セルフライナーノーツ。

2001年06月28日(木) 楽園追放。


ついに追われる日が来たのです。
此れまでの三百余日、私を護り、慰め、満たしてくれた此の場所から。
殆ど無条件に与えられる、怠惰な内緒話や密かな悪巧み。
そんななまぬるい悦びに、すっかり甘えきって居たのです。


嗚呼、すべて失って。
あたしは如何して生きてゆけば良いのだろう。









そう、明日は。
部内チームの配置換え。。。。。(-_-;)

よくお見かけする林檎テイスト(?)で嘆いてみました。(笑)

2001年06月26日(火) 五兎。


更新激しく停滞中。。。
日記を書こうとして、自分のIDすら忘れてしまってるこのていたらく。
とほ。


書きかけのものは幾つかあるのだ。
ナナカワえっちSSは8割方出来たし、BD記念MOVIEも下地は作ったし。
新井田SSも三分の一くらいは出来てるし。。。
医者川連載も2回目分くらいまでは実はもう頂いているのだ(笑)
でも、ひとつも完成してない!ぎゃー。。。!(T-T)
まるで、夏休み最終日の己を見るかのようで。ぐすん。


土曜にようやく届いた『映画は戦場だ』も天の巻しか見れてないし、(予告通り?)日曜に突進したブルガリでは欲しいロゴマニア売り切れてるし、夜からようやく読み始めたハリポタもまだ冒頭部分だし。(;¬_¬)
そのくせさっきまで見てた『Pure soul』最終回、泣きすぎて未だに頭がガンガン。。。(笑)
今現在、”二兎”どころか”五兎”くらい追っかけてる気分である。
週末までに1匹くらいは掴まえたい。。。い、1匹くらいは。(笑)


2001年06月19日(火) 上半期。


今年の上半期ももうすぐ終わり。


●TOPに同盟ひとつ増えました。
ナナカワ同盟だよおっかさん!(;>ω<)/ 主催者さまありがとう!(感涙)
落ち着けるとこが出来てよかった、同士少なくても(笑)七川やっぱり自分のベースだし。
読むもの少ないのはちょっと哀しいけど。。。でも元々あまり自ジャンルの波乗りもしないし本も読まない方だから。いっか。(笑)


●日記のタイトル変えました。
(そもそも不定期、ってとこからして既に『日記』じゃなかったしなぁ(笑))
基本的に、仕事のこととか会社のこととか、プライベートな人間関係とか(ネタになりそうな場合は別として(笑))なるべく書かずに行こう!をモットーにしてるので。中身はますます日記とはかけ離れるばかりだし。(^-^;
。。。で、『セルフライナーノーツ』(暫定)。
解説すべきことなんて、そうない日常だけど(笑)。


●7月7日は川田祭り!
七夕の川田BD(BRIより推定)をお祝いして、何かやりたいなv多分、期間限定で。勿論ノーマルにMOVIEとかも作るつもりだけど、とりあえず、別館では初のエロ(裏相当(笑))を書く予定。
バトロワ書き始めてそろそろ半年だし、もう解禁してもいいかな、と。(笑)
。。。な、長くなりすぎないよう気をつけねば!(^-^;
(↑昔は80Pエロ個人誌(小説)とかをほいほいシリーズで出していたワタクシ。。。読者さんから”。。。えっち長いですね(汗)”という感想を頂いたことも1度や2度ではない)
。。。だからといってエッチ度高いわけでもないけど。とほ。(T-T)


●もうすぐボーナス。
文字通り、雀の涙だけどね(T-T)。
ブルガリのロゴマニア狙ってたんだけどなー、こないだ某オークションで散財しちゃったし。。。(笑)
とりあえずIXY DIGITALは諦めた。
。。。とりあえず。(笑)


これでいいのかと自問しつつ、こんなふうに六月もじわじわと過ぎてゆくのだった。。。(汗)




◆本日の太郎ちゃん◆
(人気者で行こう!)→ブルーの迷彩服、超似合う!格好イイv
ぴちぴちじゃない白Tシャツもかわいいv(水鉄砲で濡れてくれればなおよし!(笑))

