あふりかくじらノート
あふりかくじら



 旅のお供。

いつも、旅のお供につれていく文庫本選びには非常に慎重になる。

まぁ、直感が外れて失敗することもあるんだけれど、大正解!なんていう本もある。

つまり、正解、っていっても、その旅のときの自分のメンタル状態にしっくりくるか、必要だったかどうかという観点。
(そういう意味で、去年の旅の「食堂かたつむり」はめちゃくちゃ大正解だった。わたし、あの本の中の多くの言葉や気持ちが必要だったのね)


で。

今回はこちらの本です。

ブックカバーは、梅田洋品店さんのもの。かわいいでしょ。

え?中身?

ヒミツ。





2011年01月09日(日)



 シンプル。

ブログにも少し書いたんだけど、最近の断捨離だなんだって流行しているなかでも、心に響く言葉が多かったのはこの本だと思う。

もちろん、100%すばらしいと言いたいわけではないんだけれど、ところどころ私には実践できないなーという考え方の違いもみられたけれど、それでもこのひとのシンプルでうつくしい生き方はすとんと心に落ちてきたよ。


ここ一年、わたしの人生はほんとうに大きく変わった。

最初、「そうじ力」から始まって自分なりにいろいろやってきたら、ほんとうにメンタル面に大きな変化があって、人生変わったといっても過言ではないと思う。


たくさんの本が出ているけれど、いちばん大切なのはそれらを自分の人生の中に落とし込み、こころのなかにすとんと来たことを自ら実践し、自分のものにしていくことだ。


この類のどの本にも共通していると思うのだけれど、要は自分軸でものごとをとらえるということだ。他人でも、モノでもない、自分。

そのモノ、あるいはものごとが好きかどうか。
これからの自分の人生に必要なものかどうか。

これだけだ。

だから、「断捨離」本やその類の本を買ってきて鵜呑みにしているようでは、単に余計なお荷物を増やしているだけに他ならないと思う。
自分に必要なものを少し心に訊いてみる。

そしたら、シンプルでうつくしい答えが、きっと出てくるよ。


シンプルライフは、とても時間がかかるものだと思う。

でも、一年間いろんなことを実践してきて、わたしは自分自身の人生にどんどん近づいている気がしてる。

そして、いろんなことにワクワクしてる。


だから、ここに書き留めておきます。



シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう
シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう


2011年01月08日(土)
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