束は、存在そのものが抹消されてたり。
記憶の容量には限界があって、新しいものがどんどん入ってくる代わりに消えていくものもある。忘れたくない、その時にはどれほどそう願っていても。
冒頭で、千尋が握りしめていた友達からの別れの花束は、やがてあの丘の上の新しい住宅地の日常にとって変わられる。
千尋が、ハクの護る川での記憶をすっかり忘れていたように。
でも、それでもいいんだよ、とこの映画は言っているような気がするのだ。
いいんだ、忘れても。いつかふっと思い出す時もある。
そうでなくても、自分自身の中に何かは残されてるんだ。
自分も何度か引っ越しを繰り返す度、そうやって友達を切り替えることに最初は凄く罪悪感を感じてた。
だから一生懸命、一度作った絆は全部切るまいとしていたのだ、同じテンション持続して。
そんなの、当然ムリだったんだけどね(笑)
忘れても、縁が途絶えてそれは別に悪い事じゃない、と悟ったのは随分早かった(笑)
冒頭が引っ越しのシーンから始まったからなのかも知れないけど、私はあの町と現実世界とを隔てるあの河に、そういう、どうしようもない時の流れを感じたのだ。

。。。ただの曲解かも、知れないけどね(笑)


脇キャラがゴマンと出てて、それがまたどれを観てもかわいい!(>ω<)
特にススワタリとおしらさまと変身後の坊!(笑)
背景も素人目にもはっきりわかる緻密な美しさで(やっぱり、建物描写が多かったからだと思うけど)、特に湯屋のシステムは本当にうっとりしましたv
表は遊郭の雰囲気なんだよね!(故五社監督マニアとしては、やっぱり。。。じゅる(笑))
そして裏は、鄙びた昔の日本家屋。
母方の祖母の家を思い出した。やっぱり近くに川の流れる鄙びた温泉街にあって、昔は旅館をやっていたそうなんだけど。
千尋やリンが寝泊まりしている部屋のあの縁側、あんな雰囲気が確かにあった。
年を経た木の肌触りは滑らかで、雨戸が重たくて、春には壁一面にお雛様が飾られ、夏には灯籠流しを見ながら花火をした。
祖母も随分前に亡くなって、その家ももう建て変わってしまったけど。
。。。やっぱり、あの世界にはそんな記憶の匂いがする。


つーわけで、私には珍しく大満足したジブリ映画。
子供と大人で解釈(理解できるポイントの多さ)の違ってくる映画だと思うけど、それでいいんだと思うな。
経験値の差は当然だし。
非常にわかりやすく描かれた、無気力な子供(千尋)、時に子供より常識知らずになる大人(両親)。
働くということに対する意識、よく読みもせずにサインする契約書、過保護な親に自我ばかり肥大した赤ん坊、環境破壊への警鐘。
そんなもの考えずにすんなりと、冒険もの、成長もの、お伽噺として観るのもまたよし。
暗喩の好きな私なんかには色々と探り甲斐のある、なかなか濃い作品でしたv













それにしても最後まで、リンを男かも?と思ってた私って。。。バカ?(^-^;
だって妙に声が低かったし(アニメの少年声)、”俺”って言ってたし。。。
いや、見た目はちゃんと美人だったけどさー。
俺オンナ苦手だからな、自分。。。(;^_^A

2001年08月07日(火) 恥。


髪を切って10日。ようやく馴染んで来た。ふー。
翌朝なんて危うく、"ち、ちび○るこ?!"って焦ったもんな。。。汗
自分的には”なっちのちょっと短いカンジー?v(髪型が)”のつもりだったのだが、会社の男性群には"鈴木あみっぽくなった(あくまでも髪型が(笑))"という評価を下された。
そうかよ!もう過去のヒトかよ!(;>ω<)/
。。。いや、別に何でもいーんだけどさ、己のトシ考えれば。
恥を知れ、恥を!(笑)


そう言えば(一部の)世間様ではそろそろ夏の一大イベントの時期だ。
少しでも過ごしやすい天候であるようお祈りしておこう。。。サークル参加の方にも、一般参加の方にも。
(思えば晴海も幕張も有明も、一般では一度も行ったことなかったなぁ。。。)
いくらなんでも、もうオフの入稿は大半が終わってるだろうし!(笑)


本の後書きとかフリートークとか読むとよく、”最短日数!"とか"3日で仕上げた”とか”1晩で○○ページ!”とか誇らしげに書いてあるのを見かけるが。
今考えると、アレってだよな。(ええ、自分もきっちりはっきり宣言してました。イタタ。。。(笑))


同人誌を作ってるひとの大半は(絵や小説に関しての)素人さんである。
(今ではプロの方も多いだろうけれど、私個人としては、一般のひとに認知されていない特殊な媒体やジャンルにおいて仕事をしている方は、余りプロとして認識はしていないけど(^-^;)
スキルや才能に劣るその素人が、せめてその欠点カバーに使うことができる道具を持っているとしたら、それは"時間=手間暇"なんだと私は思う。
キャラへの思い入れとか愛情とが情熱とか、そんなもんはスキルあってこそ他人に伝えられるのであって、ヘタレがどんなに腹の底で唸ってみても、伝わる前に手にも取って貰えない。
巧いひとならごまかせるアラも、ベースが下手だと妙に目に付く(←実体験(-_-;))。
仮に、そうやって一晩で作られたにも関わらず、すごくハイレベルな本を読んだとしても       ああ、これでもっと時間がかけられてたら、どんなに完璧な話が読めたんだろう!と惜しく思っちゃうな、自分なら。


じゃあ、時間がかかってれば出来のイイ本なのか、っていうと必ずしもイコールじゃないことは私だってわかっている。
何よりインスピレーションに頼る作業だし、昔から、火事場の馬鹿力って諺もあるしね。アドレナリンもα波もコンスタントに出てくれる訳じゃない。
だけど、落書きと紙一重みたいに書き殴った真っ白い漫画とか、プロローグ終わったところでもう時間切れ、始まってもいないのにいきなり”続”って言われちゃうペラ小説とか(笑)、それは。
はっきり言って、出しちゃう方が恥だ。
参加イベントに発売を合わせるっていうのは、はっきり言って発行者側のエゴなのだ。
安くないスペース代払って、交通費かけて上京するイベント。新刊の有無が収支に大いに関係するのはよくわかる(←実感(笑))。だけど、読み手にはそんなの無関係だ。
キャラのBDに合わせるだの、季節ネタだの、無理に発行日を合わせても、それはただその当日限りの恩恵で。在庫を後日のイベントで買うひとや、通販利用者には何の関係もない。だけど、”本は残る”のだ。
無理に発行した穴だらけの本と、諦めて次のイベントへと発行延ばして、ゆっくり仕上げた本と。
半年後に読んだ時、捨てたくなるのはどっちだろう。捨てられるのはどっちだろう。
自分で見切りをつけるのも、”経営者”には必要なファクターだ。
そして、これがちゃんと出来るひとを、私は本当に尊敬してる。だって、自分の作品を愛してるから出来ることでしょ?
イベント落とすのなんて、ちっとも恥じゃない。


自分が本を出してる頃にこういうことを書くと、発行遅れの言い訳に取られかねない(いや、実際それもあったんだけど(笑))から今までお腹であっためてた(;^_^A
ちょうどいい機会なので、ひとこと。自分への戒めもこめて。


運悪く落としてしまった方、こういう考えのヤツもいるんだよ、ってことで。心慰めてやってください(笑)
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