(MusicTribe2000)→ダンスマンコーナーのアフロ、めちゃめちゃイケてない。。。(冷汗)
パンチがあんなカンジやったらどうしよう。。。(泣)

2001年06月13日(水) ここにはいない守護天使。


ようやく梅雨らしくなってきた。
雨そのものは嫌いじゃないけど、この湿度がイヤだ。
イイ気分は半減、悪いことは2割増量になっちゃう気分。
せめて笑える映画観たいねと、選んだのが『デンジャラス・ビューティー』。ほら、おすぎも薦めてくれてるし(笑)。
結果は…◎!なんともカワイイおバカ映画。
久々に映画館で笑った。周りも笑ってた(⌒‐⌒)


何もかもセオリー通りの作品だけど、別に奇を衒えばいいってもんじゃないしね。
見終えて瞼に焼きついてるのが、ゴージャス美女達の迫力バディでもスパンコールぎんぎんのドレスでも派手なショータイムでもなく、サンドラ・ブ○ックの”しんえもんアゴ”(!)だということは否めないけど(笑)。
どんなに弄られようと、結局ヒロインの根っこはちっとも変わってない、そんなところもリアルでありまたキュートv合い言葉は”世界平和〜v(笑)”で!


話変わって、先日某ネットオークションで、深作監督のサイン入りBRメイキングビデオ『映画は戦場だ』を運良く(?)落札した。
市販されてるビデオだけどまだ未見だったし、レンタルも面倒なのでどうせセル版を購入するつもりだったのだ。
オークションでは他にもサイン入り台本やグッズ類やレア物がたくさん出てたんだけど、当然レアであればあるほどお値段も張ってるわけで。
(太郎ちゃん使用のガダルカナルなんて最終12万越したらしいし。。。ぶるぶる!(;¬_¬))
メイキングVは終了の順番が早かったこともあってそんな高額ではなかった。(最初から、定価の倍額以上出すつもり無かったし。)多分この辺で落ちるだろう、という金額で終了2分前くらいに入札。完了。(笑)
簡単だなぁ。。。以前の会社では官公庁の物品入札も担当してたけど。
仕入れと粗利の都合上、メンツ見てこりゃ落とせんわと思っても個人で頑張るわけにもいかないからねぇ。。。(笑)だから安心だとも言えるけど。(^-^;


このオークションの収益は全部、日本ガーディアン・エンジェルスに寄付される。
ささやかだけど、私のこの○日分のサラリー(笑)が、少しでも何かの役に立ってくれればと思う。心から。
商品を提供した某社からみれば、このオークションで集まった金額なんて微々たるものだろうが、それでも動かず何もしないトコロよりはきっとマシだ。要は意識。
こうしている間にも、大阪の小学校では8名が凶行により命を失った。事件の関係者以外にも、離れた場所で落胆し胸を痛め、ショックを受けている人達がいる筈だ。そう、ここにも。GAの支部は大阪にもある。
世の中狂ってるよね、と嘆きあうのは簡単だけど、それで終わらず行動できるのが、ホントに数少ない、正気の人間なんだ。分かっててもすごく、難しい事だけど。
だから頑張って欲しい。
今もきっと闘ってる、屈強な守護天使たち。


。。。でも、私の住んでるところにはまだいないのネ。。。(涙)(^-^;





2001年06月11日(月) 飾る。


本館・HITページに、ようやく1234キリリクUP。何と半年遅れ!(笑)しかもかなりの反則技!(^-^;(すみません。。。汗)
初めて造ったテキストMOVIEだけど、わりに簡単にできてすごく楽しかった!
けっこうハマりそうv文章ではどうしても限界のある”間”が、リアルタイムに表現できるってのはすごく嬉しい。
次はぽちさんとの合作で、踊るとバトロワ、1本ずつ造ってみるつもり。(あ、2ジャンル混合もいいな。。。わくわくv)


