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暇人は、また京都を訪ねる。傷ついたとき、行き詰まったときには、故郷へ。涙で枯れた心を潤すため、飛べない羽を癒すため。理由はなんであれ、休日は、故郷を訪れたい気持ちにさせる。といっても京都は実際の故郷ではないし、いま特別行き詰まっているわけでも新しく傷ついたわけでもないんですけどね。それでもこういう「帰る」場所が誰にでもあっていいと思う。それだけなんですよ。
前から何度も言ってるんですが。芸術家は作品がすべて、だと思っています。深い意味などありません。生み出された作品を、良いと思うか何も思わないか、それだけが問題なのであって、その作者の思想や人物像、嗜好、性癖などとは完全に遮断してしまうべきだと思うのです。個々人の世界観から作品が作られ、作品に現れるとしても、それは鑑賞する側の想像に留めておくべきだと思います。まして私生活を覗き見するようなことはしてはいけない。
暇人は今日は大阪堀江へ参ります。
京都にモートン氏を訪ねる。たいした事は無いロシアのみやげ話をして、昨夏訪れたバーモントの現在について聞く。短期間の間に、予想以上に英語を、英単語から感覚までも忘れていることに気付く。まあこういうのは、また思い出せば定着する。思い出す機会があれば。
トチ狂って、過去の日記を削除しまくる。そして、いっそ今気持ちをかき乱す記憶が、目を閉じたその瞬間に、手を叩いた瞬間に、消えてなくなればいいのにと思う。
勤務先でOと話した。黒髪と、須磨で焼いたという肌色が、爽やかな性格をいっそう爽やかに見せる。いつ会っても、なんというか等身大を感じるというか素な印象が話していても心地良く。実は彼女もCAファンだったことを今日知る。SAYYESで興味をもちそれ以来CA一筋で、最近はASKAの方がよく聞くという点をとっても、同じ奇跡を?歩んできた気がして、思いがけずこんな小さい会社だけど会えたのはちょっと嬉しかったですね。互いに驚く。IDTourにも行ったそうなので、大阪城ホールで会ってたのかもしれないね、と。また話しましょう。過去にCAファンの友達は覚えている限りで3人くらいしか居なかったからね。そしてその誰もが、私のせいだったり、自然にだったりという理由で離れて行ってしまったからね。それでもCAはやはり側にある。
苦いですね。時に辛いこともあります。でも、塩味や顔面から汗がでるくらいの激辛風味も、結構好きな方なので、今は味わっていようと思います。
スケジュール自体はそんなに忙しいものではないのですが、とにかく頭と体が鈍ってついていけません。パソコンも暑さのせいなのか、半死の状態です。1行分くらいキーボードを打ってから、その後徐々に文字が表れ出るというスピードです。
さすがに、昨日までの酷暑と比べれば涼しい一日でしたね。久々に昼まで寝て、濃いコーヒーを2杯続けて飲んで、それからピアノに向かう。
貴方なしでは生きられません。なんて誓っておきながら、どうして一人で今生きているのだろう。笑いもせず、泣きもせず。
通勤ラッシュの時間帯に、神戸に行かなければならない。
川村
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