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■ ひとりで強く生きるってこと。
年度の最後は、自分にとって重たい日となってしまった。
四年間の通い仕事で、人も異動し、部署や業務も変わり、たくさんの壁にぶつかりつつも、ほんとうに多くの方に支えていただいたこと。 うまくことばにならないくらいの感謝と温かい気持ちにあふれ泣きそうだった。
そんなとき、昼休みの歓送迎会直後に大切な方の訃報をきいた。
十数年前からものすごくお世話になっている方で、わたしのアフリカキャリア形成にとってとても重要な方だった。ちょうど歓送迎会のスピーチでそのころの話をした直後だった。
よりによって、こんな日に。
トイレで大泣きして、デスクに戻ってもまだ泣いてたことを、周囲のひとは気づいていただろう。 あまりの喪失感、孤独感。 泣き腫らした目をごまかすように、笑顔でお菓子を手に挨拶回りをした。怒涛のように残務を片付けた。
終電前の市ヶ谷、酔ったサラリーマンで溢れる街を、大荷物抱えてわんわんと泣きながら歩いた。
あんまりだ。
ほんとのほんとに、わたしは自分の心と身体だけで、社会と向き合い、アフリカと向き合い、仕事を創り、人生をかけてそれを全うしていかなければならないということか。 ひとり、自分の足で立てということか。
せめて。
明日までは、子どもみたいに泣いて、甘えたメンタリティでいさせてほしい。
月曜日の朝がきたら、わたしは強く生きるから。
2012年03月31日(土)
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