コメントにあえて”プロモビデオ風”って書いたけど、それは私の大好きだった、めちゃ映像コリまくり弄りまくりの、'80洋楽PVの話。
ストーリー仕立てになっているものが多くて、ひどい時には歌ってるアーティスト本人は数秒しか映っていないものもあった。(確かに、フィルコ○ンズ辺りなんかは声だけ聴いてる方が萌えられたりするけどね!(笑))
さすがに、青島や室井さんの映像使うわけにはいかないもので。。。(^-^;


最近のプロモって、アーティストがすごくナチュラルな格好でライブしたり、口パクで歌ったりしてるものが多いけど、私はああいうの見ててつまんない。
だって、それこそ生ライブとか歌番組でも見れるヴィジュアルなんだもん。
PVでも衣装でも、もっと造り込んだものがみたい。
だって、エンターテイメントでしょ?そのへんの道に座って歌ってる兄ちゃんと一緒じゃ、全然楽しくない。
ばりばりのヴィジュアル系(死語?)で出発しても、大衆認知≠異端の波にさらわれて、すぐに武装解除してしまう。(そんなんなら最初からフォークギターでも持って歌ってろよ!(怒))
。。。。”自然体”ってそんなに大事なもんなのかな?
その意味で、浜崎あ○みは凄いと思う。PVにしろCMにしろライブにしろ(歌はちっとも好きじゃないけど(笑))”芸人”のするべき事って何なのか、ちゃんとわかってる気がするな。その姿がたとえサイバーチックでも。(笑)


同人誌とかにしても同じ事で、私は装丁にもかなりこだわるのが好きだった。絵描きでもないのに表紙はいつも派手派手で、手に取られるまでまず小説本とは思われなかった(笑)(そして中身のレイアウトも派手派手。。。(^-^;)
装丁なんかよりも中身の充実を、というひとの気持ちもよくわかるんだけど。
私の場合、装丁にかける情熱と中身にかける情熱は全く別物なので(笑)、お互いに侵食しあうことはないのだ。
むしろ其処にあるのは、”いくらぶっさいくな娘でも成人式には振り袖着せてやりたい親心”、なのである。(←お前幾つだよ!(笑))


それで結局何が言いたかったのかというと、デ○夫人とか叶○妹とか、いわば”オンナのヴィジュアル系”(笑)な方々が、最近こぞって”ゴキ○リ殺虫剤”のCMに出演しているのは何故なんだろう、ちゅーことで。。。
。。。あれも一種の大衆化?(笑)


そして、○ビ夫人とウチのおかんは似て蝶である。。。マジで!(大汗)

2001年06月08日(金) Break On Through To The Other Side


Novelsに4000hitキリリクSSをアップ。
すんごく生煮えなSSである。ぬるい。。。ぬるすぎる〜!(;>ω<)/
『病気の川田を看病する七原』なんてお題、すごく美味しいハズなのに。ごめんなさいナミさん(T-T)
しょせん何のジャンルを書いても、”日常的ほのぼのや○い”がものすごく苦手なわたし。読むのはすごく好きなんだけどさー。。。
こんなモノUPしといて、自分の方にトランキライザーくれ!ってなカンジ(笑)。恥ずかしくて眠れん(;>ω<)。
せめてものお詫びに、ムリヤリのようにラヴラヴに締めてみた。
ちなみに桃缶は野村キリ氏のリクエスト(笑)(クリアしたよ!見返り期待してますう〜v)


途中、川田の部屋で流すCDは何がいいだろうと考え、ドアーズに決めた。
スプリングスティーンあたり聴いてんならまずハズさないだろうし、(川田や七原本人はともかく)少なくとも、あの作者の好みにはハマるんじゃないかと思う。
バトロワの世界観には。
といっても私も有名どころを何曲か聴いたことがあるくらいだったので(さすがにそこまでトシじゃない(笑))、少し詳しく調べてみた。
。。。すごい!
初めて洋楽の歌詞を”詩”だと思った(笑)
私が生まれた時にはもう伝説となっていたヴォーカル、故ジム・モリソンが”詩人”と称されたのもよくわかる。
そしてその生き様、死に様。さすが、オリバー・ストーンで映画が1本作られるだけのことはあり。
道を見失って、それでも狂気の中へと走り続けるしかなかったカリスマ。
それは小説のラストシーン、梅田のターミナルの構内を走り抜ける誰かの姿にも似ていないだろうか。
Break On Through To The Other Side.
走れ。


