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■ あの海を見たい、浦安の。
ほんとうは、ひとりきりの週末、浦安のあの海を見て、海風に吹かれながら甘ったるいフィズでも呑みたいものだ。
よくひとりで座っていた、あの街の端っこの海。 遠く1,000キロ先の小笠原と、そこを訪れるくじらのことを考えながら。
そういう自分を夢想する。 (…というか、酒が呑みたいんかね、こりゃ)
ハラレの日本人が「日本人会の忘年会」などといってはしゃぐころ、わたしはひとりの休日を過ごす。(日本人会というものはキライなのだ。日本人会に入っていないと言うとびっくりされるが、ナゼ?)
日用品を買う。インディゴ・ツリーのオーガニック石鹸。クリックスでシャンプーとコンディショナー。いずれも香りの良いものを店の中で座り込んでまで選び抜く。そして山崎まさよしをがんがんに歌いながらドライブして、カルテックスでガソリンを。 たまりにたまったビール等の空き瓶をお気に入りのかごにつめ、SPARのEMPTY引取り所に持ち込む。1,600ジンバブエドルのリファンドなり。金よりも、数が減ったのがうれしい。(あと何往復しなきゃいけないかは考えない。山のような酒盛りのあとがうちにはあるの…100本?もっと?)
クリーミー・インのバニラ・アイスをひとりぶん買い、ステアーズ・チキンでジャンク・フードを購入し、帰宅後摂取。ミネラル・ウォーターを一気飲み。
おもむろに報告書を書き進め、気が狂ったような午後を過ごしたら、何とか完成の目途がついてきた。バンザーイ。現在約15,000字也。長すぎ。死にそう。あと2,000字は増える予定。ふふ。あとはオチをつければ良しと。 しかし、今日の報告書執筆の勢いはすごかった。クレイジーって感じ。
もう、開き直ったのか、今朝狂ったようにがつんがつんとショパンを弾きながら(ご近所のおばあさま方ゴメンナサイ)泣いたのがこころをすっきりさせたのか、報告書は順調。愛するだーりんさまにもお電話。一瞬、仕事の邪魔した。ハンセイ…。
ともかくやるべし。 日常の細かな物事を。ひとつひとつ、物事を正しい方向に導いていくべし。丁寧に考えるべし。正直言って、裏切りはやはり許せない。そして暴力は、やっぱり許せない。だからわたしはそれなりの決断を下します。
夕方、車をじゃぶじゃぶ洗ってすっきり。田舎道を底をすりながらいったのが、はっきり傷になっているじゃないの。でも、わたしと仲良くしてね、カローラ。ずいぶんわかりあえてきたし。ごしごし。
お気に入りのフラットが、また夕暮れに包まれていく。 全体的に大きくはないけど、メインベッドルームはとても広くて巨大なベッド(三人は眠れる)があって、白いタイル張りのバスルームには小さいけどシャワーのついたバスタブがある。朝には、とてもまぶしい太陽の光が差し込む。 ゲスト・バスルームとシャワールーム、それからゲスト・ベッドルームには感じのいいカーテンとベッド。広いリビングルームは天井が高くて、三角屋根のそのままの形をしている。ここにフジコ・ヘミングがうつくしく響くのである。 そして、レンタルのピアノと、ソファセット、テレビとステレオ、ワインを12本収納できるキャビネやショナ彫刻がある。 キッチンはきれいで機能的、くじら好みのカウンターがついている。そこにはこれまたお気に入りのオレンジ色のゾウさんがいる。(ミクシィの写真参照)
土曜日。 やはりわたしは書くことによって救われ、生かされる。 そして書くときは苦しむ。ことばが降ってくるときも。 だけど、こうするしかない。 そして、アフリカでこうしていることが、何よりもいちばん良い精神状態でいられるのだ。
さ、報告書の最終章です。とても楽しい。ほんとうに。
ときに、日本のショット・バーが恋しくなった。 どこかすてきで落ち着いた小さなショット・バーのカウンターで、とびきり美味くてまろやかなカクテルをいただきたい。
やっぱり酒か。
2006年12月09日(土)
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