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■ 7月最後の19時に。
一ヶ月間。 この一月の間だけ、ある場所で研修を受けていた。 初めてのオフィスで、毎日坐っていた。 29日(金)はその最終日。 今までいろんなところで働いたけれど、 この経験はわたしの人生のなかで 珍しいものと思う。
もう、あのオフィスで働くことはない可能性が 高いんだろう。
フレンドリーなひとびと。 雰囲気の良いオフィスの空気。 ネガティブな先入観と合致してやっぱりと思うことも、 なるほどと思うことも多かったが、 新しい環境はフレッシュだったし、個人的に言えば 非常にネガティブだったところの偏見から解放され、 いい意味でもう少し現実が見えた気がする。 いままで知らなかったこと。
担当の方のお人柄もとてもよく、安心した。 これから某国に赴任しても、 何とかやっていけるかもしれない。
一ヶ月だけ。 わかってはいたけれども。
京葉線が地下から高架へとのぼり、 カーブを描く。 窓ガラス越しに、白く煙る夏の19時の空と運河。
また、ひとりになったと思った。
旅の荷物を抱えて。
2005年07月29日(金)
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