つうか、ドアーズ詩集。ヤフオクで落とすか!(だって絶版だし。。。安いし(笑))


連作相手の野村さんの時間がとれないので、医者川連載はもう少々お時間いただきます、ごめんなさい(;^_^A
その前に、新井田SSとキタノ・典子SSを仕上げたいなぁ。。。
最近Novels下半球ばっかり更新してるし。(笑)

2001年06月03日(日) 優先順位。


メール<FAX<電話<逢う。
10回メールくれるヒマあったら、電話して。
長電話できるんだったら、逢いにきて。
人間直接喋ってナンボでしょ?
順番、まちがえてるよ。

2001年06月01日(金) 世界で一番みじかい地平線。


けっこうな雨の降りしきるなか、『毛皮のマリー』を観にゆく。
色とりどりの傘に取り巻かれて開幕を待つその場所は、奇しくも以前の日記で書いた、あの”包丁の刺さらなかった”舞台なのであった(笑)。


三輪氏は神であった。
(自分の為に綴られた脚本を自らで演出し、主演するんだからそれも当然だ(笑)。)
舞台を見終わった後では多かれ少なかれ、”役”と”役者”の一致不一致、比較、関係性などを考えるものだけれど、今回ばかりはそれが無かった。
マリーは三輪氏そのものなのであって、巧いとか下手とか評する余地はまったくないのである。
ミッチー王子に関しては、完全に見た目のみで選ばれたな(^-^;、という感があるが、この芝居の場合それが最重要なので別にいいかな(笑)。
ただ、妙に声が掠れていたのが気になった。(美と無垢と封じられた夢の象徴である欣也という少年を演じるには、むしろルックスより声の方が重要な気がするのだけれど。)
蜷川ハムレットで観た(ような気がする)下男二人も変わらずいいスパイスになっていたし、名もない水夫は太郎ちゃんと張るくらいの肉体美(!)だし、和田勉夫人の衣装は絢爛豪華だし、うーん、濃くて重くてもうおナカいっぱい。。。になりそうなところが、意外と胃の中はさっぱりしてたりして。
それこそが、寺山修司の彼たる所以。


自分は小6で三島に傾倒した三島派(笑)だけど、寺山にも三島にも通じるのは、あの揺るぎない第三者的視点であるような気がする。どれほどに叙情的なエピソードでも、自分の一部は必ず萱の外にいて、冷えた視線でじっと中を覗き込んでいる。
三島との決定的な違いは、そこに母性の存在があること。
育み護り、支配し束縛し、記憶と時を共有する、母性。
マリーから欣也へと向けられていた母性が、ラストでは見事に逆転する。
しゃがみ込んだ欣也が静かに目を塞ぐラストには、不覚にもただ一瞬で涙が出てしまった(そしてすぐに引っ込んだ(笑))。
傍らの”母”を抱きしめるでもなく詰るでもなく、ただ、僅かな距離を置いて同じ仕草をとるしか術のない少年。
その哀しいスタンスに、この世界のすべてが集約されている。


とかなんとか長ったらしく書いているけど(笑)、一番のhitは美少女・紋白を演じた若松武史氏!(>ω<)
もう、問答無用で100点さしあげる!(笑)
(てゆーか、紋白ポスター作ってくれてたら即!買ったのに。。。!(;>ω<)/)
あの動き、あの衣装!(あ、あれもワダエミデザインなのか。。。?(^-^;)
TVでもよく見かける役者さんではあるが、この品の作り方、どこかで。。。?と思ったら、そうだ!『パラダイス・サーティ』でゲイのママ役やってたんだった!と思い出してようやくすっきり。(笑)


帰宅してちょっとネットに繋いだら、大好きなコナンサイトさまの裏キリを踏んでしまい、さらに舞い上がる!(笑)。
。。。欲望の地平線は、果てしなく遠い。
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